JPH0293670A - 複写装置の原稿圧着板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写装置の原稿圧着板に関する。

〔従来の技術〕

通常の複写装置におけるコピー紙経路は、第３図に示す
ように、たとえば、複写装置本体１の右側部に給紙力セ
ラ２を装着し、複写装置本体１の左側部に排紙トレイ３
を装着して、複写装置本体１の右方から左方に向けてコ
ピー紙Ｐを矢印Ａで示す向きにガイドするように構成さ
れている。したがって、この種の複写装置は、給紙カセ
ット２や排紙トレイ３が複写装置本体１から外方に突出
するため、その設置時の占有床面積が、複写装置本体ｌ
の底面積より大きくなる不具合があった。

このような複写装置の床面積の占有率を小さくするため
に、従来、第４図に示すように給紙カセット２を複写装
置本体１の内部に収納し得るように配設するとともに、
排紙トレイ３を複写装置本体１の上面部に装着し、コピ
ー紙Ｐのコピー紙経路を矢印Ｂで示すように、複写装置
本体１の上面部に向けてコピー紙Ｐを排出させるように
形成した複写装置が提案されている。

（発明が解決しようとする課屈〕 ところで、上述のような複写装置における原稿圧着板４
は１通常１本などの厚物の原稿や、立体物の複写を可能
にするため、そのヒンジ５が複写装置本体１の上面１ａ
に対して、所定の距離りだけ昇降し得るように構成され
ている（第５図参照）。

このため、この種の原稿圧着板４を具備する複写装置に
おいて、その床面積の占有率を小さくすべく、上述した
ように排紙トレイ３を複写装置本体１の上面部に装着さ
せた場合には、第５図に示すように、本などの厚物原稿
０を複写しようとした際に、原稿圧着板４のヒンジ５の
上昇が排紙１へレイ３の下面によって阻止され、原稿０
を正しく抑圧し得なくなったり、原稿Ｏを無理に押圧し
て排紙トレイ３を破損したりする不具合を生じろ。

また、この種の複写装置における原稿圧着板４は、第６
図に示すように、そのヒンジ５を中心とする角度０がＵ
ｌ：紙Ｆ・レイ３の装着時の傾斜度Ｏ。

によって決定されてしまうため、原稿の！　！　＠作を
雛しくする不具合があった。

なお、こうした不具合を解決する手段として、第５図に
おける排紙１ヘレイ３を、原稿圧着板４の開閉軌道に対
して干渉しない位置まで上方に退避させて複写装置本体
１に装着させた構成とすることも考えられるが、この構
成では、コピー紙Ｐの給紙から排紙までの搬送パスが長
くなり、コピー紙Ｐのジャム発生率が高くなったり、コ
ピー紙Ｐのプリント・開始から排紙完了までに要するフ
ァーストコピータイムが長くなるなどの不具合を生じる
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、上述の課題を解決するために、原稿圧着板の
上面に向けてコピー紙を排出する部位に、コピー紙の排
紙手段を配設するとどもに、コピー紙の排紙経路を原稿
圧着板のヒンジを支持するヒンジ支持体に形成した構成
とする。

また、原稿圧着板の開度に比例させて、ヒンジ支持体の
コピー紙排紙経路を切換える構成とする。

〔作　　用〕

本発明による複写装置の原稿圧着板は、その上面がコピ
ー紙の排紙トレイとして機能するとともに、原稿圧着板
が池の部材によって規制されることなく自在に開閉され
る。

〔実施例〕

以下、本発明の実施ｌ＋ｌＩを図に基づい詳細に説明す
る。

本実施例における原稿圧着板４は、第１図および第２図
に示すように、複写装置本体ｌのコンタクトガラスＣ上
に、本など厚物原稿０を容易に載［ｖ１Ｌ／　ｔ５るよ
うにするため、原稿圧着板４のヒンジ５を支持するヒン
ジ支持体７が、複写装置本体１の上面１ａに対して回動
自在に支持されている。

すなわち、このヒンジ支持体７は、第１図および第２図
において、複写装置本体１の上面１ａに形成された・対
の中空支柱８に、ヒンジ支持体７の両側部に形成された
ボス７ａを嵌合させることにより回動自在となっている
。

また、原稿圧着板・１のヒンジ５は、ヒンジ支持体７の
両側部からコンタクトガラス６側へ向けて突出形成され
たヒンジ支持部７ｂに支持されている。このヒンジ５に
よって開閉自在に支持された原稿圧着板４のヒンジがわ
の端部には係止片４ａが突出形成されており、この係止
片４ａは、原稿圧着板４の原稿押圧面４ｂとヒンジ支持
部７ｂの下面７ｃとが略同−平面上に位置した状態で、
ヒンジ支持部７ｂに植設されたストッパピン９に当接す
るように形成されている。

これによって、この原稿圧着板４は、その把手４ｃを持
って、第２図（ａ）において矢印ａ方向に開放すると、
ヒンジ５を支点とする原稿圧着板４の回動が係止片４ａ
　とストッパピン９との当接により係止され、この結果
、この原稿圧着板４どヒンジ支持部７とが実質的に一体
となって、ヒンジ支持体７のボス７ａを支点どして回動
される。したがって、上述のように原稿圧着板４を開放
したのち、原稿をコンタクトガラス６上に載置し、次い
で、原稿圧着板４で原稿を覆うことにより、第２図（ｂ
）に示すように１本などの厚物原稿Ｏの載置を容易に行
なうことができる。ここで、本実施例では、上述のよう
に係止片４ａとストッパピン９との係合により、原稿圧
着板４のヒンジ５を支点とする回動の自由度を拘束する
ように構成した一例を示したが、この原稿圧着板４の回
動の自由度の拘束力を高める必要がある場合には、原稿
圧着板４のヒンジがわの端部と、ヒンジ支持部７ｂとを
、マグネットキャッチ、もしくはボールクリックストッ
パにより係脱するように構成することが望ましい。

一方、本発明による原稿圧着板４は、その上面４ｄが、
複写装置本体１から排出されるコピー紙Ｐの排紙トレイ
として機能するように構成されている。

すなわち、この複写装置におけるコピー紙Ｐの排紙手段
１０は、原稿圧着＠４の上面４ｄに向けてコピー紙Ｐを
排出する部位に配設されており、このコピー紙Ｐの排紙
経路Ｃがヒンジ支持体７に形成されている。本実施例に
おけるコピー紙Ｐの排紙手段ｌＯは、コピー紙Ｐをガイ
ドする一対のガイド板１１と、一対の排紙ローラ１２と
、排紙口１３とで構成されているにこで、一対の排紙ロ
ーラ１２を搬送ベルトなどの搬送手段で構成した場合に
は。

ガイド板１１を特に設けなくてもよい。

一方、第２図に示すように、コピー紙Ｐの排紙経路Ｃは
、一対のガイド板１１よって形成されるガイド経路と、
一対の排紙ローラ１２のニップと、排紙口１３とを結ぶ
ように形成されている。ここで。

排紙口１３は、ヒンジ支持体７の基部７ｄの、原稿圧着
板４がわの斜上方の部位に形成されている。

また、一対の排紙ローラ１２は、ヒンジ支持体７の両側
部に、互いに圧接回転自在に支持されており、かつ、こ
れら排紙ローラ１２のニップに接する接線が排紙口１３
を通る向きどなる位置関係にそれぞれ配置されている。

これによって、これらの排紙ローラ１２は、ヒンジ支持
体７の回動、すなわち。

原稿圧着板４の開閉動作に連動して、そのニップに接す
る接線方向、つまり、コピー紙Ｐの排紙経路Ｃを切換え
ることができるように構成される。

また、一対の排紙ローラ１２は、複写装置本体１からヒ
ンジ支持体７の側部上方に延出された１図示しない駆動
手段、たとえば駆動ベルトもしくは駆動ギヤによって間
接的に、あるいは、排紙ローラ１２の一方の回転軸に直
結された駆動モータ（図示せず）よって直接的に駆動さ
れる。ここで、排紙ローラ１２を間接的に駆動する場合
には、ヒンジ支持体７の回動時におけるその追従移動に
よって、その駆動手段との係合が離脱することを防止す
るために、駆動ベルトをゴムなどの伸縮自在な素材で形
成するか、あるいは、駆動を受けるがわの排紙ローラ１
２の回転中心を、ヒンジ支持体７の回動中心、すなわち
、ボス７ａの回動中心に合致させるように構成すること
が望ましい。

上述のように構成された複写装置の原稿圧着板４は、複
写装置本体ｌから排出されるコピー紙Ｐを、排紙経路Ｃ
を通して、原稿圧着板４の上面４ｄ上に排出させること
ができる。また、このときのコピー紙Ｐの排紙経路Ｃは
、原稿圧着板４の開度。

すなわち、ヒンジ支持体７の回動に応じて切換えられる
ので、たとえば第２図（ｂ）に示すように。

厚物原稿０の複写時、もしくは、原稿圧着板４の開閉操
作途中のどきにコピー紙Ｐが排出されるような場合にも
、このコピー紙Ｐがジャムを生じることなく排出される
。

なお、本実施例における原稿圧着板、１には、排出され
るコピー紙Ｐのスタック性能を向上させる目的で、その
両側部および上面４ｄに、コピー紙側板４ｅ、傾斜リブ
４ｆおよびコピー紙ストッパ４ｇなどが形成されている
（第１図参照）。これらのコピー紙側板４ｅや傾斜リブ
、１　ｆは、原稿圧着板４の剛性を高める作用があるの
で、原稿圧着板４の４肉・軽量化およびその耐変形性を
向上させるのに役立つ。

また、本実施例におけるヒンジ支持体７には、ヒンジ支
持体７が回動した状態（第２図（ｂ）に示す状態）にお
いて排出さ九るコピー紙Ｐの、複写装置１の外方がねへ
の落下を防止するための落下防止板７ｅが形成されてい
る。この落下防止板７ｅは、原稿圧着板４を閉じた状態
、すなわち、第２図（ａ）に示すような状態で、原稿圧
着板４の上面４ｄ上に向けて延出形成されている。した
がって、この落下防止板７ｅは、複写装置の不使用状態
において、ヒンジ５および排紙口１３をカバーして。

排紙経ｇｃ内へのほこりの浸入防止や、複写装置本体の
意匠性を向上させる部材としても機能している。

なお、この落下防止板７ｅの形状は、第２図（ｂ）にお
いて破Ｂ７ｅ’で示すように、排紙口１３から排出され
るコピー紙Ｐの先端を、原稿圧着板４の上面４ｄに向け
て、強制的にガイドするように形成してもよい。

〔発明の効果〕

本発明による複写装置の原稿圧着板は、その上面をコピ
ー紙の１ｌｌｉ紙トレイとして機能させることができる
ので、複写装置をシンプルかつ低コストに（ａ成するこ
とができ、かつその開閉の自由度を増大させることがで
きるとともに、その開閉時および原稿セット時における
操作性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の斜視図、第２図（ａ）は上記
実施例の側部断面図、第２図（ｂ）は上記実施例の原稿
載置状態を示す側部断面図、第３図は従来の複写装置の
概略正面図、第４図は従来の池の複写装置の概略側面図
、第５図は第４図に示す複写装置における原稿載置状態
を示す概略側面図、第６図は第４図に示す複写装置にお
ける原稿圧着板の操作性を示す概略側面図である。 １・・・・複写装置、・１・・・・原稿圧着板、５・・
・・ヒンジ、７・・・・ヒンジ支持体、８・・・・中空
支柱、９・・・・ス［・ツバピン、１０・・・・排紙手
段、１１・・・・ガイド板、１２・・・・排紙ローラ、
１３・・・・排紙口、Ｃ・・排紙経路。 手続補正書（自発）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複写装置本体の上面部にヒンジにより開閉自在に配
   設された原稿圧着板と、上記複写装置本体の上記ヒンジ
   側の上面部に形成されたコピー紙排出経路とを有する複
   写装置において、上記原稿圧着板の上面に向けてコピー
   紙を排出する部位に、コピー紙の排紙手段を配設すると
   ともに、上記コピー紙排紙経路を上記原稿圧着板のヒン
   ジを支持するヒンジ支持体に形成したことを特徴とする
   複写装置の原稿圧着板。 ２、上記原稿圧着板の開度に比例させて、上記ヒンジ支
   持体のコピー紙排紙経路を切換えることを特徴とする請
   求項１記載の複写装置の原稿圧着板。