JPH0288352A - アンチスキッドブレーキ装置 - Google Patents

アンチスキッドブレーキ装置

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JPH0288352A
JPH0288352A JP23880088A JP23880088A JPH0288352A JP H0288352 A JPH0288352 A JP H0288352A JP 23880088 A JP23880088 A JP 23880088A JP 23880088 A JP23880088 A JP 23880088A JP H0288352 A JPH0288352 A JP H0288352A
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JP
Japan
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pressure
valve
brake device
master cylinder
skid
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Application number
JP23880088A
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Inventor
Keiji Nakagawa
啓二 中川
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Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車両等のブレーキ装置として利用されるアン
チスキッドブレーキ装置に関する。
[往来技術] 往来よりこの種のものとして、一般的に、車輪ブレーキ
装置に配管により接続されるマスタシリンダと、配管に
設けられ判別回路からの指令に応じて切換わり車輪ブレ
ーキ装側圧力を制御するアンチスキッド制御弁と、該ア
ンチスキッド制御弁に接続される弛め回路とを備えたも
のが知られており、また、最近では、車輪ブレーキ装置
に配管により接続されるマスタシリンダと、圧力源から
入力に比例した圧力を圧力室に導入してマスタシリンダ
の作動を補助する流体圧力装置と、配管に設けられ判別
回路からの指令に応じて切換わり車輪ブレーキ装置側圧
力を制御するアンチスキッド制御弁と、このアンチスキ
ッド制御弁に接続される弛め回路と、前記アンチスキッ
ド制御弁のマスタシリンダ側に配置されアンチスキッド
制御開始後アンチスキッド制御弁側を前記圧力源側に連
絡する切換弁を備えたものが提案されている。
前者のものでは、アンチスキッド制御開始後、車輪ブレ
ーキ装置の圧力を再上昇させるためには、アンチスキッ
ド制御弁から弛められた作動液をポンプなどによって再
加圧した圧力液、または、マスタシリンダからの圧力液
をアンチスキッド制御弁を通して車輪ブレーキ装置に供
給することにより行う一般的な型式であり、後者のもの
では、例えば、特開昭60−236858号公報に示さ
れるように、アンチスキッド制御開始後、車輪ブレーキ
装置の圧力を再上昇させるために、圧力源の圧力液を車
輪ブレーキ装置側に供給する型式のものである。
[発明が解決しようとする問題点] 上記往来のいずれの型式においても、アンチスキッド制
御弁は、車輪ブレーキ装置と弛め回路との連通を制御す
る弁を含んでおり、この弁が車輪ブレーキ装置を弛めリ
ザーバに連通ずるようにしており、特に、上記往来公報
のものでは、マスタシリンダの作動液リザーバに連通ず
るようにしている。
従って、アンチスキッド制御弁において弛め回路への連
通を制御する弁が、作動液中の異物により密封不良を生
ずると、車輪ブレーキ装置側の作動液がアンチスキッド
制御弁を通して弛め回路に漏れ、この車輪ブレーキ装置
での漏れによる圧力低下を、マスタシリンダ側の作動液
あるいは圧力源側の作動液を供給することにより補給し
ても、補給できる作動液量にも限界があり、作動液の不
足により充分なブレーキ力を得ることができなくなる。
特に、圧力源から作動液を供給する型式のものでは、圧
力源の故障の場合には、仮にアキュムレータを用いてい
ても液量不足が生じてしまう。
本発明は、こうした液量不足によるブレーキ力不足を防
止できるようにしたアンチスキッドブレーキ装置を提供
することを目的とする。
[発明の手段] 本発明によれば、上記往来いずれの型式においても、弛
め回路に異常時閉弁する安全弁を設けるようにしている
[作用] 本発明の手段によれば、正常時アンチスキッド制御が行
なわれてもこの時には安全弁が開弁しているので通常の
動作が行なわれるが、異常時には安全弁が閉弁するので
、車輪ブレーキ装置側から弛め回路側への液移動を阻止
する。
[実施例] 第1図は1本発明の第一の実施例であるアンチスキッド
ブレーキ装置を模式的に示す図であり、第2図は、第1
図に示す安全弁の詳細を示す断面図であり、第3図は、
第1図に示す倍力装置付マスタシリンダの部分断面図で
ある。
第1図において、アンチスキッドブレーキ装置は全体と
して1で示され、ブレーキペダル2の踏み込みにより作
動される倍力装置付マスタシリンダ3を有し、このマス
タシリンダ3は、内部に区分される2つの独立した液圧
発生室(図示せず)を有し、この液圧発生室に発生させ
る圧力を倍力装置部3aの作動により踏力を助勢して大
きくする型式のものである。
この倍力装置部3aに対しては、圧力源4が接続されて
おり、この圧力源4は、マスタシリンダ3の作動液リザ
ーバ3bに配管4aを通して吸引側を接続され、倍力装
置部3aに配管4bを通して吐出側が接続されたポンプ
5を有し、このポンプ5は、吐出側配管4bに設けたア
キュムレータ6に一定範囲の圧力(例えば120kgf
/a# 〜150kgf/d)を蓄圧するように、電動
モータ7により駆動され、配管4aと4bとの間に設け
たリリーフ弁8により異常高圧発生を防止されている。
9は、逆流防止用逆止弁である。
倍力装置部3aは、第3図に示すように、シリンダ本体
10のシリンダ孔11に摺動自在に挿入したピストン1
2を有し、このピストン12の周囲にアキュムレータ6
に連通ずる入口室13と、入口室13の前方側に作動液
リザーバ3bに連通ずる無圧室14とを区画し、更にピ
ストン12の後方側に圧力室15を区画している。ピス
トン12には、これら3つの室13,14,15の連通
・遮断を制御する弁装置!16が設けてあり、ブレーキ
ペダル2に連結されたブツシュロッド3Cにより作動さ
れる。
弁装置16は、ピストン12の中央凹所に収容されてお
り、弁ばね17aにより付勢された弁体17bが通常は
ピストン12の凹所に固定した弁座部材18の供給弁座
18aに着座し、入口室13の無圧室14及び圧力室1
5への連通を遮断しており、他方、ブツシュロッド3c
に連結された入力部材19は、弁座部材18との間に配
置したゴム製の弾性体20の付勢力でその端部に形成し
た排出弁座19aを、弁体17bの端部から離座させて
、圧力室15と無圧室14とを連通ずるようにしている
。なお、圧力室15は、弁座部材18の通孔18bと弁
体17bの溝とによって供給弁座18a側に連通し、弁
座部材18の絞り通路18cにより排出弁座19a側に
連通し、供給弁座18a側と排出弁座19a側とは、弁
体17b外周ランド部17cにより両者間を直接自由に
連通しないようにしている。
この倍力装置部3aは、ブツシュロッド3cより入力部
材19に入力を受けると1弾性体20を圧縮して排出弁
座19aに弁体17bを着座させた後、弁体17bを供
給弁座18aから離座させて、圧力室15に圧力を導入
するようになっており、圧力室15の圧力が入力部材1
9に作用して生ずる反力が、ブツシュロッド3cからの
入力と均合うと、弁体17bが供給弁座18a及び排出
弁座19aの双方に着座する。他方、圧力室15の圧力
がピストン12に作用して生ずる付勢力は、図示しない
2つの液圧発生室に圧力を発生させる。
他方、マスタシリンダ3の独立した液圧発生室の一方は
、主管路21及び主管路21の分枝路21a、21bに
より左右前車輪ブレーキ装置22a、22bに連通し、
他方は、主管路23及びその分枝路23a、23bによ
り左右後車輪ブレーキ装置124a、24bに連通して
いる。
各主管路21.23のマスタシリンダ3側には、各分枝
路側主管路21.23を、主管路21゜23に連通する
か、倍力装置部3aの圧力室15に連絡した圧力管25
に連通ずるか切換え可能な3方2位置電磁弁26.27
が各々設けてあり。
この電磁弁26,27は1図示しないアンチスキッド判
別回路からの指令に応じて切換え可能であるとともに、
各主管路21.23のマスタシリンダ3側圧力と、圧力
管25圧力とを対向してパイロット圧力として供給され
ることにより、分枝路側をマスタシリンダ3側主管路2
1.23と圧力管25とのうち高圧側に切換え可能にな
っている。
なお、通常ブレーキ動作時マスタシリンダ3の各独立し
た液圧発生室内の圧力と圧力室15の圧力とはほぼ等し
いので、電磁弁26.27は、主管路21.23を連絡
する通常位置Aをとり、電磁弁26.27に励磁指令が
与えらるか、マスタシリンダ圧力が異常低下した場合に
切換え位置Bをとり、逆に指令があっても圧力管25側
が異常に低圧のときマスタシリンダ圧力により通常位M
Aに切換わる。
こうした電磁弁26.27の車輪ブレーキ装置22a、
22b、24a、24b側には、アンチスキッド制御弁
28,29.30が設けである。
アンチスキッド制御弁28,29.30は、各々同一の
3方3位置型電磁弁であり、図示しない判別回路からの
指令により、切換えられるようになっており、左右前車
輪ブレーキ装置22a、22bに対しては分枝路21a
、21bに各々設けてあり、左右後車輪ブレーキ装置2
4a、24bに対しては主管路23に設けである。
各制御弁28,29.30は、作動液リザーバ3bまで
延びる弛め管路31が接続されており。
主管路23あるいは分枝路21a、21bを各々連絡し
、弛め管路31を遮断する通常位11Dと、全ての管路
を遮断する保持位!!Eと、主管路23あるいは、分枝
路21a、21bの連通を遮断し、車輪ブレーキ装置2
2a、22b、24a、24b側を弛め管路31に連絡
する弛め位i!Fとに各々切換え可能であり、アンチス
キッド判別回路からの指令に応じて各々個別に切換え可
能である。
各制御弁28,29.30のブレーキ装置22a、22
b、24a、24b側とマスタシリンダ3側とを連絡す
るブレーキ弛め管路32.33が各々設けられており、
各管路32.33には、制御弁28,29.30の動作
に関係なく、マスタシリンダ3の作動が解除されるとブ
レーキ装置22a、22b、24a、24b側からマス
タシリンダ3側への液移動すなわちブレーキ弛めを行な
わせる逆止弁32a、32b、33aを設けである。
他方、弛め管路31の途中には、アキュムレータ6の圧
力をパイロット圧力として供給される安全弁35が設け
られており、このパイロット圧力が所定圧力以上である
と、管路31を連絡する連通位fiGをとり、所定圧力
より低下すると管路31を遮断する遮断位fiHをとる
ようになっている。
第2図により安全弁35について詳細を説明する。
安全弁35は、右端を開放した段付孔36を形成した本
体37を有し、段付孔36はプラグ38により閉鎖され
ている。
段付孔36の底部側小径部36aには、プランジャ39
が摺動自在に密嵌し、張力の小さいばね40により右方
に付勢されるとともに、小径部36aに画成したパイロ
ット圧室41をアキュムレータ6に連通して、アキュム
レータ6の圧力を右方に向って受圧する。プランジャ3
9に対向して、弁組立体42が、プラグ38により段付
孔36段部との間に締付けて配設されており、弁組立体
42のプラグ38側は、プラグ38を通して配管31の
制御弁28,29.30側に連絡され。
弁組立体42とプランジャ39との間は、配管31のリ
ザーバ3b側に連通している。なお、43はローリング
、44はガスケットシールを各々示している。
弁組立体42は、本体37に固定される筒型の弁本体4
2aと、この弁本体42aに形成した弁孔42bを閉鎖
可能なボール弁42cを有し、弁本体42a内に支持し
た弁ばね42dによりボール弁42cを弁孔42bに着
座して閉鎖するよう付勢している。
プランジャ39の小径端部は、切欠き39aにより通路
を確保して弁孔42bに嵌合しており、弁本体42aと
プランジャ39に係合するばね受け45との間に張設し
た所定の負荷をもつばね46により、ボール弁42cと
離れる方向に付勢されている。なお、ばね受け45の端
部は弁本体42aに当接可能であり、当接時の通路を確
保する通孔45aを形成しである。
以上の実施例の作動について以下に説明する。
各部に異常がなく、ブレーキもかけられていないとする
と、アキュムレータbに充分な圧力が蓄圧されており、
また、マスタシリンダ3の各圧力室及び倍力装置部3a
の圧力室15は、無圧となっており、従って、電磁弁2
6.27は、通常位置Aを各々とり、かつ、制御弁28
,29.30は、通常位!Dを各々とる。他方、安全弁
35は。
アキュムレータ6の蓄圧が充分であるので、プランジャ
39が、アキュムレータ6からの圧力を受けてばね46
を圧縮しかつボール弁42cと当接することにより、ボ
ール弁42cを弁孔42dから離れさせることにより、
連通位JIGをとる。
この状態でブレーキをかけたとすると、ブレーキペダル
2の踏み込みにより1倍力装置部3aでは、入力部材1
9の排出弁座19aが弁体17bに着座してから弁体1
7bが供給弁座18aから離座することにより、圧力室
15にアキュムレータ6から圧力が導入される。
すると、マスタシリンダ3の各圧力室で圧力が発生し、
これが、電磁弁26.27及び制御弁28.29.ao
を通して車輪ブレーキ装置22a、22b、24a、2
4bに供給され、ブレーキがかかり始める。
ブレーキがかけられて、車輪のスキッド傾向を検出する
と、アンチスキッド判別回路は、アンチスキッド制御を
開始するが、この制御開始時にまず電磁弁26.27を
切換え位置Bに各々切換え。
この後、各制御弁28,29.30に指令を与えて、通
常位置りから保持位置Eを経て弛め位置Fに切換えたり
、弛め位置から保持位[Eを経て通常位置りに切換え、
あるいは、保持位WEHに保つなどして、各ブレーキ装
置22a、22b、24a、24b内の圧力を下降、上
昇、保持することにより、スキッドを防止するようにす
る。これらの制御手法については、よく知られているの
で。
ここでは詳細な説明は省略する。
こうしたアンチスキッド制御が行なわれるとき。
制御弁28,29.30を通して弛め管路31側にブレ
ーキ装置22a、22b、24a、24bから弛められ
てきた作動液は、安全弁35を通してリザーバ3bに移
動し、ポンプ5が駆動されるとリザーバ3bから吸引さ
れて加圧され、アキュムレータ6に蓄圧される。また、
アンチスキッド制御弁中、制御弁28,29.30が通
常位I!Dに切換えられると、倍力装置部3aの圧力室
15から圧力が電磁弁26,27を通して供給されるこ
とにより、ブレーキ装置! 22 a 、 22 b 
、 24a、24b側に込め圧力として供給されること
になり、圧力室15では、圧力室15内の圧力低下を生
じないように供給弁座18aがら弁体17bを離座させ
て圧力を補給される。
次に、異常時について説明する。
第1に、ポンプ5が故障しアキュムレータ6の圧力が異
常低下したとする。
すると、ブレーキをかけても、倍力装置部3aでは、圧
力室15に充分な圧力が供給されないので、ブレーキ開
始後、アンチスキッド制御が開始されて電磁弁26.2
7に切換え位置Bへの指令がきでも、マスタシリンダ3
の圧力室の圧力が倍力装置部3aの圧力室15の圧力よ
りも高いので、電磁弁26.27は切換え位置Bに切換
えられず。
通常位置Aのままである。また、安全弁35は。
アキュムレータ6の圧力が低いのでばね46の付勢力で
プランジャ39がボール弁42cから離れる位置まで戻
り、ボール弁42cが弁孔42bに着座して、遮断位[
Hをとる。
従って、制御弁28,29.30が動作して弛め位1f
iFに切換わっても、安全弁35が閉弁しているので、
弛め管路31側に圧力が排出されることがなくなり、作
動液の弛め管路31側への移動がなく、マスタシリンダ
3側から弛め管路31側への液移動がなくなるので、液
量消費を防止できる。
第2に、ポンプ5が正常であり、マスタシリンダ3の一
方の圧力室で圧力が発生しないとする。
すると、このときには、ブレーキ動作とほぼ同時的に、
故障した圧力室が属する系統側で電磁弁26または27
の一方が自動的に切換え位I!Bに切換わる。
この後、マスタシリンダ3の圧力室での圧力が発生しな
い原因が、マスタシリンダ3側にあれば故障した側に属
する車輪ブレーキ装置22aと22bまたは24aと2
4bのいずれかに倍力装置部3aの圧力室15から圧力
が供給されてブレーキをかけられる。上記原因が、ブレ
ーキ装置22aと22bまたは24aと24b側に、例
えば、制御弁2B、29.30で弛め管路31に対する
シール不良にあれば、故障している系統側で圧力室15
からの圧力が弛め管路31側に漏れてゆくことによって
液量消費が多くなり、圧力室15からの圧力すなわちア
キュムレータ6がらの圧力が多く漏れることによってア
キュムレータ6の圧力が異常低下する。これに応じて安
全弁3sが遮断位置Hに切換わり、これ以上の漏れを防
止して、ブレーキをかけることができる。
第4,5図は、本発明の他の実施例を示し、第4図は、
アンチスキッドブレーキ装置を模式的に示す図、第5図
は、第4図に示す圧力調整弁を示す図である。なお、こ
の実施例において、第1乃至3図のものと同一機能のも
のは同一符号を付して説明を略す。
この実施例では、第1図に圧力源5oが、モータ7によ
り駆動されるポンプ51を有し、このポンプ51は、独
立した加圧室を2室有している型式のものである。ポン
プ51の加圧液は、倍カ装置部3a専用のアキュムレー
タ6及びアンチスキッド制御専用のアキュムレータ52
に各々供給蓄圧される。8A、9Aは、アキュムレータ
52用のリリーフ弁、逆止弁を各々示し、リリーフ弁8
Aは、リリーフ弁8と同圧で開弁するようにしている。
アキュムレータ8Aは、一対の圧力調整弁53゜54に
連絡され、更に、出口53a、54aがら電磁弁55,
56に接続されている。各主管路21.23は、分枝路
21d、23dにより圧力調整弁53,54の制御ポー
ト53b、54bに連通し、出口53a、54a側から
の液移動を許容する逆止弁57,58により、出口53
 a、54a側から主管路21.23側に圧力調整弁5
3゜54の出力圧を供給できるようにしている。
電磁弁55,5Bは、圧力調整弁53,54側を遮断し
、かつ、安全弁35Aの制御ポート60゜60側をリザ
ーバ3bに連通ずる休止位置Jと。
リザーバ3b側を遮断し、がっ、圧力調整弁53゜54
側を安全弁35Aの制御ポート60.60側に連絡する
作動位[Kとをとり、アンチスキッド制御用判別回路か
らの指令により切換ゎる。この電磁弁55,56と安全
弁35Aとの間には、主管路21.23の制御弁28,
29.30上流側に接続した分枝路21f、23fが接
続されており、アキュムレータ52がらの圧力調整弁5
3゜54及び電磁弁55,56を経た作動液が主管路2
1.23側に供給できるようにされており、各分枝路2
1f、23fにはその逆流防止の逆止弁59.59が各
々設けである。
上記圧力調整弁53,54は、制御ポート53b、54
bに供給される圧力に応じてアキュムレータ52から回
路側゛に導入する圧力を調圧するもので、マスタシリン
ダ3出力圧に等しくする比例制御型あるいは所定圧まで
比例制御しそれ以上では所定比率で減圧する型式のもの
などを使用する。
安全弁35Aは、第5図を参照して説明すると、両端開
口の段付孔61を形成した本体62を有し、段付孔に1
字型プランジャ63を移動可能に挿入しである。プラン
ジャ63の左端に面して1段付孔61の開口をふさぐプ
ラグ64との間に、リザーバ3bに連絡する無圧室65
を区画し、更に、その反対側では段部66との間に、制
御ポート60を経て電磁弁55,56に連絡する制御室
67を区画しである* 68 a e 68 b p 
68 cはシール材、68dはガタ付き防止用ウェーブ
ワッシャである。プランジャ63の右端には1球弁69
カシメ止めされており、この球弁69に対向して段付孔
61の開口をふさぐプラグ70に弁座71及び制御弁2
8,29.30〜の接続孔72が形成しである。プラン
ジャ63は、右端側に係合させたばね受け73と段部6
6との間に張設したばね74により、球弁69を弁座7
1に着座するように付勢されており、これにより制御弁
28゜29.30側のリザーバ3bへの連絡を遮断して
いる。従って、制御ポート6oから制御室67にアキュ
ムレータ52がらの調整後の圧力が供給されて、プラン
ジャ63が左方に動いて始めて制御弁28,29.30
側をリザーバ3b側へ連絡することになる。
第4図において、各主管路21.23の分枝路21d、
23dと21f、23fとの間には、マスタシリンダ3
側圧力をパイロット圧力として切換わる切換弁80,8
1が設けてあり、マスタシリンダ3側圧力が所定圧力(
例えば3〜10kgf/−)以下では自由に連通ずる通
常位置mと、所定圧以上ではマスタシリンダ3側への液
移動を阻止するがマスタシリンダ3側からの液移動を許
容する逆止弁位置nとをとるようにしである。
この第4,5図の実施例の作用について以下に説明する
ブレーキをかけていないときには、マスタシリンダ3の
出力圧は解放されているので、圧カ調整弁53.54の
出力圧も無圧であり、各電磁弁55.56及び制御弁2
8,29.30は、体止位1!!!J及び通常位置りを
とる。従って、安全弁35Aは、遮断位l!!Hをとる
この状態でブレーキをかけると、マスタシリンダ3の出
力圧が上昇するため、圧力調整弁53゜54からアキュ
ムレータ52圧力が供給され始めるが、電磁弁55.5
6が体止位i!Jにあるので安全弁35Aは遮断位[H
のままであり、他方、所定圧に達していると切換弁80
,81は逆止弁位置mに切換わる。
この後ブレーキが充分かかりアンチスキッド制御が開始
されると、電磁弁55,56が作動位置Kに切換えられ
ることにより、安全弁35Aでは制御室67に圧力が供
給されてプランジャ63が左方に動くことにより、制御
弁28,29.30側を作動液リザーバ3b側に連通し
て制御弁28゜29.30での弛め作用を可能とし、他
方、アキュムレータ52からの調圧された作動液は1分
枝路21f、23fを通して各制御弁28,29゜30
と切換弁80.81との間に供給される。
従って、この後、制御弁28,29.30が切換わるこ
とによってアンチスキッド制御が行なわれるとき、アキ
ュムレータ52からの調圧された作動液が制御弁28,
29.30を通して再込め用に利用される。
必要なブレーキをかけた後、ブレーキを弛めると、マス
タシリンダ3圧力の低下により、切換弁80.81が通
常位置mに切換わり、圧力調整弁53.54は調圧作用
をやめてアキュムレータ52から導入するのを停止する
。と同時に、マスタシリンダ3側の圧力低下で、電磁弁
55,56の両側では、逆止弁57,58,59,59
により、制御弁28,29.30の下流側では逆止弁3
2a、32b、33aにより、各々マスタシリンダ3側
に液移動を許容されるので、マスタシリンダ3側に解放
されてゆく。
この実施例では、安全弁35Aの切換えを、アンチスキ
ッド制御回路からの指令で切換わる電磁弁53,54を
通して導入されるアキュムレータ52からの圧力に応じ
て切換えるようにしているため、アキュムレータ52圧
が異常低下しているとき、制御弁28,29.30の弛
め作用を阻止して、充分なブレーキをかけられるもので
ある。
[効果] 本発明によれば、弛め回路に異常時閉弁する安全弁を設
けているので、正常時アンチスキッド制御が行なわれて
もこの時には安全弁が開弁じているので通常の動作が行
なわれるが、異常時には安全弁が閉弁するので、車輪ブ
レーキ装置側から弛め回路側への液移動を阻止でき、弛
め回路側に不要に多くの作動液を消費されるのを防止し
、液量不足を防止してブレーキ力不足を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1乃至3図は、本発明の一実施例を、第4゜5図は他
の実施例を示す図である。 31.31A・・・弛め回路、35.35A・・・安全

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輪ブレーキ装置に配管により接続されるマスタ
    シリンダと、配管に設けられ判別回路からの指令に応じ
    て切換わり車輪ブレーキ装置側圧力を制御するアンチス
    キッド制御弁と、該アンチスキッド制御弁に接続される
    弛め回路とを備えたアンチスキッドブレーキ装置におい
    て、前記弛め回路に異常時閉弁する安全弁を設けたアン
    チスキッドブレーキ装置。
  2. (2)車輪ブレーキ装置に配管により接続されるマスタ
    シリンダと、圧力源から入力に比例した圧力を圧力室に
    導入してマスタシリンダの作動を補助する流体圧力装置
    と、配管に設けられ判別回路からの指令に応じて切換わ
    り車輪ブレーキ装置側圧力を制御するアンチスキッド制
    御弁と、このアンチスキッド制御弁に接続される弛め回
    路と、前記アンチスキッド制御弁のマスタシリンダ側に
    配置されアンチスキッド制御開始後アンチスキッド制御
    弁側を前記圧力源側に連絡する切換弁を備えたアンチス
    キッドブレーキ装置において、前記弛め回路に異常時閉
    弁する安全弁を設けたアンチスキッドブレーキ装置。
  3. (3)請求項2記載のアンチスキッドブレーキ装置にお
    いて、前記安全弁は、判別回路からの指令に応じて切換
    えられるアンチスキッドブレーキ装置。
  4. (4)請求項2記載のアンチスキッドブレーキ装置にお
    いて、安全弁と圧力源との間に、圧力源の圧力が異常低
    下すると、安全弁を閉弁させる切換え装置を設けたアン
    チスキッドブレーキ装置。
JP23880088A 1988-09-26 1988-09-26 アンチスキッドブレーキ装置 Pending JPH0288352A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647068U (ja) * 1992-12-04 1994-06-28 三桜工業株式会社 アンチロックブレーキシステムにおける油圧装置の連結構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0647068U (ja) * 1992-12-04 1994-06-28 三桜工業株式会社 アンチロックブレーキシステムにおける油圧装置の連結構造

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