JPH0281900A - フォークリフト用通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は荷役作業情報を親局からフォークリフトに転
送してその荷役作業情報に基いてフォークリフトに荷役
作業を行わせるようにしたフォークリフト用通信装置に
関するものである。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題］従来、
この種のフォークリフト用通信装置においては、フォー
クリフトによる荷取りと同時に荷役物の内容等を確認す
るための手段が何ら講じられていなかった。このため、
例えば倉庫に保管された沢山の荷役物の内から特定の荷
役物を荷取りしてフォークリフトで搬出する場合等に、
目的の荷役物と間違えて別の荷役物を搬出する虞があっ
た。従って、倉庫から搬出した後に荷役物の内容を再確
認しても、間違えた荷役物については、取り替えのため
の荷役作業を改めて行わなければならず不便であった。

この発明は前述した事情に鑑みてなされたものであって
、その目的は、荷取りと同時にリアルタイムに荷役物の
内容の確認を正確に行い得ると共に、その確認結果に基
いてより正確な荷役作業を行うことが可能で、しかも親
局にて荷役作業の管理をリアルタイムに行うことが可能
なフォークリフト用通信装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するためにこの発明においては、荷役
作業情報を親局から子局であるフォークリフトに転送し
てその荷役作業情報に基いてフォークリフトに荷役作業
を行わせるようにしたフォークリフト用通信装置におい
て、フォークリフトには、荷役物又はその荷役物を受承
するパレットに付された荷役物の内容を指示する情報を
有した記録媒体の情報を読み出すための前情報続出手段
と、その前情報続出手段が読み出した情報を親局へ転送
するための転送手段とを備え、親局には、前情報続出手
段により読み出された情報と荷役作業情報とが一致する
か否かを判断するための判断手段と、判断手段の判断結
果に基いて次の処理動を子局に指令するための指令手段
とを備えている。

［作用］ 従って、フォークリフトが行うべき荷役作業情報は親局
から子局へと転送される。そして、子局において、その
荷役作業情報に基いて荷役作業が行われ、フォークリフ
トが目的の荷役物に接近して荷取りを行う際に、前情報
続出手段により荷役物又はパレットに付された記録媒体
の情報が読み出される。又、転送手段は前情報続出手段
が読み出した情報を親局へ転送する。

そして、親局において、判断手段は前情報続出手段によ
って読み出された情報と荷役作業情報とが一致するか否
かを判断し、指令手段はその判断結果に基いて次の処理
動作、即ち荷取りを間違えた場合には、荷取り修正のた
めの処理動作等を子局に指令する。

［実施例］ 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に基いて詳
細に説明する。

第１図に示すように、この実施例において、親局として
の事務所ｌ内には、倉庫２内にて作業を行う子局である
フォークリフト３に対し荷役作業情報等の連絡事項を送
信すると共に、フォークリフト３からの固体識別情報等
の連絡事項を受信するための親局用送受信装置４が設置
されている。

第２図に示すように、この親局用送受信装置４はフォー
クリフト３に送信するための連絡事項を入力可能且つ出
力表示可能なパーソナルコンピュータ（以下「パソコン
」という）５と、同パソコン５との間の信号のやりとり
を制御すると共に電気信号を入出力する制御部６と、同
制御部６との間の電気信号を電波として送信すると共に
フォークリフト３からの電波を受信する無線部７とから
構成されている。無線部７はＦＳＫ変調回路及び復調回
路を備え、テレビの空きチャンネルの周波数を使用する
と共に電波法の規制を受けない微弱電波を送受信するよ
うになっている。

そして、制御部６により、フォークリフト３に転送した
荷役作業情報とフォークリフト３から送られてきた固体
識別情報とが一致するか否かを判断するための判断手段
と、その判断結果に基いて次の処理動作をフォークリフ
ト３に指令するための指令手段とが構成されている。

ここで、固体識別情報とは、倉庫２内に保管されている
複数の荷役物Ｂの内、目的の荷役物Ｂの内容を指示する
ための荷番号、数量及び製造年月日等の情報である。又
、荷役作業情報とは、前記固体識別情報とその保管場所
及び搬送場所を指示するための情報である。

又、フォークリフト３には、前記親局用送受信装置４に
対応して同送受信装置４との間で電波のやりとりを行う
子局用送受信装置８が装備されている。

この子局用送受信装置８は親局用送受信装置４との間で
電波のやりとりを行うための無線部９と、同無線部９か
らの信号を一時的に記憶すると共に制御して出力部へ出
力し、入力部からの信号を一時的に記憶すると共に制御
して無線部９へ出力する制御部１０と、前記出力部とし
ての液晶表示器（ＬＣＤ）１１、プリンタ１２、報知用
ブザー１３及び回転灯１４と、前記入力部としてのキー
ボード１５、続出スイッチ１６及び確認スイッチ１７と
、荷役物Ｂに付され、その荷役物Ｂの内容を指示する情
報を有した記録媒体としての固体識別情報記録カード（
以下ｒＩＤカード」という）１８の情報を読み出すため
の荷情報続出手段としての固体識別情報読出器（以下ｒ
　Ｉ　Ｄ　ＩＪ−ダ」という）１９とからなっている。

そして、子局用送受信装置８の無線部９により、Ｉ　Ｄ
　Ｕ−ダ１９が読み出した固体識別情報を親局、即ち事
務所１へ転送するための転送手段が構成されている。

尚、無線部９は親局用送受信装置４の無線部７と同様に
ＦＳＫ変調回路及び復調回路を備え、テレビの空きチャ
ンネルの周波数を使用すると共に電波法の規制を受けな
い微弱電波を送受信するようになっている。

第３図に示すように、ＬＣＤ１１、プリンタ１２、ブザ
ー１３、キーボード１５、続出スイッチ１６及び確認ス
イッチ１７はそれぞれインスツルメントパネル２１上に
配設されている。ＬＣＤ１１は２０桁×４行のものが、
プリンタ１２は２０桁プリンタが使用されている。

この実施例において、荷役物Ｂに付されたＩＤカード１
８は長寿命の内蔵リチウム電池を電源として作動し、予
め記憶された荷役物Ｂの内容を指示する情報、例えば荷
番号、数量、製造年月日等の固体識別情報に相当するコ
ードをマイクロ波に乗せて常時で発信するものである。

又、この実施例において、ＩＤリーダ１９はＩＤカード
１８から発信されるマイクロ波を受信する平面アンテナ
を備え、ＩＤカード１８から１〜３ｍ離れた位置でもそ
のマイクロ波を受信可能な非接触型の情報続出器である
。

又、第１．４図に示すようにＩＤリーダ１９はフォーク
２２を上下動させるためのブラケット２３に取付けられ
ている。

次に、親局用送受信装置４の作用を第５図のフローチャ
ートに従って説明する。尚、このフローチャートは制御
部６の処理動作を示している。

まず、事務所１からフォークリフト３０作業者Ｗに荷役
作業情報等の連絡事項を伝える場合には、パソコン５を
使って連絡事項を入力する。人力方法はパソコン５との
対話方式により行われる。

即ち、ステップ１０１では、パソコン５に人力が有るか
否かを判別する。そして、パソコン５に荷役作業情報等
の入力が有る場合には、ステップ１０２へ移行してパソ
コン５からの入力情報を内部メモリに記憶し、ステップ
１０３へ移行する。

一方、ステップ１０１において、パソコン５に入力が無
い場合には、ステップ１０３ヘジヤンプする。

ステップ１０３では、子局であるフォークリフト３から
の受信信号が有るか否かを判別する。そして、子局から
の受信信号、例えば固体識別情報に関する受信信号が有
る場合には、ステップ１゜４へ移行し、その受信信号を
処理して固体識別情報を得ると共に、ステップ１０５へ
移行し、パソコン５から所定の荷役作業情報、即ち先に
フォークリフト３に転送した荷役作業情報を読み出し、
ステップ１０６へ移行する。

ステップ１０６では、前記固体識別情報及び前記荷役作
業情報の画情報が一致するか否か、つまりフォークリフ
ト３からの固体識別情報と荷役作業情報に含まれる固体
識別情報とが一致するか否かを判別する。

そして、前記画情報が一致する場合には、ステップ１０
７へ移行し、その−数情報をパソコン５へ転送する。こ
の実施例では、パソコン５に一致情報が入力されること
により、パソコン５にて予めファイルされている荷役用
管理データをその都度書き替えて整理するようになって
いる。

次に、ステップ１０８へ移行し、前記−数情報を子局へ
送信すべき情報として内部メモリに記憶し、ステップ１
０・９へ移行する。

一方、ステップ１０６において、前記画情報が一致しな
い場合には、ステップ１１０へ移行し、その不一致情報
を子局へ送信すべき情報として記憶し、ステップ１０９
へ移行する。

又、前記ステップ１０３において、子局からの受信信号
が無い場合には、同様にステップ１０９ヘジヤンプする
。

そして、ステップ１０９では、子局へ送信すべき情報が
内部メモリに有るか否かを判別し、その送信すべき情報
が有る場合には、ステップ１１１へ移行し、内部メモリ
から該当する情報、即ち一致情報、不一致情報又は荷役
作業情報等の情報を読み出す。

続いて、ステップ１１２へ移行し、前記読み出した情報
を無線部７へ電気信号として出力し、同無線部７から自
動的に送信させる。

その後、ステップ１１３へ移行し、前記読み出した情報
を内部メモリからクリアする。

一方、ステップ１０９において、子局へ送信すべき情報
が無い場合には、ステップ１０１ヘジヤンプする。

次に、子局用送受信装置８の作用を第６図及び第７図の
フローチャートに従って説明する。尚、これらフローチ
ャートは制御部１０の処理動作を示している。

まず、親局用送受信装置４との間での情報のやりとりに
ついて第６図に従って説明する。

ステップ２０１では、親局である事務所１からの受信信
号が有るか否かを判別する。そして、親局用送受信装置
４から送信された電波が子局用送受信装置８にて受信さ
れると、ステップ２０２へ移行し、受信信号を処理して
情報を得る。

次に、ステップ２０３へ移行し、前記処理した情報を受
信データとして一時的に内部メモリに記憶し、ステップ
２０４へ移行する。

従って、処理して得られる一致情報、不一致情報又は荷
役作業情報等の各情報がそれぞれ内部メモリに記憶され
ることになる。

一方、前記ステップ２０１において、親局からの受信信
号が無い場合には、ステップ２０４ヘジヤンプする。

そして、ステップ２０４では、親局へ送信すべき情報が
内部メモリに有るか否かを判別する。そして、この送信
すべき固体識別情報等の情報がある場合には、ステップ
２０５へ移行し、内部メモリから該当する情報を読み出
す。

続いて、ステップ２０６へ移行し、前記読み出した情報
を無線部９から送信して、ステップ２０７へ移行し、前
記読み出した情報を内部メモリからクリアした後、ステ
ップ２０８へ移行し、ＬＣＤ１ｌにおける情報の表示を
クリアし、ステップ２０９へ移行する。

一方、ステップ２０４において、親局へ送信すべき情報
が内部メモリに無い場合には、ステップ２０９ヘジヤン
プする。

ステップ２０９では、内部メモリに不一致情報が有るか
否かを判別する。そして、内部メモリに不一致情報が有
る場合には、ステップ２１０へ移行し、荷取りが正確に
行われていないことを示す「不一致」をＬＣＤ１１にて
出力表示させ、更にステップ２１１へ移行し、「不一致
」をプリンタ１２にて出力印字させる。

続いて、ステップ２１２へ移行し、作業者Ｗの注意を喚
起するために通報信号を出力してブザー１３を鳴動させ
ると共にステップ２１３へ移行して同通報信号により回
転灯１４を点灯させる。

これら一連の処理動作は、フォークリフト３に荷取りの
修正を行わせるための指令に相当し、作業者Ｗはこれら
の処理動作に応答して荷取りの修正を行うことになる。

尚、ブザー１３の鳴動及び回転灯１４の点灯は作業者Ｗ
が確認スイッチ１７を押すことにより止まるようになっ
ている。

一方、ステップ２０９において、内部メモリに不一致情
報が無い場合には、ステップ２１４へ移行し、内部メモ
リにその他の情弗、即ち一致情報又は荷役作業情報等が
有るか否かを判別する。そして、その他の情報が無い場
合には、ステップ２０１ヘジヤンプし、その他の情報が
ある場合には、ステップ２１５へ移行する。

ステップ２１５では、ＬＣＤ１１にてその他の情報、即
ち一致情報又は荷役作業情報等を出力表示させ、更にス
テップ２１６へ移行し、プリンタ１２にて前記その他の
情報を出力印字させる。

次に、子局用送受信装置８のＬＣＤ１１にて表示された
荷役作業情報に基いて行われる荷役作業を第７図に従っ
て説明する。

この実施例では、親局用送受信装置４から荷役作業情報
が送られてくる毎に、その情報がＬＣＤ１１にて自動的
に表示されることになる。

従って、作業者ＷはＬＣＤＩＩにて最初に表示された１
番目の荷役作業情報を目視して目的の荷役物Ｂの固体識
別情報とその保管場所及び搬送場所を確認する。

そして、その保管場所までフォークリフト３を移動させ
、目的の荷役物Ｂの荷取りを行うためにフォークリフト
３をその荷役物に対向させると共にフォーク２２をパレ
ット２４にセットする。このとき、ＩＤＩＪ−ダ１９は
目的の荷役物Ｂに付されたＩＤカード１８からのマイク
ロ波を受信することになる。

そして、ステップ３０１において、続出スイッチ１６の
オン操作を待って、作業者Ｗがフォーク２２のセットの
際にＩＤカード１８からの固体識別情報を読み出すため
に続出スイッチ１６をオンすると、ステップ３０２へ移
行し、ＩＤリーダ１９にて受信されるマイクロ波を介し
てＩＤカード１８からの固体識別情報を読み出す。

次に、ステップ３０３へ移行し、その読み出した固体識
別情報を内部メモリに記憶させる。

更に、ステップ３０４へ移行し、その内部メモリに記憶
した固体識別情報を、ＬＣＤＩＩにて先に表示した荷役
作業情報の下側に表示させる。

又、このとき読み出された固体識別情報は、子局用送受
信装置８から親局用送受信装置４へ送信すべき情報とし
て制御部１０、無線部９を介して親局用送受信装置４へ
送信される。

親局用送受信装置４では、その送信されてきた固体識別
情報とそれに対応する荷役作業情報とが比較され、画情
報が一致するか否かが判断される。

そして、それら判断結果は親局用送受信装置４から子局
用送受信装置８へ送信されて作業者Ｗに知らされる。

即ち、前記画情報が一致する場合には、ＬＣＤ１１及び
プリンタ１２が作動して、荷取りが成功したことが作業
者Ｗに知らされる。一方、前記画情報が一致しない場合
には、ＬＣＤＩＩ、プリンタ１２、ブザー１３及び回転
灯１４が作動して、荷取りの間違っていることが作業者
Ｗに知らされる。

よって、作業者Ｗは単に前記各部材１１〜１４の作動の
みに基き、荷取りしようとしている荷役物Ｂが目的の荷
役物であるか否かの確認を容易且つ正確に行うことがで
きる。つまり、作業者Ｗの誤判断を未然に防止すること
ができる。

又、この実施例では、読み出した固体識別情報とそれに
対応する荷役作業情報とを上下に並べてＬＣＤ１１にて
表示するようになっているので、作業者Ｗはそれらを目
視して荷役物Ｂの確認を改めて行うこともできる。

即ち、この実施例では、事務所１からの荷役作業情報に
より指示された荷役物と、実際の荷役作業にて荷取りし
た荷役物Ｂとの照合を、親局用送受信装置４にて自動的
且つ正確に行うことができると共にその結果をフォーク
リフト３の作業者Ｗに知らせることができ、しかも荷取
りと同時にリアルタイムに行うことができる。

従って、荷取りされた荷役物Ｂが間違っている場合には
、正確な荷取りを行うために直ちに対処することができ
る。

この結果、荷役作業の正確性及び効率を向上させること
ができる。

尚、この実施例では、フォーク２２と共に上下動するプ
ラケット２３にＩＤリーダ１９が取付けられているので
、例えば第１図に示すように目的の荷役物Ｂが保管棚２
５の上部に置かれている場合には、フォーク２２を上動
させて目的の荷役物Ｂに対向させたときにＩＤカード１
８からの固体識別情報等を読み出すことができる。つま
り、フォーク２２を上動させて荷取りを行い再び元の位
置に下動させることなく固体識別情報等を読み出すこと
ができ、荷役物Ｂの照合を早期に行うことができる。

このように、１番目の荷役物情報に基（荷役作業を行っ
た後、２番目、３番目等の荷役作業情報に基いて荷取り
を行うことにより、前記と同様に荷取りの確認をリアル
タイムに行うことができる。

そして、この実施例では、正しい荷取りが行われて、作
業者Ｗが続出スイッチ１６をオンする毎に、その固体識
別情報が子局用送受信装置８から親局用送受信装置４へ
送信される。

従って、親局用送受信装置４では、この固体識別情報に
基いて一致情報をパソコン５へ転送し、パソコン５にて
先に記憶されている荷役用管理データを整理することが
できる。しかも、この荷役管理データの整理をリアルタ
イムで行うことができ、常に新しい荷役用管理データに
基づいた荷役作業情報をフォークリフト３へ自動的に送
ることができる。

尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
発明の趣舌を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜
に変更して次のように実施することもできる。

（１）前記実施例では、続出スイッチ１６の操作に基い
てＩＤリーダ１９によりＩＤカード１８からの固体識別
情報の読み出しを行うように構成したが、荷取りの際に
フォーク２２にかかる荷重を検知する荷重センサを設け
、同センサの荷重検知に基いてＩＤリーダ１９によりＩ
Ｄカード１８からの固体識別情報を自動的に読み出すよ
うに構成してもよい。

（２）前記実施例では、続出スイッチ１６の操作に基い
てＩＤリーダ１９によりＩＤカード１８から固体識別情
報の読み出しを行うように構成したが、一連の荷取り工
程、例えば荷取りの際のフォークリフト３の前進、フォ
ーク２２の昇降、フォークリフト３の後進等の工程の完
了を検知して■［）　ＩＪ−ダ１９により１０カード１
８からの固体識別情報を自動的に読み出すように構成し
てもよい。

（３）前記実施例では、続出スイッチ１６の操作に基い
てＩＤリーダ１９によりＩＤカード１８からの固体識別
情報の読み出しを行うように構成したが、ＩＤリーダ１
９によりＩＤカード１８からの固体識別情報を予め定め
られた時間間隔をおいて自動的に読み出すように構成し
てもよい。

（４）前記実施例では、荷役？ｌＢの内容を指示する情
報を有した記録媒体としてＩＤカード１８を荷役物Ｂに
付すと共にその情報を読み出すための荷情報続出手段と
してのＩＤＩＪ−ダ１９を設けたが、記録媒体をバーコ
ードとしてその荷情報続出手段をバーコードリーグとし
たり、記録媒体を荷役物Ｂの内容を示すマークとしてそ
の荷情報続出手段を画像認識装置としたりしてもよい。

（５）前記実施例では、記録媒体としてのＩＤカード１
８を荷役物Ｂに付したが、記録媒体をパレット２４に付
してもよい。

（６）前記実施例では、ＩＤカード１８から読み出され
た固体識別情報を子局用送受信装置８から親局用送受信
装置４へ自動的に転送するように構成したが、作業者Ｗ
のキー人力操作等により手動で送るように構成してもよ
い。

（７）前記実施例では、親局用送受信装置４から子局用
送受信装″ｙＬ８への情報の転送を自動的に行うように
構成したが、親局用送受信装置４にてキー操作により手
動で転送するように構成してもよい。

（８）前記実施例では、有人のフォークリフト３に具体
化したが、自動的に操縦される無人フォークリフトや無
人搬送車に具体化してもよい。

（９）前記実施例では、荷取りが間違っている際の処理
動作として、フォークリフト３に設けたしＣＤ１１、プ
リンタ１２、ブザー１３及び回転灯１４を作動させて、
荷取りの不一致を作業者Ｗに報知し、荷取りの修正を促
すように構成したが、荷取りが間違っている際の処理動
作としてフォークリフト３を停止させるように構成した
り、無人フォークリフトの場合には、荷役物を元の位置
に戻して、正しい荷取りを改めて行わせるように構成し
たりしてもよい。

（１０）前記実施例では、子局であるフォークリフト３
を１台に想定したが、子局であるフォークリフト３を複
数台に想定してもよい。

（１１）前記実施例では、親局用送受信装置４を事務所
１に設置したが、親局用送受信装置４を別のフォークリ
フトに設置してもよい。要するに、親局が事務所１であ
る必要はなく、フォークリフト３等の移動体であっても
よい。

（１２）前記実施例では、フォーク２２を設けたフォー
クリフト３に具体化したが、ロールクランプタイプのフ
ォークリフトに具体化してもよい。

［発明の効果コ 以上詳述したようにこの発明によれば、荷取りと同時に
リアルタイムに荷役物の内容の確認を正確に行うことが
できると共に、その確認結果に基いてより正確な荷役作
業を行うことができ、延いては荷役作業の効率を向上さ
せることができ、しかも親局にて荷役作業の管理をリア
ルタイムに行うことができるという優れた効果を発揮す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を具体化した一実施例を示す概略構成
図、第２図は親局用送受信装置及び子局用送受信装置の
関係を示すブロック図、第３図はインスツルメントパネ
ルを示す平面図、第４図はフォーク等を示す正面図、第
５図は親局用送受信装置の作用を説明するフローチャー
ト、第６図及び第７図は子局用送受信装置の作用を説明
するフローチャートである。 図中、１は親局としての事務所、３は子局であるフォー
クリフト、６は判断手段及び指令手段としての制御部、
９は転送手段としての無線部、１８は記録媒体としての
ＩＤカード、１９は荷情報続出手段としてのＩＤリーグ
、２４はバレット、Ｂは荷役物である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　荷役作業情報を親局から子局であるフォークリフト
   に転送してその荷役作業情報に基いてフォークリフトに
   荷役作業を行わせるようにしたフォークリフト用通信装
   置において、 前記フォークリフトには、 荷役物又はその荷役物を受承するパレットに付された荷
   役物の内容を指示する情報を有した記録媒体の情報を読
   み出すための荷情報読出手段と、前記荷情報読出手段が
   読み出した情報を前記親局へ転送するための転送手段と を備え、 前記親局には、 前記荷情報読出手段により読み出された情報と前記荷役
   作業情報とが一致するか否かを判断するための判断手段
   と、 前記判断手段の判断結果に基いて次の処理動作を前記子
   局に指令するための指令手段と を備えたフォークリフト用通信装置。