JPS5835538B2 - ポリアミド樹脂組成物 - Google Patents
ポリアミド樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS5835538B2 JPS5835538B2 JP3421276A JP3421276A JPS5835538B2 JP S5835538 B2 JPS5835538 B2 JP S5835538B2 JP 3421276 A JP3421276 A JP 3421276A JP 3421276 A JP3421276 A JP 3421276A JP S5835538 B2 JPS5835538 B2 JP S5835538B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- unsaturated carboxylic
- carboxylic acid
- parts
- vinyl acetate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ボリア□ド樹脂組威物に関するものである。
詳しくは、耐衝撃性および剛性がともに優れ、かつ外観
の良好な成型品を提供するポリアミドと無機充填剤と、
不飽和カルボン散転よび/もしくは不飽和カルボン酸無
水物をグラフトしたエチレン−酢酸ビニル共重合体とを
含有するポリアミド樹脂組成物に関するものである。
の良好な成型品を提供するポリアミドと無機充填剤と、
不飽和カルボン散転よび/もしくは不飽和カルボン酸無
水物をグラフトしたエチレン−酢酸ビニル共重合体とを
含有するポリアミド樹脂組成物に関するものである。
ポリアミド樹脂は、優れたエンジニアリングプラスチッ
クスであるが、耐熱性・剛性などの点で問題も多い。
クスであるが、耐熱性・剛性などの点で問題も多い。
その改良のために、補強充填剤として無機化合物がよく
使用される。
使用される。
しかし無機質充填ポリアミド樹脂は、剛性・耐熱性など
が改善される反面、衝撃強度の低下という致命的な欠陥
をもたらせる。
が改善される反面、衝撃強度の低下という致命的な欠陥
をもたらせる。
かかる衝撃強度の低下を補うため、たとえば、ガラス繊
維充填ボリア□ドに共役ジオレフィン−モノビニル芳香
族炭化水素系熱可塑性ブロック共重合体をブレンドする
方法(特公昭5O−38130)が行われているが、非
繊維状無機充填剤をガラス繊維lこかえて用いるならば
、後述する如く効果は認められない。
維充填ボリア□ドに共役ジオレフィン−モノビニル芳香
族炭化水素系熱可塑性ブロック共重合体をブレンドする
方法(特公昭5O−38130)が行われているが、非
繊維状無機充填剤をガラス繊維lこかえて用いるならば
、後述する如く効果は認められない。
オた、特公昭4212546号にみられるようにボリア
□ドに、αβ不飽和カルボン酸とオレフィンの共重合体
をブレンドする方法もあるが、後述するように効果が小
さく、特に無機充填剤の添加量の多いところで本願のよ
うな効果は得られない。
□ドに、αβ不飽和カルボン酸とオレフィンの共重合体
をブレンドする方法もあるが、後述するように効果が小
さく、特に無機充填剤の添加量の多いところで本願のよ
うな効果は得られない。
本発明者らは、無機充填剤を含有するポリアミド樹脂に
ついて、その優れた剛性などを損うことなく、かつポリ
アミド樹脂が本来有するに近い衝撃強度を与えるため鋭
意検討し、不飽和カルボン酸および/もしくは不飽和カ
ルボン酸無水物をグラフトしたエチレン−酢酸ビニル共
重合体を、ポリアミド樹脂中に、無機充填剤と共存させ
ることにより、優れた剛性・耐熱性と衝撃強度を兼ね備
えたボリア□ド樹脂組成物が得られることを見出し、本
発明に到達した。
ついて、その優れた剛性などを損うことなく、かつポリ
アミド樹脂が本来有するに近い衝撃強度を与えるため鋭
意検討し、不飽和カルボン酸および/もしくは不飽和カ
ルボン酸無水物をグラフトしたエチレン−酢酸ビニル共
重合体を、ポリアミド樹脂中に、無機充填剤と共存させ
ることにより、優れた剛性・耐熱性と衝撃強度を兼ね備
えたボリア□ド樹脂組成物が得られることを見出し、本
発明に到達した。
すなわち、本発明はボリア□ドと無機充填剤と、不飽和
カルボン酸および/もしくは不飽和カルボン酸無水物を
グラフト共重合したエチレン−酢酸ビニル共重合体とを
含有することを特徴とするポリアミド樹脂組成物に関す
る。
カルボン酸および/もしくは不飽和カルボン酸無水物を
グラフト共重合したエチレン−酢酸ビニル共重合体とを
含有することを特徴とするポリアミド樹脂組成物に関す
る。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明組成物の第一成分であるボリア□ドとしては、周
知のものを挙げることができる。
知のものを挙げることができる。
たとえハ、ナイロン6、ナイロン10、ナイロン11、
ナイロン12、ナイロン66、ナイロン610ナイロン
612などが挙げられるが、ボリア□ド系共重合体でも
よく、又ポリアミドと他のポリマーとのブレンド物であ
ってもよい。
ナイロン12、ナイロン66、ナイロン610ナイロン
612などが挙げられるが、ボリア□ド系共重合体でも
よく、又ポリアミドと他のポリマーとのブレンド物であ
ってもよい。
しかし最も好適な結果が得られるのは、ナイロン6およ
びナイロン66である。
びナイロン66である。
本発明組成物の第二成分である無機充填剤としては、ゴ
ム・プラスチックスの補強充填剤として周知のものが使
用される。
ム・プラスチックスの補強充填剤として周知のものが使
用される。
固体であれば形状は制限されず、粉末、繊維状粉末・繊
維・ウィスカー・バルーン等の形をとり得るが、経済性
などを考慮すれば粉末状のものが好ましい。
維・ウィスカー・バルーン等の形をとり得るが、経済性
などを考慮すれば粉末状のものが好ましい。
具体的には、たとえば、クレー、焼成りレー、タルク、
カタルボ、シリカ、アルミナ、酸化マグネシウム ケイ
酸カルシウム、アスベスト、アルミン酸ナトリウム、ア
ル□ン酸カルシウム、アルミノ硅酸ナトリウム硅酸マグ
ネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、硫
酸バリウム、カリウム、明パンナトリウム明ハン、鉄量
パン、シラスバルーン、ガラスバルーン、カーボンブラ
ック、コークスプリーズ、酸化亜鉛、三酸化アンチモン
、硼酸、硼砂、硼酸亜鉛、金属粉、金属ウィスカー、マ
イカ、グラファイト、酸化チタン、炭素繊維、ガラス繊
維、ガラス繊維粉末、ガラスピーズ、炭酸カルシウム、
炭酸亜鉛、ハイドロタルサイト、酸化鉄、などが挙げら
れる。
カタルボ、シリカ、アルミナ、酸化マグネシウム ケイ
酸カルシウム、アスベスト、アルミン酸ナトリウム、ア
ル□ン酸カルシウム、アルミノ硅酸ナトリウム硅酸マグ
ネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、硫
酸バリウム、カリウム、明パンナトリウム明ハン、鉄量
パン、シラスバルーン、ガラスバルーン、カーボンブラ
ック、コークスプリーズ、酸化亜鉛、三酸化アンチモン
、硼酸、硼砂、硼酸亜鉛、金属粉、金属ウィスカー、マ
イカ、グラファイト、酸化チタン、炭素繊維、ガラス繊
維、ガラス繊維粉末、ガラスピーズ、炭酸カルシウム、
炭酸亜鉛、ハイドロタルサイト、酸化鉄、などが挙げら
れる。
かかる充填剤は、本発明の効果をさらに高めるために、
各種の表面処理がなされることば好オしい。
各種の表面処理がなされることば好オしい。
たとえば、r−アミノプロピルトリエトキシシラン γ
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタ
クリロキシフロビルトリメトキシシランなどのシランカ
ップリング剤、ステアリン酸、オレイン酸、アクリル酸
、メタアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、ステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸
リチウム、ステアリン酸マグネシウムステアリン酸アル
ミニウムなどの高級脂肪酸もしくは高級脂肪酸塩あるい
は塩基性無機充填剤と反応性有機酸を脱水条件下に加熱
反応せしめるごとき特願昭47−38287の方法など
が可能である。
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタ
クリロキシフロビルトリメトキシシランなどのシランカ
ップリング剤、ステアリン酸、オレイン酸、アクリル酸
、メタアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、ステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸
リチウム、ステアリン酸マグネシウムステアリン酸アル
ミニウムなどの高級脂肪酸もしくは高級脂肪酸塩あるい
は塩基性無機充填剤と反応性有機酸を脱水条件下に加熱
反応せしめるごとき特願昭47−38287の方法など
が可能である。
無機充填剤の使用量は、ポリアミド100重量部に対し
て、通常5〜250重量部、特に好筐しくは10〜15
0重量部であり、特に50〜150重量部の高濃度域で
効果が大きい。
て、通常5〜250重量部、特に好筐しくは10〜15
0重量部であり、特に50〜150重量部の高濃度域で
効果が大きい。
上記範囲より少ないときは、剛性の向上が十分でなく、
父上記範囲より多いときは、ボリア□ドとしての特性が
失われる。
父上記範囲より多いときは、ボリア□ドとしての特性が
失われる。
更に本発明は、第三成分として不飽和カルボン酸および
/もしくは不飽和カルボン酸無水物をグラフト共重合し
たエチレン−酢酸ビニル共重合体を含有する。
/もしくは不飽和カルボン酸無水物をグラフト共重合し
たエチレン−酢酸ビニル共重合体を含有する。
この不飽和カルボン酸および/もしくは不飽和カルボン
酸無水物をグラフト共重合したエチレン−酢酸ビニル共
重合体は、0.93〜0、98 !/rrd!の密度、
0.1〜500 g/l 0m1nuteのメルトイン
デックス(MI :ASTMDl 238による)をも
つエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA’)で、酢酸
ビニル含有率が5〜50重量多の周知のEVAを原料と
して合成することができる。
酸無水物をグラフト共重合したエチレン−酢酸ビニル共
重合体は、0.93〜0、98 !/rrd!の密度、
0.1〜500 g/l 0m1nuteのメルトイン
デックス(MI :ASTMDl 238による)をも
つエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA’)で、酢酸
ビニル含有率が5〜50重量多の周知のEVAを原料と
して合成することができる。
本発明において不飽和カルボン酸として、アクリル酸、
メタアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、コ・・り酸な
ど釦よび不飽和カルボン酸無水物として、無水マレイン
酸、無水イタコン酸、無水アクリル酸、など又は、それ
らの二つ以上の組合せが使用される。
メタアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、コ・・り酸な
ど釦よび不飽和カルボン酸無水物として、無水マレイン
酸、無水イタコン酸、無水アクリル酸、など又は、それ
らの二つ以上の組合せが使用される。
不飽和カルボン散会よび/もしくは不飽和カルボン酸無
水物は、EVA100重量部に対し0.1〜20重量部
、好捷しくは0.5〜10重量部を、EVAにグラフト
共重合させる。
水物は、EVA100重量部に対し0.1〜20重量部
、好捷しくは0.5〜10重量部を、EVAにグラフト
共重合させる。
上記範囲外では本願の効果をうるためにあ捷り好渣しく
ない。
ない。
グラフト共重合は、通常の方法、たとえば、脂肪族炭化
水素系晦媒、芳香族炭化水素系溶媒もしくは塩素化炭化
水素系溶媒中、70〜130℃において、有機過酸化物
の存在下に、上記のカルボン酸又はその酸無水物を反応
させることにより行なうことができる。
水素系晦媒、芳香族炭化水素系溶媒もしくは塩素化炭化
水素系溶媒中、70〜130℃において、有機過酸化物
の存在下に、上記のカルボン酸又はその酸無水物を反応
させることにより行なうことができる。
又両者を溶融混線中lこラジカル共重合することもでき
る。
る。
不飽和カルボン散転よび/もしくは不飽和カルボン酸無
水物をグラフト共重合したエチレン−酢酸ビニル共重合
体の使用量は、ポリアミド1o。
水物をグラフト共重合したエチレン−酢酸ビニル共重合
体の使用量は、ポリアミド1o。
重量部に対し、通常3〜ioo重量部、好オしくは5〜
50重量部である。
50重量部である。
上記範囲より少なくなると衝撃強度の向上は少なく、欠
上記範囲より多くなるとポリアミドとしての特性が失わ
れる。
上記範囲より多くなるとポリアミドとしての特性が失わ
れる。
本発明組成物は、上記の三成分以外に、熱安定剤、耐候
性改良剤、帯電防止剤、核剤、滑剤、難燃化剤、着色剤
などの助剤を含有することはさしつかえない。
性改良剤、帯電防止剤、核剤、滑剤、難燃化剤、着色剤
などの助剤を含有することはさしつかえない。
本発明組成物は上記の三成分を含有し、単軸押出機、二
軸押出機、バンバリー□キサ−などの一般の溶融混線機
によって溶融混練することlこより製造できる。
軸押出機、バンバリー□キサ−などの一般の溶融混線機
によって溶融混練することlこより製造できる。
又特願昭49−98372の方法の如く、ヘンシェルミ
キサーの使用も可能である。
キサーの使用も可能である。
混練の順序は、三成分同時混練、二成分をあらかじめ混
練した後第3成分を加えて混練する方法などがあるが、
とりわけポリアミドと無機充填剤とを混練した後、不飽
和カルボン散転よび/もしくは不飽和カルボン酸無水物
をクラフト共重合したエチレン−酢酸ビニル共重合体を
、添加混練する方法、あるいはポリアミドと無機充填剤
とを混練した組成物と、ポリアミドと不飽和カルボン散
転よび/もしくは不飽和カルボン酸無水物をグラフト共
重合したエチレン−酢酸ビニル共重合体を混練した組成
物を混練する方法が好芽しい。
練した後第3成分を加えて混練する方法などがあるが、
とりわけポリアミドと無機充填剤とを混練した後、不飽
和カルボン散転よび/もしくは不飽和カルボン酸無水物
をクラフト共重合したエチレン−酢酸ビニル共重合体を
、添加混練する方法、あるいはポリアミドと無機充填剤
とを混練した組成物と、ポリアミドと不飽和カルボン散
転よび/もしくは不飽和カルボン酸無水物をグラフト共
重合したエチレン−酢酸ビニル共重合体を混練した組成
物を混練する方法が好芽しい。
そして本発明組成物は、従来のボリア□ド樹脂組成物と
同様に通常の方法により、たとえば、射出成形、押出成
形、圧縮成形、吹き込み成形、発泡成形などにより、型
物成形品、管、棒、フィルム、シート、フィラメントな
どの各種形状の成形品にすることができる。
同様に通常の方法により、たとえば、射出成形、押出成
形、圧縮成形、吹き込み成形、発泡成形などにより、型
物成形品、管、棒、フィルム、シート、フィラメントな
どの各種形状の成形品にすることができる。
次に本発明の実施例を挙げて説明するが、これは例証で
あり、本発明を伺ら制限するものではない。
あり、本発明を伺ら制限するものではない。
実施例 1−1〜3
ナイロン66チツプ■oo重量部に対し、表1に示す重
量部の無機充填剤、およびMIが5で酢酸ビニル含有率
が15%(重量)のエチレン−酢酸ビニル共重合体(E
VA)に無水マレイン酸3俸(重量)をグラフト共重合
して得られた共重合体(共重合体A)とを添加し、シリ
ンダ一温度が、270〜320℃の口径65ミリの押出
機で、混練押出した。
量部の無機充填剤、およびMIが5で酢酸ビニル含有率
が15%(重量)のエチレン−酢酸ビニル共重合体(E
VA)に無水マレイン酸3俸(重量)をグラフト共重合
して得られた共重合体(共重合体A)とを添加し、シリ
ンダ一温度が、270〜320℃の口径65ミリの押出
機で、混練押出した。
得られたチップを、インラインスクリュー型射出成形機
によシ、試験片を作成した。
によシ、試験片を作成した。
同様な方法で作成した比較例の試験片と共に評価を行な
った。
った。
その結果を表−11こ示す。実施例 2
実施例1で用いたナイロン66チップ100重量部と表
2に示す重量部のワラストナイトおよびMIが4で、酢
酸ビニル含有率が8多(重量)のエチレン−酢酸ビニル
共重合体(EVA)にアク**リル酸2俤(重量)をグ
ラフト共重合して得られた共重合体(共重合体−B)と
を添加し、実施例1と同様な方法で試験片を作成し、比
較例の試験片と合わせて評価した。
2に示す重量部のワラストナイトおよびMIが4で、酢
酸ビニル含有率が8多(重量)のエチレン−酢酸ビニル
共重合体(EVA)にアク**リル酸2俤(重量)をグ
ラフト共重合して得られた共重合体(共重合体−B)と
を添加し、実施例1と同様な方法で試験片を作成し、比
較例の試験片と合わせて評価した。
実施例 3−1〜4
実施例1で使用したナイロン66チップ100重量部に
対し、表−3に示す重量部の無機充填剤釦よびMIが4
で、酢酸ビニル含有率が8多(重量)のエチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA)にアクリル酸2俤(重量)を
グラフト共重合して得られた共重合体(共重合体−B)
とを添加し、実施例1と同様な方法で、試験片を作成し
、比較例の試験片と合わせて評価した。
対し、表−3に示す重量部の無機充填剤釦よびMIが4
で、酢酸ビニル含有率が8多(重量)のエチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA)にアクリル酸2俤(重量)を
グラフト共重合して得られた共重合体(共重合体−B)
とを添加し、実施例1と同様な方法で、試験片を作成し
、比較例の試験片と合わせて評価した。
結果を表−3に示す。
実施例 4−1〜4
ナイロン6チップ100重量部に対し、表−4に示す重
量部の無機充填剤によびMIが5で、酢酸ビニル含有率
が15饅(重量)のエチレン−酢酸ビニル共重合体(E
VA)#こアクリル酸および無水マレイン酸を、それぞ
れ5,2.5%(重量)をグラフト共重合して得られた
共重合体(共重合体−〇)とを添加し、実施例1と同様
な方法により試験片を作成し、比較例についても試験片
を作成して、合わせて評価を行なった。
量部の無機充填剤によびMIが5で、酢酸ビニル含有率
が15饅(重量)のエチレン−酢酸ビニル共重合体(E
VA)#こアクリル酸および無水マレイン酸を、それぞ
れ5,2.5%(重量)をグラフト共重合して得られた
共重合体(共重合体−〇)とを添加し、実施例1と同様
な方法により試験片を作成し、比較例についても試験片
を作成して、合わせて評価を行なった。
その結果を表−4に示す。
実施例 5
2M1のγ−ア□ノプロビルトリエトキシシラン又はア
クリル酸と表−5に示す150重量部の無機充填剤とを
各々150℃で加熱混合して得られた処理充填剤と、実
施例1で使用したナイロン66チップ100重量部およ
びMIが4で酢酸ビニル含有率が8係(重量)のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(EVA)に無水マレイン酸2
係(重量)をグラフト共重合して得られた共重合体(共
重合体D)とを添加し、実施例1と同じ方法で試験片を
作成して評価した。
クリル酸と表−5に示す150重量部の無機充填剤とを
各々150℃で加熱混合して得られた処理充填剤と、実
施例1で使用したナイロン66チップ100重量部およ
びMIが4で酢酸ビニル含有率が8係(重量)のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(EVA)に無水マレイン酸2
係(重量)をグラフト共重合して得られた共重合体(共
重合体D)とを添加し、実施例1と同じ方法で試験片を
作成して評価した。
結果を表−5に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 不飽和カルボン酸および/または不飽和カルボン酸
無水物をグラフト共重合したエチレン−酢酸ビニル共重
合体と無機充填剤を含有するポリアミド樹脂組成物。 2 不飽和カルボン酸および/または不飽和カルボン酸
無水物をグラフト共重合したエチレン−酢酸ビニル共重
合体が0.93〜0.98 g/mlの密度、0、1〜
500 g/ 10 m1nuteのメルトインデック
スをもつ特許請求の範囲1のポリアミド樹脂組成物。 3 クラフトする不飽和カルボン酸および/または不飽
和カルボン酸無水物がエチレン−酢酸ビニル共重合体1
00重量部に対して0.1〜20重量多である特許請求
の範囲1又は2のポリアミド樹脂組成物。 4 無機充填剤が表面処理されている特許請求の範囲1
,2又は3のポリアミド樹脂組成物。 5 無機充填剤がボリア□ド100重量部に対して 5
〜250重量部である特許請求の範囲1゜2.3,4又
は5のポリアミド樹脂組成物。 6 不飽和カルボン酸および/または不飽和カルボン酸
無水物をグラフト共重合したエチレン−酢酸ビニル共重
合体がポリアミド100重量部に対して3〜100重量
部である特許請求の範囲1゜2.3,4.又は5のボリ
ア□ド樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3421276A JPS5835538B2 (ja) | 1976-03-30 | 1976-03-30 | ポリアミド樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3421276A JPS5835538B2 (ja) | 1976-03-30 | 1976-03-30 | ポリアミド樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52117351A JPS52117351A (en) | 1977-10-01 |
JPS5835538B2 true JPS5835538B2 (ja) | 1983-08-03 |
Family
ID=12407840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3421276A Expired JPS5835538B2 (ja) | 1976-03-30 | 1976-03-30 | ポリアミド樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835538B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2092600A (en) * | 1981-02-11 | 1982-08-18 | Du Pont | Mineral reinforced polyamides |
JPS585360A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-12 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物 |
-
1976
- 1976-03-30 JP JP3421276A patent/JPS5835538B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52117351A (en) | 1977-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10152607A (ja) | ポリエステル樹脂を強靭にするための方法及び組成物 | |
JPS6367498B2 (ja) | ||
JPS5845255A (ja) | 成形用ポリブチレンテレフタレ−ト組成物 | |
JPS625186B2 (ja) | ||
JPH0277459A (ja) | 高メルトフローの繊維補強プロピレン重合体組成物 | |
JP2002538257A (ja) | グラフト改質されたポリオレフィンエラストマーを含有するポリプロピレンおよびポリエステルブレンド | |
JPS5835538B2 (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
EP1362079B1 (en) | Polypropylene resin composition with improved surface hardness and scratch resistance properties | |
JP3399639B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
KR100465177B1 (ko) | 강성,내열성및치수안정성이우수한폴리프로필렌수지조성물 | |
JPH06179791A (ja) | 樹脂組成物 | |
JPS58204020A (ja) | 強化ポリオレフイン系樹脂組成物 | |
JPS59219352A (ja) | プロピレン系重合体組成物 | |
JPS5927947A (ja) | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 | |
JPH04298552A (ja) | プロピレン系樹脂組成物の製造法 | |
JP2685296B2 (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
JPH02502195A (ja) | 柔軟な熱可塑性組成物 | |
JPH0480263A (ja) | Ppsを含有する樹脂組成物 | |
KR0135952B1 (ko) | 강화 폴리올레핀성 열가소성 조성물 | |
KR930008195B1 (ko) | 폴리페닐렌 설파이드 수지 조성물 | |
JPH05222162A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JP2943252B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
JP2685295B2 (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
JPH0543795A (ja) | 樹脂成形体 | |
JPH01104637A (ja) | プロピレン系重合体組成物 |