JPH028261A - 無機顔料用分散剤 - Google Patents

無機顔料用分散剤

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JPH028261A
JPH028261A JP15892088A JP15892088A JPH028261A JP H028261 A JPH028261 A JP H028261A JP 15892088 A JP15892088 A JP 15892088A JP 15892088 A JP15892088 A JP 15892088A JP H028261 A JPH028261 A JP H028261A
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JP
Japan
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meth
mol
dispersant
salts
acrylate
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Pending
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JP15892088A
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English (en)
Inventor
Nobuo Hisada
伸夫 久田
Yoshimi Ida
位田 好美
Hiroshi Itayama
板山 博
Nami Ogaya
大鋸谷 奈美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANNOPUKO KK
San Nopco Ltd
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
SANNOPUKO KK
San Nopco Ltd
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は無機顔料用分散剤に関する。さらに詳しくは低
粘度でかつ粘度の経日変化の小さい高濃度の無機顔料ス
ラリーを可能とする分散剤に関するものである。
〔従来の技術] 従来、無機顔料用分散剤たとえば炭酸カルシウム用分散
剤としては、アクリル酸の重合体のナトリウム塩、カリ
ウム塩、アンモニウム塩; アクリル酸とその他の共重
合性モノマー(たとえば不飽和ジカルボン酸およびスル
ホ基含有モノマー)との共重合体のナトリウム塩、カリ
ウム塩、アンモニウム塩などが知られている(例えば特
公昭5fi−47131号公報)。
[発明が解決しようとする問題点′コ しかしながら、これらの分散剤は無機顔料スラリー粘度
低下効果や粘度の経日安定性付与効果において未だ満足
すべきものではなく、例えば80重量%を越える高濃度
の炭酸カルシウムの水性スラリーにおいては低粘度で経
口安定性のよいものを得ることは非常に難しいという問
題点を有する。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは低粘度で経口安定性のよい無機頌料スラリ
ーを製造し得る分散剤について研究を行った結果、本発
明に到達した。ナなはち本発明は(メタ)アクリル酸リ
チウムa (A)25〜100モル%と他の共重合性モ
ノマー(B)0〜75モル%との(共)重合体からなる
無機顔料用分散剤である。
(共)重合体において、他の共重合性モノマーとしては
(メタ)アクリル酸、リチウム塩以外の(メタ)アクリ
ル酸の塩[アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩
などコ、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、バリウ
ム塩など)、アンモニウム塩、有機アミン塩(アルカノ
ールアミン塩、低級アミン塩など)などコ、不飽和ジカ
ルボン酸(塩)[マレイン酸、フマル酸、イタコン酸お
よびそれらのリチウム塩および上記(メタ)アクリル酸
の塩の項で記載したものと同様の塩コ、スルホ基含存モ
ノマー(塩)[ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸
、ポリオキシプロピレンメタクリル酸エステルの硫酸エ
ステルおよびそれらのリチウム塩、上記(メタ)アクリ
ル酸の項で記載したものと同様の塩などコ、アミド基含
有モノマー(アクリルアミド、メタクリルアミドなど)
、水酸基金をモノマー[ヒドロキシアルキル(メタ)ア
クリレートたとえばヒドロキシエチルアクリレートおよ
びヒドロキシメチルメタクリレ−トコ、(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステル(アクリル酸メチル、メタクリル
酸ブチルなど)、ビニルエステルモノマー(酢酸ビニル
など)、芳香族炭化水素モノマー(ビニルトルエン、α
−メチルスチレンなど)およびニトリル基含有モノマー
(アクリロニトリル、メタクリロニトリルなど)が挙げ
られる。
(共)重合体中で(A)の量は25〜100モル%、好
ましくは50〜100モル%、特に好ましくは、75〜
100モル%、(B)の量は75〜Oモル%、好ましく
は50〜θモル%特に好ましくは25〜0モル%である
。(A)が25モル%未溝では粘度低下効果が低下する
(共)重合体の中和度は通常25〜100モル%である
(共)重合体の塩中のリチウム塩の量は通常25〜10
0モル%である。
他のモノマーが疎水性上ツマ−である場合そのヱの上限
は通常30モル%以下である。
カルボキシル含有モノマー(フリーの形および塩の形)
の量は通常25〜100モル%である。
(共)重合体の重量平均分子量は通常1,000〜10
0.000、好ましくはs、ooo〜40,000であ
る。重量平均分子量が1.Goo未溝の場合には分散剤
の使用量を多く必要とするとともに、粘度低下効果が低
下し、また100.Gooを越える場合にも粘度低下効
果が低下する。
(共)重合体の製造方法は、通常行われている方法を用
いることができる。例えば過硫酸カリウムまたはアゾ系
化合物の存在下で、水または水−アルコール系の溶媒中
で常圧下では50−100℃で、加圧下では80〜15
0℃で1〜lO時間重合させた後、水酸化リチウムまた
は場合により他のアルカリ性物質で中和することにより
得られる。
重合の方法としては(メタ)アクリル酸を全量重合槽に
仕込んでもよく、また(メタ)アクリル酸の全量または
一部を滴下する方法を用いてもよい。
また予め塩の形にしたモノマーを重合してもよい。
重合開始剤は全量を重合槽に仕込んでもよく、連続的に
重合槽に投入していく方法を用いてもよい。
本発明の分散剤は無機顔料に対して効果を発揮する。無
機顔料としては炭酸カルシウム、クレー酸化チタン、サ
チンホワイト、タルク、アルミナなどが挙げられる。特
に炭酸カルシウムに対しては優れた効果を発揮し、0.
05〜0.1t1mの微細な粒径から1〜3μmの比較
的大きな粒径までの炭酸カルシウムに有効である。
本発明の分散剤の使用量は無機顔料に対して通常0,0
1〜5%(固形分重量)であり、好ましくは0.05〜
3%である。0.O1%未溝では粘度低下効果が不十分
であり、また5%より多い場合にはスラリー粘度が経日
的に増加する。
本発明の分散剤を使用する方法には、通常のスラリー化
方法が用いられる。例えば分散剤を溶解した水溶液中に
顔料を添加してかくはん、混合する方法、顔料に水と分
散剤を加えてかくはん、混合する方法が挙げられる。
かくはん、混合する方法としては例えば高速デイスパー
 リボンミキサーなど一般に用いられるかくはん装置を
使用することができる。
また、顔料の鉱石または粗粒子を粉砕と同時にスラリー
化する場合(例えば重質炭酸カルシウムの湿式粉砕)に
は、顔料の鉱石または粗粒子に水と分散剤を添加して、
粉砕と同時にスラリー化する方法、顔料の鉱石または粗
粒子を粉砕時に逐次添加する方法が挙げられる。粉砕と
同時にスラリー化する方法としては例えばアトライター
 ビーズミルなど一般に用いられる湿式粉砕機を使用す
ることができる。
[実施例] 以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明
はこれにより限定されるものではない。実施例中の部は
重量部を示す。
実施例1〜9、比較例1〜4 本発明の分散剤(実施例1〜9)および比較分散剤(比
較例1〜4)を下記に示す。
実施例1 ポリアクリル酸リチウム塩(分子量12,000)実施
例2 ポリアクリル酸リチウム塩(分子量35.Goo)実施
例3 ポリメタクリル酸リチウム塩(分子量9,000)実施
例4 アクリル酸リチウム塩(75モル%)とアクリル酸(2
5モル%)の共重合体(分子量12,000)実施例5 アクリル酸リチウム塩(65モル%)とマレイン酸ナト
リウム塩(15モル%)とアクリル酸バリウム塩(25
モル%)の共重合体(分子量14,000)実施例6 アクリル酸リチウム塩(75モル%)とマレイン酸ナト
リウム塩(25モル%)の共重合体(分子量15.00
0) 実施例7 アクリル酸リチウム塩(75モル%)とビニルスルホン
酸ナトリウム塩(25モル%)の共重合体(分子fi1
3,000) 実施例8 アクリル酸リチウム塩(75モル%)とアクリルアミl
’(25モル%)の共重合体(分子量11,000)実
施例9 アクリル酸リチウム塩(75モル%)とスチレン(25
モル%)の共重合体(分子量13,000)比較例1 ポリアクリル酸ナトリウム塩(分子量12,000)比
較例2 アクリル酸カリウム塩(75モル%)とマレイン酸カリ
ウム塩(25モル%)の共重合体(分子114.00G
) 比較例3 アクリル酸ナトリウム塩(75モル%)とビニルスルホ
ン酸ナトリウム塩(25モル%)の共重合体(分子量1
4,000) 比較例4 アクリル酸アンモニウム塩(75モル%)とアクリルア
ミド(25モル%)の共重合体(分子fi13゜試験例
1 実施例および比較例の分散剤について分散試験を行った
[試験方法] 水20部と所定の分散剤を均一溶解した水溶液にニスカ
ロン#2000 (三共製粉株式会社製 重質炭酸カル
シウム)を80部添加し、ホモミキサー[特殊機化工業
■製コを用いて10分間かくはん分散させる。得られた
80重量%炭酸カルシウムの水性スラリーの製造直後お
よび7日後の粘度をBL型粘度計[東京計器l)喝製コ
を用いて25°C1[iorpmの条件で測定した。第
1表に分散剤添加量ならびに試験結果を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(メタ)アクリル酸リチウム塩(A)25〜100
    モル%と他の共重合性モノマー(B)0〜75モル%と
    の(共)重合体からなる無機顔料用分散剤。 2、(B)が(メタ)アクリル酸、リチウム塩以外の(
    メタ)アクリル酸の塩、不飽和ジカルボン酸(塩)、ス
    ルホ基含有モノマー(塩)、アミド基含有モノマー、水
    酸基含有モノマー、(メタ)アクリル酸アルキルエステ
    ル、ビニルエステルモノマー、芳香族炭化水素モノマー
    およびニトリル基含有モノマーからなる群より選ばれる
    モノマーである請求項1記載の分散剤。 3、(共)重合体の重量平均分子量が1,000〜10
    0,000である請求項1または2記載の分散剤。 4、(A)が75〜100モル%、(B)が0〜25モ
    ル%である請求項1〜3のいずれか記載の分散剤。 5、顔料が炭酸カルシウムである請求項1〜4のいずれ
    か記載の分散剤。
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