JPH0291054A - 新規有機ニトレート及びそれらの製造方法 - Google Patents

新規有機ニトレート及びそれらの製造方法

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JPH0291054A
JPH0291054A JP1192477A JP19247789A JPH0291054A JP H0291054 A JPH0291054 A JP H0291054A JP 1192477 A JP1192477 A JP 1192477A JP 19247789 A JP19247789 A JP 19247789A JP H0291054 A JPH0291054 A JP H0291054A
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    • C07C323/57Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having the sulfur atoms of the thio groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton the carbon skeleton being further substituted by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C323/58Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having the sulfur atoms of the thio groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton the carbon skeleton being further substituted by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups with amino groups bound to the carbon skeleton
    • C07C323/59Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having the sulfur atoms of the thio groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton the carbon skeleton being further substituted by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups with amino groups bound to the carbon skeleton with acylated amino groups bound to the carbon skeleton

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規有機ニトレート(Nitrare)及び
それらの製造方法に関する。
有機のニトレート(硝酸エステル)は、心臓疾患の治療
に良好である。
それらはその効力を前の負担及びあとの負担(V。
r−uld Nachlast)の低下による心臓負担
の軽減によるか、冠状動脈の拡張による心臓への酸素供
給の改善によって発揮させる。
然し乍ら、最近数年で判ったことは、従来治療に使用さ
れた有機ニトレート、例えばグリセロールトリニトレー
ト(GTN)、イソソルビット−5−モノニトレート又
はイソソルビットジニトレートなどは比較的短期間に有
機体に多重且つ連続して投与する場合、その効果の明白
な衰退、ニトレートトレランスを現わすということであ
る。数多くの実験はスルフィドリル基の存在が、ニトレ
ートトレランスの発生を阻害し、すでに発生したトレラ
ンスを弱めつるということを示している。
トレランスの発生のメカニズムは、今日以下の様に理解
されている。
現在の知見によると、有機ニトロ化合物の薬学的効力は
システィンの存在に係っている。このものと有機ニトレ
ートは共通の全工程を形成する。そして、その分解によ
り殊にNo−ラジカルが遊離する。このものは、目的た
る酵素、即ち平滑筋細胞の溶解性グアニレ−トチクラー
ゼを活性化する。
更にc G M Pの形成により開始される従伴反応は
、ついで弛緩若しくは血管拡張を起させる6反応性があ
り短命で従来なお仮説的な中間生成物としては、硝酸の
チオエステル又はチオニトレートが問題になる。分子内
の置換及びその他の随伴反応、(このものは未だ解明さ
れていない)により最終時にニトロソチアゾールの生成
が要求される。そこから次いで、窒素モノオキシド若し
くは亜硝酸イオンが遊離する。GSI+−リダクターゼ
の助けでのこの酵素に左右される分解は薬学的作用とし
ては大切でない。何故なら、そのものは専ら亜硝酸イオ
ンに導くからである。非酵素的な分解は、前述の様にシ
スティンを必要とし、従って用量依存的に消耗可能であ
る(SH基−poolの消耗(Hrschofpung
) )。即ち、長期にわたって、もはや充分にNoは元
々のグアニルチクラーゼの活性化剤として形成されるこ
とがない、そして臨床的に効力衰退を示す。
本発明の物質は、特別に構成された化合物で、ニトレー
ト脂肪酸にトレードアルカン酸(Nitratealk
ansaure) )及び含硫アミノ酸若しくはペプタ
イドから合成されている。本発明の課題は、従ってその
一般的な構造原理に基づいてニトレートトレランス又は
既に発生したトレランスを阻害し又は衰退させることを
特徴とするスルフヒドリル基を有する有機ニトレートを
提供するにある。
を有することにより解決された。
式中、Rはヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルケノ
キシ、ジ低級アルキル−アミノ−低級アルコキシ、アシ
ルアミノ−低級アルコキシ、アシルオキシ−低級アルコ
キシ、アリルオキシ、アリル低級アルキルオキシ、置換
アリルオキシ又は置換アリル−低級アルコキシ、その際
置換基はメチル基、ハロゲン又はメトキシでありニアミ
ノ、低級アルキルアミノ、ジ低級アルキルアミノ、アリ
ル−低級アルキルアミノ、ヒドロキシアミノ又はペプチ
ッド結合を介したアミノ酸残基である。
R1は水素1−6個の炭素原子を有するアルキル。
置換低級アルキル、その際置換基はハロゲン、ヒドロキ
シ、低級アルコキシ、アリルオキシ、アミノ、低級アル
キルアミノ、アシルアミノ、アシルオキシ、アリルアミ
ノ、メルカプト、低級アルキルチオ、アリルチオである
R2は、R1同様水素又は低級アルキルを意味し、R3
は、水素又は低級アルキルであり。
R4は、水素、低級アルキル、フェニル、メトキシフェ
ニル、フェニル低級アルキル、メトキシ−フェニル−低
級アルキル、ヒドロキシフェニル−低級アルキル、ヒド
ロキシ低級アルキル、アルコキシ低級アルキル、アミノ
−低級アルキル、アシルアミノ低級アルキル、メルカプ
ト−低級アルキル又は低級アルキルチオ−低級アルキル
であり、低級アルキル−8−C−0−R1 ? 低級アルキル−3−C−N−R1低級アルキルチオ−低
級アルキル。
RとR5は、相互にチオールラクトンを形成して結合し
ていることが出来る。
RとR4は、相互にエステル又はアミドを形成して結合
していることが出来る。
R3とR4は、相互に2−4個の炭素原子のアルキレン
橋、2−3個の炭素原子及び硫黄原子を有するアルキレ
ン橋、上記の様なアルキレン橋、二重結合を含みヒドロ
キシ、低級アルコキシ、低級アルキル又はジ低級アルキ
ルで置換されている3−4個の炭素原子を有するアルキ
レン橋を形成して結合されていることができ、 mとn及び0は、0−10なる数値を意味する、で示さ
れる化合物、並びにその薬学的に認められる塩。
本発明によると、このニトレート脂肪酸成分はC−C,
なる鎖長を有し、直鎖状、分岐ラセミ形又は、光学的ア
イソマーである、殊にアミノ酸はシスティン、メチオニ
ン又はホモシスティンを使用する。有利にはアミノ酸は
立体化学的なL−型を有する。
システィン及び/又はメチオニンは、メチル−エチル−
又はプロピルエステルとしてのメチオニンとして存在す
ることが出来る。
システィンのSH基は、システィンがC2ないしC7な
る炭素原子を有する低級アルカンカルボン酸とエステル
化していることができる。
特に有利な本発明では、化学式は次記化学式を有してい
る。
N−(2−ニトレートアセチル(Nitratoace
tyl) )−システィン エチルエステル N−(2−ニトレートブチリル)−システィンS−ビバ
ロイルーシステインエチルエステルN−(3−ニトレー
トブチリル)−システィンN−(3−ニトレートピバロ
イル)−メチオニンN−(3−ニトレートピバロイル)
−システィン本発明によると医薬は、本発明の化合物又
は混合物を含有している。
これら医薬は、W環器疾患の治療に例えば、冠動脈拡張
剤として、高血圧心不全の治療、末梢血脈の拡張、並び
に脳及び腎血管の拡張に使用できる。
最後にこの化合物は、自体公知の方法で対応するニトレ
ート脂肪酸または、それらの反応性誘導体をアミノ酸若
しくはペプタイドと縮合して製造し、場合により側鎖ア
ルキル化又はアシル化の別の反応工程にかけることが出
来る。
本発明に使用するニトレート脂肪酸の反応性誘導体は、
例えば酸ハロゲニド、酸無水物、活性化アミド又は、活
性化エステルである。殊に酸クロリド、酸アジド、対照
的酸無水物活性化エステル。
有機又は無機酸の混合無水物が使用される。
ニトレート脂肪酸とアミノ酸のアミノ基との縮合反応は
、不活性溶剤中でも、そして酸アミド結合の生成を促進
する縮合剤、カルボジイミド、例えばNN’ −ジシク
ロへキシルカルボジイミド又は。
類似のカルボジイミド、イミン化合物、例えばジフェニ
ルケテン−N−シクロヘキシルイミン又は。
ペンタメチレン−ケテン−N−シクロヘキシルイミン又
は、ホスファート又はホスホフィツト例えば、トリエチ
ルホスフィツト、エチルポリホスファ−ト又はイソブロ
ビルポリホスファートの存在下1は48時間の時間で一
10℃から使用した溶剤の還流温度までの温度で実施で
きる。
以下、実施例は本発明を更に説明するものであり、それ
らに本発明は限定されるものでない。
実施例1゜ N−(3−ニトレート(Nitrate)ブチリル)−
シ第1の操作 3−ヒドロキシ酪酸エチルエステルの鹸化3−ヒドロキ
シ酪酸エチルエステル(アルドリッチ)13.2g (
0,1モル)を、水100m1に溶かした水酸化ナトリ
ウム4.0g (0,1モル)と混合する。この反応は
溶液が均質になったときは終了している。
あと処理は、得られた溶液を10m1の濃塩酸で酸性に
し、2回それぞれ100m1の酢酸エチルで抽出して行
った0次いで、この溶液を遠心分離にかけたが稀薄な液
状の油が残留した。
収率 8.81g (理論値10.4g)3−ヒドロキ
シ酪酸 第2の操作 3−ヒドロキシ酪酸のニトロ化 8.81g (0,08m1)のヒドロキシ酪酸と50
 m gの尿素とを50m1酢酸中で5℃で溶かした。
6.27m1 (0,15モル)の硝酸1次いで冷却下
14.17m1 (0,15モル)の無水酢酸を適加す
る。この反応混合物を一晩撹拌した。
あと処理は、得られた溶液を200m1の氷水と混合し
酢酸エチルで抽出して行った。この有機相は炭酸水素ナ
トリウムで抽出した。炭酸水素すトリウム相を濃塩酸で
酸性とし、酢酸エチルで抽出した、最後にその溶液を遠
心分離にかける。薄い液状油が残留する。
3−ニトレートヒドロキシ酪酸の収量は9.4g(理論
値11.9g)であった。
第3の操作 16.6g (0,11モル)の3−ニトレート酪酸を
100m1のジクロルメタンに溶かす、窒素導入下15
℃で徐々に17.9g (0,12モル)のシスティン
エチルエステルを加える0次いで。
徐々に15℃で窒素気流を導入しながら、24゜7g 
(0,12モル)のジシクロへキシルカルボジイミド(
DCC)をジシクロメタン80m1に溶かし滴加する0
反応終了後、生成したジシクロヘキシル尿素を濾去し、
その溶液を150m1゜0.1規定塩酸で洗う6次いで
その溶液を遠心分離にかける。
このものの精製は、カラムクロマトグラフィーとエタノ
ール/n−ヘキサンからの再結晶により行った。
収率は6.ssg (理論的には30.83 g)Fp
ニア7.8℃ 10.31g (0,05モル)のDCCを80m1の
メチレンクロリドに溶かし、同時に窒素気流導入しなが
らゆっくり滴下する0反応終了後、溶液を濾過し炭酸水
素ナトリウム、次いで塩酸で洗う、この溶液を遠心分離
にかけると油が残る。
あと処理はカラムクロマトグラフィー又は冷時結晶化に
より行う。
収率は1.95g (理論値12.05g)N−(3−
ニトレートブチリル)−メチオニンエチルエステル(無
色油)である。
実施例3 実施例2 6.35g (0,043モル)のニトレート酪酸、1
7.47g (0,043モル)のメチオニンエチルエ
ステル及びスバーテルシュピッツエジメチルアミノピリ
ジン(DMAP)を撹拌下、10°Cに冷却下100m
1のジシクロメタンに溶かす。
第1操作 ニトレートピバリン酸メチルエステルの製法25.0g
 (0,19モル)のヒドロキシピパリン酸メチルエス
テル及び0.12gの尿素を室温で250m1のメチレ
ンクロリドに溶かし、撹拌し乍ら5℃に冷却する。これ
に撹拌し乍ら23゜8g (0,38モル)の硝酸(1
00%)を温度が10℃を超さない様に滴加する。次い
で、5℃に冷却し、撹拌し乍ら38.6g (0,38
モル)の無水酢酸を温度が10℃を超さないように滴加
する。15分氷水中で冷却下撹拌し、次いで徐々に室温
に暖め、−夜室温で更に撹拌する。この沈澱物を撹拌下
、徐々に500m1の氷水に入れる。
メチレンクロリド相を分離し、それぞれ1回100m1
の水(蒸留)、100m1の飽和炭酸水素すトリウム水
溶液、そしてloomlの水(蒸留)で洗う。このメチ
レンクロリド抽出物を、次いでローターペーパーにかけ
最大40℃の浴温で水流ポンプで乾燥するまで濃縮する
。淡黄色油状残留物が油圧真空中で60℃の浴温で透明
で移液状として留出する。
収率:31.5g会理論値の94.0%第2操作 ニトレートピバリン酸の製造 14、og (o、350モル)の水酸化ナトリウムを
蒸留水に溶かし約10℃に冷却する。これに撹拌し乍ら
、31.0g (0,175モル)のニドレートピバリ
ン酸メチルエステルを250m1のメタノールに溶かし
た溶液に加える。その時、反応混合物は黄変し、温度は
約25℃に上昇する。
込物を90分撹拌し、29.5ml (0,35モル)
の37%塩酸で中和し、メタノールをローターペーパー
で完全に留去する。水相を2回、それぞれ200m1の
メチレンクロリドで抽出する。
−緒にしたメチレンクロリド抽出液を1回50m1の水
(蒸留)で洗い、メチレンクロリド相をローターペーパ
ーで乾燥するまで濃縮する。無色の油状残渣を100m
1の酢酸エチルに溶かし、改めてローターベーパーで乾
燥するまで濃縮する。
その際、固形の白色残渣が残り、これから溶剤の残余を
油ポンプ真空(0,4トル)で約40’Cの浴温で15
分間ローターペーパーで除去する。固形白色の残渣25
.44g (理論値の89.1%)を100m1の沸I
nn−ヘキサンに溶かし、 2mlのジイソプロピルエ
ーテルと混合する。室温に冷却後結晶核を加えて生成物
を晶出させる。この生成物を72時間0℃で放置し、結
晶を濾去する。
2回それぞれ10m1のn−ヘキサンで洗った後真空箱
に入れ約2トルで室温で重量が一定になるまで乾燥する
Fp:54.2℃ 収率: 23.66g= 82.9%(理論値)第3操
作 10.7g (71,7mmol)のL−システィンエ
チルエステルの塩基を窒素雰囲気中、200 m lの
メチレンクロリドに室温で撹拌溶解する。これに11 
、4 g (70−、Ommol)の結晶ニトロキシピ
バリン酸を加え撹拌下、室温で溶かす。この混合物に撹
拌上窒素雰囲気中14.8.g (71,7關o1)の
N−N−ジシクロヘキシル尿素(DCC)を50 m 
lのメチレンクロリドに溶かした溶液に室温で約15分
滴加する。その際、温度は35℃に上昇する。更に、撹
拌すると、白色のジシクロヘキシル尿素が析出する。こ
の仕込物を室温に冷却し、−夜窒素雰囲気中で撹拌する
。このジシクロヘキシル尿素を次いでガラスフフィルタ
ーフリット上に濾過し、1回50m1のメチレンクロリ
ドで洗う。合一したメチレンクロリド溶液を1回100
m1の1n塩酸で、そして2面それぞれ100m1蒸留
水で洗う(窒素雰囲気中)。次いでローターペーパー中
で約40℃の浴温で水流真空(最初550mbarから
約20mbarまで)で濃縮する。淡褐色の油が得られ
る。
収率21.2g′=理論値の10’2.9%この物をエ
タノール/ヘキサンから冷時結晶して精製した。
収率13.42g;理論値の61.5%のN−(3−ニ
トレートピバロイル)−システィンエチルエステルが淡
ローズ色油として得られる。
第4操作 N−(3−ニトレートピバロイル)−S−アセチル−シ
スティンエチルエステルの製造 N−(3−二1〜レートピバロイル)−システィンエチ
ルエステル10.3g (35,0mmol)を70m
1のジクロルメタンに溶かし、冷却下これに4、3g 
(42,0mmol)の無水酢酸の10m1ジクロルメ
タンの溶液を冷時消却する。次いで5゜0 g (49
、0mmol)のトリエチルアミンを20m1のジクロ
ルメタンに溶かし、冷時撹拌下消却する。反応終了後仕
込物を1n塩酸、10%重炭酸水素液及び水で洗う。ジ
クロルメタン抽出液をローターペーパーで乾燥するまで
濃縮する。11゜6gの淡黄色の油状生成物が得られる
。これからエタノール/水から冷時再結晶して結晶核を
加えて結晶生成物(理論値に対し“66.3%)を得た
Fp:<5°C 第4操作/変法I N−(3−ニトレートピバロイル)−8−ブチリル−シ
スティンエチルエステルの製造 第4操作で説明した無水酢酸の代りに6.7g(42,
○mmol)の酪酸無水物を使用する。同じ反応と後処
理で13.0gの淡黄油状生成物が得られる。これから
第4操作に説明した様に、冷時結晶して9.7gの結晶
生成物に76.2%対理論値)が得られた。
Fp:<5℃ 第4操作/変法2 N−(3−ニトレートピバロイル)−S−ピバロイル−
システィンエチルエステルの製造第4操作で説明した無
水酢酸の代りに7.8g(42,0+n+++ol)の
ピバリン酸無水物を使用すると、同じ反応と後処理で1
4.1gの淡黄油状物が得られる。これから第4操作で
説明した様に、結晶化により10.5gの結晶性生成物
(ニア9゜5%対理論値)が得られた。
FP:38℃ 実施例4 N−(3−ニトレートピバロイル)−メチオニンエチル
エステルの製造 12.4g (70,0mmol)のL−メチオニンエ
チルエステルの塩基を窒素雰囲気中250m1のメチレ
ンクロライドに室温で撹拌溶解する。これに11.4 
g (70,0mmol)の結晶ニトレートピバリン酸
を加え、撹拌上室温で溶かす。この混合物に撹拌下、窒
素雰囲気中14.sg (71゜7 mmol)のN−
N−ジシクロヘキシル尿素を50m1のメチレンクロラ
イドに溶かした溶液を、室温で約15分間に消却する。
その際、温度は35℃に上昇する。更に、撹拌をすると
遊離の白色ジシクロヘキシル尿素が析出する。この仕込
物を室温に冷却し、−夜窒素雰囲気中で撹拌する。この
DCC−尿素を次いで、ガラスフィルターフリットで濾
過し、1回50m1のメチレンクロライドで洗う。合一
したメチレンクロライド溶液を1回100m1の1n塩
酸、2回それぞれ100 m lの水(蒸留)で洗う(
窒素雰囲気中)。次いで、ローターベーパ巾約40℃の
浴温水流ポンプ真空(最初500 mbarあと約2Q
mbar)で濃縮する。
淡黄色油が得られる。
収率24.9g;110.3%(理論値に対し)の粗製
のN−(3−ニトレートピバロイル)L−メチオニンエ
チルエステルが得られる。
この粗製物をカラムクロマトグラフィーで精製する。
収率17.6g”78.0%(対理論値)N−(3−ニ
トレートピバロイル)−メチオニンエチルエステルが無
色油として得られる。
実施例5 N−(12−ニトレートラウロイル)−S−アセチルシ
スティンの製造 第1操作 12−ニトレートラウリン酸の製法 54.1g (0,250モル)の12−ヒドロキシラ
ウリル酸と0.3gの尿素とを軽く加温しつつ、1.3
Qのクロロホルムに溶かし、撹拌し乍ら20℃に冷却す
る。撹拌し乍ら徐々に23.6g (0,375モル)
の硝酸(100%)を滴加する。その際、温度は27℃
に上昇する。次いで。
20℃に冷却、撹拌し乍ら38.3g (0,375モ
ル)の無水酢酸を冷却下消却する。その際、25℃なる
温度範囲に保持した。室温で一夜撹拌する。最後に5回
それぞれ0.5Qの水(蒸留)で洗う。硫酸ナトリウム
上で乾燥し、粉末活性炭素で澄明にしたクロロホルム相
をローターベーパにかけ50℃の浴温で水流ポンプ真空
で乾燥するまで濃縮する。油状残渣60.sgを500
m1の沸騰n−ヘキサンに溶かし、室温に冷却した後−
夜冷蔵庫中に0℃で放置する。結晶析出した生成物を濾
取し、2回それぞれ50m1のn−ヘキサンで洗う。最
後に生成物を真空乾燥器中、室温で約2トルないし重量
が一定になるまで乾燥する。
Fp : 29℃ 収率39.4g”60.3%対理論値 第2操作 12−ニトレートラウリン酸クロリドの製法2、61 
g (10mmol)のニトレートラウリン酸を50m
1のメチレンクロリドに溶がし、4.44 g (35
m+wol)のオキザリルクロリドを50m1のメチレ
ンクロリド中、室温で撹拌、消却する。
−夜撹拌する。最後に生成物を回転蒸発機で乾燥するま
で濃縮する。
収率二3g 理論値に対し93.2% 第3操作 N−(12−ニトレートラウロイル)−システィンの製
造 窒素雰囲気中6.06g (50龍o1)のL−システ
ィンを300mlDMF中に撹拌し乍ら入れる。
5、6g (201110101)の12−二トレート
ラウリル酸クロリドを50m1のジクロルメタンに消却
する。
透明な溶液が全く得られなかったので、60”Cに加温
した。最後に100m1水(蒸留水)を加え。
−夜室温で撹拌した1次いで、300m1の水(蒸留水
)で稀め、何回もそれぞれ200m1の酢酸エチルで抽
出した。この有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、つい
で濃縮した。残渣を100m1のエーテルに抽出し、−
夜冷![に0℃で放置し、結晶させた。白色の結晶が得
られた。
Fp : 74−75℃ 収率4.1gのN−(12−ニトレートラウロイル)−
システィン 第4操作 N−(12−ニトレートラウロイル)−S−アセチルシ
スティンの製造 窒素雰囲気中で1.82g (5mmol)のN−(1
2−ニトレートラウロイル)−システィンを20m1の
酢酸エチル中に入れる。次いで、0℃に冷却し2.5m
lの無水酢酸を消却する。次いで、−5℃で1 、52
 g (15mmol)の1−リエチルアミンを酢酸エ
チル5mlに溶かしたものを徐々に消却する。反応溶液
は水で洗い、乾燥するまで濃縮する。
Fp:RTで油 収率2g;98.4%(対理論値) 実施例6 N−(12−ニトレートラウロイル)−システィンエチ
ルエステルの製造 4g (26,8+u+ol)のシスティンエチルエス
テル−塩基を50m1のメチレンクロリドに溶がし、撹
拌し乍ら2.8 g (10mmol)の12−ニトレ
ートラウリン酸クロリドを50m1メチレンクロリドに
溶かしたものに消却し、−夜撹拌する。析出したシステ
ィンエチルエステル塩酸を濾去し、溶剤をローターベー
パにとる。油状の残渣(6g)を100 m lのエー
テルに溶かし、−夜O℃で冷濠庫中に放置する。析出し
た生成物を濾取する。
Fp:59−60℃ 収率16g;40.o%(対理論値) 実施例7 N−にトレードプロピオニル チルエステルの製造 第1操作 32g (0,28モル)の乳酸エチルエステルを30
0m1のジクロルメタンに溶かす。100mgの尿素を
加え5−10℃の温度で22.5m1(0,56モル)
の100%硝酸を満願する。この溶液をO″Cに冷却す
る。次いで、温度が5℃を超さない様に52.8ml 
(0,56モル)のアセトンアンヒドリドを加える。こ
の溶液を一夜室温に放置し、次いで250m1の水で洗
う。有機相を分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥。濾過後
ジクロルメタンを留去する。得られた油状残渣を蒸留し
て後処理する。
収率30.34g二66.4%(対理論値)Kp : 
34℃(0,25トル) 第2操作 ニトレーIへ乳酸の製造 30g (0,18モル)のニトレート乳酸エチルエス
テルを80m1のジオキサンに溶かす。この溶液を30
m1の水及び2g (0,02モル)の硫酸と混合し1
9時間還流させる。溶液を約5゜mlの容量に濃縮し、
ついで300m1の水で稀める。pH値を炭酸水素ナト
リウムを加えて7−8に調整する。未反応のエステルは
ジクロルメタンで抽出して除去する。
水相を濃硫酸でpH1に調整し、3回それぞれ150m
1の酢酸エチルで抽出する。抽出物を合一し、硫酸ナト
リウム上で乾燥する。濾過後酢酸エチルを完全に遠心蒸
発機で除く。
収率14.6g無色油859.2%対理論値第3操作 N−(2−ニトレートプロピオニル)システィンエチル
エステルの製造 窒素雰囲気中で17g (0,13モル)のニトレート
乳酸と18.9g (0,13モル)のシスティンエチ
ルエステルを10−45℃で200m1のジクロルメタ
ンに溶かす。15−20℃で28゜6g (0,14モ
ル)のN−N−ジシクロへキシルカルボジイミドと75
m1のジシクロメタンとを満願する。1時間後、析出し
たN−N−ジシクロヘキシル尿素を濾過し、75m1の
ジシクロメタンで洗う。濾液を2回それぞれ50m1の
0゜1n塩酸で抽出する。有機相をローテーション蒸発
機で完全にa縮する。結晶状の粗生成物(22゜4g)
を100m1のエタノール/n−ヘキサン(1: 1)
から再結晶する。
収率7.6g;22.6%対理論値 Fp:92.8% 本発明の化合物の薬学的効果を実験(Versuchs
anordnung)により更に説明する。
ルチプマノメーター及び頚動脈を経由して導入されたア
インシュベン(Einschwemm)カテーテルで測
定された。動脈システムでの作用の説明をするために収
縮(5ystolischer)、平均及び拡張期の血
圧(BP)及び心拍数(HR)を測定した。そこから末
梢抵抗(TKR)及び動脈気室(COMPL)の伸長性
を計算した。低圧システムは、中枢静脈圧(CVP)及
び肺動脈圧(PAP)により説明された。参考物質とし
て、インソルビット−5−モノニトレート(ISM−5
)を使用した。
薬学的実験1 新しい有機ニトレートの、その有機ニトレート作用を証
明するための成犬での循環パラメーターに対する影響 試験目的は、これら新規なニトレートが静脈内投与及び
経口投与で、成犬について各種循環パラメーターにどの
様に作用するかを決定することであり、実験はすべて訓
練したピーグル種の犬で行われた。即ち、循環パラメー
ターは、動脈カテーテ添付カーブ1及び2は、本発明に
よる有機ニトレートの効カスベクトルをグラフにより説
明したものである。
カーブ1は、経口及び静脈投与のl5M−5の作用を示
している。何れの投与法でもl5M−5は収縮血圧を僅
かに低下させ、平均圧はほとんど影響されない。気室伸
長性は著しく上昇し、血圧システムの圧力は低下してい
る。
カーブ2は、対応する循環断面でのN−(3−二トレー
ドピバロイル)−メチオニンエチルエステルにトレード
−P i v−Me t h−E t)の対応する作用
を示すものである。この場合も、静脈内投与と経口投与
との比較は、良好な生理的利用性を示している。
物質N−(3−ニトレートピバロイル)−システィンエ
チルエステルは、同様に良好な生理的利用性とニトレー
ト典型的な効力経過を示している。
これら結果は、試験した二つの物質がl5M−5と対比
出来る良好な生理的な利用性を有することを示している
yy& (k n !  5(Ll’1M=3 〔11rJ′″J C閉M) 1st’+−5(R1)  qlj6  /7)、5.
1.ユ −JA^3  、koL*(x4ノー、し)r
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+  <too−/、peso>>tIXn t 5@
1s、  u゛5薬学的試験2 出現しないトレランスを証明するために摘出してベルフ
ンヂールト(perfundierten )された心
臓での冠状動脈拡張剤に対する、新規有機ニトレートの
作用。
この試験の目的は摘出してベルフンヂールト(摘出機宜
の人工的血流をほどこされた)ラット心臓での新規有機
ニトレート化合物の作用とトレランス生成を調べること
であった。その為にラットの心臓を分割し「作動心11
114 (”working heart”)として作
成した。
この心臓は、この試験において特定の循環操作を受けた
。そこから、一定の酸素消費と冠流が起る。
ニトレート状の化合物の作用は、このモデルで薬学的に
誘導された冠状動脈流の上昇において測定できる。
摘出し、作動しているラットの心臓に於いて、冠状動脈
の抵抗をニトレート作用を証明する為のパラメーターと
して選んだ。約1gの重量を有するラットの心臓に左前
房を経て、栄養物含有す酸素で飽和された血漿類似の溶
液をペルフンヂールトした。左心室は、大動脈中の一定
の圧力に対し。
その溶液をポンプした。生理学的な条件に従い、この溶
液の一部は心臓を自分で養うために、冠状動脈を流れる
。一定の心臓操作では、それから冠抵抗が計算できる割
合は一定である。ニトレート又はその他の冠状動脈拡張
剤の添加により冠動脈の抵抗に低下が起る。それ故、心
臓に一定の濃度の有機ニトレートを入れると、抵抗の当
初の20分以内の低下後1部分的な効力喪失を示す。こ
れら物質は、このモデルでは、同様に冠状動脈拡張効果
を示すが、その効果には効力の損失は随伴しない、60
分後にも冠状抵抗の最大の低下が完全に存在している。
試験した物質は、10−4モルのニトログリセリンニト
レートの同一用量で比較した。ニトログリセリンの連続
的な注射は7.6±1 、88ml/min ” gw
w (x+SD)だけ急速な冠血流上昇を出現させる。
20分以内に血流は、55゜9%低下する゛。更に注射
をする場合、ニトログリセリン作用はそのまま経過する
。これら新規なニトレートは、この実験モデルで同様に
冠血流の上昇を示した。そして極めて僅かばかりの効力
後退を起した。この成果は、説明した新規化合物が従来
のニトレートの様なトレランス性を示さないことを示し
ている。
表1 抽出し、ペルフンヂールトしたラット心臓でのニトログ
リセリンに比較しての新規有機ニトレートの冠血流に対
する作用Y±SEM、 n 271001M   ニト
ログリセリン 7.6±0.71 56.0 最後にN−(3−ニトレートピバロイル)−システィン
エチルエステルにトレード−Piv−Cy−Et)をモ
ルモットの心臓で試験した。ニトレート−Piv−Cy
−Etは5作動心臓モデル(モルモット心l1I)で、
既に極めて僅かの用量範囲で冠血流の濃度依存性上昇を
示した。
25%の血流上昇は、既に380μgのニトレート−P
iv−Cy−Et/Q注射溶媒(1,3μモル/Qに対
応)で既に達成された。対応する濃度は5 m g /
 I2のグリセロールトリニトレート(GTN)につい
て少なくともファクター12だけ高い。
かくしてニトレーh−P i v−Cy−E tでは、
特別の血管活性化合物である。冠拡張効果のトレランス
展開の表現としての減衰は、どの用量でも1時間の注射
試験の間認められなかった。そのことからニトレート−
P i v−Cy−E tがGTNと異なって、何等の
血管トレランスを起すことがないことが結論できる。
ニトレート−Piv−Cy−Etは摘出グアニレ−トチ
クラーゼで単位時間当りのc G M Pの増加した生
成に対応して、濃度に左右される酵素の活性化を示す(
曲線を参照)。これら化合物の特異性は、その際、従来
の有機ニトロ化合物と対比して、システィンの不存在下
でも、生体内での活性化を起す事である。このことは、
同時にニトレート−Piv−Cy−Etと化学的化合物
が、例えば、所謂作動心臓モデルにおいてトレランスを
起すことがないという、臨床的な長時間の使用が、臨床
上の殊に大きな意義があるとの知見を説明している。
グアニレ−トチクラーゼの50%最高活性化(EDso
)に必要な濃度は、200/&m/Qである6GTHの
比肩すべき値(5mmol/ nシスティン存在下に於
いて)は80μmolだけ変動する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Rはヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルケノ
    キシ、ジ低級アルキル−アミノ−低級アルコキシ、アシ
    ルアミノ−低級アルコキシ、アシルオキシ−低級アルコ
    キシ、アリルオキシ、アリル低級アルキルオキシ、置換
    アリルオキシ又は置換アル−低級アルコキシ、その際置
    換基はメチル基、ハロゲン又はメトキシであり:アミノ
    、低級アルキルアミノ、ジ低級アルキルアミノ、アリル
    −低級アルキルアミノ、ヒドロキシアミノ又はペプチッ
    ド結合を介したアミノ酸残基である。 R^1は水素1−6個の炭素原子を有するアルキル、置
    換低級アルキル、その際置換基はハロゲン、ヒドロキシ
    、低級アルコキシ、アリルオキシ、アミノ、低級アルキ
    ルアミノ、アシルアミノ、アシルオキシ、アリルアミノ
    、メルカプト、低級アルキルチオ、アリルチオである。 R^2は、R^1同様水素又は低級アルキルを意味し、
    R^3は、水素又は低級アルキルであり、 R^4は、水素、低級アルキル、フェニル、メトキシフ
    ェニル、フェニル低級アルキル、メトキシ−フェニル−
    低級アルキル、ヒドロキシフェニル−低級アルキル、ヒ
    ドロキシ低級アルキル、アルコキシ低級アルキル、アミ
    ノ−低級アルキル、アシルアミノ低級アルキル、メルカ
    プト−低級アルキル又は低級アルキルチオ−低級アルキ
    ルであり、R^5は、低級アルキルチオ、SH、S−ア
    シル、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化
    学式、表等があります▼、 低級アルキル▲数式、化学式、表等があります▼、 低級アルキル▲数式、化学式、表等があります▼、低級
    アルキルチオ−低級アルキル、 RとR^5は、相互にチオールラクトンを形成して結合
    していることが出来る。 RとR^4は、相互にエステル又はアミドを形成して結
    合していることが出来る。 R^3とR^4は、相互に2−4個の炭素原子のアルキ
    レン橋、2−3個の炭素原子及び硫黄原子を有するアル
    キレン橋、上記の様なアルキレン橋、二重結合を含みヒ
    ドロキシ、低級アルコキシ、低級アルキル又はジ低級ア
    ルキルで置換されている3−4個の炭素原子を有するア
    ルキレン橋を形成して結合されていることができ、 mとn及びoは、0−10なる数値を意味する、で示さ
    れる化合物、並びに薬学的に認められるその塩 2)ニトレート脂肪酸成分がC_2−C_6なる鎖長を
    有し、直鎖状、分岐ラセミ形又は、光学的アイソマーで
    ある請求項1の化合物 3)アミノ酸が殊にシステイン、メチオニン又はホモシ
    ステインであることを特徴とする請求項1及び2の化合
    物 4)アミノ酸が立体化学的なL−型で存在している請求
    項1−3の化合物 5)アミノ酸システイン及び/又はメチオニンがメチル
    −、エチル−又はプロピルエステルとして存在すること
    を特徴とする請求項1−4の化合物6)システインがC
    _2ないしC_6なる鎖長のアルカンカルボン酸のSH
    −基でエステル化していることを特徴とする請求項1−
    4の化合物 7)下記化学式を有することを特徴とする請求項1−5
    の化合物 N−(2−ニトレートアセチル)−システインエチルエ
    ステル N−(2−ニトレートアセチル)−S−アセチル−シス
    テインエチルエステル N−(2−ニトレートアセチル)−メチオニンメチルエ
    ステル N−(2−ニトレートプロピオニル)−システイン N−(2−ニトレートプロピオニル)−システインエチ
    ルエステル N−(2−ニトレートプロピオニル)−メチオニンエチ
    ルエステル N−(2−ニトレートブチリル)−システインN−(2
    −ニトレートブチリル)−システインエチルエステル N−(2−ニトレートブチリル)−S−アセチル−シス
    テインエチルエステル N−(2−ニトレートブチリル)−S−ブチリル−シス
    テインエチルエステル N−(2−ニトレートブチリル)−メチオニンエチルエ
    ステル N−(2−ニトレートイソブチリル)−システイン N−(2−ニトレートイソブチリル)−システインエチ
    ルエステル N−(2−ニトレートイソブチリル)−S−ベンゾイル
    −システインエチルエステル N−(2−ニトレートイソブチリル)−S−アセチル−
    システインエチルエステル N−(2−ニトレートイソブチリル)−S−ピバロイル
    −システインエチルエステル N−(2−ニトレートイソブチリル)−メチオニンエチ
    ルエステル N−(3−ニトレートブチリル)−システインN−(3
    −ニトレートブチリル)−システインエチルエステル N−(3−ニトレートブチリル)−S−アセチル−シス
    テインエチルエステル N−(3−ニトレートブチリル)−S−プロピオニル−
    システインエチルエステル N−(3−ニトレートブチリル)−メチオニンエチルエ
    ステル N−(3−ニトレートブチリル)−ホモシステインチオ
    ラクトン N−(3−ニトレートピバロイル)−システインN−(
    3−ニトレートピバロイル)−システインエチルエステ
    ル N−(3−ニトレートピバロイル)−S−アセチル−シ
    ステインエチルエステル N−(3−ニトレートピバロイル)−S−プロピオニル
    −システインエチルエステル N−(3−ニトレートピバロイル)−S−ブチリル−シ
    ステインエチルエステル N−(3−ニトレートピバロイル)−S−イソブチリル
    −システインエチルエステル N−(3−ニトレートピバロイル)−S−ピバロイル−
    システインエチルエステル N−(3−ニトレートピバロイル)−S−ベンゾイル−
    システインエチルエステル N−(3−ニトレートピバロイル)−メチオニンエチル
    エステル N−(3−ニトレートピバロイル)−メチオニン N−(3−ニトレートピバロイル)−ホモシステインチ
    オラクトン N−(2−ニトレートヘキサノイル)−システインエチ
    ルエステル N−(2−ニトレートヘキサノイル)−S−プロピオニ
    ル−システインエチルエステル N−(3−ニトレートヘキサノイル)−システインエチ
    ルエステル N−(3−ニトレートヘキサノイル)−メチオニンメチ
    ルエステル N−(12−ニトレートラウロイル)−システイン N−(12−ニトレートラウロイル)−システインエチ
    ルエステル N−(12−ニトレートラウロイル)−S−アセチル−
    システイン N−(12−ニトレートラウロイル)−S−ピバロイル
    −システイン 8)請求項1−6の化合物又は混合物を含有することを
    特徴とする医薬 9)自体公知の方法で対応するニトレート脂肪酸または
    、それらの反応性誘導体をアミノ酸若しくはペプタイド
    のアミノ基と結合することと、場合により側鎖アルキル
    化の為の別の反応工程を用いることによりそれら化合物
    を製造することを特徴とする請求項1−7の方法
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