JPH03105370A - 電子写真装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、感光体上に形威された静電潜像をトナー粒子
によって顕画化し用紙にトナーを転写させ熱あるいは圧
力等によって定着する電子写真装置に関するものである
。

従来の技術 従来、電子写真装置は乾式トナーを使用する機器が主流
を占め、複写機、レーザプリンタ等として実用化されて
きた。この電子写真装置は電子写真プロセス技術を応用
した機器であり、電子写真プロセスには、感光体上に形
成された静電潜像をトナー粒子にて顕画化する現像プロ
セスが用いられている。現像プロセスを構成する装置の
中で、例えばトナーとキャリアの混合物を現像剤として
使用する二成分現像法を採用した現像装置は一股に現像
剤を充填された現像バットと補充用トナーを蓄えている
トナーホッパーから成っている。そして現像バット内の
トナーの濃度が所定値以下になると、トナーホッパーよ
りトナーを現像バットへ供給し、常に現像バット内のト
ナーとキャリアの混合化が一定に保たれるように制御さ
れている。

以下、図面を参照して従来より採用されている電子写真
装置内の現像装置について説明する。

第７図は従来の現像装置の側断面図であり、第８図は従
来の現像装置のトナーホッパ一部の要部斜視図であり、
第９図はトナー撹はん部材の要部拡大断面図であり、第
１０図はトナー撹はん部材の側面図、第ｌ１図は従来の
現像装置のトナーホッパ一部の側断面図である。第１２
図は従来の現像装置の特性図である。第７図〜第１２図
において１はアルミニウム等の管からなり、その外周面
にセレン（Ｓｅ）あるいは有機光導電体（ＯＰＣ）等の
感光層が薄膜状に塗布された感光体である。

２は帯電器であり、タングステンワイヤー等から成る帯
電線３と金属板から戒るシールド板４及びグリッド板５
によって構成されている。帯電線３へ高電圧を印加する
ことによって帯電線３がコロナ放電を起こしグリッド板
４を介して感光体１は一様に帯電される。６は光学ユニ
ット（図示せず）から発射される露光光線であり、複写
機であれば原稿の反射光線、レーザプリンタであれば画
像データ光線である。レーザプリンタの場合この露光光
１６はホストコンピュータ（図示せず）からの信号によ
り制御され、所望の画像が感光体１上に静電潜像として
形成される。７は現像装置であり、トナー８を収納する
トナーホッパ−９と、トナー８と鉄粉等の磁性粒子であ
るキャリア１０を収納し、混合撹はんの後現像スリーブ
１１に搬送し磁気ブラシを形成させる現像バット１２に
より成る。

１３はトナーホッパー蓋である。１４はトナーホッパ−
９内で両端を回転自在に軸支され、トナーホッパ−９内
の一定量のトナー８を現像バット１２内に供給するトナ
ー排出口−ラであり、トナー排出口１５を塞いでいる。

１６．１７はトナーホッパ９内に設けられたトナー撹は
ん部材である。

トナー撹はん部材１６．１７はそれぞれトナー排出口−
ラ１４と平行になるように両端を軸支されている。１８
は現像剤ミキサーであり、現像バット１２内に配置され
ている。現像剤ミキサー１８はトナーホッパ−９よりト
ナー排出口１５を通して供給されたトナー８とキャリア
１０とを撹はん混合し、荷電させ、現像スリーブ１１に
搬送する。

搬送されたトナー８とキャリア１０は現像スリーブ１１
内に固定されたマグネット口ーラ１９の磁力により磁気
ブラシを形威させられ、ドクターブレード２０によりそ
の高さを制限される。現像スリーブ１ｌの回転に伴い磁
気ブラシは感光体１と接触し、感光体１の静電潜像が形
成された部分にトナー８を付着させ粉体画像を形成する
。２１はトナー８とキャリア１０の混合比を検出するた
めのトナー濃度センサーであり、検知面２２が現像バッ
ト１２の内側を向くように現像バット１２に取り付けら
れている。２３はセパレー夕であり、現像剤ミキサー１
８とトナー濃度センサ２１の間に設けられている。

また現像剤ミキサー１８は第９図および第１０図に示す
ように、シャフト２４に複数の楕円形の撹はん板２５を
有している。そして撹はん板２５はシャフト２４に対し
て３０度の角度をもって取り付けられている。

次に、上記構成の動作を説明する。まず、高圧電源に接
続された帯電器２内の帯電線３によってコロナ放電を行
い感光体１の表面を一様に−６００Ｖ〜−７００Ｖ程度
に帯電させる。次に感光体１を矢印八方向に回転させ一
様に荷電された感光体１の表面上にレーザビーム等の露
光光線６を照射すると、感光体１上の照射された部分は
電荷が消え、静電潜像が形成される。一方、現像バット
１２内のキャリア１０とトナー８は現像剤ミキサー１８
によって充分に摩擦帯電されマグネットロ７ラ１９に吸
引され、キャリア１０とトナー８は磁気ブラシを形成し
、感光体１と接触する。この際、現像スリーブ１１と感
光体１間に電位差をもえると、感光体１上の静電潜像部
にトナー８が付着し可視像を形成し、現像が終了する。

ここでキャリア１０とトナー８との混合比は、トナー濃
度センサー２１にて常に感知されている。１・ナー８が
感光体１に付着し消費され、トナー８とキャリア１０の
混合比が所定の値以下になると、トナー濃度センサー２
１がその事を検出し、その検出信号がホストコンピュー
タ（図示せず）に導かれ、トナー排出口−ラ１４を回転
させトナー排出口１５を通してトナーホッパ−９内のト
ナー８を現像バット１２内の現像剤ミキサー１８上に補
給する。

これによってトナー８とキャリア１０の混合比を設定さ
れた混合比へ回復させ、一定の混合比が維持されること
になる。

現像剤ミキザー１８上に補給されたトナー８は、現像剤
ミキサー１８の回転に伴ってキャリア１０と混合され、
現像スリーブ１１に搬送される。また現像剤ミキサー１
８の回転に伴ってトナー８とキャリア１０の混合された
現像剤はトナー濃度センサ２１の検知面２２とセバレー
タ２３の間を流れ、トナー濃度センサ２１によってトナ
ー８とキャリア１０の比が測定される。

発明が解決しようとする課題 以上のように構威された従来の電子写真装置は現像バッ
ト１２内で現像剤ミキサー１８によって撹はんされる。

しかし、現像剤ミキサー１８による現像剤の撹はん作用
は次の通り充分とは言えなかった。

先ず、現像剤ミキザー１８が回転すると、撹はん板２５
はシャフト２に対して３０度傾斜しているため、トナー
８とキャリア１１は撹はん板２５によってかき揚げられ
、互いに混合される。しかし、トナー８の６１度か低い
場合等はトナー８の粘着性が低く、１・ナー８とキャリ
ア１１は撹はん板２５によって充分にかき揚げられず、
現像剤ミキサー１８の回転に伴ってトナー８とキャリア
１１は現像剤ミキサー１８の軸方向に往復移動すること
になる。よってトナー８とキャリア１１は撹はん板２５
によって充分に撹はんされず、トナー濃度センサ２１の
トナー濃度の検出データに誤差が生じ、トナー濃度が所
定の値に維持できなかったり、画質が低下するという問
題点があった。

本発明は以上の問題点を解消するものであり、現像剤の
混合が確実に行われ、恒に良好な画質の得られる電子写
真装置を提供する事を目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は、現像手段内のトナーの量を測定するトナー濃
度センサと、回転軸に対して傾斜した複数の楕円形の撹
はん板を有し現像手段内の現像剤を撹はんするとともに
現像剤をトナー濃度センサへ送る現像剤ミキサーを備え
、現像剤ミキサーの撹はん板の長径軸に沿うとともに各
撹はん板の間に設けた隔壁板を設けた。

作　　用 上記手段により現像剤ミキサーの回転に伴って、撹はん
板および隔壁板によって現像剤は確実にかき揚げられ、
撹はん板の斜面に沿って滑べり落ち、たとえトナーの粘
着性が低くても充分に撹はんされる。

実施例 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の電子写真装置の現像部の一実施例を示
す側断面図であり、第２図は同現像バット部の斜視図、
第３図は現像剤ミキサーの斜視図であり、第４図は同側
面図、第５図は同現像バット部の断面図、第６図は同特
性図である。

ここで上記の従来の電子写真装置と同じ構成部材につい
ては同じ番号を付与して詳細な説明を省略する。

２６は隔壁板であり、現像剤ミキサー１８の撹はん板２
５の長径軸に沿うとともに各撹はん板２５の間に設けら
れている。

次に、上記構成の動作を説明する。まず、高圧電源に接
続された帯電器２内の帯電線３によってコロナ放電を行
い感光体１の表面を一様に−６００Ｖ〜−７００Ｖ程度
に帯電させる。次に感光体１を矢印の方向に回転させ、
一様に荷電された感光体１の表面上にレーザビーム等の
露光光線６を照射すると、感光体１上の照射された部分
は電荷が消え、静電潜像が形成される。一方、現像バッ
ト１２内のキャリア１０とトナー８は現像剤ミキサー１
８によって充分に摩擦帯電されマグネット［１−ラ１９
に吸引される。そして現像スリーブｌ１上でキャリア１
．０とトナー８は磁気ブラシを形威し、感光体１と接触
する。この際、現像スリーブ１１と感光体１間に電位差
を与えると、感光体上上の静電潜像部にトナー８が付着
し可視像を形成し、現像が終了する。ここでキャリア１
　０”　トナー８との混合比は、トナー濃度センサー３
１によって常に感知されている。トナー８が感光体１に
付着し消費され、トナー８とキャリア１０の混合比が所
定の値以下になると、トナー濃度センサー２１がその事
を検出し、その検出信号がホストコンピュータ（図示せ
ず）に導かれ、トナー排出口−ラ１４を回転させトナー
排出口１５を通してトナーホッパ−９内のトナー８を現
像バット１２内の現像剤ミキサー１８上に補給する。こ
れによってトナー８とキャリア１０の混合比を設定され
た混合比へ回復させ、一定の混合比が維持されることに
なる。

現像バット１２内のキャリア１０とトナー８は現像剤ミ
キサー１８によって撹はんされると、現像バット１２内
を循環する。つまり、先ず現像剤ミキサーエ８によって
押し出された現像剤はセパレータ２３の下面を通過し、
セバレータ２３の端部とトナー濃度センサ２１の間を通
過し、再び現像剤ミキサー１８に戻る。現像剤ミキサー
１８の回転に伴って、撹はん板２５および隔壁板２６に
よって現像剤は確実にかき揚げられ、撹はん板２５の斜
面に沿って滑べり落ち、たとえトナーの粘着性が低くて
も充分に撹はんされる。

第６図は本発明の電子写真装置のトナー濃度センサ２１
の出力信号の値を印字を重ねる度に記録したグラフで、
これによってもトナー濃度センサ２１の出力信号が安定
している事がわがる。

発明の効果 以上のように本発明は、現像手段内のトナーの量を測定
するトナー濃度センサと、回転軸に対して傾斜した複数
の楕円形の撹はん板を有し現像手段内の現像剤を撹はん
するとともに現像剤をトナー濃度センサヘ送る現像剤ミ
キザーを備え、現像剤ミキサーの撹はん板の長径軸に沿
うとともに各撹はん板の間に設けた隔壁板を設けたため
、現像剤ミキサーの回転に伴って、撹はん板および隔壁
板によって現像剤は確実にかき揚げられ、撹はん板の斜
面に沿って滑べり落ち、たとえトナーの粘着性が低くて
も充分に撹はんされ、トナーとキャリアの混合不足が生
じることはない。よって本発明の電子写真装置はトナー
濃度を正確に維持することができ、画像の濃度を常に安
定させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電子写真装置の現像部の一実施例を示
す側断面図、第２図は同現像バット部の斜視図、第３図
は現像剤ミキサーの斜視図であり、第４図は同側面図、
第５図は同現像バット部の断面図、第６図は同特性図、
第７図は従来の電子写真装置の側断面図、第８図は従来
の現像装置のトナーホッパ一部の要部剥視図であり、第
９図はトナー撹はん部材の要部拡大断面図であり、第１
０図はトナー撹はん部材の側面図、第１１図は従来の現
像装置のトナーホッパ一部の側断面図、第１２図は従来
の現像装置の特性図である。 １９・・・マグネットローラ ２０・・・ドクターブレード ２１・・・トナー濃度センサー ２３・・・セバレータ ２５・・・撹はん板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トナーホッパーと、前記トナーホッパーよりトナーの供
   給を受けるとともに感光体にトナーを与える現像手段と
   、前記現像手段内のトナーの量を測定するトナー濃度セ
   ンサと、前記現像手段内の現像剤を撹はんするとともに
   現像剤を前記トナー濃度センサへ送るよう回転自在の現
   像剤ミキサーを備え、前記現像剤ミキサーは回転軸に対
   して傾斜した複数の楕円形の撹はん板と前記撹はん板の
   長径軸に沿うとともに各撹はん板の間に位置する隔壁板
   を有することを特徴とする電子写真装置。