JP2003257520A - 押し当て式基板用コネクター - Google Patents
押し当て式基板用コネクターInfo
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- JP2003257520A JP2003257520A JP2002058137A JP2002058137A JP2003257520A JP 2003257520 A JP2003257520 A JP 2003257520A JP 2002058137 A JP2002058137 A JP 2002058137A JP 2002058137 A JP2002058137 A JP 2002058137A JP 2003257520 A JP2003257520 A JP 2003257520A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】全体として高性能を維持した状態で小型化が可
能な押し当て式基板コネクターの提供。 【解決手段】一端側にプリント配線基板10のランドパ
ターン10aに接続する固定端部15を有し、他端側に
相手側に浮き上がり、相手側電気接続用接触部の押し付
けによってプリント配線基板側に弾性変形する接触バネ
部16を有する細長形状をした多数のコネクターターミ
ナル12,12…を備え、その各コネクターターミナル
のプリント配線基板側面を、コネクターターミナルを横
切る方向に跨らせた共通の支持板13に固定し、各コネ
クターターミナル12の固定端部15をプリント配線基
板表面のランドパターン10aに導通させた状態で固着
することによって多数のコネクターターミナル12,1
2…をプリント配線基板10に平行配置に並べた状態に
設置できるようにした。
能な押し当て式基板コネクターの提供。 【解決手段】一端側にプリント配線基板10のランドパ
ターン10aに接続する固定端部15を有し、他端側に
相手側に浮き上がり、相手側電気接続用接触部の押し付
けによってプリント配線基板側に弾性変形する接触バネ
部16を有する細長形状をした多数のコネクターターミ
ナル12,12…を備え、その各コネクターターミナル
のプリント配線基板側面を、コネクターターミナルを横
切る方向に跨らせた共通の支持板13に固定し、各コネ
クターターミナル12の固定端部15をプリント配線基
板表面のランドパターン10aに導通させた状態で固着
することによって多数のコネクターターミナル12,1
2…をプリント配線基板10に平行配置に並べた状態に
設置できるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリント配
線基板からなるマザーボードに対して小プリント配線基
板を接続させる場合や、プリント配線基板のアース端子
部を導電性フレームに電気接続させる場合等、プリント
配線基板の表面に、接触バネ部を有する多数のコネクタ
ーターミナルを固定し、これに対して相手側電気接続用
接触部を押し当てることによって互いに電気接続させる
ための押し当て式基板用コネクターに関する。
線基板からなるマザーボードに対して小プリント配線基
板を接続させる場合や、プリント配線基板のアース端子
部を導電性フレームに電気接続させる場合等、プリント
配線基板の表面に、接触バネ部を有する多数のコネクタ
ーターミナルを固定し、これに対して相手側電気接続用
接触部を押し当てることによって互いに電気接続させる
ための押し当て式基板用コネクターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばマザーボードに対して小プ
リント配線基板を電気接続させるものとして、図4に示
すような構造の押し当て式基板用コネクターが知られて
いる。
リント配線基板を電気接続させるものとして、図4に示
すような構造の押し当て式基板用コネクターが知られて
いる。
【0003】この押し当て式基板用コネクター1は、合
成樹脂等により形成されたハウジング2内に、プリント
配線基板表面にプリントされた端子部やアースを取るた
めの導電性フレーム等の相手側電気接続用接触部の押し
付けによってプリント配線基板3側に弾性変形する接触
バネ部4と、プリント配線基板3のランドパターン3a
に半田付けする固定端子部5とを有する多数のコネクタ
ーターミナル6,6…を、接触バネ部の接触部4aをハ
ウジング2の上面より突出させた状態で収納したもので
あり、固定端子部5をプリント配線基板のランドパター
ン3aに半田付けした状態で、相手側電気接続用接触部
を上面側より接触部4aに押し付けることによりプリン
ト配線基板3とその相手側端子とがお互いに電気接続さ
れるようになっている。
成樹脂等により形成されたハウジング2内に、プリント
配線基板表面にプリントされた端子部やアースを取るた
めの導電性フレーム等の相手側電気接続用接触部の押し
付けによってプリント配線基板3側に弾性変形する接触
バネ部4と、プリント配線基板3のランドパターン3a
に半田付けする固定端子部5とを有する多数のコネクタ
ーターミナル6,6…を、接触バネ部の接触部4aをハ
ウジング2の上面より突出させた状態で収納したもので
あり、固定端子部5をプリント配線基板のランドパター
ン3aに半田付けした状態で、相手側電気接続用接触部
を上面側より接触部4aに押し付けることによりプリン
ト配線基板3とその相手側端子とがお互いに電気接続さ
れるようになっている。
【0004】しかし、このような押し当て式基板用コネ
クターは、その内部に接触バネ部4が弾性変形可能な空
間を有するハウジングを備え、更に、そのハウジングの
上面より接触部4aを突出させた構造であるため、コネ
クター全体が嵩張ってしまい電子機器等の小型化には適
しないという問題があった。
クターは、その内部に接触バネ部4が弾性変形可能な空
間を有するハウジングを備え、更に、そのハウジングの
上面より接触部4aを突出させた構造であるため、コネ
クター全体が嵩張ってしまい電子機器等の小型化には適
しないという問題があった。
【0005】この問題を解決するものとしては、プリン
ト配線基板のランドパターンに直接コネクターターミナ
ルを取り付け、嵩張るハウジングを除外する方法がある
が、この方法では、コネクターターミナルをプリント配
線基板に対し一つ一つ搬送し、取付けなければならない
ので取付作業の効率が悪いという問題がある。そこで、
図5に示すように、各コネクターターミナル7,7…の
本体部分7aに各コネクターターミナルを横切る方向に
跨らせて絶縁材からなるテープ8を貼着し、複数のコネ
クターターミナル7,7…を一体化させるようにし、こ
の一体化されたものをテープ8表面を吸着して搬送し、
ターミナルの固定端子部即ち、本体部7aの裏面をプリ
ント配線基板9のランドパターン9a,9a…に半田付
けすることにより容易に複数のコネクターターミナルを
プリント基板9に取り付けることができるようにしてい
る。
ト配線基板のランドパターンに直接コネクターターミナ
ルを取り付け、嵩張るハウジングを除外する方法がある
が、この方法では、コネクターターミナルをプリント配
線基板に対し一つ一つ搬送し、取付けなければならない
ので取付作業の効率が悪いという問題がある。そこで、
図5に示すように、各コネクターターミナル7,7…の
本体部分7aに各コネクターターミナルを横切る方向に
跨らせて絶縁材からなるテープ8を貼着し、複数のコネ
クターターミナル7,7…を一体化させるようにし、こ
の一体化されたものをテープ8表面を吸着して搬送し、
ターミナルの固定端子部即ち、本体部7aの裏面をプリ
ント配線基板9のランドパターン9a,9a…に半田付
けすることにより容易に複数のコネクターターミナルを
プリント基板9に取り付けることができるようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の技術では、各コネクターターミナルを安定した状
態、即ちコネクターターミナルの縦方向(長手方向或い
は高さ方向)及び横方向(幅方向)にかかる力に対して
十分に対抗し得る状態にプリント配線基板に取り付ける
には、図5のように2箇所に半田付けするなど、半田
(固着)面積を広くとる必要があり、そのためプリント
配線基板のランドパターンは、殆どの場合で隣り合って
設置されるようになり、該隣り合うランドパターン間の
間隔は半田の盛りすぎ等による短絡を考慮して広くとら
ざるを得ない。従って、コネクターターミナルの高密度
設置ができず、電子機器の小型化に適応し得ないという
問題があった。
従来の技術では、各コネクターターミナルを安定した状
態、即ちコネクターターミナルの縦方向(長手方向或い
は高さ方向)及び横方向(幅方向)にかかる力に対して
十分に対抗し得る状態にプリント配線基板に取り付ける
には、図5のように2箇所に半田付けするなど、半田
(固着)面積を広くとる必要があり、そのためプリント
配線基板のランドパターンは、殆どの場合で隣り合って
設置されるようになり、該隣り合うランドパターン間の
間隔は半田の盛りすぎ等による短絡を考慮して広くとら
ざるを得ない。従って、コネクターターミナルの高密度
設置ができず、電子機器の小型化に適応し得ないという
問題があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題を鑑み、嵩
張らず、高密度設置が可能で、一つのコネクターターミ
ナルにおける固着(半田)面積が小さくとも安定性が良
く、全体として高性能を維持した状態で小型化が可能な
押し当て式基板コネクターの提供を目的とする。
張らず、高密度設置が可能で、一つのコネクターターミ
ナルにおける固着(半田)面積が小さくとも安定性が良
く、全体として高性能を維持した状態で小型化が可能な
押し当て式基板コネクターの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための請求項1の発明
は、一端側にプリント配線基板のランドパターンに接続
する固定端部を有し、他端側に相手側に浮き上がり、相
手側電気接続用接触部の押し付けによってプリント配線
基板側に弾性変形する接触バネ部を有する細長形状をし
た多数のコネクターターミナルを備え、その各コネクタ
ーターミナルのプリント配線基板側面を、該コネクター
ターミナルを横切る方向に跨らせた共通の支持板に固定
し、前記各コネクターターミナルの前記固定端部をプリ
ント配線基板表面のランドパターンに導通させた状態で
固着することによって前記多数のコネクターターミナル
を前記プリント配線基板に平行配置に並べた状態に設置
できるようにしたことを特徴とする。
解決し、所期の目的を達成するための請求項1の発明
は、一端側にプリント配線基板のランドパターンに接続
する固定端部を有し、他端側に相手側に浮き上がり、相
手側電気接続用接触部の押し付けによってプリント配線
基板側に弾性変形する接触バネ部を有する細長形状をし
た多数のコネクターターミナルを備え、その各コネクタ
ーターミナルのプリント配線基板側面を、該コネクター
ターミナルを横切る方向に跨らせた共通の支持板に固定
し、前記各コネクターターミナルの前記固定端部をプリ
ント配線基板表面のランドパターンに導通させた状態で
固着することによって前記多数のコネクターターミナル
を前記プリント配線基板に平行配置に並べた状態に設置
できるようにしたことを特徴とする。
【0009】このように構成することで、嵩張らず、一
コネクターターミナル毎の半田(固着)面積が小さくと
も安定性が良く、即ち十分な強度を持たせてプリント配
線基板にコネクターターミナルを取り付けることがで
き、全体として高性能を維持した状態で小型化が実現で
きる。
コネクターターミナル毎の半田(固着)面積が小さくと
も安定性が良く、即ち十分な強度を持たせてプリント配
線基板にコネクターターミナルを取り付けることがで
き、全体として高性能を維持した状態で小型化が実現で
きる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記コネクターターミナルの前記プリント配線基板
とは反対側の面に各コネクターターミナルを横切る方向
に跨らせて吸着面形成用のテープを貼着したことで、テ
ープの表面を吸着して搬送することが可能となり、プリ
ント配線基板への取付作業の効率が向上する。
て、前記コネクターターミナルの前記プリント配線基板
とは反対側の面に各コネクターターミナルを横切る方向
に跨らせて吸着面形成用のテープを貼着したことで、テ
ープの表面を吸着して搬送することが可能となり、プリ
ント配線基板への取付作業の効率が向上する。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
の発明のいずれかにおいて、前記各コネクターターミナ
ルは、該各コネクターターミナルの固定端部が千鳥状配
置となるように共通の支持板に固着されたことで、隣り
合うコネクターターミナル間の間隔を小さくすることが
でき小型化が実現できる、また、安定性即ち、プリント
配線基板に対する取付強度が向上する。
の発明のいずれかにおいて、前記各コネクターターミナ
ルは、該各コネクターターミナルの固定端部が千鳥状配
置となるように共通の支持板に固着されたことで、隣り
合うコネクターターミナル間の間隔を小さくすることが
でき小型化が実現できる、また、安定性即ち、プリント
配線基板に対する取付強度が向上する。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3の発明の
いずれかにおいて、各コネクターターミナルは、絶縁材
を介して前記共通の支持板に固着されたことで、支持板
の材質に囚われず、各コネクターターミナル間の絶縁が
なされる。
いずれかにおいて、各コネクターターミナルは、絶縁材
を介して前記共通の支持板に固着されたことで、支持板
の材質に囚われず、各コネクターターミナル間の絶縁が
なされる。
【0013】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、該絶縁材は、表裏を接着面とした絶縁性の両面接着
テープであることで、好適に各コネクターターミナル間
の絶縁が成されるとともに、容易に各コネクターターミ
ナルを支持板に固着させることができる。
て、該絶縁材は、表裏を接着面とした絶縁性の両面接着
テープであることで、好適に各コネクターターミナル間
の絶縁が成されるとともに、容易に各コネクターターミ
ナルを支持板に固着させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0015】図において、符号10はプリント配線基
板、11は押し当て式基板用コネクターである。
板、11は押し当て式基板用コネクターである。
【0016】プリント配線基板10は、その表面にラン
ドパターン10a,10a…を千鳥状配置に設けてい
る。
ドパターン10a,10a…を千鳥状配置に設けてい
る。
【0017】押し当て式基板用コネクター11は、細長
形状の多数のコネクターターミナル12,12…と支持
板13とを備え、その各コネクターターミナル12,1
2…が互いに絶縁された状態で共通の支持板13に平行
配置に固定されている。
形状の多数のコネクターターミナル12,12…と支持
板13とを備え、その各コネクターターミナル12,1
2…が互いに絶縁された状態で共通の支持板13に平行
配置に固定されている。
【0018】コネクターターミナル12は、導電性金属
により形成され、図2に示すように、ターミナル本体部
14の一方の端部に固定端部15を、他方の端部に接触
バネ部16をそれぞれ有している。
により形成され、図2に示すように、ターミナル本体部
14の一方の端部に固定端部15を、他方の端部に接触
バネ部16をそれぞれ有している。
【0019】ターミナル本体部14は、その基板側面即
ち裏面が共通の支持板13に絶縁材17を介して固着さ
れるようになっている。
ち裏面が共通の支持板13に絶縁材17を介して固着さ
れるようになっている。
【0020】固定端部15は、プリント配線基板10の
ランドパターン10aに対し半田付け等により導通した
状態で固着される固定端子部18を備え、この固定端子
部18が連結部19を介することでターミナル本体部1
4に対し段差を有する状態でその一方の端部に連結され
ている。尚、この段差は、支持板と絶縁材の厚みを足し
たものと略同一の高さとなっている。
ランドパターン10aに対し半田付け等により導通した
状態で固着される固定端子部18を備え、この固定端子
部18が連結部19を介することでターミナル本体部1
4に対し段差を有する状態でその一方の端部に連結され
ている。尚、この段差は、支持板と絶縁材の厚みを足し
たものと略同一の高さとなっている。
【0021】接触バネ部16は、ターミナル本体部14
の他の一端に相手側に浮き上がった状態、即ち斜め上方
に傾いた状態に突設され、その先端部には、相手側電気
接続用接触部20と接触する接触部21を有する。この
接触バネ部16は、図2中に仮想線で示すように、相手
側電気接続用接触部20を、接触部21と接触した状態
で押し当てることによって基板側に弾性変形し、相手側
電気接続用接触部20と好適な接触圧で接触するように
なっている。
の他の一端に相手側に浮き上がった状態、即ち斜め上方
に傾いた状態に突設され、その先端部には、相手側電気
接続用接触部20と接触する接触部21を有する。この
接触バネ部16は、図2中に仮想線で示すように、相手
側電気接続用接触部20を、接触部21と接触した状態
で押し当てることによって基板側に弾性変形し、相手側
電気接続用接触部20と好適な接触圧で接触するように
なっている。
【0022】共通の支持板13は、金属板等の剛性を有
する材料を使用し、扁平細長状に形成されている。
する材料を使用し、扁平細長状に形成されている。
【0023】この押し当て式基板用コネクター11は、
絶縁材17に表裏を接着面とした絶縁性の両面接着テー
プを使用し、一方の面(表面)には、各コネクターター
ミナル12,12…のターミナル本体部14裏面を、接
触端子部18,18…がランドパターン10a,10a
…の配置に合わせて千鳥状配置となるように隣り合うコ
ネクターターミナル12,12の向きを違えて平行配置
に固着させ、他方の面(裏面)には、各コネクターター
ミナルを横切る方向に跨ぐように共通の支持板13を固
着させている。また、各コネクターターミナル12のタ
ーミナル本体部14の相手側面(表面)に各ターミナル
を横切る方向に跨らせて吸着面形成用テープ22を貼着
させている。
絶縁材17に表裏を接着面とした絶縁性の両面接着テー
プを使用し、一方の面(表面)には、各コネクターター
ミナル12,12…のターミナル本体部14裏面を、接
触端子部18,18…がランドパターン10a,10a
…の配置に合わせて千鳥状配置となるように隣り合うコ
ネクターターミナル12,12の向きを違えて平行配置
に固着させ、他方の面(裏面)には、各コネクターター
ミナルを横切る方向に跨ぐように共通の支持板13を固
着させている。また、各コネクターターミナル12のタ
ーミナル本体部14の相手側面(表面)に各ターミナル
を横切る方向に跨らせて吸着面形成用テープ22を貼着
させている。
【0024】この押し当て式基板用コネクター11は、
各コネクターターミナル12,12…を、剛性を有する
共通の支持板13に固定したことで、固定端子部18を
ランドパターン10aに半田付け(固着)した後、各コ
ネクターターミナル12は、該半田付け部分(固着部
分)と、支持板13に固着された部分の2箇所において
支持され、一つのコネクターターミナル12につき一箇
所の半田付け(固着)或いは半田(固着)面積が小さい
場合であっても各コネクターターミナル12を十分に安
定した状態、即ち、コネクターターミナル12の縦(長
手及び高さ)方向及び横(幅方向)に掛かる力に対して
十分に対抗し得る状態に保つことができる。
各コネクターターミナル12,12…を、剛性を有する
共通の支持板13に固定したことで、固定端子部18を
ランドパターン10aに半田付け(固着)した後、各コ
ネクターターミナル12は、該半田付け部分(固着部
分)と、支持板13に固着された部分の2箇所において
支持され、一つのコネクターターミナル12につき一箇
所の半田付け(固着)或いは半田(固着)面積が小さい
場合であっても各コネクターターミナル12を十分に安
定した状態、即ち、コネクターターミナル12の縦(長
手及び高さ)方向及び横(幅方向)に掛かる力に対して
十分に対抗し得る状態に保つことができる。
【0025】尚、上述の実施例では、隣り合うコネクタ
ーターミナルの方向を違えて備えた例について説明した
が、図3に示すように、平行配列のプリント配線基板2
3のランドパターン23a,23a…の配置に合わせ
て、各コネクターターミナル12,12…の向きを同一
方向に向けた状態で支持させてもよい。
ーターミナルの方向を違えて備えた例について説明した
が、図3に示すように、平行配列のプリント配線基板2
3のランドパターン23a,23a…の配置に合わせ
て、各コネクターターミナル12,12…の向きを同一
方向に向けた状態で支持させてもよい。
【0026】また、上述の実施例では、絶縁材を介して
各ターミナルを共通の支持板13に固定させた例につい
て説明したが、その絶縁材としては、上述の両面絶縁テ
ープの他、エポキシ等の合成樹脂材を用いてもよく、ま
た、支持板13自体が絶縁材料であってもよい。更に
は、支持板13の基板側面にも上述の絶縁両面テープな
どの絶縁材を貼着させるようにしてもよい。
各ターミナルを共通の支持板13に固定させた例につい
て説明したが、その絶縁材としては、上述の両面絶縁テ
ープの他、エポキシ等の合成樹脂材を用いてもよく、ま
た、支持板13自体が絶縁材料であってもよい。更に
は、支持板13の基板側面にも上述の絶縁両面テープな
どの絶縁材を貼着させるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る押し当て式
基板用コネクターは、ハウジングを有しないので嵩張ら
ず、また、コネクターターミナルが剛性を有する支持板
に固定され、コネクターターミナルの固定端子部を半田
付け(固着)した後は、該半田した部分(固着部分)
と、支持板とにより支持されるので一つのコネクタータ
ーミナルにおける半田(固着)面積が小さくともコネク
ターターミナルを安定した状態でプリント配線基板に保
持することができる。また、支持板が剛性を有するの
で、押し当て式基板用コネクターを吸引して搬送する際
などにおいて、押し当て式基板用コネクター全体の上下
方向の剛性も向上する。
基板用コネクターは、ハウジングを有しないので嵩張ら
ず、また、コネクターターミナルが剛性を有する支持板
に固定され、コネクターターミナルの固定端子部を半田
付け(固着)した後は、該半田した部分(固着部分)
と、支持板とにより支持されるので一つのコネクタータ
ーミナルにおける半田(固着)面積が小さくともコネク
ターターミナルを安定した状態でプリント配線基板に保
持することができる。また、支持板が剛性を有するの
で、押し当て式基板用コネクターを吸引して搬送する際
などにおいて、押し当て式基板用コネクター全体の上下
方向の剛性も向上する。
【0028】また、コネクターターミナルの方向を違え
て千鳥状配置にしたことで各コネクターターミナルをよ
り安定した状態でプリント配線基板に対し取付ることが
できるとともに、浮き上がり方向の安定性も向上するの
で、より小さな半田(固着)面積でも安定した状態にあ
る。更に、隣り合うコネクターターミナル間の間隔を狭
め、高密度設置が可能となり、省スペース、小型化に有
効である。
て千鳥状配置にしたことで各コネクターターミナルをよ
り安定した状態でプリント配線基板に対し取付ることが
できるとともに、浮き上がり方向の安定性も向上するの
で、より小さな半田(固着)面積でも安定した状態にあ
る。更に、隣り合うコネクターターミナル間の間隔を狭
め、高密度設置が可能となり、省スペース、小型化に有
効である。
【0029】さらに、吸着面形成用テープを貼着したこ
とで、この押し当て式基板用コネクターを吸着して搬送
することができ、自動機等に対応させて該コネクターの
設置作業の効率を向上することができる。
とで、この押し当て式基板用コネクターを吸着して搬送
することができ、自動機等に対応させて該コネクターの
設置作業の効率を向上することができる。
【図1】本発明に係る押し当て式基板用コネクターの実
施の一例を示す斜視図である。
施の一例を示す斜視図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】本発明に係る押し当て式基板用コネクターの実
施の他の一例を示す斜視図である。
施の他の一例を示す斜視図である。
【図4】(a)は従来の押し当て式基板用コネクターを
示す平面図、(b)はA−A線断面図である。
示す平面図、(b)はA−A線断面図である。
【図5】従来のコネクターターミナルの取付状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
10 プリント配線基板
10a ランドパターン
11 押し当て式基板用コネクター
12 コネクターターミナル
13 支持板
14 ターミナル本体部
15 固定端部
16 接触バネ部
17 絶縁材
18 固定端子部
19 連結部
20 相手側電気接続用接触部
21 接触部
22 吸着面形成用テープ
23 プリント配線基板
23a ランドパターン
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5E023 AA09 AA16 BB14 BB22 CC04
CC23 DD26 EE03 EE10 HH17
HH22 HH30
5E077 BB26 BB31 CC23 DD14 GG03
GG08 JJ10 JJ30
Claims (5)
- 【請求項1】一端側にプリント配線基板のランドパター
ンに接続する固定端部を有し、他端側に相手側に浮き上
がり、相手側電気接続用接触部の押し付けによってプリ
ント配線基板側に弾性変形する接触バネ部を有する細長
形状をした多数のコネクターターミナルを備え、その各
コネクターターミナルのプリント配線基板側面を、該コ
ネクターターミナルを横切る方向に跨らせた共通の支持
板に固定し、前記各コネクターターミナルの前記固定端
部をプリント配線基板表面のランドパターンに導通させ
た状態で固着することによって前記多数のコネクタータ
ーミナルを前記プリント配線基板に平行配置に並べた状
態に設置できるようにしたことを特徴としてなる押し当
て式基板用コネクター。 - 【請求項2】前記コネクターターミナルの前記プリント
配線基板とは反対側の面に各コネクターターミナルを横
切る方向に跨らせて吸着面形成用のテープを貼着してな
る請求項1に記載の押し当て式基板用コネクター。 - 【請求項3】各コネクターターミナルは、該各コネクタ
ーターミナルの固定端部が千鳥状配置となるように共通
の支持板に固着させた請求項1又は2に記載の押し当て
式基板用コネクター。 - 【請求項4】各コネクターターミナルは、絶縁材を介し
て前記共通の支持板に固着された請求項1、2又は3に
記載の押し当て式基板用コネクター。 - 【請求項5】該絶縁材は、表裏を接着面とした絶縁性の
両面接着テープである請求項4に記載の押し当て式基板
用コネクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002058137A JP2003257520A (ja) | 2002-03-05 | 2002-03-05 | 押し当て式基板用コネクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002058137A JP2003257520A (ja) | 2002-03-05 | 2002-03-05 | 押し当て式基板用コネクター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003257520A true JP2003257520A (ja) | 2003-09-12 |
Family
ID=28668179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002058137A Pending JP2003257520A (ja) | 2002-03-05 | 2002-03-05 | 押し当て式基板用コネクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003257520A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008053005A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Molex Inc | 中継コネクタ |
JP2010097842A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Advanced Systems Japan Inc | 導電性接合コンタクタ |
JP2011129496A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Alfact Co Ltd | 絶縁体印刷方法コネクタ |
-
2002
- 2002-03-05 JP JP2002058137A patent/JP2003257520A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008053005A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Molex Inc | 中継コネクタ |
JP2010097842A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Advanced Systems Japan Inc | 導電性接合コンタクタ |
JP2011129496A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Alfact Co Ltd | 絶縁体印刷方法コネクタ |
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