JP2739478B2 - 物品貸出装置 - Google Patents

物品貸出装置

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JP2739478B2 JP9879188A JP9879188A JP2739478B2 JP 2739478 B2 JP2739478 B2 JP 2739478B2 JP 9879188 A JP9879188 A JP 9879188A JP 9879188 A JP9879188 A JP 9879188A JP 2739478 B2 JP2739478 B2 JP 2739478B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、ビデオカセット等の物品を顧客に貸し出
す物品貸出装置に関する。
(b)発明の概要 この発明に係る物品貸出装置は、顧客毎に過去の貸出
実績を記憶する。貸出実績とは、累積貸出個数,累積貸
出回数,取引期間等である。この貸出実績に基づいてこ
の顧客の貸出限度個数を決定する。信用度が高い顧客,
貸出欲求が高い顧客の貸出限度個数を高くするように決
定する。これによって、信用の高い顧客に多くの物品を
貸し出すことができ、取引の安全性を確保することがで
きるとともに、信用度が高くなるにつれて貸出限度個数
が増加することから顧客へのインセンティブにもなる。
(c)従来の技術 現在ビデオカセット貸出装置が実用化されている。こ
の装置は、カードで顧客を認証したのち、顧客が選択し
たビデオカセットを放出する装置である。一般的にビデ
オカセット貸出装置では一人の顧客が同時に貸し出しで
きるビデオカセットの本数(貸出限度本数)は2本程度
に定められていた。これは、貸し倒れをによる損害を最
小限にするためである。
(d)発明が解決しようとする課題 ところで、顧客のなかには2本の限度を超えて貸し出
しを希望するものもあり、特に休日前には4〜5本の貸
し出しを希望する顧客が多い。また、このように他本数
の貸し出しを希望する顧客は従来より多くの貸出実績有
している顧客が多い。
しかし、従来は上記のように顧客にかかわらず貸出限
度本数は一定であったため、本来4〜5本を貸し出して
も差し支えない顧客に対しても2本程度しか貸し出すこ
とができなかった。このため、信用ある顧客にとっては
サービスの低下となり、また、ビデオカセット貸出装置
にとっては貸出本数(売上)の向上を逃してしまう欠点
があった。
この発明は、過去の貸出実績に基づいて信用ある顧客
には貸出限度本数(個数)を増やすことにより、上記課
題を解決した物品貸出装置を提供することを目的とす
る。
(e)課題を解決するための手段 この発明の物品貸出装置は、顧客毎に過去の貸出実績
を記憶する記憶手段と、この貸出実績に基づいてこの顧
客が同時に貸し出すことができる物品の個数である貸出
限度個数を決定する限度決定手段と、を設けたことを特
徴とする。
(f)作用 この発明の物品貸出装置では、顧客が過去に貸し出し
た物品の個数や回数等の貸出実績を記憶している。一般
的に貸出個数や貸出回数が多い顧客が信用度の高く貸出
欲求が高い顧客といえる。このような貸出実績から割り
出した信用度・欲求度に基づいて貸出限度個数を決定
し、この範囲内での同時貸出を許可する。これによっ
て、貸し倒れの危険性を回避しつつ、顧客へのサービス
向上と装置の貸出売上増加に寄与することができる。ま
た、貸出実績を積み重ねれば貸出限度個数が増えるため
顧客へのインセンティブにもなる。
(g)実施例 第2図はこの発明の実施例であるビデオカセット貸出
装置の正面図である正面右側には顧客操作パネルが設け
られ、左側にはビデオカセットのタイトル写真等を掲示
するとともにそのビデオカセットの選択を受け付ける表
示部9が複数設けられている。顧客操作パネルには上か
ら順に、操作ガイダンス等を表示するCRT1、貸出や返却
等の動作モードを選択するモード選択キー2、硬貨が投
入される硬貨投入口3、顧客カードが挿入されるカード
挿入口4、紙幣が挿入される紙幣挿入口5、釣り銭が放
出される釣り銭返却口6およびレシートが放出されるレ
シート放出口7が設けられている。また、表示部9の右
下部にはビデオカセットが放出/返却されるビデオカセ
ット入出口8が形成されている。
第3図は同ビデオカセット貸出装置のブロツク図であ
る。制御部20はマイクロコンピュータで構成されてお
り、この制御部20にはメモリ21,メモリカードインター
フェイス22が内蔵されている。メモリカードインターフ
ェイス22にはICカードであるメモリカード23が挿入され
る。このメモリカード23には後述する顧客ファイル,貸
出限度決定テーブル等が設定される。また、制御部20に
は前記CRT1の表示を制御するCRTユニット24、モード選
択キーやカセット選択キーの押下を制御するキーボード
ユニット25、カード挿入口4から挿入されるカードのデ
ータを読み取るカードリーダユニット26、投入される現
金や釣り銭の放出を制御する現金ハンドリングユニット
27、レシートやジャーナルをを印字するプリンタユニッ
ト28および装置内部でビデオカセットを搬送するビデオ
カセットハンドリング部29が接続されている。また、制
御部20はモデム30を介してセンタと接続されている。
第4図は同ビデオカセット貸出装置のメモリカードの
構成図である。同図(A)は顧客ファイルを示す。この
ファイルには、顧客毎に信用エラー(認証不可,延滞回
数等)回数(M1)、累積貸出本数(M2)、現在貸出本数
(M3)、貸出限度本数(M4)が記憶される。貸出限度本
数は同図(B)に示す貸出限度決定テーブルに基づいて
決定される。同図(B)の貸出限度決定テーブルは、累
積貸出本数に基づいて貸出限度本数を決定するテーブル
である。すなわち、累積貸出本数が多いほど信用度が高
い顧客であるとして、累積貸出本数に比例して貸出限度
本数を1本から最大10本まで増やしている。
第1図は同ビデオカセット貸出装置の制御部の動作を
示すフローチャートである。n1で顧客カードを受け付け
てデータを読み取り、n2〜n4で機能キー(貸出キー,返
却キー,終了キー)の押下を受け付ける。貸出キーが押
下されるとn2→n5に進み、オンラインで顧客を認証し
(n5)、認証がOKであれば貸出限度本数から現在貸出本
数を引いた貸出可能本数が1以上あるかを判断する(n
6)。1以上であればこの本数をCRT1に表示し(n7)、
顧客によるビデオカセットの選択を受け付ける(n8)。
選択されたビデオカセットを放出し(n9)現在貸出本数
に1を加算して(n10)、n2〜n4にもどる。また認証が
不可のときは、n11で信用エラー回数を加算し、CRT1に
貸出不可を表示したのち(n12)n2〜n4にもどる。ま
た、貸出可能本数が0のときは貸出不可を表示したのち
(n12)n2〜n4もどる。
一方、返却キーが押下された場合にはn3→n13に進
み、返却されるビデオカセットの挿入を受け付け、その
貸出料金の投入を受け付けたのち(n14)、累積貸出本
数に1を加算し(n15)、現在貸出本数から1を減算す
る(n16)。更新された累積貸出本数に基づいて貸出限
度決定テーブルを参照し、貸出限度本数を更新し(n1
7)、返却されたビデオカセットを搬送・収納したのち
(n18)、n2〜n4にもどる。
n4で終了キーが押下されたときにはカード返却して
(n19)動作を終える。
累積貸出本数記憶エリアM2およびn15がこの発明の貸
出実績記憶手段に対応し、貸出限度決定テーブルM5およ
びn17がこの発明の貸出限度決定手段に対応する。
また、第5図,第6図にこの発明の他の実施例である
ビデオカセット貸出装置を示す。装置の機構等は第1図
〜第4図に示した第一の実施例と同様であるため説明を
省略する。第5図は同ビデオカセット貸出装置の貸出限
度設定テーブルを示す。テーブルには累積貸出本数に対
応する貸出限度本数が記憶されているほか、その累積貸
出本数に対応して一本の貸し出しにつき要求される保証
金の額が記憶されている。すなわち、信用度数の高い顧
客ほど一本当たりの保証金の額が低く抑えられている。
第6図のこの場合の貸出動作の一部を示す。第1図の
フローチャートにおいてn2で貸出キーが押下された場合
n21に進む。n21で貸出可能本数に残があるか否かを判断
し、あるときにはその本数をCRTに表示する(n22)。n2
3で顧客によるビデオカセットの選択を受け付け、選択
されればその貸し出しに対応する保証金を算出する(n2
4)。n25でその現金の投入の受け付け・金額チェック等
を行い、ビデオカセットを放出する(n26)。レシート
の発行(n27)、保証金預かりの記憶(n28)を行ったの
ち、現在貸出本数に1を加算して(n29)リターンす
る。
以上第一,第二の実施例はビデオカセットの累積貸出
本数に基づいて貸出限度本数を算出するようにしたが、
貸出回数や最初の貸し出しからの取引期間に基づいて、
または、これらを総合して貸出限度本数を算出すること
もできる。
(h)発明の効果 以上のようにこの発明の物品貸出装置によれば、物品
の貸出実績に基づいてその貸出限度個数を決定するた
め、信用度が高く、貸出欲求の高い顧客に対して限度を
大きくすることができる。これによって、この顧客にと
ってはサービスの向上となり、また、貸出側にとっては
売上の増加につながる利点がある。また、信用度の低い
顧客は従来どおりの貸出限度個数でよいため、装置のリ
スクはほとんど上昇せず、また、実績ある顧客へのイン
センティブにもなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例であるビデオカセット貸出装
置の動作を示すフローチャート、第2図および第3図は
同ビデオカセット貸出装置の外観図および制御部のブロ
ツク図、第4図(A),(B)は同ビデオカセット貸出
装置のメモリの構成図であり、同図(A)は顧客ファイ
ルを示し、同図(B)は貸出限度決定テーブルを示す。
第5図,第6図はこの発明の他の実施例であるビデオカ
セット貸出装置を説明する図であり、第5図は同ビデオ
カセット貸出装置の貸出限度決定テーブルを示し、第6
図は同ビデオカセット貸出装置の貸出動作の一部を示
す。 M2……累積貸出本数記憶エリア、M5……貸出限度決定テ
ーブル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客毎に過去の貸出実績を記憶する記憶手
    段と、この貸出実績に基づいてこの顧客が同時に貸し出
    すことができる物品の個数である貸出限度個数を決定す
    る限度決定手段と、を設けたことを特徴とする物品貸出
    装置。
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