JPH029387Y2 - - Google Patents
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- JPH029387Y2 JPH029387Y2 JP1984026665U JP2666584U JPH029387Y2 JP H029387 Y2 JPH029387 Y2 JP H029387Y2 JP 1984026665 U JP1984026665 U JP 1984026665U JP 2666584 U JP2666584 U JP 2666584U JP H029387 Y2 JPH029387 Y2 JP H029387Y2
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- locking
- operating lever
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- lever
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000007306 turnover Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
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- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
本考案は、各種機械装置等を適宜な状態に制御
する操作レバに係り、特にその制御各位置で規制
される操作レバを、さらにロツクして安全性を向
上させるダンプ等の操作レバロツク装置に関す
る。
する操作レバに係り、特にその制御各位置で規制
される操作レバを、さらにロツクして安全性を向
上させるダンプ等の操作レバロツク装置に関す
る。
[考案の技術的背景とその問題点]
一般にダンプ等の産業機械の機構動作あるいは
動力系の制御を行うには操作レバが適している。
動力系の制御を行うには操作レバが適している。
従来のダンプにはこのような操作レバが車内に
設けてあり、そのレバを操作することによつて、
動力系を適宜切り換えてダンプの荷台を傾斜させ
て積載物を降下させていた。
設けてあり、そのレバを操作することによつて、
動力系を適宜切り換えてダンプの荷台を傾斜させ
て積載物を降下させていた。
しかし、このようなロツク部材の操作を誤まる
と不慮の事故を招く恐れがあり危険をともなつて
いる。たとえば、積載車の運転中にこの操作レバ
を誤動作させて積載物を道路に降下させる場合、
或いは同乗者が何らかの状態で操作レバに触れた
場合、または、操作レバを所定の位置に完全にセ
ツトされてなかつた場合等に起る事故が容易に予
測できる。
と不慮の事故を招く恐れがあり危険をともなつて
いる。たとえば、積載車の運転中にこの操作レバ
を誤動作させて積載物を道路に降下させる場合、
或いは同乗者が何らかの状態で操作レバに触れた
場合、または、操作レバを所定の位置に完全にセ
ツトされてなかつた場合等に起る事故が容易に予
測できる。
さらに現状においてのダンプの操作レバは、荷
台を傾斜させる“上げ”と荷台を復帰させる“下
げ”の2つの動作を操作させるために上記の事故
が発生する確率が高いなどの欠点が指摘されてい
る。
台を傾斜させる“上げ”と荷台を復帰させる“下
げ”の2つの動作を操作させるために上記の事故
が発生する確率が高いなどの欠点が指摘されてい
る。
このような欠点を解消する手段としては操作レ
バを段階的に感じとれるようにすればよいが、そ
の操作レバが重くなり作業性を低下させてしま
う。このような場合には、操作レバの操作状態を
調整するロツク装置たとえばレバの各位置でロツ
クする爪を設ける、あるいは操作レバを押込んで
ロツクする方式等が容易に創案できるが、いずれ
もスペース上での問題と、構造の複雑さから操作
性が低下し適当なものとはいえなかつた。
バを段階的に感じとれるようにすればよいが、そ
の操作レバが重くなり作業性を低下させてしま
う。このような場合には、操作レバの操作状態を
調整するロツク装置たとえばレバの各位置でロツ
クする爪を設ける、あるいは操作レバを押込んで
ロツクする方式等が容易に創案できるが、いずれ
もスペース上での問題と、構造の複雑さから操作
性が低下し適当なものとはいえなかつた。
このような上記の問題点を解決すべく提案され
た実開昭56−95716号公報記載の従来例について
以下具体的に述べる。
た実開昭56−95716号公報記載の従来例について
以下具体的に述べる。
第1図において、長手方向に湾曲するボツクス
aを形成し、その上面部bの長手方向に沿つて操
作レバcを摺動させるための案内溝dが設けられ
ている。この湾曲されたボツクスaの一側面部e
側には、板製のブラケツトfの両端部を屈曲させ
ると共に起立させて互いに平行な両支持板g,g
を形成した係止部材hが、その長手方向に沿つて
ボルトiによつて着脱自在に取り付けられてい
る。また係止部材hに形成された両支持板g,g
には、その上方の適宜な位置に係止部材j,jが
設けられて、これと係合する係合部k,kを一端
部lに設けられ、他端部m中央にロツク用の切り
欠き部nを形成する湾曲状のロツク板oが、上記
係止部j,jに湾曲された棒状ばね部材pによつ
て回動自在に軸支されている。さらに、この湾曲
された棒状のばね部材Pは、上記ロツク板oにタ
ーンオーバさせる弾発力を付勢するように形成さ
れ、その他端qがボルトiによつてブラケツトf
に形成された支持板gに着脱自在に取り付けられ
ている。
aを形成し、その上面部bの長手方向に沿つて操
作レバcを摺動させるための案内溝dが設けられ
ている。この湾曲されたボツクスaの一側面部e
側には、板製のブラケツトfの両端部を屈曲させ
ると共に起立させて互いに平行な両支持板g,g
を形成した係止部材hが、その長手方向に沿つて
ボルトiによつて着脱自在に取り付けられてい
る。また係止部材hに形成された両支持板g,g
には、その上方の適宜な位置に係止部材j,jが
設けられて、これと係合する係合部k,kを一端
部lに設けられ、他端部m中央にロツク用の切り
欠き部nを形成する湾曲状のロツク板oが、上記
係止部j,jに湾曲された棒状ばね部材pによつ
て回動自在に軸支されている。さらに、この湾曲
された棒状のばね部材Pは、上記ロツク板oにタ
ーンオーバさせる弾発力を付勢するように形成さ
れ、その他端qがボルトiによつてブラケツトf
に形成された支持板gに着脱自在に取り付けられ
ている。
以下に上記従来例の作用を述べる。
長手方向に湾曲されたボツクスaの、その上面
部bの長手方向に形成された案内溝dに沿つて操
作レバcを所定位置に移動させる。この操作レバ
cの移動後、その位置をロツクさせるために、上
記湾曲されたボツクスaの側面部e側の係止部材
hに湾曲された棒状のばね部材pによつて回動自
在に軸支された湾曲状のロツク板oを、操作レバ
c側に回動させる。このとき上記ロツク板oは、
(軸部材である)湾曲されたばね部材pの湾曲に
よつてターンオーバさせる弾発力に打ちかつて回
動されなければならない。更にこの回動されたロ
ツク部材oの他端部mに形成された切り欠き部n
を、操作レバcに対して係合させれば、この操作
レバcのロツクは終了したことになる。
部bの長手方向に形成された案内溝dに沿つて操
作レバcを所定位置に移動させる。この操作レバ
cの移動後、その位置をロツクさせるために、上
記湾曲されたボツクスaの側面部e側の係止部材
hに湾曲された棒状のばね部材pによつて回動自
在に軸支された湾曲状のロツク板oを、操作レバ
c側に回動させる。このとき上記ロツク板oは、
(軸部材である)湾曲されたばね部材pの湾曲に
よつてターンオーバさせる弾発力に打ちかつて回
動されなければならない。更にこの回動されたロ
ツク部材oの他端部mに形成された切り欠き部n
を、操作レバcに対して係合させれば、この操作
レバcのロツクは終了したことになる。
この操作レバcのロツク解除は上記ロツク位置
のロツク板oを係止部材h側に、軸部材である上
記ばね部材pの付勢する弾発力に打ちかつてこれ
を回動させることによつて行う。
のロツク板oを係止部材h側に、軸部材である上
記ばね部材pの付勢する弾発力に打ちかつてこれ
を回動させることによつて行う。
ところが上述した従来例にも以下の問題点が有
されていた。
されていた。
上記の如く操作レバcをロツクするためにはロ
ツク部材oをその支持点から回動させなければな
らない。これは、そのロツク部材oの回動半径に
よつて占有されるスペースを確保しなければなら
ないことを意味し、具体的には、このような回動
範囲に電気系の配線コードが、振動等によつて垂
下されたりすることこれを損傷させたり、あるい
は、この回動範囲内に積荷が置かれると、ロツク
部材oは回動できなくなり、ロツクまたはロツク
解除操作が緊急時に不可能になる場合も想定され
る。さらに、ダンプ等の操作レバcは、他のシフ
トレバまたはサイドレバ等のレバ類或は補助レバ
等が、作業性の面で密集して設けられており、必
要スペースは限定されて上記ロツク部材oの回動
半径を小さくしてその占有スペースを小さくしな
ければならない欠点が指摘されている。
ツク部材oをその支持点から回動させなければな
らない。これは、そのロツク部材oの回動半径に
よつて占有されるスペースを確保しなければなら
ないことを意味し、具体的には、このような回動
範囲に電気系の配線コードが、振動等によつて垂
下されたりすることこれを損傷させたり、あるい
は、この回動範囲内に積荷が置かれると、ロツク
部材oは回動できなくなり、ロツクまたはロツク
解除操作が緊急時に不可能になる場合も想定され
る。さらに、ダンプ等の操作レバcは、他のシフ
トレバまたはサイドレバ等のレバ類或は補助レバ
等が、作業性の面で密集して設けられており、必
要スペースは限定されて上記ロツク部材oの回動
半径を小さくしてその占有スペースを小さくしな
ければならない欠点が指摘されている。
また、ロツク部材oを回動させる場合にも、常
に湾曲された棒状のばね部材pがその弾発力を付
勢させる必要はなく、逆にこの弾発力によつてロ
ツク部材oの回動が渋くなり、作業中、ロツク解
除がなされにくい可能性を持つている。このよう
に従来例は上記の欠点を有していた。
に湾曲された棒状のばね部材pがその弾発力を付
勢させる必要はなく、逆にこの弾発力によつてロ
ツク部材oの回動が渋くなり、作業中、ロツク解
除がなされにくい可能性を持つている。このよう
に従来例は上記の欠点を有していた。
[考案の目的]
本考案は、以上の問題点を解消すべく創案され
たもので、本考案の目的は可及的に操作性に優
れ、コンパクトなダンプ等の操作レバロツク装置
を提供するものである。
たもので、本考案の目的は可及的に操作性に優
れ、コンパクトなダンプ等の操作レバロツク装置
を提供するものである。
[考案の概要]
上記目的を達成するために、本考案はセレクト
方向の両側板にピン部材を立設し上板に操作レバ
の移動溝を形成して案内板を形成し、操作レバを
各シフト位置で固定する切欠きを有した上板の両
側に両側板を挟む側面板を設け、両側板下部を円
弧状縁とするロツク部材を形成し、両側面板にピ
ン部材と係合してロツク部材を上下方向へ案内す
る長穴を形成し、側板の操作レバ側下部に側面板
の側縁と接するときはロツク部材の転倒を阻止
し、ロツク部材が長穴の下端部位置のときは円弧
状縁に沿つてロツク部材を転倒させるガイドピン
を立設したものである。
方向の両側板にピン部材を立設し上板に操作レバ
の移動溝を形成して案内板を形成し、操作レバを
各シフト位置で固定する切欠きを有した上板の両
側に両側板を挟む側面板を設け、両側板下部を円
弧状縁とするロツク部材を形成し、両側面板にピ
ン部材と係合してロツク部材を上下方向へ案内す
る長穴を形成し、側板の操作レバ側下部に側面板
の側縁と接するときはロツク部材の転倒を阻止
し、ロツク部材が長穴の下端部位置のときは円弧
状縁に沿つてロツク部材を転倒させるガイドピン
を立設したものである。
[考案の実施例]
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
詳述する。
第2図及び第3図において、車体フレーム1に
は、重力方向に傾斜され且つ平坦な面を有する案
内板2が設けられている。この案内板2には、そ
の幅方向に操作レバ7を案内するための摺動溝
3、即ち、移動溝が設けられると共に、その摺動
溝3にはその両端部及びその中央部に車体フレー
ム1側に切り欠かれた係止溝4,5,6が設けら
れている。このような案内板2の摺動溝3には、
操作レバ7が係合されると共にばねによつて一方
向の弾発力を付勢され、その各係止溝4,5,6
の位置でそれぞれ規制されるように構成されてい
る。
は、重力方向に傾斜され且つ平坦な面を有する案
内板2が設けられている。この案内板2には、そ
の幅方向に操作レバ7を案内するための摺動溝
3、即ち、移動溝が設けられると共に、その摺動
溝3にはその両端部及びその中央部に車体フレー
ム1側に切り欠かれた係止溝4,5,6が設けら
れている。このような案内板2の摺動溝3には、
操作レバ7が係合されると共にばねによつて一方
向の弾発力を付勢され、その各係止溝4,5,6
の位置でそれぞれ規制されるように構成されてい
る。
一方、上記案内板2の側部にはこれより下方に
延出された側板が形成する側面部9,9がが形成
される。この側面部9,9には、その上方の適宜
位置に、かつ操作レバ7側からその後方に所定の
間隔だけ隔てた位置に、ピン部材10,10が設
けられている。これらピン部材10,10にはロ
ツク部材11が係合される。このロツク部材11
は上記案内板2上に移動自在に覆うように載置さ
れ、上記操作レバ7を実質的に規制する上板が形
成する平坦な部分12と、この平坦な部分12の
両側部から垂下され上記ピン部材10に係合する
側面板たるブラケツト部分13とから構成されて
いる。即ちロツク部材11は平坦な部分12とブ
ラケツト部分13とによつて横断面略コ字状に形
成され、図示例にあつては平坦な部分12が案内
板2上に載置されたときに、これと平行になりブ
ラケツト部分13は平坦な部分12に対して略直
角になるように形成されている。
延出された側板が形成する側面部9,9がが形成
される。この側面部9,9には、その上方の適宜
位置に、かつ操作レバ7側からその後方に所定の
間隔だけ隔てた位置に、ピン部材10,10が設
けられている。これらピン部材10,10にはロ
ツク部材11が係合される。このロツク部材11
は上記案内板2上に移動自在に覆うように載置さ
れ、上記操作レバ7を実質的に規制する上板が形
成する平坦な部分12と、この平坦な部分12の
両側部から垂下され上記ピン部材10に係合する
側面板たるブラケツト部分13とから構成されて
いる。即ちロツク部材11は平坦な部分12とブ
ラケツト部分13とによつて横断面略コ字状に形
成され、図示例にあつては平坦な部分12が案内
板2上に載置されたときに、これと平行になりブ
ラケツト部分13は平坦な部分12に対して略直
角になるように形成されている。
このブラケツト部分13にはそれぞれ上記ピン
部材10に係合するための長穴14が形成されて
いる。この長穴14は、上記案内板2上に平坦な
部分12を平行に載置させると共に案内板2上方
に引き出して操作レバ7の反対側に回動させるよ
うに所定の長さを有し、平坦な部分12に対して
略直角方向に伸びている。
部材10に係合するための長穴14が形成されて
いる。この長穴14は、上記案内板2上に平坦な
部分12を平行に載置させると共に案内板2上方
に引き出して操作レバ7の反対側に回動させるよ
うに所定の長さを有し、平坦な部分12に対して
略直角方向に伸びている。
従つてロツク部材11はブラケツト部分13に
設けられた長穴14を介して上記ピン部材10に
係合し、これを支点として上記操作レバ7側から
その遠ざかる方向に回動するように構成されてい
る。
設けられた長穴14を介して上記ピン部材10に
係合し、これを支点として上記操作レバ7側から
その遠ざかる方向に回動するように構成されてい
る。
ロツク部材11は第3図に示す如くその端面部
15に操作レバ7の各位置においてその移動を規
制する係止部16を形成する。この係止部16は
案内板2に形成された各係止溝4,5,6に係合
される操作レバ7の移動規制するものであり、係
止溝4,5に相応する部分はこれを閉じるべく平
坦な端面によつて形成されると共に、係止溝6に
相応する部分は操作レバ7を十分拘束するために
切欠溝17によつて形成されている。
15に操作レバ7の各位置においてその移動を規
制する係止部16を形成する。この係止部16は
案内板2に形成された各係止溝4,5,6に係合
される操作レバ7の移動規制するものであり、係
止溝4,5に相応する部分はこれを閉じるべく平
坦な端面によつて形成されると共に、係止溝6に
相応する部分は操作レバ7を十分拘束するために
切欠溝17によつて形成されている。
また、係止部16が操作レバ7に係合した際に
ロツク部材11の移動を規制するための錠止部材
18が上記案内板2の側面部9に設けられてい
る。この錠止部材18は、側面部9,9に上記ブ
ラケツト部分13の下側部に係合するガイドピン
19と、ブラケツト部分13に設けられてガイド
ピン19に係合するための切欠部20とから構成
されている。この切欠部20は上記長穴14と平
行になるようにブラケツト部分13の下方に切り
開かれている。またロツク部材11の平坦な部分
12の裏面には、案内板2に接触するときにこれ
を緩衝するためのストツパラバ21が設けられて
いる。
ロツク部材11の移動を規制するための錠止部材
18が上記案内板2の側面部9に設けられてい
る。この錠止部材18は、側面部9,9に上記ブ
ラケツト部分13の下側部に係合するガイドピン
19と、ブラケツト部分13に設けられてガイド
ピン19に係合するための切欠部20とから構成
されている。この切欠部20は上記長穴14と平
行になるようにブラケツト部分13の下方に切り
開かれている。またロツク部材11の平坦な部分
12の裏面には、案内板2に接触するときにこれ
を緩衝するためのストツパラバ21が設けられて
いる。
尚第2図に示すように、操作レバ7の後方に位
置される案内板2の後部はこれに載置されるロツ
ク部材11の平坦な部分12と略等しい長さに形
成され、ロツク部材11がピン部材10を支点と
してその後方に回動し得るスペースを有してい
る。
置される案内板2の後部はこれに載置されるロツ
ク部材11の平坦な部分12と略等しい長さに形
成され、ロツク部材11がピン部材10を支点と
してその後方に回動し得るスペースを有してい
る。
次に本考案の作用を第2図乃至第5図に基づい
て詳述する。
て詳述する。
第2図、第3図は操作レバ7をロツクした状態
を示し、案内板2に形成された摺動溝3内を移動
して各係止溝4,5,6の任意な位置に係止され
た操作レバ7は、ロツク部材11の平坦な部分1
2を案内板2上に載置することによりロツクされ
る。即ち、ブラケツト部分13がこれに設けられ
た長穴14内にピン部材10が係合されてその下
方である重力方向に案内されることにより、平坦
な部分12は案内板2上に着座する。これと同時
に、ブラケツト部分13に設けられた切欠部20
がガイドピン19としての錠止部材18に係合す
ることによつてロツク部材11は案内板2を含む
その側面部9にロツクされることになる。
を示し、案内板2に形成された摺動溝3内を移動
して各係止溝4,5,6の任意な位置に係止され
た操作レバ7は、ロツク部材11の平坦な部分1
2を案内板2上に載置することによりロツクされ
る。即ち、ブラケツト部分13がこれに設けられ
た長穴14内にピン部材10が係合されてその下
方である重力方向に案内されることにより、平坦
な部分12は案内板2上に着座する。これと同時
に、ブラケツト部分13に設けられた切欠部20
がガイドピン19としての錠止部材18に係合す
ることによつてロツク部材11は案内板2を含む
その側面部9にロツクされることになる。
このようにロツク部材11が案内板2及びその
側面部9にロツクされると、平坦な部分12の端
面部に形成された係止部16が案内板2の各係止
溝4,5,6を閉じることになる。第3図にあつ
ては端面に形成され、係止部16を形成する切欠
溝17が案内板2の中央に形成された係止溝6に
噛み合つて、これに位置される操作レバ7の摺動
溝3に沿つた移動を規制している。
側面部9にロツクされると、平坦な部分12の端
面部に形成された係止部16が案内板2の各係止
溝4,5,6を閉じることになる。第3図にあつ
ては端面に形成され、係止部16を形成する切欠
溝17が案内板2の中央に形成された係止溝6に
噛み合つて、これに位置される操作レバ7の摺動
溝3に沿つた移動を規制している。
また、係合溝4内に操作レバ7が位置された場
合には平坦な部分12の端面部が直接係合溝4を
閉じることになる。
合には平坦な部分12の端面部が直接係合溝4を
閉じることになる。
次にロツク部材11を解除する場合には第4図
に示すように、ロツク部材11の平坦な部分12
を案内板2から取り除くように移動させる。平坦
な部分12を手で持つて案内板2の上方に引き上
ることにより、ブラケツト部分13は長穴14に
案内されると共に切欠部20がガイドピン19か
ら切り離させる。このように、ブラケツト部分1
3を錠止部材18から解除した後、第4図に示す
ように平坦な部分12を含むロツク部材11を上
記ピン部材10を支点として後方に回動させるこ
とにより、操作レバ7は案内板2の摺動溝3に沿
つて自由に移動し得ることになる。
に示すように、ロツク部材11の平坦な部分12
を案内板2から取り除くように移動させる。平坦
な部分12を手で持つて案内板2の上方に引き上
ることにより、ブラケツト部分13は長穴14に
案内されると共に切欠部20がガイドピン19か
ら切り離させる。このように、ブラケツト部分1
3を錠止部材18から解除した後、第4図に示す
ように平坦な部分12を含むロツク部材11を上
記ピン部材10を支点として後方に回動させるこ
とにより、操作レバ7は案内板2の摺動溝3に沿
つて自由に移動し得ることになる。
[考案の効果]
以上、本考案によれば次の如き優れた効果を発
揮する。
揮する。
(1) ロツク部材の回動半径が小さいので迅速に目
視によらずロツクあるいはロツク解除が可能に
なり安全性が向上する。
視によらずロツクあるいはロツク解除が可能に
なり安全性が向上する。
第1図は従来の操作レバのロツク装置を示す
図、第2図は本考案のダンプ等の操作レバロツク
装置を示す側面図、第3図は第2図の−線矢
視図、第4図及び第5図はロツク部材がロツク解
除された状態を示す要部詳細図である。 図中、2は案内板、4,5,6は係止溝、7は
操作レバ、10はピン部材、11はロツク部材、
19はガイドピンである。
図、第2図は本考案のダンプ等の操作レバロツク
装置を示す側面図、第3図は第2図の−線矢
視図、第4図及び第5図はロツク部材がロツク解
除された状態を示す要部詳細図である。 図中、2は案内板、4,5,6は係止溝、7は
操作レバ、10はピン部材、11はロツク部材、
19はガイドピンである。
Claims (1)
- セレクト方向の両側板にピン部材を立設し上板
に操作レバの移動溝を形成して案内板を形成し、
操作レバを各シフト位置で固定する切欠きを有し
た上板の両側に両側板を挟む側面板を設け、両側
板下部を円弧状縁とするロツク部材を形成し、両
側面板にピン部材と係合してロツク部材を上下方
向へ案内する長穴を形成し、側板の操作レバ側下
部に側面板の側縁と接するときはロツク部材の転
倒を阻止し、ロツク部材が長穴の下端部位置のと
きは円弧状縁に沿つてロツク部材を転倒させるガ
イドピンを立設したダンプ等の操作レバロツク装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2666584U JPS60140122U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | ダンプ等の操作レバロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2666584U JPS60140122U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | ダンプ等の操作レバロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60140122U JPS60140122U (ja) | 1985-09-17 |
JPH029387Y2 true JPH029387Y2 (ja) | 1990-03-08 |
Family
ID=30522887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2666584U Granted JPS60140122U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | ダンプ等の操作レバロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60140122U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5279398B2 (ja) * | 2008-08-08 | 2013-09-04 | 新明和工業株式会社 | 産業用車両の操作レバーロック装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5616224B2 (ja) * | 1977-03-17 | 1981-04-15 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5616224U (ja) * | 1979-07-11 | 1981-02-12 | ||
JPS6012168Y2 (ja) * | 1979-12-20 | 1985-04-20 | セイレイ工業株式会社 | 操作レバ−等のロツク装置 |
-
1984
- 1984-02-28 JP JP2666584U patent/JPS60140122U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5616224B2 (ja) * | 1977-03-17 | 1981-04-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60140122U (ja) | 1985-09-17 |
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