JPH03100269A - 透水型枠 - Google Patents

透水型枠

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JPH03100269A
JPH03100269A JP23718389A JP23718389A JPH03100269A JP H03100269 A JPH03100269 A JP H03100269A JP 23718389 A JP23718389 A JP 23718389A JP 23718389 A JP23718389 A JP 23718389A JP H03100269 A JPH03100269 A JP H03100269A
Authority
JP
Japan
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water
permeable
panel
outer peripheral
water flowing
Prior art date
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Pending
Application number
JP23718389A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Iketani
池谷 芳之
Hiroo Takada
高田 博尾
Kenichi Sekine
健一 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAINIPPON GLASS KOGYO KK
Shimizu Construction Co Ltd
Dainihon Glass Industry Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
DAINIPPON GLASS KOGYO KK
Shimizu Construction Co Ltd
Dainihon Glass Industry Co Ltd
Shimizu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by DAINIPPON GLASS KOGYO KK, Shimizu Construction Co Ltd, Dainihon Glass Industry Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical DAINIPPON GLASS KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は透水型枠に関する。
(従来の技術) 従来の透水型枠としては、本出願人が提案した特開昭6
2−29669号公報に記載のものがある。この型枠は
、多数の小孔を開けた型枠板の内側に繊維製シートを張
り、シート近傍のコンクリートの余剰水分を通水して、
型枠板の小孔から排水してコンクリート表面の緻密性を
上げて、コンクリートの耐久性を向上させようとするも
のである。
(発明が解決しようとする課題) 従来例によると、例えば第7図に示すように型枠板にの
突合わせ部分において、打設コンクリート中の余剰水分
は、繊維製シート5を通過して小孔Hから流出するが、
型枠板Kにさえぎられて流出が十分でなく、しかも気泡
は抜は出ることができないために、突合わせ部分の内側
部Caに溜ってコンクリート表面に気泡の跡が残る問題
があった。
この発明は、型枠の突合せ部分や型枠端部等における余
剰水分の脱水及び空気抜きを確実に行え、しかもコンク
リート表面に気泡跡が残らない透水型枠を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 第1の発明は、通水パネル2の前面及び外周側面にこの
通水パネルを被覆する繊維製通水体3を張ってあり、こ
の通水体に通水体表面を被覆する透水クロス4を張っで
あることを特徴とするものである。
第2の発明は、通水パネル2の前面に繊維製通水体3を
張ってあり、この通水体に通水体表面を被覆する透水ク
ロス4を張ってあり、上記通水、(ネル外周一部又は外
周側面に厚み方向に通孔7または通溝5aを形成し、上
記透水クロスの外周部は通水パネル外周側面に張付けら
れていることを特徴するものである。
第3の発明は、外周部に縁枠5を取付けてある格子状の
通水パネル2の前面にこの通水パネルを被覆する所定の
剛性を有する繊維製通水体3を張ってあり、この通水体
に通水体表面を被覆する透水クロス4を張り、上記縁枠
に厚み方向に貫通する通孔または通溝を貫設してあり、
上記透水クロスの外周部で縁枠外周側面を被覆している
ことを特徴するものである。上記通水体3は、ガラス繊
維等の剛性を有する繊維同志を接着状態に絡めて固めて
形成した通水せき板であればよい。
(作用) 透水クロス4を介して吐出したコンクリートの余剰水分
と気泡は通水体3内を流下または通過する。透水型枠1
の突合わせ部分では、コンリート中の水分は通水体3に
吐出されて、その内部下方に流下し、通水パネル2の側
面または側部に設けた通溝5aまたは通孔7を通じて吐
出気泡とともに放出される。通水せき板3は剛性を有し
ているから、通水パネルの空隙2aを広く設けることが
でき、通水パネルは軽量化される。
(実施例) 以下この発明の詳細な説明する。
この発明の一実施例として、第3図に示す高速道路のプ
レキャストコンクリート桁P上に設置される遮音壁Wの
施工に用いる透水型枠を例にとって説明する。
第1図〜第3図において、地覆部分における透水型枠1
は、外周部に縁枠5を取付けてある格子状の通水パネル
2と、このパネルの全前面に張っである通水体であるガ
ラス繊維製通水せき板3と、この通水せき板の全表面に
張っである透水クロス4とからなるものである。
通水パネル2はガラス繊維補強の部材によって格子状に
しかも、その空隙2aが縦長の長方形に形成されている
。縁枠5は、通水パネルの外周部の保護をするためのも
ので、ビスなどの止め部材によって通水パネル2に固定
されている。
通水せき板3は、通水パネル2に接着され、外周部は縁
枠5の外周側面を被覆している。通水せき板3は、所定
の剛性、例えば3mm厚のベニア板と同等以上の剛性に
設定されている。このために、背部に通水パネル2の空
隙部2aがあっても、撓むことがない。
通水せき板3の製法の一例を示すと、ガラス繊維は連続
繊維マットを1000〜2000g10fの重量になる
ように積層し、その際に接着剤としてビニルエステル樹
脂を用いて、この樹脂を重量比で30〜50%塗付し、
厚さ5〜30 / m mになるように押圧し、加熱雰
囲気下又は常温雰囲気下で硬化させてガラス繊維同志を
接着状態に絡めて固めたものである。接着剤の使用量は
、通水せき板の必要な曲げ剛性と空隙量とに応じてその
塗付量を決める。
このようにして、板肉外を縦横に連らなる空隙を有し、
通水性を備え、かつ所定の剛性を有する通水せき板3が
製作される。
透水クロス4は、縁枠5の外周側面に回り込んで、端部
は止め金具によって縁枠5に止められている。
上記透水型枠1によれば、打設されたコンクリート中の
余剰水分は、透水クロス4から通水せき板3に入って内
部を下方に向けて流れて、排水分量が多い場合にはその
一部は通水パネル2の空隙2aからも排水され、同時に
コンクリート中の気泡や、コンクリート硬化時に発生す
る水蒸気は透水クロス4及びせき板3を通過して空隙2
aから排出される。
また第1図において、透水型枠1に連続している下方の
透水型枠IAは、透水型枠1と実質的に同一構成である
が、通水せき板3の下端辺は通水パネル2の下端辺に一
致し、パネル外周面を透水クロス4のみで被覆している
6は、透水型枠IAを支持する支持部材である。
第1図に示す透水型枠1.IAの突合せ部分子における
コンクリートの余剰水分と気泡とは通水せき板3の端部
3aにおいて、通過して排出される。
突合せ部分子におけるコンクリートの余剰水分と気泡を
効果的に排出可能にするために、第4図に示すように通
水パネル2の縁枠5の外周側面に厚み方向に間隔を置い
て複数の溝状の空気抜きと水抜きを兼ねる通溝5aを形
成してもよい。こうすれば、透水型枠の合せ部分のコン
クリート中の余剰水分の脱水や抜気が円滑に行え、型枠
合せ部分のコンクリート表面を水あばたや気泡跡の残ら
ないきれいな面に仕上げることができる。
また第1図において、透水型枠IBは、木製のパネルで
あって、このパネルには空気抜きを目的とする通孔7.
・・・を開けてある。通水せき板3及び透水クロス4の
構成は型枠IAの外周縁部と実質的に同一構成である。
なお、この型枠IBでは、通水パネル1が木製であるか
ら、通水体3はたわむおそれがないから、コンクリート
圧力に耐える程度の強度を有していれば、フェルト製等
の短繊維製のものを用いてもよい。8は、透水型枠IB
を支持するサポート用のセパレータである。
第3図において、透水型枠IC,IDは、いずれも第5
図に示すように通水パネル2の外周側面を透水クロス4
のみで被覆しである。両道水型枠IC,IDの突合せ部
分子l付近の気泡をパネル外に抜けるように孔7を縁枠
5に開けてある。
第6図の例では、透水型枠IE(第3図)の上端部内側
に透水面木9を、この面木から伸しである取付は片10
に釘11によって縁枠5に固定しである。透水面木9は
、プラスチック等により三角柱状に形成され、内部が中
空となっている。透水面木9には厚み方向に通孔12.
・・・が開けられている。透水面木9の傾斜面には繊維
製の通水体13を張り、その上からは透水クロス14で
覆い、この透水クロスで面木本体外周を被覆し、端部を
接着剤等によって面木に固着しである。透水クロス14
に通孔12と連通する孔を開けていもよい。
通水体3の材質として、通水性を有するガラス繊維板を
用いれば、薄くて所定の剛性と透水性を確実に得られる
が、通水性と剛性を有する合成繊維板や天然繊維板を用
いたものであってもよい。
(発明の効果) この発明によれば、透水クロス、通水体及び通水パネル
の三層構造であって、通水パネルの外周側面まで通水体
が被覆しているから、透水型枠の突合せ部分におけるコ
ンクリートの余剰水分を円滑に脱水することができる。
そして通水パネルの外周側面又は外周部に通溝または通
孔を設けてあるので、透水型枠の突合せ部分におけるコ
ンクリートから出る余剰水分や気泡や水蒸気を効果的に
抜くことができるために、コンクリート打設面がきれい
に仕上がり、かつコンクリートの耐久性が得られる。通
水体は、剛性を備えているために格子状の通水パネルの
空隙を大きくできるから、パネルの軽量化を図れるのみ
でなく、気泡や蒸気をより一層円滑にかつ効果的に抜く
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は使用状態を示す断面図、 第2図は透水型枠の背面図、 第3図は透水型枠の配置状態を示す正面図、第4図は他
の実施例における透水型枠の端部を示す拡大断面図、 第5図は透水型枠の突合わせ部分における拡大断面図、 第6図は透水面木を取付けている透水型枠の端部を示す
拡大断面図、 第7図は従来例の使用状態を断面図である。 1、IA、IB、IC,ID、IE・・・透水型枠、2
・・・通水パネル、3・・・通水体(通水せき板)、4
・・・透水クロス、5・・・縁枠、 5a・・・通溝、  7・・・通孔。 9・・・透水面木、 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、通水パネルの前面及び外周側面にこの通水パネルを
    被覆する繊維製通水体を張ってあり、この通水体に通水
    体表面を被覆する透水クロスを張ってあることを特徴と
    する透水型枠。 2、通水パネルの前面に繊維製通水体を張ってあり、こ
    の通水体に通水体表面を被覆する透水クロスを張ってあ
    り、上記通水パネル外周部又は外周側面に厚み方向に通
    孔または通溝を形成し、上記透水クロスの外周部は通水
    パネル外周側面に張付けられていることを特徴する透水
    型枠。 3、外周部に縁枠を取付けてある格子状の通水パネルの
    前面にこの通水パネルを被覆する所定の剛性を有する繊
    維製通水体を張ってあり、この通水体に通水体表面を被
    覆する透水クロスを張り、上記縁枠に厚み方向に貫通す
    る通孔また通溝を貫設してあり、上記透水クロスの外周
    部で縁枠外周側面を被覆していることを特徴する透水型
    枠。 4、通水体は、ガラス繊維等の剛性を有する繊維同志を
    接着状態に積層状に絡めて固めて形成した通水せき板で
    あることを特徴とする請求項3記載の透水型枠。
JP23718389A 1989-09-14 1989-09-14 透水型枠 Pending JPH03100269A (ja)

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JP23718389A Pending JPH03100269A (ja) 1989-09-14 1989-09-14 透水型枠

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013172218A1 (ja) * 2012-05-15 2013-11-21 一般財団法人生産技術研究奨励会 コンクリート養生型枠およびコンクリート部材の構築方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013172218A1 (ja) * 2012-05-15 2013-11-21 一般財団法人生産技術研究奨励会 コンクリート養生型枠およびコンクリート部材の構築方法
JP2013238044A (ja) * 2012-05-15 2013-11-28 Taisei Corp コンクリート養生型枠およびコンクリート部材の構築方法

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