JP2002025064A - 記録装置、方法及び媒体 - Google Patents

記録装置、方法及び媒体

Info

Publication number
JP2002025064A
JP2002025064A JP2000211879A JP2000211879A JP2002025064A JP 2002025064 A JP2002025064 A JP 2002025064A JP 2000211879 A JP2000211879 A JP 2000211879A JP 2000211879 A JP2000211879 A JP 2000211879A JP 2002025064 A JP2002025064 A JP 2002025064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
signal
linear density
density
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000211879A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunari Shimizu
泰成 清水
Tetsuji Kawashima
哲司 川嶌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000211879A priority Critical patent/JP2002025064A/ja
Publication of JP2002025064A publication Critical patent/JP2002025064A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の線密度を上げる。 【解決手段】 信号記録面に規格による線密度で信号が
記録される光ディスク101を用い、基準クロックに基
づいて信号を記録する記録装置において、光ディスク1
01の記録トラックに沿って信号を記録する光学ピック
アップ11と、規格による線密度よりも高密度で信号を
記録するように制御する制御部61とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に信号を
記録する記録装置及び方法並びに信号を記録される記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1回だけ書き込み可能であり、書
き込み後はいわゆるCDに対応するCDプレーヤで再生
することができる光ディスクとして、いわゆるCD−R
(recordable)が提供されている。
【0003】いわゆるCD−R201は、図8に断面を
示すように、ポリカーボネート基盤の透過層201a、
スピンコードされた有機色素の記録層201b、金蒸着
した反射膜201c、及び紫外線(UV)硬化樹脂の保護
膜201dからなる。
【0004】図9に示すように、未記録のいわゆるCD
−R201にはピットはなく、予め形成された案内溝の
プリグルーブ(pregroove)211のみがある。記録時
や再生時には、このプリグルーブ211を使ってトラッ
キングサーボが掛けられる。
【0005】プリグルーブ211は、わずかなウォブル
(wobble: 蛇行)が施され、かつこのウォブルはFM
変調されている。このウォブルを復調すれば、光ディス
ク上の絶対番地を示す時間情報が得られる。この時間情
報は、ATIP(absolutetime in pregroove)と呼
ばれ、いわゆるCDのサブコード(subcode)Qチャン
ネルに相当する。これはスピンドルサーボや記録場所の
管理等に用いられる。
【0006】いわゆるCD−R201への記録は、この
プリグルーブを利用して、トラッキングとスピンドルと
についてサーボで制御しながら、データの“1”、
“0”に応じて、照射するレーザ出力の強弱を制御する
ことによって行われる。
【0007】未記録のいわゆるCD−R201は、全面
にわたって65%〜70%程度のほぼ一様の高い反射率
を持っている。強いレーザ出力が照射された部分はその
熱によってプリグルーブ211内の記録層201bの光
学的性質が変化し反射率の低いいわゆるCDのピットと
同等の部分になる。一方、レーザの照射が弱かった部分
の記録層201bは変化せずに高い反射率を有するラン
ドとして残る。従って、従来のいわゆるCDと同様のデ
ータに応じたピットとランドの列が形成される。
【0008】これは、CDのような物理的ピットができ
るわけではなく、光学的にこれと等価な変化、すなわち
基盤の形状変化や屈折率、吸収の変化が起きることによ
る。
【0009】このように記録されたいわゆるCD−R2
01を従来のいわゆるCDプレーヤやいわゆるCD−R
OMドライブ等で再生すると、記録前と光学的性質があ
まり変わらないプリグルーブは読み出しにはほとんど影
響を与えず、形成されたピット列が支配的になるので、
従来のいわゆるCDと同様にピットを再生することがで
きる。
【0010】いわゆるCDは、管理された工場で大掛か
りなマスタリング工程を経てスタンプされているのに対
して、いわゆるCD−R201は低価格ないわゆるCD
−R記録装置によって直接書き込みを行い、いわゆるC
Dと同等の品質のディスクを作成することが可能であ
る。
【0011】いわゆるCD−R201のレイアウトは、
図10に示すように、従来のいわゆるCDのリードイン
エリアの内側にパワー較正領域(power calibration
area; PCA)、プログラム記憶領域(program memory
area; PMA)と呼ばれる特別の領域を持っている。
【0012】すなわち、図10のBに示すいわゆるCD
は、ディスクの内周から外周の順に、クランピングエリ
アa、リードインエリアb、プログラムエリアc及びリ
ードアウトアリアdが形成されている。これに対して、
図10のAに示すいわゆるCD−Rにおいては、いわゆ
るCDのリードインエリアdの内周側にさらにPCM、
PMAの領域eを有している。
【0013】これらの領域は、いわゆるCD−Rドライ
ブによってのみ使用される。一般のいわゆるCD−RO
Mドライブは、この領域をアクセスすることができな
い。
【0014】PCAは、記録に必要なレーザ出力を決め
るために使用する領域である。いわゆるCD−Rの場合
は、レーザの熱によってピットを形成するので、記録時
のレーザ出力によって出来上がったディスクの品質が大
きく左右される。このため、正規の記録に先立って最適
なレーザ出力を精密に求めなければならない。そこで、
いわゆるCD−RドライブはPCAの領域にレーザの出
力を変えながらダミーのデータを書き、その後その部分
を再生してピットのでき具合を調べることによって最適
な記録状態となるレーザ出力を求める。
【0015】PMAは記録途中の暫定的なTOC情報を
控えておく領域である。この領域は、追記機能を持った
いわゆるCD−Rドライブで使用される。いわゆるCD
のTOCには、ディスクの目次情報が入っている。この
TOCを記録するためには、記録する前にディスクの全
録画内容が確定していなければならない。ところが、追
加記録ができるいわゆるCD−Rの場合は、記録を追加
しつつある段階ではディスクの全内容は確定していない
のでTOCを書くことができない。そこで記録を追加し
つつある段階ではPMAに記録途中のディスクの情報を
メモしておいて、これ以上記録を追加しないと決めたと
ころでPMAにメモしておいたディスクの情報をTOC
にコピーする。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したい
わゆるCD−Rは、規格によりフォーマットが規定さ
れ、記録容量も規定されている。同様に、いわゆるCD
プレーヤに対応する再記録可能ないわゆるCD−RW
(rewritable)や、いわゆるDVDプレーヤに対応する
記録可能なDVD−R(recordable)のような記録媒体
についても、規格によりフォーマットが規定され、記録
容量も規定されている。
【0017】従って、これらいわゆるCD−R、いわゆ
るCD−RW、いわゆるDVD−Rには、規格によって
規定された記録容量に応じて、記録可能なデータの記録
容量の上限も制限されていた。
【0018】一方、規格が制定された時点からの技術の
進歩に伴う記録材料や記録再生装置の性能向上により、
媒体の記録密度を高める余地が生じている。
【0019】本発明は、上述の実情に鑑みて提案される
ものであって、規格により規定された記録容量を超えて
データを記録することができるような記録装置及び方法
並びに規格により規定された記録容量を超えてデータを
記録することができるような記録媒体を提供することを
目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る記録装置は、信号記録面に第1の線
密度で信号が記録される記録トラックが形成されたディ
スク状の記録媒体を用い、回転される記録媒体の記録ト
ラックに沿って、基準クロックに基づいて信号を記録す
る記録装置において、記録トラックに沿って信号を記録
する記録手段と、上記記録手段にて、上記第1の線密度
より高い第2の線密度で信号を記録するように制御する
制御手段とを有するものである。
【0021】また、本発明に係る記録装置は、信号記録
面に第1の線密度で信号が記録される規格に基づいたデ
ィスク状の記録媒体を用い、基準クロックに基づいて信
号を記録する記録装置において、記録トラックに沿って
信号を記録する記録手段と、上記記録手段にて、上記第
1の線密度より高い第2の線密度で信号を記録するよう
に制御する制御手段とを有するものである。
【0022】本発明に係る記録方法は、信号記録面に第
1の線密度で信号が記録される記録トラックが形成され
たディスク状の記録媒体を用い、回転される記録媒体の
記録トラックに沿って、基準クロックに基づいて信号を
記録する記録方法において、記録トラックに沿って信号
を記録する記録工程と、上記記録工程にて、上記第1の
線密度より高い第2の線密度で信号を記録するように制
御する制御工程とを有するものである。
【0023】また、本発明に係る記録方式は、信号記録
面に第1の方式で信号が記録される規格に基づいたディ
スク状の記録媒体を用い、信号を記録する記録方法にお
いて、上記記録媒体の一部又は全部に上記第1の方式よ
り高密度の第2の方式で信号を記録する記録工程を有す
るものである。
【0024】本発明に係る記録媒体は、信号記録面に第
1の線密度で信号が記録される記録トラックが形成され
たディスク状の記録媒体において、上記第1の線密度よ
り高い第2の線密度で信号を記録されたものである。
【0025】また、本発明に係る記録媒体は、信号記録
面に第1の方式で信号が記録される規格に基づいたディ
スク状の記録媒体において、上記記録媒体の一部又は全
部に上記第1の方式より高密度の第2の方式で信号が記
録されたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0027】まず、本発明を適用した第1の実施の形態
として、光ディスクに対してデータを記録及び/又は再
生する光ディスク装置について説明する。光ディスク装
置は、いわゆるCDの再生に対応すると共に、いわゆる
CD−Rに対して、この光ディスクに対する記録に対応
するものである。
【0028】光ディスク装置は、いわゆるCDの再生に
用いるのとは異なった信号を用いることにより、規格に
より規定された光ディスクの記録密度(以下、標準密度
という。)よりも高い記録密度(以下、高密度とい
う。)で光ディスクにデータを記録する。
【0029】すなわち、光ディスク装置は、規格により
規定された光ディスクのフォーマットを変更することな
く、記録トラック沿った記録密度である線密度を標準密
度から高密度に高める。従って、高密度の光ディスク
は、標準密度のいわゆるCD−ROMと同様に、又はわ
ずかの変更のみで再生することができる。
【0030】この光ディスク装置はいわゆるCD−Rを
記録及び/又は再生する装置と構造は同じであり、いわ
ゆるCDを再生する一般のCD再生装置との主な相違点
は、データを符号化する符号化部、光ディスクに照射さ
れるレーザ光のパワーを制御する自動パワー制御部、光
ディスクに対応するRF処理部の一部、ATIPを復調
するATIP復調部を有するところにある。
【0031】図1に示すように、光ディスク装置は、光
学ピックアップ11を支持するベースユニット10と、
各種サーボ処理を行うサーボ部20とを有している。
【0032】ベースユニット10には、光学ピックアッ
プ11と、スレッドモータ16と、スピンドルモータ1
7とが備えられている。
【0033】光学ピックアップ11は、レーザダイオー
ド13を駆動するレーザドライバ12と、レーザドライ
バ12の駆動に応じてレーザ光を発するレーザダイオー
ド13と、レーザ光を分割するビームスプリッタ14a
と、光ディスク101の信号記録面にレーザ光を集光し
て照射する集光レンズ14bと、レーザ光を検出するデ
ィテクター15とを含む光学素子を有している。
【0034】光学ピックアップ11は、読み出し時は光
ディスク101からの反射光をディテクター15にて電
気信号に変換し、レーザドライバ12によって書き込み
信号に従ってパワーを切り替えられたレーザ光を発し、
光ディスク101の信号記録面にピットを形成する。
【0035】サーボ部20は、光ディスク101の信号
記録面上にレーザ光が集光されるように集光レンズ14
bをフォーカス方向に制御し、信号記録面の記録トラッ
ク上にレーザ光が集光されるように集光レンズ14bを
トラッキング方向に制御し、光学ピックアップ11を光
ディスク101の軸方向に送るフォーカス/トラッキン
グ/スレッドサーボ回路22、光ディスク101が所定
の線速度で回転するように制御するスピンドルサーボ回
路23のような各種のサーボ回路を有している。
【0036】サーボ部20は、光学ピックアップ11等
から得られたサーボエラー信号に基づいて各種サーボ制
御を行い、光学ピックアップ11についてシーク動作等
の制御を行う。例えば、サーボ部20の備えるサーボプ
ロセッサー21は、フォーカス/トラッキング/スレッ
ドサーボ回路22を制御する。
【0037】また、光ディスク装置は、RF(radio f
requency: 無線周波数)信号を処理するRF処理部3
0と、デジタル信号を処理するデジタル信号処理部40
と、信号の符号化及び/又は復号を行う符号化/復号部
50と、バッファメモリ53とを有している。
【0038】RF処理部30は、主に光学ピックアップ
11から得られた信号を処理してサーボエラー信号を発
生させたり、読み出し/書き込み時のRF信号や、AT
IP等の制御も行っている。また、RF処理部30は、
レーザを制御する自動パワー制御部(auto power con
troller; APC)33により読み出し時や書き込み時の
レーザパワー制御も行っている。また、サンプル/ホー
ルドマトリクスアンプ31で光学ピックアップ11のデ
ィテクター15からのRF信号のサンプル/ホールドを
行い、RF信号処理部32でサンプル/ホールドマトリ
クスアンプ31を介して得られたRF信号を処理してい
る。
【0039】デジタル処理部40では、書き込み時は、
受け取ったEFM(eight to fourteen modulatio
n)信号をEFMイコライザ41でイコライズ(パルス
調整)してレーザドライバ12へ送り出す。また、タイ
ミング信号発生部42や、光学ピックアップ11からの
信号をモニタするためのA/D(analog-to-digital)
処理部43もこれに含まれる。
【0040】符号化/復号部50は、EFM変調やCI
RC(cross interleave reed-solomon coding)に
ついての符号化及び/又は復号を行うEFM/CIRC
符号化/復号部51と、いわゆるCD−ROMに対する
符号化及び/又は復号を行うCD−ROM符号化/復号
部52とを有している。
【0041】EFM/CIRC符号化/復号部51は、
光ディスク101に対応するピットデータとCDのフォ
ーマットに従うデータとの変換を行う。CD−ROM符
号化/復号部52は、CDフォーマットに従うデータ
と、ホストコンピュータ102に対応する、CD−RO
Mフォーマットに従うデータ及び音声データとの変換を
行う。
【0042】バッファメモリ53は、符号化/復号部5
0のデータを蓄積する。
【0043】さらに、光ディスク装置は、この光ディス
ク装置の各部を制御する制御部61と、外部のホストコ
ンピュータ102と接続する外部インターフェース62
と、ATIP(absolute time in pregroove)復調
部63、RF処理部30にアナログ信号を供給するD/
A変換部64とを有している。
【0044】制御部61は、この光ディスク装置の各部
に接続され、これらの部分に制御信号を送って制御して
いる。具体的には、主にサーボ部20等の機械的な制御
と、デジタル処理部40等のデータ処理の制御をリアル
タイムで行っている。
【0045】外部インターフェース62は、ホストコン
ピュータ102から命令を受け取ったり、光ディスク1
01から読み取ったデータをホストコンピュータ102
に送る役割をしている。具体的には、いわゆるSCSI
(small computer serialinterface)やATAPI
(AT attachment packet interface)インターフェ
ース等が採用されている。
【0046】ATIP復調部63は、FM変調が施され
たわずかに蛇行するウォブルのウォブル信号成分からA
TIPを復調する。D/A(digital-to-analog)変換
部64は、自動パワー制御部33と制御部61との間で
D/A変換を行う。
【0047】続いて、光ディスク装置における光ディス
ク101への書き込み動作について説明する。
【0048】外部インターフェース62を経由してホス
トコンピュータ102から書き込み命令が出されると、
光学ピックアップ11は、光ディスク101においてデ
ータが書き込まれる位置に移動される。符号化/復号部
50は、ホストコンピュータ102から転送されたいわ
ゆるCD−ROMフォーマットに従うデータ及び音声デ
ータを、光ディスク101に記録可能なEFM信号に変
換して、デジタル処理部40に送る。デジタル処理部4
0では、ライトストラテジーと呼ばれる発光パターンの
イコライズ処理を行い、同時にレーザパワー制御を行
う。レーザドライバ12は、デジタル処理部40からの
書き込み信号に基づいて、レーザダイオード12を駆動
し、光ディスク101上にピットを形成させる。
【0049】光ディスク101への書き込みの際の各部
の働きを、もう少し詳しく説明すると以下の通りにな
る。
【0050】まず、光ディスク装置は、外部インターフ
ェース62を経由してホストコンピュータ102と通信
しながら、CD−ROMのフォーマットに従うデータや
音声データを受け取る。符号化/復号部50は、これら
のデータを一旦バッファメモリ53に蓄え、バッファメ
モリ53がオーバーフローしないように制御しながらデ
ータを符号化する。
【0051】符号化/復号部50は、CD−ROMのフ
ォーマットに従うデータを符号化する場合には、ホスト
コンピュータ102から転送されたデータにヘッダ(He
ader)と誤り検出コード(error detection code; E
DC)を付加し、さらにいわゆるCD−ROMの誤り訂正
コード(error correction code; ECC)を生成して
付加する。
【0052】続いて、これらのデータにスクランブルと
呼ぶ処理を行い、さらにいわゆるCD−ROMデータブ
ロックの同期信号(SYNC)を付加する。以降は音声信号
と同様の処理がなされる。
【0053】一方、符号化/復号部50は、音声信号を
符号化する場合には、ここから処理が開始され、いわゆ
るCDオーディオのECCを生成して付加しながらこれ
らのデータをインターリーブする。続いて、インターリ
ーブされたデータにサブコードを付加し、さらにEFM
信号に変換する。
【0054】以上の操作で、ホストコンピュータ102
から転送されたデータは光ディスク101に記録できる
形になったので、光ディスク101の書き込みのために
サーボ部20とRF処理部30とに渡される。
【0055】デジタル処理部40においては、符号化/
復号部50からのEFM信号を、ライトイコライゼーシ
ョンすると同時に、書き込み動作中に必要なサンプルホ
ールドパルスをも生成し、自動パワー制御部33、RF
信号処理部32に供給する。
【0056】自動パワー制御部33は、レーザダイオー
ド13の出力パワーをモニタしながらレーザ光の出力が
温度等によらず一定になるように制御する。自動パワー
制御部33は、一般のいわゆるCD再生装置等と同じ目
的で用いられるが、書き込みのためには精密にレーザの
出力を制御する必要があるのでより性能の高いものが使
用される。
【0057】また、書き込み時のレーザ出力の目標値は
D/A処理部43を介して制御部61から与えられる。
RF信号処理部32は、書き込み中及び読み出し中のR
F信号から、書き込み中及び書き込まれた後の状態を検
出するためのもので、その出力の一部はD/A変換部6
4によって制御部61に取り込まれる。
【0058】フォーカス/トラッキング/スレッドサー
ボ回路22の内のフォーカス/トラッキングサーボ回路
は、基本的には一般のCD再生装置と同じものである
が、光ディスク101のばらつきによるトラッキングエ
ラー信号の振幅ばらつきを補正する回路等が付加されて
いる等、やや複雑になっている。
【0059】ATIP復調部63は、いわゆるCD−R
に特有のものであり、前述したプリグルーブの信号を読
み出しや、スピンドルサーボ回路を掛けるために用いら
れる。
【0060】また、この光ディスク装置は、一般のCD
を再生する機能も持っているので、ATIP復調部63
のほかに、符号化/復号部50にいわゆるCDに対応す
るCIRCデコーダも持っており、それぞれATIP、
サブコードをデコードして制御部61が光ディスク10
1のアドレスを得るため等に使用される。
【0061】続いて、光ディスク101に対する書き込
み動作の際におけるクロックの処理について、図2を参
照して説明する。
【0062】この図2は、図1に示した光ディスク装置
から、クロック処理に関連する部分を抽出して示したも
のであり、共通の部分は同一の符号を付することにす
る。
【0063】また、図2のRFアンプ71は図1のRF
処理部30に、図2の符号化部72は図1のEFM/C
IRC符号化/復号部51の符号化部に、それぞれ対応
している。
【0064】なお、図1においてはデジタル処理ブロッ
クから書き込みデータがレーザドライバ12に入力され
ているが、この図2においては一旦RFアンプ71を介
してから光学ピックアップ11に送るものとしている。
【0065】光ディスク101への書き込みは、光ディ
スク101のプリグルーブにウォブルにより記録された
ATIPを参照しながら行われる。
【0066】光学ピックアップ11から送られた信号は
RF処理部71に送られ、ウォブル信号成分が取り出さ
れてATIP復調部63に送られる。ウォブルは、図1
に示したRF処理部32において、サンプル/ホールド
マトリクスアンプ31からの信号から取り出される。
【0067】RF処理部71から出力されたウォブル信
号成分は、ATIP復調部63にてFM変調を復調され
ATIPデータが得られ、バイフェーズ(biphase )
変調された信号からATIPのFMクロック(FMCK)が
再生成される。ATIPデータは符号化部52に、FM
クロックはスピンドルサーボ回路23に送られる。
【0068】スピンドルサーボ23は、FMクロック
(FMCK)と、基準となる参照クロック信号とが、周波数
及び位相が合うようにスピンドルモータ17の回転を制
御する。
【0069】また、符号化部72は、ATIPデータか
ら書き込みタイミングを得て、書き込みクロック(writ
e clock )に基づいてデータを発生する。符号化部7
2にて発生されたデータは、RFアンプ71によりレー
ザ制御のために増幅され、光学ピックアップ11に送ら
れる。
【0070】本実施の形態においては、光ディスク10
1に対するデータの記録は、標準密度のモードと、高密
度のモードとを切り替えることができるものとする。
【0071】光ディスク101のフォーマットを変えず
に、標準密度から線密度を高めて高密度で記録するため
には、書き込みクロックを維持しながら光ディスク10
1の回転数を下げて記録すればよい。回転数を変えるに
は、線密度に対応するクロックを、スピンドルサーボ回
路23に参照クロックとして入力すればよい。
【0072】また、光ディスク101の回転数、すなわ
ち角速度を維持しながら書き込みクロックの周波数を上
げて記録してもよい。書き込みクロックを変えるには、
線密度に対応するクロックを、符号化部72に書き込み
クロックとして入力すればよい。
【0073】以降の説明では、書き込みクロックの周波
数を高めて線密度を高める場合を代表例として説明す
る。
【0074】このような標準密度と高密度とのモード切
り替えのためには、標準密度に対応するクロックと、フ
ェイズロックループ(phase-locked loop; PLL)回路
により逓倍した高密度に対応するクロックとを切り替え
ればよい。
【0075】このPLL回路は、例えば図1で示した光
ディスク装置のクロックの生成に用いることができる。
本実施の形態では、PLL回路を用いて、入力されたク
ロックの周波数を有理数倍、すなわちN/M倍するもの
とする。
【0076】図3には、クロックを逓倍するPLL回路
の構造を示す。入力されたクロックは、このPLL回路
においてN/M倍に逓倍される。ここで、NはMより大
きい、すなわち N>M とする。
【0077】このPLL回路への入力されたクロック
は、第1の分周部81で1/Mに分周され、位相比較部
(phase comparitor; PC)82にて第2の分周部85
から出力された信号と比較される。
【0078】位相比較器82から出力された信号は、低
域フィルタ(low-pass filter;LPF)83にて濾波され
る。電圧制御発振器(voltage controlled oscilato
r; VCO)84においては、低域フィルタ83からの出
力電圧に応じた周波数のクロックが発生される。電圧制
御発振部84にて発生されたクロックはこのPLL回路
の出力クロックとなる。
【0079】電圧制御発振器84にて発生されたクロッ
クは、第2の分周部85にて1/Nに分周され、位相比
較部82に出力される。
【0080】以上のように、図3の構成のPLL回路を
用いることにより、入力クロックの周波数をN/M倍に
逓倍した出力クロックを得ることができる。
【0081】従って、上述のように線密度をN/M倍し
たい場合には、PLL回路に標準密度に対応する書き込
みクロックを入力クロックとして供給し、N/M倍され
た出力クロックを光ディスク101に対する書き込みク
ロックとして用いればよい。
【0082】ところで、上述の説明では書き込みクロッ
クを標準よりも高くすることで線密度を高める場合につ
いて説明したが、前述したように、標準密度に対応する
書き込みクロックを用い、ディスク回転数をM/N倍に
低下させることでも線密度をN/M倍に高めることがで
きる。
【0083】具体的には、スピンドルサーボ回路23に
供給するATIPに基づくFMクロック(FMCK)をN/
M倍にし、スピンドルモータ17の回転数をM/N倍に
することによりディスク回転数をM/N倍することがで
きる。
【0084】これには、PLL回路にFMクロックを入
力クロックとして供給し、N/M倍された出力クロック
をスピンドルサーボ回路23に供給する。スピンドルサ
ーボ回路23からは、M/N倍の駆動クロックがスピン
ドルモータ17に送られるので、スピンドルモータ17
はM/N倍の回転数で回転される。
【0085】また、スピンドルサーボ回路23に駆動す
る基準クロックをM/N倍することによっても、スピン
ドルモータ17の回転数をM/N倍にすることができ
る。
【0086】この場合には、図3の構成のPLL回路に
おいて、第1の分周部81にて1/N分周、第2の分周
部85にて1/M分周するものとする。そして、このP
LL回路に、標準密度に対応する基準クロックを入力ク
ロックとして供給し、M/N倍された出力クロックをス
ピンドルサーボ回路23に供給する。スピンドルサーボ
回路23からは、M/N倍の駆動クロックがスピンドル
モータ17に送られ、スピンドルモータ17はM/N倍
の回転数で回転される。
【0087】これまで、光ディスク101の記録トラッ
クに沿った記録密度である線密度を高めて記録する方法
について説明した。このような高密度のデータに対応す
るアドレスについて説明する。
【0088】光ディスク101には、標準密度で記録し
た場合に辻褄が合うようにATIPによりサブコード
(sub code)Qによるアドレスが記録されている。す
なわち、光ディスク101には、記録トラックに沿っ
て、予めプリグルーブにより標準密度の記録データのフ
レームのアドレス情報が記録されている。
【0089】従って、光ディスク101に高密度で記録
する場合には、光ディスク101にプリグルーブによっ
て記録されたフレームのアドレス情報と、記録トラック
に沿って高密度で記録された記録データのフレームとの
辻褄が合わなくなるおそれがある。
【0090】このため、本実施の形態では、光ディスク
101の高密度で記録する場合には、ATIPから読み
出した情報に基づいて、標準密度に対応するアドレス情
報を変換及び拡張することにより、高密度記録用のアド
レスを生成する。
【0091】すなわち、線密度を高める比率を、記録用
の光ディスク101から再生できる書き込みのためのア
ドレスを含む1単位(フレーム)のクロック数を分子と
して、そのクロック数未満の整数を分母とする分数で表
される比率に制限する。
【0092】例えば、ATIPは1フレームが42ビッ
ト(bit)なので、線密度を高める比率を42/k(k=
1…,41)に制限する。この制限により、高密度記録時の
1フレームの長さが、ATIPに基づくFMクロックの
整数倍となる。
【0093】従って、ATIPのフレーム長(ATIP
のビット数)をA、アドレスをX、そのフレームの先頭
からのクロック数をB、高密度記録時のATIPでのク
ロック換算でのフレーム長をCとすると、以下の割り算
の商が高密度記録時のアドレスであり、余りがフレーム
内の先頭からのATIPに基づくFMクロック数とな
る。
【0094】(A×X+B)/C なお、いわゆるCDにおいては、ATIPのフレーム長
は42である。
【0095】従って、ATIPに基づいて得られるクロ
ックで、高密度記録時のフレーム、アドレスの管理が可
能になる。
【0096】一方、いわゆるCDのサブコードQやいわ
ゆるCD−ROMヘッダ(header)のフォーマットで
は、アドレスは2進化10進法(binary coded decim
al system; BCD)により記述され、最大のアドレスは
99分59秒74フレームである。
【0097】本実施の形態では、99分59秒74フレ
ームではアドレスが不足する場合があるのでこのサブコ
ードQやいわゆるCD−ROMのヘッダに対しては、ア
ドレスの分の部分を通常の2進法(binary)で記述する
ことにより、255分まで使用する。又は、秒とフレー
ムを含めた全体を通常の2進法で記述することにより、
アドレスの容量を増加させることにより高密度記録によ
る容量の増加に対応することができる。
【0098】本実施の形態の制限下で高密度記録を実現
するには、図2に示した、クロックを逓倍するPLL回
路において、N=42と設定し、Mが1から41の範囲
の値として書き込みクロックをN/M倍に逓倍すればよ
い。
【0099】なお、Mの値を変化されることにより、複
数の高密度記録を提供するようにすることも可能であ
る。もちろん、MとNが約分できる場合は、約分したM
とNを用いてもよい。例えば1.4倍の線密度で記録す
る場合はN=7、M=5となる。この場合、図4のAに
示すように光ディスク101上のATIPアドレスに対
して、密度を1.4倍にして記録したアドレスは図4の
Bに示すようになる。なお、破線による区切りは6FM
クロックを表している。
【0100】また、高密度記録時のアドレスの生成に上
記の割り算をいつも行うのは、ハードウェアの負荷が大
きいので実際にはシークの後等、高密度記録時のアドレ
ス・レジスタとカウンタを用意して、ATIPの再同期
時に1回だけ割り算を行って、その商をアドレス・レジ
スタに格納し、剰余をカウンタの初期値としてセットし
て、その後はATIPのクロックをカウント・アップし
て、アドレス・レジスタを更新していけばよい。ただ
し、この時、ATIPから得られる信号はあくまでも規
格によるフォーマットの記録密度でのアドレスなので、
保護や内挿はそのアドレスに対して別に行い、そこで同
期のずれが検出された場合に高密度記録用のアドレスに
反映する。どちらのアドレスも同じATIPのクロック
で管理するので、このような処理が可能である。
【0101】次に、本発明を適用した第2の実施の形態
について説明する。本実施の形態として、例えばいわゆ
るCD−Rのような光ディスクの一部又は全部に高密度
信号を記録及び/又は再生する光ディスク装置を説明す
ることにする。ここでは、高密度信号として、例えばい
わゆるスーパーオーディオCD方式のような高密度オー
ディオデータを例に取ることにする。
【0102】まず、本実施の形態の光ディスク装置にお
ける記録動作の概要について、図5を参照して説明す
る。
【0103】記録動作時には、ディスククロック生成部
111は、光ディスク101のグルーブに沿ってFM変
調されたウォブルにより形成されたATIP(absolute
time in pregroove)信号に応じてディスククロッ
クを生成しする。記録用クロック生成及びディスク同期
部112は、ディスククロック生成部111から出力さ
れたディスククロックを用いて高密度オーディオデータ
用の記録用クロックを生成すると共にディスク同期タイ
ミング信号も生成する。ここで、記録用クロックの生成
には、ディスククロックに同期された位相ロックループ
(phase-lockedloop; PLL)を利用する。
【0104】一方、外部ホストから入力されたデータは
いわゆるSCSI(small computer system interfa
ce)などによるインターフェース113と、所定のメモ
リに対するデータ記憶の制御を行うメモリ制御部114
を介して、符号化部115に入力される。
【0105】符号化部115は、外部ホストからのデー
タに対して所定の符号化を行う。すなわち、入力された
オーディオデータを高密度オーディオデータに符号化す
る。高密度オーディオデータとは、例えばいわゆるスー
パーオーディオCD方式のようないわゆるCDで規定さ
れた通常のオーディオデータと比較して高密度で符号化
されたオーディオデータである。
【0106】RF信号処理部116は、符号化部115
から出力された高密度オーディオデータに対して光ディ
スク101に記録するための所定のRF処理を施す。R
F信号処理部116で信号処理を施された信号は、光デ
ィスク101に記録される。
【0107】高密度オーディオデータの光ディスク10
1への記録は、高密度オーディオデータが記録される領
域を領域a、通常のデータが記録される領域を領域bと
すると、図6のAに示すように光ディスク101におい
て楽曲などのプログラムが記録されるプログラムエリア
の全面に対するものであっても良いし、図6のB〜Dに
示すように一部に対するものであっても良い。
【0108】例えば、図6のBに示すように内周部を通
常のデータを記録する領域b、外周部を高密度オーディ
オデータを記録する領域aとする場合には、ディスク内
周部は従来の再生装置で再生することができるので、同
じ楽曲を内周部には通常の方式で、外周部では高密度オ
ーディオデータによって記録すれば、通常のデータに対
応する光ディスク装置でも高密度オーディオデータに対
応する光ディスク装置でも再生することができる。図6
のCに示すように、内周部を高密度オーディオデータを
記録する領域a、外周部を通常のデータを記録する領域
bとした場合、図6のDに示すように光ディスク101
の内周から外周までの複数の領域を高密度オーディオデ
ータを記録する領域a、同じく複数の領域を通常のデー
タを記録する領域bとした場合も同様である。
【0109】なお、図6のB〜Dに示すように光ディス
ク101のプログラムエリアの一部に高密度オーディオ
データを記録する場合には、セッション、トラック又は
パケット単位で分割することが出来る。
【0110】次に、本実施の形態の光ディスク装置にお
ける再生動作の概要について、図7を参照して説明す
る。なお、再生動作を示す図7においては、記録動作を
示す図5と共通する部分は同一の符号を付するものとす
る。
【0111】図6に示したように、光ディスクのプログ
ラムエリアにおける高密度オーディオデータを記録する
領域aから読み出されたデータは、RF信号処理部11
6で高密度オーディオデータ再生用のRF信号処理施さ
れた後で2値化されてデジタル信号となされ、復号部1
21で再生用クロックを用いて高密度オーディオデータ
用の復号を施されデジタルオーディオ信号となされる。
【0112】一方、ディスククロック生成部111では
光ディスク101のATIP信号からディスククロック
が生成され、再生用クロック生成及びディスク同期部1
23ではディスククロック生成部111及びRF信号処
理部116からの信号に基づいて高密度オーディオデー
タ用の再生用クロックと共にディスク同期タイミング信
号が生成される。再生用クロックは、復号部121に送
られる。
【0113】復号部121から出力されたデジタルオー
ディオ信号は、データ記憶の制御を行うメモリ制御部1
14を介して、インターフェース113から外部ホスト
に送られたり、デジタル/アナログ(digital-to-analo
g; D/A)変換部122でアナログオーディオ信号に変
換された後でスピーカなどに送られる。
【0114】このような光ディスク装置における再生動
作の際には、信号内の時間データを使用して光ディスク
101にアクセスしている。また、光ディスク101上
のATIP信号からディスククロックを生成してここか
ら再生用クロックを生成してディスクと同期を取ってい
る。
【0115】上述の実施の形態では、いわゆるCD−R
を例に挙げて説明したが、本発明は再生専用装置ではA
TIPなど記録再生装置で参照する信号の一部を参照し
ないいわゆるCD−RW、いわゆるDVD−R、いわゆ
るDVD−RWなどに対してもフォーマットはそのまま
で線密度を高めて信号を記録することができる。
【0116】また、上述の実施の形態では、高密度デー
タの例として例えばいわゆるスーパーオーディオCD方
式のような高密度オーディオデータを例に取ったが、本
発明はこれに限定されない。例えば、いわゆる高密度C
D信号データを記録することもできる。
【0117】
【発明の効果】上述のように、記録媒体に対して、規格
により規定されている記録密度よりも高い記録密度にて
記録媒体に記録することができる。従って、本発明によ
ると、記録媒体の記録容量を規格により規定されている
記録容量よりも増加させることができる。例えば、市販
のディスク媒体に対して、記録を高密度化することによ
り、大容量のデータを記録することができる。
【0118】また、本発明によると、低コストの記録媒
体を用いて記録密度を高めることにより大容量の記録装
置を構築することできる。また、低コストの記録媒体を
使うことで、このような記録装置の普及を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】記録時のクロックを説明する図である。
【図3】クロックを逓倍するPLL回路を説明する図で
ある。
【図4】記録密度を高めて記録したときのアドレスを示
す図である。
【図5】光ディスク装置の記録動作を示す図である。
【図6】光ディスクに対する高密度オーディオデータの
記録を示す図である。
【図7】光ディスク装置の再生動作を示す図である。
【図8】いわゆるCD−Rの構造を示す図である。
【図9】いわゆるCD−Rのプリグルーブを示す図であ
る。
【図10】いわゆるCD−RのPCM及びPMAを説明
する図である。
【符号の説明】
10 ベースユニット、20 サーボ部、30 RF処
理部、40 デジタル処理部、50 符号化/復号部、
61 制御部、62 外部インターフェース、101
光ディスク、102 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 BC05 CC06 DE04 DE27 DE38 DE49 DE54 DE55 DE75 DE86 EF06 GM31 5D090 AA01 BB03 CC01 DD03 FF07 FF11 GG09 GG23

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号記録面に第1の線密度で信号が記録
    される規格に基づいたディスク状の記録媒体を用い、基
    準クロックに基づいて信号を記録する記録装置におい
    て、 記録トラックに沿って信号を記録する記録手段と、 上記記録手段にて、上記第1の線密度より高い第2の線
    密度で信号を記録するように制御する制御手段とを有す
    ることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記記録媒体が回転さ
    れる角速度を低下させることにより、上記記録トラック
    の線密度を上記第1の線密度から上記第2の線密度に高
    めることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記基準クロックの周
    波数を高めることにより、上記記録トラックの線密度を
    上記第1の線密度から上記第2の線密度に高めることを
    特徴とする請求項1記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の線密度で信号が記録される規
    格に基づいたアドレスを示すアドレス情報が上記記録ト
    ラックに沿って予め形成され、上記制御手段は、上記記
    録トラックに沿って記録された信号に対応するように上
    記アドレス情報を拡張することを特徴とする請求項1記
    載の記録装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記アドレス情報を含
    む最小の記録単位を構成するクロック数を分子とし、上
    記クロック数より小さい整数を分母とする分数を比率と
    して、上記記録トラックの線密度を上記第1の線密度か
    ら上記第2の線密度に高めることを特徴とする請求項4
    記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記記録トラックの線
    密度を上記第1の線密度から上記第2の線密度に高める
    際に、上記アドレス情報と、上記記録単位内のクロック
    のカウント数とに基づいて、上記アドレス情報を更新す
    ることを特徴とする請求項5記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、上記記録トラックの線
    密度を上記第1の線密度から上記第2の線密度に高める
    際に、上記基準クロックに基づいて上記アドレス情報を
    更新することを特徴とする請求項5記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 上記制御手段は、上記記録手段にて、複
    数の異なった記録密度で信号を記録するように切り換え
    制御することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 信号記録面に第1の方式で信号が記録さ
    れる規格に基づいたディスク状の記録媒体を用い、信号
    を記録する記録装置において、 上記記録媒体の一部又は全部に上記第1の方式より高密
    度の第2の方式で信号を記録する記録手段を有すること
    を特徴とする記録装置。
  10. 【請求項10】 信号記録面に第1の線密度で信号が記
    録される規格に基づいたディスク状の記録媒体を用い、
    基準クロックに基づいて信号を記録する記録方法におい
    て、 記録トラックに沿って信号を記録する記録工程と、 上記記録工程にて、上記第1の線密度より高い第2の線
    密度で信号を記録するように制御する制御工程とを有す
    ることを特徴とする記録方法。
  11. 【請求項11】 上記制御工程は、上記記録媒体が回転
    される角速度を低下させることにより、上記記録トラッ
    クの線密度を上記第1の線密度から上記第2の線密度に
    高めることを特徴とする請求項10記載の記録方法。
  12. 【請求項12】 上記制御工程は、上記基準クロックの
    周波数を高めることにより、上記記録トラックの線密度
    を上記第1の線密度から上記第2の線密度に高めること
    を特徴とする請求項10記載の記録方法。
  13. 【請求項13】 信号記録面に第1の方式で信号が記録
    される規格に基づいたディスク状の記録媒体を用い、信
    号を記録する記録方法において、 上記記録媒体の一部又は全部に上記第1の方式より高密
    度の第2の方式で信号を記録する記録工程を有すること
    を特徴とする記録方法。
  14. 【請求項14】 信号記録面に第1の線密度で信号が記
    録される規格に基づいたディスク状の記録媒体におい
    て、 第1の線密度より高い第2の線密度で信号を記録された
    ことを特徴とする記録媒体。
  15. 【請求項15】 記録された信号のアドレスを示すアド
    レス情報が上記記録トラックに沿って予め形成され、上
    記アドレス情報は、上記記録トラックに沿って記録され
    た信号に対応するように変換及び拡張されたものである
    ことを特徴とする請求項14記載の記録媒体。
  16. 【請求項16】 上記記録トラックの線密度は、上記ア
    ドレス情報を含む最小の記録単位を構成するクロック数
    を分子と、上記クロック数より小さい整数を分母とする
    分数とを比率として、上記第1の線密度から上記第2の
    線密度に高められたことを特徴とする請求項14記載の
    記録媒体。
  17. 【請求項17】 信号記録面に第1の方式で信号が記録
    される規格に基づいたディスク状の記録媒体において、 上記記録媒体の一部又は全部に上記第1の方式より高密
    度の第2の方式で信号が記録されたことを特徴とする記
    録媒体。
JP2000211879A 2000-07-12 2000-07-12 記録装置、方法及び媒体 Withdrawn JP2002025064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000211879A JP2002025064A (ja) 2000-07-12 2000-07-12 記録装置、方法及び媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000211879A JP2002025064A (ja) 2000-07-12 2000-07-12 記録装置、方法及び媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002025064A true JP2002025064A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18707904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000211879A Withdrawn JP2002025064A (ja) 2000-07-12 2000-07-12 記録装置、方法及び媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002025064A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7020060B2 (en) 2001-03-12 2006-03-28 Sanyo Electric Co., Ltd. Disc recording apparatus and disc
US7023774B2 (en) 2002-10-21 2006-04-04 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical disc device capable of recording or reading with high efficiency
US7046597B2 (en) 2001-07-30 2006-05-16 Yamaha Corporation Optical disk apparatus for recording information at a recording density proportional to the actual information volume and disk nominal capacity
US7149164B2 (en) 2002-03-18 2006-12-12 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical disc apparatus for processing data according to different optical disc standards to achieve higher recording density
JP2007095160A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Sanyo Electric Co Ltd ディスク再生装置
US7327659B2 (en) 2001-12-18 2008-02-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for recording data on writable compact disc

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7020060B2 (en) 2001-03-12 2006-03-28 Sanyo Electric Co., Ltd. Disc recording apparatus and disc
US7046597B2 (en) 2001-07-30 2006-05-16 Yamaha Corporation Optical disk apparatus for recording information at a recording density proportional to the actual information volume and disk nominal capacity
US7339863B2 (en) 2001-07-30 2008-03-04 Yamaha Corporation Method of recording information on optical disks at a recording density proportional to the actual information volume and disk nominal capacity
US7327659B2 (en) 2001-12-18 2008-02-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for recording data on writable compact disc
US7149164B2 (en) 2002-03-18 2006-12-12 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical disc apparatus for processing data according to different optical disc standards to achieve higher recording density
US7023774B2 (en) 2002-10-21 2006-04-04 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical disc device capable of recording or reading with high efficiency
JP2007095160A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Sanyo Electric Co Ltd ディスク再生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100801509B1 (ko) 기록장치 및 기록방법
AU2003242029B2 (en) Disc recording medium, recording method, disc drive device
US6785213B2 (en) Disk drive apparatus, and disk formatting method
KR100758398B1 (ko) 광 디스크 장치 및 기록/재생 방법
JP2002015549A (ja) 記録再生装置及び記録再生方法
JP2001167562A (ja) データ記録媒体、データ記録および/または再生装置および記録媒体判別方法
JPH10241260A (ja) 情報記録装置
JP2004134002A (ja) ディスクドライブ装置、プリピット検出方法
JP2004103096A (ja) 再生専用記録媒体、再生装置、再生方法
KR20030076312A (ko) 광 디스크 장치
JP4144524B2 (ja) 光ディスクの記録及び/又は再生装置並びにその記録及び/又は再生方法
JPH0287344A (ja) 記録媒体とその記録装置および再生装置
JP2002025064A (ja) 記録装置、方法及び媒体
US20020021637A1 (en) Recording apparatus, recording medium, reading apparatus, and recording medium determination method
WO2004015698A1 (ja) ディスクドライブ装置、アドレス検出方法
JP2003141821A (ja) データ記録媒体、データ記録装置及び方法、データ再生装置及び方法
JPH0383265A (ja) 光ディスク再生装置
JP2001243722A (ja) ディスク記録媒体、及びディスクドライブ装置
JP2001216652A (ja) 光ディスク再生装置及び情報読取方法
JP2001344755A (ja) 情報記録装置、情報記録方法、並びに光記録媒体
JP2002056617A (ja) ディスク記録装置およびディスク
JP2002216350A (ja) 記録装置
JP2002269926A (ja) ディスク記録方法及びディスク記録装置
JPH11144367A (ja) 光ディスク装置
JP2001266493A (ja) 識別方法、記録再生装置及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071002