JPH0277068A - 印刷版用液体現像剤 - Google Patents

印刷版用液体現像剤

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JPH0277068A
JPH0277068A JP63229161A JP22916188A JPH0277068A JP H0277068 A JPH0277068 A JP H0277068A JP 63229161 A JP63229161 A JP 63229161A JP 22916188 A JP22916188 A JP 22916188A JP H0277068 A JPH0277068 A JP H0277068A
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JP
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group
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resin
liquid developer
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JP63229161A
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Nobuo Suzuki
信雄 鈴木
Yutaka Sakasai
豊 逆井
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/12Developers with toner particles in liquid developer mixtures
    • G03G9/13Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by polymer components
    • G03G9/131Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by polymer components obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、電子写真感光層を有する印刷用原板を電子写
真方式にエリ、現像した後非画像部をエツチング液にエ
リ溶出して作製される印刷版に用いられる液体現像剤に
関するものがある。特に、エツチング時における画像部
のレジスト性の優れた液体現像剤に関する。
「従来の技術」 今日、平板オフセット印刷版としては、ジアゾ化合物と
フェノール樹脂を主成分とするポジ型感光剤やアクリル
系モノマーやブレポリマーヲ主成分とするネガ型感光剤
を用いる28版などが実用化されているが、これらは丁
べて低感度のため、あらかじめ画像記録された銀塩写真
フィルム原版を密着露光して製版を行っている。一方、
コンピューター画像処理と大容偵データの保存およびデ
ータ通信技術の進歩によって、近年では、原稿入力、補
正、編集、割り付けから負担まで一貫してコンピュータ
ー操作され、高速通信網や衛星通信にエリ即時遠隔地の
末端プロッターに出力できる電子編集システムが実用化
している。特に、即時性の要求される新聞印刷分野にお
いて電子la実システムの要求度は高い。また、オリジ
ナルが原版フィルムの形で保存され、これをもとに必要
に応じて印刷版が複製されている分野においても、光デ
ィスクなどの超大容量記録メディアの発達に伴いオリジ
ナルがこれらの記録メディアにデジタルデータとして保
存されるよう國なると考えられる。
しかしながら、末端プロッターの出力から直接印刷版を
作成する直接、型印刷版はほとんど実用化されておらず
、電子編集システムの稼働しているところでも出力は銀
塩写真フィルムにおこなわれこれtもとに間接的に28
版へ密着露光により印刷版が作成されているのが実状で
ある。これは、出力プロッターの光源(例えば、He−
Neレーザー、半導体レーザーなど)Kエリ実用的な時
間内に印刷版を作成できるだけの高い感度な有する直接
型印刷版の開発が困難であることによる。
直接型印刷版を提供し得る高い光感度を有する感光体と
して電子写真感光体が考えられる。
従来、電子写真を利用した印刷版材料(印刷用原板]と
しては例えば、特公昭≠7−177610号、特公昭≠
r−≠0002号、特公昭μr−/r3.2!号、特公
昭j1〜/j7jA号、特公昭j1〜2!7t 7号公
報等に記載の酸化亜鉛−樹脂分散系オフセット印刷版材
料が知られており、これは、電子写真法によりトナー画
像形成後その非画像部を不感脂性とするため不感脂化溶
液(例えば、フェロシアン塩又は7エリシアン塩を[T
る酸性水溶液]で湿潤された後使用される。このような
処理をされたオフセット印刷版は耐刷力が!千枚〜1万
枚程度であ・ハこれ以上の印刷には適さな(、又不感脂
化に適した組成にすると静電特性が劣化し、かつ画質が
悪化するなどの欠点がある。また、不感脂化溶液として
有害なシアン化合物を使用する欠点を有する。
特公昭37−17162号、特公昭31r−77よr号
、特公昭!4−32弘Q!号、特公昭j2−、24!3
7号公報等に記載される有機光導電体−樹脂系印刷版材
料では、たとえばオキサゾールあるいはオキサジアゾー
ル系化合物をスチレン−無水マレイン酸共重合体で結着
した光導電性絶縁層を砂目型したアルミニウム板上に設
けた電子写真感光体が用いられており、この感光体上に
電子写真法によりトナー画像形成後アルカリ性M機溶剤
で非画像部を溶解除去して印刷版が形成される。
この方式の代表的なものとしてカレ社からElfaso
lシステムが発売されている。これは乾式現像剤を用い
るため解像力が劣り高画質のものが得られない。
しかし、乾式現像剤に一般に着色剤と樹脂からなる10
μから数10μの大きさの粒子を用いるため、形成され
た画像部のトナー層が厚くエツチング液に対するレジス
ト性が一般に優れている。
液体現像剤では周知の様に乾式現像剤に比べ画像を形成
するトナーの粒径を小さぐすることが可能で(0,/μ
〜2μ〕それを用いた場合、解像力に優れた、高画質の
画像を与えることが知られている。
しかしながら液体現像剤をこれらの1式に用いた場合は
、非画像部をアルカリ性のエツチング液で除去する際、
解像性に優れているが故に、画像部までエツチングされ
てしまうと云う問題点があった。その為、液体現像剤を
用いたのにもかかわらず結果として解像力の優れたもの
は得られなかった。また、耐エツチング性に優れた材料
を用いようとすると一般に分散が困難で液体現像剤の特
徴である高解像力を与えないなどの問題点があった。又
別の問題とじて分散性も耐エツチング性も優れているに
もかかわらず、感光材料との密着性が悪いため、エツチ
ングの操作中にトナー画像が感光材料表面より膜状とな
ってはがれてしまい、画像部のレジストとして用をなさ
ないものがあった。
例として、特公昭!r2−3306号公報等に記載の酢
酸ビニルを主成分とする共重合体を画像形成粒子Tる液
体現像剤はアルカリ性のエツチング液により容易に溶解
されてしまい、レジストとしての用をなさない。
特開昭11−/Jタダ3r号、特開昭乙1〜/roaV
t号公報に記載のエチレン系共重合体の場合はエツチン
グ液に対する表面からの耐エツチング性は良好であるが
、エツチング液に浸丁とトナー層が膜はがれを起こして
しまう。また、これらエチレン共重合体は分散が非常に
困難であることも知られている。又、特公昭63−27
702号公報には(メタ)アクリレート系の重合体が印
刷版用の樹脂として記載されているが、レジスト性はい
まだ不十分である。
その他、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、ロジン変性
樹脂などを用いた場合も好ましい結果を与えなかった。
さらに種々の市販の液体現像剤にも好ましいものは見い
出されていない。
「発明が解決しようとする課題」 本発明の第一の目的に、アルカリエツチング液に対して
レジスト性の優れた正荷電性液体現像剤を提供すること
にある。
本発明の第二の目的は、分散安定性に優れ長期の使用に
耐える正荷電性液体現像剤を提供することにある。
本発明の第三の目的は、高い解像力と優れた画像再現性
を与える正荷電性液体現像剤を提供することにある。
[課題を解決するための手段」 本発明は、導電性基板上に電子写真感光層を設けた印刷
原版の表面に形成した静電潜像を液体現像剤で現像した
後、非画像部1に:溶出して印刷版を作製する方法にお
いて用いられる上記液体現像剤中の画像形成粒子が、下
記の一般式CI)、(U)および(III)の単量体を
参〇−PI:1〜≠り:0、/〜10の共重合比(重量
%)で重合して得られる共重合体であって数平均分子量
がjrX103からzxto5の範囲かつ軟化点が4c
o0cから110°Cの範囲の該共重合体樹脂を含むこ
とを特徴とする正荷電性印刷版用液体現像剤である。
C)13 謬 (I )  CH2=C 0OCHa (If )   CH2=C 0OR2 p′ (m )   CH2=C ここで R,、R1’は水素原子又はメチル基 R2は炭素数弘から22の直鎖又は分岐状のアルキル基 A%Bは+CH2+n、 (n = /〜4り%Bはな
くてもよい。X−は陰イオンを表ゎ丁。R4、R5、R
6は炭素数lからlコの直鎖又は分岐状のアルキル基又
は水素原子を表わし各々同一のものでも異なったもので
もよい。
以下、本発明について詳細に説明する。
一般に電子写真用液体現像剤は、着色剤、被覆剤、分散
剤、荷電調節剤および電気絶縁性の担体液よりなる。着
色剤は本発明の様に印刷用の場合には必ずしも必要では
ない。被覆剤はトナーの定着成分としての働きをし、本
発明の樹脂はこの被覆剤つまり定着剤に相当する。分散
剤は着色剤および被覆剤の分散安定性を向上させるため
のものであり、荷電調節剤は、極性な明像にかつ荷電量
の大小をコントロールするものであるが、被覆剤や分散
剤又は着色剤によっては必ずしも必要ではない。担体液
としては、電気抵抗がlOΩ・cm以上の無極性液体が
用いられる。
本発明の樹脂取分は単独又は着色剤と共に用いられ、画
像を形成する。この樹脂に要求される特性としては、ま
ずアルカリエツチング液に対する安定性つまり、非溶解
性が挙げられる。別の特性として、分散性がある。さら
に別の特性として、熱的な特性つまり、容易に定着可能
であり、かつ室温においては流動しない熱特性をもつこ
とが必要である。さらには、組み合わ丁感光材料の種類
(主としてバインダーとなる樹脂)にもよるが、エツチ
ング中にトナー層が感材表面より脱離しない様に感材と
の密着性(接着性)も必要である。
本発明においては、φ級化したモノマー成分を導入する
ことで正荷′心性を付与した。本発明の樹脂成分を説明
の都合上、(l)式に記・された順番に従い第1成分、
第コ成分と言うように命名する。
本発明の樹脂成分中筒7の成分は主として、エツチング
液に対する非溶解性のためレジスト成分として働き、第
2の成分は担体液に対する親和性があるため分散性を向
上させる成分として働く。
第1成分であるメチルメタクリレートはレジスト性の他
に樹脂の分散性もしくに粉砕を容易にする成分としての
働きも同時にもつ。液体現像剤は後述の様に一般的に湿
式分散されて製造される。
この湿式分散はガラスピーズなどのメジア乞使用して行
なわれる。湿式分散中、トナー成分つまり樹脂単独又は
着色剤と樹脂の混合物に運動するメジアの衝撃力によっ
て粉砕される。この時メチルメタクリレ−トラ共重合成
分として含む樹脂は含まないものに比べ容易に粉砕され
微粒子化される。
第1の成分はこの様に微粒子化されたトナー粒子の分散
安定性に効果をもつ。
第3の成分は正荷電性を付与する成分として働く。
この第3の成分はレジスト性を阻害することなく正荷電
性を付与することに特徴がある。
本発明の樹脂はこの第3成分があるため樹脂単独および
荷電調節剤によって容易に荷電が付きかつコントロール
することが出来る。そのため、しばしば荷電付与のため
に用いられる着色剤は必ずしも必要としない。印刷版用
の液体現像剤は現像後、非画像部を溶出する際にエツチ
ング液慎対する画像部のレジストとして働けばその目的
の大部分は達成されるため必ずしも着色剤は必要としな
い。着色剤によってはレジスト性を阻害したり、あるい
は単に多く便用する(着色剤/樹脂成分比が大きい場合
を指T)だけでレジストを阻害することがある。
本発明の場合、樹脂のみで作製した現像剤は画像を形成
すると多くの場合白色となるので、着色した印刷原板を
用いた場合には検板性が非常に優れる。
定着性や密着性は相手感材の特性にも依存し一概には言
えないが、これら各成分の共重合比や分子量にも依存す
る。
以上の要求される性能を総合的に満足させる樹脂の共重
合比は 第1成分:第2成分:第3成分=≠θ〜2!:/〜≠り
:0.1−10(重量%比ンである。
分子量はGPC法によるポリスチレン換算で数平均分子
量がrxi o  〜rxio  である。好ましくは
txio  −xy、io  である。分子量がこれエ
リ小さいとエツチング液に対するレジスト性が低下し、
逆にこれエリ太きいと軟化点が上昇し定着性が減少する
、また分散も困難となる。
軟化点はpo 0cから/jO″cの範囲にあるものが
好ましい。これより低い場合は、室温でトカー画像が流
動したり、印刷時に画像がつぶれたりする。またこれ以
上高い場合は、定着が容易でなくなり、定着製作により
多くのエネルギーを必要とするため実用上不利となる。
軟化点は、特開昭AO−/j弘72λ号公報で示した方
法による軟化開始温度である。
なお、第3成分の弘級塩モノマーの陰イオン成分として
はハロゲン、モノメチル硫酸、p−トルエンスルホン酸
などのアルキルベンゼンスルホン酸イオンなどが挙げら
れる。
その他、特開昭!ター/37り60号公報に記載の各種
の陰イオンも挙げることが出来る。
本発明の共重合体樹脂を形成する単量体(■)のR2と
してはローグチル基、イソグチル基、t−ブチル基、n
−アミル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オ
クチル基、2−エチルヘキシル基、ノニル基、デシル基
、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オク
タデシル基、エイコシル基、トコシル基などが挙げられ
る。この内炭素数を以上のものが好ましいものとして挙
げられる。
単量体(■)のR4、R5、R6としては、メチル基、
エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−グチ
ル基、イソブチル基、n−アミル基、ペンチル基、ヘキ
シル基、ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル
基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、水素原子などが
挙げられる。
R7としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、イソグチル基、t−ブ
チル基、水素原子が挙げられる。
次に具体的な化合物例を示すが、これに限定されるもの
ではない。共重合比は重量比である。分子量はGPC法
によるポリスチレン換算した数平均分子量である。
脩    \             Pl    
          鳴$             
        h(h −執 \            ミ   \       
        1f1′IS 樹脂の製造方法は、前記単量体群を所望の割合で共重合
させることによって得ることができる。
重合方法としては溶液重合、懸濁重合、沈澱重合、乳化
重合等の従来公知の方法により得ることができる。例え
ば、溶液重合ではベンゼン、トルエン等の溶媒中、単量
体を所定の割合で添加し、アゾビスイソブチロニトリル
、ベンゾイルパーオキサイド、ラウリルノ3−オキサイ
ドなどのラジカル重合開始剤によって共重合体溶液を得
ることができる。これを乾燥又は貧溶媒に添加すること
により所望の共重合体を得ることができる。又、懸濁重
合ではポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等
の分散剤の在存下、単量体を懸濁させ、ラジカル重合開
始剤の在存下で共重合体を得ることができる。これらの
重合においては、分子檄の調節のためにラウリルメルカ
プタンのよりなメルカプタン類等の連鎖移動剤も使用で
きる。
本発明において、担体液体としては電気抵抗がlXl0
  Ω・cm以上かつ誘電率3以下の非水溶剤全相いる
ことができる。該非水溶剤としては、直鎖状又μ分岐状
の脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素、
ハロゲン化炭化水素などの溶剤を挙げることができるが
、揮発性、安全性、公害性、臭気などの点からオクタン
、イソオクタン、デカン、イソデカン、ドデカン、イソ
ドデカン、ノナン、イソ/ミラフィン系の石油溶剤であ
るアイソパーE、アイソパーG、アイソパーH,アイソ
/ξ−L(アイソパー「l5oparJはエクソン社の
商品名)、ツルペッツ10θ(エクソン社mへシェルシ
ルア/(シェル社!り71どが好適である。
本発明においてに必ずしも必要ではないが、所望にエリ
着色剤を用いることが出来る。
用いる着色剤としては、従来、液体現像剤用として使用
されていた公知の顔料又は染料あるいはこの両者を用い
ることができる。例えば〕・ンザイエo−(C,1,/
 / 610 )、ベンジジンイエローG(C,1,コ
10りO)、ベンジジンオレンジ(C,1,2iiio
)、ファーストレッド(C,1,3701よ)、ブリリ
アントカーミン3 B (C,1,/ A O/ 5−
LakeJ、フタロシアニンブルー(C,1,7μ/6
0)、フタロシアニングリーン(C,1,7弘xto 
)、ビクトリアブルー(C,1,1I2j9! −La
ke)、スピリットグラツク(C,1,10≠l!)、
オイルブルー(C,1,7≠3jO)、アルカリブルー
(C,1,1I2770k)、ファーストスカーレット
(C,1,t2ii!)、ローダミン6B(C,1,弘
rtto)、ファーストスカイブルー(C,1,717
200−Lakel、ニグロシン(C,1,to弘l!
λ、カーボンブラック等がある。表面処理した顔料、例
えばニグロシンで染色したカーボンブラック、ポリマー
をグラフト重合したグラフトカーボン等%[用できる。
本発明において使用する荷電調節剤は従来、公知のもの
を使用することができる。例えばナフテン酸、オクテン
酸、オレイン酸、ステアリン酸等の脂肪酸の金属塩、ス
ルホコハク酸エステルの金属塩、特公昭μj−jjA、
特開昭!コー374A3j、特開昭!コー370弘2等
に示されている油溶性スルホン酸金属塩、特公昭≠j−
2!タグに示されているリン酸エステルの金属塩、特公
昭tit−,zrtt≦に示されているアビエチン酸モ
しくは水素添加アビチン酸の金属塩、特公昭!!−26
20に示されているアルキルベンゼンスルホン酸Ca塩
類、特開昭fJ−107137、特開昭52−3193
7、特開昭j7−906173、特開昭17−/3り7
!3等に示されている芳香族カルボン酸あるいはスルホ
ン酸の金属塩類である。
本発明の液体現像剤の分散性、安定性を高めるために公
知の分散剤を使用することができる。分散剤にトナーの
分散性を高める樹脂であり、担体液体に対して、溶解又
は膨潤することにより、トナーの分散性を高める樹脂類
である。例えば、スチレン−ブタジェン、ビニルトルエ
ン−ブタジェン、ゲタジエン−イソプレン等のゴム類、
λ−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(
メタンアクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート
等の長鎖アルキル基を有するアクリル糸単歓体の重合体
、およびそれらと他の単量体(スチレン、(メタ)アク
リル酸およびそのメチル、エチル、プロピルエステル等
)との共重合体、更にはグラフト共重合体、ブロック共
重合体を用いることができる。これら好ましい分散剤の
内でも、合成ゴム系分散剤は有効であり、更にはスチレ
ン−ブタジェン共重合体のランダム又はグロック共重合
体は極めて有効な分散剤として使用できる。
本発明の液体現像剤は従来公知の方法で製造することが
できる。
着色剤を用いない場合は、本発明の樹脂をピンミル等で
粉砕した後、所望により分散ポリマーと共に湿式分散子
ればよい。別の方法としては樹脂を親溶剤に溶解した後
非溶媒に再沈殿させて微粒子化する方法がある。また、
乳化重合や分散重合により直接目的の粒子サイズの樹脂
粒子を作る方法も可能である。
着色剤を用いる場合は先ず顔料又は染料、あるいはこの
両者からなる着色剤と前記の被覆剤とを該被傑剤の軟化
温度以上に卯熱し、バンバリーミキサ−、コニ−ター、
ニーf−1三本ロールξル等の混線機を用いて混練し、
これを冷却することに工って混和物を得る。又、この混
練に際して各種の溶剤等を添加することもできる。混和
物を得る方法としては、上記の他に、前記着色剤および
被覆剤乞その親溶剤中で、ボールミル、ペイントシェー
カー等の混線機により混練し、この混練物を乾燥あるい
は非溶剤に添加することにより混和物を得ることができ
る。
この様にして得られた混和物を必要に応じて、ロートブ
レックス、ピンミル等にエリ乾式粉砕した後、分散剤と
ともに湿式粉砕して、現像剤濃厚液を作る。湿式粉砕時
の溶媒は担体液体でもよく、トルエン、アセトン等の溶
媒を添加してもよい。
この様にして得られたトナー濃厚液を荷電調節剤を含有
した非水溶媒中に分散させて電子写真用液体現像剤とす
る。現像剤中のトナー粒子(被覆剤)は特に限定されな
いが、担体液/lに対して、通常0./1−1009、
好ましくはo、zg−20gである。なおトナー粒子中
に、着色剤を用いる場合は着色剤11に置部に対して被
覆剤2o。
t〜λO!量部、好置部くは1〜10重量部用いること
ができる。
分散剤の添加量は、担体液/lに対して、通常o、oi
−top、好ましくは0.1〜109である。また、荷
電調節剤の添加は、上記方法以外の添加方法をとっても
良い。即ち混練時あるいは湿式粉砕時に添加してもよく
、それらを併用してもよい。荷電調節剤の添加量は、現
像剤/lに対してo、oolg−iog含まれるように
調整するのが望ましい。より好ましくt4o、oig−
/Iの範囲である。
本発明の現像剤が用いられる印刷版用導電性基板として
は導電性表面を有するプラスチックシートまたは特に溶
剤不透過性および導電性にした紙、アルミニウム板、亜
鉛板、または銅−アルミニウム板、銅−ステンレス板、
クロム−銅板8のバイメタル板、またはクロム−銅−ア
ルミニウム板、りOA−鉛一鉄板、クロム−銅−ステン
レス板等のトライメタル板等の親水性表面を有する導電
性基板が用いられ、その厚さB、o、i〜Jmmが好ま
しく、特に0./〜o、rmmが好ましい。
これらの基板の中でも陽極酸化皮膜を有するアルミニウ
ム板が好適に使用される。
アルミニウム板を陽極酸化するに先立ち、表面の圧延油
を除去するための、例えば界面活性剤又はアルカリ性水
溶液で処理する脱脂処理、および砂目立処理が所望にエ
リ行われる。・ 砂目立て処理方法には、機械的に表面を粗面化する方法
、電気化学的に表面を溶解する方法及び化学的に表面を
選択溶解させる方法がある。機械的に表面な粗面化する
方法としては、ポール研摩法、ブラシ研摩法、ゲラスト
研摩法、バフ研摩法等と称せられる公知の方法を用いる
ことができる。
また電気化学的な粗面化法としては塩酸又は硝酸電解液
中で交流又は直流にエリ、行なう方法がある。また、特
開昭j−4(−43り02号公報に開示されているよう
に両者を組合せた方法も利用することができる。
陽極酸化皮膜のtは0.7〜IOg/m2が好適である
が、より好ましくは/ −69/ m  の範囲である
本発明に用いられる印刷版の電子写真感光層の光導電性
材料としては従来から知られている多くの無機あるいは
有機の化合物を用いることが出来る。
無機の光導電材料としてはセレンおよびセレン合金、ア
モルファスシリコン、Cd、CdS。
CdSe、ZnO1ZnS等が挙げられる。
有機光導電性材料としては、 (1)%公昭J弘−10り77号公報記載のポリビニル
カルバゾールおよびその誘導体、(2)%公開4t3−
1167μ号公報、特公昭弘J−/P/92号公報記載
のポリビニルピレンポリビニルアントラセン、ポリーコ
ービニルー弘(e1〜ジメチルアミノフェニル)−t−
フェニルーオをサゾール、ポIJ−J−ビニルー〜−エ
チルカルバゾールなどのビニル重合体、(3)%公開4
13−/り723号公報記載のポリアセ力フテレン、ポ
リインデン、アセナフチレンとスチレンの共重合などの
ような重合体、(4)特公昭j4−/Jり弘0号公報な
どに記載のピレン−ホルムアルデヒド樹脂、グロムビレ
ンーホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾール−* 
/I/ A フルデヒド樹脂などの縮合樹脂、(5)特
開昭j4−4011r3号及び特開昭!t−/l/!j
O号公報に記載された各種のトリフェニルメタンポリマ
ー、 また低分子のものでは、 (6)米国特許第3//コ/り7号明細書などに記載さ
れているトリアゾール誘導体、  。
(7)米国特許筒3/!り4t4t7号明細書などに記
載されているオキサジアゾール誘導体、(8)特公昭3
7−/JO26号公報などに記載されているイミダゾー
ル誘導体、 (9)米国特許第3tirttoa号、同第3r、:Z
Oりrり号、同3タ弘コ!≠弘号、特公昭≠よ一!J−
タ号、特公昭!1〜10り23号、特開昭!l−232
,24を号、特開昭jj−1Ortt7号、特開昭tr
−ijtタタ3号、特開昭jG−344jG号明細書、
公報などに記載のボリアリールアルカン誘導体、 αC米国特許第3/10722号、米国特許筒!27r
7!A号、特開昭5r−rrotp号、特開昭タr−r
rog夕号、特開昭≠ター1Or!37号、特開昭rz
−zlort号、特開昭jA−400!/号、特開昭t
a−rriqi号、特開昭!7−≠rj’lj号、特開
昭5弘−112617号、特開昭!!−7≠j≠6号明
細書、公報などに記載されているピラゾリン誘導体およ
びピラゾロン誘導体、 αυ 米国特許第3t/!弘o4A号、特公昭よl−1
010!号、特開昭54(−r3<431号、特開昭!
≠−7/θtit号、特開昭!グー//Pり25号、特
公昭≠4−3712号、持分間係7−21334号明細
書、公報などに記載されていルフエニレンジアミン訪導
体、 a7J  米国特許第3j67弘!θ号、持分昭弘ター
3!702号、西独国特許(Dk8)//10sir号
、米国特許第3110703号、米国特許第32グθ!
27号、米国特許筒1tzrよ2O号、米国特許筒μコ
3コ103号、米国特許筒4477!り&/号、米国特
許筒11.0/2376号、特開昭j1−1u4cJj
O号、特開昭!Allり132号、特公昭3タ一271
77号、特開昭5≦−221737号明細書、公報など
に記載されているアリールアミン誘導体、 αタ 米国特許筒3よ−tよ07号明細書記載のアミノ
置換カルコン誘導体、 <14)  米国特許筒jt4(,2j!J号明細書な
どに記載のN、N−ビカルバジル誘導体、 α9 米国特許第3217203号明細書などに記載の
オキサゾール誘導体、 αQ 特開昭!t−≠6231号公報などに記載のスチ
リルアントラセン誘導体、 住η 特開昭74(、−/101”37号公報などに記
載されているフルオレノンe導体、 Q8  米国特許第3717μ≦2号、特開昭!弘−タ
タ/弘3号(米国特許第1I/j09r7号に対応ン、
特開昭よj−12063号、特開昭jj−jλot4を
号、特開昭!j−−4tt7tO号、特開開!1j−1
r!44り5号、特開昭j7−//3J−O号、特開昭
!7−7≠r7弘り号、特開昭57−10≠l弘参号、
特開昭jO−/rぶr弘7号明細書、公報などに開示さ
れているヒドラゾン誘導体。
α■ 米国特許第≠0447り≠r号、米国特許第参〇
≠7タグ2号、米国特許第4Lλ6タタタQ号、米国特
許≠、273r弘6号、米国特許≠コタタr27号、米
国特許弘3otoor号明細書などに記載のベンジジン
誘導体。
(イ)特開昭jl−/りQり53号、特開昭よター2!
!≠θ号、特開昭tター271弘を号、特開昭ry−i
yrtrtr号、特開昭A2−JJ&71/L号公報な
どに記載されているスチルベン誘導体 Qυ 米国特許第+、ti3t、too号、同4!。
≠32.!Q6号、時開間係7−37よ≠3号、同夕r
−iiiよl!L1号、同II−/920112号、同
40−/797176号、同al−iota!3号、同
41〜231043号、特公昭to−5F弘/号、同6
Q−弘j、4A弘号等に記載されたモノアゾ、ビスアゾ
、トリスアゾ顔料(ハ)米国特許第3,397,01r
l、号、同≠。
ttt、to2号等に記載の金属フタロシアニンあるい
は無金属フタロシアニン等のフタロシアニン顔料 @ 米国特許第3 、37/ 、 l”1rl1号等に
記載のペリレン系顔料 I24)  英国特許第2.237,610号等に記載
のインジゴ、チオインジゴ誘導体 (ハ)英国特許第一、237.I10号等に記載のキナ
クリドン系顔料 (至)英国特許第2,237,471号、特開昭ry−
ira、sat号、同t2−731号等に記載の多環キ
ノン系顔料 (2)特開昭≠7−30,33/号等に記載のビスベン
ズイミダゾール系顔料 (ハ)米国特許第V、3りt、tio号、間係。
t≠≠、or、2号等に記載のスクアリウム塩基顔料 ■ 特開昭第!ターzi、rzo号、同A1〜2/2.
r≠λ号等に記載のアズレニウム塩系顔料 これらの有機光導電性材料は7種または2種以上を併用
して用いても良い。
さらに増感染料とし℃、ブリリアントグリーン、ビクト
リアグルーB、メチルバイオレット、クリスタルバイオ
レット、アシッドバイオレット6Bの様なトリアリルメ
タン系染料、ローダミンB10−ダミンAG、  ロー
ダミンGエキストラ、エオシンS、エリトロシン、ロー
ズベンガル、フルオレセインの様なキサンチン系染料、
メチレングルーの様なチアデン系染料、C、I 、 B
a5icViolet  7の様なアストラゾン系染料
、シアニン系染料、コ、6−ジフェニルー弘−(N、N
−ジメチルアミノフェニル)チアピリリウムベルクロレ
ート、ベンゾビリリウム塩等のビリリウム系染料などを
用いることができる。
本発明に用いられる印刷版の光導電性化合物はそれ自体
皮膜性を有するものもあるが、一般に結合樹脂を使用し
皮膜性を付与する。結合樹脂としては、液体現像剤で現
像後非画像部をアルカリ性のエツチング液で溶出するた
めそれらのエツチング液に可溶性又は膨潤し分散可能で
なくてはならない。また、本発明のトナー用樹脂と良好
な密着性(接着性)を持たなければならない。
ここで密着性(接着性)が良好とは、エツチング操作中
にトナー画像が印刷版の感光層表面から膜状となって脱
離しないことを言う。
結合樹脂としては、例えば、スチレンと無水マレイン酸
の共重合体、スチレンと無水マレイン酸モノアルキルエ
ステルの共重合体、メタクリル酸/メタクリル酸エステ
ル共重合体、スチレン/メタクリル酸/メタクリル酸エ
ステル共重合体、アクリル酸/メタクリル酸エステル共
重合体、スチレン/アクリル酸/メタクリル酸エステル
共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビニ
ル/クロトン酸/メタクリル酸エステル共重合体等のア
クリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン、
酢酸ビニルなどとアクリル酸、メタクリル酸、イタフン
酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル
酸などのカルボン酸含有モノマーあるいは酸無水物基含
有上ツマ−との共重合体やメタクリル酸アミド、ビニル
ピロリドン、フェノール性水酸基、スルホン酸基、スル
ホンアミド基、スルホンイミド基をもつ単量体を含有す
る共重合体、フェノール樹脂、部分ケン化酢酸ビニル樹
脂、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール等のビニルア
セタール樹脂をあげることができる。
酸無水物基、またにカルボン酸基な■するモノマーを共
重合成分として含有する共重合体、およびフェノール樹
脂は、電子写真製版用印刷版としたときの光導電性絶縁
層の電荷保持力が高く、好結果をもって使用することが
できる。
酸無水物基を■するモノマーを共重合成分として含有す
る共重合体としては、スチレンと無水マレイン酸の共重
合体が好ましい。また、この共重合体のハーフエステル
も便用することかできる。
カルボン酸基を有するモノマーを共重合成分として含有
する共重合体としては、アクリル酸もしくμメタクリル
酸と、アクリル酸もしくにメタクリル酸のアルキルエス
テル、アリールエステルもしくはアラルキルエステルと
の2元以上の共重合体が好ましい。また、酢酸ビニルと
クロトン酸共重合体、酢酸ビニルと炭素数λ〜itのカ
ルボン酸のビニルエステルとりaトン酸との3元共重合
体が好ましい例である。フェノール樹脂の中で特に好ま
しいものとしては、フェノール、O−クレゾール、m−
クレゾール、またはp−クレゾールとホルムアルデヒド
またはアセトアルデヒドとを酸性条件下で縮合させて得
られるノボラック樹脂をあげることができる。結合樹脂
は単独であるいはλ種以上混合して用いても良い。光導
電性化合物と結合樹脂を用いる場合は、光導電性化合物
の含有量が少ないと感度が低下するため、結合樹脂7重
量部に対して光導電性化合物は、o、or重量部以上、
より好ましくはo、izB部以上の範囲で使用すること
が出来る。また光導電層の膜厚は、落丁ぎると現mに必
要な電荷が帯電できず、J!XTぎるとエツチングの際
にサイドエッチと称する平面方向のエツチングを起こし
、良好な画像を得られず、o、i〜30μ、より好まし
くはO0j〜/Qμで使用できる。
本発明に用いられる印刷版は光導電層を導電性基板上に
塗布することによって得られる。塗布液は、光導電層を
構成する各成分を適当な溶媒に溶解し、導電性基板上に
塗布して得られる。顔料などの溶媒に不溶な成分を用い
るときは、ボールミル、ペイントシェーカー、ダイノミ
ル、アトライター等の分散機により粒径!μ〜0.1μ
に分散して用いることが出来る。光導電層に便用する結
合樹脂、その他の添加剤は顔料などの分散時、あるいに
分散後に添加することが出来る。この様にして作成した
塗布液を回転塗布、グレード塗布、カイ7塗布、リバー
スロール塗布、デイツプ塗布、ロッドバー塗布、スプレ
ー塗布の様な公知の方法で基体上に塗布乾燥して電子写
真製版用印刷版を得ることが出来る。塗布液を作成する
溶媒とじては、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロ
ロフォルム等のハロゲン化炭化水素類、メタノール、エ
タノール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケ
トン、シクロヘキサノン等のケトン類、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、コーメトキンエチルアセテー
ト等のグリコールエーテル類、テトラヒトo7ラン、ジ
オキサン等のエーテル類、酢酸エチル、酢酸グチル等の
エステル類等が挙げられる。
本発明に用いられる印刷版は一般に公知のプロセスによ
って作成することが出来る。即ち、暗所で実質的に一様
に帯電し、画像露光にエリ静電潜像を形成する。露光方
法としては、半導体レーザ、He−Neレーザ等による
走査露光あるいにキセノンランプ、タングステンランプ
、蛍光灯等を光源として反射画像露光、透明陽画フィル
ムを通した密着g元などが挙げられる。次に上記静電潜
像を本発明の液体現像剤によって現像する。形成された
トナー画像は必要により公知の安着法、例えば、即熱定
着、溶剤定着等により定着下ることが出来る。この様に
形成したトナー画像乞レジストとして作用させ、非画像
部の電子写真感光層な工ツチング液により除去すること
により印刷版が作成できる。
不発明の印刷版に用いるエツチング液とじては有機、無
機の酸、基塩あるいはその塩の水溶液またはこれと混和
する有機溶剤との混合物を使用することが好ましい。
エツチング液の成分は感光層の溶解性の他にトカー層の
レジスト性も考慮して決定されるものであるが、−船釣
7″1″ものとしては次のものが挙げられる。水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナ
トリウム、ケイ酸カリウム、メタケイ酸ナトリウム、メ
タケイ酸カリウム、リン酸力トリウム、リン酸カリウム
、アンモニア、およびモノエタノールアミン、ジェタノ
ールアミン、トリエタノールアミン等のアミノアルコー
ル類等が良く知られている。上記水溶液と混和する有機
溶剤とじてに、アルコール類、ケトン類、エステル類、
エーテル類等が挙げられる。アルコール類としては、メ
タノール、エタノール、プロパツール、ゲタノール、ベ
ンジルアルコール、フェネチルアルコール等の低級アル
コールおよび芳香族アルコールあるいは、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ホリエチレングリコール等のセルソルブ類、モノエ
タノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノール
アミン等のアミノアルコール類等が挙げられる。ケトン
類としては、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン等が挙げられる。エステル類としてに、
エチルアセテート、イソプロピルアセテート、n−プロ
ピルアセテ−?、5ec−ブチルアセテート、インブチ
ルアセテ−)、n−ブチルアセテート、l−アセトキシ
ノーメトキシエタン、エチレングリコールジアセテート
等カ挙げられる。エーテル類としては、エチルエーテル
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、コーメトキシエタ
ノール、エチレンクリコールジメチルエーテル等が挙げ
られる。これら有機溶剤は前記水溶液と任意の範囲で混
合して使用できるが、好ましくは混合した溶液の20重
t%以下の範囲で用いられる。このエツチング液にに必
要に応じて、界面活性剤、消泡剤、着色剤などを添加し
ても良い。
エツチング液組成は感材の結合樹脂およびトナー用樹脂
の種類によって決定されるべきものであるが、代表的な
ものとして次のものが挙げられる。
エツチング液組成(部は重量部を示す]憂DP−参は富
士写真フィルム■製PS版用現像剤である 重合体例−lの合成法 還流器、攪拌羽根および窒素導入管の付いた反応容器に
トルエン−oog、メチルメタクリレートiaog% 
n−ブチルメタクリレートjμg11N、N−ジメチル
エチルメタクリレートtgを添加し室累気流中700C
に昇温し重合開始剤λ。
コーアゾビスー(2,≠−ジメチルバレロニトリル)を
上記モノマーに対し1モルチ添加し、700Cで6時間
重合反応を行なった。次いでp−トルエンスルホン酸メ
チルlコyを添加し引き続き7時間加熱した。次に反応
溶液を室温まで冷却した後、メタノールrlに再沈殿さ
せた。この沈殿物fjO’Cで真空乾燥させ目的の共重
合体を得た。
他の重合体も同様の方法で合成した。
「実施例」 本発明を実施例にエリ更に接体的に説明するが、本発明
の効果がこれによって限定されるものではない。なお、
「部」に「重量部」を示す。
実施例−1 J工S10!0アルミニウムシートをノミミス−水懸濁
液乞研摩剤として、回転力イロンブラシで表面を砂目立
てした。この時の表面粗さ(中心線平均粗さ)は06り
μであった。水洗後、7 oocの10%苛性ソーダ水
溶液に浸漬しアルミニウムの溶解量がA9/m2になる
ようにエツチングした。水洗後、30%硝酸水溶液に7
分間浸漬することにより中和し、十分水洗した。その後
、0゜7%硝酸水溶液中で、陽極時電圧13ボルト、陰
極時電圧2ボルトの短形波交番波形乞用いて(特公昭j
r−/り、721号に記載)コO秒間電電解面化を行い
1.20%硫酸のro Qc#液中に浸漬して表面を洗
浄した後、水洗した。更に、20%硫酸水溶液中で陽極
酸化皮膜1L量がJ 、0g7m2 となるように陽極
酸化処理を施して、水洗、乾燥して基板を作成した。
次に上記基板に下記の光導電層用塗布液をバーコ−p 
−テ塗布L、t2o 0C′c10分間乾燥し印刷用原
版を作製した。
(光導電層用塗布液) 下記にしめ丁ヒドラゾン 化合物               2部部ベンジル
メタルリレートド メタクリル酸の共重合体 (メタクリル酸参〇モル%)     7部部下記のチ
オピリリウム塩化合物  / 、ir部ButBF4e メチレンクロライド        j10部メチルセ
ルソルブアセテート     110部このようにして
作成した印刷版の乾燥膜厚はグμであった。
液体現像剤の作製 本発明の重合体例−/の樹脂をサンプルミルで粉砕(数
10μりした後その7部に対レスチレン・ブタジェン共
重合体であるツルブレンi、2or(St/Bu比、2
!77jwt比、脂化成製)のアイソ、e−H(エクン
ン社製、イソパラフィン系炭化水素溶剤)jwt%io
部と混合し、ガラスピーズ<直径’t〜jmm)を用い
はインドシェカー(東洋精機■製)で20分子備分散を
行なった。次いでダイノミル(シンマルエターブライズ
社製)でガラスピーズ(直径的1mm)%−メジアとし
て湿式分散を一時間行なった。
次に、この分散液コOgをtフテン酸Zn:/X10−
6Mのアイソ、t  Q溶液/lに希釈して、正荷’m
uの液体現1象剤(A)を作製した。
次に、ここで得られた印版用原版を暗所でコロ力帯電機
により+≠OOVに帯電した後タングステン光で露光し
た後、本実施例の液体現像剤を用いて常法に従い反転現
像を行なった(バイアス電圧+3にOV)。その結果、
露光部に相当する所に鮮明な白色の画像が得られた。こ
の画像を7グo’c−2分間加熱し定着させた。
この印刷原版をケイ酸カリウムjO部、水酸化カリ94
フ0部、ベンジルアルコール70部、エタノールPO@
を水200部に希釈したエツチング液に浸漬しく1分間
J非画像部を除去し、十分水洗した。ここで得られた印
刷版の画像性を標準チャート(ウグラーオフセット検査
カイル/912年、コーハン株式会社)で調べた結果、
−20μ細線のネガ−ポジ画像とタチ〜P!チ(/!0
線/インチJの網点画像が十分に再現していた。
又、トナー画像の膜はがれ現象は全く観察されなかった
。これエリトナー画像なエツチング液に対し十分なレジ
スト性を持つことがわかった。
この印刷版を前法により印刷したところ、lO万枚の耐
刷性があった。
次み、本発明の液体現像剤をzo 0cの強制経時によ
り分散安定性を調べた。その結果1週間たってもトナー
粒子の凝集に観察されなかった。この現像剤で同様に印
刷原版を現像したところ、強制経時にかける前の現像剤
と何ら変わりがなかった。その他エツチング特性や印刷
における耐刷性も変わりがなかった。
ここで得られたトナー特性を表−/に示す。
表−/ 荷′Il量の測定は特開昭57−!I/7を号で示した
装置を用いて行なった。値はトナー粒子濃度を/9/l
の単位に換算したものである。粒子サイズμナノサイザ
ー(日科機製ンで測定した。
なお、強制経時に他の条件においても同条件で行なった
(r00cm/週間〕。
実施例−2 実施例−1における現像剤用樹脂を本発明の重合体例−
3の樹脂に変えた以外は全く同様にして液体現像剤(B
)¥作製した。その他の条件を実施例−1と全く同様に
してテストY行なった。トナー特性について表−コに示
すつ 表−λ エツチングして得られた印刷版上の画像は、細線が/!
〜、20μ(ネガ−ポジ共に)、網点が!〜りj%を十
分に再現していた。トナー画像のレジスト性および経時
安定性の優れた液体現像剤が得られた。
実施例−3 本発明の重合体例−弘の樹脂を用いて、以下に配子方法
で液体現像剤を作製した。
(三菱化成製) を混合し、/λ!0Cで30分間2本ロールミルで溶融
混練した。冷却後、粗粉砕し、次でビンミルにより微粉
砕した。次に下記の組成のものを、弘〜jmmのガラス
ピーズをメジアとしてペイントシェカーで20分間予備
分散を行なった後、約/mmのガラスピーズをメジアと
してダイノミルで本分散を行なった(3000RPM2
時間10次に、この分散液λOg’lナフテン酸Zn/
X10  ’M  アイツノミーG溶液11に希釈して
正荷電性の液体現像剤(C)’に作製した。
実施例−1に記したと同じ印刷原版、エツチング液を用
いて実施例−1と同様に現像、エツチングを行ない印刷
版を作製した。作製された印刷版は20μの細線のネガ
−ポジ画像と!チルり!チ(160線/インチ]の網点
画像が十分に再現されていた。本発明の樹脂を用いた液
体現像剤のレジスト性を示すものである。表−3にトナ
ー特性を示す。
表−3 実施例−4 実施例−1における印刷原版の光導電層を次のものに変
えて印刷用原版を作成した。
(光導電層用分散液) トリスアゾ化合物         i、o部下記に示
すオキサゾール化合物    2.5部酢酸ビニルとク
ロトン酸の共重合体  10部(RESYN  A、2
F−/310 カネボウ・エヌエスシー■製ン テトラヒドロフラ・ン         100部これ
らを、混合した後、ダイノミル(シンマルエンタープラ
イズ社製ンで30分間分散し、光導電層用分散液を作製
した。実施例−1と同様にして塗布、乾燥し印刷用原版
を作製した。光導′電層の厚みは≠μであった。
その他に実施例−1と全く同様にしてテストした。
テストの結果、実施例−1と同性能の印刷版が得られた
実施例−5 実施例−1におけるエツチング液を下記のものにする以
外は全く同様にしてテストした。
(エツチング液組成J テストの結果、実施例−1と同様な画質の印刷版が作製
された。印刷テストの結果同程度の耐刷性を示した。本
発明の液体現像剤(A)はここで用いたエツチング液に
対しても十分なレジスト性を持つことが示された。
実施例−6 実施例−3の液体現像剤を実施例−4で示した印刷原版
に適用し、実施例−1のエツチング液を用いエツチング
した。
その結果、実施例−1と同様に細線再現性の優れた印刷
版が作製された。印刷テストの結果も同様の耐刷性を示
した。
実施例−7 実施例−6において、エツチング液を実施例−5に示し
たものにした以外は全く同様にしテストした。その結果
、実施例−6と同様、細線再現性に優れた印刷版が作製
された。
比較例 比較用共重合体樹脂例/〜≠について、実施例−1と全
く同一の方法で液体現像剤を作製し、実施例−1と同様
に現像、定着、エツチングを行なった。
その結果いずれの樹脂を用いた現像剤もエツチング液に
対するレジスト性が不足しており、画像部部の一部が溶
出してしまった。
「発明の効果」 実施例から明かた様に本発明の共重合体樹脂は、溶出型
の印刷版用液体現像剤の画像形成粒子に適用した場合、
エツチング液に対し十分なレジスト性と液体現像剤とし
て良好な基本的特性を持つことがわかった。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社昭和63年〆/
月7日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 導電性基板上に電子写真感光層を設けた印刷原版の表面
    に形成した静電潜像を液体現像剤で現像した後、非画像
    部を溶出して印刷版を作製する方法において用いられる
    上記液体現像剤中の画像形成粒子が下記の一般式( I
    )、(II)および(III)の単量体を40〜98:1〜
    49:0.1〜10の共重合比(重量%)で重合して得
    られる共重合体であつて数平均分子量が5×10^3か
    ら5×10^5の範囲かつ軟化点が40℃から150℃
    の範囲の該共重合体樹脂を含むことを特徴とする正荷電
    性印刷版用液体現像剤。 ( I )▲数式、化学式、表等があります▼ (II)▲数式、化学式、表等があります▼ (III)▲数式、化学式、表等があります▼ ここで R_1、R_1′は水素原子又はメチル基 R_2は炭素数4から22の直鎖又は分岐状のアルキル
    基 R3は▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼であり A、Bは▲数式、化学式、表等があります▼、(n=1
    〜4)、 Bはなくてもよい。X^−は陰イオンを表 わす。R_4、R_5、R_6は炭素数1から12の直
    鎖又は分岐状のアルキル基又は 水素原子を表わし各々同一のものでも異なつたものでも
    よい。
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