JPH0279633A - エラー通知方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概要］ データ送信局とデータ受信局との間でデータ通信を行な
うデータ通信方式におけるエラー通知方式に関し、 データ送信局側でパリティエラーが発生したときは、パ
リティエラーをデータ発信局で通知することができるエ
ラー通知方式を提供することを目的とし、 パリティエラーを検出する検出部をもつアダプタを有す
るデータ受信局と、送信データを制御するアダプタに加
えてパリティエラーを検出する検出部をもつアダプタを
有するデータ送信局と、の間でデータ通信を行なうデー
タ通信方式において、前記データ送信局側でパリティエ
ラーを検出したときは、否定信号待ちタイマ監視部を起
動させるとともにデータの送信を中止し、データ受信局
側の信号待ちタイマ監視部にタイムアウトを発生させて
エラーを通知するように構成した。

［産業上の利用分野］ 本発明は、データ送信局とデータ受信局との間でデータ
通信を行なうデータ通信方式における工ラー通知方式に
関する。

一般に、データ送信局とデータ受信局との間でデータ通
信を行なうデータ通信方式にあっては、データ送信側で
発生したパリティエラーはデータ受信局で検出してこれ
をデータ送信局側に通知する。

しかしながら、接続距離の長短、または接続するバスに
合わせるなどの理由によりデータ送信側にパリティエラ
ーを検出する機能を有するアダプタを設ける場合があり
、この場合には、データ送信局でパリティエラーを検出
したときは、エラーをデータ受信局側に通知することが
望ましい。

［従来の技術］ 従来のエラー通知方式としては、例えば第４図に示すよ
うなものがある。

第４図において、４３はデータ送信局であり、データ送
信局４３は信号待ちタイマ監視部４４を有している。ま
た、４５はデータ受信局であり、データ受信局４５は信
号待ちタイマ監視部４６を有している。

データ送信局４３は送信要求信号３１をデータ蔓信局４
５に送り、データ受信局４５は受信準備が完了すると、
データ送信局４３に肯定信号３２を送る。データ送信局
４３は肯定信号３２によりデータ信号３３をデータ受信
局４５に送り、データ受信局４５はデータ信号３３を正
常に受信した場合に肯定信号３４をデータ送信局４３へ
送る。

以下、正常通信の場合には肯定信号３６とデータ信号３
５が繰り返して送信または受信が行なわれる。

ここで、データ送信局４３側でパリティエラー４１が発
生してもデータ送信局４３側ではパリティチエツクを行
なわないため、エラーのデータ信号３７がデータ受信局
４５側に送られるので、データ受信局４５ではパリティ
エラー４２を検出して否定信号３８をデータ送信局４３
に送り、エラーを通知する。

データ送信局４３側では否定信号３８によりデータ終了
信号３つをデータ受信局４５に送り、データ受信局４５
側ではデータ終了信号３９により肯定信号４０をデータ
送信局４３に送って、データ転送が終了する。

［発明が解決しようとする課題］ データ送信局とデータ受信局との間に通信回線を結ぶデ
ータ通信方式にあっては、接続距離の長短、または接続
するバスに合わせるなどの理由によりデータ送信局側に
パリティエラーを検出する機能を有するアダプタを付加
する場合があり、このような場合に、従来のエラー通知
方式ではデータ送信局側でパリティエラーを検出しても
パリティエラーをデータ受信局側に通知することができ
ないという問題点があった。

本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、データ送信局側でパリティエラーが発生し
たときは、パリティエラーをデータ発信局で通知するこ
とができるエラー通知方式を提供することを目的として
いる。

［課題を解決するための手段］ 第１図は本発明の原理説明図である。

第１図において、１はアダプタ３を有するデータ受信局
、アダプタ３はパリティエラーを検出する検出部４およ
び信号待ちタイマ監視部２５を有している。

７はアダプタ９．１０を有するデータ送信局、アダプタ
９は信号待ちタイマ監視部２０および否定信号待ちタイ
マ監視部２３を有し、アダプタ１０はパリティエラーを
検出する検出部１０Ａを有している。

［作用］ データ送信局でデータ送信時にアダプタによりパリティ
エラーを検出した場合には、否定信号待ちタイマ監視部
を起動させるとともにデータ送信を中止して、データ受
信局側の信号待ちタイマ監視部にタイムアウトを発生さ
せてエラーを通知する。

したがって、パリティチエツクを受信局で行なうアダプ
タと、送信時にもパリティチエツクを行なうアダプタと
を接続した場合にも、データ送信時のパリティエラーの
発生時にはデータ送信局側でエラーを通知することがで
きる。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第２図は本発明を実施するための通信システムを示す図
である。

第２図において、１はデータ受信局であり、データ受信
局１はメモリ２とアダプタ３を有している。メモリ２は
受信データを格納し、アダプタ３はパリティエラーを検
出する検出部４を有する。

２５は信号待ちタイマ監視部でおる。メモリ２とアダプ
タはバス６により接続されている。

７はデータ送信局でおり、データ送信局７はメモリ８と
アダプタ９，１０を有している。メモリ８は送信データ
を格納し、一方のアダプタ９はデータ送信を制御する通
常の制御機能を有する。他方のアダプタ１０は接続距離
の長短または接続バスに合わせるなどの理由により追加
して設けられ、パリティエラーを検出する検出部１０Ａ
を有している。２０は信号待ちタイマ監視部、２３は否
定信号待ちタイマ監視部である。

メモリ８と他方のアダプタ１０はバス６により、他方の
アダプタ１０と一方のアダプタ９はバス６により、それ
ぞれ接続されている。また、一方のアダプタ９とアダプ
タ３とはバス６により接続されている。

次に、第３図に基づいてエラー通知方式を説明する。

第３図において、データ送信局７が送信要求信号１１を
データ受信局１に送信し、データ受信局１が肯定信号１
２をデータ送信局７に返し、データ送信局７が肯定信号
１２によりデータ信号１３をデータ受信局１に送り、以
下データ信号１５と肯定信号１６を繰り返して送信また
は受信を行なうことは従来と同じである。

ここで、データ送信局７が他方のアダプタ１０によりパ
リティエラー２８を検出すると、否定信号待ちタイマ監
視部２３を起動してデータ受信局１には何も信号を送信
しない。データ受信局１は肯定信号１６を発信したとき
から、次のデータ信号を受信するまで、信号待ちタイマ
監視部２７で監視を行なっているが、データ発信局７が
データ信号を発信しないため、タイムアウト２７が発生
し、否定信号１７をデータ送信局７に発信する。

データ送信局７は否定信号１７を受信した場合には、否
定信号待ちタイマ監視部２３の監視を中止し、データ終
了信号１８をデータ受信局１へ送る。

データ受信局１はデータ終了信号１８を受けると、肯定
信号１９をデータ送信局７に送り、データ転送は終了す
る。

このようにデータ送信局７でパリティエラー２８を検出
した場合もデータ受信８１にデータ送信局７がエラーを
通知することができる。

［発明の効果］ 以上説明してきたように、本発明によれば、データ転送
のパリティチエツクをデータ受信局で行なうアダプタと
、データ送信局でパリティチエツクを行なうアダプタと
を接続した通信方式の場合にも、データ発信時にパリテ
ィエラーを検出してデータ送信局からエラーを通知する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、 第２図は本発明を実施するための装置を示す図、第３図
は動作を説明するための説明図、第４図は従来例の説明
図でおる。 図中、 １・・・データ受信局、 ２．８・・・メモリ、 ３．９．１０・・・アダプタ、 ４．１０Ａ・・・パリティエラー検出部、６・・・バス
、 ７・・・データ送信局、 １１・・・送信要求信号、 １２．１４，１６．１７・・・肯定信号、１３．１５・
・・データ信号、 １８・・・データ終了信号、 ２０．２５・・・信号待ちタイマ監視部、２３・・・否
定信号待ちタイマ監視部、２７・・・タイムアウト、 ２８・・・パリティエラー。 １テ゛−夕送偲局　　　　　　　　　　　　　　　１テ
ーり受信局■ ■ 本完明を実施するための装置を示す図 第２図 動作烹説明するための説明図 従来例の説明ｇ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パリティエラーを検出する検出部（４）をもつアダプタ
   （３）を有するデータ受信局（１）と、送信データを制
   御するアダプタ（９）に加えてパリティエラーを検出す
   る検出部（１０Ａ）をもつアダプタ（１０）を有するデ
   ータ送信局（７）との間でデータ通信を行なうデータ通
   信方式において、前記データ送信局（７）側でパリティ
   エラーを検出したときは、否定信号待ちタイマ監視部（
   ２３）を起動させるとともにデータの送信を中止し、デ
   ータ受信局（１）側の信号待ちタイマ監視部（２５）に
   タイムアウトを発生させてエラーを通知するようにした
   ことを特徴とするエラー通知方式。