JPH0284297A - 裏当板の構造 - Google Patents

裏当板の構造

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JPH0284297A
JPH0284297A JP23447688A JP23447688A JPH0284297A JP H0284297 A JPH0284297 A JP H0284297A JP 23447688 A JP23447688 A JP 23447688A JP 23447688 A JP23447688 A JP 23447688A JP H0284297 A JPH0284297 A JP H0284297A
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column
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welded
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backing strips
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Yuji Iwatani
岩谷 勇次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は裏当板の構造に関する。
(従来の技術) 従来、鉄骨建築では、第11図及び第12図に示すよう
に、基礎21上のベースプレート22に、角形鋼からな
る柱23の下端部を突合せ溶接する際には、予め、柱2
3の下端部の内周面に、一対の山形状の裏当板24が全
周にわたって溶接され、これら裏当板24が柱23の下
端部から全周にわたって下方に5I[1ffl突出せし
められる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記従来においては、裏当板24が山形状と
されていたため、製作誤差や製作メーカの違いによって
、柱23の角部のアール状内面と裏当板24の角部のア
ール状外面とが合わずに、山形状の裏当板24の各辺部
が柱23の下端部の内周面にぴったり沿わないという問
題があった。
また、従来においては、裏当vi24には、柱23の下
端部からの突出量を定めるための手段は何ら備えられて
おらず、このため、裏当板24を柱23に溶接する際に
は、定規等により、裏当板24の突出量を定める必要が
あり、極めて面倒であるという問題もあった。
そして、上記面倒さを避けるために、目分星で裏当板2
4の突出量を定めたりしていたが、これでは、裏当平反
24の突出量を正確なものとできないという問題があっ
た。
本発明は上記問題を解決できる裏当板の構造を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明が採用した手段は、
横断面多角形とされた第1材料の一端部の内周面に裏当
板が略全周にわたって)容接されて、裏当板が第1材料
の上記一端部から略全周にわたって軸心方向外方に所定
量突出せしめられると共に、第1材料の上記一端部が第
2材料に突合せ溶接されたものにおいて、 裏当板が、第1材料の横断面の内周縁における対応する
各辺部と略同一長さの平板状とされ、各裏当板に、第1
材料への溶接時に第1材料の上記一端部の端面に係合し
て各裏当板の第1材料からの突出量を定める係合部が形
成された点にある。
(作用) 第1材料を第2材料に溶接する際には、予め、裏当板を
第1材料の一端部に下記のようにして溶接する。
即ち、1枚の裏当板を第1材料の一端部からその内部に
挿入して、裏当板の係合部を第1材料の一端部の端面に
係合すると共に、裏当板を第1材料の内面に溶接する。
次に、順次、裏当板を第1材料の内部に挿入して、)容
接する。
しかるのち、第1材料の一端部を第2材料に溶接する。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例を第1図乃至第8図の図面に
基づき詳述すれば、第3図において、1は基礎で、基礎
1上に、第2部材として例示するベースプレート2がア
ンカーボルト3により固定されている。
4は、第1部材として例示する柱で、ベースプレート2
に突合せ溶接されるものであって、角形鋼から成り、第
2図に示すように、その下端の開先形状はし形とされて
いる。尚、第2図の5は溶接部を示す。
第1図、第4図乃至第8図にも示すように、柱4がベー
スプレート2に)容接される前には、予め、柱4の下端
部の内周面には、裏当板6が略全周にわたって?容接さ
れる。
裏当板6は細長い平板状で、柱4の横断面の内周縁にお
ける各辺部の長さよりも若干小とされ、その上端部が全
長にわたって、柱4の内周面に溶接される。尚、第6図
の7は溶接部である。
裏当板6の長手方向両端部の内面は切り落とされて、内
面に対して45度の角度をなす傾斜面8とされ、隣接す
る裏当板6の傾斜面8と小隙を介して対向すると共に、
裏当板6の長手方向両端部は突合せ溶接されている。尚
、第4図の9は溶接部である。
裏当板6の長手方向両端部の外面の上部側は湾曲状に切
り落とされて、湾曲状切欠面10とされ、この切欠面1
0の下部の外面側が、段付状とされた係合部11とされ
ている。
切欠面10は柱4の角部の湾曲状内面と小隙を介して対
向している。
又、係合部11は、柱4の下端面と係合して、柱4の下
端面からの下方への突出量を定めるもので、実施例では
、上記突出足は5Mとされている。
上記のように構成した実施例によれば、柱4をベースプ
レート2に溶接する際には、予め、裏当板6を柱4の下
端部に下記のようにして溶接する。
即ち、1枚の裏当板6を柱4の下端部からその内部に挿
入して、裏当板6の係合部11を柱4の下端面に係合す
ると共に、裏当板6の上端部を全長にわたって柱4の内
面に溶接する。
次に、順次、裏当板6を柱4の内部に挿入して、溶接す
ると共に、隣接する裏当板6の長手方向両端部を溶接す
る。
しかるのち、柱4の下端部をベースプレート2に?容接
する。
上記のように、裏当板6を柱4の横断面の内周縁におけ
る各辺部と略同一長さの平板状としたので、柱4の角部
のアール状内面の製作誤差等によリ、裏当板6が柱4の
内周面にびったり沿わないという問題は生じない。
又、裏当板6に、柱4の下端面と係合して柱4の下方へ
の突出量を定める係合部11を形成したので、従来のよ
うに、裏当板6を柱4に)8接する際には、定規や目分
量により、裏当板6の突出量を定める必要がなく、裏当
板6を柱4に簡単且つ正確に)8接できる。
第9図は本発明の第2実施例を示すもので、切欠面10
が裏当板6の外面に対して45度の角度をなす傾斜面と
されて、切欠面10と柱4の角部のアール状内面との隙
間が大とされており、製作誤差等により、柱4の角部の
アール状内面の形状が所定形状と大きく異なっていても
、切欠面10と上記アール状内面とが干渉したりしない
ようにされている。
第10図は本発明の第3実施例を示すもので、裏当板6
の係合部11が外面側に直角に曲げられている。
尚、実施例では、裏当板6の長手方向両端部を突合せ溶
接したが、溶接しないこともある。
又、実施例では、第1材料を柱とし、第2材料をベース
プレートとしたが、第1材料や第2材料を梁等してもよ
く、実施例に限定されない。
更に、実施例では、第1材料の横断面を正方形としたが
、3角形等の多角形としてもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、裏当板を柱の内
周面にぴったり沿わせることができると共に、裏当板を
柱に簡単且つ正確に溶接できる。
本発明は上記利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の第1実施例を示し、第1図
は要部の底面図、第2図は同側面図、第3図は基礎上の
柱を示す側面図、第4図は第1図の一部拡大図、第5図
は第2図のA−A線矢視断面図、第6図は第1図のB−
B線矢視断面図、第7図は裏当板の一部正面図、第8図
は同斜視図、第9図及び第10図の各図は本発明の第2
、第3実施例を示す要部の底面断面図、第11図は従来
例を示す要部の底面図、第12図は同側面図である。 2・・・ベースプレート(第2部材)、4・・・柱(第
1部材)、6・・・裏当板、11・・・係合部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、横断面多角形とされた第1材料の一端部の内周面に
    裏当板が略全周にわたって溶接されて、裏当板が第1材
    料の上記一端部から略全周にわたって軸心方向外方に所
    定量突出せしめられると共に、第1材料の上記一端部が
    第2材料に突合せ溶接されたものにおいて、 裏当板が、第1材料の横断面の内周縁における対応する
    各辺部と略同一長さの平板状とされ、各裏当板に、第1
    材料への溶接時に第1材料の上記一端部の端面に係合し
    て各裏当板の第1材料からの突出量を定める係合部が形
    成されたことを特徴とする裏当板の構造。
JP63234476A 1988-09-19 1988-09-19 裏当板の構造 Expired - Fee Related JPH0683913B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0464487U (ja) * 1990-10-06 1992-06-02
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JPH0654480U (ja) * 1992-12-18 1994-07-26 亮作 山田 裏当て金

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JPS61135477A (ja) * 1984-12-03 1986-06-23 Sekisui Chem Co Ltd 溶接用裏当て治具
JPS61133267U (ja) * 1985-02-04 1986-08-20

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