JPH01306998A - 物品貸出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）産業上の利用分野 この発明は、ビデ才力セント等の物品を顧客の要求に基
づいて貸し出し、また、その返却を受は付ける物品貸出
装置に関する。

（ｂｌ従来の技術 現在ビデ才力セント貸出装置等の物品貸出装置が実用化
されている（特開昭５７年１６８３９３、特開昭５８年
６５４９号２特開昭６２年５０２２２１号等）。この装
置は、内部に設けられた物品収納棚に複数の物品を収納
し、顧客が要求する物品をその棚から取出・放出して貸
し出すとともに、その物品の返却を受は付りて物品収納
棚に再度収納する機能を有している。ビデオカ七ソｌ〜
貸出装置は、−船釣にそれぞれ内容の異なるビデ才力セ
ントを複数収納しているため、どのしデオカセソトがど
の収納位置（スロット）に収納されているかを正しく認
識していなければビデ才力セントの放出／返却の受り付
げを正常に実行することができない。このため従来のビ
デ才力セント貸出装置でば、各ビデ才力セントとスロッ
トとの関係を固定して、すなわち、ビデオ力セソＩ・と
収納スロットとを１対１に対応さゼて、貸し出しののち
返却されても必す同じスロットに収納されるようしてい
た。

（Ｃ）発明が解決しようとする課題 ビデ才力セントはカセット人出口から返却されるが、こ
のビデ才力セントはビデ才力セントハンドラによって所
定のスロットまで搬送される。ビデ才力セントハンドラ
がビデ才力セントを所定のスロットに収納するためには
数秒から士数秒かかる。すなわち所定のスロットがカセ
ット人出口から遠くになるほど収納に時間がかかり、こ
のような場合、−取引の所要時間が長くなり運用効率を
低下さゼでしまう問題点があった。

この発明の目的は、返却された物品（ビデオカセット）
を−置板収納部に収納したのち入れ換えるようにしたこ
とにより上記課題を解決した物品貸出装置を提供するこ
とにある。

（ｄ１課題を解決するための手段 この発明は、複数の物品をそれぞれ所定の収納位置に収
納する物品収納棚を有し、顧客が要求した物品をこの物
品収納棚から取り出して貸し出す物品貸出装置において
、 前記物品の返却口近傍に、返却された物品を一時収納す
る仮収納部を設け、 物品が返却されたときこの物品を前記仮収納部に収納す
る仮収納手段と、 顧客待ち時間中に、前記仮収納部に収納されている物品
を前記物品収納棚の所定位置に転送する収納手段と、 を設けたことを特徴とする。

ｔｅ＋作用 この発明の物品貸出装置では、物品が返却されたときこ
の物品は仮収納部に一旦収納される。仮収納部は物品の
返却口付近に設けられているため収納に時間がかからな
い。したがって取引に要する時間を短縮することができ
る。特に、顧客が複数の物品を同時に返却する場合に収
納のための待ち時間を少なくすることができる。仮収納
部に収納された物品は顧客待ち貼間（アイドルタイム）
中に本来収納される・＼き収納位置に収納しなおされる
。仮収納部から物品収納棚・＼の転送は、貸出前にその
物品が収納されていた収納位置に収納するようにしても
よく、また異なった収納位置に収納するようにしてもよ
い。

なお、仮収納部は、前記物品収納棚の一部に形成しても
よく、物品収納棚とは別に設けてもよい（ｆ）実施例 第２図はこの発明の実施例であるビデ才力セント貸出装
置の正面図である。正面右側には顧客の操作パネルが設
けられ、左側には内部のビデ才力セント収納棚１１が見
えるようにされたパノラマウィンドウ９が設けられてい
る。操作パネルには、上から、操作ガイダンス等を表示
するモニタｌ、貸出や返却等の動作モードを選択するモ
ード選択キー２、顧客が所望のビデオカセットを選択す
るためのカセット選択キー３、硬貨が投入される硬貨投
入口４、会員カード等が挿入されるカード挿入口５、千
円札等の紙幣が挿入される紙幣挿入口６、釣り銭が放出
される釣り銭取出ロア、レシートが放出されるレシート
発行口８が設けられている。前記力セント選択キー３は
テンキーからなっており、顧客は所望のビデオカセット
が収納されているスロットのスロット番号をこのテンキ
ーから入力する。また、操作パネルとパノラマウィンド
ウ９との間にはビデオカセットの放出／返却をするため
のカセット人出口１０が設けられている。パノラマウィ
ンドウ９からは内部に設けられているビデオ力セント収
納棚１１全体を見わたずことがてきる。ビデ才力セント
収納棚１１は８段×４０列−３２０個のスロットからな
っている。

同図においては第８段（最下段）は装置の前面パネルに
隠れて目視することばできないが、装置の前に立ちパノ
ラマウィンドウ９から見下ろすと目視することができる
。第１段〜第４段の各スロットには左端からそれぞれ１
０１〜１３８，２０１〜２３８，３０１〜３３８．４０
１〜４３８の番号が付されている（各段右端の２スロツ
トは仮スロットｌｌｃである。）。また第５段〜第８段
の各スロットには５０１〜５３７，６０１〜６３７．７
０１〜７３７．８０１〜８３７の番号がイ」されでいる
（各段右端の３スロツトは回収スロット・１１ｂである
。）。

通常スロット１１ａ　（回収スロット１１ｂ、仮スロソ
ｌ−１１Ｃ以外の番号を付されたスロットをいう）に収
納されているビデ才力セントにはビデオソフトのタイト
ル（「ラッコ物語」等）が印刷されたラベルが貼られて
おり、これで顧客はどのようなビデ才力セントが収納さ
れているかを判断することができる。また、ビデ才力セ
ントの側面にはビデ才力セント番号等を記録したバーコ
ードが設りられており、ビデオカセットの放出・返却時
にヒデオカセソト人出口上面に設けられたパーコー１−
　’Ｊ−ダによってこれが読み取られる。装置はこのバ
ーコードの読み取りによってそのビデ才力セントが正し
いものであるか否かを判断する。

顧客がビデ才力セントを貸し出すときには、会員カード
を挿入して認証を受けたのち、パノラマウィンドウ９か
ら棚に収納されているビデ才力セントを目視して貸し出
すものを選択し、そのスロットに付されているスロット
番号をカセット選択キーから入力する。料金の精算が行
われたのちビデ才力セント貸出装置は選択されたビデオ
カセットをハンドラ（第４図参照）によって取り出し、
カセ”ット人出口１０から放出する。

ビデオカセットを返却するときには、会員カードを挿入
して認証を受けたのち、ビデオカセットをカセット人出
口１０に挿入する。ビデ才力セント貸出装置は、挿入さ
れたビデオカセットが正しい（この装置で貸し出された
）ビデ才力セントであるとき、このカセットの収納位置
（スロット）を決定し、ハンドラで搬送して決定された
スロットに収納する。

第３図ＧＪ同ビデオカセット貸出装置のブロック図であ
る。制御部２０ばマイクロコンピュータで構成されてお
り、この制御部２０にはメモリ２１、メモリカードイン
ターフェイス２２が内蔵されている。メモリカードイン
ターフェイス２２にはＩＣカードであるメモリカード２
３が挿入される。このメモリカード２３には在庫してい
るビデ才力セントのファイル等のデータが記憶されてい
る。また、この制御部２０には、モニターの表示を制御
するＣＲＴユニソｌ□　２４、モード選択キーやカセッ
ト選択キーの押下を制御するキーボードユ二ソＩ・２５
、カード挿入口４に挿入されたカードを読み取るカード
リーダユニット２６、投入される現金や釣り銭の放出を
制御する現金ハンドリングユニット２７、レシートやジ
ャーナルを印字するプリンタユニット２８および装置内
部でビデオカセットを搬送するビデ才力セントハンドリ
ング部２９が接続されている。このビデオカセットハン
ドリング部２９は前記カセット人出口１０付近に取り付
けられたバーコードリーグも有している。また、制御部
２０はモデム３０を介してセンタと接続されている。

第４図は前記ビデ才力セントハンドリング部の構造図で
ある。この装置は前記ビデ才力セント収納棚とパノラマ
ウィンドつであるガラスとの間に設けられている。収納
棚前面の上下には横軸レール５７，５７’が設けられお
り、この横軸レール５７．５７’にはガイド板５９．５
９’が摺動可能に取りイ」けられている。またガイド板
５９．５９′（ま、モータ５６およびこのモータ５６の
馬区動力を伝達するシャフト５８によって駆動されるヘ
ルド５５＋５５’に係止されており、モータ５６の回転
によって横軸（Ｘ軸）方向に移動する。

上下ガイド板５９．５９’の間には二本の縦軸レール５
４が取り付けられており、この縦軸レール５４にはビデ
才力セントを収納して移動させるビデオカセットハンド
ラ５１が摺動可能に取り付けられている。このビデオカ
セットハンドラ５１は上側ガイド板５９に取り付けられ
ているモータ５２およびベルト５３によって縦軸（Ｙ軸
）方向に駆動される。すなわちモータ５６および５２を
適当に駆動することによってビデ才力セント収納棚２０
の全てのスロットおよびビデオカセット人出口１０と対
向する位置にビデオカセットハンドラ５１を移動させる
ことができる。

前記ビデオカセットハンドラ５１はビデ才力セントを前
面フタを下向きにして収納できる筒状に形成されており
、一方の開口部（収納口）はビデオカセソト収納棚５０
側に、他方の収納口はパノラマウィンドウ９　（カセッ
ト人出口１０）側に開口している。このビデオカセット
ハンドラ５１は図示しないモータによってビデオソフト
Ｉ・収納棚５０方向（Ｚ軸方向）に移動することができ
る。

この移動によってスロット側収納口５１ａでスロット内
のビデ才力セントを把持することができるまた前記カセ
ソＩ・人出口１０の後方には貸出返却ロシャソタ６０が
開閉可能に配置されている。

ビデオカセットハンドラ５１がビデ才力セントの取り出
し／収納のためにスロットにアクセスしているときこの
シャッタ６０が閉じられ、この間カセット入出口１０か
らビデオカセットを挿入することができなくされる。

第５図は前記メモリカードに設定されているファイルを
示す図である。同図（Ａ）はスロット管理ファイルであ
る。各スロットに対応してそれぞれ１個のレコードエリ
アが割り当てられており、それぞれのレコードエリアに
はスロット番号のほか、カセット番号。カセットの種類
を示す分類コード、カセットおよびスロットの状態を示
すスティタスおよびビデオカセットのタイ１〜ルが記憶
される。ビデ才力セントが常に収納されるスロソｌ−に
は第２図に説明に記したよ・）に１〜８３７のスロット
番号が付され棚に表示されている。一方、返却されたビ
デオカセットを一時収納する仮スロットはＢ１〜ＢＩＯ
のコードで識別され、収納スロットのないビデ才力セン
ト等が回収される回収スロットはＲ１〜ＲＩＯのコート
で識別される。

これらのコードは棚に表示されない。また、分類コード
はビデオカセ・ノドに収納されている内容（ビデオソフ
ト）のジャンル（アクシコン映画、音楽映画、邦画等）
毎に分けて付されているコードである。この分類コート
がこの発明における物品の種類に対応する。またスティ
タスとはス１コントにビデオソフトＩ・が収納されてい
るか否か、収納されているビデ才力セントが貸出可能で
あるか否かを示すコードであり、スロットが空のとき′
０”、スロットに収納されているビデオカセットが貸出
可能のとき′１”、スロットに収納されているビデ才力
セントが貸出不可のとき“２゛が記憶される。また、予
備スロソＩ・や回収スロットにビデ才力セントが収納さ
れたときスティタスはパ３゛にセントされる。

同図（Ｂ）は貸出ファイルである。このファイルでは、
貸し出されたビデ才力セント毎にレコードエリアが割り
当てられている。各レコードエリアには、貸し出しの顧
客番号、貸し出されたビデオカセット番号１分類、タイ
トルおよび貸出の日付が記憶されている。

これらのファイルはビデ才力セントの貸し出し／返却毎
に更新される。

第１図は同制御部のメインルーチンを示すフローチャー
トである。ｎｌではモニタ１に「カードを挿入して下さ
い」の文言を表示し、ｎ２でカートが挿入されるまで待
機する。カードが挿入されたときｎ２→ｎ３に進む。ま
た、カードが挿入されないときｎ２６で仮スロットにビ
デオカセットがあるか否かを判断する。仮スロットにビ
デオ力セントがある場合にはｎ　２７以下のビデオカセ
ット収納動作を行う。

顧客がカードを挿入すると（ｎ２）このカートを読み取
り有効なカートか否かを判断する（ｎ３）。有効なカー
ドであればｒ■４以下に進み、有効なカードでなければ
モニタに「このカードは使えません」の文言を表示しく
１〕２２）カードを返却したのち（ｎ２３）ｎｌにもど
る。

ｎ４ではモニタに「貸出／返却キーを押して下さい」の
文言を表示し顧客のキー人力を受は付ける（ｎ５）。キ
ー押下されるとｎ６で押下されたキーを判断する。押下
されたキーが貸出キーであればｎ７以下の貸出動作に進
み、返却キーであればＩ〕１５以下の返却動作に進む。

貸出動作では、１〕７で「カセットを選択して下さい」
の文言を表示し、カセット選択キーのキー人力を受はイ
」ける（ｎ８）。このキー人力が有効であればｎｌＯに
進み、棚に無いスロソＩ・番号の入力や空のスロットの
選択等が行われたときには無効としてｎｌに戻る。１１
１０では選択されたスロットのカセットを取り出す。挿
入されたカードや現金から精算処理を行い（ｎｉｌ）カ
セットを放出したのち（ｎ１２）、ファイル更新（ｎ１
３）ジャーナル・レシートの印字・放出（ｎ１４）をし
、カードを返却して（ｎ２０．ｎ２１）１１１に戻る。

一方返却動作では、モニタに「カセットを返却して下さ
い」の表示をしたのち（ｎ１５）カセットの投入を受は
付け（ｒｌｌ６）このカセットがこの装置で貸し出した
正しいカセットテープであるか否かを判断する（ｎ１７
）。正しいカセットテープであれば延滞料金等の精算処
理を行い（ｎ１８）。仮スロットへこのビデ才力セント
を収納した（ｎ１９）のちｎ　ｌ　３に進む。一方、投
入されたビデオカセットが正しくないときにはモニタに
「このカセットは受は付けられません」の文言を表示し
くｎ２４）、ビデオカセットを返却して（ｎ２５）ｎ２
０に進む。

また、待機中に仮スロットにビデ才力セントが収納され
ていることを判断した場合には（ｎ２６）、このカセッ
ト番号でカセット管理テーブルを検索し、このビデオカ
セットが収納されるべきスロットを検索する（ｎ２７）
。該当の収納スロットがあるときは（ｎ２８）、その収
納スロットにこのビデ才力セントを収納しくｎ２９）、
ファイ　　　　　ルを更新して（ｒ＋３０）待機動作に
もどる。また、該当の収納スロットがないときにはこの
ビデオカセットを回収スロットに回収しくｒ＋３１）、
ファイルの回収スロットのデータを更新して（ｎ３２）
待機動作にもどる。なお、ｎ２７で検索する収納スロッ
トは、そのビデオカセットが貸出前に収納されていたス
ロットであってもよく、その他のスロットであってもよ
い。

ｎ１９がこの発明の仮収納手段に対応し、ｎ２６〜ｎ３
２がこの発明の収納手段に対応する。

なお、ｒｌｌ　９の動作ののちｎ６に戻れば、連続した
返却・貸出を行うことができ、この場合、返却されたビ
デ才力セントを仮スロットに収納して時間を短縮した効
果がより一層顕著に現れる。

（ｇ＋発明の効果 以上のようにこの発明の物品貸出装置では、返却された
物品を物品の返却口近傍に設けられた仮収納部に一旦収
納したのち、顧客待ち時間中にこの物品が本来収納され
るべき物品収納棚の収納位置に転送するようにしたこと
によって、物品の返却時間を大幅に短縮することができ
る。これにより、取引時間を短縮することができ、装置
の運用効率を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例であるビデオカセ・シト貸出
装置の動作を示すフローチャート、第２図および第３図
は同ビデオカセント貸出装置の外観図および制御部のブ
ロック図、第４図は同ビデオカセント貸出装置でカセッ
トを搬送するビデオカセットハンドリング部の概略構造
図、第５図（Ａ）、（Ｂ）は前記制御部のメモリカート
に設定されるスロット管理ファイルおよび貸出ファイル
を示す図である。 １０−カセット人出口、 １１−ビデ才力セント収納棚、 １１　ａ−３Ｂ常スロツト、１１ｂ−回収スロット、１
１ｃ仮スロツト。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の物品をそれぞれ所定の収納位置に収納する
   物品収納棚を有し、顧客が要求した物品をこの物品収納
   棚から取り出して貸し出す物品貸出装置において、 前記物品の返却口近傍に、返却された物品を一時収納す
   る仮収納部を設け、 物品が返却されたときこの物品を前記仮収納部に収納す
   る仮収納手段と、 顧客待ち時間中に、前記仮収納部に収納されている物品
   を前記物品収納棚の所定位置に転送する収納手段と、 を設けたことを特徴とする物品貸出装置。