JPH02953A - ポリマー性カラーカプラー - Google Patents

ポリマー性カラーカプラー

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Publication number
JPH02953A
JPH02953A JP31521788A JP31521788A JPH02953A JP H02953 A JPH02953 A JP H02953A JP 31521788 A JP31521788 A JP 31521788A JP 31521788 A JP31521788 A JP 31521788A JP H02953 A JPH02953 A JP H02953A
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JP
Japan
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color
formula
polymer
group
tables
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Pending
Application number
JP31521788A
Other languages
English (en)
Inventor
John L Cawse
ジョン・レスリー・カウス
Philip J Harris
フィリップ・ジェームス・ハリス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Ciba Geigy AG filed Critical Ciba Geigy AG
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/327Macromolecular coupling substances
    • G03C7/3275Polymers obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers

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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なポリマー性カラーカプラー(colo
r couplerl及び写真材料におけるその使用に
関する。
ハロゲン化銀及びハロゲン化銀乳剤層中のカラーカプラ
ーを含み、色現像によっていわゆる単色色画像を生成す
るカメラ用高速フィルム材料が現在市販されている。こ
の材料は、高速フィルム材料を用いて得られる銀画像と
比較して色画像の粒度が実質的に小さいという点で通常
のカメラ用白黒高速フィルム材料を凌ぐいくつかの有利
性を有する。更に、この種のフィルム材料は、通常のカ
ラーフィルム処理剤を用いて処理することができる。現
在、殆どの処理施設はカラーフィルムのみを処理するよ
うに建設されており、カラーフィルム処理系においてカ
メラ用単色高速フィルム材料を処理することが出来れば
非常に有利である。
しかしながら、視認するのに十分な濃度を有し、それか
ら多階調印画紙をはじめとする全ての種類の白黒印画紙
をプリントするのに十分な吸光範囲を有する陰画像を得
るためには、ハロゲン化銀乳剤中に、イエロー、シアン
、マゼンタカラーカプラーを含ませる必要があることが
見出された。これらは油溶液としてしかハロゲン化銀乳
剤中に含ませることができないので、カラーカプラーの
全てを溶液中に溶解し、保持するためには、写真材料中
に多量の油が存在することが必要である。
これによって重大な欠点が生じる。例えば、フィルムを
切断する際には油付着物が切断器具上に残留する。また
、ハロゲン化銀層は厚いことが必要であるので、油滴が
存在すると鮮鋭度が減少する。更に、機械的損傷を引き
起こす可能性のある柔軟な層が得られる。
本発明者らは、そのための溶媒として油を用いる必要の
ない、単一のハロゲン化銀乳剤層中にシアン、マゼンタ
及びイエローカラーカプラーを包含せしめる方法を見出
した。
本発明によれば、次式: %式%(1) (上式中、R3は、水素、アルキル、塩素又は臭素であ
り、R2は2価の有機基であり、W、、W、及びW3は
、それぞれ、露光されたハロゲン化銀材料を第1級芳香
族アミンカラー現像剤によって発色現像することによっ
て、W旨まイエロー色素を形成し、W2はマゼンタ色素
を形成し、W3はシアン色素を形成しつる活性発色基で
ある) の3種のモノマー性カラーカプラーの残基を有するポリ
マー性カラーカプラーが提供される。
好ましくは、3つの基、W 1. W 2及びW3は、
カラー現像によって黒色又は黒色がかった色素が得られ
るような比でポリマー中に存在する。
Wl、W2及びW3は、以下に記載するもののような当
該技術において公知ないかなるカプラー基であってもよ
い、好ましくは、R,は水素又はメチルである。好まし
くは、2価の有機基:R2は、ウレタン、尿素、カーボ
ネート、エステル、エーテル、ケトン又はアミドの残基
であってよい、しかしながら、単純なアミド結合ニーC
(0)−NH−がより好ましい。
記載されている種類のポリマー性カラーカプラーは、単
離せずにそのまま用いられるポリマーラテックスとして
生成させることができる。また、水溶性の固体として生
成させることもできる。ポリマーラテックスとして生成
させる場合には、ポリマー単位中に、少なくとも一の他
の簡単な非発色性(non−color coupli
ng)で写真的に不活性なコモノマーが存在することが
好ましい。ポリマーをラテックスとして写真材料中に包
含せしめる場合には、ポリマー中に他の千ツマ−が存在
することか特に好ましい。この場合には、ガラス転移温
度、被覆溶液の製造において用いるゼラチンとの相溶性
、好適な屈折率、並びに、カプラーモノマーと写真的に
不活性なコモノマーとの間の共重合の適当な程度、及び
、低い粘度及びカプラーモノマーの混合物との適当な混
和性を与える能力のような最適な物理特性を有するラテ
ックスポリマーを製造することが望ましい。
記載された種類のポリマー性カラーカプラーを水溶性の
固体として生成させる場合には、ポリマー中に、次式(
IV): する。
Lは、好ましくは、2〜6個の炭素原子を有するアルキ
レン鎖であるか、又は、2〜6個の炭素原子を有し、鎖
内に酸素原子又は−NH−基が存在する、中断されてい
るアルキレン鎖である。
この種類の特に好適なモノマー残基は、次式(): (式中、R1は上記において示した意味を有し、Lはア
ルキレン又は中断されているアルキレン連結基であり、
R’及びR11は1〜4個の炭素原子を有するアルキル
基であり、X−は陰イオンである) を有するモノマーの残基40〜60重量%が存在を有す
るものである。ポリマー性カラーカプラーを生成させる
際にポリマーラテックスとして又は水溶性のポリマーと
して存在してよい好適なコモノマーとしては、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、エチ
ルヘキシルアクリレート、ビニルアセテート:ヒドロキ
シエチルメタクリレート、ヒドロキシプ口ビルメタクリ
レート;メタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸、2−
カルボキシエチルアクリレート及びこれらの塩、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、N−ヒドロキシメチルア
クリルアミド、スチレン、N−ビニルピロリドン、■−
ビニルイミダゾール;4−ビニルピリジン、ジメチルア
ミノエチルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルメ
タクリレート;スルホエチルメタクリレート、ビニルス
ルホン酸及びその塩、アクリロニトリル及び塩化ビニリ
デンが挙げられるが、これらに限定されるものではない
更に、ジビニルベンゼン、エチレンジメタクリレート、
トリビニルシクロヘキサン及びトリメチロールプロパン
トリアクリレートのような架橋モノマーを存在させても
よい。
ポリマーラテックスの製造において用いる界面活性剤は
、当該技術において公知ないかなるものであってもよく
、その例としては、アルコールエトキシレート、ソルビ
タンエステル、アリールフェノールアルコキシレート、
アルキルアルカノールアミドをはじめとする非イオン湿
潤剤;アルキルスルフェート及びスルホネート、スルホ
スクシネート、アリールスルホネート。ポリアルコキシ
スルフェート、アルキルホスフェート、アリールフェノ
ールホスフェート、アルキルタウレート(taurat
el 、サルコシネートをはじめとする陰イオン湿潤剤
:並びにアリルスルホスクシネートのような共重合性界
面活性剤が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
ラテックスの製造において用いる開始剤及び開始剤系は
、過硫酸塩、アゾ化合物、ペルオキシド、又は、酸化還
元系をはじめとする乳化重合に用いるいかなる他の公知
な開始剤であってもよい。これらの開始剤の例は、D、
 Blackleyによる”Emulsion Pol
ymerisation  、 Applied 5c
iencePublishers、 1975の特に1
55〜250頁においてみることができる。
ラテックスの製造方法は、播種重合及びコアーシェル(
core−shell)法、並びに動力供給(powe
r−feedl法及び当該技術において公知な弛の方法
のような方法を用いて行なうことができる。
ラテックスは、公知の設計の任意の装置を用いて、バル
ク状、半連続的又は連続的に製造することができる。
本発明の他の態様によれば、上記の種類のポリマー性カ
ラーカプラーを含む少なくとも一のゼラチン状ハロゲン
化銀乳剤層を有する写真材料が提供される。更に好まし
くは、写真材料は、以下に示すモノマーA、B及びCの
残基を有するポリマー性カラーカプラーを含む。
一実施態様においては、上記の種類のポリマー性カラー
カプラーは、ポリマーラテックスとしてハロゲン化銀乳
剤層中に存在している。
他の実施態様においては、上記の種類のカラーカプラー
を、水溶液としてハロゲン化銀乳剤層に加える。
先行文献において記載されているいかなるモノマー性カ
ラーカプラーも、本発明のポリマー性カラーカプラーに
おいて用いることができる。モノマーのカラーカプラ一
部分は、例えばカラーカプラーが2当量のカプラーとし
て作用しつるようにバラスト基(ballasting
 groupl又は解離基を有していてよい。
イエロー色素形成モノマー性カラーカプラーの例として
は、一般式(Vl): (式中、R3、R4、R5及びR6は、それぞれ、水素
、ハロゲン、アルコキシ、スルホキシ又はスルホンアミ
ドであり、Ro及びR2は上記に定義したとおりであり
、R1は水素又は解離基であり、Ll及びR2は、直接
結合又は−NH−である) のカプラーが挙げられる。
特に有用な連結基:R2は、−CONH−及び−0−C
H,−CH2−NH302−である。
L、及びR2の一方は直接結合であることが好ましい、
かかるモノマーの例は、後述の実施例において用いられ
ているモノマーBである。このモノマーは、次式(VT
[) を有している。
一般式(Vl)のモノマーの他の例は、次式(■) のモノマーである。
式(vBのモノマー性イエローカラーカプラーは米国特
許第4.080.211号に記載されている。
他の種類のイエロー色素形成モノマー性カラーカプラー
は、ベンゾイル末端基の代わりにピバロイル末端基を有
するものである。
かかるカラーカプラーは一般式(X);を有するもので
ある。
解離基を有する一般式(Vl)のモノマーの更なる例は
、次式(■): (式中、R1、R2、R6及びR2は上記記載の意味を
有する) を有するものである。
かかるカプラーの例は、次式(XI):を有するもので
ある。
マゼンタ色素形成モノマー性カラーカプラーの例として
は、一般式(X[I)  : シ基は6個以下の炭素原子を有するアルキル基を有する
R1は好ましくは水素又は−CH3である。
R2は好ましくは−CONH−である。しかしながら、
他の有用な連結基:R2としては、−CONHfCH2
1,−0−Go−NH(ここでXは2〜6である)、 (式中、R1及びR2は上記記載の通りであり、R,は
水素又は解離基であり、R1゜、RI+及びR12は、
それぞれ、水素、ハロゲン又はアルコキシである) のカプラーが挙げられる。好ましくは、アルコキ(上式
において、フェニレン基は、場合によっては、塩素又は
1〜4個の炭素原子を有するアルキルによって置換され
ている) が挙げられる。
特に有用な式(皿)のモノマーは、R+otRz及びR
12の少なくとも2つが塩素原子であるものである。
解離基R2又はR8の例としては−3−R。
(ここで、R9は、10個を超える炭素原子を有する長
鎖アルキル基であるか、又は、少なくとも1個のアルキ
ル又はアルコキシ基を有する置換フェニル基である)が
挙げられる。アルキル基が12〜20個の炭素原子を有
するか又は連鎖を有する場合のR8が好ましい。
解離基R7又はR8の他の例としては、が挙げられる。
式(XI[)のモノマーの例は、 CH。
及び、 式 以下の実施例において用いられており、次 を有するモノマーAである。
式(X[I)のモノマー性マゼンタカラーカプラーはヨ
ーロッパ特許第133.262において記載されている
他の種類のマゼンタ色素形成モノマー性カラーカプラー
は、一般式(XV[): これらのカプラーは、 次式。
(式中、R3、R8及びRIOは上記に定義した通りで
あり、Rhoは、アルキル、ジアルキルアミノ、場合に
よっては置換されているフェニル又は場合によっては置
換されているアシルアミノである) のものである。フェニル又はアシルアミノ基における置
換基としては、2〜6個の炭素原子を有するアルキル基
及び塩素が挙げられる。
のマゼンタカラーカプラーとアクリロイル又はメタクリ
ロイルクロリドとを反応させることによって製造するこ
とができる。
シアン色素形成モノマー性カラーカプラーの例としては
、一般式(X■): 及び一般式(XtX)  : のフェノールカプラー並びに一般式(XX):のナフト
ールカプラーが挙げられる。
(上式において、R1及びR12は上記に定義した通り
であり、R14は、水素、又は、ハロゲン原子もしくは
置換アルコキシ基のような解離基であり、R13は水素
原子又は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基であり
、R+sは、場合によっては置換されているアルキル又
はアシルアミノ基であり、R17は連結基であり、yは
0又は1であり、R+sは、アルコキシ、アミノ、アミ
ド又はスルホンアミドもしくは水素原子である) 好ましくはR1は水素又はメチルである。
連結基R17の例としては、中断されているアルキレン
鎖及びアルキル基、例えば、−CH,−CH。
CH,CH。
のアルキレン鎖が挙げられる。
好ましくは、中断されているアルキレン鎖は、鎖中に、
2〜6個の炭素原子及び−〇−又は−NH−基を有して
いる。
式(X■)のモノマーの例は、次式: のものである。これは以下の実施例において用いられて
いるモノマーCであり、式(X■)のモノマーの更なる
例は、次式: %式% 式(XX)のモノマーの例は、次式: 及び、 及び、 のちのである。
式(XtX)のモノマーの例は、次式;及び、 のものである。
−S式(XX)のモノマー性カラーカプラーは英国特許
第2,133,170号において記載されている。
記載されている種類のカラーカプラーは、カメラ用単色
高速ハロゲン化銀フィルム材料において特に有用である
。像様露光した後の写真材料を、p−フェニレンジアミ
ン現像剤を用いることによってカラー現像洛中で現像し
て、現像された銀画像及び黒色色素画像を得る0次に、
材料を漂白定着処理にかけて、現像された銀画像及び未
露光のハロゲン化銀解離黒色色素陰画像を除去し、これ
を用いて多階調印画紙をはじめとする全てのタイプの白
黒印画紙にプリントすることができる。
また、記載されている種類のカラーカプラーを用いて単
色印画紙を製造することもできる。即ち、色処理剤を用
いて処理して、銀画像の代わりに黒色色素画像を得るこ
とのできる印画紙である。このタイプの印画紙はそれか
ら校正印画紙を製造するのに特に有用である。
また、記載されている種類のカラーカプラーを用いてハ
ロゲン化銀画像を増強させることができ、これは、数年
前には非常に高い濃度の銀画像が必要となる場合には銀
の値段が写真において用いるには余りにも高価であるた
めに行い得なかった。
本発明の写真材料は、好ましくは、ハロゲン化銀乳剤層
中にバインダーとしてゼラチンを含む。
用いるハロゲン化物は、写真において通常用いられるい
かなるハロゲン化銀、例えば臭化銀、ヨウ臭化銀、塩化
銀、塩臭化銀及びヨウ塩臭化銀であってもよい、ハロゲ
ン化銀粒子を光学的かつ化学的に増感させてもよい、ハ
ロゲン化銀乳剤は、安定剤、殺菌剤、及び写真用ハロゲ
ン化銀乳剤において通常みられるいかなる他の添加剤を
含んでいてもよい。ゼラチンを硬化させても良く、また
、ハロゲン化銀被覆乳剤を製造する際に通常なように被
覆助剤を含ませてもよい。
カメラ用高速フィルム材料のためには、基材は、写真に
おいて用いられるいかなる通常の透明な基材、例えば、
下塗ポリエステル、ポリカーボネート又はポリスチレン
基材であってもよ(、又は、セルローストリアセテート
又はセルロースアセテート等のブチレート基材であって
もよい。材料を校正印画紙に用いる場合には、基材は、
写真用印画紙材料に通常用いられるいかなる不透明な基
材、例えばバライタ被覆紙基材又はポリエチレン積層紙
基材を用いることもできる。
以下の実施例によって本発明を示す。
見立」ユ 水15.81nI中にナトリウムオレイルメチルタウレ
ート(taurate) (0、16g )を含む溶液
を100一の反応容器中で80°Cに保持し、これに、
窒素雰囲気下で機械的に撹拌しながら、過硫酸カリウム
、70mg及びメタ重亜硫酸ナトリウム10mgを加え
た。
ヒドロキシプロピルメタクリレ−)−2,OOg及びブ
チルアクリレート3.00g中に、モノマーA(マゼン
クモノマー)0.34g、モノマーB(イエローモノマ
ー)0.34g及びモノマーC(シアンモノマー)0.
34gを溶解することによってモノマー溶液を調製した
。この溶液を入れた容器を約30〜40℃に保持した。
水5.80g中にナトリウムオレイルメチルタウレート
0.16g及び過硫酸カリウム40mgを溶解すること
によって界面活性剤溶液を調製した。
次に、界面活性剤溶液及びモノマー溶液を、最初に説明
した開始剤溶液を入れた100iの容器中に徐々に加え
た。この添加は2時間かけた。
100一の容器中で生成したラテックスを80℃に1,
5時間保持した0次に内容物を冷却し濾過した。
固形分22%を有するラテックスを単離すると、72n
mの粒径を有する内容物が得られた。凝塊は容器中に全
量で僅か0.04gLか存在していなかった。
得られたラテックスを用いてカラー写真材料を製造した
。未着色の双晶ヨウ臭化物ゼラチン乳剤2.2−に、ラ
テックス0.4−及び水7−を加えた。この乳剤に水0
.4−を加えた。この乳剤にトリアジン硬化剤の3%溶
液0.4Mlを加えた1次に、乳剤を透明なセルロース
トリアセテート基村上に被覆して、重量12 mg/ 
dm2の銀被覆を与えた。被覆を乾燥して緑色光中で検
査すると、透明で光沢を有する被覆が示された1次に、
この写真材料を白色光源に10秒間曝露し、カラー現像
溶液中、38℃において3.25分間処理した。
用いた現像溶液の組成は以下の通りであった。
炭酸カリウム            37.5g亜硫
酸ナトリウム          4.5gニトリロト
リアセテート(錯生成剤)2g水酸化ナトリウム   
       0.6g臭化ナトリウム       
    0.9g硫酸ヒドロキシルアミン      
 268g下式の現像剤           5.2
5g水                      
     lβ上記で用いた現像剤は次式: %式% 次に写真材料を、漂白浴に35℃において6.5分間通
過させた。
用いた漂白浴の組成は以下の通りであった。
臭化アンモニウム      150g1.8M−第2
鉄EDTA   150m1硝酸ナトリウム     
   20g水で全量を12にした。
次に材料を、以下の配合を有する定着浴に35℃におい
て6.5分間通過させた。
チオ硫酸アンモニウム(80%w/vl   190m
j亜硫酸ナトリウム         19gナトリウ
ムEDTA        1.5g水で全量を11に
した。
次に材料を、水中で30℃において3分間洗浄した後に
乾燥した。写真材料上に中間色の灰色の画像が存在した
。この画像は添付の図1に示す可視光吸収スペクトルを
有していた。これによって、本材料が、可視光スペクト
ルの青、緑及び赤の領域において良好な吸収を有するこ
とが示される。
ハロゲン化銀乳剤に緑色増感色素及び赤色増感色素を含
ませた外は上記のようにして二つの他の写真材料の試料
を製造した。したがってこの材料は全整色的に増感され
ている6 両方の試料を平板カメラ内で露光し、上記記載のように
処理した。
これによって得られた陰画像の一つを写真引伸機内に配
置し、これを用いて、通常の、光学的に増感されていな
い白黒印画紙をプリントした。露光された印画紙を処理
すると、明瞭なハイライト及び印影を有する明度の高い
プリントが得られた。
得られた他の陰画像を写真引伸機内に配置し、フィルタ
ーを与えて写真用多階調印画紙をプリントできるように
した。画像を引伸機の基板上で検査すると、No、2コ
ントラストフイルターを用いなければならないことが示
された。これを、その下に多階調材料のシートを配して
配置し、陰画像を用いてプリントした。処理した後にプ
リントを試験した。上記と同様に、明瞭なハイライト及
び印影を有する明度の高いプリントが得られた。
これによって、本発明の写真材料を用いて陰画像が得ら
れ、この陰画像を用いて通常の白黒印画紙材料並びに多
階調白黒写真用印画紙をプリントすることができること
が示される。
2二 p−トルエンスルホン酸(4g)を工業用アルコール(
30d)中に溶解した。十分量のモノマー:ジメチル−
アミノエチルメタクリレートを加えて撹拌し、pHを7
に上昇させた。5.2gを要した。この溶液を50一の
フラスコ中に配置し、モノマーA(マゼンタモノマー)
1g、モノマーB(イエローモノマー)0.5g及びモ
ノマーC(シアンモノマー)0.5gを加えた。フラス
コには、縮合器、窒素導入口、油浴及びマグネチックス
クーラーを具備させた。室温で10分間窒素をバブリン
グした。次にフラスコを70℃に加熱し、この温度に保
持した6 工業用アルコール5〇−中にアゾビス(イソブチロニト
リル)0.5gを含む遊離基開始剤溶液を調製した。こ
の溶液4.8−をフラスコに加えた。2時間後、更に1
.2一の開始剤溶液を加え、更に2時間後にこれを繰り
返した。7時間の反応時間の後、フラスコの内容物をエ
ーテル(500d)に加えて、粘稠性で褐色の固形分を
沈殿させた。この固形分を工業用アルコール中に溶解し
、エーテル中に再沈殿させて、白色の自由流動粉末を得
た。収量7.13g (67,3%)、この粉末は完全
に水溶性であることが分かった。
次に、この固形分0.1gを実施例1において調製した
乳剤に加えた。実施例1の手順において透明な光沢を有
する被覆を用いた。緑色光中で検査すると透明で光沢を
有する被覆が観察された。
実施例1と同様に、被覆を白色光に10秒間曝露した後
、実施例1に示したように処理した。
これを陰画像として用いて白黒写真材料をプリントする
と、十分な濃度を有し、図2に示すように可視光領域全
体にわたって十分な吸収を有する灰色がかった画像が得
られた。
【図面の簡単な説明】
図1は、実施例1で得られた画像の可視光領域における
吸収を示す図であり、 図2は、実施例2で得られた画像の可視光領域における
吸収を示す図である。 入(nm) FI6.2 入(nm) F/(i 7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (上式中、R_1は、水素、アルキル、塩素又は臭素で
    あり、R_2は2価の有機基であり、W_1、W_2及
    びW_3は、それぞれ、露光されたハロゲン化銀材料を
    第1級芳香族アミンカラー現像剤によって発色現像する
    ことによって、W_1はイエロー色素を形成し、W_2
    はマゼンタ色素を形成し、W_3はシアン色素を形成し
    うる活性発色基である) の3種のモノマー性カラーカプラー(color co
    upler)の残基を有するポリマー性カラーカプラー
    。 (2)3種の基、W_1、W_2及びW_3が、カラー
    現像によって黒色又は黒色がかった色素が得られるよう
    な比でポリマー中に存在している請求項1記載のポリマ
    ー。 (3)R_1が水素又はメチルである請求項1記載のポ
    リマー。 (4)R_2が、ウレタン、尿素、カーボネート、エス
    テル、エーテル、ケトン又はアミドの残基である請求項
    1記載のポリマー。 (5)R_2が−C(O)−NH−である請求項4記載
    のポリマー。 (6)ポリマーが、単離されずにそのままで用いられる
    ラテックスとして生成される請求項1記載のポリマー。 (7)ポリマーが、少なくとも1種の、非発色性(no
    n−color coupling)で、写真的に不活
    性であるコモノマーから誘導された単位を含む請求項6
    記載のポリマー。 (8)写真的に不活性なコモノマーが、メチルアクリレ
    ート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、エチ
    ルヘキシルアクリレート、ビニルアセテート;ヒドロキ
    シエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリ
    レート;メタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸、2−
    カルボキシエチルアクリレート又はその塩、アクリルア
    ミド、メタクリルアミド、N−ヒドロキシメチルアクリ
    ルアミド、スチレン、N−ビニルピロリドン、1−ビニ
    ルイミダゾール;4−ビニルピリジン、ジメチルアミノ
    エチルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルメタク
    リレート;スルホエチルメタクリレート、ビニルスルホ
    ン酸又はその塩、アクリロニトリル又は塩化ビニリデン
    である請求項7記載のポリマー。 (9)ポリマーが水溶性の固体として生成される請求項
    1記載のポリマー。 (10)ポリマー中に、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は請求項1において示した意味を有し、
    Lはアルキレン又は中断されているアルキレン連結基で
    あり、R^1及びR^1^1は1〜4個の炭素原子を有
    するアルキル基であり、X^−は陰イオンである) を有するモノマーの残基40〜60重量%が存在してい
    る請求項9記載のポリマー。 (11)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_3、R_4、R_5及びR_6は、それぞ
    れ、水素、ハロゲン、アルコキシ、スルホキシ又はスル
    ホンアミドであり、R_1及びR_2は請求項1におい
    て定義した通りであり、R_7は水素又は解離基であり
    、L_1及びL_2は直接結合又は−NH−である) のイエロー色素形成モノマー性カラーカプラーの残基を
    有する請求項1記載のポリマー。(12)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1及びR_2は請求項1において定義した
    通りであり、R_6及びR_7は請求項11において定
    義した通りである) のイエロー色素形成モノマー性カラーカプラーの残基を
    有する請求項1記載のポリマー。(13)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1及びR_2は請求項1において定義した
    通りであり、R_8は水素又は解離基であり、R_1_
    0、R_1_1及びR_1_2は、それぞれ、水素、ハ
    ロゲン又はアルコキシである) のマゼンタ色素形成モノマー性カラーカプラーの残基を
    有する請求項1記載のポリマー。(14)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は請求項1において定義した通りであり
    、R_8及びR_1_0は請求項13において定義した
    とおりであり、R_9は、アルキル、ジアルキルアミノ
    、場合によっては置換されているアリール又は場合によ
    っては置換されているアシルアミノである)のマゼンタ
    色素形成モノマー性カラーカプラーの残基を有する請求
    項1記載のポリマー。(15)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のフェノールカプラーであるか、又は一般式:▲数式、
    化学式、表等があります▼ のフェノールカプラーであるか、又は一般式:▲数式、
    化学式、表等があります▼ のナフトールカプラーである、 (上式中、R_1及びR_1_2は請求項13において
    定義した通りであり、R_1_4は、水素、又はハロゲ
    ン原子のような解離基、又は置換アルコキシ基であり、
    R_1_3は、水素原子又は1〜5個の炭素原子を有す
    るアルキル基であり、R_1_5は、場合によっては置
    換されているアルキル又はアシルアミノ基であり、R_
    1_7は結合基であり、yは0又は1であり、R_1_
    6は、アルコキシ、アミノ、アミド、スルホンアミド基
    である) シアン色素形成モノマー性カラーカプラーの残基を有す
    る請求項1記載のポリマー。 (16)モノマーA、モノマーB及びモノマーCの残基
    を有する請求項1記載のポリマー。 (17)請求項1記載のポリマー性カラーカプラーを含
    む少なくとも一のゼラチン状ハロゲン化銀乳剤層を有す
    る写真材料。 (18)モノマーA、モノマーB及びモノマーCの残基
    を有するポリマー性カラーカプラーを含む請求項17記
    載の写真材料。 (19)請求項17記載の写真材料を像様露光し現像す
    ることによって得られる色画像であるブラック陰画像を
    有する写真ネガフィルム。
JP31521788A 1987-12-15 1988-12-15 ポリマー性カラーカプラー Pending JPH02953A (ja)

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DE3872365T2 (de) 1993-02-11
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