JP6105323B2 - 溶接用裏当て金 - Google Patents

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本発明は、鉄骨構造の柱の柱脚や柱同士を溶接接合する際に用いられる溶接用裏当て金に関する。
鉄骨構造の柱の柱本体として鋼管が多用されている。柱本体に鋼管を用いる場合、鋼管にダイアフラム又は柱脚等を溶接接合することで、鋼管を柱材として機能させている。この種の溶接接合では、一般に、突き合わせ溶接が用いられ、突き合わせ溶接に際して裏当て金が用いられる。例えば、柱本体として角形鋼管(角管)を採用する場合、柱本体は、内面に4つの角部を有する。このため、裏当て金として、角形鋼管の角部の曲率に沿った形状のものが用いられる。
ところで、角形鋼管の内側面と裏当て金とは良好な溶接をするためにできるだけ密着させる必要がある。これらの間の隙間が大きい場合には、この隙間から溶接材が漏れ出して溶接欠陥を生じてしまう恐れがある。また、角形鋼管は、製法によっては角部が湾曲するのみならず角部間の平板部にも凹凸や傾斜が生じていたり、内芯と外芯とにずれが生じていたりすることがある。しかも、個々の角形鋼管毎にこれらの状態は微妙に異なっている。一方、裏当て金は、プレス機等で一律に作成されるので、個々の角形鋼管の内側面形状のバラツキ等に対応させ難いという問題がある。
このような問題に対し、例えば特許文献1には、コラム部のコーナ部内周面に当接するように曲げ加工された裏当て金本体が開示されている。この裏当て金本体の曲げ加工部分の内側面には、開口部から底面までの溝幅がほぼ一定となった角溝を複数有する角溝群が形成されている。また、この角溝は、切削加工により、裏当て金本体の長手方向と直交し、且つ、角溝同士が長手方向にほぼ等間隔となるように形成されている。
実用新案登録第3163334号公報
しかしながら、上記特許文献1の構成おいては、コラム部から突出してルートギャップを確保すべき突出部にも角溝が形成されているため、角溝を形成することで薄肉となる溝の底部が溶接時に溶け抜けてしまうことが考えられる。
そこで、本発明は、ワークの凹凸に追従でき、且つ、溶接による溶け抜けを確実に防止することができる溶接用裏当て金を提供することを目的とする。
本発明の溶接用裏当て金は、帯状に形成され、ワークの端部の当接面に重なる重ね部と、ワークの端部から突出してルートギャップを確保するギャップ形成部とが長手方向の一方の端部から他方の端部に亘って互いに並行して設けられており、重ね部の長手方向の長さは、重ね部が対向するワークの一辺の当接面の長さと略同じ長さであり、重ね部には、ワークの当接面の形状に沿った屈曲を可能とする屈曲誘発部が1又は複数個所に設けられ、屈曲誘発部は、一方の端部が重ね部とギャップ形成部との境界に位置し、他方の端部が重ね部の中途部に位置する孔、又は切り込み線である
また、本発明の溶接用裏当て金は、帯状に形成され、ワークの端部の当接面に重なる重ね部と、ワークの端部から突出してルートギャップを確保するギャップ形成部とが長手方向の一方の端部から他方の端部に亘って互いに並行して設けられており、記重ね部の長手方向の長さは、重ね部が対向するワークの一辺の当接面の長さと略同じ長さであり、重ね部には、ワークの当接面の形状に沿った屈曲を可能とする屈曲誘発部が1又は複数個所に設けられ、屈曲誘発部は、一方の端部が重ね部とギャップ形成部との境界に位置し、他方の端部が重ね部の他方の端縁部まで延びる切欠きである。
この溶接用裏当て金においては、裏当て金の重ね部に屈曲誘発部が設けられていることにより、ワークの当接面の形状に合わせてギャップ形成部から重ね部に亘って裏当て金を容易に曲げることが可能となる。また、屈曲誘発部は重ね部に設けられており、ギャップ形成部には屈曲誘発部が設けられていないので、ギャップ形成部において溶接用裏当て金としての所定の厚さが維持されている。これにより、ワークの端部に溶接を施す場合でも、ギャップ形成部に溶け抜けが発生することを防止することができる。このように、本発明によれば、ワークの凹凸に追従でき、且つ、溶接による溶け抜けを確実に防止することができる。
屈曲誘発部の一方の端部は、重ね部とギャップ形成部との境界に位置している。この場合には、屈曲誘発部の一方の端部を、溶接用裏当て金をワークに設置する際の位置決めの目印として使用することができる。具体的には、屈曲誘発部の一方の端部がワークの端部に丁度隠れるように溶接用裏当て金を設置する。これにより、ワークの端部からのギャップ形成部の突出長さが常に一定に維持され、ギャップ形成部のみをワークの端部から突出させることができる。また、別途定規等を用いることなく溶接用裏当て金をワークに設置することができ施工性の向上を図ることができる。
屈曲誘発部は、一方の端部が重ね部とギャップ形成部との境界に位置し、他方の端部が重ね部の中途部に位置する孔、又は切り込み線、或は、他方の端部が重ね部の他方の端縁部まで延びる切欠きである。このように、孔又は切込み線、或は、切欠きを設けることで、孔又は切込み線、或は、切欠きを設けた部分及びその周囲は孔又は切込み線、或は、切欠きが存在しない部位よりも強度が低下する。これによって、孔又は切込み線、或は、切欠きを起点として溶接用裏当て金を容易に屈曲させることができる。また、孔又は切込み線、或は、切欠きは溶接用裏当て金を貫通するように形成されるので、これらを容易に形成することができる。
ギャップ形成部は、重ね部からの突出長さがルートギャップに等しいことが好ましい。この場合には、ギャップ形成部が突出するように溶接用裏当て金をワークの端部に取り付けた状態で他のワークをギャップ形成部の先端部に当接させることにより、これらのワーク間に正確な長さのルートギャップを設けることができ、施工性の向上を図ることができる。
ギャップ形成部の厚さは、ルートギャップの間隔よりも大きいことが好ましい。この場合には、ギャップ形成部の厚さを十分に確保することができ、溶接時のギャップ形成部の溶け抜けを確実に防止することができる。
屈曲誘発部は、重ね部の長手方向の中央部からずれた位置に設けられていてもよい。
ワークの当接面は谷状に屈曲し、重ね部及びギャップ形成部は当接面の形状に沿って屈曲させられてもよい。
本発明によれば、ワークの凹凸に追従でき、且つ、溶接による溶け抜けを確実に防止することができる。
実施形態に係る柱の側面図である。 図1の角形鋼管と柱脚との接合部分を示す側面図である。 図2の角形鋼管を裏当て金が取り付けられた側の端部から見た図である。 図3の裏当て金を示す図であり、(a)は正面図、(b)は上面図である。 図2に示す角形鋼管を裏当て金が取り付けられた側の端部から見た斜視図である。 変形例に係る裏当て金の正面図である。 変形例に係る裏当て金を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)におけるVII(b)−VII(b)線に沿った断面図である。 変形例に係る裏当て金の正面図である。 他の変形例に係る裏当て金を角形鋼管に取り付けた状態を示す図である。 更に他の変形例に係る裏当て金を角形鋼管に取り付けた状態を示す図である。
以下、本発明に係る溶接用裏当て金を適用した柱の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示すように、柱1は、角形鋼管(ワーク)10及び柱脚20を含んで構成される。柱1は、鉄骨構造の建物の柱として利用される。角形鋼管10は、四角管状に形成されており、柱脚20は、平板状に形成された金属製の板材である。角形鋼管10と柱脚20とは、突合せ溶接により接合される。角形鋼管10は、柱脚20が基礎部2に当接するように基礎部2上に立設される。柱脚20を基礎部2の上面に当接させる際に、基礎部2の上面から突出するボルト3が、柱脚20に設けられたボルト孔に通される。このボルト3にナット4を取り付けて柱脚20と基礎部2とを連結することで、柱1の立設状態が維持される。
ここで、角形鋼管10の詳細について、図2及び図3を用いて説明する。図2及び図3に示すように、角形鋼管10は、厚さが極めて厚い(例えば、厚さが20mm〜25mm程度)、いわゆる極厚鋼管を用いる。また、当該角形鋼管10は、角部の曲率半径Rが小さく(例えば、R=0mm〜3mm程度)、シームレスな角形の鋼管である。角形鋼管10は、特に図3に示すように、4つの角部11と、隣り合う角部11間を連結する4つの平板部12とを有している。
4つの平板部12は、角形鋼管10の延在方向に沿って見たときに、互いに略同じ長さを有している。4つの角部11は互いに略同じ屈曲形状を有している。
このような角形鋼管10は、例えば、円柱状の鋼材を加熱した後、円柱状の鋼材の軸線に沿って孔を形成し、断面形状が四角枠状となるようにローラによって成形することで得ることができる。これにより、角形鋼管10はシームレスな鋼管となる。また、かかる製造方法により角形鋼管を製造する場合、製造される角形鋼管の内側形状は個々の角形鋼管間で微妙に異なるものとなり、例えば、内面の中心(内心)と外面の中心(外心)の位置が若干異なっていたり、内面の角部の曲率が各角部で僅かに異なることがある。
また、上述のようにして角形鋼管10を製造した場合、平板部12の内側面(当接面)12aは、一の角部11が連結される一方の端部と、他の角部11が連結される他方の端部との間の中央部12bを屈曲部として谷状に屈曲する。より詳細には、内側面12aは、角部11が連結される側の端部から中央部12bに行くに従って角形鋼管10の外側に向けて傾斜する。なお、本実施形態では、平板部12の内側面12aが、中央部12bを屈曲部として谷状に屈曲する場合を例に説明するが、山状に屈曲する場合であっても本発明を適用することができる。
これにより、角形鋼管10の内側に形成される4つの内側面12aは、4つの角部11の位置、及び、4つの中央部12bの位置を屈曲部とする八角形状となる。この内側面12aの八角形状の各角部の傾斜角度は、各辺及び個々の角形鋼管10によって異なる場合がある。なお、角形鋼管10として、例えば、SS400又はSM490A、STKR490等の鋼材を用いることができる。
図2に示すように、角形鋼管10における柱脚20に接続される側の端部(以下「当接側端部」という)10aには、柱脚20と角形鋼管10とを溶接接合するために用いる開先10bが形成されている。開先10bの先端部と柱脚20とは、所定の間隔(例えば、5mm〜7mm程度の間隔)を設けて配置され、当該間隔が突合せ溶接のためのルートギャップとして設定される。なお、図2では、溶接前の状態を示している。
内側面12aにおける角形鋼管10の当接側端部10aには、開先10bの端部と柱脚20との間のルートギャップを確保する裏当て金30が設けられる。裏当て金30は4つ用いられ、4つの裏当て金30が4つの平板部12の内側面12aにそれぞれ当接する。裏当て金30として、例えば、角形鋼管10と同様の材料であるSS400又はSS490A等の鋼材を用いることができる。角形鋼管10と柱脚20とを接合する際には、裏当て金30を裏当てとして用いて、角形鋼管10と柱脚20とを突合せ溶接する。
次に、裏当て金30の詳細について説明する。図4に示すように、裏当て金30は、帯状に形成された板材である。裏当て金30は、ギャップ形成部30b、及び、重ね部30cを備える。重ね部30cは、裏当て金30を平板部12の内側面12aに重ねたときに内側面12aに重なる。ギャップ形成部30bは、内側面12aに重ねられたときに、角形鋼管10の開先10bの端部から突出する。ギャップ形成部30bにおける角形鋼管10の開先10bからの突出長さは、突合せ溶接のためのルートギャップに等しい。ギャップ形成部30bの突出により、角形鋼管10の開先10bの端部と柱脚20との間のルートギャップを確保することができる。裏当て金30のうち少なくともギャップ形成部30bの厚さは、ルートギャップの間隔よりも大きい。例えば、ギャップ形成部30bを含む裏当て金30の厚みを、6mm〜9mmとすることができる。4つの裏当て金30は、互いに同じ形状となっている。
ギャップ形成部30bと重ね部30cとは、帯状の裏当て金30の長手方向の一方の端部から他方の端部に亘って互いに並行して設けられている。具体的には、図4(a)において、二点鎖線より上側がギャップ形成部30bとなり、二点鎖線より下側が重ね部30cとなっている。重ね部30cは、ギャップ形成部30bよりも長手方向で見た場合の幅が大きく、例えば、ギャップ形成部30bの幅の4〜8倍となっている。重ね部30cには、平板部12の内側面12aの形状に沿った屈曲を可能とする切り込み線(屈曲誘発部)30aが設けられる。図4(a)に示すように、本実施例では、重ね部30cにおける切り込み線30aの下方の残余の部分は、ギャップ形成部30bの高さ(ギャップ形成部30bを長手方向に見た場合の幅)程度とし、切り込み線30aの長さは、少なくともギャップ形成部30bの高さの半分以上とする。または、重ね部30cにおける切り込み線30aの下方の残余の部分の長さとギャップ形成部30bの高さとの合計の長さが、切り込み線30aの長さよりも短くなるように切り込み線30aを設けてもよい。切り込み線30aは、一方の端部が重ね部30cとギャップ形成部30bとの境界に位置し、他方の端部が重ね部30cの中途部に位置する孔である。即ち、切り込み線30aは、裏当て金30の長手方向に対して直交する方向に延在する。また、切り込み線30aは、裏当て金30の長手方向の両端部のうち、一方の端部側にずれた位置に設けられる。切り込み線30aの溝幅は、例えば、0.2mmとすることができる。また、裏当て金30は、例えば、レーザ加工により形成することができる。
図3及び図5に示すように、裏当て金30の長手方向の長さは、平板部12の両端に連結される一方の角部11から他方の角部11までの長さと略同じ長さを有する。裏当て金30は、平板部12の内側面12aに重ねられた状態で、長手方向の両端部がそれぞれ一方の角部11及び他方の角部11に対向するように配置される。また、裏当て金30の長手方向の両端部の間の中央部が、平板部12の内側面12aに当接する。
裏当て金30を内側面12aに当接させる際に、裏当て金30に設けられた切り込み線30aを内側面12aの中央部12bに対向させる。切り込み線30aが、裏当て金30の長手方向の一方の端部側にずれた位置に設けられていることで、互いに隣り合う裏当て金30同士のうち、一方の裏当て金30の端部は、他方の裏当て金30の端部よりも角部11における屈曲部分のより深い位置(屈曲部分の中央位置)まで入り込み、他方の裏当て金30の端部は、一方の裏当て金30の端部に対して所定の間隔を空けて対向する。即ち、裏当て金30を設ける際に、隣接する裏当て金30同士に勝ち負けをつける。なお、他方の裏当て金30の端部と、一方の裏当て金30の端部とが当接していてもよい。
これにより、裏当て金30は、当該裏当て金30が当接する平板部12の両端部に接続される2つの角部11のうち、一方の角部11が接続される端部側にずれた状態で内側面12aに当接される。更に、角形鋼管10の内側面12aの周方向に沿って見たときに各角部11における裏当て金30の端部同士の対向状態がそれぞれ同じとなるように、4つの裏当て金30を配置する。これにより、隣り合う裏当て金30同士は、角部11で最も近接する。
次に、角形鋼管10と柱脚20とを接合する手順について説明する。まず、角形鋼管10の当接側端部10a側に開先10bを設ける。そして、角形鋼管10における開先10b側の端部の4つの内側面12aに4つの裏当て金30をそれぞれ設置する。このとき、裏当て金30のギャップ形成部30bのみが開先10bの端部から突出するように裏当て金30を設置する。このとき、切り込み線30aにおけるギャップ形成部30b側の端部が角形鋼管10の開先10bの端部に丁度隠れるように裏当て金30を設置することで、切り込み線30aを裏当て金30の設置の位置決めの目印として利用することができ、ギャップ形成部30bのみを端部から突出させることができる。
また、角形鋼管10の内側面12aの周方向に沿って裏当て金30を見たときに、隣接する裏当て金30の端部同士の対向状態(勝ち負け)がそれぞれ同じとなるように裏当て金30を設置する。次に、中央部12bを屈曲部として屈曲する内側面12aの形状に沿うように、切り込み線30aを中央部12bに対向させ、切り込み線30aを中央部12bに押し込むことで切り込み線30aを中心として裏当て金30をく字状に屈曲させる。裏当て金30を屈曲させる際には、万力、或は、ハンドバイス等を用いることができる。
次に、裏当て金30と角形鋼管10の開先10bとを組立て溶接(仮溶接)する。特に、裏当て金30における切り込み線30aが形成された近傍部分と開先10bとを組立て溶接することで、裏当て金30の曲げ戻りが防止される。次に、裏当て金30のギャップ形成部30bの先端に柱脚20を当接させ、裏当て金30を裏当てとして用いて角形鋼管10と柱脚20とを溶接接合する。角形鋼管10と柱脚20とを溶接接合する際に、複数層の溶接を行うことで、角形鋼管10と柱脚20との間のルートギャップを溶接材によって埋める。
本実施形態は以上のように構成され、裏当て金30の重ね部30cに切り込み線30aが設けられていることにより、角形鋼管10の内側面12aの形状に合わせてギャップ形成部30bから重ね部30cに亘って裏当て金30を容易に曲げることが可能となる。また、切り込み線30aは重ね部30cに設けられており、ギャップ形成部30bには切り込み線30aが設けられていないので、ギャップ形成部30bにおいて裏当て金30としての所定の厚さが維持される。これにより、角形鋼管10の開先10bに溶接を施す場合でも、ギャップ形成部30bに溶け抜けが発生することを防止することができる。このように、本実施形態に係る裏当て金30によれば、角形鋼管10の内側面12aの凹凸に追従でき、且つ、溶接による溶け抜けを確実に防止することができる。
切り込み線30aの一方の端部を、ギャップ形成部30bと重ね部30cとの境界に位置させることで、切り込み線30aの一方の端部を、裏当て金30を角形鋼管10の内側面12aに設置する際の位置決めの目印として使用することができる。これにより、角形鋼管10の開先10bからのギャップ形成部30bの突出長さが常に一定に維持され、ギャップ形成部30bのみを角形鋼管10の開先10b先端部から突出させることができる。また、別途定規等を用いることなく裏当て金30を角形鋼管10に設置することができ施工性の向上を図ることができる。
重ね部30cに形成する切り込み線30aを、一方の端部が重ね部30cとギャップ形成部30bとの境界に位置し、他方の端部が重ね部30cの中途部に位置する孔とする。このように、重ね部30cに切り込み線30aを設けることで、切り込み線30aを設けた部分及びその周囲は切り込み線30aが存在しない部位よりも強度が低下する。これによって、切り込み線30aを起点として裏当て金30を容易に屈曲させることができる。また、切り込み線30aは裏当て金30を貫通するように形成されるので、切り込み線30aを容易に形成することができる。
ギャップ形成部30bにおける重ね部30cからの突出長さを、角形鋼管10と柱脚20とを突合せ溶接する際のルートギャップと同じとする。この場合には、ギャップ形成部30bが角形鋼管10の開先10bの先端から突出するように裏当て金30を角形鋼管10の開先10b先端部に取り付けた状態で柱脚20をギャップ形成部30bの先端部に当接させることにより、角形鋼管10と柱脚20との間に正確な長さのルートギャップを設けることができ、施工性の向上を図ることができる。
裏当て金30において少なくともギャップ形成部30bの厚さは、ルートギャップの間隔よりも厚くする。この場合には、ギャップ形成部30bの厚さを十分に確保することができ、角形鋼管10と柱脚20とを溶接接合する際にギャップ形成部30bの溶け抜けを確実に防止することができる。
角形鋼管10の角部11においては、角部11にて突き合わされる一対の裏当て金30のうちの一方の裏当て金30の一方の端部が角部11の屈曲部分のより深い位置まで入り込み、他方の裏当て金30の他方の端部が一方の裏当て金30の一方の端部と所定の間隔を空けて対向する。このように、裏当て金30を角形鋼管10の角部11の湾曲状態に合わせて曲げることはせず、角形鋼管10の角部11を境として裏当て金30を2部材準備し、互いの端部に勝ち負けをつけた状態で突き合わせる。これにより、角部11において裏当て金30と角形鋼管10との隙間を著しく小さくすることができる。さらに、角形鋼管10の角部11の曲げ状態に合わせた裏当て金30を準備する必要がなく、施工性の向上を図ることができ、且つ、隙間も小さくすることができる。このように、本発明によれば、裏当て金の形状を単純化させつつ、角形鋼管10の角部と裏当て金30との間隔を小さくすることができる。以上のように本実施形態によれば、裏当て金30の形状を単純化させつつ、角形鋼管10の角部と裏当て金30との間隔を小さくすることができる。また、本実施形態で用いた角形鋼管10のように、角部11の曲率半径Rが小さい場合には、平板部12が長くなる。このため、本実施形態のように平板部12に沿って裏当て金30を適切に隙間なく配置することで、平板部12おいて溶接長さを十分に確保することができ、角部において過度に溶接精度を要することを抑えることができ、施工性を高めることができる。
4つの裏当て金30は互いに同じ長さを有し、各角部11における裏当て金30の端部同士の対向状態は、角形鋼管10の内側面12aを周方向に沿って見たときにそれぞれ同じとする。この場合には、いずれの角部11においても裏当て金30の納まりが同じとなるので、裏当て金30を共通化でき、部材種類の削減が図られる。
裏当て金30が当接する平板部12の内側面12aが屈曲していても、裏当て金30に切り込み線30aを設けることで裏当て金30を平板部の内側面12aの屈曲に応じて屈曲させることができ、内側面12aと裏当て金30との当接度合いを高めることができる。また、切り込み線30aが裏当て金30の長手方向の中央部からずれた位置に設けられるので、裏当て金30を平板部12に設置する場合に、向きの取り間違いを抑制することができる。
また、角形鋼管10の角部11周りにおける角形鋼管10と裏当て金30の隙間よりも、角形鋼管10の平板部12における角形鋼管10と裏当て金30との隙間を小さくすることで、裏当て金30における裏当てとしての機能が向上し、角形鋼管10と柱脚20との溶接接合の信頼性を向上させることができる。但し、角形鋼管10の角部11における隙間は、角形鋼管10と柱脚20とを溶接接合する際の第1層目の溶接において埋められる。
角形鋼管10の角部11において、隣接する裏当て金30同士を勝ち負けを付けて対向させることで、角部11おいて生じる隙間をできる限り小さくすることができ、溶接の信頼性が向上する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、裏当て金30に切り込み線30aを設けるものとしたが、切り込み線30aを重ね部30cの端部まで延長させてもよい。具体的には、図6に示すように、裏当て金30Aの重ね部30cに、一方の端部がギャップ形成部30bと重ね部30cとの境界に位置し、他方の端部が重ね部30cの他方の端縁部まで延びる切欠き(屈曲誘発部)31を設けてもよい。この場合には、裏当て金30Aを、角部11の内側面12aの形状に沿ってより容易に曲げることができる。
更に、切り込み線30aに代えて、溝を設ける構成であってもよい。具体的には、図7(a)及び図7(b)に示すように、裏当て金30Bの重ね部30cにおいて、内側面12aに当接する表面に対して反対側となる裏面から表面に向けて溝(屈曲誘発部)32を凹設してもよい。この場合、凹設される溝32によって、溝32を設けた部分及びその周囲は溝32が存在しない部位よりも強度が低下する。これによって、切り込み線30aを設けた場合と同様に、凹設された溝32を屈曲部として裏当て金30Bを容易に屈曲させることができる。また、この溝32は切り込み線30aのように裏当て金30Bを貫通していないので、角形鋼管10と柱脚20との溶接接合の際に裏当て金30よりも内側に溶接材が漏れ出してしまうことを確実に防止することができる。
また、切り込み線30aに代えて、図8に示す裏当て金30Cのように、重ね部30cに複数の小径孔(屈曲誘発部)33を設けてもよい。この場合であっても、切り込み線30aを設ける場合と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態及び変形例では、裏当て金30,30A,30B及び30Cに一つの切り込み線30a、切欠き31、溝32及び小径孔33をそれぞれ設けるものとしたが、切り込み線30a、切欠き31、溝32及び小径孔33を重ね部30cの複数個所に設けてもよい。この場合には、例えば、角形鋼管10における平板部12の内側面12aが複数個所において屈曲していても、内側面12aの形状に合わせて裏当て金30等を容易に屈曲させることができる。
また、図9に示すように、裏当て金30に代えてU字状の裏当て金30Dを、角形鋼管10の内側に2つ配置してもよい。この裏当て金30Dにも、裏当て金30と同様に、角形鋼管10の開先10bの先端から突出するギャップ形成部と、内側面12aに重なる重ね部とが設けられている。裏当て金30Dは、帯状の本体部30dと、本体部30dの両端部から折り曲げ形成されて延在する2つの小片部30eとより構成される。裏当て金30Dが角形鋼管10内に配置されたときに、小片部30eと本体部30dとの接続部分が、角部11に対向する。小片部30eと本体部30dとを形成する場合、帯状の板材に1又は複数の溝を設け、この溝を起点として板材を折り曲げることにより形成することができる。または、溝を設けずに、帯状の板材を折り曲げたり、かかるU字状の型材として形成することにより小片部30eと本体部30dとを形成することもできる。小片部30eと本体部30dとは、角部11を挟んで隣接する内側面12aにそれぞれ当接するように形成される。
本体部30dには、内側面12aの中央部12b(屈曲部)と対向する位置に切り込み線30aが設けられる。本体部30dに切り込み線30aを設けることで、上述した実施形態における裏当て金30と同様に、平板部12dを屈曲部として屈曲する内側面12aに沿って裏当て金30Dの本体部30dを容易に曲げることが可能となる。このように、U字状のギャップ形成部30bを用いる場合であっても、裏当て金30Dを角形鋼管10の内側面12aにより確実に当接させることができる。
また、図10に示すように、裏当て金30に代えて、角部を避けて八角形状に形成された略C字状の裏当て金30Eを角形鋼管10の内側に配置してもよい。この裏当て金30Eにも、裏当て金30と同様に、角形鋼管10の開先10bの先端から突出するギャップ形成部と、内側面12aに重なる重ね部とが設けられている。裏当て金30Eは、当接部30f,30g,30h,30i及び30jと、連結部30k,30m,30n及び30pとを含んで構成される。
当接部30f及び30gは、角形鋼管10の内側に形成される4つの内側面12aのうち、第1の内側面12aに当接する。当接部30hは、角形鋼管10の内側に形成される4つの内側面12aのうち、第2の内側面12aに当接する。当接部30iは、角形鋼管10の内側に形成される4つの内側面12aのうち、第3の内側面12aに当接する。当接部30jは、角形鋼管10の内側に形成される4つの内側面12aのうち、第4の内側面12aに当接する。連結部30kは、当接部30fと当接部30hとを連結する。連結部30mは、当接部30hと当接部30iとを連結する。連結部30nは、当接部30iと当接部30jとを連結する。連結部30pは、当接部30jと当接部30gとを連結する。裏当て金30Eを用いる場合には、連結部30k,30m,30n及び30pを除く領域だけで溶接長さが十分に確保される。
裏当て金30Eは、帯状の板材を折り曲げることによって形成される。なお、板材の折り曲げ部に一又は複数の溝を設け、この溝を起点として板材を折り曲げてもよい。連結部30k,30m,30n及び30pは、角形鋼管10角部11に対して所定距離離間している。当接部30fと当接部30gとは、間に平板部12の中央部12bを挟んで対向している。即ち、第1の内側面12aの屈曲部分を、当接部30f及び30gが跨いでいない。これにより、当接部30f及び30gを確実に第1の内側面12aに当接させることができる。
当接部30h,30i及び30jには、上述した実施形態に係る裏当て金30と同様に、切り込み線30aが設けられている。これにより、第2〜第4の内側面12aの形状に合わせて裏当て金30Eの当接部30h,30i及び30jを容易に屈曲させることができる。
また、上述した実施形態及び変形例では、裏当て金30等を取り付ける角形鋼管10として、厚さが極めて厚い、いわゆる極厚鋼管を用いるものとしたが、極厚鋼管以外にも、厚さが薄い鋼管であってもよい。また、シームレスな鋼管に限らず、平板を折り曲げて、端部同士を溶接接合することで環状に形成された冷間成形角形鋼管等を用いてもよい。冷間成形角形鋼管を用いる場合には、鋼管の平板部の内側面に凸状の溶接部が形成される。このような冷間成形角形鋼管に裏当て金30を取り付ける場合、凸状の溶接部に裏当て金30の切り込み線30aを対向させて、鋼管の内側面の形状に沿って裏当て金30を曲げる。このように溶接部に裏当て金30の切り込み線30aを対向させて裏当て金30を曲げることで、内側面に凸状の溶接部を有する冷間成形角形鋼管等においても、鋼管の内側面の形状に沿って裏当て金30を取り付けることができる。
また、特に、図10を用いて説明した八角形に形成された略C字状の裏当て金30Eを、内側面に凸状の溶接部を有する冷間成形角形鋼管に取り付けてもよい。
また、上述した実施形態及び変形例では、角形鋼管10と柱脚20とを接合する際に裏当て金30等を用いる場合について説明したが、上述した接合方法を、柱と柱との接合、柱と梁継ぎ手(ダイアフラム)との接合等、或は、上述した2部材を接合する場合にも適用することもできる。
1…柱、10…角形鋼管(ワーク)、11b…開先、11…角部、12…平板部、12a…内側面、12b…中央部、20…柱脚、30,30A,30B,30C,30D,30E,30F…裏当て金(溶接用裏当て金)、30a…切り込み線(屈曲誘発部)、30b…ギャップ形成部、30c…重ね部、31…切欠き(屈曲誘発部)、32…溝(屈曲誘発部)、33…小径孔(屈曲誘発部)。

Claims (6)

  1. 帯状に形成され、ワークの端部の当接面に重なる重ね部と、前記ワークの端部から突出してルートギャップを確保するギャップ形成部とが長手方向の一方の端部から他方の端部に亘って互いに並行して設けられており、
    前記重ね部の長手方向の長さは、前記重ね部が対向する前記ワークの一辺の前記当接面の長さと略同じ長さであり、
    前記重ね部には、前記ワークの当接面の形状に沿った屈曲を可能とする屈曲誘発部が1又は複数個所に設けられ
    前記屈曲誘発部は、一方の端部が前記重ね部と前記ギャップ形成部との境界に位置し、他方の端部が前記重ね部の中途部に位置する孔、又は切り込み線である、
    溶接用裏当て金。
  2. 帯状に形成され、ワークの端部の当接面に重なる重ね部と、前記ワークの端部から突出してルートギャップを確保するギャップ形成部とが長手方向の一方の端部から他方の端部に亘って互いに並行して設けられており、
    前記重ね部の長手方向の長さは、前記重ね部が対向する前記ワークの一辺の前記当接面の長さと略同じ長さであり、
    前記重ね部には、前記ワークの当接面の形状に沿った屈曲を可能とする屈曲誘発部が1又は複数個所に設けられ
    前記屈曲誘発部は、一方の端部が前記重ね部と前記ギャップ形成部との境界に位置し、他方の端部が前記重ね部の他方の端縁部まで延びる切欠きである、
    溶接用裏当て金。
  3. 前記ギャップ形成部は、前記重ね部からの突出長さが前記ルートギャップに等しい、請求項1又は2に記載の溶接用裏当て金。
  4. 前記ギャップ形成部の厚さは、前記ルートギャップの間隔よりも大きい、請求項に記載の溶接用裏当て金。
  5. 前記屈曲誘発部は、前記重ね部の長手方向の中央部からずれた位置に設けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の溶接用裏当て金。
  6. 前記ワークの前記当接面は谷状に屈曲し、前記重ね部及び前記ギャップ形成部は前記当接面の形状に沿って屈曲させられる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の溶接用裏当て金。
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