JPH02259675A

JPH02259675A - 電子写真装置

Info

Publication number: JPH02259675A
Application number: JP1080317A
Authority: JP
Inventors: Masatoshi Takeda; 雅俊竹田; Yuzo Kawano; 裕三川野; Norihide Sato; 典秀佐藤
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-03-30
Filing date: 1989-03-30
Publication date: 1990-10-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、感光体上に形成された静電潜像をトナー粒子
にて顕画化し用紙にトナーを転写させ熱あるいは圧力等
によって定着する電子写真装置に関するものである。

従来の技術従来、電子写真装置は乾式トナーを使用する機器が主流
を占め、複写機、レーザプリンタ等として実用化されて
きた。この電子写真装置は電子写真プロセス技術を応用
した機器であり、電子写真プロセスの中で、感光体上に
形成された静電潜像をトナー粒子にて顕画化するのが現
像プロセスである。現像プロセスを構成する装置で、例
えばトナーとキャリアの混合物を現像剤として使用する
二成分現像法を採用した現像装置は一般に現像剤を充填
された現像バットと補充用トナーを蓄えているトナーホ
ッパーから成っている。上記トナーホッパー内のトナー
はトナー補給ロールの回転によって現像バット内へ落下
し、常に現像バット内のトナーとキャリアの混合比が一
定に保たれるように制御されている。

以下、図面を参照して従来、採用されている電子写真装
置内の現像装置について説明する。

第５図は従来の現像装置の側断面図であり、第６図は従
来の現像装置のトナーホッパ一部の要部斜視図、第７図
は従来の現像装置の正断面図、第８図は同要部拡大断面
図である。第５図、第６図、第７図、第８図において１
はアルミニウム等のドラムからなり、その外周面にセレ
ン（Ｓｅ）あるいは有機光導電体（ＯＰＣ）等の感光層
が薄膜状に塗布された感光体である。２は帯電器であり
、タングステンワイヤー等から成る帯電線３と金属板か
ら成るシールド板４及びグリッド板５によって構成され
ている。帯電線３へ高電圧を印加することによって帯電
線３がコロナ放電を起こしグリッド板４を介して感光体
１は一様に帯電される。

６は光学ユニット（図示せず）から発射される露光光線
であり、複写機であれば原稿光、レーザプリンタであれ
ば画像データ光である。レーザプリンタの場合この露光
光線６はホストコンピュータ（図示せず）からの信号に
より制御され、所望の画像が感光体１上に静電潜像とし
て形成される。

７は現像装置であり、トナー８を収納するトナーホッパ
ー９と、トナー８と鉄粉等の磁性粒子であるキャリア１
０を収納し、混合撹はんの後現像スリーブ１１に搬送し
磁気ブラシを形成させる現像バット１２により成る。１
３はトナーホッパー蓋である。１４はトナーホッパー９
内で軸１４ａの両端を回転自在に軸支され、トナーホッ
パー９内の一定量のトナー８を現像バット１２内に供給
するトナー排出ローラであり、弾力性の高い合成樹脂の
発泡体より作られ、トナー排出口１５を塞いでいる。１
６はトナー排出ローラ１４の軸受であり、トナーホッパ
９に取り付けられている。１７はトナー排出ローラ１４
の軸１４ａと軸受１６の間を密封するオイルシールであ
る。またオイルシール１７は固定用板金１７ａを有し、
リップ部１７ｂにはばね１７ｃを有している。そして固
定用板金１７ａによって軸受１６の内面に固定され、ば
ね１７ｃの弾性力によって適切な圧力で軸１４ａと接し
ている。１８ａ、１８ｂはベルト、チェーンあるいはロ
ーブ等のループ状の運動伝達部材である。運動伝達部材
１８ａ、１８ｂはトナー排出ローラ１４と平行に両端を
軸支された回転軸１９に固定されたスプロケット２０ａ
、２０ｂと、固定軸２１との間に掛けられている。２２
は回転軸１７にほぼ平行に配置され、両端を運動伝達部
材１６ａ、１８ｂに取り付けられたシャフト状の撹はん
部材である。スプロケット２０ａ、２０ｂとトナー排出
ローラ１４は機体本体のシャーシ２３に配置されたステ
ッピングモータ等のモータ２４からの動力を用いてアイ
ドラギア２５．２６゜２７を介して、それぞれスプロケ
ットギア２８とトナー排出ローラギア２９を駆動するこ
とによって回転する。さらにトナー排出ローラ１４はト
ナーホッパー内壁９ａと近接して配置されている。

運動伝達部材１８ａ、１８ｔ）ｓ回転軸１９、スプロケ
ット２０ａ、２０ｂ、回転軸２Ｉは撹はん部材２２をト
ナーホッパー９の内壁に沿って移動させるように取り付
けられている。３０は現像剤ミキサーであり、現像バッ
ト１２内に配置されている。現像剤ミキサー３０はトナ
ーホ・ソバ−９よりトナー排出口１５を通して供給され
たトナー８とキャリア１０とを撹はん混合し、荷電させ
、現像スリーブ１１に搬送する。搬送されたトナー８と
キャリア１０は現像スリーブ１１内に固定されたマグネ
ットローラ３１の磁力により磁気ブラシを形成させられ
、ドクターブレード３２によりその高さを制限される。

現像スリーブ１１の回転に伴い磁気ブラシは感光体１と
接触し、感光体１の静電潜像が形成された部分にトナー
８を付着させ粉体画像を形成する。３３はトナー８とキ
ャリア１０の混合比を検出するためのトナー濃度センサ
ーであり、ドクターブレード３２に取り付けられている
。３４は現像が行われる現像部である。

次に、上記構成の動作を説明する。まず、高圧電源に接
続さ、れた帯電器２内の帯電線３にてコロナ放電を行い
感光体１の表面を一様に一６００Ｖ〜−７００Ｖ程度に
帯電させる。次に感光体１を矢印六方向に回転させ一様
に荷電された感光体１の表面上にレーザビーム等の露光
光線６を照射すると、感光体１上の照射された部分は電
荷が消え、静電的な潜像が形成される。一方、現像バッ
ト１２内のキャリア１０とトナー８は現像剤ミキサー３
０によって充分に摩擦帯電されマグネットローラ３１に
吸引され、現像スリーブ１１の回転によって現像部３４
へ搬送される。この現・像部３４にてキャリア１０とト
ナー８は磁気ブラシを形成し、感光体１と接触する。こ
の際、現像スリーブ１１と感光体１間に電位差を与える
と、感光体ｌ上の静電潜像部にトナー８が付着し可視像
を形成し、現像が終了する。ここでキャリア１０とトナ
ー８との混合比は、トナー濃度センサー３３にて常に感
知されている。トナー８が現像部３４にて感光体１に付
着し消費されるとトナー濃度センサー３３が現像バット
１２内のキャリア１０とトナー８の混合比が予め設定し
た値より低いと検出し、その検出信号がホストコンピュ
ータ（図示せず）に導かれ、第７図に示すように、モー
タ２４を駆動し種々のギア２５．２６．２７，２８．２
７を介してトナー排出ローラ１４を回転させる。

するとトナー排出ローラ１４の表面に付着したトナーが
トナー排出口１５のエツジ部によって掻き落とされる。

よってトナー排出口１５を通してトナーホッパー９内の
トナー８を現像バット１２内の現像剤ミキサー３ｏ上に
補給し、設定された混合比へ回復させ、一定の混合比を
維持することになる。またトナーホッパ９内のトナー８
はオイルシール１７の作用によって軸受部分より外に洩
れることはない。

発明が解決しようとする課題以上のように構成された従来の現像装置において、トナ
ーホッパー９内のトナー８はオイルシル１７の作用によ
って軸受部分より外に洩れることはないが、オイルシー
ル１７はゴム等よりなる本体と固定用板金１７ａ１ある
いはばね１７ｃ等の部品よりなり、部品点数が多く組み
立て工数も掛かり、コストアップの原因となっていた。

課題を解決するための手段しかるに、本発明は上記欠点を一掃するものであり、ト
ナー排出ローラの端部を囲む突出壁をトナーホッパの内
部に突設し、トナー排出ローラの外周面に突出壁の先端
を食い込ませたことにある。

作　　用上記手段によってトナー排出ローラの端部に軸受のリブ
が食い込んでいるため、トナーホッパ内のトナーは軸受
の軸の挿入口まで侵入することはなく、軸受と軸の隙間
から洩れることはない。

実施例以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の電子写真装置の一実施例を示す側断面
図であり、第２図は本発明の電子写真装置のトナーホッ
パ一部の分解斜視図である。

第１図、第２図において１は感光体、２は帯電器で帯電
線３とシールド板４及びグリッド板５によって構成され
ている。６は光学ユニット（図示せず）から発射される
露光光線である。７は現像装置であり、トナー８を収納
するトナーホッパー〇と現像バット１２を有している。

１０はキャリアでありトナー８と混合撹はんされる。そ
してトナー８とキャリア１０は現像スリーブ１１に搬送
され、磁気ブラシを形成される。１３はトナーホッパー
蓋である。１４はトナーホッパー９内のトナー８を現像
バット１２内に供給するトナー排出ローラで、軸１４ａ
、１４ｂの両端を軸受１６によって回転自在に軸支され
、トナーホッパ９内でトナー排出口１５を塞ぐように設
置されている。

９ｃはトナーホッパー９の底面に形成されたトナー排出
ローラ１４の収納凹部で底面を２分割している。そして
トナーホッパ９の側壁にはトナー排出ローラ１４の端部
を囲む筒状の突設壁９ｄが設けられており、突設壁９ｄ
は先端に鋭利なリブ９ｅを有しており、リブ９ｅは第４
図に示すようにトナー排出ローラ１４の周面に食い込ん
でいる。

１８ａ、１８ｂはベルトやチェーンあるいはローブ等の
ループ状の運動伝達部材である。回転軸２１はトナー排
出ローラ１４と平行になるように両端を軸支されている
。この回転軸２１の両端付近にスプロケット２０ａ、２
０ｂが固定されている。

そして運動伝達部材１８ａ、１８ｂはスプロケット２０
ａ、２０ｂと固定軸２１との間に掛けられ、トナー排出
ローラ１４の上部を横切ってトナー排出ローラ１４の軸
と直角方向に走行する。ここで固定軸２１の代わりに回
転軸を用いたりあるいはスプロケットを用いてもかまわ
ない。２２は回転軸１９にほぼ平行に配置され、両端を
運動伝達部材１８ａ、１８ｂに取り付けられた撹はん部
材で丸棒状である。スプロケット２０ａ、２０ｂとトナ
ー排出ローラ１４は機体本体のシャーシ２３に配置され
たステッピングモータ等のモータ２４にアイドラギア２
５．２６．２７を介して連結されている。そしてモータ
２４によってスプロケットギア２８とトナー排出ローラ
ギア２９を駆動することによってスプロケット２０ａ、
２０ｂとトナー排出ローラ１４を回転駆動する。３０は
現像バット１２内に配置され、トナーホッパー９よりト
ナー排出口１５を通して供給されたトナー８を撹はん混
合し現像スリーブ３１に搬送する現像剤ミキサーである
。搬送されたトナー８とキャリア１０は現像スリーブ１
１内に固定配置されたマグネットローラ３１の磁力によ
り磁気ブラシを形成させられ、ドクターブレード３２に
よりその高さを制限され、現像スリーブ１１の回転に伴
い磁気ブラシは感光体１と接触し、感光体１の静電潜像
部にトナー８を付着させ粉体画像を形成する。３３はト
ナー８とキャリア１０の混合比を検出するためのトナー
濃度センサーであり、ドクターブレード３２に取り付け
られている。３４は現像が行われる現像部である。

次に、上記構成の動作を説明する。まず高圧電源に接続
された帯電器２内の帯電線３にてコロナ放電を行い感光
体１の表面を一様に一６００Ｖ〜−７００Ｖ程度に帯電
させる。次に感光体１を矢印Ｅ方向に回転させ一様に荷
電された感光体１の表面上に露光光線６を照射すると、
照射部は電荷が消え静電的な潜像が形成される。一方、
現像バット１２内のキャリア１０とトナー８は現像剤ミ
キサー３０によって充分に摩擦帯電されマグネットロー
ラ３１に吸引され、現像スリーブ１１の回転によって現
像部３４に搬送される。この現像部３４でキャリア１０
とトナー８は磁気ブラシを形成し感光体１と接触する。

この際現像スリーブ１１と感光体１との間に電位差を与
えると、感光体１上の静電潜像部にトナー８を付着し可
視像を形成し現像が終了する。

以上のように構成された本発明の現像装置においてトナ
ーホッパー９内のトナー８は初期に１の状態にありトナ
ー排出ローラ１４の回転と同時にモータ５４の動力によ
って回転軸１９．スプロケット２０ａ、２０ｂを介して
、運動伝達部材１８ａ、１８ｂが回転軸１．９と固定軸
２１の間をループ状に回転する。それに伴い撹はん部材
２２がトナーホッパー９内の底面全域に沿ってトナー排
出ローラ１４の軸方向と直角方向Ｇヘトナー排出ローラ
１４の垂直上部を横切りながら、トナー８を撹はんする
とともに、トナー排出ローラ１４の方（Ｈ方向）へトナ
ー８を押し流す。トナー排出ローラ１４は回転に伴って
表面に付着したトナー８をトナー排出口１５より排出さ
せる。またトナー排出ローラ１４の周面にトナーホッパ
９の突出壁９ｄに形成されたリブ９ｅが食い込んでいる
ため、トナー８はトナー排出ローラ１４の軸１４ａと軸
受１６の間の隙間を通って外部に洩れることはない。

発明の効果以上のように本発明はトナー排出ローラの端部を囲む突
出壁をトナーホッパに形成し、突出壁の先端をトナー排
出ローラの外周面に食い込ませているため、トナー排出
ローラの軸受にオイルシル等を設ける必要がな（、部品
点数が少なくて済み、安価に構成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電子写真装置の一実施例を示す側断面
図、第２図は同トナーホッパ一部分の斜視図、第３図は
同正断面図、第４図は同要部拡大断面図、第５図は従来
の電子写真装置の側面図、第６図は同トナーホッパ一部
分の斜視図、第７図は同正断面図、第８図は同要部拡大
断面である。１・・・感光体４・・・シールド板７・・・現像装置９ｄ・・・突出壁１０・・・キャリア１２・・・現像バラ２・・・帯電器　　　３・・・帯電線５・・・グリッド板　６・・・露光光線８・・・トナー
　９・・・トナーホッパー９ｅ・・・リブ１１・・・現像スリーブト　　　　１３・・・トナーホッパー蓋ｌ４・・・トナ
ー排出ローラ　　１５・・・トナー排出口１６・・・軸
受　　　１８ａ、１８ｂ・・・運動伝達部材１９・・・
回転軸　　２０ａ、２０ｂ・・・スプロケット２１・・
・固定軸２２・・・撹はん部材２３・・・シャーシ２４
・・・モータ　２５，２６．２７・・・アイドラギア２
８・・・スプロケットギア２９・・・トナー排出ローラギア３０・・・現像剤ミキサー　３１・・・マグネットロー
ラ３２・・・ドクターブレード３３・・・トナー濃度センサー　　　　３４・・・現像
部代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名１２：現
像バット６４：現儂部第図１６：・トナー排出ローラ軸受第図

Claims

【特許請求の範囲】

トナー蓄えるホッパーの底面にトナー排出口を形成し、
前記トナー排出口を塞ぐとともに回転することによって
表面に付着したトナーを前記排出口より排出するトナー
排出ローラを前記トナーホッパ内に収納し、前記トナー
排出ローラを軸支する軸受を設け、前記トナーホッパの
底面に前記トナー排出ローラの端部を囲む突出壁を突設
し、前記突出壁の先端を前記トナー排出ローラの外周面
に食い込ませたことを特徴とする電子写真装置。