JPH028994A - 物品貸出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａｌ産業上の利用分野 この発明は、ビデオカセット等の物品を顧客の要求に基
づいて貸し出し、また、その返却を受け付ける物品貸出
装置に関する。

（ｂ１発明の（概要 この発明に係る物品貸出装置は、顧客を媒体（カード）
等によって識別し、顧客毎に貸し出しを許可する物品を
限定するようにした。顧客−人一人について限定内容を
個別に設定してもよく、顧客を複数種類に分類してこの
分類毎に限定内容を設定してもよい。

顧客の分類は、顧客の重要度（プライオリティ）や年令
に基づいて行えばよい。プライオリティや年令によって
貸し出せない物品を設定することにより、すぐに貸し出
されてしまう物品をプライオリティの高い顧客のために
確保したり、未成年者に貸し出してはならない物品を、
未成年者が使用できる物品貸出装置に在庫することもで
きるようになる。

（Ｃ）従来の技術 現在物品貸出装置が種々提案されており（特開昭５７年
１６８３９３号等）、その一つとしてビデ才力セント貸
出装置が実用化されている（特開昭５８年６５４９号、
特開昭６２年５０２２２１号等）。このビデオカセット
貸出装置は、複数のスロットにビデ才力セントを在庫し
、会員カードで認証される顧客が指定したビデオカセッ
トを取り出して貸し出すとともに、貸し出されたビデオ
カセットの返却を受け付ける装置である。有効な会員カ
ードを所持する顧客は、ビデオカセ・ソト貸出装置に在
庫しているビデオカセットであればどれでも貸し出すこ
とができた。

（ｄ１発明が解決しようとする課題 ところで、顧客を信用度、取引頻度等によってプライオ
リティのランク付けをし、人気の高いビデ才力セントは
このような顧客に貸し出したいというユーザー（ビデオ
カセット貸出装置設置業者）の意図がある。しかし、従
来のビデオカセット貸出装置では人気の高いビデ才力セ
ントは即座に貸し出されてしまいこのような顧客に貸し
出されるまで確保できない欠点があった。

また、ビデ才力セントにはたとえば成人向ビデオのよう
に貸出に一定の年令制限をしなければならないものもあ
るが、従来のビデオカセット貸出装置では会員カード所
持者であればどの在庫ビデ才力セントでも貸し出すこと
ができるため、このようなビデオカセットを在庫するこ
とができなかった。一方、このようなビデオカセットを
在庫しようとすれば、会員の年令を制限しなければなら
ず顧客層が狭くなる欠点があった。

さらに、上記のようなプライオリティの高い顧客のため
に、また、年令制限のあるビデ才力セントのために別に
ビデ才力セント貸出装置を設置することにすれば、装置
が複数台必要となり設備・保守のための経費がかかる問
題点があった。

この発明の目的は、在庫物品のうち顧客によって貸出可
能なものを限定することにより、上記課題を解決した物
品貸出装置を提供することにある（ｅ）課題を解決する
ための手段 （１）　　この出願の請求項１の発明は、収納している
複数の物品を貸し出す物品貸出装置において、顧客を識
別する顧客識別手段と、 この顧客に対して貸し出しを許可する物品を限定する物
品限定手段と、 を設けたことを特徴とする。

（２）　　この出願の請求項２の発明は、収納している
複数の物品を貸し出す物品貸出装置において、顧客が所
持し、この顧客の種類が記憶された媒体と、 この媒体を受け付けたとき、記憶されている顧客の種類
に基づいて貸し出しを許可する物品を限定する、顧客の
種類による物品限定手段と、を設けたことを特徴とする
。

（３）　　この出願の請求項３の発明は、収納している
複数の物品を貸し出す物品貸出装置において、顧客が所
持し、この顧客の生年月日が記憶された媒体と、 この媒体を受け付けたときこの顧客の年令を計算する年
令計算手段と、 この年令に基づいて貸し出しを許可する物品を限定する
、年令による物品限定手段と、を設けたことを特徴とす
る。

（ｆ）作用 この発明の物品貸出装置は、顧客を識別してこの顧客に
対して貸し出しを許可する物品を限定するようにした。

これにより、特定の在庫物品を特定の顧客にのみ貸出可
能にしたり、特定の在庫物品を一部の顧客による貸し出
しを禁止することもできる。たとえば、顧客を種類分け
してこの種類をカード等の媒体に記憶しておけば、顧客
が物品貸し出しのためにこの媒体を装置に読み取らせる
ことによって、顧客を識別して貸出を許可する物品を限
定することができる。顧客の種類分けは、プライオリテ
ィや年令等に基づいて行えば、有効に在庫物品の貸出制
限をすることができる。

また、年令によって貸出制限する場合、媒体に顧客の年
令を直接記憶したのでは、毎年１回媒体のデータ更新を
しなければならないが、媒体に生年月日を記１．αして
おくことにより、この生年月日を読み取ってその日にお
ける正確な年令を算出することができる。

＋ｇ）実施例 第５図はこの発明の実施例であるビデ才力セント貸出装
置の正面図である。正面右側には顧客の操作パネルが設
けられ、左側には内部のビデ才力セント収納棚１１が見
えるようにされたパノラマウィンドウ９が設けられてい
る。操作パネルには、上から、操作ガイダンス等を表示
するモニタ１、貸出や返却等の動作モードを選択するモ
ード選択キー２、顧客が所望のビデオカセットを選択す
るためのカセット選択キー３、硬貨が投入される硬貨投
入口４、会員カード等が挿入されるカード挿入口５、千
円札等の紙幣が挿入される紙幣挿入口６、釣り銭が放出
される釣り銭取出ロア、レシートが放出されるレシート
発行口８が設けられている。前記カセット選択キー３は
テンキーからなっており、顧客は所望のビデ才力セント
が収納されているスロットのスロット番号をこのテンキ
ーから人力する。また、操作パネルとパノラマウィンド
ウ９との間にはビデ才力セントの放出／返却をするため
のカセット入出口１０が設けられている。パノラマウィ
ンドウ９からは内部に設けられているビデ才力セット収
納棚１１全体を見わたすことができる。ビデ才力セント
収納棚１１は第８図に示すように８段×４０列＝３２０
個のスロットからなっている。第５図においては第８段
（最下段）は装置の前面パネルに隠れて目視することは
できないが、装置の前に立ちパノラマウィンドウ９から
見下ろすと目視することができる。第１段〜第８段の各
スロットには左端からそれぞれ１０１〜１３８．　２０
１〜２３８．　３０１〜３３８４０１〜４３８．　５０
１〜５３７．　６０１〜６３７．７０１〜７３７，８０
１〜８３７の番号が付されている。これら番号を付され
たスロットが貸出可能なビデオカセットを在庫する通常
スロット１１ａである。また、第１段〜第４段右端の２
スロツトおよび第５段〜第８段右端の３スロツトは不良
ビデ才力セント等を回収する予備スロット１１ｂである
。

各スロットに収納されているビデ才力セントは第１１図
のようになっている。ビデオカセット１５はプラスチッ
ク製のケース１７に収納されている。ケース１７の開口
部にビデオカセット１５の背面が露出しており、この面
にカセット番号が記録されたバーコード１６が貼りつけ
られている。・またケース１７の側面にはタイトル１８
が貼りつけられている。ビデ才力セント（この明細書で
はケース１７に収められたビデオカセット１５を単にビ
デ才力セントという。）はタイトル１８がパノラマウィ
ンドウ９に向くようスロットに収納される。

第１０図は会員カード７０の構成図である。この会員カ
ード７０は顧客が所持し、ビデオカセットの貸出／返却
時に装置に挿入される。会員カード７０には磁気ストラ
イプ７１が形成されている。この磁気ストライプ７１に
は開始符号（ＳＴＸ）７２から終了符号（ＥＴＸ）７９
の間に、暗証番号（７３）、会員番号（７４）、有効期
間（７５）、プライオリティコード（７６）、生年月日
（７７）、貸出中力セント番号（７８）の記憶エリアが
設けられている。プライオリティコードはこの顧客の重
要度（プライオリティ）を示すコードであり、プライオ
リティの高い顧客に対して発行されるゴールドカードに
は“１°゛が、ｉＩ常の顧客に対して発行されるブルー
カードには“０“が記憶されている。貸出中力セット番
号記憶エリア７８は３エリア設定されており、このカー
ドで貸出中のビデオカセットのコードを記憶する。

顧客がビデ才力セントを貸し出すときには、まず会員カ
ードを挿入して会員の認証を受け、貸出キーを押下する
。パノラマウィンドウ９から棚に収納されているビデ才
力セントを目視して貸し出すものを選択し、そのスロッ
トに付されているスロット番号をカセット選択キーから
入力する。このとき、装置はこの会員カードデータから
顧客のプライオリティや年令を読み取り、指定されたビ
デ才力セントが貸出可能であるか否かを判断する。貸出
可能であるとき、顧客が一泊分の料金を支払つたわれた
のちビデオカセットがビデ才力セントハンドラ５１（第
７図参照）によって取り出され、カセット入出口１０か
ら放出される。こののち会員カードが返却される。

なお、貸出キーが押下されたときこの顧客が貸出可能な
ビデ才力セントを予め表示するようにしてもよい。

ビデ才力セントを返却するときには、会員カードを挿入
して会員の認証を受けたのち、返却キーを押下し、返却
するビデ才力セントをカセット人出口１０に挿入する。

ビデ才力セント貸出装置は、挿入されたビデオカセット
が正しい（この装置で貸し出された）ビデ才力セントで
あるとき、このカセットの収納位置（スロット）を決定
し、ビデオカセットハンドラ５１で搬送して決定された
スロットに収納する。

第６図は同ビデオカセット貸出装置のブロック図である
。制御部２０はマイクロコンピュータで構成されており
、この制御部２０にはメモリ２１メモリカードインター
フエイス２２が内蔵されている。メモリカードインター
フヱイス２２にはＩＣカードであるメモリカード２３が
挿入される。このメモリカード２３には在庫しているビ
デ才力セントのファイル等のデータが記憶されている。

また、この制御部２０には、モニタ１の表示を制御する
ＣＲＴユニット２４、モード選択キーやカセット選択キ
ーの押下を制御するキーボードユニット２５、カード挿
入口４に挿入されたカードを読み取るカードリーダユニ
ット２６、投入される現金や釣り銭の放出を制御する現
金ハンドリングユニット２７、レシートやジャーナルを
印字するプリンタユニット２８および装置内部でビデ才
力セントを搬送するビデ才力セントハンドリング部２９
が接続されている。このビデ才力セントハンドリング部
２９は前記カセット人出口１０付近に取り付けられたバ
ーコードリーグも有している。また、制御部２０はモデ
ム３０を介してセンタと接続されている。

第７図は前記ビデ才力セントハンドリング部の構造図で
ある。この装置は前記ビデ才力セント収納棚とパノラマ
ウィンドウであるガラスとの間に設けられている。収納
棚前面の上下には横軸レール５’！、５７’が設けられ
おり、この横軸レール５７．５７’にはガイド板５９．
５９’が摺動可能に取り付けられている。またガイド板
５９□　５９′は、モータ５６およびこのモータ５６の
駆動力を伝達するシャフト５８によって駆動されるベル
ト５５．５５’に係止されており、モータ５６の回転に
よって横軸（Ｘ軸）方向に移動する。

上下ガイド板５９．５９’の間には二本の縦軸レール５
４が取り付けられており、この縦軸レール５４にはビデ
才力セントを収納して移動させるビデ才力セントハンド
ラ５１が摺動可能に取り付けられている。このビデオカ
セットハンドラ５１は上側ガイド板５９に取り付けられ
ているモータ５２およびベルト５３によって縮軸（Ｙ軸
）方向に駆動される。すなわちモータ５６および５２．
を適当に駆動することによってビデ才力セント収納棚１
１の全てのスロットおよびビデ才力セント人出口１０と
対向する位置にビデ才力セントハンドラ５１を移動させ
ることができる。

前記ビデオカセットハンドラ５１はビデオカセットを前
面フタを下向きにして収納できる筒状に形成されており
、一方の開口部（収納口）はビデ才力セント収納棚１１
側に、他方の収納口はパノラマウィンドウ９（カセット
人出口１０）側に開口している。このビデオカセットハ
ンドラ５１は図示しないモータによってビデオカセット
収納棚１１方向（Ｚ軸方向）に移動することができる。

この移動によってスロット側収納口５１ａでスロット内
のビデ才力セントを把持することができるまた前記カセ
ット人出口１０の後方には貸出返却ロシャソタ６０が開
閉可能に配置されている。

ビデオカセットハンドラ５１がビデオカセットの取り出
し／収納のためにスロットにアクセスしているときこの
シャッタ６０が閉じられ、この間カセット人出口１０か
らビデ才力セントを挿入することができなくされる。

第９図は前記メモリカードに設定されているファイルを
示す図である。同図（Ａ）はスロット管理ファイルであ
る。各スロットに対応してそれぞれ１個のレコードエリ
アが割り当てられており、それぞれのレコードエリアに
はスロット番号のほか、カセット番号２分類コード、カ
セットおよびスロットの状態を示すスティタスおよびビ
デオカセットのタイトルが記憶される。スロット番号は
、通常スロソ）１　ｌａの場合第８図に示すように１０
１〜８３７が付されており、予備スロット１１ｂの場合
Ｒ１〜Ｒ２０の番号で識別されこの番号は棚に表示され
ない。また、分類コードはビデオカセットの種類を示す
コードであり、このビデオカセットの貸し出しを許可す
る顧客の範囲を示している。すなわち、分類コード“１
°゛のビデオカセットはゴールドカード所持者のみに貸
出可能であり、分類コード“２”のビデオカセットは成
人のみに貸出可能であり、分類コード“０゛のビデオカ
セットはすべての会員に貸出可能である。

またスティタスとはスロットにビデオカセットが収納さ
れているか否か、収納されているビデ才力セントが貸出
可能であるか否かを示すコードであり、スロットが空の
とき“０”、スロットに収納されているビデオカセット
が貸出可能のとき“１スロツトに収納されているビデ才
力セントが貸出不可のとき“２°”が記憶される。また
、予備スロットや回収スロットにビデオカセットが収納
されたときスティタスは３゛にセットされる。

同図（Ｂ）は貸出ファイルである。このファイルでは、
貸し出されたビデオカセット毎にレコードエリアが割り
当てられている。各レコードエリアには、貸し出しをし
た顧客の会員番号、貸し出されたビデオカセット番号１
分類コード、タイトルおよび貸出の日付が記憶されてい
る。

これらのファイルはビデオカセットの貸し出し／返却毎
に更新される。

第１図は同制御部の貸出／返却動作の主動作を示すフロ
ーチャートである。ｎｌではモニタ１に「カードを挿入
して下さい」の文言を表示し、ｎ２でカードが挿入され
るまで待機する。カードが挿入されると、このカードを
読み取り有効なカードか否かを判断する（ｎ３）。有効
なカードであればｎ４に進み、有効なカードでなければ
モニタに「このカードは使えません」の文言を表示しく
ｎ９）カードを返却したのち（ｎｌｏ）ｎｌにもどる。

ｎ４ではモニタに「モード選択キーを押して下さい」の
文言を表示し、顧客のキー人力を受け付ける（ｎ５）。

キー押下されるとｎ６で押下されたキーを判断する。押
下されたキーが貸出キーであれば第２図または第４図の
貸出動作に進み、返却キーであれば第３図の返却動作に
進む。また押下されたキーが終了キーであればカードを
返却して（ｎ７．ｎ８）ｎｌにもどる。

第２図の貸出動作では、最初にカードの有効期限および
現在貸出本数を読み出して貸出可能か否かを判断する（
ｎｉｌ、ｎ１２）。有効期限が切れている場合、貸出本
数が一杯のときにはその旨を表示しくｎ３１．ｎ３２）
、カードを返却して（ｎ３４）動作を終える。貸出が可
能であれば「カセットを選択して下さ・い」の文言を表
示しくｎ１３）、カセット選択キーのキー人力（スロッ
トの選択）を受け付ける（ｎ１４）。ｒＮＯＪキーが押
下されるかスロットが選択されないままタイムアツプし
たときにはｎ１５→ｎ３３．ｎ３４でカードを返却して
動作を終えるが、スロットを指定するキー人力がされた
場合には、会員カードのプライオリティコードを読み出
す（ｎ１６）。プライオリティコードが“１°”の場合
には直接ｎ１８に進み、プライオリティコードが“０゛
の場合にはこのビデオカセ７１−が貸出可能であるかを
判断する（ｎｌ？）。指定されたビデオカセットの分類
コードが“０゛（または“２゛）であれば貸し出しが可
能であるためｎ１８に進む。

ｎ１８ではこのビデオカセットの貸出料金を精算する。

精算ののち［ビデオカセット取出中コの文言をモニタに
表示しくｎ１９）ビデ才力セントハンドラ５１で指定さ
れたビデオカセットを取り出す（ｎ、２０）。このビデ
才力セントをカセット人出口１０に搬送したのち「カセ
ットをお取り下さい」の文言をモニタに表示して（ｎ２
１）カセットを放出する（ｎ２２）。カセットが抜き取
られるのを待って（ｎ２３）。ファイル更新、ジャーナ
ル印字（ｎ２３〜ｎ２５）をし、「カードをお取り下さ
い」の文言を表示するとともに（ｎ２６）、カードを返
却して（ｎ２７）動作を終える一方第３図の返却動作で
は、最初にカードデータおよび貸出ファイルからこの顧
客対して貸し出しているビデ才力セントがあるか否かを
判断する。貸出中のビデ才力セントがない場合には「あ
なたには貸し出していません」の文言を表示しくｎ５２
）カードを返却して（ｎ５３）動作をおえる。貸出中の
ビデ才力セントがある場合にはモニタに「カセットを挿
入して下さい」の文言を表示したのち（ｎ４２）返却さ
れるビデオカセットの投入を受け付ける（ｎ４３）。こ
のビデ才力セントのバーコードを読み取ることができる
か（ｎ４４）、このビデ才力セントがこの装置で貸し出
した正しいカセットテープであるかを判断しくｎ４５）
、正しいカセットテープであれば延滞料金等の精算処理
を行ったのち（ｎ４６）、所定のスロットへこのビデ才
力セントを収納する（ｎ４７）。

こののちファイルを更新、ジャーナルの印字（ｎ４８、
ｎ４９）をしたのちカードを返却して（ｎ５０、ｎ５１
）動作を終える。挿入されたビデオカセットのバーコー
ドを読み取れないとき、正しいビデオカセット出ないと
きにはビデオカセット、会員カードを返却して（ｎ５４
．５５）動作を終える。

また第４図の貸出動作は、第２図の貸出動作において指
定されたビデ才力セントが貸出可能であるか否かを判定
する部分（ｎ１６．ｎ１７）のみことなるため、この部
分のみ説明する。ｎ１４においてスロットを指定するキ
ー人力がされた場合には、会員カードの生年月日を読み
出しくｎ５５）、メモリから現在の日付を読み出す（ｎ
５６）。これらのデータから顧客の年令を算出しくｎ５
７）、１８才以上であれば直接ｎｔｓに進む。１８才未
満であればこのビデ才力セントが貸出可能であるかを判
断する（ｎ５９）。指定されたビデ才力セントの分類コ
ードが０゛であれば貸し出しが可能であるためｎ１８に
進む。

スロット管理ファイルの分類コード記憶エリアおよ？び
ｎ１６．ｎ１７がこの出願の請求項２０顕客の種類によ
る物品限定手段に対応し、スロット管理ファイルの分類
コード記１．αエリアおよびｎ５５〜ｎ５９がこの出願
の請求項３の年令による物品限定手段に対応する。

ともに、この出願の請求項１の物品限定手段に対応する
。

この実施例では、在庫ビデオカセ・ノドのうら一部を特
定の顧客にのみ貸出可能または貸出不可にしているが、
顧客を複数種類に分類し、それぞれの種類の顧客専用（
対応する種類の顧客にのみ貸出可能）のビデ才力セント
をそれぞれ在庫するようにすることもできる。

（ｈ）発明の効果 以上のようにこの発明の物品貸出装置では、在庫物品の
うち顧客によって貸出可能な物品を限定するようにした
ことにより、１台の装置で複数の顧客に対して別のサー
ビスをすることができる。

これは、特定の顧客にのみ貸出可能な物品を一部収納し
ておいてもよく、顧客によって全く別の物品を収納して
おいてもよい。また、顧客−人一人に対して別の限定を
してもよく、顧客を複数の種類に分類しそれぞれの種類
に対して別の限定をするようにしてもよい。

顧客を複数の種類に分類して種類毎に物品を限定すれば
、多くの顧客に対して適当な物品限定を容易に設定する
ことができ、装置の制御が容易になる利点がある。また
、種類を顧客が所持する媒体に記憶しておくことにより
、物品貸出装置を複数台設置しても全ての装置でこの顧
客に対して正しい物品限定をすることができる。

さらに、顧客はプライオリティや年令によって分類する
ことができるが、年令で分類する場合、媒体に生年月日
を記憶しておくことにより、カードを更新しなくても日
付を判断すれば正確な年令を計算することができ、物品
限定を正確にすることができる。

を示す図、第９図（Ａ）、（Ｂ）は面記制御部のメモリ
カードに設定されるスロット管理ファイルおよび貸出フ
ァイルを示す図、第１０図は顧客が所持する会員カード
の構成を示す図、第１１図は同ビデオカセット貸出装置
に収納されるビデ才力セントを示す図である。

【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明の実施例であるビデオカセット貸出装
置の制御部の貸出／返却の主動作を示すフローチャート
、第２図は同制御部の貸出動作を示すフローチャート、
第３図は同制御部の返却動作を示すフローチャート、第
４図は同制御部の他の貸出動作を示すフローチャート、
第５図および第６図は同ビデオカセット貸出装置の外観
図および制御部のブロック図、第７図は同ビデオカセッ
ト貸出装置でカセットを確送するビデ才力セントハンド
リング部の概略構造図、第８図は同ビデオカセット貸出
装置のビデ才力セント収納棚の構成カード挿入口、 一カードリーグユニット、 会員カード、７１−磁気スドライブ、 −プライオリティコード記１意エリア、生年月日記憶エ
リア。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の物品を在庫し、この物品を貸し出す物品貸
   出装置において、 顧客を識別する顧客識別手段と、 この顧客に対して貸し出しを許可する物品を限定する物
   品限定手段と、 を設けたことを特徴とする物品貸出装置。
2. （２）複数の物品を在庫し、この物品を貸し出す物品貸
   出装置において、 顧客が所持し、この顧客の種類が記憶された媒体と、 この媒体を受け付けたとき、記憶されている顧客の種類
   に基づいて貸し出しを許可する物品を限定する、顧客の
   種類による物品限定手段と、を設けたことを特徴とする
   物品貸出装置。
3. （３）複数の物品を在庫し、この物品を貸し出す物品貸
   出装置において、 顧客が所持し、この顧客の生年月日が記憶された媒体と
   、 この媒体を受け付けたときこの顧客の年令を計算する年
   令計算手段と、 この年令に基づいて貸し出しを許可する物品を限定する
   、年令による物品限定手段と、 を設けたことを特徴とする物品貸出装置。