JPH03297557A - 厚板組立てによる角鋼管柱の現場溶接連結方法 - Google Patents

厚板組立てによる角鋼管柱の現場溶接連結方法

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JPH03297557A
JPH03297557A JP9931590A JP9931590A JPH03297557A JP H03297557 A JPH03297557 A JP H03297557A JP 9931590 A JP9931590 A JP 9931590A JP 9931590 A JP9931590 A JP 9931590A JP H03297557 A JPH03297557 A JP H03297557A
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JP
Japan
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square steel
steel pipe
welding
pipe column
steel tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP9931590A
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English (en)
Inventor
Norimitsu Baba
馬場 則光
Tadaaki Tokuda
徳田 忠明
Rokuro Kono
河野 六郎
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鋼製厚板を溶接により組立てて製作した角
鋼管柱の端部を、構築現場において溶接により連結する
方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、鋼製厚板を溶接により組立結合して構成した建築
鉄骨用角鋼管柱を、構築現場において溶接により結合す
る場合、第17図に示すように、角鋼管柱4の端部の相
対する2辺にそれぞれ2つのタブ5を溶接により固着し
たのち、第18図に示すように、各角鋼管柱4の端部の
相対する2辺を溶接6により結合し、次いで第19図に
示すように、各角鋼管柱4の端部を柱直角方向の開先形
状にガラジングツして、前記タブ5を除去する。
次に第20図に示すように、角鋼管柱4にエンドタブ8
を溶接により固着したのち、第21図に示すように、各
角鋼管柱4の端部における残りの2辺を溶接9により結
合し、次いで前記エンドタブ8を切断したのち、角鋼管
柱4におけるエンドタブ切断部をグラインダーにより仕
上げて、第22図に示すような角鋼管柱溶接結合部を構
成してい、る。
(発明が解決しようとする課題〕 前記従来の角鋼管柱の溶接連結方法の場合は、ガウジン
グを行なう必要があり、かつ角鋼管柱4にエンドタブ8
を溶接により固着して角鋼管柱の端部を溶接により連結
したのち、エンドタブ8を切断し、次いでグラインダー
による仕上げを行なう必要があるので、煩雑な工程を必
要とし、そのため溶接連結能率が悪くコスト高になると
いう問題がある。
この発明は前述の問題を有利に解決できる厚板組立てに
よる角鋼管柱の現場溶接連結方法を提供することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この発明の厚板組立てによ
る角鋼管柱の現場溶接連結方法においては、厚板組立て
による角鋼管柱の端部を溶接により連結する方法におい
て、一方の角鋼管柱1の端面の4隅部に、内隅部から外
隅部に向かって延長するスペーサ2を溶接により固着し
、次に各スペーサ2の頂部に他方の角鋼管柱3の端面を
対向させた状態で、各角鋼管柱1.3の端部を溶接によ
り連結する。
〔実施例〕 次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
この発明を実施して、厚板組立てによる角鋼管柱を現場
溶接連結する場合は、まず工場において、4枚の鋼製厚
板10を溶接により固着して角鋼管柱1.3を製作し、
かつ第2図ないし第4図に示すように、」二部に配置さ
れる角鋼管柱1の下端面の4隅部に、内隅部から外隅部
に向かって放射状に延長する鋼板製スペーサ2を溶接1
1により固着する。
前記スペーサ2は、角鋼管柱の端部における各辺の溶接
部を区分するものであって、角鋼管柱と同一材質のもの
が用いられる。またスペーサ2の上下方向の端部は台形
断面になっている。
角鋼管柱を構成する4枚の板厚が等しいときは、角鋼管
柱の辺に対するスペーサ2の角度が456になり、また
角鋼管柱における直角に交差する一方の鋼板の板厚り、
と他方の鋼板の板厚t2とが異なる   12 場合は、前記角度がjan ’ 7−になる。
次に構築現場において、第5図および第6図に示すよう
に、上部の角鋼管柱1の下端部に固着された各スペーサ
2を、下部の角鋼管柱3の上端部に載置して溶接12に
より固着したのち、第7図に示すように、上部の角鋼管
柱1および下部の角鋼管柱3における相対する2辺をそ
れぞれ溶接13により結合する。次いで第8図に示すよ
うに、各角鋼管柱1,3における残りの2辺を溶接14
により結合する。
対向して配置された角鋼管柱1,3の辺を溶接する場合
、第9図に示すように、トーチ15を角鋼管柱の辺の長
手方向に移動させたのち角鋼管柱の内側から外側に小距
離移動させる動作を反復して行なって、角鋼管柱1.3
の内側から外側に向かって多層盛り溶接を行なう。この
場合、1層の溶接の始端部および終端部にクレータ−等
の欠陥が発生ずる可能性があるが、スペーサ2間の間隔
は次層の方が広がる台形であるので、次層の溶接時に前
記欠陥部がアークにより再溶融されるので、その欠陥部
が消滅する。
この発明を実施する場合、第10図に示すように、上部
の角鋼管柱1の下端部に開先斜面16を形成し、かつス
ペーサ2の上部に開先斜面16と同一勾配の斜面を形成
し、その斜面部分を角鋼管柱1に対して溶接により固着
してもよい。
前記実施例においては、スペーサ2の下端部を角鋼管柱
3の上端面に載置して溶接により固着しているが、第1
1図に示すように、スペーサ2の下端面と角鋼管柱3の
上端面との間に5〜6 mm程度の間隙Xを設けた状態
で、スペーサ2の下部を角鋼管柱3の上端面に溶接によ
り固着してもよい。
スペーサ2の下部における斜面の傾斜角αを306〜6
06に設定し、かつスペーサ2の下端面の巾Rを約4 
mmに設定し、さらにスペーサ2の板厚を建方時の荷重
を支えるのに充分な厚さ例えば10〜12mm程度に設
定するのが好ましい。また第12図に示すように、角鋼
管柱1の端部の内側に、オープンアークが生じるような
裏当金17を溶接により固着してもよい。
下部の角鋼管柱3に対するスペーサ2の溶接を、角鋼管
柱1および角鋼管柱3の本溶接と同時に行なってもよく
、また第13図ないし第16図は角鋼管柱1に対するス
ペーサ2の横断面の変形例を示している。
前記実施例の場合は、角鋼管柱1と同一材質のスペーサ
2が、第6図または第11図に示すように、完全にかつ
無欠陥状態で溶接されるので、スペーサ2により応力を
伝達することができる。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
エンドタブを角鋼管柱に溶接により固着する必要がなく
、かつガウジングを行なう必要もないので、厚板組立て
による角鋼管柱1.3の現場溶接連結を、容易にかつ高
能率でしかも低コストで行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図はこの発明の一実施例を示すもので
あって、第1図は角鋼管柱の斜視図、第2図は角鋼管柱
の端面の隅部にスペーサを固着した状態を示す底面図、
第3図はその側面図、第4図は溶接によるスペーサ固着
状態を示す縦断正面図、第5図は上部の角鋼管柱に固着
されたスペーサを下部の角鋼管柱に載置した状態を示す
側面図、第6図はスペーサを上下の角鋼管柱に溶接によ
り固着した状態を示す縦断正面図、第7図は角鋼管柱の
相対する2辺を溶接した状態を示す横断平面図、第8図
は角鋼管柱の全部の辺を溶接した状態を示す横断平面図
、第9図は多層盛り溶接を行なっている状態を示す平面
図である。 第10図は上部の角鋼管柱の下端部に設けた開先斜面に
スペーサを固着した状態を示す縦断正面図、第11図は
スペーサを下部の角鋼管柱から離した状態で溶接により
固着した例を示す縦断正面図、第12図は開先斜面を持
たない上部の角鋼管柱の下端部に裏当金を固着した状態
を示す縦断側面図、第13図ないし第16図は角鋼管柱
の端面と異なる横断面のスペーサとの関係を示す横断平
面図である。 第17図ないし第22図は従来の角鋼管柱の現場溶接連
結方法を示すものであって、第17図は角鋼管柱にタブ
を固着した状態を示す底面図、第18図は角鋼管柱の相
対する2辺を溶接した状態を示す横断面図、第19図は
角鋼管柱の端部をガウジングした状態を示す横断面図、
第20図は角鋼管柱にエンドタブを固着した状態を示す
横断面図、第21図は角鋼管柱の4辺を溶接した状態を
示す横断面図、第22図はエンドタブを切断した状態を
示す横断面図である。 図において、1は角鋼管柱、2はスペーサ、3は角鋼管
柱、11ないし14は溶接、16は開先斜面、17は裏
当金である。 特開平3 297557 (5) 特開平3 297557 (6) b

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 厚板組立てによる角鋼管柱の端部を溶接により連結する
    方法において、一方の角鋼管柱1の端面の4隅部に、内
    隅部から外隅部に向かって延長するスペーサ2を溶接に
    より固着し、次に各スペーサ2の頂部に他方の角鋼管柱
    3の端面を対向させた状態で、各角鋼管柱1、3の端部
    を溶接により連結する厚板組立てによる角鋼管柱の現場
    溶接連結方法。
JP9931590A 1990-04-17 1990-04-17 厚板組立てによる角鋼管柱の現場溶接連結方法 Pending JPH03297557A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011189363A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Nippon Steel & Sumikin Welding Co Ltd 横向ガスシールドアーク溶接方法
WO2012073480A1 (ja) * 2010-11-29 2012-06-07 ダイキン工業株式会社 圧縮機用ケーシング
JP2019155409A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 鹿島建設株式会社 鋼管の溶接方法、及び、柱の構築方法

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