JPH04173699A - 無線ｌａｎシステムにおける誤配送防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は１行き先の違ったトラックに荷を誤って積載す
ることを防止する無線ＬＡＮシステムにおける誤配送防
止装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の荷の入出庫はフォークリフトの運転者に伝票を手
渡しによって処理されていた。

［解決すべき課題］ 上述のように、伝票による処理では、誤配送が防くこと
ができず、誤配送によってもたらされる回収作業、再発
送及び納期遅延等の諸問題が多く発生していた。それに
よる物流効率の向上を阻害するという課題が生じていた
。

本発明の無線ＬＡＮシステムにおける誤配送防止装置（
以下本発明装置という。）は、上述の課題を解決するた
めに案出されたものである。

〔課題を解決する手段］ 本発明装置は、制御装置からの入出庫指令情報とフォー
クリフトに搭載したＩＤ送受信器で得た行先信号とを比
較し、一致し、ない場合に警報を発する警報回路を上記
車上機に設けて、フォークリフトに荷を積載時に誤荷で
あるか否かを検知してしまうことによって、瞬時に正荷
と変更し、誤配送を防止せんとしたものである。

〔実施例〕

本発明装置の実施例を図面に基づき説明すると。

第１図において、１は倉庫で、該倉庫は荷を行き先別や
必要個数に仕分けたり、荷を保管する場所である。

２は倉庫内事務所で、該倉庫内事務所２には後述する制
御装置と無線端末機が設置されている。

３は制御装置で、該制御装置３はＩＤタグ情報。

行先情報及びロケーション情報等荷役・入出庫に必要な
情報のすべてを授受するものであり、特に出庫情報につ
いては、制御装置３に備えたキースイッチで入力される
。

４は無線端末機で、該無線端末機４は上記制御装置３と
後述するフォークリフトの車上機との間の荷役・入出庫
に必要なすべての情報を後述する分配器を介して無線に
て授受させる。ものである。

５は分配器で１該分配器５は上記無線端末機４に接続さ
れている。また倉庫の広さや棚の設置個数に応して１台
以上の個数が必要な場合もある。

６はアンテナで、該アンテナ６は上記分配器５に接続さ
れている。

７はフォークリフトで、該フォークリフト７には後述す
る車上機、該車上機にそれぞれが接続されているレーザ
スキャナ及びＩＤ送受信器が搭載されている。

第２図において、８は車上機で、該車上機８は一種のパ
ーソナルコンピュータで送受信機能をもち、上記制御装
置３とＩＤタグ情情報９先先情報びロケーション情報等
荷役・入出庫に必要な情報のすべてを無線にて授受行な
えるものである。更に該車上機８にはＩＤタグ１６内の
行先情報と制御装置３から伝送されきた行先情報とが、
一致しない場合には警報を発する警報回路１７が設けら
れている。

９はレーザスキャナで、該レーザスキャナ９に後述する
荷貼付バーコードから行先情報とロケーション位置表示
バーコードからロケーション情報を読み込み、該行先情
報とロケーション情報を上記車上機８へ伝送している。

１０はＩＤ送受信器で、該ＩＤ送受信器１０は後述する
ボックスバレントの一側面に貼付したＩＤタグに上記レ
ーザスキャナ９から得た行先情報と荷の置場所を示すロ
ケーション情報を入庫作業時には書き込むとともに行先
情報を出庫作業時には読み込み上記車上機８へ伝送して
いる。

第３図において、１１はボックスパレットで、該ボック
スパレット１１はその下部にフォークリフト７のフォー
クが挿入できる空間１２が形成されている。

該ボックスパレット１１に貼付されたＩＤタグ１６は固
有のＩＤタグ情報の他は何等の情報も記憶させていない
ものを使用し、使用後であっても、再度初期化をしなお
し、固有のＩＤタグ情報以外の他の情報はすべて消去さ
せている。

１３は荷で、該荷１３の一側面には行き先別に異なるバ
ーコードを表示した荷貼付バーコード１４が貼付されて
いる。

１５はロケーション位置表示バーコードで、該ロケーシ
ョン位置表示バーコード１５は倉庫ｌの床面に所定の間
隔である所定の座標を得られるよう設置されている。

（動　　作〕 本考案装置の動作状態を■入庫作業の場合と■出庫作業
の場合とに分けて説明する。

■入庫作業の場合 ボックスバレントエ１には同一の行先の荷１３が多数収
納されている。この中の一つの荷１３を取り出し、該荷
１３に貼付した荷貼付バーコード１４をレーザスキャナ
９で読み取り２車上機８に行先情報を伝送する。その後
はフォークリフト７で上記ボックスバレン目１ごと荷１
３を運び、所定の位置におく。この際、その位置に設置
しであるロケーション位置表示バーコード１５をレーザ
スキャナ９で読み取り、車上機８にロケーション情報を
伝送する。

ここで運転者が車上機８操作して作業完了信号を発する
と、上記行先情報とロケーション情報とが車上機８から
分配器５を介して無線端末機４に伝送され、制御装置３
内に伝送される。

上記制御装置３には、上述のような方法で在庫情報がす
べて記憶される。

■出庫作業の場合 上記制御装置３に出庫すべき荷１３の種類９個数が入力
されると、上記制御装置３は以前に記憶した在庫情報と
照合し、当該に出庫すべき荷１３の行先情報とロケーシ
ョン情報とを割り出し、それらの情報と出庫であるとの
情報を無線端末機４から車上機８に伝送され、車上機８
のデイスプレィ（図示せず）に表示される。この表示に
基づき運転者は当該荷１３の入ったボックスパレット１
１を取り出しに行く。

上記ボックスパレット１１の空間１３にフォークを挿入
する。このフォーク挿入完了時、フォーク近傍に設置し
たＩＤ送受信器１０はＩＤタグ１６内の行先情報を読み
込み、上記車上機８に伝送する。このＩＤタグ１６内の
行先情報と制御装置３から伝送されきた行先情報とが、
一致する場合にはそのまま出庫作業を継続する。

万一、ＩＤタグ１６内の行先情報と制御装置３から伝送
されきた行先情報とが、一致しない場合には上記車上機
８に設けている警報回路が作動し。

警報を発する。

この警報により、正しい荷１３と交換する。

〔効　　果〕

本発明装置は、上述のように、ＩＤタグ１６内の行先情
報と制御装置３から伝送されきた行先情報とが、一致り
ない場合には上記車上機８に設けている警報回路１７が
作動し、警報を発する構成とし。

この警報により、正しい荷】３と交換するようにしたの
で１行き先の違ったトランクに荷を誤って積載すること
を防止することができる。ひいては。

誤配送によってもたらされる回収作業、再発送。

および納期遅延等が皆無となり、物流費用の低減に役立
っている。しかもボックスパレット１１に書込み消去が
可能なＩＤタグを使用したので、ボックスパレット１１
を行先別に固定する必要がなく。

自由にかボックスパレット１１が使用できる。従って、
ボックスパレット１１の必要とする個数が少なくなり、
その面での物流費用の低減Ｏ：役立っている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置を使用するシステムムこついての斜
視図、第２図は本発明装置を装着したフォークリフトの
斜視図及び第３図は本発明装置を使用するシステムでの
ボックスパレットについての斜視図を示す。 ３−一−−−−−−−制御装置　　４・−一−−−−−
無線端末機５−−−−−−一分配器　　　８−−−−−
−−−−一車上機７−一一一−−フォークリフト ９−一−−−−−−レーザスキャナ １０−−−−−一−−−−−Ｉ　Ｄ送受信機１１−−−
−−−ボックスパレット 第　２　ｙ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フォークリフトに搭載した車上機と制御装置とを無線端
   末機によりオンライン化して荷役・入出庫指令を行う無
   線ＬＡＮシステムにおいて、上記制御装置からの入出庫
   指令情報とフォークリフトに搭載したＩＤ送受信器で得
   た行先信号とを比較し、一致しない場合に警報を発する
   警報回路を上記車上機に設けてなる無線ＬＡＮシステム
   における誤配送防止装置。