JPH0277459A - 高メルトフローの繊維補強プロピレン重合体組成物 - Google Patents

高メルトフローの繊維補強プロピレン重合体組成物

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JPH0277459A
JPH0277459A JP1152080A JP15208089A JPH0277459A JP H0277459 A JPH0277459 A JP H0277459A JP 1152080 A JP1152080 A JP 1152080A JP 15208089 A JP15208089 A JP 15208089A JP H0277459 A JPH0277459 A JP H0277459A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプロピレン重合体組成物に関し、より詳しくは
繊維強化されるプロピレン由来重合体ニ関する。
唯一単量体としてプロピレンの重合により形成された合
成樹脂はポリプロピレンと称される。
「ポリプロピレン」は該技術においてときどきプロピレ
ンと少量の他の単量体例えばエチレンとの共重合体を含
めて使用されたけれども、その用語はこ−でそのように
使用されない。
市販ポリプロピレンはチーグラー・ナツタ触媒によるプ
ロピレンの重合により形成された通常固体の、主にイソ
タクチックの半結晶性熱可塑性重合体混合物である。そ
のような触媒作用において、触媒は周期表の第1〜■族
の金属の有機化合物例えばアルミニウムアルキル、およ
び周期表の第■〜■族の遷移金属の化合物例えばハロゲ
ン化チタンから形成される。典型的には、そのように製
造されたポリプロピレンの結晶化度はX線回折により測
定して約60%である。こ−に用いた「半結晶性」とい
う語は、X線回折により測定して少くとも5〜10%の
結晶化度を意味する。同様に市販の通常固体のポリプロ
ピレンの典型的な重量平均分子!(Mw)は100.0
00〜4,000.000であり、一方その典型的な数
平均分子it(Mn)は25.000〜600.000
である。典型的な分子量分布すなわち多分散性は約4〜
7である。重合品(as−polymerized)の
市販の通常固体のポリプロピレンの多くの典型的なメル
トフローレイト(MFR)は、ASTM  D  12
38により測定して1未満から約20dg/分までの範
囲であった。最も普通には、メルトフローレイトは約4
dgZ分である。最近の約5年にわたり重合品で約20
dg/分のメルトフローレイトを有するポリプロピレン
が入手可能になった。1986年の後半に、およそ約5
5〜約430dg/分の重合品MFR並びに多分散性が
約4〜5であるような重量平均および数平均分子量を有
する通常固体のポリプロピレンが市販されるようになっ
た。
繊維強化ポリプロピレンは短繊維を20dg/分までの
MFRを有する重合品ポリプロピレン中に混合すること
により製造された。典型的には繊維の量は全組成物の2
0〜30重量%であった。若干は40%繊維含量で作ら
れた。このポリプロピレン中の繊維強化の量が増すと、
繊維の添加がMFRの低下を生じ、それにより繊維強化
製品の製造の間に使用される温度および圧力の増大が必
要になるので、そり(warpage)の問題が増加す
る。
製造工程におけるこの高い圧力がそりの問題を生ずる。
従って、これまで40%の繊維含量を有する繊維強化ポ
リプロピレンが、殊に成形困難であったことは意外では
ない。
ポリプロピレンが重合品の典型的VFRポリプロピレン
であり、ガラス繊維マットが繊維補強材として使用され
る繊維マット強化ポリプロピレンもまた知られている。
そのような製品は、典型的にはガラスマットをポリプロ
ピレンとともに圧縮成形することにより製造される。し
かし、これらの繊維強化製品はガラスマットが流れない
ので射出成形法に使用できない。
206g/分までのMFRを有する市販のポリプロピレ
ンの分子量分布は反応器中で容易に制御できないので、
また製造された重合品ポリプロピレンをすべての繊維製
造法でうまく繊維に紡糸できないので、重合体をビスブ
レークする方法が重合品ポリプロピレンの分子量分布を
狭くするためおよびそのVFRを高めるために開発され
た。今日使用される最も普通の方法は、これらの重合品
市阪ポリプロピレンを遊離基開始剤例えば過酸化物で処
理し、それにより遊離基反応を開始させることである。
狭い分子量分布および高いMFRは遊離基反応の間の連
鎖切断の結果である。個々の反応条件下に生ずる連鎖切
断が多いほど分子量分布が狭く、生ずるポリプロピレン
のVFRが高い。
ビスブレーキングの結果、狭い分子量分布、すなわち典
型的には約2〜3の多分散性および高い、すなわち11
000d/分までのVFRを有するポリプロピレンが知
られている。
残念ながら、ビスブレーキングは重合品ポリプロピレン
出発物質の物理的性質に不利な影響を及ぼす。この不利
な影響はビスブレーキングの程度が増すと増加する。従
って、ビスブレークポリプロピレンのVFRが高いほど
その物理的性質の低下が大きく、それは、それを製造し
た重合品ポリプロピレンより一般に弱くかつこわさが低
い。
50dg/分またはそれ以上のMFRを有するビスブレ
ークポリプロピレンは、ビスブレーク操作並びに、ビス
ブレーク物質が繊維と配合されることができる前に必要
である次のストランド化およびベレット化操作を経て重
合体をとることが冗長かつ困難であるので、繊維強化ポ
リプロピレンの製造における使用に対し実用的ではない
本発明は約55〜約430、好ましくは約60〜約40
0dg/分のメルトフローレイト(MFR)を有する重
合品プロピレン重合体材料例えばプロピレンホモポリマ
ー、およびその中に分散した、前記重合体材料および補
強材の合計重量を基にして重量で約20〜65%、好ま
しくは約30〜約50%の繊維補強材例えばガラス繊維
を含む組成物を提供する。組成物は大型または複雑な射
出成形物品の製造に有用である。
本発明の組成物は低VFRの重合高重合体で作られた繊
維強化組成物より良好な流れ特性を有し、同時に、その
強度およびこわさに関して、メルトフローレイトが高く
なると非強化ポリプロピレンの挙動から予想されるよう
に有害に影響されない。
本発明・の組成物に有用なプロピレン重合体材料は重合
凸状態で、すなわちそれが反応装置からでてきたま−で
、約55〜約430dg/分のMFRおよび典型的には
、約4〜5の範囲内の多分散性を有する通常固体の、主
にイソタクチックの半結晶性熱可塑性重合体である。従
って、分子量分布は普通のビスブレークポリプロピレン
より広い。
こ\に用いた「プロピレン重合体材料」という語は(a
)プロピレンのホモポリマー、および(b)プロピレン
とエチレンとの共重合体例えばば、最大重合エチレン含
量が約5、好ましくは約4重量パーセントであるランダ
ム共重合体からなる群から選ばれるプロピレン重合体材
料を意味する。
本組成物に適する繊維補強材にはガラス、金属、セラミ
ック、グラファイトで作られた繊維並びに、フィラメン
ト形態の有機重合体例えばポリエステルおよびナイロン
例えばアラミド、が含まれ、それらはすべて市販されて
いる。好ましい繊維補強材はガラス繊維である。市販さ
れる市販ガラス繊維補強材は一般にサイズ剤でサイジン
グされている。シラン化合物およびアジドシランが典型
的なサイズ剤である。
繊維補強材は短繊維、典型的には長さ約1.6 m(1
/16 in)〜7.9閣(5/16 in) ;長繊
維、典型的には長さ約12.7〜51鑓(172〜2i
n)の形態;または連続フィラメント繊維の形態である
ことができる。好ましくは繊維は短繊維形態である。
本発明の好ましい組成物は重合体マトリックスに対する
補強繊維の接着を改良するカップリング剤を含む。しか
し、カップリング剤を実質的に含まない組成物は適用可
能性における融通性が低いけれども強度要件があまり厳
しくない用途に有用である。好ましい組成物に使用され
る典型的なカップリング剤はエチレン性不飽和カルボン
酸またはその誘導体で化学的に変性されたオレフィン重
合体例えばそのように変性されたポリエチレン、ポリプ
ロピレン、並びにエチレンおよびプロピレンの相互また
は他のアルファオレフィンとの共重合体である。典型的
にはカルボン酸またはその誘導体の含量は変性された重
合体を基にして約2〜4%、好ましくは約2.5〜3.
5%である。適当な不飽和カルボン酸およびその誘導体
にはアクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、無水マレイ
ン酸、シトラコン酸無水物およびイタコン酸無水物が含
まれる。そのようなカップリング剤を製造する方法は知
られている;例えば米国特許第3.416,990号、
2欄、48〜63行、および米国特許第3.483.2
76号、1欄、34〜62行参照、それらの開示がこ\
に参照される。一定のそのように変性されたオレフィン
重合体が市販されている。
存在するときカップリング剤はプロピレン重合体材料1
00部当り約1〜10、好ましくは約1〜2部の範囲内
の量で存在する。最も好ましくはポリプロピレン100
部当り約1部が使用される。
好ましいカップリング剤は約2〜4%の無水マレイン酸
含量を有する無水マレイン酸変性、結晶性ポリプロピレ
ンである。
本発明の組成物はまた1つまたはそれ以上の鉱物充填材
例えばタルク、炭酸カルシウム、雲母を含むことができ
る。鉱物充填材が存在するときにそれらは典型的には全
組成物の約1〜40重量%を占める量で存在する。金属
フレーク、ガラスフレーク、粉末ガラスおよびガラス球
もまた存在できる充填材の一つである。
普通の添加剤、例えば安定剤および顔料、ちまた存在で
きる。酸化防止剤型安定剤はプロピレン重合体材料の重
量を基にして約0.05〜1. Opph(100部当
り部)の量で存在できる。酸中和剤は使用されればプロ
ピレン重合体材料重量を基にして、典型的には約0.0
5〜0.5pph、好ましくは約0.05〜0.2 p
phの量で存在する。熱安定剤はプロピレン重合体材料
重量を基にして約0.05〜11)I)hの量で使用で
きる。顔料はプロピレン重合体材料重量を基にして約0
.2〜5、好ましくは約2〜3 pphの量で使用でき
る。
典型的な酸化防止剤にはヒンダードフェノール化合物例
えばテトラキス〔メチレン(3,5−ジ−ターシャリ−
ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナマート)〕メタン
が含まれる。適当な酸中和剤にはアルカリおよびアルカ
リ土類金属ステアリン酸塩、例えばステアリン酸ナトリ
ウムおよびステアリン酸カルシウム、が含まれる。千オ
ニステル例えばトリチオリン酸トリラウリル(TLTT
P)およびチオジプロピオン酸ジステアリル(DSTD
P)は典型的な熱安定剤である。適当な顔料にはカーボ
ンブラックおよび二酸化チタンが含まれる。
本発明の組成物は重合品プロピレン重合体材料と補強繊
維とのドライ回転ブレンドにより、または成分を混合装
置例えば2軸スクリユ一押出機中でプロピレン重合体材
料の融解に十分な温度、すなわち約165〜280°C
1好ましくは約220〜260 ’Cで均一混合物が得
られるまで混合することにより製造される。2軸スクリ
ユ一押出機はそれが押出混合される成分を添加するため
の、通常フィードロとして示される多大口を有すること
ができ、少くとも1つのフィードロが一般に第1フイー
ドロの下流約中間であるので餘ましい。従って、繊維補
強材を除くすべての成分を加え、プロピレン重合体材料
の融解に十分な温度で、これらの成分の均一な混合物が
、繊維補強材が第1フイードロの下流約中間のフィード
ロで添加されるときまでに得られる十分な時間押出混合
されることができる。これは押出混合の間に最少の繊維
の切断、および繊維補強材の融解ポリプロピレンによる
容易な湿潤を与え、それによりポリプロピレンマトリッ
クス全体に均一な繊維の分散を高める。
本発明の組成物およびその物理的性質を例示する実施例
が以下に示される。
実施例1〜6 補強繊維を、表Iに示される公称MFRを有する重合品
ポリプロピレンと混合した。対照実験はポリプロピレン
が表1に示される低MFRを有することを除いて実施例
と同様に行なった。これらの組成物の物理的性質が表■
中に示される。実施例および対照実験のすべてにおける
組成物は2フイードロ(第2フイードロは第1フイード
ロから下流約中間に配置される)を有する2軸スクリユ
一押出機中で、ガラス繊維を除くすべての成分を第1フ
イードロに装入し、次いでガラス繊維を第2フイードロ
中へ装入することにより製造した。
押出混合の間の温度は220〜260″Cの範囲内であ
った。表■に示される各実施例および対照実験において
、次の成分もまた繊維補強組成物中に混合された(重量
でポリプロピレン100部当り部で):0.10部テト
ラキス〔メチレン−(3゜5−ジーtert−ブチルー
4−ヒドロキシーヒドロシンナマート)〕メタン、0.
25部チオジプロピオン酸ジステアリル、0.20部ス
テアリン酸ナトリウム、および1.0部の、変性重合体
の重量を基にして2.7〜3.6%の無水マレイン酸含
量を有する無水マレイン酸変性ポリプロピレン。
実施例7〜19 実施例1〜6の操作を用い、対照実験は重合品の代りに
ビスブレークポリプロピレンを用いたことを除いて実施
例と同様に行なった。ビスブレークはMFR12dg/
分の融解ブローファックス(Pro−fax) 630
1ポリプロピレンとルバーゾル(Lupersol) 
 101.2.5−ジメチル−2,5−ビス(ter 
t−ブチルペルオキシヘキサン)、液体、との配合物を
押出すことにより行なった。
60−MFR重合体を製造するために6.35−cts
押出機を用い、ダイにおける融解物温度は207°Cで
あった。ルバーゾルはポリプロピレンkg当り0、04
 gの量で使用した。400−VFR重合体を製造する
ために5.08−ci押出機を用いて218°Cの融解
物温度であった。用いたルバーゾルの量はポリプロピレ
ン眩当り0.17 gであった。
これらの実施例中のポリプロピレンはロフトが異なるこ
とを除いて実施例1〜6に用いたものと同じ名称のもの
であった。実施例8.10.14および16の組成物は
無水マレイン酸変性ポリプロピレンを含有しなかった。
結果は表■中に示される。
上記データは本発明の組成物が射出成形による大型また
は複雑な物品の製造に必要な高いメルトフローレイトを
有し、また繊維充填ビスブレークポリプロピレン比較組
成物に比べて改良された性質を有することを示す、デー
タは本発明の組成物が、匹敵するメルトフローレイトの
ビスブレークポリプロピレンで作られ、同一ガラス繊維
含量を有する組成物よりも高い引張および曲げ強さ、高
い曲げモジユラス、並びに高い加熱たわみ温度を有する
ことを示す。
実施例20〜25 本発明の6組成物および2対照組成物をASTMD41
01−82、パラグラフ9に規定された操作に従って射
出成形物品に加工した。表■は標準に規定されたように
各組成物に対して決定されたフィル点温度および成形の
ためのストック温度を示す。フィル点温度は、用いた機
械の最大容量の80%にセットした射出圧力で標準中に
詳記された条件下に45秒サイクルで運転したときに完
全なキャビティ充填を与える最低ストック温度である。
ストック温度(成形操作に推奨されるASTM温度)は
フィル点温度より60±5℃高い。
表−■ 20     60  90  10  168  2
28+521     60  80  20  16
8  228±522     60   To   
30  171  231+523     400 
 TO30164,224+513  12   TO
301B7  247±514  4   To   
30  184  244±524     60  
60  40  174  234±525     
60  50  50  177  237±5実施例
26〜29 上記データから認めることができるように、射出成形機
において本発明の高メルトフロー繊維強化ポリプロピレ
ン組成物で型を満たすために必要な温度は、同量の繊維
強化を含む普通のポリプロピレンによる型の充填に必要
な温度より低い。さらに、本組成物でより低い温度にお
いて射出成形操作を実施できる利点は組成物の繊維含量
を増加するときでも得られる。
低メルトフローレイトの普通の繊維強化製品を射出成形
するために必要であると同じ融解物温度が本発明の組成
物の射出成形に使用されると、所与時間中に一層大きい
型をこの組成物で充填することができる。これはサーベ
ンチン フロー試験(serpentine flow
 test)により示される。ハイモント(HIMON
T)法隘166〔ハイモント社(HI M ON T 
 Incorporated)から要請により入手でき
る)に従って行なわれ、組成物が、射出成形機を用いて
サーペンチンS型キャビティー型プレート中に成形され
、その長さ(平均流れ距m>が測定される。
試験の結果は次表に示される。各実施例における組成物
の製造に用いた重合品ポリプロピレンのMFRは60d
g/分であった。
表■ 26  80  20  32.36 27  70  30  28.04 28  60  40  25.63 29  50  50  22.15 上記とは対照的に、30%ガラス繊維を含む普通の低M
FR(12dg/分)の重合品ポリプロピレン組成物は
この試験において単に平均19.41cm流れた。
本発明の組成物は一般に従来技術の普通の繊維強化ポリ
プロピレンに関連するそり問題がより少なく成形できる
。さらに、本発明の組成物で製造した成形物品の表面は
比較的滑らかかまたはつやがある。対照的に、普通の繊
維強化ポリプロピレン製品で成形した成形物品の表面は
粗い、つやのない仕上りを与える。
本発明の組成物は繊維強化重合体材料が典型的に使用さ
れる射出成形用途、すなわち大型および複雑な射出成形
物品および部品例えば自動車計器パネルの製造に有用で
ある。
本発明の他の特徴、利点および態様は前記開示を読んだ
後に当業者に容易に明らかになろう。この点で、本発明
の特定態様がかなり詳細に記載されたけれども、これら
の態様の変更および改変は、記載され、特許請求される
発明の精神および範囲から逸脱することなく行なうこと
ができる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)約55〜430dg/分のメルトフローレイトを
    有する重合品ポリプロピレンおよびその中に分散した、
    前記ポリプロピレンおよび補強材の全重量を基にして約
    20〜65%の繊維補強材を含む組成物。
  2. (2)ポリプロピレンが約4〜5の多分散性を有する、
    請求項(1)記載の組成物。
  3. (3)補強材の含量が約30〜50%である、請求項(
    1)記載の組成物。
  4. (4)ポリプロピレンのメルトフローレイトが約60〜
    400dg/分の範囲内にある、請求項(1)記載の組
    成物。
  5. (5)さらに、カップリング剤を重量でポリプロピレン
    100部当り約1〜10部の量で含む、請求項(1)記
    載の組成物。
  6. (6)カップリング剤がエチレン性不飽和ポリカルボン
    酸またはそのような酸の誘導体との化学反応により変性
    されたプロピレン重合体である、請求項(5)記載の組
    成物。
  7. (7)カップリング剤が、変性されたポリプロピレンの
    重量を基にして約2〜4%の無水マレイン酸含量を有す
    る無水マレイン酸変性ポリプロピレンである、請求項(
    6)記載の組成物。
  8. (8)補強材がガラス、金属、セラミック、グラファイ
    トおよび高分子繊維から選ばれる、請求項(1)記載の
    組成物。
  9. (9)補強材がガラス繊維の形態である、請求項(8)
    記載の組成物。
  10. (10)請求項(1)記載の組成物を含む射出成形物品
  11. (11)請求項(5)記載の組成物を含む射出成形物品
  12. (12)請求項(7)記載の組成物を含む射出成形物品
JP1152080A 1988-06-13 1989-06-13 高メルトフローの繊維補強プロピレン重合体組成物 Expired - Fee Related JP2721702B2 (ja)

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