JP2587277B2 - 印刷版用液体現像剤 - Google Patents
印刷版用液体現像剤Info
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Description
写真方式により、現像した後非画像部をエッチング液に
より溶出して作製される印刷版に用いられる液体現像剤
に関するものである。特に、エッチング時における画像
部のレジスト性の優れた液体現像剤に関する。
とフェノール樹脂を主成分とするポジ型感光剤やアクリ
ル系モノマーやプレポリマーを主成分とするネガ型感光
剤を用いるPS版などが実用化されているが、これらはす
べて低感度のため、あらかじめ画像記録された銀塩写真
フィルム原版を密着露光した製版を行っている。一方、
コンピューター画像処理と大容量データの保存およびデ
ータ通信技術の進歩によって、近年では、原稿入力、補
正、編集、割り付けから頁組まで一貫してコンピュータ
ー操作され、高速通信網や衛生通信により即時に遠隔地
の末端プロッターに出力できる電子編集システムが実用
化している。特に、即時性の要求される新聞印刷分野に
おいて電子編集システムの要求度は高い。また、オリジ
ナルが原版フィルムの形で保存され、これをもとに必要
に応じて印刷版が複製されている分野においても、光デ
ィスクなどの超大容量記録メディアの発達に伴いオリジ
ナルがこれらの記録メディアにデジタルデータとして保
存されるようになると考えられる。
を作成する直接型印刷版はほとんど実用化されておら
ず、電子編集システムの稼働しているところでも出力は
銀塩写真フィルムにおこなわれこれをもとに間接的にPS
版へ密着露光により印刷版が作成されているのが実状で
ある。これは、出力プロッターの光源(例えば、He−Ne
レーザー、半導体レーザーなど)により実用的な時間中
に印刷版を作成できるだけの高い感度を有する直接型印
刷版の開発が困難であることによる。
として電子写真感光体が考えられる。
としては例えば、特公昭47−47610号、特公昭48−40002
号、特公昭48−18325号、特公昭51−15766号、特公昭51
−25761号公報等に記載の酸化亜鉛−樹脂分散系オフセ
ット印刷版材料が知られており、これは、電子写真法に
よりトナー画像形成後その非画像部を不感脂性とするた
め不感脂化溶液(例えば、フエロシアン塩又はフェリシ
アン塩を有する酸性水溶液)で湿潤された後使用され
る。このような処理をされたオフセット印刷版は耐刷力
が5千枚〜1万枚程度であり、これ以上の印刷には適さ
なく、又不感脂化に適した組成にすると静電特性が劣化
し、かつ画質が悪化するなどの欠点がある。また、不感
脂化溶液として有害なシアン化合物を使用する欠点を有
する。
9405号、特公昭52−2437号公報等に記載される有機光導
電体−樹脂系印刷版材料では、たとえばオキサゾールあ
るいはオキサジアゾール系化合物をスチレン−無水マレ
イン酸共重合体で結着した光導電性絶縁層を砂目立した
アルミニウム板上に設けた電子写真感光体が用いられて
おり、この感光体上に電子写真法によりトナー画像形成
後アルカリ性有機溶剤で非画像部を溶解除去して印刷版
が形成される。
ステムが発売されている。これは乾式現像剤を用いるた
め解像力が劣り高画質のものが得られない。しかし、乾
式現像剤は一般に着色剤と樹脂からなる10μから数10μ
の大きさの粒子を用いるため、形成された画像部のトナ
ー層が厚くエッチング液に対するレジスト性が一般に優
れている。
成するトナーの粒径を小さくすることが可能で(0.1μ
〜2μ)、それを用いた場合、解像力に優れた高画質の
画像を与えることが知られている。
は、非画像部をアルカリ性のエッチング液で除去する
際、解像性に優れているが故に画像部までエッチングさ
れてしまうと云う問題点があった。その為、液体現像剤
を用いたのにもかかわらず結果として解像力の優れたも
のは得られなかった。また、耐エッチング性に優れた材
料を用いようとすると一般に分散が困難で液体現像剤の
特徴である高解像力を与えないなどの問題点があった。
又別の問題として分散性も耐エッチング性も優れている
にもかかわらず、感光材料との密着性が悪いため、エッ
チングの操作中にトナー画像が感光材料表面より膜状と
なってはがれてしまい、画像部のレジストとして用をな
さないものがあった。
を主成分とする共重合体を画像形成成分とする液体現像
剤はアルカリ性のエッチング液により容易に溶解されて
しまい、レジストとしての用をなさない。
のエチレン系共重合体の場合はエッチング液に対する表
面からの耐エッチング性は良好であるが、エッチング液
に浸すとトナー層が膜はがれを起こしてしまう。また、
これらエチレン共重合体は分散が非常に困難であること
も知られている。また特開昭58−139155号公報ではアル
キル(メタ)アクリレートとスチレン又はその誘電体の
共重合体が開示されているが、レジスト性としてはいま
だ不十分である。
性樹脂などを用いた場合も好ましい結果を与えなかっ
た。さらに種々の市販の液体現像剤にも好ましいものは
見い出されていない。
てレジスト性の優れた正荷電性の液体現像剤を提供する
ことにある。
用に耐える正荷電性の液体現像剤を提供することにあ
る。
性を与える正荷電性の液体現像剤を提供することにあ
る。
刷原版の表面に形成した静電潜像を液体現像剤で現象し
た後、非画像部を溶出して印刷版を作製する方法におい
て用いられる上記液体現像剤中の画像形成粒子が下記の
一般式(I)、(II)および(III)の単量体を0.1〜9.
9:90〜99.8:0.1〜10の共重合比(重量%)で重合して得
られる共重合体であって数平均分子量が5×103から5
×105の範囲かつ軟化点が40℃から150℃の範囲の該共重
合体樹脂を含むことを特徴とする正荷電性印刷版用液体
現像剤である。
基 R3,R8は水素原子又は炭素数1から4までの直鎖又は分
岐状のアルキル基 R4は 又は でありA,BはCH2 n(n=1〜4)、Bはなくてもよ
い。X-は陰イオンを表わす。R5,R6,R7は炭素数1から12
までの直鎖状又は分岐状のアルキル基又は水素原子を表
わし、各々同一のものでも異なったものでもよい。
散剤、荷電調節剤および電気絶縁性の担体液よりなる。
着色剤は本発明の様に印刷用の場合には必ずしも必要で
はない。被覆剤はトナーの定着成分としての働きをし、
本発明の樹脂はこの被覆剤つまり定着剤に相当する。分
散剤は着色剤および被覆剤の分散安定性を向上させるた
めのものであり、荷電調節剤は極性を明瞭にかつ荷電量
の大小をコントロールするものであるが、被覆剤や分散
剤又は着色剤によっては必ずしも必要ではない。
液体が用いられる。
を形成する。この樹脂に要求される特性としては、まず
アルカリエッチング液に対する安定性つまり非溶解性が
挙げられる。別の特性として、分散性がある。さらに別
の特性として熱的な特性つまり容易に定着可能であり、
かつ室温においては流動しない熱特性をもつことが大切
である。
して印刷原版の感光層バインダーとなる樹脂)、エッチ
ング中にトナー画像層が印刷原版表面より離脱しない様
に印刷原版との密着性(接着性、定着性)も必要であ
る。
から順に第1成分、第2成分と命名する。
分として働き、第2の成分はエッチング液に対するレジ
スト成分として働く。第3の成分は正荷電性付与成分と
して働く。
量でも分散性の改良に効果がある。アルキル基の炭素数
が長い程、分散性に対する改良効果が認められる傾向に
ある。第1の成分は又、エッチング液に対しても親和性
を持つ傾向があり、この成分が多い程レジスト性は低下
する。
性を示さずレジスト成分として働くため、この成分が多
ければ多い程レジスト性は向上する。
性を阻害しないことに特徴がある。
び荷電調節剤によって容易に荷電が付き、かつコントロ
ールすることが出来る。そのため、しばしば荷電付与の
ために用いられる着色剤は必ずしも必要としない。印刷
版用の液体現像剤は現像後、非画像部を溶出する際にエ
ッチング液に対する画像部のレジストとして働けばその
目的の大部分は達成されるため、必ずしも着色剤は必要
としない。着色剤によってはレジスト性を阻害したり、
あるいは単に多く使用する(着色剤/樹脂成分比が大き
い場合を指す)だけでレジスト性を阻害することがあ
る。
成すると多くの場合白色となるので、着色した印刷原版
を用いた場合には検版性が非常に優れる。
よって決まるが、その他分子量もレジスト性に関与す
る。現像剤用の樹脂としてはレジスト性の他の分散性、
定着性も重要な因子であるため、樹脂の設計に当っては
これらの因子を十分に考慮して決定されなければならな
い。
共重合比は重量%で(I):(II):(III)=0.1〜9.
9:90〜99.8:0.1〜10である。
るが、担体液に対する親和性とエッチング液に対する親
和性も同時に増加し、レジスト性が低下する。又、第2
成分がこれより少ない場合は必然的に第1成分を増やす
ことになり上述した欠点が現われる。
量が5×103〜5×105である。好ましくは1×104〜2
×105である。分子量がこれより小さいとエッチング液
に対するレジスト性が低下し、逆にこれより大きいと軟
化点が上昇し定着性が低下する、また分散も困難とな
る。
い。これより低い場合は室温でトナー画像が流動した
り、印刷時に画像がつぶれたりする。またこれ以上高い
場合は定着が容易でなくなり、定着により多くのエネル
ギーを必要とするため実用上不利となる。
る軟化開始温度である。
てはハロゲン、モノメチル硫酸、p−トルエンスルホン
酸などのアルキルベンゼンスルホン酸イオンなどが挙げ
られる。
ンも挙げることが出来る。
しては、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、
n−アミル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、
オクチル基、2−エチルヘキシル基、ノニル基、デシル
基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オ
クタデシル基、エイコシル基、ドコシル基などが挙げら
れる。この内、炭素数8以上のものがより好ましいもの
として挙げられる。
ル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、イソブチル基、t−ブチル基、水素原子が挙げられ
る。この内、水素原子、メチル基が好ましいものとして
挙げられる。
n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソ
ブチル基、n−アミル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘ
プチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、ノニル
基、デシル基、水素原子などが挙げられる。
れるものではない。
からはずれるものである。
合させることによつて得ることができる。重合方法とし
ては溶液重合、懸濁重合、沈澱重合、乳化重合等の従来
公知の方法により得ることができる。例えば、溶液重合
ではベンゼン、トルエン等の溶媒中、単量体の所定の割
合で添加し、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイル
パーオキサイド、ラウリルパーオキサイドなどのラジカ
ル重合開始剤によつて共重合体溶液を得ることができ
る。これを乾燥又は貧溶媒に添加することにより所望の
共重合体を得ることができる。又、懸濁重合ではポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の分散剤の存
在下、単量体を懸濁させ、ラジカル重合開始剤の存在下
で共重合体を得ることができる。これらの重合において
は、分子量の調節のためにラウリルメルカプタンのよう
なメルカプタン類等の連鎖移動剤も使用できる。
9Ω・cm以上かつ誘電率3以下の非水溶剤を用いること
ができる。該非水溶剤としては、直鎖状又は分岐状の脂
肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素、ハロ
ゲン化炭化水素などの溶剤を挙げることができるが、揮
発性、安全性公害性、臭気などの点からオクタン、イソ
オクタン、デカン、イソデカン、ドデカン、イソドデカ
ン、ノナン、イソパラフィン系の石油溶剤であるアイソ
パーE、アイソパーG、アイソパーH、アイソパーL
(アイソパー「Isopar」はエクソン社の商品名)、ソル
ベツソ100(エクソン社製)、シエルゾル71(シエル社
製)などが好適である。
り着色剤を用いることが出来る。
用されていた公知の顔料又は染料あるいはこの両者を用
いることができる。例えばハンザイエロー(C.I.1168
0)、ベンジジンイエローG(C.I.21090)、ベンジジン
オレンジ(C.I.21110)、フアーストレッド(C.I.3708
5)、ブリリアントカーミン3B(C.I.16015−Lake)、フ
タロシアニンブルー(C.I.74160)、フタロシアニング
リーン(C.I.74260)、ビクトリアブルー(C.I.42595−
Lake)、スピリットブラック(C.I.50415)、オイルブ
ルー(C.I.74350)、アルカリブルー(C.I.42770A)、
フアーストカーレット(C.I.12315)、ローダミン6B
(C.I.45160)、フアーストスカイブルー(C.I.74200−
Lake)、ニグロシン(C.I.50415)、カーボンブラック
等がある。表面処理した顔料、例えばニグロシンで染色
したカーボンブラック、ポリマーをグラフト重合したグ
ラフトカーボン等も使用できる。
のを使用することができる。例えばナフテン酸、オクテ
ン酸、オレイン酸、ステアリン酸等の脂肪酸の金属塩、
スルホコハク酸エステルの金属塩、特公昭45−556、特
開昭52−37435、特開昭52−37049等に示されている油溶
性スルホン酸金属塩、特公昭45−9594に示されているリ
ン酸エステルの金属塩、特公昭48−25666に示されてい
るアビエチン酸もしくは水素添加アビチン酸の金属塩、
特公昭55−2620に示されているアルキルベンゼンスルホ
ン酸Ca塩類、特開昭52−107837、特開昭52−38937、特
開昭57−90643、特開昭57−139753等に示されている芳
香族カルボン酸あるいはスルホン酸の金属塩類などであ
る。
公知の分散剤を使用することができる。分散剤はトナー
の分散性を高める樹脂であり、担体液体に対して、溶解
又は膨潤することにより、トナーの分散性を高める樹脂
類である。例えば、スチレン−ブタジエン、ビニルトル
エン、ブタジエン、ブタジエン−イソプレン等のゴム
類、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリ
ル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレ
ート等の長鎖アルキル基を有するアクリル系単量体の重
合体、およびそれらと他の単量体(スチレン、(メタ)
アクリル酸およびそのメチル、エチル、プロピルエステ
ル等)との共重合体、更にはグラフト共重合体、ブロッ
ク共重合体を用いることができる。これら好ましい分散
剤の内でも、合成ゴム系分散剤は有効であり、更にはス
チレン−ブタジエン共重合体のランダム又はブロック共
重合体は極めて有効な分散剤として使用できる。
ができる。
で粉砕した後、所望により分散ポリマーと共に湿式分散
すればよい。別の方法としては樹脂を親溶剤に溶解した
後非溶媒に再沈殿させて微粒子化する方法がある。ま
た、乳化重合や分散重合により直接目的の粒子サイズの
樹脂粒子を作る方法も可能である。
の両者からなる着色剤と前記の被覆剤とを該被覆剤の軟
化温度以上に加熱し、バンバリーミキサー、コニーダ
ー、ニーダー、三本ロールミル等の混練機を用いて混練
し、これを冷却することによつて混和物を得る。又、こ
の混練に際して各種の溶剤等を添加することもできる。
混合物を得る方法としては、上記の他に、前記着色剤お
よび被覆剤をその親溶剤中で、ボールミル、ペイントシ
エーカー等の混練機により混練し、この混練物を乾燥あ
るいは非溶剤に添加することにより混合物を得ることが
できる。
プレックス、ピンミル等により乾式粉砕した後、分散剤
とともに各種の分散機で湿式分散して、現像剤濃厚液を
作る。湿式分散時の溶媒は担体液体でもよく、トルエ
ン、アセトン等の溶媒を添加してもよい。
有した非水溶媒中に分散させて電子写真用液体現像剤と
する。現像剤中のトナー粒子(被覆剤)の濃度は特に限
定されないが、担体液1に対して、通常0.1g〜100g、
好ましくは0.5g〜20gである。なおトナー粒子中に着色
剤を使用する場合は着色剤1重量部に対して被覆剤を0.
5〜20重量部、好ましくは1〜10重量部用いることがで
きる。
0g、好ましくは0.1〜10gである。また、荷電調節剤の添
加は、上記方法以外の添加方法をとつても良い。即ち混
練時あるいは湿式分散時に添加してもよく、それらを併
用してもよい。荷電調節剤の添加量は、現像剤1に対
して0.001g〜10g含まれるように調整するのが望まし
い。より好ましくは0.01g〜1gの範囲である。
ては導電性表面を有するプラスチックシートまたは特に
溶剤不透過性および導電性にした紙、アルミニウム板、
亜鉛板、または銅−アルミニウム板、銅−ステンレス
板、クロム−銅板等のバイメタル板、またはクロム−銅
−アルミニウム板、クロム−鉛−鉄板、クロム−銅−ス
テンレス板等のトライメタル板等の親水性表面を有する
導電性基板が用いられ、その厚さは、0.1〜3mmが好まし
く、特に0.1〜0.5mmが好ましい。これらの基板の中でも
陽極酸化皮膜を有するアルミニウム板が好適に使用され
る。
油を除去するための、例えば界面活性剤又はアルカリ性
水溶液で処理する脱脂処理、および砂目立処理が所望に
より行われる。
法、電気化学的に表面を溶解する方法及び化学的に表面
を選択溶解させる方法がある。機械的に表面を粗面化す
る方法としては、ボール研磨法、ブラシ研磨法、ブラス
ト研磨法、バフ研磨法等と称せられる公知の方法を用い
ることが出来る。また電気化学的な粗面化法としては塩
酸又は硝酸電解液中で交流又は直流により、行なう方法
がある。また、特開昭54−63902号公報に開示されてい
るように両者を組合せた方法も利用することができる。
り好ましくは1〜6g/m2の範囲である。
性材料としては従来から知られている多くの無機あるい
は有機の化合物を用いることが出来る。
アモルファスシリコン、Cd,Cds,CdSe,ZnO,ZnS等が挙げ
られる。
ゾールおよびその誘導体、 (2)特公昭43−18674号公報、特公昭43−19192号公報
記載のポリビニルピレン、ポリビニルアントラセン、ポ
リ−2−ビニル−4−(4′−ジメチルアミノフェニ
ル)−5−フェニル−オキサゾール−ポリ−3−ビニル
−N−エチルカルバゾールなどのビニル重合体、 (3)特公昭43−19193号公報記載のポリアセナフチレ
ン、ポリインデン、アセナフチレンとスチレンの共重合
などのような重合体、 (4)特公昭56−13940号公報などに記載のピレン−ホ
ルムアルデヒド樹脂、ブロムピレン−ホルムアルデヒド
樹脂、エチルカルウバゾール−ホルムアルデヒド樹脂な
どの縮合樹脂、 (5)特開昭56−90883号及び特開昭56−161550号公報
に記載された各種のトリフェニルメタンポリマー、 また低分子のものでは、 (6)米国特許第3112197号明細書などに記載されてい
るトリアゾール誘導体、 (7)米国特許第3189447号明細書などに記載されてい
るオキサジアゾール誘導体、 (8)特公昭37−16096号公報などに記載されているイ
ミダゾール誘導体、 (9)米国特許第3615402号、同第3820989号、同354254
4号、特公昭45−555号、特公昭51−10983号、特開昭51
−93224号、特開昭55−108667号、特開昭51−156953
号、特開昭56−36656号明細書、公報などに記載のポリ
アリールアルカン誘導体、 (10)米国特許第3180729号、米国特許第4278746号、特
開昭55−88064号、特開昭55−88065号、特開昭49−1055
37号、特開昭55−51086号、特開昭56−80051号、特開昭
56−88141号、特開昭57−45545号、特開昭54−112637
号、特開昭55−74546号明細書、公報などに記載されて
いるピラゾリン誘導体およびピラゾロン誘導体、 (11)米国特許第3615404号、特公昭51−10105号、特開
昭54−83435号、特開昭54−110836号、特開昭54−11992
5号、特公昭46−3712号、特公昭47−28336号明細書、公
報などに記載されているフェニレンジアミン誘導体、 (12)米国特許第3567450号、特公昭49−35702号、西独
国特許(DAS)1110518号、米国特許第3180703号、米国
特許第3240597号、米国特許第3658520号、米国特許第42
32103号、米国特許第4175961号、米国特許第4012376
号、特開昭55−144250号、特開昭56−119132号、特公昭
39−27577号、特公昭56−22437号明細書、公報などに記
載されているアリールアミン誘導体、 (13)米国特許第3526501号明細書記載のアミノ置換カ
ルコン誘導体、 (14)米国特許第3542546号明細書などに記載のN,N−ビ
カルバジル誘導体、 (15)米国特許第3257203号明細書などに記載のオキサ
ゾール誘導体、 (16)特開昭56−46234号公報などに記載のスチリルア
ントラセン誘導体、(17)特開昭54−110837号公報など
に記載されているフルオレノン誘導体、 (18)米国特許第3717462号、特開昭54−59143号(米国
特許第4150987号に対応)、特開昭55−52063号、特開昭
55−52064号、特開昭55−46760号、特開昭55−85495
号、特開昭57−11350号、特開昭57−148749号、特開昭5
7−104144号、特開昭60−186847号明細書、公報などに
開示されているヒドラゾン誘導体。
国特許第4265990号、米国特許4273846号、米国特許4299
897号、米国特許4306008号明細書などに記載のベンジジ
ン誘導体。
昭59−97148号、特開昭59−195658号、特開昭62−36674
号公報などに記載されているスチルベン誘導体 (21)米国特許第4,436,800号、同4,439,506号、特開昭
47−37543号、同58−123541号、同58−192042号、同60
−179746号、同61−148453号、同61−238063号、特公昭
60−5941号、同60−45,664号等に記載されたモノアゾ、
ビスアゾ、トリスアゾ顔料 (22)米国特許第3,397,086号、同4,666,802号等に記載
の金属フタロシアニンあるいは無金属フタロシアニン等
のフタロシアニン顔料 (23)米国特許第3,371,884号等に記載のペリレン系顔
料 (24)英国特許第2,237,680号等に記載のインジゴ、チ
オインジゴ誘導体 (25)英国特許第2,237,680号等に記載のキナクリドン
系顔料 (26)英国特許第2,237,678号、特開昭59−184,348号、
同62−738号等に記載の多環キノン系顔料 (27)特開昭47−30,331号等に記載のビスベンズイミダ
ゾール系顔料 (28)米国特許第4,396,610号、同4,644,082号等に記載
のスクアリウム塩系顔料 (29)特開昭第59−53,850号、同61−212,542号等に記
載のアズレニウム塩系顔料 これらの有機光導電性材料は1種または2種以上を併
用して用いても良い。
トリアブルーB、メチルバイオレット、クリスタルバイ
オレット、アシッドバイオレッド6Bの様なトリアリルメ
タン系染料、ローダミンB、ローダミン6G、ローダミン
Gエキストラ、エオシンS、エリトロシン、ローズベン
ガル、フルオレセインの様なキサンテン系染料、メチレ
ンブルーの様なチアデン系染料、C.I.Basic Violet7の
様なアストラゾン系染料、シアニン系染料、2,6−ジフ
ェニル−4−(N,N−ジメチルアミノフェニル)チアピ
リリウムペルクロレート、ベンゾピリリウム塩等のピリ
リウム系染料などを用いることができる。
体皮膜性を有するものもあるが、一般に結合樹脂を使用
し皮膜性を付与する。結合樹脂としては、液体現像剤で
現像後非画像部をアルカリ性のエッチング液で溶出する
ためそれらのエッチング液に可溶性又は膨潤し分散可能
でなくてはならない。また、本発明のトナー用樹脂と良
好な密着性(接着性)を持たなければならない。
中にトナー画像が印刷版の感光層表面から膜状となって
脱離しないことを言う。
酸の共重合体、スチレンと無水マレイン酸モノアルキル
エステルの共重合体、メタクリル酸/メタクリル酸エス
テル共重合体、ステレン/メタクリル酸/メタクリル酸
エステル共重合体、アクリル酸/メタクリル酸エステル
共重合体、スチレン/アクリル酸/メタクリル酸エステ
ル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビ
ニル/クロトン酸/メタクリル酸エステル共重合体等の
アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレ
ン、酢酸ビニルなどとアクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フ
マル酸などのカルボン酸含有モノマーあるいは酸無水物
基含有モノマーとの共重合体やメタクリル酸アミド、ビ
ニルピロリドン、フェノール性水酸基、スルホン酸基、
スルホンアミド基、スルホンイミド基をもつ単量体を含
有する共重合体、フェノール樹脂、部分ケン化酢酸ビニ
ル樹脂、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール等のビニ
ルアセタール樹脂をあげることができる。
共重合成分として含有する共重合体、およびフェノール
樹脂は、電子写真製版用印刷版としたときの光導電性絶
縁層の電荷保持力が高く、好結果をもって使用すること
ができる。
する共重合体としては、スチレンと無水マレイン酸の共
重合体が好ましい。また、この共重合体のハースエステ
ルも使用することができる。カルボン酸基を有するモノ
マーを共重合成分として含有する共重合体としては、ア
クリル酸もしくはメタクリル酸と、アクリル酸もしくは
メタクリル酸のアルキルエステル、アリールエステルも
しくはアラルキルエステルとの2元以上の共重合体が好
ましい。また、酢酸ビニルとクロトン酸共重合体、酢酸
ビニルと炭素数2〜18のカルボン酸のビニルエステルと
クロトン酸との3元共重合体が好ましい例である。フェ
ノール樹脂の中で特に好ましいものとしては、フェノー
ル、o−クレゾール、m−クレゾール、またはp−クレ
ゾールとホルムアルデヒドまたはアセトアルデヒドとを
酸性条件下で縮合させて得られるノボラック樹脂をあげ
ることができる。結合樹脂は単独であるいは2種以上混
合して用いても良い。光導電性化合物と結合樹脂を用い
る場合は、光導電性化合物の含有量が少ないと感度が低
下するため、結合樹脂1重量部に対して光導電性化合物
は0.05重量部以上、より好ましくは0.1重量部以上の範
囲で使用することが出来る。また光導電層の膜厚は、薄
すぎると現像に必要な電荷が帯電できず、厚すぎるとエ
ッチングの際にサイドエッチと称する平面方向のエッチ
ングを起こし、良好な画像を得られず、0.1〜30μ、よ
り好ましくは0.5〜10μで使用できる。
に塗布することによって得られる。塗布液は、光導電層
を構成する各成分を適当な溶媒に溶解し、導電性基板上
に塗布して得られる。顔料などの溶媒に不溶な成分を用
いるときは、ボールミル、ペイントシェーカー、ダイノ
ミル、アトライター等の分散機により粒径5μ〜0.1μ
に分散して用いることが出来る。光導電層に使用する結
合樹脂、その他の添加剤は顔料などの分散時、あるいは
分散後に添加することが出来る。この様にして作成した
塗布液を回転塗布、ブレード塗布、ナイフ塗布、リバー
スロール塗布、ディップ塗布、ロッドバー塗布、スプレ
ー塗布の様な公知の方法で基体上に塗布乾燥して電子写
真製版用印刷版を得ることが出来る。塗布液を作成する
溶媒としては、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロ
ロフォルム等のハロゲン化炭化水素類、メタノール、エ
タノール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケ
トン、シクロヘキサノン等のケトン類、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、2−メトキシエチルアセテー
ト等のグリコールエーテル類、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等のエーテル類、酢酸エチル、酢酸ブチル等の
エステル類等が挙げられる。
よって作成することが出来る。即ち、暗所で実質的に一
様に帯電し、画像露光により静電潜像を形成する。露光
方法としては、半導体レーザ、He−Neレーザ等による走
査露光あるいはキセノンランプ、タングステンランプ、
螢光灯等を光源として反射画像露光、透明陽画フィルム
を通した密着露光などが挙げられる。次に上記静電潜像
を本発明の液体現像剤によって現像する。形成されたト
ナー画像は必要により公知の定着法、例えば、加熱定
着、溶剤定着等により定着することが出来る。この様に
形成したトナー画像をレジストとして作用させ、非画像
部の電子写真感光層をエッチング液により除去すること
により印刷版が作成できる。
機、無機の酸、塩基あるいはその塩の水溶液またはこれ
と混和する有機溶剤との混合物を使用することが好まし
い。
のレジスト性も考慮して決定されるものであるが、一般
的なものとしては次のものが挙げられる。
ム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、メタケイ酸ナ
トリウム、メタケイ酸カリウム、リン酸ナトリウム、リ
ン酸カリウム、アンモニウム、およびモノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の
アミノアルコール類等が良く知られている。上記水溶液
と混和する有機溶剤としては、アルコール類、ケトン
類、エステル類、エーテル類等が挙げられる。アルコー
ル類としては、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、ベンジルアルコール、フェネチルアル
コール等の低級アルコールおよび芳香族アルコールある
いは、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、ポリエチレングリコール等のセ
ルソルブ類、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン等のアミノアルコール類等が
挙げられる。ケトン類としては、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン等が挙げられる。エ
ステル類としては、エチルアセテート、イソプロピルア
セテート、n−プロピルアセテート、sec−ビチルアセ
テート、イソブチルアセテート、n−ブチルアセテー
ト、1−アセトキシ2−メトキシエタン、エチレングリ
コールジアセテート等が挙げられる。エーテル類として
は、エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、2−メトキシエタノール、エチレングリコールジメ
チルエーテル等が挙げられる。これら有機溶剤は前記水
溶液と任意の範囲で混合して使用できるが、好ましくは
混合した溶液の90重量%以下の範囲で用いられる。この
エッチング液には必要に応じて、界面活性剤、消泡剤、
着色剤などを添加しても良い。
脂の種類によって決定されるべきものであるが、代表的
なものとして次のものが挙げられる。
にトルエン200g、2−エチルヘキシルメタクリレート10
g、スチレン186g、N,N−ジエチルエチルメタクリレート
4gを添加し窒素気流中70℃に昇温し重合開始剤2,2−ア
ゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)を上記モノ
マーに対し1モル%添加し、70℃で6時間重合反応を行
なった。次いでP−エチルベンゼンスルホン酸メチル10
gを添加し引き続き1時間加熱した。次に反応溶液を室
温まで冷却した後、メタノール5に再沈殿させた。こ
の沈殿物を50℃で真空乾燥させ目的の共重合体を得た。
の効果がこれに限定されるものではない。なお、「部」
は「重量部」を示す。
磨剤として、回転ナイロンブラシで表面を砂目立てし
た。この時の表面粗さ(中心線平均粗さ)は0.5μであ
った。水洗後、70℃の10%苛性ソーダ水溶液に浸漬しア
ルミニウムの溶解量が6g/m2になるようにエッチングし
た。水洗後、30%硝酸水溶液に1分間浸漬することによ
り中和し、十分水洗した。その後、0.7%硝酸水溶液中
で、陽極時電圧13ボルト、陰極時電圧6ボルトの矩形波
交番波形を用いて(特公昭55−19,191号に記載)20秒間
電解粗面化を行い、20%硫酸の50℃溶液中に浸漬して表
面を洗浄した後、水洗した。更に、20%硫酸水溶液中で
陽極酸化皮膜重量が3.0g/m2となるように陽極酸化処理
を施して、水洗、乾燥して基板を作成した。
ターで塗布し、120℃で10分間乾燥し印刷用原版を作製
した。
タクリル酸40モル%) 75部 下記のチオピリリウム塩化合物 1.18部 メチレンクロライド 510 部 メチルセルソルブアセテート 150 部 このようにして作成した印刷版の乾燥膜厚は4μであ
った。
(数10μ)した後、その1部に対しスチレン・ブタジエ
ン共重合体であるソルプレン1205(St/Bu比,25/75wt
比,旭化成製)のアイソパーH(エクソン社製、イソパ
ラフィン系炭化水素溶剤)5wt%10部と混合し、ガラス
ビーズ(直径4〜5mm)を用いペイントシェカー(東洋
精機(株)製)で20分予備分散を行なった。次いでダイ
ノミル(シンマルエタープライス社製)でガラスビーズ
(直径約1mm)をメジアとして湿式分散を2時間行なっ
た。
イソパーG溶液1に希釈して、正荷電性の液体現像剤
(A)を作製した。
機により+400Vに帯電した後タングステン光で露光した
後、本実施例の液体現像剤を用いて常法に従い反転現像
を行なった(バイアス電圧+350V)。
得られた。この画像を140℃−2分間加熱し定着させ
た。
ム10部、ベンジルアルコール10部、エタノール90部を水
800部に希釈したエッチング液に浸漬し(1分間)非画
像部を除去し、十分水洗した。ここで得られた。印刷版
の画像性を標準チャート(ウグラーオフセット検査カイ
ル1982年、コーハン株式会社)で調べた結果、20μ細線
のネガ−ポジ画像と5%〜95%(150線/インチ)の網
点画像が十分に再現していた。又、トナー画像の膜はが
れ現象は全く観察されなかった。これによりトナー画像
はエッチング液に対し十分なレジスト性を持つことがわ
かった。
性があった。
散安定性を調べた。その結果1週間たってもトナー粒子
の凝集は観察されなかった。この現像剤で同様に印刷原
版を現像したところ、強制経時にかける前の現像剤と何
ら変わりがなかった。その他エッチング特性や印刷にお
ける耐刷性も変わりがなかった。
いて行なった。値はトナー粒子濃度を1g/の単位に換
算したものである。粒子サイズはナノサイザー(日科機
製)で測定した値である。なお、強制経時は他の条件に
おいても同条件で行なった(50℃−1週間)。
6の樹脂に変えた以外は全く同様にして液体現像剤
(B)を作製した。その他の条件も実施例−1と全く同
様にしてテストを行なった。トナー特性について表−2
に示す。
20μ(ネガ−ポジ共に)、網点が5〜95%を十分に再現
していた。トナー画像のレジスト性および経時安定性の
優れた液体現像剤が得られた。
法で液体現像剤を作製した。
た。冷却後、粗粉砕し、次でピンミルにより微粉砕し
た。次に下記の組成のものを、4〜5mmのガラスビーズ
をメジアとしてペイントシェカーで20分間予備分散を行
なった後、約1mmのガラスビーズをメジアとしてダイノ
ミルで本分散を行なった(3000RPM 2時間)。
イソバーG溶液1に希釈して、正荷電性の液体現像剤
(C)を作製した。
用いて実施例−1と同様に現像、エッチングを行ない印
刷版を作製した。作製された印刷版は20μの細線のネガ
−ポジ画像と5%〜95%(150線/インチ)の網点画像
が十分に再現されていた。本発明の樹脂を用いた液体現
像剤のレジスト性を示すものである。表−3にトナー特
性を示す。
変えて印刷用原版を作製した。
10カネボウ・エヌエスシー(株)製) 10 部 テトラヒドロフラン 100 部 これらを混合した後、ダイノミル(シンマルエンター
プライズ社製)で30分間分散し、光導電層用分散液を作
製した。実施例−1と同様にして塗布、乾燥し印刷用原
版を作製した。光導電層の厚みは4μであった。その他
は実施例−1と全く同様にしてテストした。
た。
以外は全く同様にしてテストした。
製された。印刷テストの結果、同程度の耐刷性を示し
た。本発明の液体現像剤(A)はここで用いたエッチン
グ液に対しても十分なレジスト性を持つことが示され
た。
版に適用し、実施例−1のエッチング液を用いエッチン
グした。
刷版が作製された。印刷テストの結果も同様の耐刷性を
示した。
したものにした以外は全く同様にしテストした。その結
果、実施例−6と同様、細線再現性に優れた印刷版が作
製された。
同一の方法で液体現像剤を作製した。実施例−1と同様
に現像、定着、エッチングを行なった。
に対するレジスト性が不足しており、画像部の一部が溶
出し、画像再現性が実施例−1〜7のものに比べ著しく
劣化していた。
型の印刷版用液体現像剤の画像形成粒子に適用した場
合、エッチング液に対し十分なレジスト性と液体現像剤
として良好な基本的特性を持つことがわかった。
Claims (1)
- 【請求項1】導電性基板上に電子写真感光層を設けた印
刷原版の表面に形成した静電潜像を液体現像剤で現象し
た後、非画像部を溶出して印刷版を作製する方法におい
て用いられる上記液体現像剤中の画像形成粒子が下記の
一般式(I)、(II)および(III)の単量体を0.1〜9.
9:90〜99.8:0.1〜10の共重合比(重量%)で重合して得
られる共重合体であって数平均分子量が5×103から5
×105の範囲かつ軟化点が40℃から150℃の範囲の該共重
合体樹脂を含むことを特徴とする正荷電性印刷版用液体
現像剤。 ここで R1,R1′,R1″は水素原子又はメチル基 R2は炭素数4から22までの直鎖状又は分岐状のアルキル
基 R3,R8は水素原子又は炭素数1から4までの直鎖又は分
岐状のアルキル基 又は でありA,BはCH2 n(n=1〜4)、Bはなくてもよ
い。X-は陰イオンを表わす。R5,R6,R7は炭素数1から12
までの直鎖状又は分岐状のアルキル基又は水素原子を表
わし、各々同一のものでも異なったものでもよい。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63227832A JP2587277B2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 印刷版用液体現像剤 |
DE3930465A DE3930465A1 (de) | 1988-09-12 | 1989-09-12 | Fluessigentwickler fuer druckplatten |
US07/406,019 US5055370A (en) | 1988-09-12 | 1989-09-12 | Image forming resin particles for liquid developer for printing plate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63227832A JP2587277B2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 印刷版用液体現像剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0274958A JPH0274958A (ja) | 1990-03-14 |
JP2587277B2 true JP2587277B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=16867072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63227832A Expired - Lifetime JP2587277B2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 印刷版用液体現像剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587277B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58139155A (ja) * | 1982-02-13 | 1983-08-18 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 印刷版用湿式現像剤 |
DE3426256A1 (de) * | 1984-07-17 | 1986-01-23 | Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen | Elektrostatographischer suspensionsentwickler und verfahren zu seiner herstellung |
-
1988
- 1988-09-12 JP JP63227832A patent/JP2587277B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0274958A (ja) | 1990-03-14 |
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