JPH029610A - 自動車用ヘッドレストの製造方法 - Google Patents

自動車用ヘッドレストの製造方法

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JPH029610A
JPH029610A JP63161916A JP16191688A JPH029610A JP H029610 A JPH029610 A JP H029610A JP 63161916 A JP63161916 A JP 63161916A JP 16191688 A JP16191688 A JP 16191688A JP H029610 A JPH029610 A JP H029610A
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skin
resin plate
headrest
mold
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Kazuhisa Ando
和久 安藤
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Inoue MTP KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車用ヘッドレストの製造方法に関する
(従来技術) 自動車用ヘッドレストは、乗員の頭部を保護する等のた
めに自動車の背もたれ上部に装着される。
かかるヘッドレストの従来における製造方法として、 ■ 表皮で覆われてない、いわゆる裸ヘッドレストを発
泡成形し、その後表皮を被着することによりヘッドレス
トを製造する方法と、 ■ 枕部となる弾性発泡体を発泡成形する際に、同時に
表皮の被着も行う、いわゆる表皮一体発泡成形法による
ヘッドレストの製造方法、がある。
まず■の方法について説明する。第6図は裸ヘッドレス
トの一例を示す斜視図、第7図は表皮被着後のヘッドレ
ストを第6図のA−Allと対応する位置で切断した部
分断面図、また第8図は裸ヘッドレスト成形時の型の断
面図である。
裸ヘッドレスト10は枕部を構成する弾性発泡体12と
、ヘッドレストを背もたれに取り付けるためのスティ1
4と、樹脂製板状体16からなる。樹脂製板状体16は
、表皮被着時に第7図のように表皮18の開口端部18
bをタッカ−19針により固定するためのもので、ステ
ィ14に嵌められてピン20によりスティの所定位置に
固定されている。
その裸ヘッドレスト10の成形は、次のようにして行わ
れる。まず第9図に示す如く、片面が筒状部16aとな
った樹脂製板状体16がスティ14に嵌められ、その樹
脂製板状体16がスティの所定位置までスライドされて
、樹脂製板状体の筒状部16a側面にスティ14を貫通
ずるピン20が打ち込まれる。
それにより、樹脂製板状体16がスティ14の所定位置
に固定される。そして第8図のように、樹脂製板状体’
h6がヘッドレスト底面を形成する上型キャビティ而2
2に接するようにして、スティ14が型11に装置され
、その型キャビティ24内にポリウレタンフォーム原料
等からなる液状発泡原料Mが注入される。注入された液
状発泡原料Mは、発泡によりキャビティ内に充満して前
記弾性発泡体12になり、スティ14の一部が弾性発泡
体12内に埋設された裸ヘッドレスト10が形成される
その後裸ヘッドレストの弾性発泡体12が、第7図のよ
うな袋状表皮18の開口部18aがら表皮18内に装入
され、表皮の開口端部18bがタッカ−等により樹脂製
板状体16に固定されて、所望の表皮で覆われたヘッド
レストが得られる。なお、樹脂製板状体が位置しない部
分、例えば第6図の13部分に対応する表皮の開口部(
図示せず)については、面ファスナー等によりその開口
部が閉じられる。
次に■の表皮一体成形法によるヘッドレストの製造方法
について説明する。その方法は、ヘッドレスト製造時の
型の断面を示す第10図のように、型キャビティ面26
に袋状の表皮28が装置され、その表皮28内にスティ
14の一部が位置するようにしてスティ14が型30に
装置され、その表皮28内に液状発泡原料Mが注入され
、発泡させることにより行われる。そして注入された液
状発泡原料が、表皮28内で発泡し、表皮で覆われた弾
性発泡体になって、所望のヘッドレストが得られる。
しかしながら■の製造方法にあっては、樹脂製板状体の
筒状部16aにピン20を打つ作業がしずらい間圧があ
る。特にその筒状部16aは枕部を構成する弾性発泡体
12内に埋設されるため、ヘッドレストの衡撃吸収機能
を損なわないように短いものとされるので、−fll前
記ピンち作業がしすらくなっている。
また■の製造方法にあっては、表皮内にスティの一部を
装入するための、および液状発泡原料を注入するための
切り込み等からなる開口部28aが表皮底面に形成され
ているので、液状発泡原料の発泡時に該原料Mがその開
口部28aから表皮外に漏出したり、あるいは開口部の
周縁28bがキャビティ内に垂れ下がることがあるので
、得られるヘッドレストの外観が損なわれたり、原料損
失等を生じる等の問題がある。
(発明が解決しようとする課題) そこでこの発明は、上記の問題を解決した自動車用ヘッ
ドレストの製造方法を提供しようとするものである。
(課題ご解決するための手段) 第一の発明の要旨は、取り付け用スティをその一部が型
キャビティ内に位置するよう型に装置し、その型キャビ
ティ内に液状発泡原料を注入し、発泡により自動車用ヘ
ッドレストを製造する方法において、所定部にピンを打
ち込んだあるいは突部を形成したスティに樹脂製板状体
を嵌め、前記ピンまたは突部と、ヘッドレスト枕部の底
面を形成するをキャビテイ面との間で前記樹脂製板状体
を挟むようにして該スティを型に装置し、その型キャビ
ティ内で液状発泡原料の発泡を行うことを特徴とする自
動車用ヘッドレストの製造方法にある。
また第二の発明の要旨は、取り付け用スティの装入用お
よび液状発泡原料注入用の開口部が形成された表皮を、
内部に取り付け用スティの一部が位置するようにしてス
ティとともに型キャビティに装置し、その表皮内に液状
発泡原料を注入して発泡することにより、表皮で覆われ
た自動車用ヘッドレストを製造する方法において、所定
部にピンが打ち込まれたあるいは突部が形成されたステ
ィに樹脂製板状体を嵌め、その84脂製板状体をスティ
のピンあるいは突部と、ヘッドレスト枕部の底面を形成
する型キャビティ面との間で挟むように前記スティを表
皮および型に装置し、その後表皮内で液状発泡原料の発
泡を行うことを特徴とする自動車用ヘッドレストの製造
方法にある。
(作用) 第一の発明において、あらかじめ取り付け用スティには
、所定位置にピンが打ち込まれ、あるいは所定部が圧し
潰される等して突部が形成される。
そして、そのスティに樹脂製板状体が嵌められ、該樹脂
製板状体が前記ピンまたは突部に当たるまでスライドさ
れる0次にその樹脂製板状体がスティのピンまたは突部
と、ヘッドレスト枕部の底面を形成する型キャビティ面
とにより挟まれるようにして、該スティが型に装置され
る。そしてその型キャビティ内に液状発泡原料が注入さ
れ、発泡により内部にスティの一部が埋設された弾性発
泡体が形成されることにより、いわゆる裸ヘッドレスト
が得られる。その際液状発泡原料の発泡により型キャビ
ティ内の圧力が増大して、樹脂製板状体が型キャビティ
面に強く押し付けられる。その結果、該樹脂製板状体に
よりキャビテイ面のスティ挿通部周囲がシールされ、液
状発泡原料の型外への漏出が防止される。
このようにして形成された裸ヘッドレストは、枕部底面
すなわち弾性発泡体底面におけるスティ突上部の周囲に
樹脂製板状体が埋設されたものとなっている。そして、
その弾性発泡体に次のようにして表皮が被着され、所望
の表皮で覆われたヘッドレストが形成される。すなわち
、弾性発泡体が袋状表皮の開口部から表皮内に装入され
、その表皮開口部のスティ周囲にある端部が前記樹脂製
板状体にタッカ−等により固定されることにより、表皮
で覆われたヘッドレストが得られる。
また第二の発明においては、第一の発明と同様にして樹
脂製板状体が嵌められた取り付け用スティと、スティ装
入用および液状発泡原料注入用開口部を有する袋状表皮
の両者が、前記スティの一部が表皮内に位置するように
して、型キャビティに装置される。このとき、樹脂製板
状体は表皮の開口部を内鍔から塞ぐように、スティのピ
ンまたは突部と、型キャビティ面とにより挟まれる。
そして、表皮内に液状発泡原料が注入されて発泡するこ
とにより、枕部を構成する弾性発泡体が表皮に覆われた
状態で形成され、所望のヘッドレストが得られる。
前記液状発泡原料の発泡時、その発泡により型キャビテ
ィ内の圧力が増大し、樹脂製板状体が強くキャビテイ面
側に押されて表皮の開口部周縁に一層強く圧着する。そ
の結果、該開口部がより確実にシールされ、液状発泡原
料が表皮の開口部から漏出しなくなる。また、その発泡
時に表皮の開口部周縁が、樹脂製板状体により表皮内側
から支えられて表皮内に垂れ下がるのが防止されるため
、得られるヘッドレストが、その底面において表皮開口
端の折れ曲がりのない外観の良好なものとなる。
(実施例) 以下、最初に第一の発明の実施例について、次に第二の
発明の実施例について説明する。
第1図ないし第3図は第一の発明に関するもので、その
うち第1図は樹脂製板状体を取り付け用スティに嵌めた
状態の斜視図、第2図は発泡成形時の型の断面図、第3
図は表皮被着後のヘッドレストの断面図である。なお、
この実施例は、前記第6図の裸ヘッドレスト10と同様
の外形からなるヘッドレストを製造する例である。
取り付け用スティ32は、この例のように中空もしくは
中実パイプをU字形のとしたもの、または二本の中空も
しくは中実パイプからなるもの等が用いられる。そのス
ティ32には、所定部に切り欠き33が形成されている
、その切り欠き33は、第2図のようにスティ32を型
に装置する際に位置決め用突起37と係合して、スティ
32を型キャビティ内の所定位置に吊り下げるためのも
のであるとともに、ヘッドレスト製造後におけるヘッド
レストの使用時にあっては、座席背もたれのクリップ等
と段階的に係合して該ヘッドレストの高さを調節するた
めのものである。なおそのスティ32は、ヘッドレスト
の枕部(弾性発泡体)に埋設される部分が、板状もしく
は箱状の補強体と一体となっているものであってもよい
そしてそのスティ32の所定位置にあらかじめピン34
が打ち込まれる。ピン34が打ち込まれる位置は、第2
図のようにスティ32が型36に装置された際に、上型
キャビテイ面38、すなわちヘッドレスト底面を形成す
る型キャビティ面、に樹脂製板状体を当接させることの
できる位置である。なおピン34に代えて、第4図に示
すスティ35のようにスティの一部を圧し潰すことによ
り突部35aを形成してもよい、そのピン34が打ち込
まれたスティ34に、樹脂製板状体40がそれに設けな
スティ挿通孔40aにより嵌められる。
樹脂製板状体40は、ヘッドレストあるいはスティの形
状等に応じた大きさ、数からなる。@えばこの実施例の
ように二つからなるもの、または第4図の樹脂製板状体
41のように一つからなるもの等がある。viIa製板
状体40にはスティ挿通孔40aが設けられ、また片面
にはスティ挿通孔40aと通じる筒状部40bが形成さ
れている。その筒状部40bには、前記スティのピン3
4または突部と係合する切り欠き40cが形成されてい
る。
その樹脂製板状体40のスティ挿通孔40aに前記の如
くスティ32が挿通され、スティのピン34が樹脂製板
状体の切り欠き40cに係合して樹脂製板状体40の位
置決めがなされ、スティ32を軸とする樹脂製板状体4
0の回転が阻止される。
その後、スティ32が型36に装置されて、第2図のよ
うにして液状発泡原料Mの発泡がなされる。
型36は分割型からなり、二つに分かれる上型3フa。
37bの分割面にはスティ挿6通用の半円状凹部42が
形成され、また一方の上型37aの外面には前記位置決
め用突起37が形成されている。その位置決め用突起3
フに前記スティの切り欠き33を係合させ、樹脂製板状
体40が上型キャビテイ面38とスティのピン34とで
挟まれるようにして、そのスティ32がキャビティ46
内の所定位置に吊り下げられる。この時、他方の上型3
7bは開いた状態にあり(図示せず)、その型の開口部
分から液状発泡原料Mが型キャビティ46内に注入され
て、その後上型3フbが閉じられる。それによって、上
型キャビテイ面38のスティ挿通部周囲が樹脂製板状体
40により塞がれる。また、スティ32は位置決め用突
起37とピン34とにより、上型から突出する長さが常
に一定として型に装置されるため、得られるヘッドレス
トの底面とスティの切り欠き33までの距離が常に一定
になる。その結果、該ヘッドレストを座席背もたれに装
着した際に、背もたれ上部からヘッドレストの枕部まで
の距離が、製品間によりばらつくこともなくなる。
型キャビティ46内に注入された液状発泡原料Mは、発
泡してキャビティ46内に充満する。この時、樹脂製板
状体40はスティ32に固定されることなくピン34に
より下方から支持されているため、前記発泡による型キ
ャビティ内の圧力増加により、スティに対し上方へ摺動
して上型キャビテイ面のスティ挿通部周囲に強く押し付
けられる。それによってキャビテイ面のスティ挿通部周
囲が更に確実にシールされ、該スティ挿通部からの液状
発泡原料Mの流出が阻止される。そして、その液状発泡
原料Mの発泡により、型キャビティ形状からなる弾性発
泡体48(第3図)がスティ32の一部を埋設しな状■
で形成され、ヘッドレストRJ!ヘッドレスト)が形成
される。
そして、その裸ヘッドレストが型から取り出され、第3
図のように表皮18が弾性発泡体48に被着されて、所
望の表皮で被着されたヘッドレストとされる。その表皮
工8の被着は、袋状の表皮18に形成された切り込み等
よりなる開口部18aからその表皮内18に弾性発泡体
48が装入されて、該表皮18で弾性発泡体48が覆わ
れ、その表皮の開口端部18bが前記樹脂製板状体40
にタッカ−針19により固定されることによりなされる
。なお、樹脂製板状体が位置しない部分、例えば前記第
6図の13部分に対応する表皮の開口部(図示せず)に
ついては面ファスナー等によりその開口部が閉じられる
その表皮の被着により、表皮で覆われたヘッドレストが
得られる。
次に第二の発明、すなわち弾性発泡体の発泡成形時に表
皮の被着を同時に行う、表皮一体発泡成形法によるヘッ
ドレストの製造方法についてその実施例を説明する。
まず、第4図のようにスティ35に樹脂製板状体41を
そのスティ挿通孔41aにより嵌め、そのvI4I4板
製板状体41ティの突部35aにより支持する。
スティ35は、前記第一の発明において説明したように
、突部35aの形成に代えてピンを打ち込んだものでも
よい、またこの樹脂製板状体41は、二つのスティ挿通
孔41aに挿通されるスティ35により、そのスティ3
5を軸とする樹脂製板状体41の回転が阻止されるため
、前記第1図の樹脂製板状体40における筒状部40b
およびその筒状部の切り欠き40Cに相当するものは不
要である。
一方型52は、前記第一実施例における第2図と同様の
分vI型からなり、その型キャビテイ面54に次のよう
にして表皮28が装置される1表皮28は袋状からなり
、その底面(型キャビティ面に装置時は上部となる)に
切り込み等からなる開口部28aがスティ装入用および
液状発泡原料注入用として形成されている。そして表皮
28の開口部28aから。
前記樹脂製板状体41が嵌められたスティ35の一部が
表皮28内に装入され、次いで該表皮28が型キャビテ
ィ面54に装置される。その際、スティの突部35aに
より支持された樹脂製板状体41が、表皮の開口部28
a周縁を上型キャビテイ面に圧着するようにして、ステ
ィの切り欠き56が上型外面の位置決め用突起57に係
合され、スティ35がキャビティ内の所定位置に吊り下
げられる。なお、表皮を型キャビティ面に装置した後に
スティを表皮内に挿入し、それからスティの切り火きと
型の位置決め用突起とを係合させてもよい、また、ステ
ィの装入後においては、液状発泡原料注入のため一方の
上をが開けられた状態とされる(図示せず)。
その後、表皮の開口部28aから液状発泡原料Mが表皮
28内に注入されて上型の残りが閘じられる。
それによって表皮の開口部28周縁が、樹脂製板状体伺
と雨上型キャビティ面とにより挟まれ、その表皮開口部
28aが塞がれる。またそれと同時に表皮開口部28a
周縁の垂れ下がりが樹脂製板状体41により防止される
表皮内に注入された液状発泡原料Mは発泡して表皮28
内に充満し、型キャビティ内の圧力が増大する。その圧
力増により樹脂製板状体41が上型キャビテイ面側に強
く押圧され、表皮の開口部28周縁が更に強く上型キャ
ビテイ面54に圧着されて該開口部28Aがシールされ
、その開口部28aからの液状発泡原料Mの漏出が確実
に防止される。そして型キャビティ内を満たした液状発
泡原料が、表皮28で覆われた弾性発泡体く図示せず)
になる。
その後型を開き成形品を取り出せば、所望の表皮で覆わ
れたヘッドレストが得られる。
(効果) この発明は前記のような構成からなるため、次の効果を
奏する。
即ち裸ヘッドレストの成形においては、樹脂製板状体を
スティの所定位置に取り付ける際、あらかじめスティに
ピンまたは突部を設け、その後スティに樹脂製板状体を
嵌めるため、ピン打ち作業、突部形成作業が容易に行え
る効果がある。その結果、ヘッドレスト製造作業全体が
容易迅速になる利点がある。
又、裸ヘッドレストの!Kl aおよび表皮で覆われた
ヘッドレストの製造時に、樹脂製板状体が型の分割部ま
たは表皮開口部に圧着し、型分割部あるいは表皮開口部
をシールするため、液状発泡原料の漏出を防止でき、原
料損失、パリの発生等を防ぐことができる効果がある。
それとともに、型外面または製品表面に漏出原料の付着
がなくなるのでパリ除去作業が不要になるうえ製品外観
が良好になる効果もある。
更に、表皮で覆われたヘッドレストの製造時に、表皮の
閉口部周縁が樹脂製板状体により支えられて、型キャビ
ティ内に垂れ下がるのが防止されるため、表皮開口端の
折れ曲がりのない外観の良好なヘッドレストが得られる
又、スティと型の位置関係を常に一定としてヘッドレス
トの製造がなされるため、スティに設けられた高さ調節
用の切り欠きとヘッドレスト底面との距離が製品によっ
てばらつくことがない効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は第一の発明の実施例に関し、そのう
ち第1図はスティに樹脂製板状体に嵌めた状態の斜視図
、第2図は弾性発泡体成形時の断面図、第3図は表皮被
着後のヘッドレストの断面図、また第4図及び第5図は
第二の発明の実施例に関し、そのうち第4図はスティを
樹脂製板状体に挿通する際の斜視図、第5図は弾性発泡
体成形時の断面図、第6図以下は従来の方法に関し、そ
のうち第6図は裸ヘッドレストの斜視図、第7図は表皮
被着後のヘッドレストの断面図、第8図は製造時の型断
面図、第9図は樹脂製板状体にスティを挿通する際の斜
視図、第10図は表皮一体成形法によるヘッドレスト製
造時の断面図である。 18.28:表皮、28a 、 28a :表皮開口部
、32.35ニスティ、34:ピン、35a:突部、3
6.52:型、38:上型キャビテイ面、40.41:
樹脂製板状体、48二弾性発泡体、M:液状発泡原料 特許出願人   井上エムチービー株式会社第1図 第2図 第3図 筒4図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 因 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)取り付け用スティをその一部が型キャビティ内に位
    置するよう型に装置し、その型キャビティ内に液状発泡
    原料を注入し発泡することにより自助車用ヘッドレスト
    を製造する方法において、所定部にピンが打ち込まれた
    あるいは突部が形成されたスティに樹脂製板状体を嵌め
    、前記ピンあるいは突部と、ヘッドレスト枕部の底面を
    形成する型キャビティ面との間で前記樹脂製板状体を挟
    むようにして前記スティを型に装置し、その型キャビテ
    ィ内で液状発泡原料の発泡を行うことを特徴とする自動
    車用ヘッドレストの製造方法。 2)取り付け用スティの装入用および液状発泡原料注入
    用の開口部が形成された表皮を、内部にスティの一部が
    位置するようにしてそのスティとともに型キャビティに
    装置し、その表皮内に液状発泡原料を注入して発泡する
    ことにより、表皮で覆われた自動車用ヘッドレストを製
    造する方法において、所定部にピンが打ち込まれたある
    いは突部が形成されたスティに樹脂製板状体を嵌め、そ
    の樹脂製板状体が表皮内に位置するようにスティを表皮
    内に装入し、次いで前記樹脂製板状体をスティのピンあ
    るいは突部と、ヘッドレスト枕部の底面を形成する型キ
    ャビティ面との間で挟むように前記スティを表皮ととも
    に型に装置し、その後表皮内で液状発泡原料の発泡を行
    うことを特徴とする自動車用ヘッドレストの製造方法。
JP63161916A 1988-06-29 1988-06-29 自動車用ヘッドレストの製造方法 Pending JPH029610A (ja)

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