JPH0287778A

JPH0287778A - 画像処理装置

Info

Publication number: JPH0287778A
Application number: JP63238827A
Authority: JP
Inventors: Tadao Hayashi; 忠男林
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1988-09-26
Filing date: 1988-09-26
Publication date: 1990-03-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、デジタルカラー複写機、カラーファクシミリ
及びカラーデイスプレィ装置等における画像処理装置に
関する。

〔従来の技術〕

従来よりデジタルカラー複写機においても、カラーコピ
ーのみならず、単色モードを指定して単色コピーが得ら
れるようになっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、従来装置においては、例えば特開昭５８
−１４２６７０号公報に示すように、単色モード時記憶
された色毎のデータ（Ｒ，Ｇ、Ｂ等）を１回もしくは複
数回呼び出して印刷するため、分解色（Ｒ，Ｇ、Ｂ等）
の１次（Ｒ，Ｇ、Ｂ）または２次色（Ｙ、Ｍ、Ｃ）及び
３次色（Ｂｋ）のみでしか単色コピーが得られなかった
。

一方、任意の色による単色コピーの要求が高まっている
。

本発明はこのような背景に基づいてなされたものであり
、その目的とするところは、任意の色による単色コピー
が可能な画像処理装置を提供するにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的のために本発明は、読取り装置によって読み取
られた画像を独立の３色成分のデジタルデータとして取
り扱うものであって、カラーデジタルデータを明度と色
度のデータに変換する表色系変換回路と、単色モード出
力手段と、前記表色系変換回路による変換後の色データ
と希望する単色コピーが示す色度データを前記単色モー
ド出力手段からの出力信号に応じて選択する選択回路を
設けたことを特徴とする。

〔作用〕

本発明では、またセレクタ２０３のＢポートセレクト信
号を、ＣＰＵ１１３からｌ１０１１６を通じて送出され
るモノカラー信号との論理和とし、画像データの処理中
、常にｌにすれば、常にセレクタ２０３のＢポートの”
Ｉ　　＋　　ｂｌ。が選択されるため、ａＩ　　＋　　
ｂ＋′で表せるモノカラーによるコピーが可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例に係るシステムブロック図で
あって、ＣＣＤ　１０１は光電変換素子であり、原稿の
反射光量を電気量に変換するものである。各ＣＧ、ＤＩ
ＯＩは３原色であるレッド、グリーン、ブルー、それぞ
れのフィルタにより反射光中のレッド光、グリーン光、
ブルー光のみを変換する。これらのアナログ電気量は、
Ａ／Ｄコンバータ１０２によってデジタル量へと変換さ
れる。

デジタル値となったレッド、グリーン、ブルーの画像デ
ータはｒ、ｇ、ｂデータとなり、シェーディング補正回
路１０３により、ＣＯＤチップ間でのバラツキが補正さ
れる。γ補正回路１０４では階調の偏りを補正する。表
色系変換回路１０５では、ｒ、ｇ、ｂデータが人力され
、７！”、ａ“ｂ“データに変換される。！！＊　、　
　ａ“、ｂｌはｌ“が明度を表すものであり、ａ＊、ｂ
ｍが色度を示しており、１＊、ａＺ　　ｂｍですべての
色を表現する色空間を形成する。色変換回路１０６では
入力されるＮｌｌ　、　　ａ＊　、　　ｂｌ−データを
、ＣＰＵｌｌ３からの指示に従って任意の１“、ａ“、
ｂ０データに変換する。ここでＣＰＵＩ　１３からの指
示はアドレス・データ・コントロールバス１１７を通じ
てＩ１０ボートｌ１６より出力されるものである。変換
後のｌ“、ａ”、ｂ“データは補色生成回路１０７によ
り、記録媒体に応じた色データ（この場合、イエロー、
マゼンタ、シアンデータ）に変換される。該データは階
調処理回路１０８により、レーザドライバ１０９及び記
録媒体１１１に応じた２値データまたは多値データに変
換され、レーザドライバ１０９を起動し、レーザ１１０
を介して記録媒体１１１上にレーザ記録を行う。以上の
処理回路は、主操作方向の各画素に対応したクロック及
び副操作方向の各ラインに対応したライン信号を、同期
制御回路１１２より与えられ、同期制御される。ＲＯＭ
Ｉ　Ｌ　４．ＲＡＭＩ　１５は、プログラム及び変数等
のための記憶素子であり、ＣＰＵＩ　１３によりリード
又はライトされる。１１８は被変換色及び変換色、その
他を指定するためのエディタである。　次に表色系変換
回路１０５及び色変換回路１０６についてより具体的に
示す。第２図において２０１は、ｒ、ｇ、ｂデータを１
°、ａ”、ｂ“データに変換するための表色系変換回路
である。ｒ、ｇ、ｂ及び７！“、ａ“ｂ９は共に色空間
を形成するものであり、同一色に対し１対１に対応する
。すなわち１組のｒ＋ｇ。

ｂデータに１組の１”、ａ“、ｂ１データが決まる。７
！“、ａ”、ｂ“はＣＩＥ　（国際照明委員会）が決め
るところの等色空間を示す座標系の１つである。明度変
換回路２０２は明度！！“を変換するための回路であり
、ＣＰＵ１１３から送出されるＴの値に応じたｅ“　′
の値に変換される。Ｔ変換（明度７！９の変換）を施さ
れた１″　′は続（補色生成回路１０７に入力される。

また表色系変換回路２０１によって変換されたａ＊、ｂ
ｍはセレクタ２０３及び判定回路２０４のＡボートに入
力される。またセレクタ２０３のＢボートには変換色（
色変換後の色）を表す色度データａｌ　　、ｂ。

が入力され、判定回路２０４の出力に応じて、Ａポート
又はＢボートを選択して出力する。一方、判定回路２０
４のＢボートには被変換色（色変換前の色）を表す色度
データａ２　　＋ｂ２′が入力され、ボートＡのデータ
と一致した時のみＡ＝Ｂを示す信号を出力する。該Ａ＝
Ｂ信号は、セレクタ２０３のＢポートのセレクト信号と
なる。その結果、処理中の画素が被変換色（色度のみ）
のときは、変換色（色度のみ）に変換され、他の色相の
場合はそのまま出力される。従って原稿中の特定の色の
みを希望の色に変換することができ、且つ色変換を施し
た部分の階調（明度の階調）を保持することが可能にな
る。同時に明度１″は色変換と独立に操作が可能であり
、しかも容易に操作できる。

第３図はａ　’ｐ　、　　ｂ＊座標平面において、マン
セル表色系の等ヒユー、等クロマ曲線を示すものである
。被変換色として（ａ２　　、ｂ２”）−（５０，３０
）を選択し、変換色として（ａｌｂ、”）＝　（−４０
，−３０）を選択すれば、原稿中の、ある彩度のレッド
色が、ある彩度のブルー色に変換される。またセレクタ
２０３のＢボートセレクト信号を、ＣＰＵＩ　１３から
１１０１１６を通じて送出されるモノカラー信号との論
理和とし、画像データの処理中、常に１にすれば、常に
セレクタ２０３のＢポートのａｌ　　＋　　ｂ＋′が選
択されるため、ａｔ　　ｌ　　ｔ）＋１で表せるモノカ
ラーによるコピーが可能となる。この際ｚ＋ｋｌ−１°
のＴ変換であれば階調の保持されたモノカラーコピーと
なり、γ値を変化させてＴ変換を施せば、それに応じた
モノカラーによるコピーを得ることができる。第３図に
おいて、Ｐは実施例における被変換色の範囲を示すもの
である。

第４図に前記色指定等のための操作部を示す。

前記変換色及び被変換色のオペレータ（コピー操作者）
による指定は、原稿中の色を直接指定する場合は、エデ
ィタ４０１によって原稿中の座標を↑指示することで行
う。また原稿中に存在しない色を指定する場合や、色度
図上での位置を確認しながら色指定を行いたいときなど
は色度図４０２によって色の指示を行う。この際色度図
４０２を座標によってオペレータに示すのでなく、実際
のカラーをオペレータに表示しておけは操作性はより向
上する。４０３はその他の操作部である。

第５図はシステムの全体外観図である。図において５０
１は画像読取り部であり、第１図における符号１０１〜
１０８，１１２〜１１７で示す各ユニット及び第４図に
おける符号４０１〜４０３で示す各ユニットを備えてお
り、画像データをプリンタ部５０２へ送信する、プリン
タ部５０２はレーザドライバ１０９、レーザ１１０．記
録媒体１１１を備えており、画像データを記録媒体１１
１に書き込む。プリンタ部５０２は、その他に一般的な
複写工程に必要とされる機能を有している。

それらはイエロー、マゼンタ、シアンを３原色とする減
法混色による画像再現であり、現像工程等、各色に必要
な部分はイエロー、マゼンタ、シアン用にそれぞれを有
している。

第２図に示す回路の具体例を第６図に示す。ＲＯＭ６０
１の左側はアドレスラインを示しており、右側はデータ
ラインである。これにより’９ｇ＋ｂのある組には唯１
組のＪ”、ａ”、ｂ“の組が出力される。また明度変換
回路のＲＯＭ６０２は、γをアドレスの上位ビットにし
、γカーブに応じたコードを与えるようにすることでＴ
変換が可能になる。コンパレータ６０４はＡボートのａ
２ｂ“とＢボートのａ２　　ｒｂＺ。を比較し、等しい
ときのみＡ＝Ｂ信号をハイにする。そのためセレクタ６
０３の出力はコンパレータ６０４のＡ＝Ｂのとき以外は
ａ“　′＝ａ“、ｂ“　′−ｂ９となり、Ａ＝Ｂのとき
はａ”　　’−ａ　　　　ｂ”　　’＝ｂとなる。この
ときコンパレータ６０４で比較するＡ、Ｂポートのデー
タは、ａｍ、ｂ＊及びａ２ｂ２°の上位数ビットとし、
下位の何ビットかを無視することで、被変換色に幅を持
たせることが可能となる。例えばａ”、ｂ”が各８ビツ
トで±１２８で表されるときコンパレータ６０４で各々
上位５ビツトのみを比較する。（ａｚ　　、ｂｚ”）＝
　（５０，５０）の場合、第３図の符号Ｐで示す範囲の
色度がすべてａｌ　　、ｂ、′に変換される。

第２の実施例として、表色系の変換がｒ、ｇ。

ｂからＨ，Ｃ，Ｖ系への場合を考える。Ｈ，Ｃ。

Ｖ系はヒユー、クロマ、バリューといわれる色度、彩度
、明度による表色系であり、第７図のごとく原点を中心
に等ヒユー線が放射状になり、等クロマ曲線が同心円状
に配列される肥　Ｃ平面と、それに垂直な明度座標から
なる色空間による表色系である。色変換回路としては、
第１の実施例に示す第６図の回路において、ｒ、ｇ、ｂ
−ｊ！”、ａ”ｂ１変換ＲＯＭ６０１の代わりに、ｒ、
　　ｇ、ｂ−＋Ｈ，Ｃ，Ｖ変換ＲＯＭを用い、明度変換
を施すＲＯＭでバリューを変換する。さらに色指定方法
として、第４図の色度図（座標）４０２の代わりに第７
図のようなＨ，Ｃ，Ｖ色座標を用いれば、等ヒユー色間
での色変換は同一放射線上での色指定により行え、等ク
ロマ色間での色変換は同一同心円上での色指定により行
える。これにより等色相、等彩度による色変換が容易に
行える。

尚、ＣＰＵＩ　１３、ＲＯＭＩ　ｌ　４、ＲＡＭｌｌ５
、ｌ１０１１６、バス１１７等は単色モード出力手段を
構成する。

（発明の効果〕以上説明したように、本発明によれば、画像データを明
度データと色度データに分離して、明度データは保持し
たまま色度データのみ任意の単色に変換されるため、階
調を保持した任意色の単色カラーコピーが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る画像処理システム全体
のブロック図、第２図はその要部のブロック図、第３図
はマンセル表色系の等ヒユー、等クロマ曲線を示す図、
第４図は操作表示部の平面図、第５図は画像処理システ
ム全体の外観図、第６図は第２図に示すブロック図の具
体例を示す回路図、第７図はＨ，Ｃ，Ｖ系の特性図であ
る。１０５・・・表色系変換回路、１１３・・・ＣＰＵ、１
１４・・・ＲＯＭ、１１５・・・ＲＡＭ、１１６・・・
Ｉｌｏ、１１７・・・バス、２０３・・・選択回路（セ
レクタ）。篤図図　ＯＱ）ぺｔｌＬｌ＋Ｊ′？

Claims

【特許請求の範囲】

読取り装置によつて読み取られた画像を独立の３色成分
のデジタルデータとして取り扱うものであつて、カラー
デジタルデータを明度と色度のデータに変換する表色系
変換回路と、単色モード出力手段と、前記表色系変換回
路による変換後の色データと希望する単色コピーが示す
色度データを前記単色モード出力手段からの出力信号に
応じて選択する選択回路を設けたことを特徴とする画像
処理装置。