JPH03244737A - タイル外壁構造とその工法 - Google Patents

タイル外壁構造とその工法

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JPH03244737A
JPH03244737A JP4008890A JP4008890A JPH03244737A JP H03244737 A JPH03244737 A JP H03244737A JP 4008890 A JP4008890 A JP 4008890A JP 4008890 A JP4008890 A JP 4008890A JP H03244737 A JPH03244737 A JP H03244737A
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JP
Japan
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cement
tile
tiles
hollow plate
concrete
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Application number
JP4008890A
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English (en)
Inventor
Mitsuyasu Ito
伊藤 光泰
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KUNISHIRO TAIKA KOGYOSHO KK
Original Assignee
KUNISHIRO TAIKA KOGYOSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、タイルを外壁に貼着した建造物におけるタ
イル外壁構造およびその工法に関するものである。
[従来の技術] タイルを配設した外壁の構造としては、従来第312I
に示すものか知られている。
図において、lは、コンクリート壁て、建造物の躯体を
構成している。
そして、3はセメント層て、コンクリート壁1の外壁面
に形成され、複数のタイル2を固着している。
以上の構成からなるタイル外壁の形成において従来は、
次のような工法か実施されていた。
まず、ベニア板等の平面板により形成される内側型枠と
外側型枠とを空隙を置いて対向させ、この空隙にコンク
リートを打ち込むことにより、コンクリート壁1を形成
し、次いて、前記の各型枠を取り外し、コンクリート壁
1の外側壁面にセメント3を貼着し、このセメント3が
固まる前にタイル2をセメント3に対し配設しタイル外
壁を形成する。
しかしなから、上達の従来技術には次のような問題か生
している。
すなわち、複数のタイル2のセメント3への配設は、セ
メントを用いたいわゆる湿式1法であるため、左官作業
か煩雑て、天候等にも左右されやすく、コストか嵩むう
えタイルの剥離といった問題も生し易い。
このため、第4図に示すように、セメント板の表面に予
めタイルを貼設したいわゆるタイルパネルにより建造物
の外壁をタイル構成とする工法か開発されている。
図において、Aはタイルパネルてあり、4はタイルパネ
ルAを形成するための枠体である。
枠体4の高さ方向のほぼ中心に架設される緊張体5に適
宜手段によって引っ張り力を加えておき枠体4にセメン
トを打ち込み、次いて、セメント層3の上面にタイル2
を配設し、セメントの固化後、枠体4を取り外しプレス
トレスの加えられたタイルパネルを形成する。
そして、このタイルパネルAを用いてタイル外壁を形成
する場合は、ベニア板等の平面板により内側型枠を形成
し、外側型枠としてタイルパネルAを、内側型枠と空隙
を置いて対向させ、この空隙にコンクリートを打ち込み
第3図に示すタイルを配設した外壁を形成するものであ
る。
[発明か解決しようとする課題] しかしなから、上述の従来技術には次のような問題かあ
る。
すなわち、第4図に示すように、タイルパネルAは、そ
の表面にに複数のタイル2を予め貼設されているため、
例えば運搬中、あるいは現場において建造物の外壁工事
中にタイル2に損傷か起きた場合、その損傷かほんのl
、2個のタイルに生した場合ても、タイルパネル全体と
して不良品となってしまう。
また、第311に示したタイルパネルAを用いて形成し
たタイル外壁は、雨水の処理等に問題かあり、白華現象
か生しやすい。
[発明の構成] この発明に係るタイル外壁構造は セメント中空板と、その内側面に打ち込まれ建造物の躯
体を構成するコンクリート壁と、前記セメント中空板の
外側面に貼設される複数のタイルとからなり、 前記セメント中空板は、タイル貼設面に複数の凸部をマ
トリックス状に有するとともに、セメント中空板の肉厚
部に上下方向に貫通する中空部を複数形成してなり、 前記タイルは裏面にセメント中空板の前記凸部に嵌合す
る凹溝を水平方向に有し、この凹溝てセメント中空板の
所定の位置にタイルを配設し、これらのタイルを接着剤
により固定するようにして構成するとともに、 このタイル外壁構造を、 適宜の内側型枠と、外側型枠としてのセメント中空板と
を空隙をおいて対向させ、この空隙にコンクリートを打
ち込みコンクリート壁を形成する工程、 ロ、コンクリート壁の形成により、これに(i!iIR
されたセメント中空板に対し、タイルを所定位置に配設
貼着する工程、で形成するようにして、上記従来の課題
を解決しようとするものである。
[発明の実施例] 図面に基すいて、この発明の詳細な説明する。
第1図および第2図は、この発明の1実施例を示す図で
ある。
第1図において、6はセメントを成型して形成したセメ
ント中空板てあり、表面には、複数の凸部6aが上下左
右に互いに所定の間隔G1.G2を置いてマトリックス
状に配設され、肉厚部分には、長手方向に貫通する複数
の中空部6aか所定の間隔て並設されている。
そして1このセメント中空板6の裏面は平面に形成され
ているか、コンクリート、モルタル等との係合性を向上
するために、表面と同様の凸部あるいは溝部等、なんら
かの係合部を形成しておいても良い。
タイル外壁の形成は、ベニア板等の平面板により内側型
枠を形成し、この内側枠体と、セメント中空板6の裏面
側とを空隙を置いて対向させ、この空隙にコンクリート
を打ち込み、第1図に示すようなコンクリートlを形成
する。
そして、コンクリート壁lに固着されたセメント中空板
6に対し、第2図に示すようにタイル2を配設する。
タイル2には、その裏面に水平方向に蟻溝状の凹溝28
か形成されていて、この凹溝2aは、前記セメント中空
板6の凸部6aに移動可能に嵌合し得るようになってい
る。
セメント中空板6のの凸部6aに嵌合されたタイル2は
、セメント中空板6との間に塗布したモルタル、エポキ
シ樹脂等の接着剤によって所定の位置にしっかりと固定
される。
なお、接着剤か未硬化の状態にあるときは、タイル2は
、その固定位置を水平方向ヘスライトさせることか可能
であり、また、セメント中空板6の凸部と嵌合している
ため、タイル2か自重で下方に移動するようなこともな
く、極めて容易にタイル2の配列1位置決め等を行うこ
とかできる。
このタイル2の配設の際、タイル2に傷、亀裂等の損傷
か生しても、そのタイルのみを交換すれば良い。
一方、セメント中空板6の肉厚部に複数並設された中空
部6bは、建造物の周囲に空気流通路を形成することに
なり、これによるエアサーキュレションは湿気の排除、
結露の防止等種々の利点を生し、建造物の耐久性を大幅
に向上させる。
さらに、この実施例にあっては、セメント中空板6の表
面に形成した凸部6aは横方向に不連続であるため、雨
水等の処理においても利便を有する。すなわち、タイル
面より侵入した雨水等は凸部6aの不連続部分を通り下
方に流れ拡散するのて、タイル裏面とセメント中空板6
との間における雨水等の滞留による種々の弊害を防止す
ることかできる。
[発明の効果] 以上、説明したように、この発明に係るタイル外壁構造
とその工法によれば、セメント中空板の中空部により、
良好な通気性か得られ、建造物の耐久性を向上させると
ともに、タイルの配設をセメント中空板の固着後に個々
容易に行えるようにしたので、従来のようにタイル面の
保護に伴なう作業能率の低下もなく、しかも熟練を要せ
ずにタイルの組積か容易になし得、生産コストを大幅に
低減できるという効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この発明の1実施例を示す図て
、第1図は、コンクリート壁およびこれに固着されたセ
メント中空板を示す一部切欠斜視図、第2図は、セメン
ト中空板およびこれに配設されるタイルを示す斜視図、
第3図および第4図は従来技術を示す図で、第3図は、
従来のタイル外壁構造を示す断面図、第4図は、タイル
パネルを示す一部切欠斜視図である。 図において、 l  −・・・・・ 2  ・・・・・・ 2 a  ・・−・・・ 6    ・・・・・・ コンクリート壁 タイル 凹溝 セメント中空板 6 a 凸部  b 中空部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セメント中空板と、その内側面に打ち込まれ、建
    造物の躯体を構成するコンクリート壁と、前記セメント
    中空板の外側面に貼設される複数のタイルとからなり、 前記セメント中空板は、タイル貼設面に複数の凸部をマ
    トリックス状に有するとともに、 セメント中空板の肉厚部に上下方向に貫通する中空部を
    複数形成してなり、 前記タイルは裏面にセメント中空板の前記凸部に嵌合す
    る凹溝を水平方向に有し、この凹溝でセメント中空板の
    所定の位置にタイルを配設し、これらのタイルを接着剤
    により固定するようにしたことを特徴とするタイル外壁
    構造。
  2. (2) イ、適宜の内側型枠と、外側型枠としてのセメント中空
    板とを空隙をおいて対向させ、この空隙にコンクリート
    を打ち込みコンクリート壁を形成する工程、 ロ、コンクリート壁の形成により、これに固着されたセ
    メント中空板に対し、タイルを所定位置に配設貼着する
    工程、 以上の工程からなるコンクリート打ち込み工法。
JP4008890A 1990-02-21 1990-02-21 タイル外壁構造とその工法 Pending JPH03244737A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04132132U (ja) * 1991-05-29 1992-12-07 株式会社イナツクス タイル張り用軽量コンクリート体
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WO2005035900A1 (en) * 2003-10-13 2005-04-21 Moon Su-Chang Fiber reinforced cement board and foam plastic insulated stay in place forms systems with perforated metal stud for cencrete reinforced structure
KR100681308B1 (ko) * 2003-10-13 2007-02-09 (주)보고인터내셔날 압축 시멘트판과 강재 샛기둥을 사용한 고정식 거푸집패널 시스템
WO2008130065A1 (en) * 2007-04-18 2008-10-30 Ki-Young Kim Incombustible board made using corrugated cardboard and method for manufacturing the same
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CN102535807A (zh) * 2012-02-16 2012-07-04 中建三局装饰有限公司 一种模块化墙面砖预粘贴结构及其施工方法

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