JPH0293155A - ダンパープーリーおよびその製造方法 - Google Patents

ダンパープーリーおよびその製造方法

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JPH0293155A
JPH0293155A JP24441388A JP24441388A JPH0293155A JP H0293155 A JPH0293155 A JP H0293155A JP 24441388 A JP24441388 A JP 24441388A JP 24441388 A JP24441388 A JP 24441388A JP H0293155 A JPH0293155 A JP H0293155A
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elastic body
rubber
rim
rim portion
inertia mass
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はリム部とイナーシャマスとの間にゴム状弾性体
を介装したダンパープーリーに関する。
(従来の技術) 第4図はゴム状弾性体圧入方式の従来のダンパープーリ
ーを示す縦断面説明図である。
−2〜 このダンパープーリー21は、例えば中心部に挿通孔2
2aを有するボス部22と、このボス部22にウニ、ブ
部29を介して連結されたリム部23と、外周部に1条
のV溝25aと多条のV溝25bを刻設したイナーシャ
マス25と、ゴム状弾性体26とからなっている。リム
部23の外周面の中間部には全周にわたって僅かに突出
した凸部23aが形成されており、またイナーシャマス
25の内周面の中間部には全周にわたって凸部23aと
対向して凹部25dが形成されている。このJ:うに形
成されたリム部23の外周面とイナーシャマス25の内
周面との間にリング状に形成されたゴム状弾性体26が
圧入されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記従来の圧入方式によりゴム状弾性体26を
組み付けたダンパープーリー21では、ゴム状弾性体2
6の両端部における圧縮率は他の部分より低く、このI
Cめ捩り振動等で摩耗しやすい。このようにゴム状弾性
体26の両端部が摩耗すると、ゴム状弾性体2Gが凸部
23aおよび凹部25dをのりこえて外方に抜は出し、
これによりイナーシャマス25が脱落することがある。
本発明の目的は、リング状に形成されたゴム状弾性体の
端面部における圧縮率を高くできるようにしたタンパ−
プーリーおよびその製造方法を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、リム部の外周面
とイナーシャマスの内周面との間に形成された空隙部に
ゴム状弾性体を介装してなるダンパープーリーにおいて
、前記ゴム状弾性体の端部と対向する前記リム部とイナ
ーシャマスのいずれれか一方又は両方の少なくとも一端
部に前記ゴム状弾性体側に突出する凸部を設けたもので
ある。
また本発明は、金属製円板の外周を折り曲げてリム部を
形成した後、このリム部の外周面と所定の間隔をおいて
イナーシャマスを配置し、このイナシ17マスの内周面
と前記リム部の外周面とにより形成された空隙部にゴム
状弾性体を介装し、このゴム状弾性体の端部と対向する
前記リム部の少なくとも一端部に塑性加工により前記ゴ
ム状弾性体側に突出した凸部を形成し、さらに前記リム
部を成形ローラにより内側から外側に向って押圧して前
記ゴム状弾性体を圧縮するものである。さらに本発明は
、金属製円板の外周を折り曲げてリム部を形成した後、
少なくとも一方の端部に前記ゴム状弾性体側に突出した
凸部を形成したイナーシャマスを前記リム部の外周面と
所定の間隔をおいて配置し、このイナーシャマスの内周
面と前記リム部の外周面とにより形成された空隙部にゴ
ム状弾性体を介装し、さらに前記リム部を成形ローラに
より内側から外側に向って押圧して前記ゴム状弾性体を
圧縮するものである。
(作用) 上述の構成によれば、ゴム状弾性体の両端面と対向する
リム部の少なくとも一端部又はイナーシャマスの少なく
とも一端部にゴム状弾性体側に突出する凸部が設番ノら
れており、この凸部によりゴム状弾性体の少なくとも一
端部の圧縮率が高くなり、その部分における摩耗がなく
なる。これによりゴム状弾性体の外方への扱は出しを阻
止すると共にイナーシャマスの脱落を防止する。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図および第2図は本発明の第1実施例に係り、第1
図はダンパープーリーを示す縦断面説明図、第2図はダ
ンパープーリーの製造工程を示す説明図である。
ダンパープーリー1は、ボス部2と、リム部3と、イナ
ーシャマス5と、ゴム状弾性体6とからなっている。ボ
ス部2は中心部に挿通孔2aを有している。リム部3は
金属製円板8の外周部を折り曲げて形成されており、リ
ム部3を除く金属製円板8の他の部分はウェア部9にな
っている。このウェブ部9の中心にボス部2が一体的に
固着されている。リム部3の外周面の中間部には全周に
わたって僅かに突出した凸部3aが形成されており、ま
たリム部3の少なくとも一端部、本実施例においでは両
端部には全周にわたって外周面側に突出した凸部3bが
形成されている。イナーシャマス5はリング状に形成さ
れ、その外周面には1条のV溝5aと多条のV溝5bと
が刻設されており、また内周面の中間部にはリム部3の
凸部3aと対向して全周にわたって凹部5dが凸部3a
にほぼ相似して形成されている。ゴム状弾性体6はリン
グ状または帯状に形成されており、リム部3の外周面と
イナーシャマス5の内周面との間に定の間隔Cをもって
形成された空隙部に介装されている。
上記のように構成されたダンパープーリー1を製造する
には、まず第2図(a)に示すように中心部に貫通孔8
aに形成した金属製円板8の外周部を折り曲げてリム部
3とウェア部9を形成し、貫通孔8aにボス部2を挿入
してウェブ部9に固着する。この工程においてリム部3
の外径D1は第1図に示す完成品であるダンパープーリ
ー1のリム部3の外径りより小さく設定されている。続
いて第2図(b)に示すように外周面に七ノV溝5aお
よびポリV溝5bを形成し、内周面に四部5dを形成し
たリング状のイナーシャマス5をリム部3の外周面と対
向して所定の間隙C+  (C+ >C)をもって組合
わせた後、リム部3の外周面とイナーシャマス5の内周
面とにより形成されノー空隙部にリング状の未圧縮のゴ
ム状弾性体6Aを挿入する。
続いて第2図(C)に示すように、リム部3の両端部に
押圧ローラ10をそれぞれ偏心して配置する。
そして、この押圧ローラ10を矢印Aの方向に回転させ
ながらゴム状弾性体6側に向って矢印Bの方向に押圧す
る。これによってリム部3の両端部に凸部3bが形成さ
れる。続いて第2図(d)に示すように抑圧ローラ10
にかわって成形ローラ11をリム部3の内側に配置する
。この成形ローラ11は両端部に全周にわたって凸部3
bと対向する凸部11bが形成されており、中間部に全
周にわたって凹部5dと対向する凸部11aが形成され
ている。そして成形ローラ11を矢印Cの方向に回転さ
せながらゴム状弾性体6側に向って矢印りの方向に押圧
する。この押圧作用によってリム部3に凸部3aが形成
されると共にゴム状弾性体6が圧縮される。これによっ
て本発明のダンパープーリー1が完成する。
なお、リム部3の凸部3bの最大外径をイナーシャマス
5の内周面の直径より大きくすることによって、凸部3
bをイナーシャマス5の脱落阻止用のストッパとするこ
ともできる。またリム部3の凸部3bはいずれか一方の
端部だけに設けるようにしてもよい。
第3図は本発明の第2実施例に係り、第1実施例に示す
リム部3の凸部3bにかわってイナーシャマス5の両端
部にゴム状弾性体6側に突出した凸部5eが形成されて
おり、この凸部5eによりゴム状弾性体6の両側面の圧
縮率が他の部分より高くなっている。またリム部3は第
1実施例と同様成形ローラ11Aにより内側から外側に
向って押圧されゴム状弾性体6を圧縮する。
なお、第2実施例において第1実施例と同様な凸部3b
をリム部3に設けてもよい。
[考案の効果] 以上のとおり、本発明によれば、ゴム状弾性体の端面の
圧縮率がリム部の端部とイナーシャマスの端部の少なく
とも一方に形成された凸部により高くでき、その部分に
おける摩耗を阻止することができる。これによってゴム
状弾性体の外方への抜【プ出しを防止することができる
と共に、イナシVマスの脱落を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1実施例に係り、第1
図はダンパープーリーを示す縦断面説明図、第2図(a
)〜(d)はそれぞれダンパープーリーの製造工程を示
ず説明図、第3図は本発明の第2実施例に係るダンパー
プーリーの要部を示す縦断面説明図、第4図は従来のダ
ンパープーリーを示す縦断面説明図である。 1・・・ダンパープーリー 3・・・リム部 3b,5e・・・凸部 6・・・ゴム状弾性体 8・・・金属製円板 Q− 10・・・押圧ローフ 1A・・・成形ローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リム部の外周面とイナーシャマスの内周面との間
    に形成された空隙部にゴム状弾性体を介装してなるダン
    パープーリーにおいて、前記ゴム状弾性体の端部と対向
    する前記リム部とイナーシャマスのいずれか一方又は両
    方の少なくとも一端部に前記ゴム状弾性体側に突出する
    凸部を設けたことを特徴とするダンパープーリー。
  2. (2)金属製円板の外周を折り曲げてリム部を形成した
    後、このリム部の外周面と所定の間隔をおいてイナーシ
    ャマスを配置し、このイナーシャマスの内周面と前記リ
    ム部の外周面とにより形成された空隙部にゴム状弾性体
    を介装し、このゴム状弾性体の端部と対向する前記リム
    部の少なくとも一端部に塑性加工により前記ゴム状弾性
    体側に突出した凸部を形成し、さらに前記リム部を成形
    ローラにより内側から外側に向つて押圧して前記ゴム状
    弾性体を圧縮することを特徴とするダンパープーリーの
    製造方法。
  3. (3)金属製円板の外周を折り曲げてリム部を形成した
    後、少なくとも一方の端部に前記ゴム状弾性体側に突出
    した凸部を形成したイナーシャマスを前記リム部の外周
    面と所定の間隔をおいて配置し、このイナーシャマスの
    内周面と前記リム部の外周面とにより形成された空隙部
    にゴム状弾性体を介装し、さらに前記リム部を成形ロー
    ラにより内側から外側に向って押圧して前記ゴム状弾性
    体を圧縮することを特徴とするダンパープーリーの製造
    方法。
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