JP2005335870A - 物流管理システム、物流管理方法、輸送体端末、及び物流管理プログラム - Google Patents

物流管理システム、物流管理方法、輸送体端末、及び物流管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 物流管理において、輸送体間で荷物の積み替えが生じる場合にも、その管理を容易に行うことを可能とする。
【解決手段】 荷物を積載単位に積載して配送を行う輸送体間での荷物の積み替えを管理可能なシステムであり、荷物の送品情報を入力してDB装置に送信し、DB装置から荷物の積載情報を受信して出力するユーザ端末と、DB装置から送品情報を受信し、輸送体及び積載単位に振り分ける情報にもとづき積載情報を作成し、積載情報をDB装置に送信し、無線タグに記憶させる管理端末と、無線タグから積載情報を読み取り、荷物に付されたコードから荷物識別情報を読み取り、荷物の積み替え先情報を入力する情報取得部,これらの情報を記憶する記憶部,この記憶情報にもとづき変更された積載情報を作成する変更情報作成部,変更された積載情報を無線タグに更新させ、DB装置に送信する変更情報出力部を備えた輸送体端末とを有する物流管理システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物流管理において、複数の輸送体間で荷物の積み替えが生じるような場合であっても、その管理を容易に行うことが可能な物流管理システム、物流管理方法、輸送体端末、及び物流管理プログラムに関する。
従来、運送業における物流管理においては、車輌などの輸送体に荷物を積載するにあたり、各輸送体に積載する荷物を明細書に記入するとともに、個々の荷物に荷札を付け、輸送体ごとの荷物を管理する方法が用いられていた。
しかし、特に大口荷物を輸送する場合などにあっては、輸送体ごとに個々の荷物を管理する方法では、その管理作業が大変煩雑になるという問題があった。
すなわち、このような場合には、荷主から受け取った個々の荷物の情報を物流管理システムに入力して、輸送体ごとに積載する荷物を明細書に記入するとともに、荷札を作成して、これを個々の荷物に貼り付ける作業が必要であった。このため、物流管理作業に多くの工数を費やす必要があるという問題があった。
このような物流管理をより効率化するものとして、例えば、特許文献1には、無線タグを用いた物流システムが開示されている。この物流システムによれば、出荷する商品にバーコードを添付するとともに、カテゴリー別に無線タグを添付し、これを用いて管理に必要な時間や手間をできるだけ少なくすることが可能とされている。また、各店舗へ配送される商品が輸送容器単位でまとめられているため、配送中の仕分け作業や積み替え作業が不要となることから、配送時間を短縮できるものとされている。
また、特許文献2には、荷物の積み替えの度に、バーコードの読み取り作業などを行うことなく、個々の荷物の正確な位置情報を取得することが可能な物流管理方法等が開示されている。
特開2003−118842号公報 特開2003−308371号公報
しかしながら、特許文献1に記載の物流システムによれば、ひとたび積み替え作業が発生した場合には、個々の荷物がどの輸送体で運搬されているかを容易かつ正確には把握できなくなってしまうという問題があった。
すなわち、輸送体への荷物の積載にあたっては、重量配分や積載効率を向上させるために、複数の輸送体間で荷物の積み替えを行う場合がある。このように荷物の積み替えを行った後に、輸送中の事故が発生した場合、従来は、どの荷物の配送に影響が生じるかを迅速に把握することが困難であり、事故発生現場において、積載物の確認が必要な場合があるといった問題があった。特許文献1の物流システムは、物流管理を容易化するものではあるが、このような荷物の積み替えを考慮するものではないため、例えば大口荷物の運送のような荷物の積み替えが比較的頻繁に発生する運送には、必ずしも十分なものではなかった。
一方、特許文献2に記載の物流管理方法等は、荷物の積み替えを考慮した運送に関するものである。この方法等によれば、荷物に添付する荷札に、識別コードを記憶させるとともに、GPS信号を受信して現在位置を測位する測位演算部を設け、個々の荷物の位置情報を把握可能としている。
しかし、この方法では、全ての荷物を適切に管理するためには、全ての荷物に上記のような特別な装置を取り付ける必要があり、輸送コストが増加してしまうという問題があった。また、荷物の位置を無線通信により確認するため、輸送体が無線通信可能な位置を移動していない場合には、利用することができないことに加え、無線通信が妨げられないように荷物の種類やスペースの考慮をしなければならず、管理が煩雑になるという問題もあった。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、物流管理において、荷物をパレットなどの積載単位ごとに管理するとともに、荷物の積み替えが生じた場合には、その積み替え対象となる積載単位に付された無線タグ、及び荷物に付されたコードの情報と、積み替え先を入力するだけで、輸送体における積み替え後の荷物を容易かつ正確に管理することの可能な物流管理システム、物流管理方法、輸送体端末、及び物流管理プログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の物流管理システムは、荷物を一又は二以上の積載単位に積載して配送を行う二以上の輸送体間での荷物の積み替えを管理可能な物流管理システムであって、荷物の送品情報を入力してデータベース装置に送信し、このデータベース装置から荷物の積載情報を受信して出力するユーザ端末と、データベース装置から送品情報を受信して、この送品情報を輸送体及び積載単位に振り分けるための振り分け情報にもとづいて、積載情報を作成し、この積載情報をデータベース装置に送信するとともに、積載単位ごとに付される無線タグに記憶させる積載単位管理端末と、無線タグから積載情報を読み取るとともに、荷物に付されたコードから荷物識別情報を読み取り、かつ、荷物の積み替え先情報を入力する積み替え対象情報取得部,積載情報、荷物識別情報及び荷物の積み替え先情報を記憶する記憶部,当該記憶部に記憶された積載情報、荷物識別情報、及び荷物の積み替え先情報にもとづき変更された積載情報を作成する変更情報作成部,変更された積載情報を無線タグに更新させるとともに、データベース装置に送信する変更情報出力部を備えた輸送体端末と、ユーザ端末から受信した送品情報を記憶するとともに、積載単位管理端末から受信した積載情報を記憶し、輸送体端末から受信した変更された積載情報を、記憶した積載情報に更新するデータベース装置と、ユーザ端末,積載単位管理端末,輸送体端末,データベース装置を接続する通信回線とを有する構成としてある。
物流管理システムをこのような構成にすれば、従来積み替え作業時に発生していた全ての荷物についてのバーコードの読み取り作業等を行うことなく、積み替え後の荷物の積載情報を正確に管理することができる。
すなわち、本発明の物流管理システムでは、荷物の積み替えに際して、積み替え対象である荷物に付されたコードと、パレットなどの積載単位に付された無線タグの読み取りを行い、当該荷物の積み替え先を指定するだけで容易かつ正確に荷物の管理を行うことが可能となる。
このため、積み替え作業時間を短縮できるとともに、輸送体ごとの荷物の情報を正確に把握することができるため、万一輸送中に事故が発生した場合でも、配送管理者は、影響のある荷物を即座に把握することが可能となる。
なお、「輸送体」とは、例えばトラック等の車輌など、荷物を運送する手段を意味している。
「積載単位」とは、例えばパレットなど、輸送体において、荷物を積載する単位として使用される手段を意味している。
「積載情報」とは、パレットなどの積載単位に付された無線タグに記憶させる荷物の積載情報を意味し、例えば積載単位の識別情報,輸送体の識別情報,荷物の識別情報を保有するものとすることができる。この積載情報は、輸送体ごとにまとめられ、データベース装置において管理される。
また、本発明の物流管理システムは、輸送体端末における変更情報作成部が、積み替え元となる輸送体における積載単位の積載情報から、積み替え対象である荷物の送品情報を削除し、積み替え先となる輸送体における積載単位の積載情報に積み替え対象である荷物の送品情報を追加して、それぞれの変更された積載情報を作成する構成としてある。
物流管理システムをこのような構成にすれば、輸送体端末は、このように変更された積載情報を自動的に作成することができる。このため、配送担当者は、容易に荷物の積み替え情報を無線タグ及びデータベース装置に反映させることが可能となる。
また、本発明の物流管理システムは、輸送体端末における変更情報作成部が、当該輸送体端末の位置情報を取得して、この位置情報を備えた変更された積載情報を作成する構成としてある。
物流管理システムをこのような構成にすれば、荷物の積み替えが発生した場合に、どの荷物がどの輸送体におけるどの積載単位に積み替えられたかということを容易に把握することができるとともに、積み替えが行われた位置を把握し、管理することが可能となる。
また、本発明の物流管理システムは、輸送体端末における積み替え対象情報取得部が、積載情報、荷物識別情報及び荷物の積み替え先情報にもとづいて、荷物の積み卸し後の変更された積載情報を作成する構成としてある。
物流管理システムをこのような構成にすれば、荷物の積み替え情報を的確に把握できることに加えて、さらに荷物の積み卸しが行われた場合についても、同様にして変更された積載情報を作成することにより、容易に管理することが可能となる。
さらに、荷物の積み卸しが行われた位置情報を変更された積載情報に加えることによって、荷物の追跡や移動履歴の管理をより一層詳細に行うことが可能となる。
なお、この場合の「荷物の積み替え先情報」は、当該荷物が積み卸し対象であることを示す情報とすることになる。
また、本発明の物流管理方法は、荷物を一又は二以上の積載単位に積載して配送を行う二以上の輸送体間での荷物の積み替えを管理可能な物流管理方法であって、ユーザ端末が、荷物の送品情報を入力して、通信回線を介してデータベース装置に送信し、データベース装置が、受信した送品情報を記憶し、積載単位管理端末が、データベース装置から送品情報を通信回線を介して受信し、この送品情報を輸送体及び積載単位に振り分けるための振り分け情報にもとづいて、積載情報を作成し、この積載情報をデータベース装置に通信回線を介して送信するとともに、積載単位ごとに付される無線タグに記憶させ、輸送体端末が、無線タグから積載情報を読み取って、当該輸送体端末における記憶部に積載情報を記憶するとともに、荷物に付されたコードから荷物識別情報を読み取って記憶部に記憶し、かつ、荷物の積み替え先情報を入力して記憶部に記憶し、積載情報、荷物識別情報及び荷物の積み替え先情報にもとづき変更された積載情報を作成して、この変更された積載情報を無線タグに更新させるとともに、通信回線を介してデータベース装置に送信し、ユーザ端末が、データベース装置から積載情報を、通信回線を介して受信し、出力する方法としてある。
物流管理方法をこのような方法にすれば、荷物の積み替え作業における管理負荷を軽減することができ、容易かつ正確に荷物の管理を行うことが可能となる。
また、本発明の輸送体端末は、荷物の積載情報を記憶するデータベース装置に通信回線を介して接続され、荷物を一又は二以上の積載単位に積載して配送を行う二以上の輸送体間での荷物の積み替えを管理可能とする輸送体端末であって、積載単位ごとに付された無線タグから積載情報を読み取るとともに、荷物に付されたコードから荷物識別情報を読み取り、かつ、荷物の積み替え先情報を入力する積み替え対象情報取得部と、積載情報、荷物識別情報及び荷物の積み替え先情報を記憶する記憶部と、積載情報、荷物識別情報、及び荷物の積み替え先情報にもとづき変更された積載情報を作成する変更情報作成部と、変更された積載情報を無線タグに更新させるとともに、データベース装置に送信する変更情報出力部とを備えた構成としてある。
また、本発明の物流管理プログラムは、荷物の積載情報を記憶するデータベース装置に通信回線を介して接続された輸送体端末を用いて、荷物を一又は二以上の積載単位に積載して配送を行う二以上の輸送体間での荷物の積み替えを管理可能とする物流管理プログラムであって、輸送体端末に、積載単位ごとに付された無線タグから積載情報を読み取らせるとともに、荷物に付されたコードから荷物識別情報を読み取らせ、かつ、荷物の積み替え先情報を入力させ、積載情報、荷物識別情報、及び荷物の積み替え先情報を当該輸送体端末における記憶部に記憶させ、積載情報、荷物識別情報、及び荷物の積み替え先情報にもとづき変更された積載情報を作成させ、変更された積載情報を無線タグに更新させるとともに、データベース装置に送信させる構成としてある。
輸送体端末及び物流管理プログラムをこのような構成にすれば、配送担当者は、この輸送体端末を使用して、簡単に積み替えに伴う積載情報の変更を反映させることができ、物流管理を容易かつ正確に行うことが可能となる。
本発明によれば、荷物の積み替えに際して、積み替え対象である荷物に付されたコードと、パレットなどの積載単位に付された無線タグの読み取りを行い、当該荷物の積み替え先を指定するだけで容易かつ正確に荷物の管理を行うことが可能となる。
このため、積み替え作業時間を短縮できるとともに、物流管理コストを大幅に削減することが可能となる。また、輸送体ごとの荷物の情報を正確に把握することができるため、万一輸送中に事故が発生した場合でも、配送管理者は、影響のある荷物を即座に把握することが可能となる。
さらに、本発明は、物流管理システムにおいて、従来から一般に使用されている装置に機能追加を行うことで実現することができるため、低コストで実用性の高いシステムを提供することが可能となる。
以下、本発明に係る物流管理システムの好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、以下の実施形態に示す本発明の物流管理システムは、プログラムに制御されたコンピュータにより動作するようになっている。コンピュータのCPUは、プログラムにもとづいてコンピュータの各構成要素に指令を送り、輸送体端末等の動作に必要となる所定の処理、例えば、積み替え対象情報取得処理や変更された積載情報の作成処理等を行わせる。このように、本発明の物流管理システムにおける各処理,動作は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現できるものである。
プログラムは予めROM,RAM等の記録媒体に格納され、コンピュータに実装された記録媒体から当該コンピュータにプログラムを読み込ませて実行されるが、例えば通信回線を介してコンピュータに読み込ませることもできる。
また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ,磁気ディスク,光ディスク、その他任意のコンピュータで読み取り可能な任意の記録手段により構成できる。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態の構成について、図1を参照して説明する。同図は、本実施形態の物流管理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の物流管理システムは、ユーザ端末10,パレット管理端末20,RF−ID(Radio Frequency Identification)リーダ・ライタ21,データベース装置30,輸送体端末40,RF−IDリーダ・ライタ41,バーコードリーダ42,RF−IDタグ50,バーコード付き伝票60,ネットワーク70,無線通信網80を有している。
ユーザ端末10は、本実施形態の物流管理システムにおいて、荷物の配送を管理する配送管理者により使用される情報処理装置であり、例えばパーソナルコンピュータ等を使用することができる。
このユーザ端末10は、荷主から送られてくる荷物の送品情報を入力して、これをネットワーク70を介してデータベース装置30に送信する。また、データベース装置30から積載情報を受信して表示する。
入力すべき送品情報としては、例えば荷物識別情報,品名・種別・数量,荷主名・発送元住所,送付先名・送付先住所,発送予定日,お届け予定日等を含むものとすることができる。荷物識別情報とは、例えば発送元識別情報+連番などの情報とすることができる。荷物に添付されるバーコード等には、この荷物識別情報が含まれ、このバーコード等により個々の荷物を識別することが可能となっている。また、品名・種別・数量をバーコードから取得するようにすることも好ましい。なお、荷物に添付する識別情報は、バーコードに限定されるものではなく、二次元コードなどその他のものを用いることもできる。
また、積載情報としては、例えばパレットなどの積載単位ごとの積載情報から構成されるものとすることができ、荷物の積み替えを行った後の変更後の積載情報を含むものとすることができる。以下、積載単位をパレットとして説明する。
この積載情報としては、例えばRF−IDタグ識別情報,パレットの識別情報,輸送体の識別情報,送品情報を含むものとすることができる。
パレット管理端末20は、荷物の振り分けを行うにあたり使用される情報処理装置であり、例えばパーソナルコンピュータなどを用いることができる。このパレット管理端末20は、データベース装置30に記憶された送品情報をネットワーク70を介して取得し、配送管理者により入力された荷物の振り分け情報にもとづいて、送品情報を輸送体及びパレットごとに区別して積載情報を作成し、この積載情報をデータベース装置30に送信する。
また、パレット管理端末20は、このようにして作成した積載情報を、当該パレット管理端末20に接続されたRF−IDリーダ・ライタ21により、それぞれ対応するRF−IDタグ50に書き込んで記憶させる。
データベース装置30は、大容量の記憶装置を備えた情報処理装置であり、例えばワークステーションやサーバ、パーソナルコンピュータ等を用いることができる。
このデータベース装置30は、例えば送品情報テーブル,積載情報テーブル,積み替え履歴情報テーブル等を備えたものとすることができる。そして、データベース装置30は、ユーザ端末10から送信されてくる送品情報を送品情報テーブルに記憶して管理するとともに、パレット管理端末20からの要求に応じて、記憶している送品情報をパレット管理端末20に送信する。また、パレット管理端末20から送信されてくる積載情報を積載情報テーブルに記憶して管理するとともに、輸送体端末40から送信されてくる変更された積載情報を積載情報テーブルに更新し、併せて積み替え履歴情報が送信されてきた場合には、これを積み替え履歴情報テーブルに記憶して管理する。
そして、ユーザ端末10からの要求に応じて、記憶している積載情報をユーザ端末10に送信する。
輸送体端末40は、ドライバーなどの配送担当者により使用される情報処理装置であり、例えばPDA,携帯電話機,専用輸送体端末(無線通信網80と接続を行うとともに、ハンディーターミナルなどで得た情報にGPSなどで得た位置情報を付加可能な装置)等を用いることができる。
この輸送体端末40は、図2に示すように、一時記憶部40a,積み替え対象情報取得部40b,変更情報作成部40c,変更情報出力部40dを有している。
一時記憶部40aは、輸送体端末40に入力された積載情報及びバーコード情報等を一時的に記憶して、変更された積載情報を作成するために使用する記憶領域であり、メモリやハードディスク等を用いることができる。
積み替え対象情報取得部40b,変更情報作成部40c,変更情報出力部40dは、輸送体端末40におけるCPU、及び本発明の物流管理プログラムが展開されたメモリ等によりそれぞれ構成されるものである。すなわち、輸送体端末40におけるCPUが、メモリ上に展開された本発明の物流管理プログラムにしたがって処理を実行することにより、それぞれの機能が実現される。
積み替え対象情報取得部40bは、積み替え対象となるパレットに添付されたRF−IDタグ50を、当該輸送体端末40に接続されたRF−IDリーダ・ライタ41により読み取って、そのパレットの積載情報を取得する。また、積み替える荷物に添付されたバーコード等を、当該輸送体端末40に接続されたバーコードリーダ42により読み取って、その荷物の荷物識別情報等を取得する。そして、読み取ったこれらの情報を一時記憶部40aに記憶させる。
さらに、積み替え対象情報取得部40bは、例えば、荷物の積み替え先を選択入力するための画面を表示し、配送担当者により入力された選択入力情報を取得することにより、それぞれの荷物の積み替え先情報を一時記憶部40aに記憶させる。
このとき、荷物の積み替え先を選択入力するための画面には、当該荷物が存在する輸送体及びパレット以外の輸送体及びパレットを表示し、そのいずれかの選択入力を可能とするものとすることができる。また、荷物の積み替え先情報としては、荷物の識別情報,輸送体の識別情報,パレットの識別情報を含むものとすることができる。
変更情報作成部40cは、積み替え対象情報取得部40bにより一時記憶部40aに記憶された積載情報、荷物識別情報、及び荷物の積み替え先情報にもとづいて、変更された積載情報を作成し、これを一時記憶部40aに記憶させる。
変更情報出力部40dは、変更された積載情報をRF−IDリーダ・ライタ41により、RF−IDタグ50に記憶させる。
また、変更情報出力部40dは、変更後の積載情報を無線通信網80及びネットワーク70を介してデータベース装置30に送信する。
RF−IDタグ50は、微少な無線チップを備えたタグであり、本実施形態においては、パレットなどの積載単位を識別するために使用される。このRF−IDタグ50は、無線により積載単位を識別可能なものであれば、特に限定されるものではないが、例えば非接触電力伝送により電池を有さず、半永久的に使用可能なものなどを用いることができる。
バーコード付き伝票60は、従来一般に使用されているバーコード付きの伝票を使用することができるが、これに限定されるものではなく、バーコードに代えて二次元コードなどを使用することも好ましい。また、このバーコードなどには、荷物の識別情報が含まれる。さらに、このバーコード等を配送者側ではなく、荷主側により管理され、荷主によって荷物に添付されるものとすれば、配送者側によるバーコード等の作成や荷物への貼り付け作業を削減することが可能となる。
ネットワーク70は、従来公知の任意好適な公衆回線、商業回線又は専用回線などの通信回線を用いることができる。またユーザ端末10,パレット管理端末20、及びデータベース装置30のそれぞれの間においては、同一又は別個の通信回線で構成することができ、例えばインターネット回線網,イントラネット網,専用回線網等を使用することができる。
無線通信網80は、輸送体端末40を無線によりネットワーク70に接続する通信回線であり、携帯電話やPHS等の無線通信回線網等により構成することができる。
次に、本実施形態の物流管理システムにおける処理手順について、図3を参照して説明する。同図は、本実施形態の物流管理システムにおける処理手順を示す動作手順図である。
まず、ユーザ端末10は、荷主から得られた送品情報を入力し、これをデータベース装置30に送信する(ステップ10)。
データベース装置30は、この送品情報を記憶し蓄積する(ステップ11)。
次に、パレット管理端末20は、データベース装置30から送品情報を取得(受信)して(ステップ12)、配送管理者により入力される荷物の振り分け入力情報にもとづき送品情報を輸送体及びパレットなどの積載単位ごとに区別して、積載情報を作成する(ステップ13)。
具体的には、例えば荷物の送品情報として荷物1〜8、積載単位としてパレット1〜4、輸送体として車輌A,Bが存在した場合、パレット管理端末20により、これらを次のように振り分けて、積載情報を作成し、データベース装置30に記憶させることができる。
<荷物の振り分け例>
(1)車輌A−パレット1(荷物1,荷物2),パレット2(荷物3,荷物4)
(2)車輌B−パレット3(荷物5,荷物6),パレット4(荷物7,荷物8)
<作成される積載情報例>
(1)パレット1,車輌A,荷物1,荷物2
(2)パレット2,車輌A,荷物3,荷物4
(3)パレット3,車輌B,荷物5,荷物6
(4)パレット4,車輌B,荷物7,荷物8
そして、パレット管理端末20は、作成した積載情報をデータベース装置30に送信する(ステップ14)。
データベース装置30は、受信した積載情報を記憶する(ステップ15)。
また、パレット管理端末20は、RF−IDリーダ・ライタ21を介して、パレットごとに、RF−IDタグ50に積載情報の書き込みを行い、これを記憶させる(ステップ16)。RF−IDタグ50は、積載情報を記憶する(ステップ17)。
次に、トラックなどの輸送体において積載する荷物の重量配分や積載効率を向上させるため、荷物の積み替えを行うとする。
この場合、輸送体端末40は、積み替え対象となるパレットに添付されたRF−IDタグ50から、RF−IDリーダ・ライタ41を介して積載情報を読み込む(ステップ18)。
そして、輸送体端末40は、積み替える荷物に添付されたバーコードを、バーコードリーダ42を介して読み込み(ステップ19)、積載情報とバーコードの情報、及び配送担当者により入力された積み替え先の選択入力情報にもとづいて、変更された積載情報を作成する(ステップ20)。
さらに、輸送体端末40は、RF−IDタグ50に変更された積載情報を書き込むとともに、この変更された積載情報をデータベース装置30に送信する(ステップ21)。このデータベース装置30への送信タイミングは、変更された積載情報の作成時とするほか、運送担当者による操作にもとづく任意のタイミングや出発イベントの検知時などとすることも可能である。
RF−IDタグ50及びデータベース装置30は、記憶している積載情報を、この変更された積載情報に更新する(ステップ22,23)。
そして、ユーザ端末10は、データベース装置30から積載情報を受信して表示(出力)する(ステップ24)。これによって、配送管理者は、変更された積載情報を参照することが可能となる。
次に、図4を参照して、輸送体端末40による変更された積載情報の作成手順について、より詳細に説明する。同図は、本実施形態の物流管理システムにおける輸送体端末40の処理手順を示すフローチャートである。
まず、輸送体端末40は、RF−IDリーダ・ライタ41により、荷物の積み替え対象である全てのパレットに添付されたRF−IDタグ50から、積載情報を読み取る(ステップ30)。
次に、輸送体端末40は、RF−IDリーダ・ライタ41により、これらのパレットにおける積み替えを行う荷物のバーコードを読み取る(ステップ31)。
輸送体端末40は、読み取ったバーコードにおける荷物の識別情報をキーとして、上記読み取った積載情報から対応する送品情報を抽出するとともに、この荷物の積み替え先を選択入力するための画面を表示する。このとき、選択することのできる積み替え先としては、上記読み取った積載情報のうち、当該荷物の送品情報を保有しないパレットとその輸送体を表示する。
そして、輸送体端末40は、この積み替え先の選択情報を入力する(ステップ32)。
この積み替えを行う荷物についてのバーコードの読み取り、及び積み替え先の選択入力を、積み替え対象である全ての荷物について行う(ステップ33)。
次に、輸送体端末40は、所定の命令にもとづいて、それぞれのパレットの変更された積載情報を自動的に作成する(ステップ34)。
このとき、それぞれの荷物について、積み替え元となるパレットの積載情報から当該荷物の送品情報が削除される。また、積み替え先となるパレットに積載情報に当該荷物の送品情報を追加する。このようにして、積み替えの対象となる全てのパレットについて変更された積載情報が作成される。
なお、この変更された積載情報の作成は、ステップ32において、各荷物の積み替え先の選択入力が行われると同時に作成して、それぞれの荷物ごとに積載情報を更新するようにすることも可能である。
そして、輸送体端末40は、RF−IDリーダ・ライタ41により、変更された積載情報を、それぞれ対応するパレットに添付されたRF−IDタグ50に書き込むとともに(ステップ35)、この変更された積載情報をデータベース装置30に送信する(ステップ36)。
なお、この変更された積載情報をデータベース装置30に送信するにあたり、積み替えた荷物の積み替え履歴情報を、変更された積載情報に付加して送信することも好ましい。この積み替え履歴情報としては、例えば積み替え対象の荷物の識別情報,積み替え前の輸送体の識別情報・パレットの識別情報,積み替え後の輸送体の識別情報・パレットの識別情報等を含むものとすることができる。
次に、上述した具体例を用いて、積み替え処理について説明する。輸送体である車輌A,Bに、以下のように荷物の振り分けが行われていたとする。
<荷物の振り分け例>
(1)車輌A−パレット1(荷物1,荷物2),パレット2(荷物3,荷物4)
(2)車輌B−パレット3(荷物5,荷物6),パレット4(荷物7,荷物8)
ここで、積み替え作業として、車輌Aからパレット1の荷物2を、車輌Bのパレット3に積み替える場合、輸送体端末40により以下のような処理が行われる。
<積み替え処理>
(1)パレット1,パレット3のRF−IDタグから積載情報を読み取る。
(2)荷物2のバーコードを読み取る。
(3)荷物2の荷物識別情報をキーとして、積載情報から荷物2の送品情報を取得する。
(4)荷物2の積み替え先を指定する。この場合、パレット3を選択入力する。
(5)変更された積載情報を作成する。この場合、パレット1については、元の積載情報から荷物2の送品情報が削除され、変更された積載情報が作成される。パレット3については、元の積載情報に荷物2の送品情報が追加され、変更された積載情報が作成される。
(6)パレット1,パレット3のRF−IDタグに変更された積載情報を書き込む。
(7)変更された積載情報を、データベース装置30に送信する。
以上説明したように、本実施形態の物流管理システムによれば、従来積み替え作業時に発生していた全ての荷物についてのバーコードの読み取り作業等を省略することができる。
すなわち、この物流管理システムでは、荷物の積み替えに際して、積み替え対象である荷物のバーコードと、積載単位であるパレットのRF−IDタグの読み取りを行い、当該荷物の積み替え先を指定するだけで容易かつ正確に荷物の管理を行うことが可能となる。
このため、積み替え作業時間を短縮できるとともに、輸送体ごとの荷物の情報を正確に把握することができるため、万一輸送中に事故が発生した場合でも、配送管理者は、影響のある荷物を即座に把握することが可能となる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図5を参照して説明する。同図は、本実施形態の物流管理システムにおける輸送体端末の処理手順を示すフローチャートである。
本実施形態は、輸送体端末40が、変更された積載情報を作成するにあたり、位置情報を取得して、変更された積載情報に付加する点で第一実施形態と異なる。その他の点については、第一実施形態と同様である。
まず、輸送体端末40が、RF−IDリーダ・ライタ41により、積み替え対象の全てのパレットのRF−IDタグ50を読み取るとともに、全ての積み替え荷物についてのバーコードを読み取り、それぞれの積み替え先の選択入力を行うまでの動作(ステップ40〜ステップ43)は、第一実施形態のおける動作(ステップ30〜ステップ33)と同様である。
次に、輸送体端末40は、所定の命令にもとづいて、それぞれのパレットの変更された積載情報を作成するにあたり、まず当該輸送体端末40の位置情報の取得を行う(ステップ44)。この位置情報の取得は、従来公知の任意の方法を用いることができ、例えば一般的な携帯電話機等のGPS機能を用いることができる。
そして、輸送体端末40は、位置情報を取得すると、第一実施形態における場合と同様にして、積み替え対象の全てのパレットについての変更された積載情報を作成するとともに、それぞれの変更された積載情報にこの位置情報を付加して、位置情報を備えた変更された積載情報を完成する(ステップ45)。
また、変更された積載情報に作成時刻を付加することにより、積み替え時刻を把握可能とすることも好ましい。
以降、輸送体端末40が、RF−IDリーダ・ライタ41により、変更された積載情報を、それぞれ対応するパレットに添付されたRF−IDタグ50に書き込むとともに(ステップ46)、この変更された積載情報をデータベース装置30に送信する(ステップ47)点については、第一実施形態と同様である。
さらに、運送にあたり、途中で荷物の一部の積み卸し等を行う場合に、変更された積載情報を作成することも好ましい。この場合、ステップ42における積み替え先の選択肢として積み卸しを設け、これが選択された荷物については、各パレットの積載情報から削除するようにすることができる。
そして、その変更された積載情報の作成にあたり、ステップ44及び45と同様にして位置情報や時刻情報を付加することが好ましい。
以上説明したように、本実施形態の物流管理システムによれば、荷物の積み替えを行うにあたり、積み替え対象である積載単位と荷物の情報を輸送体端末40に入力して、荷物の積み替え先を指定するだけで、容易かつ正確に荷物の管理を行うことができることに加え、その荷物の積み替えが行われた位置情報を把握することが可能となる。
また、荷物の積み卸しの際に、同様にして変更された積載情報を作成することにより、荷物の追跡や移動履歴に関する情報を管理することも可能となる。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記各実施形態においては、積載単位に添付するタグとしてRF−IDタグを使用しているが、同様の機能を実現できる限りにおいて、他のタグを使用するなど適宜変更することが可能である。
本発明は、特に荷物の積み替えが発生しやすい大口荷物についての物流管理において、好適に利用することのできるものである。
本発明の第一実施形態の物流管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態の物流管理システムにおける輸送体端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態の物流管理システムにおける処理手順を示す動作手順図である。 本発明の第一実施形態の物流管理システムにおける輸送体端末の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第二実施形態の物流管理システムにおける輸送体端末の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ユーザ端末
20 パレット管理端末
21 RF−IDリーダ・ライタ
30 データベース装置
40 輸送体端末
40a 一時記憶部
40b 積み替え対象情報取得部
40c 変更情報作成部
40d 変更情報出力部
41 RF−IDリーダ・ライタ
42 バーコードリーダ
50 RF−IDタグ
60 バーコード付き伝票
70 ネットワーク
80 無線通信網

Claims (7)

  1. 荷物を一又は二以上の積載単位に積載して配送を行う二以上の輸送体間での荷物の積み替えを管理可能な物流管理システムであって、
    荷物の送品情報を入力してデータベース装置に送信し、このデータベース装置から荷物の積載情報を受信して出力するユーザ端末と、
    前記データベース装置から前記送品情報を受信して、この送品情報を前記輸送体及び前記積載単位に振り分けるための振り分け情報にもとづいて、積載情報を作成し、この積載情報を前記データベース装置に送信するとともに、前記積載単位ごとに付される無線タグに記憶させる積載単位管理端末と、
    前記無線タグから前記積載情報を読み取るとともに、荷物に付されたコードから荷物識別情報を読み取り、かつ、荷物の積み替え先情報を入力する積み替え対象情報取得部,前記積載情報、前記荷物識別情報及び前記荷物の積み替え先情報を記憶する記憶部,当該記憶部に記憶された前記積載情報、前記荷物識別情報、及び前記荷物の積み替え先情報にもとづき変更された積載情報を作成する変更情報作成部,前記変更された積載情報を前記無線タグに更新させるとともに、前記データベース装置に送信する変更情報出力部を備えた輸送体端末と、
    前記ユーザ端末から受信した前記送品情報を記憶するとともに、前記積載単位管理端末から受信した前記積載情報を記憶し、前記輸送体端末から受信した前記変更された積載情報を、前記記憶した積載情報に更新する前記データベース装置と、
    前記ユーザ端末,前記積載単位管理端末,前記輸送体端末,前記データベース装置を接続する通信回線と、を有する
    ことを特徴とする物流管理システム。
  2. 前記輸送体端末における前記変更情報作成部が、積み替え元となる前記輸送体における前記積載単位の積載情報から、積み替え対象である荷物の前記送品情報を削除し、積み替え先となる前記輸送体における前記積載単位の積載情報に積み替え対象である荷物の前記送品情報を追加して、それぞれの前記変更された積載情報を作成することを特徴とする請求項1記載の物流管理システム。
  3. 前記輸送体端末における前記変更情報作成部が、当該輸送体端末の位置情報を取得して、この位置情報を備えた前記変更された積載情報を作成することを特徴とする請求項1又は2記載の物流管理システム。
  4. 前記輸送体端末における前記積み替え対象情報取得部が、前記積載情報、前記荷物識別情報及び前記荷物の積み替え先情報にもとづいて、荷物の積み卸し後の変更された積載情報を作成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の物流管理システム。
  5. 荷物を一又は二以上の積載単位に積載して配送を行う二以上の輸送体間での荷物の積み替えを管理可能な物流管理方法であって、
    ユーザ端末が、荷物の送品情報を入力して、通信回線を介してデータベース装置に送信し、
    前記データベース装置が、受信した前記送品情報を記憶し、
    積載単位管理端末が、前記データベース装置から前記送品情報を通信回線を介して受信し、この送品情報を前記輸送体及び前記積載単位に振り分けるための振り分け情報にもとづいて、積載情報を作成し、この積載情報を前記データベース装置に通信回線を介して送信するとともに、前記積載単位ごとに付される無線タグに記憶させ、
    輸送体端末が、前記無線タグから前記積載情報を読み取って、当該輸送体端末における記憶部に前記積載情報を記憶するとともに、荷物に付されたコードから荷物識別情報を読み取って前記記憶部に記憶し、かつ、荷物の積み替え先情報を入力して前記記憶部に記憶し、前記積載情報、前記荷物識別情報及び前記荷物の積み替え先情報にもとづき変更された積載情報を作成して、この変更された積載情報を前記無線タグに更新させるとともに、通信回線を介して前記データベース装置に送信し、
    前記ユーザ端末が、前記データベース装置から前記積載情報を、通信回線を介して受信し、出力する
    ことを特徴とする物流管理方法。
  6. 荷物の積載情報を記憶するデータベース装置に通信回線を介して接続され、荷物を一又は二以上の積載単位に積載して配送を行う二以上の輸送体間での荷物の積み替えを管理可能とする輸送体端末であって、
    前記積載単位ごとに付された無線タグから積載情報を読み取るとともに、荷物に付されたコードから荷物識別情報を読み取り、かつ、荷物の積み替え先情報を入力する積み替え対象情報取得部と、
    前記積載情報、前記荷物識別情報及び前記荷物の積み替え先情報を記憶する記憶部と、
    前記積載情報、前記荷物識別情報、及び前記荷物の積み替え先情報にもとづき変更された積載情報を作成する変更情報作成部と、
    前記変更された積載情報を前記無線タグに更新させるとともに、前記データベース装置に送信する変更情報出力部と、を備えた
    ことを特徴とする輸送体端末。
  7. 荷物の積載情報を記憶するデータベース装置に通信回線を介して接続された輸送体端末を用いて、荷物を一又は二以上の積載単位に積載して配送を行う二以上の輸送体間での荷物の積み替えを管理可能とする物流管理プログラムであって、
    前記輸送体端末に、
    前記積載単位ごとに付された無線タグから積載情報を読み取らせるとともに、荷物に付されたコードから荷物識別情報を読み取らせ、かつ、荷物の積み替え先情報を入力させ、
    前記積載情報、前記荷物識別情報、及び前記荷物の積み替え先情報を当該輸送体端末における記憶部に記憶させ、
    前記積載情報、前記荷物識別情報、及び前記荷物の積み替え先情報にもとづき変更された積載情報を作成させ、
    前記変更された積載情報を前記無線タグに更新させるとともに、前記データベース装置に送信させる
    ことを実行させるための物流管理プログラム。
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