JPH0287344A

JPH0287344A - 記録媒体とその記録装置および再生装置

Info

Publication number: JPH0287344A
Application number: JP1041784A
Authority: JP
Inventors: Masanobu Yamamoto; 山本　真伸; Hiroshi Ogawa; 博司小川; Yoichiro Sako; 曜一郎佐古
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1988-06-20
Filing date: 1989-02-23
Publication date: 1990-03-28
Anticipated expiration: 2014-01-06
Also published as: JP2001118256A; JP2001118248A; JP2844638B2; JPH1196603A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野］本発明は、記録媒体とその記録装置および再生装置に関
し、例えばコンパクトディスク（ＣＤ）において規格化
されたデータフォーマ７）の所謂ＣＤＷＯ等のデータス
トレージシステム等に適用される。

〔発明の概要〕

本発明は、情報の記録される記録媒体の記録トラックの
トラック幅をバースト状に変化させて所定ビット数の制
御情報を上記記録トラックに予め記録しておくことによ
り、上記制御情報に基づいた記録制御や再生制御を可能
にしたものである。

〔従来の技術］従来より、記録媒体に情報を記録する記録装置、記録媒
体から情報を再生する再生装置や記録媒体に対して情報
の記録再生機能を有する記録再生装置は、使用する記録
媒体の記録再生原理や外形形状に応じた各方式のものが
提供されている。

一般に、情報の記録媒体としては、磁気的な記録再生原
理や光学的記録再生原理あるいはこれらを組み合わせた
記録再生原理等に従った各種方式の記録媒体が知られて
おり、また、その外形形状で分類したカード状記録媒体
やディスク状記録媒体等が提供されている。

例えば、音声や楽音等のオーディオ信号をデジタル化し
て光ディスクに記録した所謂コンパクトディスク（ＣＤ
）を再生するＣＤプレーヤ等の再生専用のディスクプレ
ーヤ装置が一般に提供されている。

上記コンパクトディスク（ＣＤ）では、１シンボル８ビ
ツトの信号を各々１４ビツト（１チヤンネルビツト）の
データに変換したＥＦＭ　（εｉｇｈｔ　ｔ。

Ｆｏｕｒｔｅｅｎ　　Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ）データと
して与えられる２４ビツトの同期信号、１４ビツト（１
シンボル）のサブコードと１４Ｘ３２ビツト（３２シン
ボル）の演奏情報等のデータおよびパリティと、各シン
ボルの間に設けたそれぞれ３ビツトのマージンビットか
ら成る５８８ビツトを１フレームとし、第７図に示すよ
うに、９８フレームを１サブコードブロックとするデー
タフォーマントが規格化されており、上記１サブコード
ブロツクの絶対アドレスが上記サブコードのうちのＱチ
ャンネル信号にて与えられ、上記１サブコードプロ・ン
ク単位でデータ処理が演奏情報等のデータに施されてい
る。

また、上記コンパクトディスク（ＣＤ）に記録される左
右チャンネルのディジタル・オーディオ信号を１ワード
（２シンボル＝１６ビ・シト）毎に交互に連続させて１
チヤンネルのシリアル・データ信号として取り汲い、上
記ＣＤをデータストレージとして用いるようにしたＣＤ
−ＲＯＭ等では、ＣＤのデータフォーマットにおける１
サプコードブロンクすなわち９８フレ一ム分のデータに
先行してヘッダ部および同期信号を付加することにより
、第８図に示すようなデータフォーマ・ノドの２にツマ
イトのデータで１セクタ（あるいは１）゛ロンジ）を構
成している。

また、従来のＣＤプレーヤは再生専用であることから、
例えば情報の書き換え可能な光磁気記録媒体にて形成し
た光磁気ディスクを使用して、記録および再生が可能で
上記ＣＤやＣＤ−ＲＯＭに対して互換性を保つようなＣ
Ｄ−ＷＯやＣＤ−ＲＡＭ等のデータストレージとその記
録・再生システムの開発が従来より進められている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、ＣＤ−ＷＯやＣＤ−ＲＡＭ等の記録媒体を用
いる情報の記録・再生システムでは、データをブロック
単位で効率良く管理する必要がある。しかし、ＣＤのデ
ータフォーマントでは、アドレス情報が少なく、ＣＤ−
ＷＯやＣＤ−ＲＡＭ等のデータスＩ・レージに使用した
場合に、データをブロック単位で管理することが難しい
。

そこで、本発明は、−ヒ述の如き実情に鑑み、デクをブ
ロック単位で効率良く管理することのできる情報の記録
・再生システムを実現することを目的としている。

本発明は、データをブロック単位で効率良く管理可能な
記録媒体を提供することを目的としていまた、本発明は
、上記ＣＤやＣＤ−ＲＯＭに対して互換性を保つことの
できるようにした記録媒体を提供することを目的として
いる。

さらに、本発明は、データをブロック単位で効率良く管
理することのできる記録装置および再生装置を提供する
ことを目的としている。

（課題を解決するための手段〕本発明に係る記録媒体は、トラック幅をバースト状に変
化させた記録トラックを有し、記録データのブロック単
位での管理を行うための情報として、上記トラック幅の
変化により所定ビ・ノド数の制御情報を予め記録して成
ることを特徴としている。また、本発明に係る記録媒体
は、トラ・ンク中心線を仮想トラック中心線に対してト
ラ・ンク幅方向に周期的に変位させるととも仁、トラ・
ンク幅をバースト状に変化させた記録トラックを有し、
記録データのブロック単位での管理を行うための情報と
して、上記トラック中心線のトラック幅方向への変位に
より周期情報を予め記録するとともに、上記トラック幅
の変化により所定ビット数の制？ｆｆ１ｌ情報を予め記
録して成ることを特徴としている。

また、不発１！ＩＩ　４こ係る記録装置は、記録媒体に
対して、記録トラックのトラック幅方向に配列されてい
る各ディテクタによる各検出出力のプッシュプル出力と
して、上記記録トラックから制御情報の再生信号または
周期情報および制御情報の再生信号を検出する検出手段
と、上記制御情報または周期情報および制御情報に基づ
いて上記記録トラックに対する記録動作の制御を行う制
御ｌ１手段とを備えて成ることを特徴としている。

さらに、本発明に係る再生装置は、記録媒体に対して、
記録トラックのトう、り幅方向に配列されている各ディ
テクタによる各検出出力のプッシュプル出力として、上
記記録トラックから制御情報の再生信号または周ｊｔＪ
ｌ情報および制御情報の再生信号を検出する検出手段と
、上記制御情報または周期情報および制御情報に基づい
て上記記録トラ、りに対する再生動作の制御を行う制御
ｌ１手段とを備えて成ることを特１牧としている。

〔作用〕

本発明に係る記録媒体では、記録トラックのトラック幅
の変化として予め記録された所定ビット敗の制御情報、
または、上記記録トラックのトラック中心線のトラック
幅方向への変位として予め記録された周期情報および上
記制御情報が与えられているので、上記記録トラックを
介して記録再生されるデータを上記制御情報または上記
周期情報および制御情報に基づいて管理することが可能
になる。

また、本発明に係る記録装置では、記録媒体から検出手
段にて検出される制御情報または周期情報および制御情
報に基づいて、制御手段により記録動作が制御される。

さらに、本発明に係る再生装置では、記録媒体から検出
手段にて検出される制御情報または周期情報および制御
情報に基づいて、制御手段により再生動作が制御される
。

〔実施例］以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳
細に説明する。

本発明に係る記録媒体の第１実施例としての光ディスク
の全体およびその一部を拡大して模式的に示す第１図に
おいて、光ディスク（１）は、記録媒体として例えば磁
気光学効果を有する垂直磁化膜を透明基板上に形成した
光磁気ディスクが用いられ、スパイラル状に形成された
プリグループ（２）間のランド部を記録トラック（３）
とし、例えば、上述のＣＤ−ＲＯＭのデータフォーマッ
トに従った２にバイト完結のブロックデータが上記記録
トラック（３）に光磁気記録されるようになっている。

上記記録トラック（３）には、上記ＣＤ−ＲＯＭのデー
タフォーマットにおける同期信号（ＳＹＮ（：）部分あ
るいはエラー訂正信号（ＥＣＣ）部分に対応する等間隔
位置に、そのトラック幅をバースト状に変化させたアド
レス領域（４）が設けられており、上記トラック幅の変
化により例えば１９ビツトのアドレス情報が各アドレス
領域（４）に予め記録されている。上記トラック幅の変
化によるアドレス情報の信号スペクトルは、サーボ帯域
より上の成分となるようにしである。

また、上記光ディスク（１）は、データの記録されるデ
ータ領域（６）の内周側にリードイン領域（７）が設け
てあり、上記データ領域（６）の記録状況を示すリード
イン情報が上記リードイン領域（７）に記録されるよう
になっている。

この第１実施例のようにトラック幅の変化により所定ビ
ットのアドレス情報が各アドレス領域（４）に予め記録
された記録トラック（３）を有する光ディスク（１）で
は、データの読み取りを行う光学ピックアップとして、
例えば、第２図に示すような各ディテクタ（Ａ）　、　
（Ｂ）　、　（Ｃ）　、　（Ｄ）にて構成される４分割
ディテクタ（１０）を用いることにより、原理的に、上
記各ディテクタ（Ａ）　、　（Ｂ）　、　（Ｃ）　、　
（Ｄ）の各出力（ＳＡ）　、　（ｓｗ）　、　（ｓｃ）
　、　（ｓｏ）を加算器（１１）にて加算した加算出力
信号（ＳＡ　＋　Ｓｓ　＋　Ｓｃ　＋　Ｓｏ）としてデ
ータ信号（ＲＦ）を検出することができ、また、上記記
録トラ７り（３）の長手方向（Ｘ−Ｘ″方向に配列され
ている上記各ディテクタ（Ａ）　、　ＣＢ）の各出力（
ＳＡ）　、　（ＳＢ）の加算器（１２）による加算出力
（ＳＡ＋５ｇ）と上記各ディテクタ（Ｃ）　、　（Ｄ）
の各出力（Ｓｃ）　、　（Ｓｏ）の加算器（１３）によ
る加算出力（Ｓｃ　＋　ＳＤ）とを減算器（１４）にて
減算した減算出力信号（（ｓａ　＋ＳＲ＞　−（ｓｃ　
＋５ｏ））すなわち上記記録トラック（３）の幅方向（
Ｙ−４’方向）に配列されている上記各ディテクタ（Ａ
）、（Ｂ）および各ディテクタ（Ｃ）　、　（Ｄ）の各
出力（ＳＡ）　、　（ｓｓ）　、　（ｓｃ）　。

（Ｓｏ）のプッシュプル出力としてアドレス情報（ＡＤ
Ｒ）を検出することができる。

なお、上記減算出力信号（（ＳＣ＋５１１）−（ＳＣ＋
５１１））として検出されるアドレス情報（ＡＤＨ）は
、上記加算出力信号（Ｓａ　十Ｓｓ　十Ｓｃ　十Ｓｏ）
として検出されるデータ信号ＲＦに対して殆ど影響を及
ぼさないので、第３図に示すように、上記記録トラック
（３）の上記アドレス領域（４）までデータの記録領域
（５）としても良い。

この第１実施例の光ディスク（１）のように、記録トラ
ック（３）にサーボ帯域より上の信号スペクトルのアド
レス情報をトラック幅の変化で示したアドレス領域（４
）を所定間隔毎に設けておくことにより、上記記録トラ
ック（３）に対するトラッキングサーボやフォーカスサ
ーボを上記アドレス領域（４）に予めトラック幅の変化
として記録されている上記アドレス情報が乱すことなく
、上記アドレス情報に基づいて、上述のＣＤ−ＲＯＭの
データフォーマットに従った２にバイト完結のブロック
データを上記記録トラック（３）に対して記録再生する
ことができる。

次に、本発明に係る記録媒体の第２実施例としての光デ
ィスクの全体およびその一部を拡大して模式的に示す第
４図において、光ディスク（２１）は、スパイラル状に
形成されたプリグループ（２２）間のランド部を記録ト
ラックとし、そのトラック中心線（１１）を仮想トラッ
ク中心線（１０）に対してトラック幅方向（Ｙ−’／’
方向）に所定周期で変位させるとともに、そのトラック
幅をバースト状に変化させた記録トラック（２３）を有
し、上述の第１実施例の光ディスク（１）と同様に、上
述のＣＤ−ＲＯＭのデータフォーマットに従った２にハ
イド完結のブロックデータが上記記録トラック（２３）
に光磁気記録されるようになっている。

この第２実施例の光ディスク（２１）において、」二足
記録トラック（２３）は、ＣＤ−ＲＯＭのデータフォー
マントにおけるサンプリング周波数例えば４４゜１ｋＨ
ｚの１／２の周波数すなわ５２２．０５　ｋＨｚに対応
する所定周期情報（Ｗ（Ｊ）を与える正弦波状に形成さ
れており、さらに、上記ＣＤ−ＲＯＭのデータフォーマ
ットにおける同期信号（ＳＹＮＣ）部分あるいはエラー
訂正信号（ＦＣＣ）部分に対応する等間隔位置に、その
トラック幅をバースト状に変化させたアドレス領域（２
４）が設けられており、上記トラック幅の変化により例
えば１９ビットのアドレス情報が各アドレス領域（２４
）に予め記録されている。上記トラック幅の変化による
アドレス情報の信号スペクトルは、サーボ帯域より上の
成分となるようにしである。

また、上記光ディスク（２１）は、データの記録される
データ領域（２６）の内周側にリードイン領域（２７）
が設けてあり、上記データ領域（２６）の記録状況を示
すリードイン情報が上記リードイン領域（２７）に記録
されるようになっている。

この第２実施例のように、トラック中心線（１，）を仮
想トラック中心線（２゜）に対してトラック幅方向（Ｙ
−Ｙ″方向に所定周期で変位させて正弦波状に形成する
とともに、トラック幅の変化により所定ビットのアドレ
ス情報が各アドレス領域（２４）に予め記録された記録
トラック（２３）を有する光ディスク（２１）では、原
理的に、上述の第２図に示した４分割ディテクタ（ｌＯ
）を用いることにより、上述の第１実施例と同様に、上
記加算器（１１）による加算出力信号（Ｓａ　＋　Ｓｓ
　＋Ｓｃ　＋Ｓｏ）としてデータ信号（ＲＦ）を検出す
ることができ、また、上記減算器（１４）による減算出
力信号（（ＳＡ　＋　Ｓｌ）　　（ｓｃ　＋　５Ｄ））
として上記周期情報（ＷＣＫ）とアドレス情報（ＡＤＲ
）を検出することができる。

第５図のブロック図は、上記第４図に示した光ディスク
（２１）を記録媒体とする記録再生装置の具体的な構成
を示している。

この記録再生装置は、スピンドルモータ（３０）にて上
記光ディスク（２１）を線速度一定で回転させながら、
光学ピンクアップ（３１）にて上記光ディスク（２１）
の記録トラック（２３）を光学的に走査して上記ＣＤ−
ＲＯＭのデータフォーマントに従ったデータの記録再生
を行うようになっている。

上記光学ピンクアップ（３１）は、データの記録再生用
のレーザビームを出力するレーザダイオードや上記光デ
ィスク（２１）の記録トラックから情報を光学的に検出
するための光検出器、上記レーザダイオードによるレー
ザビームを上記光ディスク（２１）に照射するとともに
上記光ディスク（２１）にて反射された戻りビームを光
検出器に導く光学系等にて構成されている。この光学ピ
ックアップ（３１）では、光検出器として２個の４分割
フォトディテクタ（３２）　、　（３３）を備え、上記
光ディスク（２１）に照射したレーザビームの戻りビー
ムが光学系にてＰ偏光成分とＳ偏光成分に分離して上記
４分割フォトディテクタ（３１）　、　（３３）に導か
れるようになっている。

上記戻りビームのＰ偏光成分が導かれる上記４分割フォ
トディテクタ（３２）による検出出力は、上記光ディス
ク（２１）の記録トラック（２３）の長手方向（Ｘ−Ｘ
’力方向に配列されているディテクタ（Ａ）　、　（Ｂ
）の各出力（Ｓａ）　、　（Ｓｓ）が加算器（３４）に
与えられ、また、ディテクタ（Ｃ）　、　（Ｄ）の各出
力（Ｓｃ）　、　（Ｓｏ）が加算器（３５）に与えられ
ている。

上記加算器（３４）による加算出力信号（ＳＡ＋　Ｓｏ
ｌ）は各加算器（３６）　、　（３７）に与えられてお
り、また、上記加算器（３５）による加算出力信号（Ｓ
Ｃ＋Ｓｏ）は上記加算器（３７）と加算器（４１）に与
えられている。

また、上記戻りビームのＳ偏光成分が導かれる上記４分
割フォトディテクタ（３３）による検出出力は、上記光
ディスク（２１）の記録トラック（２３）の長手方向（
Ｘ−Ｘ’力方向に配列されているディテクタ（Ａ’）、
（Ｂ’）の各出力（ｓａ’）＋　（ｓｍ’）が加算器（
３８）に与えられ、また、デイチクイタＣＣ’）、（Ｄ
’）の各出力（ｓｃ’）、　（ｓｏ’）が加算器（３９
）に与えられている。

上記加算器（３８）による加算出力信号（ＳＡ’＋Ｓｌ
’）は上記加算器（３７）と加算器（４１）に与えられ
ており、また、上記加算器（３９）による加算出力信号
（Ｓ、“＋ｓ、’）は上記各加算器（４０）、（４１）
に与えられている。

そして、上記加算器（３６）による加算出力信号（ＳＡ
＋　Ｓｌｌ＋　Ｓｃ　＋　Ｓｏ）と上記加算器（４０）
による加算出力信号（Ｓａ’　＋Ｓｌ’　＋ＳＣ’　＋
Ｓ＋＋’）は、減算器（４２）に供給されており、この
減算器（４２）による減算出力信号として、ＲＦＳ−（ＳＡ＋５ＩｆＳＣ＋ＳＤ）　　（Ｓａ’＋Ｓ
＋＋’＋Ｓｃ’＋Ｓｏ’）なる再生ＲＦ信号（ＲＦＳ）
を得るようになっている。

この再生ＲＦ信号（ＲＦＳ）が供給される再生処理ブロ
ック（４３）では、上記光ディスク（２１）の記録トラ
ック（２３）に光磁気記録されている上述のＣＤＲＯＭ
のデータフォーマットに従った２にバイト完結のブロッ
クデータを再生するデータ処理をシステムコントローラ
（１００）の制御に従って行うことにより、上記再生Ｒ
Ｆ信号（ＲＦＳ）　）から上記ブロックデータを再生す
るようになっている。

また、上記加算器（３７）による加算出力信号（ＳＡ＋
　Ｓｏｌ　＋　ＳＡ’　十５１’　）と上記加算器（４
１）による加算出力信号（ＳＣ＋ＳＤ＋ＳＣ’　＋ｓｏ
’）は、減算器（４４）にて供給されており、この減算
器（４４）による減算出力信号として、ＲＰＣ＝　（ＳＡ＋５ｌｆＳ　Ａ’　＋ＳＩ’）　−（
ＳＣｆＳＤ＋ＳＣ’　＋ｓ、’）なる再生制御信号（Ｒ
ＦＣ）を得て、この再生制御信号（ＲＦＣ）を制御処理
ブロック（５０）に供給している。

上記制御処理ブロック（５０）は、上述のように光ディ
スク（２１）の正弦波状に形成した記録トラック（２２
）により与えられる上記所定周期情報（ＷＣに）に対応
する２　２．０５　ｋ　Ｈｚの正弦波信号成分を上記再
生制御信号（ＲＦＣ）から分離するために共振周波数が
２２．０５　ｋ　ＨｚでＱの高いタンク回路を用いたバ
ンドパスフィルタ（５１）と、上記光ディスク（２１）
の記録トラック（２２）にトラック幅の変化として予め
記録されているアドレス情報（ＡＤＲ）成分を上記再生
制御信号（ＲＦＣ）から分離するバイパスフィルタ（５
２）とが入力段に設けられている。

上記再生制御信号（ＲＦＣ）から上記バンドパスフィル
タ（５１）にて分離される上記所定周期情報（ＷＣＫ）
に対応する第６図に示す如き正弦波信号は、２個の位相
比較器（５３）　、　（５４）に供給されている。また
、上記再生制御信号（ＲＦＣ）から上記バイパスフィル
タ（５２）にて分離される上記アドレス情報（ＡＤＲ）
成分の信号は、位相比較器（５５）とアドレスデコーダ
（５６）に供給されている。

上記位相比較器（５３）は、スピンドルサーボ用の基準
発振器（５７）からの基準位相信号と上記バンドパスフ
ィルタ（５１）にて得られる上記正弦波信号との位相比
較を行い、その比較出力を位相補償回路（５８）を介し
て上記スピンドルモータ（３０）の駆動回路（５９）に
供給することにより、上記光ディスク（２１）を線速度
一定で回転駆動するスピンドルサーボ系を構成している
。

また、上記位相比較器（５４）は、電圧制御型発振器（
６０）の発振出力を１９６分周すする分周器（６１）の
分周出力と上記バンドパスフィルタ（５１）にて得られ
る上記正弦波信号との位相比較を行い、その比較出力を
ローパスフィルタ（６２）から信号加算器（６３）を介
して上記電圧制御型発振器（６０）の制御入力端に供給
することにより、上記電圧制御型発振器（６０）の発振
位相を上記正弦波信号の位相に合わせる所謂ＰＬＬによ
るクロック再生系を構成している。

さらに、上記位相比較器（５５）は、上記電圧制御型発
振器（６０）の発振出力と上記バイパスフィルタ（５１
）にて得られる上記アドレス情報（ＡＤＲ）成分の信号
との位相比較を行い、その比較出力をローパスフィルタ
（６２）からスイッチ（６５）を介して上記信号加算器
（６３）に供給し、上記電圧制御型発振器（６０）の発
振位相を上記アドレス情報（ＡＤＲ）のビットクロック
位相に合わせる所謂ＰＬＬ制御系を構成している。

上記スイッチ（６５）は、初期状態では開成しており、
上記電圧制御型発振器（６０）の発振位相が上記正弦波
信号の位相にロングした状態になると閉成するように、
上記クロック再生系の上記位相比較器（５４）の出力に
て制御されている。なお、上記アドレス情報（ＡＩＩＲ
）のビットクロック位相を正しく検出することができた
後は、アドレス期間だけ上記スイッチ（６５）を閉成す
るように制御した方が良い。

上記電圧制御型発振器（６０）は、」二足位相比較器（
５４）　、　（５５）の各比較出力によるＰＬＩ−制御
によって、上記アドレス情報（八ＤＩ？）のビットクロ
ック位相に合った周波数が４．３２１８ＭＨｚのシステ
ムクロックを出力する。

上記電圧制御型発振器（６０）にて得られるシステムク
ロックは、この記録再生装置の動作制御を行うシステム
コントローラ（１００）に供給されているともに、上記
アドレスデコーダ（５６）や記録データバッファメモリ
（９０）なと゛に与えられている。

上記アドレスデコーダ（５６）は、上記バイパスフィル
タ（５１）にて得られる上記アドレス情報（ＡＤＲ）成
分の信号から、上記システムクロックに基づいて上記ア
ドレス情報（ＡＤＲ）をデコードし、このアドレス情報
（ＡＤＲ）　を上記システムコントローラ（１００）に
供給している。

そして、上記システムコントローラ（１００）は、記録
モードの場合に、記録データが入力されるデータバッフ
ァメモリ（９０）を制御して、上記アドレス情報（ＡＤ
Ｒ）に基づいてデータブロック単位で管理ながら上記デ
ータバッファメモリ（９０）から記録データを記録処理
ブロック（９１）に供給して、上述のＣＤ−ＲＯＭのデ
ータフォーマットに従った２にバイト完結のブロックデ
ータを上記光ディスク（２Ｉ）の記録トラック（２３）
に光磁気記録するように記録動作制御を行う。

また、上記システムコントローラ（１００）は、再生モ
ードには、上記光ディスク（２１）の記録トラック（２
３）に光磁気記録されている上述のＣＤ−ＲＯＭのデー
タフォーマットに従った２にバイト完結のブロックデー
タを再生する上記再生処理ブロック（４３）によるデー
タ処理動作を制御して、上記アドレス情報（ＡＤＲ）に
基づいてデータブロック単位で管理する。

［発明の効果］本発明に係る記録媒体では、トラック幅をバースト状に
変化させた記録トラックを設けることにより、記録デー
タのブロック単位での管理を行うための情報として、上
記トラック幅の変化により所定ビｙ　ト数の制御情報を
予め記録しておくことができ、上記制御情報に基づいて
記録データのブロック単位での管理を行うことが可能に
なる。

また、本発明に係る記録媒体では、トラック中心線を仮
想トラック中心線に対してトラック幅方向に周期的に変
位させるとともに、トラック幅をバースト状に変化、さ
せた記録トラックを設けるもとにより、記録データのブ
ロック単位での管理を行うための情報として、上記トラ
ック中心線のトラック幅方向への変位により周期情報を
予め記録するとともに、上記トラック幅の変化により所
定ビット数の制御情報を予め記録しておくことができ、
上記周期情報および制御情報に基づいて、記録データの
ブロック単位での管理を行うことが可能になる。

さらに、本発明に係る光ディスクでは、■サブコードブ
ロックを所定フレームで構成し、１サブコードブロック
全体を読み出すことによって、このサブコードブロック
の絶対アドレス情報が得られるように絶対アドレス情報
を記録トラックのトラック幅の変化による制御情報とし
て予め記録しておくことにより、上記記録トラックを介
して記録再生されるデータを上記アドレス情報に基づい
て管理することが可能で、データを２にバイト完結のブ
ロック単位で効率良く管理することができる。しかも、
ＣＤやＣＤ−ＲＯＭのデータフォーマントのデータを上
記記録トラックに記録しても、上記記録トラックのトラ
ック幅の変化として予め記録された所定ビット数のアド
レス情報は、上記ＣＤやＣＤ−ＲＯＭのデータフォーマ
ットのデータに影響を及ぼさないので、上記ＣＤやＣＤ
−ＲＯＭに対して互換性を保つことができる。

また、本発明に係る記録装置では、記録媒体から検出手
段にて検出される制御情報または周期情報および制御情
報に基づいて制御手段にて記録動作を制御することによ
り、記録データのブロック単位での管理を簡単に且つ確
実に行うことができる。

さらに、本発明に係る再生装置では、記録媒体から検出
手段にて検出される制御情報または周期情報および制御
情報に基づいて制御手段にて再生動作を制御することに
より、記録データのブロック単位での管理を簡単に且つ
確実に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る記録媒体の第１実施例としての光
ディスクの模式的な平面図であり、第２図は上記光ディ
スクに対してデータの読み取りを行う光学ピックアップ
の構成を示す模式図であり、第３図は上記光ディスクの
記録トラックに対するデータの記録状態を示す模式図で
ある。第４図は本発明に係る記録媒体の第２実施例としての光
ディスクの模式的な平面図であり、第５図は上記光ディ
スクを記録媒体として用いた記録再生装置の具体的な構
成例を示すブロック図であり、第６図は上記記録再生装
置の動作を説明するための波形図である。第７図はコンパクトディスク（ＣＤ）のデータフォーマ
ントを示す模式図であり、第８図はＣＤ−ＲＯＭのデー
タフォーマットを示す模式図である。（１）、（２１）・・・・・・・・・・光ディスク（３
）　、　（２３）・１．・・・・・・・記録トラック（
４）　、　（２４）・・・・・・・・・・アドレス領域
（１０）　、　（３２）　、　（３３）・・・・・　４
分割デイ゛テクタ（１１）〜（１３Ｌ　（３４）〜（４
１）・・・・加算器（１４）　、　（４２）　、　（４
４）・・・・・減算器（３０）・・・・・・・・・・・
・・・・スピンドルモータ（３１）・・・・・・・・・
・・・・・・光学ピックアップ（４３）・・・・・・・
・・・・・・・・再生処理ブロック（５１）・・・・・
・・・・・・・・・・バンドパスフィルタ（５３）〜（
５５）・・・・・・・・・位相比較器（５６）・・・・
・・・・・・・・・・・アドレスデコーダ（６０）・・
・・・・・・・・・・・・・電圧制御型発振器（６１）
・・・・・・・・・・・・・・・分周器（９０）・・・
・・・・・・・・・・・・バッファメモリ（９１）・・
・・・・・・・・・・・・・記録処理ブロック（１００
）・・・・・・・・・・・・・・　システムコントロー
ラ光ディスク西負膚第１図す竺惺仁ピ１１ノ／７”５７・ソフＯめ鉱第２図第３図図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）トラック幅をバースト状に変化させた記録トラッ
クを有し、上記トラック幅の変化により所定ビット数の
制御情報を予め記録して成ることを特徴とする記録媒体
。
（２）トラック中心線を仮想トラック中心線に対してト
ラック幅方向に周期的に変位させるとともに、トラック
幅をバースト状に変化させた記録トラックを有し、上記
トラック中心線のトラック幅方向への変位により周期情
報を予め記録するとともに、上記トラック幅の変化によ
り所定ビット数の制御情報を予め記録して成ることを特
徴とする記録媒体。
（３）前記制御情報はデータブロック単位のアドレス情
報であることを特徴とする請求の範囲（１）または（２
）の何れか一方に記載の記録媒体。
（４）１サブコードブロックを所定フレームで構成し、
１サブコードブロック全体を読み出すことによって、こ
のサブコードブロックの絶対アドレス情報が得られるよ
うに絶対アドレス情報を前記制御情報として予め記録し
たことを特徴とする請求の範囲（３）に記載の光ディス
ク。
（５）トラツク幅をバースト状に変化させた記録トラッ
クを有し、上記トラック幅の変化により所定ビット数の
制御情報を予め記録して成る記録媒体に対して、トラッ
ク幅方向に配列されている各ディテクタによる各検出出
力のプッシュプル出力として、上記記録トラックから制
御情報の再生信号を検出する検出手段と、上記制御情報に基づいて上記記録トラツクに対する記録
動作の制御を行う制御手段とを備えて成ることを特徴と
する記録装置。
（６）トラック中心線を仮想トラック中心線に対してト
ラツク幅方向に周期的に変位させるとともに、トラック
幅をバースト状に変化させた記録トラックを有し、上記
トラック中心線のトラック幅方向への変位により周期情
報を予め記録するとともに、上記トラック幅の変化によ
り所定ビット数の制御情報を予め記録して成る記録媒体
に対して、トラック幅方向に配列されている各ディテク
タによる各検出出力のプッシュプル出力として、上記記
録トラックから周期情報および制御情報の再生信号を検
出する検出手段と、上記周期情報および制御情報に基づいて上記記録トラッ
クに対する記録動作の制御を行う制御手段とを備えて成
ることを特徴とする記録装置。
（７）トラック幅をバースト状に変化させた記録トラッ
クを有し、上記トラック幅の変化により所定ビット数の
制御情報を予め記録して成る記録媒体に対して、トラッ
ク幅方向に配列されている各ディテクタによる各検出出
力のプッシュプル出力として上記記録トラックから制御
情報の再生信号を検出するとともに、上記各ディテクタ
による各検出出力の和出力として上記記録トラックから
情報の再生信号を検出する検出手段と、上記制御情報に基づいて上記記録トラックに対する再生
動作の制御を行う制御手段とを備えて成ることを特徴と
する再生装置。
（８）トラック中心線を仮想トラック中心線に対してト
ラック幅方向に周期的に変位させるとともに、トラック
幅をバースト状に変化させた記録トラックを有し、上記
トラック中心線のトラック幅方向への変位により周期情
報を予め記録するとともに、上記トラック幅の変化によ
り所定ビット数の制御情報を予め記録して成る記録媒体
に対して、トラック幅方向に配列されている各ディテク
タによる各検出出力のプッシュプル出力として上記記録
トラックから周期情報および制御情報の再生信号を検出
するとともに、上記各ディテクタによる各検出出力の和
出力として上記記録トラックから情報の再生信号を検出
する検出手段と、上記周期情報および制御情報に基づいて上記記録トラッ
クに対する再生動作の制御を行う制御手段とを備えて成
ることを特徴とする再生装置。