JPH0290388A - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置

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JPH0290388A
JPH0290388A JP63242925A JP24292588A JPH0290388A JP H0290388 A JPH0290388 A JP H0290388A JP 63242925 A JP63242925 A JP 63242925A JP 24292588 A JP24292588 A JP 24292588A JP H0290388 A JPH0290388 A JP H0290388A
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Shigeki Kimata
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば鉄道等の交通機関で使用されている
自動改札装置に関する。
(従来の技術) 鉄道等の交通システムにおいて、乗車券、定期乗車券、
回数券等を受入れて乗車、降車が可能な自動改札装置が
実用化されている。
また、小銭を用意しなくても良い、プリペイドカード(
料金前払い)式の金額カードを用いて券売機で乗車券(
当日利用券)が購入できるようになっている。この場合
、この乗車券の購入を行ってから自動改札装置を通って
入場が行われている。
しかし、混雑時や忙しい時でも、券売機を利用して乗車
券を購入しなければならないため、不便を感じることが
多かった。特に、金額カードを所持している利用者とっ
ては、当金類カードを購入し、さらにまた当日乗車券に
交換するという2度手間が必要となっており、常時小銭
を所持しなくて済むという当カードの利点が減少してい
た。
そこで、上記金額カードで直接、利用したい範囲の自動
改札装置を通って人、出湯でき、券売機で乗車券を購入
する手間が不要なものが考えられている。
しかし、このように、金額カードをそのまま自動改札装
置で利用しようとした場合、金額カードに対して磁気情
報の記録、目視情報の印刷等の処理が順次行われるが、
このような処理の途中で異常(エラー)が生じた場合、
乗車券等のように再度投入して再処理(リトライ)を行
うものが考えられる。
ところが、このようなものでは、磁気記録に対する異常
か、印刷に対する異常かが分らないにも係わらず、磁気
記録と印刷の両方を行ってしまう。
このため、磁気記録が正常に行われ、印刷に異常が生じ
ていたものに対して、再処理を行うと、磁気記録の内容
が更に書換えられてしまい、異常に対応した再処理を行
うことができなかった。
したがって、金銭的価値を有する記録媒体に対する処理
の途中で異常が発生した場合に、その記録媒体を、再度
、投入口から投入することにより、上記異常に対応した
再処理を行うことができるものが要望されている。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、金銭的価値を有する記録媒体に対する処理
の途中で異常が発生した場合に、その記録媒体を、再度
、投入口から投入することにより、上記異常に対応した
再処理を行うことができるものが要望されているもので
、金銭的価値を有する記録媒体に対する処理の途中で異
常が発生した場合に、その記録媒体を、再度、投入口か
ら投入することにより、上記異常に対応した再処理を行
うことができる自動改札装置を提供することを目的とす
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の自動改札装置は、投入口から投入される金銭
的価値を有する記録媒体を搬送路を用いて搬送し、この
搬送途中で上記記録媒体上の磁気情報を読取手段で読取
り、この読取結果に応じて上記記録媒体が正しいか否か
を判断し、この判断結果に応じて上記記録媒体の投入者
を通過させるとともに、上記記録媒体に対して磁気情報
の書換え、目視情報の印刷等の処理を行った後に排出口
から排出するものにおいて、上記記録媒体に対する処理
の異常を検知する検知手段、この検知手段により異常が
検知された際に、その異常状況を記憶する記憶手段、上
記検知手段により異常が検知された際に、上記搬送路上
の記録媒体を上記排出口から排出する排出手段、上記投
入口から投入された記録媒体と上記排出手段によって排
出された異常の生じた記録媒体とが同一か否かを判断す
る判断手段、およびこの判断手段により同一の記録媒体
の投入が判断された場合、上記記憶手段に記憶されてい
る異常状況に応じて再度処理を行う処理手段によって構
成されている。
(作用) この発明は、投入口から投入される金銭的価値を有する
記録媒体を搬送路を用いて搬送し、この搬送途中で上記
記録媒体上の磁気情報を読取手段で読取り、この読取結
果に応じて上記記録媒体が正しいか否かを判断し、この
判断結果に応じて上記記録媒体の投入者を通過させると
ともに、上記記録媒体に対して磁気情報の書換え、目視
情報の印刷等の処理を行った後に排出口から排出するも
のにおいて、上記記録媒体による処理の異常が検知され
た際に、その異常状況を記憶手段で記憶するとともに、
上記搬送路上の記録媒体を上記排出口から排出し、上記
投入口から投入された記録媒体と上記排出された異常の
生じた記録媒体とが同一か否かを判断し、この判断によ
り同一の記録媒体の投入が判断された場合、上記記憶手
段に記憶されている異常状況に応じて再度処理を行うよ
うにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第3図から第5図はこの発明に係わる自動改札装置の外
観を示すものである。すなわち、1、・・・は入出場業
務を行う自動改札装置の本体である。
2は人、出湯時に、券類(記録媒体)としての乗車券、
定期券、金額カード(所定の額面金額を有する金額券;
料金前払いカード)A1回数カード(所定の額面金額を
有する回数券)Bが投入される投入口、3は人、出湯時
に投入される各巻が排出される排出口、4は人、出湯時
に券の投入者の通過を阻止するゲート、5は人、出湯時
に金額カードAの残金類、回数カードBの残回数、ある
いは種々の案内などを表示する表示部、6は各改札装置
の本体1・・・に対応する通路11・・・を区別させる
ための仕切になるとともに、利用者の通過を検知する人
間検知器、7は券類から読取った情報により小人を判定
した場合に表示する小人判定表示部、8は券類から読取
った情報により身障者割引を判定した場合に表示する身
障者割引判定表示部、9は人、出湯時に進行方向と逆方
向からの通過者の通過を阻止するゲート、10は係員用
の係員スイッチである。
上記人間検知器6は、複数の検知器6a、・・・によっ
て利用者の通過を検知するものであり、検知器6a、・
・・とじては透過型、反射型などが用いらかれるように
なっている。
第6図は本体1の内部機構の概略構成を示すものである
。すなわち、上記投入口2から投入される券は搬送ベル
ト20、・・・等の搬送手段によって搬送路21上を矢
印a方向に搬送されるようになっている。
上記搬送路21上には投入口2側から順に、各券類を整
位する整位部22、各券類の下面の磁気情報を読取る読
取ヘッド23、各券類の上面の磁気情報を読取る読取ヘ
ッド24、各券類の下面に磁気情報を書込む書込ヘッド
25、各券類の上面に磁気情報を書込む書込ヘッド26
、上記書込ヘッド25により各券類の下面に書込んだ磁
気情報を読取る読取ヘッド27、上記書込ヘッド26に
より各券類の上面に書込んだ磁気情報を読取る読取ヘッ
ド28、各券類の下面に印刷を行うサーマルヘッド29
、各券類の上面に印刷を行うサーマルヘッド30、金額
カードA上あるいは回数カードB上に使用開始を示す穿
孔、使用済みを示す穿孔を一端部(搬送方向に直交する
端部)あるいは他端部に開ける穿孔部33、金額カード
A上あるいは回数カードB上の一端部(搬送方向に直交
する端部)あるいは他端部に穿孔が開いているか否かを
検知する穿孔検知部31.32、分岐部34が設けられ
ている。
上記穿孔部33は、2つのパンチ部338133bとス
トッパ部33cとによって構成されている。
また、上記分岐部34の下部には2つの集札部35a、
35bによって構成される回収部36が設けられており
、分岐部34により搬送路21から分岐された券類(使
用済み券)は分岐搬送路37を介して集札部35a、3
5bに導かれるようになっている。
また、上記読取ヘッド23.24の下部には新しい金額
カードAが集積されている金額カード集積部38が設け
られており、この金額カード集積部38から図示しない
送出し部により送出された金額カードAは送出し搬送路
39を介して搬送路21上の整位部22に対応する位置
へ搬送されるようになっている。
なお、上記各搬送路上には券類の通過を検知する検知器
40、・・・が設けられている。
第7図は上記金額カードAの構成を示すものである。す
なわち、表面51にはその券の購入場所、購入年月日、
購入時の前払い料金等があらかじめ記録エリア50aに
記録されている。1回の利用(入場、出湯)に対して対
になって記録される入場日情報印刷エリア50b、出湯
ロ情報印刷工すア50cが設けられ、これらのエリア5
0b150cが複数回の利用に対して印刷可能に用意さ
れている。
上記入場日情報印刷エリア50bには利用日付、時刻、
割引マーク(*) 50 g、発駅(入場マクに対応)
および使用した号機番号(機種たとえば券売機、自動改
札装置の番号に対応)が印刷されるようになっている。
上記出湯口情報印刷エリア50cには着駅(出湯マーク
に対応)、使用した号機番号(機種たとえば券売機、自
動改札装置の番号に対応)、および残額が印刷されるよ
うになっている。また、上記表面51には印刷領域が満
杯となった時に使用済みマークが(=J与される記録エ
リア50dが設けられている。
また、上記表面51には使用開始穿孔50e1あるいは
使用済み穿孔50fが付与されるようになっている。
また、上記金額カードAの裏面には磁気バーコード等で
構成される磁気記録部(図示せず)が設けられており、
この磁気記録部に記録される磁気情報(機械読取可能な
情報)としては、入場時に日付、時刻、発駅(入場場所
)、入場データ、および利用号機番号等のデータが記録
され、出湯時に着駅(出湯場所)、出湯データ(入場デ
ータの消去)、利用号機番号、割引料金か否か、および
残金額(残額)等のデータが記録され、あらかじめ金額
カードを示すデータ、額面金額データ、および製造番号
が記録されている。上記磁気記録部は、たとえばF2F
方式で磁気記録され、8行のトラックからなり、各行の
4ビツト(8ビツト)ずつが1つのデータとしての意味
を持っている。
第8図は上記回数カードBの構成を示すものである。す
なわち、表面61にはその券の購入場所、購入年月日、
購入時の前払い料金、有効期限、区間情報、割引き情報
、大人、小人の別等があらかじめ記録エリア60aに記
録されている。また、利用に対して対になって記録され
る入場日情報印刷エリア60b1出湯口情報印刷エリア
60cが設けられ、これらのエリア60b、60cが複
数回の利用に対して印刷可能に用意されている。
上記入場日情報印刷エリア60bには利用日付、時刻、
発駅(入場マークに対応)および使用した号機番号(機
種たとえば券売機、自動改札装置の番号に対応)が印刷
されるようになっている。上記出湯口情報印刷エリア6
0cには着駅(出湯マークに対応)、使用した号機番号
(機種たとえば券売機、自動改札装置の番号に対応)、
および残回数が印刷されるようになっている。また、上
記表面61には印刷領域が満杯となった時に使用済みマ
ークが付与される記録エリア60dが設けられている。
また、上記表面61には使用開始穿孔60e1あるいは
使用済み穿孔60fが付与されるようになっている。
また、上記回数カードBの裏面には磁気バーコード等で
構成される磁気記録部(図示せず)が設けられており、
この磁気記録部に記録される磁気情報(機械読取可能な
情報)としては、入場時に日付、時刻、発駅、入場デー
タ、利用号機番号、および残回数等のデータが記録され
、出湯時に着駅、出湯データ(入場データの消去)、お
よび利用号機番号等のデータが記録され、あらかじめ口
数カードを示すデータ、額面回数データ、有効期限、区
間情報、および製造番号が記録されている。
上記磁気記録部は、たとえばF2F方式で磁気記録され
、8行のトラックからなり、各行の4ビツト(8ビツト
)ずつが1つめデータとしての意味を持っている。
第9図は電気回路の要部の構成を示すブロック図である
。すなわち、70は全体を制御するCPU (セントラ
ル・プロセッシング・ユニット)、71は前記読取ヘッ
ド23からの信号を増幅する増幅器、72は前記読取ヘ
ッド24からの信号を増幅する増幅器、73は前記書込
ヘッド25を入場データ、日付データ、更新データ、回
収データなどの記録データに応じて駆動するドライバ、
74は前記書込ヘッド26を入場データ、日付データ、
更新データ、回収データなどの記録データに応じて駆動
するドライバ、75は前記読取ヘッド27からの信号を
増幅する増幅器、76は前記読取ヘッド28からの信号
を増幅する増幅器、77.78はそれぞれ金額カードA
に対して1]付、時刻、発駅、割引料金マーク、着駅、
号機番号、および残額を印刷、あるいは回数カードBに
対して1]付、時刻、発駅、着駅、号機番号、および残
回数を印刷するサーマルヘッド29.30を駆動する印
刷制御部、79.80はそれぞれソレノイド81.82
を励磁してバンチ33a133bを駆動して使用開始穿
孔あるいは使用済み穿孔等を券に対して開けるドライバ
、83は前記ストッパ33cを移動するストッパ機構8
4を駆動するドライバ、85は前記表示器5の表示制御
を行う表示制御部、86は搬送路21に対して種々の券
を矢印a方向に搬送する搬送ベルト20、・・・などの
搬送機構87を駆動するドライバ、88は上記CPU7
0から供給される種々の入場駅データ、利用時間によっ
て割引きあるいは割増しく通勤時間以外の昼間を割引き
運賃とする)の利用区間データに応じた運賃データを記
憶している運賃テーブル、89.90はそれぞれ前記ゲ
ート4.9を駆動するドライバ、91は上記CPU70
から供給される時刻データ、発駅データ、入場データ、
日付データ等により各巻の正当性を判定する判定部、9
2は前記分岐部34を駆動するドライバ、93.94は
それぞれ上記印刷制御部77.78の印刷電流が所定量
以上流れているか否かを検知する印刷電流検知器である
また、上記CPU70には、前記小人判定表示部7、身
障者割引判定表示部8、係員スイッチ10、および穿孔
検知器31.32が接続されている。
また、上記乗車券、定期乗車券、回数券の裏面には磁気
バーコード等で構成される磁気記録部(図示せず)が設
けられており、この磁気記録部にはたとえばNRZ−1
方式で磁気記録され、8行のトラックからなり、1列(
8ビツト)ごとが1つのデータとしての意味を持ってい
る。このNRZ−1方式の記録ピッチは上記F2F方式
の記録ピッチよりも広いものとなっている。
次に、このような構成において、金額カードA1回数カ
ードBに対する改札処理動作を、第1図(a)〜(C)
、第2図(a)〜(c)に示すフローチャートを参照し
つつ説明する。まず、本体1が入場業務を行う自動改札
装置として用いられる状態における、金額カードAによ
る乗車(入場;改札)について説明する。今、利用客に
より金額カードAが投入口2に投入されると、その金額
カードAは搬送路21上を矢印a方向に搬送される。
すると、金額カードAは整位部22で整位された後、読
取ヘッド23.24に到達する。この際、金額カードA
の裏面つまり磁気記録面が下面となっている場合、読取
ヘッド23により磁気記録内容が読取られ内部メモリ7
0aに記憶される。また、金額カードへの裏面つまり磁
気記録面が上面となっている場合、読取ヘッド24によ
り磁気記録内容が読取られ内部メモリ70aに記憶され
る。
CPU70は内部メモリ70aに記憶されている記憶内
容を回折し、記録方式がF2F方式で、記録内容が金額
カードに対応していることにより、金額カードAの投入
を判断する。
]7 すなわち、記録ビットのピッチが狭く、しかも長手方向
の4ビツトずつ(8ビツトずつ)で意味のあるデータと
なっている場合、F2F方式と判断する。また、そのデ
ータから金額カードAの投入を判断する。さらに、その
データの内容により券が前方向から投入されているか、
後方向から投入されているかを判断し、読取ヘッド23
.24のいずれで読取られたかに応じて券の表裏を判断
する。
また、CPU70は内部メモリ70aの記憶内容を上記
判断した記録方式と投入方向とに応じて処理することに
より、金額カードAの磁気記録部の内容つまり金額カー
ドを示すデータ、製造番号、日付データ、時刻データ、
発駅データ、号機番号データ、および残金類(残高)デ
ータを読取り、それらの金額カードを示すデータ等を用
いて判定部91で券が正しく、金額カードであると判定
する。
ついで、CPU70は供給される号機番号と出湯データ
とにより前回正しく出湯が行われているか否かの判定を
行う。すなわち、改札装置で未使用のカード以外で、最
後の使用改札装置に対応して入場データが消去されてい
る場合に、正しい乗車が行われると判定し、入場データ
が消去されていない場合に、不正乗車(不正利用)を判
定する。
そして、正しい乗車が判定された場合、CPU70は残
金額が最低区間料金に達しているか否かを判定する。さ
らに、CPU70はこの判定結果により残金額が最低区
間料金に達している場合、上記投入方向に応じて、書込
ヘッド25、あるいは26を用いて金額カードAの磁気
記録部に日付、時刻、発駅、号機番号、入場データを記
録するとともに、現在の残金額から最低区間料金を差し
引いた金額を新残高として記録する。
この後、金額カードAの磁気記録部の内容が読取ヘッド
27、あるいは28により読取られ、CPU70へ供給
される。すると、CPU70は金額カードAに記録され
たデータが正しいか否かチエツクし、このチエツクの結
果が正しい場合、上記投入方向に応じて、サーマルヘッ
ド29、あるいは30を用いて入場日情報印刷エリア5
0bに日付、時刻、入場データとしての発駅、およびこ
の改札装置の番号つまり号機番号を目視可能な状態で印
刷する。また、利用時間が特定時間帯(9時30分〜1
6時30分)内の場合、割引マーク50gを印刷する。
また、CPU70は金額カードAに正常に印刷が行われ
たか否かを、印刷電流検知器93、あるいは94の検知
出力により判断する。このとき、CPU70は新残高を
表示部5で表示する。
そして、CPU70は印刷が正常に行われた場合、ゲー
ト4.9を開いたまま、つまり投入者の通過を許可した
まま、排出口3から金額カードAを排出する。この結果
、利用客は通路11を通過し、かつ金額カードAを受取
る。
また、上記金額カードAに対する磁気記録されたデータ
が正しくなかった場合、あるいは印刷が正常に行われな
かった場合、CPU70はその異常状況と現在扱ってい
る金額カードAの製造番号とを内部メモリ70aに記憶
する。この異常状況としでは、正しい磁気記録が行えな
かった場合、磁気記録からのやり直しを示すデータを記
憶し、正しい磁気記録は行えたが、正常な印刷が行えな
かった場合、印刷からのやり直しを示すデータを記憶す
る。
また、CPU70はゲート4を閉じるとともに、金額カ
ードAを搬送し、排出口3から排出する。
このとき、CPU70は表示部5を用いて「異常が生じ
たため、再度、投入口からそのカードを投入して下さい
。」という案内を行う。
この案内に応じて、利用客は、排出口3に排出された金
額カードAを、再度投入口2へ投入する。
この投入により、上述した際と同様に、金額カードAの
投入と投入方向とが判断される。また、CPU70は今
回投入された金額カードAから読取った製造番号と、前
回異常が生じて排出した金額カードAの製造番号とを比
較し、同一の金額カードが挿入されたか否かを判断する
。この判断の結果、同一の金額カードが挿入された場合
、CPU70は内部メモリ70aに記憶した異常状2] 況に応じて処理を行う。
たとえば、正しい磁気記録が行えなかった場合、磁気記
録を行い、さらに印刷を行う。また、正しい磁気記録は
行えたが、正常な印刷が行えなかった場合、印刷のみを
行う。
そして、上記異常状況に対応した、磁気記録、印刷が行
われた場合、ゲート4を開け、つまり投入者の通過を許
可し、排出口3から金額カードAを排出する。この結果
、利用客は通路11を通過し、かつ金額カードAを受取
る。
また、同一の金額カードが挿入されなかった場合、ある
いは磁気記録、印刷に対する異常を検知した場合は、係
員呼び出し等のエラー処理となる。
また、上記CPU70で残金額の判定を行った際に金額
が足りない場合、CPU70は表示部5で最低料金を差
引く前の残金額を表示するとともにその案内を表示する
。この場合、CPU70はゲート4を閉じるとともに、
金額カードAを搬送路21上を搬送させ、排出口3から
排出する。
上記CPU70により入場データが消去されておらず不
正乗車(利用)を判定した場合、金額カードAは搬送路
21上を搬送され、排出口3から排出され、ゲート4を
閉じることにより、投入者の通過を阻止する。また、こ
のときCPU70により、係員用の別の装置へその警報
が発せられる。
この結果、係員はその返却された金額カードAの前回の
利用に対する出湯口情報印刷エリア50cに出湯データ
としての着駅データが印刷されているかを確認し、その
データが正しく印刷されている場合、図示しない係員用
の装置により、その金額カードAの入場日情報印刷エリ
ア50bに日付、時刻、発駅、号機番号が印刷されると
ともに、磁気記録部に日付、時刻、発駅、号機番号、入
場データを記録するとともに、残金額データを最低区間
料金で差引くことにより更新し、利用客に返却し、通路
11の通過を許可する。
また、上記入場日情報印刷エリア50cに出湯データの
発駅データが記録されていない場合、係員は不正乗車に
対する処理を行う。この場合、前回利用の出湯口情報印
刷エリア50cに着駅デーり(出湯データ)が記録され
ているか否かを、係員も利用客も目視確認できるため、
不正乗車の確認を機械的な確認だけでなく目視で確認で
き、双方に争いが生じないようになっている。
次に、本体1が出湯業務を行う自動改札装置として用い
られる状態における、金額カードAによる降車(出湯;
集札)について説明する。今、利用客により金額カード
Aが投入口2に投入されると、その金額カードAは搬送
路21上を矢印a方向に搬送される。すると、金額カー
ドAは整位部22で整位された後、読取ヘッド23.2
4に到達する。この際、金額カードAの裏面つまり磁気
記録面が下面となっている場合、読取ヘッド23により
磁気記録内容が読取られ内部メモリ70aに記憶される
。また、金額カードAの裏面つまり磁気記録面が上面と
なっている場合、読取ヘッド24により磁気記録内容が
読取られ内部メモリ70aに記憶される。
CPU70は内部メモリ70aに記憶されている記憶内
容を回折し、記録方式がF2F方式で、記録内容が金額
カードに対応していることにより、金額カードAの投入
を判断する。
すなわち、記録ビットのピッチが狭く、シかも長手方向
の4ビツトずつ(8ビツトずつ)で意味のあるデータと
なっている場合、F2F方式と判断する。また、そのデ
ータの内容により券が前方向から投入されているか、後
方向から投入されているかを判断し、読取ヘッド23.
24のいずれで読取られたかに応じて券の表裏を判断す
る。
また、CPU70は内部メモリ70aの記憶内容を上記
判断した記録方式と投入方向に応じて処理することによ
り、金額カードAの磁気記録部の内容つまり金額カード
を示すデータ、製造番号、日付データ、時刻データ、発
駅データ、号機番号データ、および残金額(残高)デー
タが読取られ、それらの金額カードを示すデータ等を用
いて判定部91で券が正しく、金額カードであると判定
する。この際、人、出湯が同一日に行われているか、標
準的な移動所定時間に対して明らかに過大な時間経過後
に出湯していないかのチエツクも行われる。
ついで、CPU70は供給される号機番号と入場データ
とにより前回正しく入場が行われているか否かの判定を
行う。すなわち、前回のデータに入場データが付与され
ている(消去されていない)場合に、正しい乗車が行わ
れていると判定し、入場データが付与されていない(消
去されている)場合に、不正乗車を判定する。
そして、正しい乗車が判定された場合、CPU70は発
駅から着駅までの必要料金つまり金額カードAの入場駅
から本設置駅までの運賃を、その利用時間の割引率(時
間帯による割引)に対応した運賃テーブル88から読出
し、上記残金額から必要料金(運賃)を差引くとともに
、あらかじめ(入場時に)引かれている最低料金を加え
ることにより、新残額を算出する。
そして、CPU70はその差引き金額を新たな残金額と
して判定し、その新たな残金額を表示部5で表示すると
ともに、上記投入方向に応じて書込ヘッド25、あるい
は26を用いて磁気記録部の内容つまり残金額データを
更新するとともに、着駅データと号機番号データとを記
録し、入場ブタを消去する。この後、金額カードAの磁
気記録部の内容が読取ヘッド27、あるいは28により
読取られ、CPU70へ供給される。すると、CPU7
0は磁気記録部に記録された(更新された)データが正
しいか否かチエツクし、このチエツクの結果が正しい場
合、サーマルヘッド29、あるいは30を用いて金額カ
ードAの上に着駅と新たな残金額を印刷する。また、C
PU70は金額カードAに正常に印刷が行われたか否か
を、印刷電流検知器93、あるいは94の検知出力によ
り判断する。
そして、CPU70は印刷が正常に行われた場合、ゲー
ト4.9を開いたまま、つまり投入者の通過を許可した
まま、排出口3から金額カードAを排出する。この結果
、利用客は通路11を通過し、かつ金額カードAを受取
る。
また、上記金額カードAに対する磁気記録されたデータ
が正しくなかった場合、あるいは印刷が正常に行われな
かった場合、CPU70はその異常状況と現在扱ってい
る金額カードAの製造番号とを内部メモリ70aに記憶
する。この異常状況としては、正しい磁気記録が行えな
かった場合、磁気記録からのやり直しを示すデータを記
憶し、正しい磁気記録は行えたが、正常な印刷が行えな
かった場合、印刷からのやり直しを示すデータを記憶す
る。
また、CPU70はゲート4を閉じるとともに、金額カ
ードAを搬送し、排出口3から排出する。
このとき、CPU70は表示部5を用いて「異常が生じ
たため、再度、投入口からそのカードを投入して下さい
。」という案内を行う。
この案内に応じて、利用客は、排出口3に排出された金
額カードAを、再度投入口2へ投入する。
この投入により、上述した際と同様に、金額カードAの
投入と投入方向とが判断される。また、CPU70は今
回投入された金額カードAから読取った製造番号と、前
回異常が生じて排出した金額カードAの製造番号とを比
較し、同一の金額力一ドが挿入されたか否かを判断する
。この判断の結果、同一の金額カードが挿入された場合
、CPU70は内部メモリ70aに記憶した異常状況に
応じて処理を行う。
たとえば、正しい磁気記録が行えなかった場合、磁気記
録を行い、さらに印刷を行う。また、正しい磁気記録は
行えたが、正常な印刷が行えなかった場合、印刷のみを
行う。
そして、上記異常状況に対応した、磁気記録、印刷が行
われた場合、ゲート4を開け、つまり投入者の通過を許
可し、排出口3から金額カードAを排出する。この結果
、利用客は通路11を通過し、かつ金額カードAを受取
る。
また、同一の金額カードが挿入されなかった場合、ある
いは磁気記録、印刷に対する異常を検知した場合は、係
員呼び出し等のエラー処理となる。
また、上記残金額の判定時、判定結果として金額が足り
ない場合、CPU70は表示部5で精算金額を表示(マ
イナスで表示)する。この場合、CPU70は金額カー
ドAを排出口3から排出し、ゲート4を閉じることによ
り、投入者の通過を阻止している。また、このときCP
U70は、表示部5を用いて利用者に金額カードAを持
って精算所(機)で精算して下さいという案内を行う。
上記CPU70の判定結果により入場データが記録され
ていないことにより不正乗車(利用)を判定した場合、
金額カードAが排出口3から排出され、ゲート4を閉じ
ることにより、投入者の通過を阻止する。また、このと
きCPU70により、係員用の別の装置へその警報が発
せられる。
この結果、係員はその返却された金額カードAの入場日
情報印刷エリア50bに入場データとしての発駅データ
が印刷されているかを確認し、そのデータが正しく印刷
されている場合、図示しない係員用の装置により、その
金額カードAの出湯口情報印刷エリア50dに着駅、号
機、および新残高が印刷されるとともに、磁気記録部の
残金額データなどを更新し、利用客に返却し、通路11
の通過を許可する。
また、上記入場日情報印刷エリア50bに入場データの
発駅データが記録されていない場合、係員は不正乗車に
対する処理を行う。この場合、入場日情報印刷エリア5
0bに日付、発駅データ(入場データ)が記録されてい
るか否かを、係員も利用客もL1視確認できるため、不
正乗車の確認を機械的な確認だけでなく目視で確認でき
、双方に争いが生じないようになっている。
次に、本体1が入場業務を行う自動改札装置として用い
られる状態における、回数カードBによる乗車(入場)
について説明する。今、利用客により回数カードBが投
入口2に投入されると、その回数カードBは搬送路21
上を矢印a方向に搬送される。すると、回数カードBは
整位部22で整位された後、読取ヘッド23.24に到
達する。
この際、回数カードBの裏面つまり磁気記録面が下面と
なっている場合、読取ヘッド23により磁気記録内容が
読取られ内部メモリ70aに記憶される。ま゛た、回数
カードBの裏面つまり磁気記録面が上面となっている場
合、読取ヘッド24により磁気記録内容か読取られ内部
メモリ70aに記憶される。
CPU70は内部メモリ70aに記憶されている記憶内
容を回折し、記録方式がF2F方式で、記録内容が回数
カードに対応していることにより、回数カードBの投入
を判断する。
すなわち、記録ビットのピッチが狭く、しかも長手方向
の4ビツトずつ(8ビツトずつ)で意味のあるデータと
なっている場合、F2F方式と判断する。また、そのデ
ータから回数カードBの投入を判断する。さらに、その
データの内容により券が前方向から投入されているか、
後方向から投入されているかを判断し、読取ヘッド23
.24のいずれで読取られたかに応じて券の表裏を判断
する。
また、CPU70は内部メモリ70aの記憶内容を上記
判断した記録方式と投入方向とに応じて処理することに
より、回数カードBの磁気記録部の内容つまり回数カー
ドを示すデータ、製造番号、日付データ、時刻データ、
発駅データ、号機番号データ、区間情報、有効期限およ
び残回数データを読取り、それらの回数カードを示すデ
ータ、有効期限等を用いて判定部91で券が正しく、回
数カードであると判定する。
ついで、CPU70は供給される、号機番号と出湯デー
タとにより前回正しく出湯が行われているか否かの判定
を行う。すなわち、改札機で未使用のカード以外で、最
後の使用改札機に対応して入場データが消去されている
場合に、正しい乗車が行われると判定し、入場データが
消去されていない場合に、不正乗車を判定する。
そして、正しい乗車が判定された場合、CPU70は残
回数が有るか否かを判定する。さらに、CPU70はこ
の判定結果により残回数が有る場合、上記投入方向に応
じて、書込ヘッド25、あるいは26を用いて回数カー
ドB・の磁気記録部に日、付、時刻、発駅、号機番号、
入場、データを記録するとともに、現在の残回数をr−
IJした新残回数を記録する。
この後、回数カードBの磁気記録部の内容が読取ヘッド
27、あるいは28により読取られ、CPU70へ供給
される。すると、C,P U 70は回数カードBに記
録されたデータが正しいか否かチエツクし、このチエツ
クの結果が正しい場合、上記投入方向に応じてサーマル
ヘッド29、あるいは30を用いて入場日情報印刷エリ
ア60bに日付、時刻、入場データとしての発駅、およ
びこの改札機の番号つまり号機番号を目視可能な状態で
印刷する。また、CPU70は回数カードBに正常に印
刷が行われたか否かを、印刷電流検知器93、あるいは
94の検知出力により判断する。
このとき、CPU70は、表示部5で残回数を表示する
そして、CPU70はゲート4.9を開いたまま、つま
り投入者の通過を許可したまま、排出口3から回数カー
ドBを排出する。この結果、利用客は通路11を通過し
、かつ回数カードBを受取る。
また、上記回収カードBに対する磁気記録されたデータ
が正しくなかった場合、あるいは印刷が正常に行われな
かった場合、CPU70はその異常状況と現在扱ってい
る回収カードBの製造番号とを内部メモリ70aに記憶
する。この異常状況としては、正しい磁気記録が行えな
かった場合、磁気記録からのやり直しを示すデータを記
憶し、正しい磁気記録は行えたが、正常な印刷が行えな
かった場合、印刷からのやり直しを示すデータを記憶す
る。
また、CPU70はゲート4を閉じるとともに、回収カ
ードBを搬送し、排出口3から排出する。
このとき、CPU70は表示部5を用いて「異常が生じ
たため、再度、投入口からそのカードを投入して下さい
。」という案内を行う。
この案内に応じて、利用客は、排出口3に排出された回
収カードBを、再度投入口2へ投入する。
この投入により、上述した際と同様に、回収カードBの
投入と投入方向とが判断される。また、CPU70は今
回投入された回収カードBから読取った製造番号と、前
回異常が生じて排出した回収カードBの製造番号とを比
較し、同一の金額カードが挿入されたか否かを判断する
。この判断の結果、同一の金額カードが挿入された場合
、CPU70は内部メモリ70aに記憶した異常状況に
応じて処理を行う。
たとえば、正しい磁気記録が行えなかった場合、磁気記
録を行い、さらに印刷を行う。また、正しい磁気記録は
行えたが、正常な印刷が行えなかった場合、印刷のみを
行う。
そして、上記異常状況に対応した、磁気記録、印刷が行
われた場合、ゲート4を開け、つまり投入者の通過を許
可し、排出口3から金額カードAを排出する。この結果
、利用客は通路11を通過し、かつ金額カードAを受取
る。
また、同一の金額カードが挿入されなかった場合、ある
いは磁気記録、印刷に対する異常を検知した場合は、係
員呼び出し等のエラー処理となる。
また、上記残回数の判定結果として残回数がない場合、
CPU70は表示部5で残回数0をフリッカ表示する。
この場合、CPU70はゲート4を閉じるとともに、排
出口3から回数カードBを排出口3から排出する。
上記CPU70により入場データが消去されておらず、
不正乗車(利用)を判定した場合、回数カードBが排出
口3から排出され、ゲート4を閉じることにより、投入
者の通過を阻止する。また、このときCPU70により
、係員用の別の装置へその警報が発せられる。
この結果、係員はその返却された回数カードBの前回の
利用に対する出湯口情報印刷エリア60cに出湯データ
としての着駅データが印刷されているかを確認し、その
データが正しく印刷されている場合、図示しない係員用
の装置により、その回数カードBの入場日情報印刷エリ
ア60bに日付、時刻、発駅、号機番号が印刷されると
ともに、磁気記録部に日付、時刻、発駅、号機番号、入
場データを記録するとともに、残回数を「−1」して更
新し、利用客に返却し、通路11の通過を許可する。
また、上記入場日情報印刷エリア60cに出湯データの
発駅データが記録されていない場合、係員は不正乗車に
対する処理を行う。この場合、前目利用の出湯口情報印
刷エリア60cに着駅データ(出湯データ)が記録され
ているか否かを、係員も利用客も目視確認できるため、
不正乗車の確認を機械的な確認だけでなく目視で確認で
き、双方に争いが生じないようになっている。
次に、本体1が出湯業務を行う自動改札装置として用い
られる状態における、回数カードBによる降車(出湯)
について説明する。今、利用客により回数カードBが投
入口2に投入されると、その回数カードBは搬送路21
上を矢印a方向に搬送される。すると、回数カードBは
整位部22で整位された後、読取ヘッド23.24に到
達する。
この際、回数カードBの裏面つまり磁気記録面が下面と
なっている場合、読取ヘッド23により磁気記録内容が
読取られ内部メモリ70aに記憶される。また、回数カ
ードBの裏面つまり磁気記録面が上面となっている場合
、読取ヘッド24により磁気記録内容が読取られ内部メ
モリ70aに記憶される。
CPU70は内部メモリ70aに記憶されている記憶内
容を回折し、記録方式がF2F方式で、記録内容が回数
カードに対応していることにより、回数カードBの投入
を判断する。
すなわち、記録ビットのピッチが狭り、シかも長手方向
の4ビツトずつ(8ビツトずつ)で意味のあるデータと
なっている場合、F2F方式と判断する。また、そのデ
ータの内容により券が前方向から投入されているか、後
方向から投入されているかを判断し、読取ヘッド23.
24のいずれで読取られたかに応じて券の表裏を判断す
る。
また、CPU70は内部メモリ70aの記憶内容を上記
判断した記録方式と投入方向に応じて処理することによ
り、回数カードBの磁気記録部の内容つまり回数カード
を示すデータ、製造番号、区間情報、有効期限、日付デ
ータ、時刻データ、発駅データ、号機番号データ、残回
数データおよび入場データが読取られ、それらの回数カ
ードBを示すデータ、有効期限等を用いて判定部91で
券が正しく、有効期限内の回数カードで、しかも区間内
の降車であると判定する。
ついで、CPU70は供給される号機番号と入場データ
とにより前回正しく入場が行われているか否かの判定を
行う。すなわち、前回のデータに入場データが付与され
ている(消去されていない)場合に、正しい乗車が行わ
れていると判定し、入場データが付与されていない(消
去されている)場合に、不正乗車を判定する。
そして、正しい乗車が判定された場合、CPU70は上
記投入方向に応じて、書込ヘッド25、あるいは26を
用いて磁気記録部の内容つまり着駅データと号機番号デ
ータとを記録し、入場データを消去する。
この後、回数カードBの磁気記録部の内容が読取ヘッド
27、あるいは28により読取られ、CPU70へ供給
される。すると、CP[J70は磁気記録部に記録され
た(更新された)データが正しいか否かチエツクし、こ
のチエツクの結果が正しい場合、上記投入方向に応じて
サーマルヘッド29、あるいは30を用いて出湯口情報
印刷エリア60cに着駅、号機番号、残回数を目視可能
な状態で印刷する。また、CPU70は回数カードBに
正常に印刷が行われたか否かを、印刷電流検知器93、
あるいは94の検知出力により判断する。このとき、C
PU70は表示部5で残回数を表示する。
そして、CPU70はゲート4.9を開いたまま、つま
り投入者の通過を許可したまま、排出口3から回数カー
ドBを排出する。この結果、利用客は通路11を通過し
、かつ回数カードBを受取る。
また、上記回収カードBに対する磁気記録されたデータ
が正しくなかった場合、あるいは印刷が正常に行われな
かった場合、CPtJ70はその異常状況と現在扱って
いる回収カードBの製造番号とを内部メモリ70aに記
憶する。この異常状況としては、正しい磁気記録が行え
なかった場合、磁気記録からのやり直しを示すデータを
記憶し、正しい磁気記録は行えたが、正常な印刷が行え
なかった場合、印刷からのやり直しを示すデータを記憶
する。
また、CPU70はゲート4を閉じるとともに、回収カ
ードBを搬送し、排出口3から排出する。
このとき、CPU70は表示部5を用いて「異常が生じ
たため、再度、投入口からそのカードを投入して下さい
。」という案内を行う。
この案内に応じて、利用客は、排出口3に排出された回
収カードBを、再度投入口2へ投入する。
この投入により、上述した際と同様に、回収カードBの
投入と投入方向とが判断される。また、CPU70は今
回投入された回収カードBから読取った製造番号と、前
回異常が生じて排出した回収カードBの製造番号とを比
較し、同一の金額カードが挿入されたか否かを判断する
。この判断の結果、同一の金額カードが挿入された場合
、CPU70は内部メモリ70aに記憶した異常状況に
応じて処理を行う。
たとえば、正しい磁気記録が行えなかった場合、磁気記
録を行い、さらに印刷を行う。また、正しい磁気記録は
行えたが、正常な印刷が行えなか9た場合、印刷のみを
行う。
そして、上記異常状況に対応した、磁気記録、印刷が行
われた場合、ゲート4を開け、つまり投入者の通過を許
可し、排出口3から金額カードAを排出する。この結果
、利用客は通路11を通過し、かつ金額カードAを受取
る。
また、同一の金額カードが挿入されなかった場合、ある
いは磁気記録、印刷に対する異常を検知した場合は、係
員呼び出し等のエラー処理となる。
また、上記残回数の判定結果として残回数がない場合、
CPU70は表示部5で残回数0をフリッカ表示する。
この場合、CPU70はゲート4を閉じるとともに、排
出口3から回数カードBを排出口3から排出する。
上記CPU70の判定結果により入場デ・−夕が記録さ
れていないことにより不正乗車(利用)を判定した場合
、回数カードBが排出口3から排出され、ゲート4を閉
じることにより、投入者の通過を阻止する。また、この
ときCPU70により、係員用の別の装置へその警報が
発せられる。
この結果、係員はその返却された回数カード8の入場日
情報印刷エリア60bに入場データとしての発駅データ
が印刷されているかを確認し、そのデータが正しく印刷
されている場合、図示しない係員用の装置により、その
回数カードBの出湯口情報印刷エリア60dに着駅、号
機番号、および新残高が印刷されるとともに、磁気記録
部の残回数データなどを更新し、利用客に返却し、通路
11の通過を許可する。
また、上記入場日情報印刷エリア60bに入場データの
発駅データが記録されていない場合、係員は不正乗車に
対する処理を行う。この場合、入場日情報印刷エリア6
0bに日付、発駅データ(入場データ)が記録されてい
るか否かを、係員も利用客も目視確認できるため、不正
乗車の確認を機械的な確認だけでなく目視で確認でき、
双方に争いが生じないようにな9ている。
また、金額カードA1回数カードBの使用開始時、終了
時に、穿孔を穿孔部33で開けるようにしているが、こ
の処理に対しても穿孔検知器31.32の検知結果に応
じて穿孔が正確に行われているか否かを検知し、この検
知結果に応じて、上述したような異常処理を行うように
しても良い。
上記したように、金額カード、あるいは回数カードに対
する磁気記録、印刷、穿孔の処理の途中で異常が発生し
た場合、どの時点での異常かを内部メモリに記憶してお
き、再度同じカードが投入口から投入された際に、上記
記憶されている異常が生じる前の時点からの処理を行う
ようにしたので、異常が生じた処理から再度処理を行う
ことができる。
なお、この発明の自動改札装置は、鉄道等の交通機関ば
かりでなく、遊園地、博物館等の入退場システムにも応
用することができる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、金銭的価値を有
する記録媒体に対する処理の途中で異常が発生した場合
に、その記録媒体を、再度、投入口から投入することに
より、上記異常に対応した再処理を行うことができる自
動改札装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1−および
第2図は入場時、出湯時の動作を説明するためのフロー
チャート、第3図から第5図は一機構の概略構成を示す
図、第7図は金額カードの印刷例を示す図、第8図は回
数カードの印刷例を示す図、第9図は電気回路の構成を
概略的に示すブロック図である。 2・・・投入口、3・・・排出口、4.9・・・ゲート
、5・・・表示部、6・・・人間検知部、7・・・小人
判定表示部、8・・・身障者割引表示部、10・・・係
員スイッチ、11・・・通路、A・・・金額カード、B
・・・回数カード、20、〜・・・搬送ベルト、21・
・・搬送路、23.24.27.28・・・読取ヘッド
、25.26・・・書込ヘッド、29.30・・・サー
マルヘッド、31.32・・・穿孔検知器、33・・・
穿孔部、70・・・CPU、88・・・運賃テーブル、
91・・・判定部、9.3.94・・・印刷電流検知器
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 投入口から投入される金銭的価値を有する記録媒体を搬
    送路を用いて搬送し、この搬送途中で上記記録媒体上の
    磁気情報を読取手段で読取り、この読取結果に応じて上
    記記録媒体が正しいか否かを判断し、この判断結果に応
    じて上記記録媒体の投入者を通過させるとともに、上記
    記録媒体に対して磁気情報の書換え、目視情報の印刷等
    の処理を行った後に排出口から排出する自動改札装置に
    おいて、 上記記録媒体に対する処理の異常を検知する検知手段と
    、 この検知手段により異常が検知された際に、その異常状
    況を記憶する記憶手段と、 上記検知手段により異常が検知された際に、上記搬送路
    上の記録媒体を上記排出口から排出する排出手段と、 上記投入口から投入された記録媒体と上記排出手段によ
    って排出された異常の生じた記録媒体とが同一か否かを
    判断する判断手段と、 この判断手段により同一の記録媒体の投入が判断された
    場合、上記記憶手段に記憶されている異常状況に応じて
    再度処理を行う処理手段と、を具備したことを特徴とす
    る自動改札装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100355975B1 (ko) * 1999-03-11 2002-10-12 가부시끼가이샤 도시바 무선 기록 매체, 개찰 시스템, 및 거래 시스템

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0237485A (ja) * 1988-07-27 1990-02-07 Sanyo Electric Works Ltd カード式乗車券精算装置における書替え異常処理方法

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