JPH07122315A - 電気的接続治具及びこの治具を用いた電気的接続方法 - Google Patents
電気的接続治具及びこの治具を用いた電気的接続方法Info
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- JPH07122315A JPH07122315A JP5267058A JP26705893A JPH07122315A JP H07122315 A JPH07122315 A JP H07122315A JP 5267058 A JP5267058 A JP 5267058A JP 26705893 A JP26705893 A JP 26705893A JP H07122315 A JPH07122315 A JP H07122315A
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/325—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】作業の効率に優れ、フレキシブル基板やリジッ
ド基板に損傷を与えず、接続のためのスペースの利用効
率に優れた電気的接続治具とこの治具を用いた電気的接
続方法を提供すること。 【構成】本発明の電気的接続治具は、支持板１と、ラチ
ェットピン３と、バネ部を有する金属板２と、ガイドピ
ン１３とを設ける治具と、この治具を用いて、フレキシ
ブル基板４と、リジッド基板８の、それぞれに設けられ
た端子部を互いに接触するように重ね、前記治具のガイ
ドピン１３が、それぞれに設けられた端子部の位置を固
定するようにフレキシブル基板４とリジッド基板８とを
貫通し、前記治具のラチェットピン３が、少なくともリ
ジッド基板８を貫通し、かつ、前記治具のバネ部を有す
る金属板２と共に、それぞれの基板の各端子部を互いに
一定の押圧力で接触させるように付勢すること。
ド基板に損傷を与えず、接続のためのスペースの利用効
率に優れた電気的接続治具とこの治具を用いた電気的接
続方法を提供すること。 【構成】本発明の電気的接続治具は、支持板１と、ラチ
ェットピン３と、バネ部を有する金属板２と、ガイドピ
ン１３とを設ける治具と、この治具を用いて、フレキシ
ブル基板４と、リジッド基板８の、それぞれに設けられ
た端子部を互いに接触するように重ね、前記治具のガイ
ドピン１３が、それぞれに設けられた端子部の位置を固
定するようにフレキシブル基板４とリジッド基板８とを
貫通し、前記治具のラチェットピン３が、少なくともリ
ジッド基板８を貫通し、かつ、前記治具のバネ部を有す
る金属板２と共に、それぞれの基板の各端子部を互いに
一定の押圧力で接触させるように付勢すること。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブル基板とリ
ジッド基板の接続用治具及びその使用方法に関する。
ジッド基板の接続用治具及びその使用方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】フレキシブル基板とリジッド基板とを電
気的に接続する方法には、半田による接続する方法、コ
ネクタを介して接続する方法、異方導電フィルムを介し
て接続する方法、該両基板の平坦な銅箔面を互いに接触
させ、棒状の弾性体でフレキシブル基板の裏面から押さ
え付け、該弾性体をネジ等によりリジッド基板に固定し
接続する方法、及びフレキシブル基板に半球状の突起を
設け、それに対応した形状を持った弾性シートでフレキ
シブル基板の裏面より押さえ付け、固定し接続する方法
等がある。
気的に接続する方法には、半田による接続する方法、コ
ネクタを介して接続する方法、異方導電フィルムを介し
て接続する方法、該両基板の平坦な銅箔面を互いに接触
させ、棒状の弾性体でフレキシブル基板の裏面から押さ
え付け、該弾性体をネジ等によりリジッド基板に固定し
接続する方法、及びフレキシブル基板に半球状の突起を
設け、それに対応した形状を持った弾性シートでフレキ
シブル基板の裏面より押さえ付け、固定し接続する方法
等がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の接続方法は、製品を組み立てる途中で接続確認を行う
ために取り外したい場合や、部品の不良等で一度接続し
たフレキシブル基板を取り外したい場合、作業が困難で
あったり、作業に時間がかかる。また、外した後にもう
一度接続をしなければならず、作業に多くの時間を費や
していた。例えば、一旦、半田による接続や異方導電フ
ィルムで接続すると、取り外すのは困難であり、場合に
よっては、フレキシブル基板やリジッド基板を破損して
しまう。コネクタを介する方法は、まずコネクタをリジ
ッド基板に半田付けしなければならず、更に、フレキシ
ブル基板を挿入後、フレキシブル基板を固定する部分の
挿入作業が必要となる。弾性体をネジ等で固定する方法
は、ネジの抜き差しに時間がかかる。さらに、フレキシ
ブル基板に半球の突起を設ける方法は、コネクタによる
方法等と比較して接続部分のサイズが大きくなり、相手
リジッド基板の接続部や箇体等もサイズが大きくなると
いう課題があった。
の接続方法は、製品を組み立てる途中で接続確認を行う
ために取り外したい場合や、部品の不良等で一度接続し
たフレキシブル基板を取り外したい場合、作業が困難で
あったり、作業に時間がかかる。また、外した後にもう
一度接続をしなければならず、作業に多くの時間を費や
していた。例えば、一旦、半田による接続や異方導電フ
ィルムで接続すると、取り外すのは困難であり、場合に
よっては、フレキシブル基板やリジッド基板を破損して
しまう。コネクタを介する方法は、まずコネクタをリジ
ッド基板に半田付けしなければならず、更に、フレキシ
ブル基板を挿入後、フレキシブル基板を固定する部分の
挿入作業が必要となる。弾性体をネジ等で固定する方法
は、ネジの抜き差しに時間がかかる。さらに、フレキシ
ブル基板に半球の突起を設ける方法は、コネクタによる
方法等と比較して接続部分のサイズが大きくなり、相手
リジッド基板の接続部や箇体等もサイズが大きくなると
いう課題があった。
【０００４】特に量産品においては、数多くの製品を組
み立てていくため、わずかの時間のロスが累積して多く
の時間を費やし、生産効率を低下させる。
み立てていくため、わずかの時間のロスが累積して多く
の時間を費やし、生産効率を低下させる。
【０００５】本発明は、作業の効率に優れ、フレキシブ
ル基板やリジッド基板に損傷を与えず、接続のためのス
ペースの利用効率に優れた電気的接続治具とこの治具を
用いた電気的接続方法を提供することを目的とする。
ル基板やリジッド基板に損傷を与えず、接続のためのス
ペースの利用効率に優れた電気的接続治具とこの治具を
用いた電気的接続方法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の電気的接続治具
は、支持板１と、ラチェットピン３と、バネ部を有する
金属板２と、ガイドピン１３とを設けることを特徴とす
る。
は、支持板１と、ラチェットピン３と、バネ部を有する
金属板２と、ガイドピン１３とを設けることを特徴とす
る。
【０００７】このような治具を用いて、フレキシブル基
板４と、リジッド基板８の、それぞれに設けられた端子
部を互いに接触するように重ね、前記治具のガイドピン
１３が、それぞれに設けられた端子部の位置を固定する
ようにフレキシブル基板４とリジッド基板８とを貫通
し、前記治具のラチェットピン３が、少なくともリジッ
ド基板８を貫通し、かつ、前記治具のバネ部を有する金
属板２と共に、それぞれの基板の各端子部を互いに一定
の押圧力で接触させるように付勢することができる。
板４と、リジッド基板８の、それぞれに設けられた端子
部を互いに接触するように重ね、前記治具のガイドピン
１３が、それぞれに設けられた端子部の位置を固定する
ようにフレキシブル基板４とリジッド基板８とを貫通
し、前記治具のラチェットピン３が、少なくともリジッ
ド基板８を貫通し、かつ、前記治具のバネ部を有する金
属板２と共に、それぞれの基板の各端子部を互いに一定
の押圧力で接触させるように付勢することができる。
【０００８】さらに本発明の電気的接続治具は、支持板
１の一方の面に、ラチェットピン３と、支持板１と同時
に成形されたバネ１６と、ガイドピン１３とを設けるこ
とを特徴とする。
１の一方の面に、ラチェットピン３と、支持板１と同時
に成形されたバネ１６と、ガイドピン１３とを設けるこ
とを特徴とする。
【０００９】このような治具を用いて、フレキシブル基
板４と、リジッド基板８の、それぞれに設けられた端子
部を互いに接触するように重ね、前記治具のガイドピン
１３が、それぞれに設けられた端子部の位置を固定する
ようにフレキシブル基板４とリジッド基板８とを貫通
し、前記治具のラチェットピン３が、少なくともリジッ
ド基板８を貫通し、かつ、前記治具の支持板１と同時に
成形されたバネ１６と共に、それぞれの基板の各端子部
を互いに一定の押圧力で接触させるように付勢すること
ができる。
板４と、リジッド基板８の、それぞれに設けられた端子
部を互いに接触するように重ね、前記治具のガイドピン
１３が、それぞれに設けられた端子部の位置を固定する
ようにフレキシブル基板４とリジッド基板８とを貫通
し、前記治具のラチェットピン３が、少なくともリジッ
ド基板８を貫通し、かつ、前記治具の支持板１と同時に
成形されたバネ１６と共に、それぞれの基板の各端子部
を互いに一定の押圧力で接触させるように付勢すること
ができる。
【００１０】いずれの場合でも、フレキシブル基板４の
端子部が、リジッド基板８の側に向かって突出した構造
であれば、接触のための付勢が容易となり好ましい。
端子部が、リジッド基板８の側に向かって突出した構造
であれば、接触のための付勢が容易となり好ましい。
【００１１】本発明に用いる支持板１、またはバネ機能
を有するピン１６の材質は、プラスチック、例えば、変
成ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネート、アクリロニトリルブタジエンスチレン等が
使用出来る。また、バネ部を有する金属板２の材質は、
りん青銅、ステンレス等が使用出来る。
を有するピン１６の材質は、プラスチック、例えば、変
成ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネート、アクリロニトリルブタジエンスチレン等が
使用出来る。また、バネ部を有する金属板２の材質は、
りん青銅、ステンレス等が使用出来る。
【００１２】ラチェットピンの形状は支持板１に対して
テーパーをかけるか、ピンの途中に突起を付け、引き抜
き治具１５を挿入すればピンが内側に動きリジッド基板
の穴９から外れるような形状が好ましい。バネを有する
金属板は、フレキシブル基板の導電パターン７に対応す
る様にバネ部を分割すると良好な接続が得られる。
テーパーをかけるか、ピンの途中に突起を付け、引き抜
き治具１５を挿入すればピンが内側に動きリジッド基板
の穴９から外れるような形状が好ましい。バネを有する
金属板は、フレキシブル基板の導電パターン７に対応す
る様にバネ部を分割すると良好な接続が得られる。
【００１３】
【作用】本発明の構造とすることにより、この治具を取
り外す場合は、リジット基板の治具を固定している面の
反対側に突出しているラチェットピンの先端を、リジッ
ド基板に設けた穴の中心側に、指や専用の治具で押し込
むだけで簡単に外せるため、効率が良い。
り外す場合は、リジット基板の治具を固定している面の
反対側に突出しているラチェットピンの先端を、リジッ
ド基板に設けた穴の中心側に、指や専用の治具で押し込
むだけで簡単に外せるため、効率が良い。
【００１５】
【実施例】実施例１ 図２に示す治具を、ポリカーボネートで作成し、バネを
有する金属板２をリン青銅で形成したものを用いた。フ
レキシブル基板４として、図１（ｂ）に示すように、ポ
リエチレンテレフタレートを延伸したフィルムに銅箔を
接着剤で貼り合わせたフレキシブル基板用基材の、回路
７とならない不要な銅箔をエッチング除去し、端子部５
以外の箇所をソルダーレジストインクを塗布して絶縁化
したものを用いた。さらに、治具のガイドピン１３に相
当する位置に、ガイド穴６を設けた。リジット基板とし
て、図１（ｃ）に示すように、紙フェノール基材に銅箔
を貼り合わせた銅張り積層板の、回路１０とならない不
要な銅箔をエッチング除去し、端子部１１以外の箇所を
ソルダーレジストインクを塗布して絶縁化したものを用
いた。さらに、治具のガイドピン１３に相当する位置
に、ガイド穴１２、ラチェットピン３に相当する位置に
固定穴９を設けた。この治具を用いて、図３に示すよう
に、ガイドピン１３を、フレキシブル基板４のガイド穴
６と、リジッド基板８のガイド穴１２に挿入し、ラチェ
ットピン３を、リジッド基板８の固定穴９に挿入し、治
具の支持板１をリジッド基板側に押さえ込んだ時点で、
ラチェットピン３がリジッド基板８の裏側に出て固定さ
れると同時に、フレキシブル基板４の端子部５とリジッ
ド基板８の端子部１１が接触し電気的に接続される。接
続後は、常時押さえられた状態で固定されるため、確実
な接続が維持出来る。取り外す場合は、ラチェットピン
３の先端のリジッド基板８の固定穴に引っかけている部
分を、穴の中心側に力を加えて外すか、図３に示すよう
な、支持板１の上から、ラチェットピン３を内側に押
す、取り外し治具１５を使用すればフレキシブル基板と
治具を簡単に外せる。
有する金属板２をリン青銅で形成したものを用いた。フ
レキシブル基板４として、図１（ｂ）に示すように、ポ
リエチレンテレフタレートを延伸したフィルムに銅箔を
接着剤で貼り合わせたフレキシブル基板用基材の、回路
７とならない不要な銅箔をエッチング除去し、端子部５
以外の箇所をソルダーレジストインクを塗布して絶縁化
したものを用いた。さらに、治具のガイドピン１３に相
当する位置に、ガイド穴６を設けた。リジット基板とし
て、図１（ｃ）に示すように、紙フェノール基材に銅箔
を貼り合わせた銅張り積層板の、回路１０とならない不
要な銅箔をエッチング除去し、端子部１１以外の箇所を
ソルダーレジストインクを塗布して絶縁化したものを用
いた。さらに、治具のガイドピン１３に相当する位置
に、ガイド穴１２、ラチェットピン３に相当する位置に
固定穴９を設けた。この治具を用いて、図３に示すよう
に、ガイドピン１３を、フレキシブル基板４のガイド穴
６と、リジッド基板８のガイド穴１２に挿入し、ラチェ
ットピン３を、リジッド基板８の固定穴９に挿入し、治
具の支持板１をリジッド基板側に押さえ込んだ時点で、
ラチェットピン３がリジッド基板８の裏側に出て固定さ
れると同時に、フレキシブル基板４の端子部５とリジッ
ド基板８の端子部１１が接触し電気的に接続される。接
続後は、常時押さえられた状態で固定されるため、確実
な接続が維持出来る。取り外す場合は、ラチェットピン
３の先端のリジッド基板８の固定穴に引っかけている部
分を、穴の中心側に力を加えて外すか、図３に示すよう
な、支持板１の上から、ラチェットピン３を内側に押
す、取り外し治具１５を使用すればフレキシブル基板と
治具を簡単に外せる。
【００１６】実施例２ 図５に示す治具を、ポリカーボネートで一体に成形した
ものを用いた。フレキシブル基板４として、図４（ｂ）
に示すように、ポリイミドフィルムに銅箔を接着剤で貼
り合わせたフレキシブル基板用基材の、回路７とならな
い不要な銅箔をエッチング除去し、端子部５以外の箇所
をポリイミドフィルムに接着剤層を設けたカバーレイの
端子部を打ち抜き加工し、加熱加圧して積層一体化して
絶縁化したものを用いた。さらに、治具のガイドピン１
３に相当する位置に、ガイド穴６を設けた。リジット基
板として、図４（ｃ）に示すように、ガラス布−エポキ
シ基材に銅箔を貼り合わせた銅張り積層板の、回路１０
とならない不要な銅箔をエッチング除去し、端子部１１
以外の箇所をソルダーレジストインクを塗布して絶縁化
したものを用いた。さらに、治具のガイドピン１３に相
当する位置に、ガイド穴１２、ラチェットピン３に相当
する位置に固定穴９を設けた。この治具を用いて、図６
に示すように、ガイドピン１３を、フレキシブル基板４
のガイド穴６と、リジッド基板８のガイド穴１２に挿入
し、ラチェットピン３を、リジッド基板８の固定穴９に
挿入し、治具の支持板１をリジッド基板側に押さえ込ん
だ時点で、ラチェットピン３がリジッド基板８の裏側に
出て固定されると同時に、フレキシブル基板４の端子部
５とリジッド基板８の端子部１１が接触し電気的に接続
される。接続後は、常時押さえられた状態で固定される
ため、確実な接続が維持出来る。取り外す場合は、ラチ
ェットピン３の先端のリジッド基板８の固定穴に引っか
けている部分を、穴の中心側に力を加えて外すか、図３
に示すような、支持板１の上から、ラチェットピン３を
内側に押す、取り外し治具１５を使用すればフレキシブ
ル基板と治具を簡単に外せる。
ものを用いた。フレキシブル基板４として、図４（ｂ）
に示すように、ポリイミドフィルムに銅箔を接着剤で貼
り合わせたフレキシブル基板用基材の、回路７とならな
い不要な銅箔をエッチング除去し、端子部５以外の箇所
をポリイミドフィルムに接着剤層を設けたカバーレイの
端子部を打ち抜き加工し、加熱加圧して積層一体化して
絶縁化したものを用いた。さらに、治具のガイドピン１
３に相当する位置に、ガイド穴６を設けた。リジット基
板として、図４（ｃ）に示すように、ガラス布−エポキ
シ基材に銅箔を貼り合わせた銅張り積層板の、回路１０
とならない不要な銅箔をエッチング除去し、端子部１１
以外の箇所をソルダーレジストインクを塗布して絶縁化
したものを用いた。さらに、治具のガイドピン１３に相
当する位置に、ガイド穴１２、ラチェットピン３に相当
する位置に固定穴９を設けた。この治具を用いて、図６
に示すように、ガイドピン１３を、フレキシブル基板４
のガイド穴６と、リジッド基板８のガイド穴１２に挿入
し、ラチェットピン３を、リジッド基板８の固定穴９に
挿入し、治具の支持板１をリジッド基板側に押さえ込ん
だ時点で、ラチェットピン３がリジッド基板８の裏側に
出て固定されると同時に、フレキシブル基板４の端子部
５とリジッド基板８の端子部１１が接触し電気的に接続
される。接続後は、常時押さえられた状態で固定される
ため、確実な接続が維持出来る。取り外す場合は、ラチ
ェットピン３の先端のリジッド基板８の固定穴に引っか
けている部分を、穴の中心側に力を加えて外すか、図３
に示すような、支持板１の上から、ラチェットピン３を
内側に押す、取り外し治具１５を使用すればフレキシブ
ル基板と治具を簡単に外せる。
【００１７】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の電気的
接続治具によって、以下の効果を奏する。 (1) フレキシブル基板とリジッド基板の接続がワンタッ
チで行え、接続作業時間が大幅に効率向上出来る。 (2) 治具を取り外す場合、治具側から、または治具の反
対側からでも簡単に外すことが出来るため、作業効率の
大幅な向上ができる。 (3) 従来の方法のように、半田等を一切使用しないた
め、リジッド基板やフレキシブル基板に損傷を与えず、
治具やフレキシブル基板やリジッド基板をそれぞれ繰返
し使用出来る。 (4) フレキシブル基板の端子部を突出されば、さらに、
接続作業や接続信頼性が向上する。
接続治具によって、以下の効果を奏する。 (1) フレキシブル基板とリジッド基板の接続がワンタッ
チで行え、接続作業時間が大幅に効率向上出来る。 (2) 治具を取り外す場合、治具側から、または治具の反
対側からでも簡単に外すことが出来るため、作業効率の
大幅な向上ができる。 (3) 従来の方法のように、半田等を一切使用しないた
め、リジッド基板やフレキシブル基板に損傷を与えず、
治具やフレキシブル基板やリジッド基板をそれぞれ繰返
し使用出来る。 (4) フレキシブル基板の端子部を突出されば、さらに、
接続作業や接続信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）は、本発明の一実施例を示す斜視図であ
り、（ｂ）は、本発明の方法を説明するためのフレキシ
ブル基板の一部を示す斜視図であり、（ｃ）は、本発明
の方法を説明するためのリジッド基板の一部を示す斜視
図である。
り、（ｂ）は、本発明の方法を説明するためのフレキシ
ブル基板の一部を示す斜視図であり、（ｃ）は、本発明
の方法を説明するためのリジッド基板の一部を示す斜視
図である。
【図２】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図３】本発明の一実施例の実施形態を説明するための
断面図である。
断面図である。
【図４】（ａ）は、本発明の他の実施例を示す斜視図で
あり、（ｂ）は、本発明の方法を説明するためのフレキ
シブル基板の一部を示す斜視図であり、（ｃ）は、本発
明の方法を説明するためのリジッド基板の一部を示す斜
視図である。
あり、（ｂ）は、本発明の方法を説明するためのフレキ
シブル基板の一部を示す斜視図であり、（ｃ）は、本発
明の方法を説明するためのリジッド基板の一部を示す斜
視図である。
【図５】本発明の他の実施例を示す正面図である。
【図６】本発明の他の実施例の実施形態を説明するため
の断面図である。
の断面図である。
１．支持体 ２．バネを有する
金属板 ３．ラチェットピン ４．フレキシブル
基板 ５．フレキシブル基板の端子部 ６．フレキシブル
基板のガイド穴 ７．フレキシブル基板の回路 ８．リジッド基板 ９．リジッド基板のガイド穴 １０．リジッド基
板の回路 １１．リジッド基板の端子部 １２．リジッド基
板のガイド穴 １３．ガイドピン １５．取り外し治
具 １６．支持板１と同時に成形されたバネ
金属板 ３．ラチェットピン ４．フレキシブル
基板 ５．フレキシブル基板の端子部 ６．フレキシブル
基板のガイド穴 ７．フレキシブル基板の回路 ８．リジッド基板 ９．リジッド基板のガイド穴 １０．リジッド基
板の回路 １１．リジッド基板の端子部 １２．リジッド基
板のガイド穴 １３．ガイドピン １５．取り外し治
具 １６．支持板１と同時に成形されたバネ
Claims (5)
- 【請求項１】支持板１と、ラチェットピン３と、バネ部
を有する金属板２と、ガイドピン１３とを設けることを
特徴とする電気的接続治具。 - 【請求項２】支持板１の一方の面に、ラチェットピン３
と、支持板１と同時に成形されたバネ１６と、ガイドピ
ン１３とを設けることを特徴とする電気的接続治具。 - 【請求項３】フレキシブル基板４と、リジッド基板８
の、それぞれに設けられた端子部を互いに接触するよう
に重ね、支持板１の一方の面にラチェットピン３とバネ
機能を有するガイドピン１６を設けた電気的接続治具の
ガイドピン１３が、それぞれに設けられた端子部の位置
を固定するようにフレキシブル基板４とリジッド基板８
とを貫通し、前記治具のラチェットピン３が、少なくと
もリジッド基板８を貫通し、かつ、前記治具のバネ機能
を有するガイドピン１６と共に、それぞれの基板の各端
子部を互いに一定の押圧力で接触させるように付勢する
ことを特徴とする電気的接続方法。 - 【請求項４】フレキシブル基板４と、リジッド基板８
の、それぞれに設けられた端子部を互いに接触するよう
に重ね、支持板１の一方の面にラチェットピン３とバネ
部を有する金属板２とガイドピン１３とを備えた電気的
接続治具のガイドピン１３が、それぞれに設けられた端
子部の位置を固定するようにフレキシブル基板４とリジ
ッド基板８とを貫通し、前記治具のラチェットピン３
が、少なくともリジッド基板８を貫通し、かつ、前記治
具のバネ部を有する金属板２と共に、それぞれの基板の
各端子部を互いに一定の押圧力で接触させるように付勢
することを特徴とする電気的接続方法。 - 【請求項５】フレキシブル基板４の端子部が、リジッド
基板８の側に向かって突出した構造であることを特徴と
する請求項３または４に記載の電気的接続方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5267058A JPH07122315A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 電気的接続治具及びこの治具を用いた電気的接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5267058A JPH07122315A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 電気的接続治具及びこの治具を用いた電気的接続方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07122315A true JPH07122315A (ja) | 1995-05-12 |
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ID=17439453
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP5267058A Pending JPH07122315A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 電気的接続治具及びこの治具を用いた電気的接続方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07122315A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2344474A (en) * | 1998-11-12 | 2000-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Attaching flexible PCB to rigid PCB |
| JP2005019844A (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-20 | Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd | 電子部品の取付構造及び回転式電子部品 |
| JP2006179788A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd | 電子部品の取付構造及び回転式電子部品 |
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| JP2011249312A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-12-08 | Jsr Corp | 電子部品、電子部材の接続方法および回路接続部材 |
| US8359734B2 (en) | 2007-09-05 | 2013-01-29 | Cisco Technology, Inc. | Alignment jig for electronic component |
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| JP2016535446A (ja) * | 2013-12-06 | 2016-11-10 | コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングＣｏｎｔｉ Ｔｅｍｉｃ ｍｉｃｒｏｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ ＧｍｂＨ | 複数の導電路の複数の電気的接点との接続装置 |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP5267058A patent/JPH07122315A/ja active Pending
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