JPH0276681A - 微細なダイヤモンドまたは立方晶系窒化ホウ素粒子を含んだのこ刃部材 - Google Patents
微細なダイヤモンドまたは立方晶系窒化ホウ素粒子を含んだのこ刃部材Info
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- JPH0276681A JPH0276681A JP21765689A JP21765689A JPH0276681A JP H0276681 A JPH0276681 A JP H0276681A JP 21765689 A JP21765689 A JP 21765689A JP 21765689 A JP21765689 A JP 21765689A JP H0276681 A JPH0276681 A JP H0276681A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
- B28D1/12—Saw-blades or saw-discs specially adapted for working stone
-
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- B24D5/00—Bonded abrasive wheels, or wheels with inserted abrasive blocks, designed for acting only by their periphery; Bushings or mountings therefor
- B24D5/12—Cut-off wheels
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- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
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- B28D1/121—Circular saw blades
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- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
本発明は、花崗岩、大理石、充填コンクリートなどのご
とき硬質材料を切断するために使用される丸のこの刃に
関するものである。更に詳しく言えば本発明は、切断作
業時におけるのこ刃の位置ずれを低減させるため、へり
部分にダイヤモンドまたは立方晶系窒化ホウ素(CBN
)の微粒子を含んだ切刃部材に関する。
とき硬質材料を切断するために使用される丸のこの刃に
関するものである。更に詳しく言えば本発明は、切断作
業時におけるのこ刃の位置ずれを低減させるため、へり
部分にダイヤモンドまたは立方晶系窒化ホウ素(CBN
)の微粒子を含んだ切刃部材に関する。
従来、花崗岩、大理石、充填コンクリートなど゛ のご
とき硬質材料の切断はダイヤモンドのこ刃の使用によっ
て行われてきた。このようなのこ刃は、鋼製の円板の周
囲に複数の切刃部材を互いに離隔した状態でろう付けし
たものから成っている。各々の切刃部材は、たとえば青
銅やコバルトのごとき適当な合金または金属母材によっ
てダイヤモンド研摩材を結合したものである。
とき硬質材料の切断はダイヤモンドのこ刃の使用によっ
て行われてきた。このようなのこ刃は、鋼製の円板の周
囲に複数の切刃部材を互いに離隔した状態でろう付けし
たものから成っている。各々の切刃部材は、たとえば青
銅やコバルトのごとき適当な合金または金属母材によっ
てダイヤモンド研摩材を結合したものである。
切断作業時には、のこ刃は横方向(すなわち、回転軸に
対して実質的に平行な方向)に振れたり振動したりする
ことがある。その結果、切り口の幅がのこ刃の幅よりも
大きくなるため、のこ刃の切断効率は低下することにな
る。更に重要なことには、切断方向のずれが生じること
もある。その上、化粧タイルをはじめとする多くの用途
においては、加工物上の粗面を平坦化して研摩すること
も必要となる。これらの問題を引起こすのこ刃の横方向
位置ずれは、幅の広いのこ刃または安定化フランジの使
用によって低減させることができる。
対して実質的に平行な方向)に振れたり振動したりする
ことがある。その結果、切り口の幅がのこ刃の幅よりも
大きくなるため、のこ刃の切断効率は低下することにな
る。更に重要なことには、切断方向のずれが生じること
もある。その上、化粧タイルをはじめとする多くの用途
においては、加工物上の粗面を平坦化して研摩すること
も必要となる。これらの問題を引起こすのこ刃の横方向
位置ずれは、幅の広いのこ刃または安定化フランジの使
用によって低減させることができる。
しかしながら、幅の広いのこ刃はより多量のダイヤモン
ドを必要とするという欠点を有し、また安定化フランジ
は得られる切り口の深さが制限を受けるという欠点を有
している。
ドを必要とするという欠点を有し、また安定化フランジ
は得られる切り口の深さが制限を受けるという欠点を有
している。
切断方向のずれを抑制するためにはまた、いわゆる「サ
ンドイッチ型」の切刃部材を使用することもできる。サ
ンドイッチ型の切刃部材とは、側面部分に比べてダイヤ
モンド濃度の低い中心部分を有するものである。かかる
サンドイッチ型切刃部材にも各種の変形例があって、そ
の−例としては中心部分および側面部分に粒度の異なる
ダイヤモンドを使用したものが挙げられる。
ンドイッチ型」の切刃部材を使用することもできる。サ
ンドイッチ型の切刃部材とは、側面部分に比べてダイヤ
モンド濃度の低い中心部分を有するものである。かかる
サンドイッチ型切刃部材にも各種の変形例があって、そ
の−例としては中心部分および側面部分に粒度の異なる
ダイヤモンドを使用したものが挙げられる。
ストール(Stall)の米国特許第4505251号
明細書中には、サンドイッチ型切刃部材のもう1つの変
形例が、記載されている。この特許に従って切刃部材を
製造する際には、従来通りの結合金属とダイヤモンドと
の混合物が使用されるが、該混合物に一定量の充填剤が
添加される点に特徴がある。かかる充填剤は焼結工程に
は耐えるが、その後に脱落して気孔を形成する。このよ
うな技術に従い、側面部分は通常のごとくに高い密度を
有するが、中心部分は多孔質であるような切刃部材が製
造される。その結果、多孔質の中心部分は冷却材を受入
れて効率的な切断を達成し得るため、中心部分はより速
く摩耗して凹形の切刃を生じることになる。
明細書中には、サンドイッチ型切刃部材のもう1つの変
形例が、記載されている。この特許に従って切刃部材を
製造する際には、従来通りの結合金属とダイヤモンドと
の混合物が使用されるが、該混合物に一定量の充填剤が
添加される点に特徴がある。かかる充填剤は焼結工程に
は耐えるが、その後に脱落して気孔を形成する。このよ
うな技術に従い、側面部分は通常のごとくに高い密度を
有するが、中心部分は多孔質であるような切刃部材が製
造される。その結果、多孔質の中心部分は冷却材を受入
れて効率的な切断を達成し得るため、中心部分はより速
く摩耗して凹形の切刃を生じることになる。
当業技術の目覚ましい進歩にもかかわらず、現行の丸の
こ刃に比べて切断方向のずれの少ない丸のこ刃は今なお
切望されているのである。
こ刃に比べて切断方向のずれの少ない丸のこ刃は今なお
切望されているのである。
発明の要約
本発明の目的の1つは、花崗岩、大理石、充填コンクリ
ートおよびその他の硬質材料を切断するための改良され
たのこ刃およびそれの切刃部材を提供することにある。
ートおよびその他の硬質材料を切断するための改良され
たのこ刃およびそれの切刃部材を提供することにある。
また、不均等に摩耗して凹形の切削面を形成し、それに
よってのこ刃の切断方向のずれを低減させるような切刃
部材を具備したのこ刃を提供することも本発明の目的の
1つである。
よってのこ刃の切断方向のずれを低減させるような切刃
部材を具備したのこ刃を提供することも本発明の目的の
1つである。
本発明に従えば、上記のごとき目的を達成するため、へ
り部分または側面部分に有効量の耐摩耗性粒子を含んだ
丸のこ刃用の切刃部材が提供される。かかる切刃部材の
切削成分はダイヤモンドであり、かつ切刃部材の中心部
分における該ダイヤモンドの濃度は側面部分における該
ダイヤモンドの濃度とほぼ同じであることが好ましい。
り部分または側面部分に有効量の耐摩耗性粒子を含んだ
丸のこ刃用の切刃部材が提供される。かかる切刃部材の
切削成分はダイヤモンドであり、かつ切刃部材の中心部
分における該ダイヤモンドの濃度は側面部分における該
ダイヤモンドの濃度とほぼ同じであることが好ましい。
かかる切刃部材の側面部分に微細な耐摩耗性粒子が添加
される結果、切刃部材は不均等に摩耗して凹形の切削面
を形成し、それによってのこ刃が切断方向からずれる可
能性を低減させる。上記のごとき耐摩耗性粒子は、微小
粒度(すなわち、約80メツシュより小さい粒度)のダ
イヤモンド、立方晶系窒化ホウ素または炭化タングステ
ン粒子であることが好ましい。
される結果、切刃部材は不均等に摩耗して凹形の切削面
を形成し、それによってのこ刃が切断方向からずれる可
能性を低減させる。上記のごとき耐摩耗性粒子は、微小
粒度(すなわち、約80メツシュより小さい粒度)のダ
イヤモンド、立方晶系窒化ホウ素または炭化タングステ
ン粒子であることが好ましい。
発明の詳細な説明
本発明に従えば、ダイヤモンド切削成分と、切刃部材の
不均等な摩耗をもたらす微小粒度の耐摩耗性ダイヤモン
ド、CBNまたは炭化タングステン粒子とを含む新規な
のこ刃用の切刃部材が提供される。
不均等な摩耗をもたらす微小粒度の耐摩耗性ダイヤモン
ド、CBNまたは炭化タングステン粒子とを含む新規な
のこ刃用の切刃部材が提供される。
先ず第1図を見ると、花崗岩、大理石、充填コンクリー
トおよびその他の硬質材料を切断するために役立つのこ
刃用の切刃部材の好適な実施の態様が示されている。図
かられかる通り、中心部分2におけるダイヤモンド切削
成分1の濃度は側面部分3におけるダイヤモンド切削成
分1の濃度とほぼ同じであることが好ましい。とは言え
、中心部分2におけるダイヤモンド切削成分1の濃度が
側面部分に比べて高くても低くても本発明の範囲から逸
脱するものでないことは勿論やある。たとえば、用途に
よっては、中心部分2におけるダイヤモンド切削成分1
の濃度を側面部分3におけるダイヤモンド切削成分1の
濃度より高めることが望ましい場合もあると考えられる
。本発明の実施に際して最も重要な考慮事項は、側面部
分3に有効量の耐摩耗性粒子4を含有させることによっ
て不均一な切削速度を達成することである。側面部分3
に耐摩耗性粒子4を含有させて得られた切刃部材は凹形
の摩耗を生じ、それによって第2図に示されるごとく石
材加工物5上に隆起を形成する。
トおよびその他の硬質材料を切断するために役立つのこ
刃用の切刃部材の好適な実施の態様が示されている。図
かられかる通り、中心部分2におけるダイヤモンド切削
成分1の濃度は側面部分3におけるダイヤモンド切削成
分1の濃度とほぼ同じであることが好ましい。とは言え
、中心部分2におけるダイヤモンド切削成分1の濃度が
側面部分に比べて高くても低くても本発明の範囲から逸
脱するものでないことは勿論やある。たとえば、用途に
よっては、中心部分2におけるダイヤモンド切削成分1
の濃度を側面部分3におけるダイヤモンド切削成分1の
濃度より高めることが望ましい場合もあると考えられる
。本発明の実施に際して最も重要な考慮事項は、側面部
分3に有効量の耐摩耗性粒子4を含有させることによっ
て不均一な切削速度を達成することである。側面部分3
に耐摩耗性粒子4を含有させて得られた切刃部材は凹形
の摩耗を生じ、それによって第2図に示されるごとく石
材加工物5上に隆起を形成する。
このような隆起の存在により、のこ刃が切断方向からず
れる可能性は低減することになる。
れる可能性は低減することになる。
耐摩耗性粒子4としては任意適宜の粒子を使用すること
ができる。とは言え、ダイヤモンド、CBNおよび炭化
タングステン粒子が特に有効であることが判明している
。
ができる。とは言え、ダイヤモンド、CBNおよび炭化
タングステン粒子が特に有効であることが判明している
。
一般的に述べれば、耐摩耗性粒子4は約80メツシュよ
り小さい粒度を有することが必要である。
り小さい粒度を有することが必要である。
勿論、個々の用途にとって最適の粒度は面倒な実験を行
わなくても決定することができる。耐摩耗性粒子の濃度
もまた個々の用途に応じて変わり得るが、約0.10〜
約0,35力ラツト/立方センチメートルの濃度を使用
すれば有効であることが判明している。
わなくても決定することができる。耐摩耗性粒子の濃度
もまた個々の用途に応じて変わり得るが、約0.10〜
約0,35力ラツト/立方センチメートルの濃度を使用
すれば有効であることが判明している。
ダイヤモンド切削成分1は単一の粒度(たとえば、40
150または35/40メツシュの粒度)を有するもの
であってもよいし、あるいは複数の相異なる粒度(たと
えば、30/40メツシュおよび40150メツシュの
粒度)を有するものの混合物であってもよい、更にまた
、中心部分2および側面部分3において相異なる粒度の
ものを使用することも可能である。あるいはまた、中心
部分2または側面部分3のいずれか一方に単一粒度のも
のを使用すると共に、他方には複数の相異なる粒度の混
合物を使用することもできる。このような混合物中にお
いて、相異なる粒度の成分の比率は本発明にとって特に
重要でない。また、ダイヤモンド切削成分1の濃度は広
範囲にわたって変わり得る一方、中心部分2と側面部分
3との間におけるダイヤモンド切削成分1.の比率も広
範囲にわたって変わり得る。一般的に述べれば、中心部
分2におけるダイヤモンド切削成分1の濃度は約0.6
〜約20力ラツト/立方センナメートルの範囲内にあり
、また側面部分3におけるダイヤモンド切削成分1の濃
度は約1.0〜約2.0力ラツト/立方センナメートル
の範囲内にあればよい。なお、ダイヤモンド切削成分1
の濃度は中心部分2および側面部分3の両方においてほ
ぼ等しいことが最も好ましい。
150または35/40メツシュの粒度)を有するもの
であってもよいし、あるいは複数の相異なる粒度(たと
えば、30/40メツシュおよび40150メツシュの
粒度)を有するものの混合物であってもよい、更にまた
、中心部分2および側面部分3において相異なる粒度の
ものを使用することも可能である。あるいはまた、中心
部分2または側面部分3のいずれか一方に単一粒度のも
のを使用すると共に、他方には複数の相異なる粒度の混
合物を使用することもできる。このような混合物中にお
いて、相異なる粒度の成分の比率は本発明にとって特に
重要でない。また、ダイヤモンド切削成分1の濃度は広
範囲にわたって変わり得る一方、中心部分2と側面部分
3との間におけるダイヤモンド切削成分1.の比率も広
範囲にわたって変わり得る。一般的に述べれば、中心部
分2におけるダイヤモンド切削成分1の濃度は約0.6
〜約20力ラツト/立方センナメートルの範囲内にあり
、また側面部分3におけるダイヤモンド切削成分1の濃
度は約1.0〜約2.0力ラツト/立方センナメートル
の範囲内にあればよい。なお、ダイヤモンド切削成分1
の濃度は中心部分2および側面部分3の両方においてほ
ぼ等しいことが最も好ましい。
第1図においては中心部分2と側面部分3との間に鮮明
な境界部が示されているが、ダイヤモンド切削成分1、
耐摩耗性粒子4またはそれらの両者について漸次の移行
を示すような境界部を設けることも可能である。中心部
分2の幅と各々の側面部分3の幅との比は広範囲にわた
って変わり得るが、約1:2〜約3=1の範囲内にある
ことが好ましい。
な境界部が示されているが、ダイヤモンド切削成分1、
耐摩耗性粒子4またはそれらの両者について漸次の移行
を示すような境界部を設けることも可能である。中心部
分2の幅と各々の側面部分3の幅との比は広範囲にわた
って変わり得るが、約1:2〜約3=1の範囲内にある
ことが好ましい。
次の第3図には、耐摩耗性粒子4を中心部分2に配置し
て成る本発明の二番目に好適な実施の態様が示されてい
る。このような構成によれば、切刃部材の切削面が凸形
に摩耗し、その結果として第4図に示されるごとく石材
加工物5にくぼみが形成されることになる。
て成る本発明の二番目に好適な実施の態様が示されてい
る。このような構成によれば、切刃部材の切削面が凸形
に摩耗し、その結果として第4図に示されるごとく石材
加工物5にくぼみが形成されることになる。
常の合金または金属結合母材中に実質的に一様に分散し
ている。ある種の最終用途に対しては、かかる母材がセ
ラミックまたは成形プラスチックのごとき材料から成っ
ていてもよい。
ている。ある種の最終用途に対しては、かかる母材がセ
ラミックまたは成形プラスチックのごとき材料から成っ
ていてもよい。
本発明に基づく切刃部材を製造するためには、従来の切
刃部材の場合とほぼ同じ製造方法を使用すればよいが、
結合剤とダイヤモンドとの混合物の一部に一定量の耐摩
耗性粒子を添加する点が異なっている。特定の実施の態
様に従って詳しく述べれば、結合剤とダイヤモンドとか
ら成る通常のごとき第1の混合物が調製されると共に、
第1の混合物よりも低い濃度でダイヤモンド切削成分を
含有する第2の混合物が調製される。かかる第2の混合
物に有効量の耐摩耗性粒子が添加される。
刃部材の場合とほぼ同じ製造方法を使用すればよいが、
結合剤とダイヤモンドとの混合物の一部に一定量の耐摩
耗性粒子を添加する点が異なっている。特定の実施の態
様に従って詳しく述べれば、結合剤とダイヤモンドとか
ら成る通常のごとき第1の混合物が調製されると共に、
第1の混合物よりも低い濃度でダイヤモンド切削成分を
含有する第2の混合物が調製される。かかる第2の混合
物に有効量の耐摩耗性粒子が添加される。
これらの混合物を調製した後、当業者にとって公知の技
術に従って切刃部材を製造すればよいわけである。
術に従って切刃部材を製造すればよいわけである。
上記の説明はダ・イヤモンド切削成分の使用に関するも
のであるが、本発明の着想はダイヤモンドと同様に「超
研摩材」の1種を成すCBN切削成分を使用した場合に
も等しく適用し得るものと予想される。
のであるが、本発明の着想はダイヤモンドと同様に「超
研摩材」の1種を成すCBN切削成分を使用した場合に
も等しく適用し得るものと予想される。
以上の記載に基づけば、本発明の精神および範囲から逸
脱することなしに数多くの変更態様が可能であることは
自明であろう。
脱することなしに数多くの変更態様が可能であることは
自明であろう。
当業者が本発明の実施を一層明確に理解し得るようにす
るため、以下に実施例を示す。この実施例は本発明の実
施を例示するものであって、本発明の範囲を限定するも
のではない。
るため、以下に実施例を示す。この実施例は本発明の実
施を例示するものであって、本発明の範囲を限定するも
のではない。
実施例
コバルト結合剤を使用しながら、切断方向のずれを低減
させるという所望の改良をもたらす構造の切刃部材を製
造した。詳しく述べれば、側面部分は1.20力ラツト
/立方センナメートルの濃度でダイヤモンドを含有して
いた。かかるダイヤモンドのうち、15(重量)%は1
70/200メツシュの微細なダイヤモンドから成る耐
摩耗性粒子であり、また、85(重量)%は30/40
メツシュのダイヤモンド[ゼネラル・エレクトリック・
カンパニー(General Electric Co
mpany)製のMBS750]から成る切削成分であ
った。中心部分は、30:/40メツシュのダイヤモン
ド(ゼネラル・エレクトリック・カンパニー製のMBS
750)ゲら成る切削成分を0.75力ラツト/立
方センナメートルの濃度で含有していた。結合剤として
は5(重量)%のスズを添加した超微粒度のコバルトを
使用し、また切刃部材は830°Cおよび350kg/
cm”の条件下で15分間にわたり焼結した。直径10
00mmの回転のこ力士に70個の切刃部材を取付け、
そして各種の花崗岩を切断するために使用した。所望の
摩耗パターンは直ちに発現し、そして試験期間全体を通
じて存続した。従来ののこ刃を使用した場合に比べ、切
断方向のずれは顕著に少なかった。
させるという所望の改良をもたらす構造の切刃部材を製
造した。詳しく述べれば、側面部分は1.20力ラツト
/立方センナメートルの濃度でダイヤモンドを含有して
いた。かかるダイヤモンドのうち、15(重量)%は1
70/200メツシュの微細なダイヤモンドから成る耐
摩耗性粒子であり、また、85(重量)%は30/40
メツシュのダイヤモンド[ゼネラル・エレクトリック・
カンパニー(General Electric Co
mpany)製のMBS750]から成る切削成分であ
った。中心部分は、30:/40メツシュのダイヤモン
ド(ゼネラル・エレクトリック・カンパニー製のMBS
750)ゲら成る切削成分を0.75力ラツト/立
方センナメートルの濃度で含有していた。結合剤として
は5(重量)%のスズを添加した超微粒度のコバルトを
使用し、また切刃部材は830°Cおよび350kg/
cm”の条件下で15分間にわたり焼結した。直径10
00mmの回転のこ力士に70個の切刃部材を取付け、
そして各種の花崗岩を切断するために使用した。所望の
摩耗パターンは直ちに発現し、そして試験期間全体を通
じて存続した。従来ののこ刃を使用した場合に比べ、切
断方向のずれは顕著に少なかった。
第1図は本発明の好適な実施の態様に基づくのこ刃用切
刃部材の一部分の正面図、第2図は切断作業に際して第
1図の切刃部材と石材加工物との間に形成される境界部
の形状を示す正面図、第3図は本発明の別の実施の態様
に基づくのこ刃用切刃部材の一部分の正面図、そして第
4図は切断作業に際して第3図の切刃部材と石材加工物
との間に形成される境界部の形状を示す正面図である。 図中、1はダイヤモンド切削成分、2は中心部分、3は
側面部分、4は耐摩耗性粒子、そして5は石材加工物を
表わす。 F7T″l F刀「3 77f74
刃部材の一部分の正面図、第2図は切断作業に際して第
1図の切刃部材と石材加工物との間に形成される境界部
の形状を示す正面図、第3図は本発明の別の実施の態様
に基づくのこ刃用切刃部材の一部分の正面図、そして第
4図は切断作業に際して第3図の切刃部材と石材加工物
との間に形成される境界部の形状を示す正面図である。 図中、1はダイヤモンド切削成分、2は中心部分、3は
側面部分、4は耐摩耗性粒子、そして5は石材加工物を
表わす。 F7T″l F刀「3 77f74
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、超研摩材の切削成分と、切刃部材の不均等な摩耗を
、もたらすのに有効な量で結合母材中に分散した耐摩耗
性粒子とから成ることを特徴とするのこ刃用の切刃部材
。 2、中心部分における前記切削成分の濃度が側面部分に
おける前記切削成分の濃度にほぼ等しい請求項1記載の
切刃部材。 3、中心部分における前記切削成分の濃度が側面部分に
おける前記切削成分の濃度より大きい請求項1記載の切
刃部材。 4、中心部分における前記切削成分の濃度が側面部分に
おける前記切削成分の濃度より小さい請求項1記載の切
刃部材。 5、前記切削成分がダイヤモンドであり、かつ前記耐摩
耗性粒子がダイヤモンド、立方晶系窒化ホウ素および炭
化タングステンから成る群より選ばれる請求項1記載の
切刃部材。6、前記耐摩耗性粒子が約80メッシュより
小さい粒度を有する請求項5記載の切刃部材。 7、前記耐摩耗性粒子が約0.10〜約0.35カラッ
ト/立方センチメートルの量で存在する請求項6記載の
切刃部材。 8、前記切削成分がダイヤモンドであり、かつ中心部分
における前記ダイヤモンドの粒度が側面部分における前
記ダイヤモンドの粒度と異なる請求項1記載の切刃部材
。 9、前記中心部分と前記側面部分との境界部が漸次に移
行している請求項1記載の切刃部材。 10、前記中心部分の幅と各々の前記側面部分の幅との
比が約1:2〜約3:1の範囲内にある請求項1記載の
切刃部材。 11、(a)約30/40〜約40/50メッシュの粒
度を持ったダイヤモンド切削成分を含む中心部分、 (b)約30/40〜約40/50メッシュの粒度を持
ったダイヤモンド切削成分と、ダイヤモンド、立方晶系
窒化ホウ素、炭化タングステンおよびそれらの混合物か
ら成る群より選ばれ、約80メッシュより小さい粒度を
有し、かつ切刃部材の凹形摩耗をもたらすのに有効な量
で存在する耐摩耗性粒子とを含む側面部分、並びに (c)前記中心部分および前記側面部分を構成する結合
母材の諸成分から成ることを特徴とするのこ刃用の切刃
部材。 12、請求項1記載の切刃部材を少なくとも1個取付け
て成るのこ刃。 13、丸のこの刃である請求項12記載ののこ刃。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US23658088A | 1988-08-25 | 1988-08-25 | |
US236,580 | 1988-08-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0276681A true JPH0276681A (ja) | 1990-03-16 |
Family
ID=22890091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21765689A Pending JPH0276681A (ja) | 1988-08-25 | 1989-08-25 | 微細なダイヤモンドまたは立方晶系窒化ホウ素粒子を含んだのこ刃部材 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0355436A3 (ja) |
JP (1) | JPH0276681A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0448314B1 (en) * | 1990-03-19 | 1995-06-14 | De Beers Industrial Diamond Division (Proprietary) Limited | Saws |
US5656045A (en) * | 1995-06-07 | 1997-08-12 | Wiand Ronald C | Method of spaced distribution for diamond abrasive articles |
DE19533836B4 (de) * | 1995-09-13 | 2005-07-21 | Ernst Winter & Sohn Diamantwerkzeuge Gmbh & Co. | Profilschleifscheibe und Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung |
CN105818278A (zh) * | 2016-04-22 | 2016-08-03 | 姚添龙 | 一种高效节能的金刚石锯片和钨钢锯片 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3203774A (en) * | 1959-05-08 | 1965-08-31 | Vanguard Abrasive Corp | Method of making an abrasive cut-off disk |
DE1652480A1 (de) * | 1967-11-03 | 1971-02-11 | Willi Buettner | Schneidwerkzeuge fuer Saegeblaetter zum Zersaegen von Steinbloecken |
DE1917957A1 (de) * | 1969-04-09 | 1970-10-29 | Pahlitzsch Dr Ing Gotthold | Kreissaegeblatt mit gleichbleibender Unrundheit |
DE2318378A1 (de) * | 1973-04-12 | 1974-09-19 | Bronat Kg Georg | Diamant-kreissaegeblatt zum schneiden von gestein |
DE2438601A1 (de) * | 1974-08-10 | 1976-02-26 | Winter & Sohn Ernst | Rotierendes trennwerkzeug |
DE3204276A1 (de) * | 1982-02-08 | 1983-08-18 | J. König GmbH & Co Werkzeugfabrik, Steinindustrie- und Handwerkerbedarf, 7500 Karlsruhe | Diamantbelag mit poroeser innenschicht fuer trennscheiben |
US4525178A (en) * | 1984-04-16 | 1985-06-25 | Megadiamond Industries, Inc. | Composite polycrystalline diamond |
-
1989
- 1989-07-25 EP EP19890113645 patent/EP0355436A3/en not_active Ceased
- 1989-08-25 JP JP21765689A patent/JPH0276681A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0355436A3 (en) | 1990-09-05 |
EP0355436A2 (en) | 1990-02-28 |
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