JPH01115574A - 極薄切断ブレード - Google Patents
極薄切断ブレードInfo
- Publication number
- JPH01115574A JPH01115574A JP27229087A JP27229087A JPH01115574A JP H01115574 A JPH01115574 A JP H01115574A JP 27229087 A JP27229087 A JP 27229087A JP 27229087 A JP27229087 A JP 27229087A JP H01115574 A JPH01115574 A JP H01115574A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- ultra
- abrasive grains
- thin cutting
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 8
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 8
- 239000006061 abrasive grain Substances 0.000 claims description 34
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000010432 diamond Substances 0.000 claims description 12
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims description 10
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 10
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 9
- BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N Silane Chemical compound [SiH4] BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 2
- 229910000077 silane Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 11
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 abstract description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 abstract 2
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 6
- 239000003607 modifier Substances 0.000 description 5
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 2
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 description 2
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 2
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 2
- 229910052582 BN Inorganic materials 0.000 description 1
- PZNSFCLAULLKQX-UHFFFAOYSA-N Boron nitride Chemical compound N#B PZNSFCLAULLKQX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 239000007767 bonding agent Substances 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 description 1
- 239000011231 conductive filler Substances 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 239000012744 reinforcing agent Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24D—TOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
- B24D5/00—Bonded abrasive wheels, or wheels with inserted abrasive blocks, designed for acting only by their periphery; Bushings or mountings therefor
- B24D5/12—Cut-off wheels
- B24D5/126—Cut-off wheels having an internal cutting edge
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、シリコン、フェライト、ガラス、セラミック
ス等の硬脆材料を精密に切断又は溝加工するための厚さ
0 、5 m m以下の極薄切断ブレードに関するもの
であり、特にはレジノイドボンド切断ブレードの改良に
関するものである。
ス等の硬脆材料を精密に切断又は溝加工するための厚さ
0 、5 m m以下の極薄切断ブレードに関するもの
であり、特にはレジノイドボンド切断ブレードの改良に
関するものである。
従来この種の硬脆材料を切断する切断ブレードとしでは
、メタルボンド切断ブレードあるいはレジノイドボンド
切断ブレードが用いられる。
、メタルボンド切断ブレードあるいはレジノイドボンド
切断ブレードが用いられる。
メタルボンド切断ブレードは、ダイヤモンド等の砥粒を
、銅、ニッケル等の金属質結合剤で焼結したものである
。
、銅、ニッケル等の金属質結合剤で焼結したものである
。
レジノイドボンド切断ブレードは、一般的にはダイヤモ
ンド等の砥粒を、熱硬化性樹脂などからなるボンド中に
分散・固化したものであり、その際硬度調整のために、
SiC等の微粉末を添加することが不可欠である。
ンド等の砥粒を、熱硬化性樹脂などからなるボンド中に
分散・固化したものであり、その際硬度調整のために、
SiC等の微粉末を添加することが不可欠である。
〔発明が解決しようとしている問題点〕また、レジノイ
ドボンド切断ブレードの結合剤中に、(イ)複数の長い
強化繊維を切断ブレードの回転方向に配向巻装した例、
(ロ)長い強化繊維を織った織布(メツシュ)を埋設し
た例なども知られている。
ドボンド切断ブレードの結合剤中に、(イ)複数の長い
強化繊維を切断ブレードの回転方向に配向巻装した例、
(ロ)長い強化繊維を織った織布(メツシュ)を埋設し
た例なども知られている。
メタルボンド切断ブレードは、砥粒保持力が高いため耐
久性があり、また切断ブレード自体の強度も高いが、砥
粒保持力の高さゆえ目づまり・目つぶれを起こしやす(
、特に砥粒粒度が細かい場合には、その傾向が顕著であ
る。
久性があり、また切断ブレード自体の強度も高いが、砥
粒保持力の高さゆえ目づまり・目つぶれを起こしやす(
、特に砥粒粒度が細かい場合には、その傾向が顕著であ
る。
レジノイドボンド切断ブレードは、■切断中に結合剤の
保持力以上の応力が作用するため、砥粒は容易に脱落し
、新しい砥粒がこれに代って切削を始める、いわゆる自
生作用に優れ、切断ブレードの目づまり・目つぶれが起
こりにくい。■樹脂を結合剤として用いるので、被切断
材料の切断面にソーマーク(砥粒の通過跡)やチッピン
グを生じに(い。といった利点を有している。
保持力以上の応力が作用するため、砥粒は容易に脱落し
、新しい砥粒がこれに代って切削を始める、いわゆる自
生作用に優れ、切断ブレードの目づまり・目つぶれが起
こりにくい。■樹脂を結合剤として用いるので、被切断
材料の切断面にソーマーク(砥粒の通過跡)やチッピン
グを生じに(い。といった利点を有している。
しかしながら一般的なレジノイドボンド切断ブレードで
は、ブレード自体の機械的強度が弱いため、特に極薄の
切断ブレードでは、■切断中に切断ブレード刃先が図3
に示すように曲がり、被切断材料の切断面が直角になら
ない。■切断方向における直進性が悪い。■切断中の切
断ブレードの振動により、波切・新材料の切断面にキズ
、チッピング等を発生させ易い。といった欠点がある。
は、ブレード自体の機械的強度が弱いため、特に極薄の
切断ブレードでは、■切断中に切断ブレード刃先が図3
に示すように曲がり、被切断材料の切断面が直角になら
ない。■切断方向における直進性が悪い。■切断中の切
断ブレードの振動により、波切・新材料の切断面にキズ
、チッピング等を発生させ易い。といった欠点がある。
また、レジノイドポンド切mlブレードでは、ブレード
自体に適度の剛性を持たせるために、硬度調整剤として
SiC等の微粉末を添加するのであるを非常に薄(規定
されてしまう場合などでは、SiC等の微粉末の添加だ
けでは剛性アップが不充分なことも多く、また硬度調整
剤の添加量が多すぎるとブレード自体がもろ(なり、ブ
レードが破損し易くなるといった問題も起きる。
自体に適度の剛性を持たせるために、硬度調整剤として
SiC等の微粉末を添加するのであるを非常に薄(規定
されてしまう場合などでは、SiC等の微粉末の添加だ
けでは剛性アップが不充分なことも多く、また硬度調整
剤の添加量が多すぎるとブレード自体がもろ(なり、ブ
レードが破損し易くなるといった問題も起きる。
これらレジノイドボンド切断ブレードの欠点である機械
的強度の弱さを解消するために、従来例に挙げた(イ)
、(ロ)のような改良が行われている。しかし、(イ)
、(ロ)の改良例では、切断ブレード自体の機械的強度
は改良されるものの、長繊維または長繊維間の結合状態
が全円周或いは切断ブレード全体に及ぶため、均一かつ
適度の自生作用が生じにくいという欠陥が逆に・生じる
。
的強度の弱さを解消するために、従来例に挙げた(イ)
、(ロ)のような改良が行われている。しかし、(イ)
、(ロ)の改良例では、切断ブレード自体の機械的強度
は改良されるものの、長繊維または長繊維間の結合状態
が全円周或いは切断ブレード全体に及ぶため、均一かつ
適度の自生作用が生じにくいという欠陥が逆に・生じる
。
そこで本発明は平均粒径3〜13μmの細粒のレジノイ
ドボンド切断ブレードに関する従来技術の問題点を克服
することを目的とする。
ドボンド切断ブレードに関する従来技術の問題点を克服
することを目的とする。
即ち、本発明の目的は切断効率の高い極薄切断ブレード
を提供することにある。
を提供することにある。
本発明の別の目的は切断面に砥粒キズやチッピングを生
じさせない極薄切断ブレードを提供することにある。
じさせない極薄切断ブレードを提供することにある。
本発明の更に別の目的は自生作用に優れ、切断耐久性に
優れる細粒の極薄切断ブレードを提供することにある。
優れる細粒の極薄切断ブレードを提供することにある。
本発明の更に別の目的は破損しにくい高強度極薄切断ブ
レードを提供することにある。本発明の更に別の目的は
製造容易な高強度極薄切断ブレードを提供することにあ
る。
レードを提供することにある。本発明の更に別の目的は
製造容易な高強度極薄切断ブレードを提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段(及び作用)〕本発明に
よる極薄切断ブレードは平均粒径13μm乃至3μmの
砥粒及び5乃至20体積%のSiCウィスカーをグリッ
ド成分とし、これらを保持する結合剤として硬化樹脂を
有し、厚さが0 、5 m m以下であることを特徴と
する。
よる極薄切断ブレードは平均粒径13μm乃至3μmの
砥粒及び5乃至20体積%のSiCウィスカーをグリッ
ド成分とし、これらを保持する結合剤として硬化樹脂を
有し、厚さが0 、5 m m以下であることを特徴と
する。
ることによって切断ブレード自体の強度が上がり、その
結果極薄の形態でも、前記した如き従来の欠点を解決で
きるものであります。
結果極薄の形態でも、前記した如き従来の欠点を解決で
きるものであります。
以下本発明を図示例に従って説明する。
第2図は切断ブレードの例示的外観図である。
第1図は、本発明に係る切断ブレードの模式的側断面構
成図であって、第2図のAA’から見たものである。
成図であって、第2図のAA’から見たものである。
本発明に係る切断ブレード9は、切削作用を行う強度を
補強する補強材であるところのSiCウィスカー7から
構成されるものである。
補強する補強材であるところのSiCウィスカー7から
構成されるものである。
砥粒5は好ましくはダイヤモンド砥粒が用いられるが、
CBN (立方晶窒化硼素)その他の砥粒であっても良
い。
CBN (立方晶窒化硼素)その他の砥粒であっても良
い。
本発明に係る結合剤6には、例えばフェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が用いられる。
ポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が用いられる。
硬度調整剤8としては主としてSiC,Cu等の微粉が
用いられるが、これに限定するものではなく、高硬度の
金属、半導体、または誘電体の微粉であれば良い。
用いられるが、これに限定するものではなく、高硬度の
金属、半導体、または誘電体の微粉であれば良い。
本発明に係る結合剤中には、たとえば導電性を持たせる
ための導電性フィラー、あるいは固体潤滑剤としてのフ
ィラーなどを添加しても良い。
ための導電性フィラー、あるいは固体潤滑剤としてのフ
ィラーなどを添加しても良い。
本発明に係る切断ブレードは、一般に結合剤としての硬
化樹脂6中に、前記したような砥粒5、必要に応じて硬
度調整剤8及び補強剤7を混合分散させた後、成型・焼
成して製作される。
化樹脂6中に、前記したような砥粒5、必要に応じて硬
度調整剤8及び補強剤7を混合分散させた後、成型・焼
成して製作される。
なお、切断ブレードを製造する上で、被切断材料の材質
に合せて適度な硬度にするために硬度調整用微粉末を混
入することが望ましい。また、SiCウィスカーは、本
発明による砥粒平均粒径3〜13μmの切断ブレードに
おいては、その直径が平均粒径よりも小さ(,0,05
〜2μm程度が好適である。また、長さは、5〜200
μmが好適である。
に合せて適度な硬度にするために硬度調整用微粉末を混
入することが望ましい。また、SiCウィスカーは、本
発明による砥粒平均粒径3〜13μmの切断ブレードに
おいては、その直径が平均粒径よりも小さ(,0,05
〜2μm程度が好適である。また、長さは、5〜200
μmが好適である。
また、SiCウィスカーはシランカップリング処理を処
すことにより、結合剤とのぬれ性が良くなり、結合力が
高まるためブレード自体の強度も望ましい。また、グリ
ッド成分の含有量は、通常30〜50体積%が好適であ
る。ダイヤモンド砥粒は硬いため切断能力が高(硬脆材
料の切断には最も望ましい。ダイヤモンド砥粒は4μm
〜10μmのものが最もキズ、チッピングが少ない。
すことにより、結合剤とのぬれ性が良くなり、結合力が
高まるためブレード自体の強度も望ましい。また、グリ
ッド成分の含有量は、通常30〜50体積%が好適であ
る。ダイヤモンド砥粒は硬いため切断能力が高(硬脆材
料の切断には最も望ましい。ダイヤモンド砥粒は4μm
〜10μmのものが最もキズ、チッピングが少ない。
〈実施例1〉
本発明に係る極薄切断ブレードを以下の方法で作製した
。
。
フェノール樹脂と銅粉末を調合し、この調合物に、ダイ
ヤモンド砥粒、SiC粉末、SiCウィスカーの順にそ
れぞれ充分混合分散させる。それぞれの成分の混合割合
は第1表に示す割合となるように混合させた。
ヤモンド砥粒、SiC粉末、SiCウィスカーの順にそ
れぞれ充分混合分散させる。それぞれの成分の混合割合
は第1表に示す割合となるように混合させた。
第1表
混合後、すみやかに両面圧縮成型を行い、さらに焼成を
行う。
行う。
焼成は徐々に昇温してゆき、180℃〜200℃で6時
間以上保持し、その後徐冷する。焼成後円筒研削盤、平
面研削盤などにより、この焼成物を所定の寸法に仕上げ
、これを切断砥石とする。
間以上保持し、その後徐冷する。焼成後円筒研削盤、平
面研削盤などにより、この焼成物を所定の寸法に仕上げ
、これを切断砥石とする。
以上の方法により、粒度が第2表に示す3種類のダイヤ
モンド砥粒を使用し、3種類の厚さ0 、3 m mの
極薄切断ブレードを作製した。
モンド砥粒を使用し、3種類の厚さ0 、3 m mの
極薄切断ブレードを作製した。
第2表
なお実施例において、砥粒の平均粒径は無作為に選んだ
砥粒を顕微鏡で写真撮影し、各々の砥粒の長径と短径を
測定し、その平均値を各々の砥粒の粒径とした。50個
の砥粒について粒径を測定し、50個の砥粒粒径の平均
値を砥粒の平均粒径とした。
砥粒を顕微鏡で写真撮影し、各々の砥粒の長径と短径を
測定し、その平均値を各々の砥粒の粒径とした。50個
の砥粒について粒径を測定し、50個の砥粒粒径の平均
値を砥粒の平均粒径とした。
〈実施例2〉
実施例1で作製した砥石の成分のうち、SiCウィスカ
ーを20体積%、SiC粉末を5体積%に代えた以外は
実施例1と同様の方法により表2に示す3種類のダイヤ
モンド砥粒のうち、#2000を用いて厚さ0 、3
m mの極薄切断ブレードを作製した。
ーを20体積%、SiC粉末を5体積%に代えた以外は
実施例1と同様の方法により表2に示す3種類のダイヤ
モンド砥粒のうち、#2000を用いて厚さ0 、3
m mの極薄切断ブレードを作製した。
く比較例1〉
従来例として、SiCウィスカーを含まず、SiC粉末
が25体積%となるようにした以外は〈実施例2〉と同
様の方法により厚さ0 、3 m mの極薄切断ブレー
ドを作製した。
が25体積%となるようにした以外は〈実施例2〉と同
様の方法により厚さ0 、3 m mの極薄切断ブレー
ドを作製した。
く比較例2〉
ダイヤモンド砥粒を#1000(平均粒径16μm)に
した以外は〈実施例1〉と同様の方法により、厚さ0
、3 m mの極薄切断ブレードを作製した。
した以外は〈実施例1〉と同様の方法により、厚さ0
、3 m mの極薄切断ブレードを作製した。
く比較例3〉
く比較例1〉の方法に加えて、ダイヤモンド砥粒より直
径の小さいカーボン長繊維を50本/ m rd程度切
断砥石の回転方向に円弧状に並べて補強した厚さ0 、
3 m mの極薄切断ブレードを作製した。
径の小さいカーボン長繊維を50本/ m rd程度切
断砥石の回転方向に円弧状に並べて補強した厚さ0 、
3 m mの極薄切断ブレードを作製した。
く比較例4〉
く比較例1〉の方法に加えて、ダイヤモンド砥粒より直
径の小さいSiC長繊維からなる織布(メツシュ)を埋
設して補強した厚さ0 、3 m mの極薄切断ブレー
ドを作製した。
径の小さいSiC長繊維からなる織布(メツシュ)を埋
設して補強した厚さ0 、3 m mの極薄切断ブレー
ドを作製した。
行った。その結果を第4表に示す。
第3表切断条件
〔発明の効果〕
本発明の効果を以下に列挙する。
■本発明において用いるSiCウィスカーは、長繊維の
ように長過ぎもせず、さりとて粉末でもないため、補強
材としての作用の他、硬度調整剤としても作用する。し
たがって、適度の強度、硬度が得られるから、切断効率
が良く、また切断ブレード自体の破損率も少ない。
ように長過ぎもせず、さりとて粉末でもないため、補強
材としての作用の他、硬度調整剤としても作用する。し
たがって、適度の強度、硬度が得られるから、切断効率
が良く、また切断ブレード自体の破損率も少ない。
■高強度のSiCウィスカーと柔軟な樹脂との相乗効果
により、優れた自生作用と高強度を両立できる。
により、優れた自生作用と高強度を両立できる。
■結合剤中にSiCウィスカーを分散しているので、均
一な自生作用を発揮しつる。
一な自生作用を発揮しつる。
■結合剤中にSiCウィスカーを分散しているので、硬
度強度に方向依存性がな(、そのため切断安定性、切断
耐久性に富む。
度強度に方向依存性がな(、そのため切断安定性、切断
耐久性に富む。
■砥粒平均粒径が1.6μm以上でもSiCウィスカー
を混合、分散させることにより■〜■のような効果はあ
るが、さらに細かい平均粒径3〜12μm程度の砥石で
は、切断面にキズやチッピングが発生しにく(なるほか
、微小除去を行うことにより、加工変質層が極端に小さ
くなる。
を混合、分散させることにより■〜■のような効果はあ
るが、さらに細かい平均粒径3〜12μm程度の砥石で
は、切断面にキズやチッピングが発生しにく(なるほか
、微小除去を行うことにより、加工変質層が極端に小さ
くなる。
Claims (8)
- (1)平均粒径13μm乃至3μmの砥粒及び5乃至2
0体積%のSiCウィスカーをグリッド成分とし、これ
らを保持する結合剤として硬化樹脂を有し、厚さが0.
5mm以下であることを特徴とする極薄切断ブレード。 - (2)前記砥粒と同等またはそれ以下の粒径の硬度調整
用微粉末をグリッド成分として含むことを特徴とする、
特許請求の範囲第1項記載の極薄切断ブレード。 - (3)前記SiCウィスカーが、直径0.05乃至2μ
m、長さ5乃至200μmであることを特徴とする、特
許請求の範囲第1項記載の極薄切断ブレード。 - (4)前記SiCウィスカーにシランカップリング処理
を処したことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載
の極薄切断ブレード。 - (5)前記砥粒を5乃至30体積%含むことを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項記載の極薄切断ブレード。 - (6)前記グリッド成分の合計量が30乃至50体積%
であることを特徴とする、特許請求の範囲第1、2、3
、4又は5項記載の極薄切断ブレード。 - (7)前記砥粒がダイヤモンド砥粒であることを特徴と
する、特許請求の範囲第1、2、3、4又は5項記載の
極薄切断ブレード。 - (8)前記砥粒粒径が好ましくは10μm乃至4μmで
あることを特徴とする、特許請求の範囲第1、2、3、
4又は5項記載の極薄切断ブレード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27229087A JPH01115574A (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | 極薄切断ブレード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27229087A JPH01115574A (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | 極薄切断ブレード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01115574A true JPH01115574A (ja) | 1989-05-08 |
Family
ID=17511798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27229087A Pending JPH01115574A (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | 極薄切断ブレード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01115574A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0366056A2 (de) * | 1988-10-27 | 1990-05-02 | Ernst Winter & Sohn (Gmbh & Co.) | Innenlochsäge |
EP0817874A4 (ja) * | 1995-03-31 | 1998-02-11 | ||
JP2003048168A (ja) * | 2001-08-07 | 2003-02-18 | Noritake Co Ltd | 樹脂結合材薄刃砥粒工具 |
WO2012117571A1 (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-07 | 三菱マテリアル株式会社 | 切断用ブレード |
JP2013154424A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | 切断用ブレード及びその製造方法 |
JP2013154425A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | 切断用ブレード |
JP2015098070A (ja) * | 2013-11-19 | 2015-05-28 | 株式会社東京精密 | 切断用ブレード及びその製造方法 |
CN108942709A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-12-07 | 郑州磨料磨具磨削研究所有限公司 | 一种晶圆减薄砂轮及其制备方法 |
-
1987
- 1987-10-27 JP JP27229087A patent/JPH01115574A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0366056A2 (de) * | 1988-10-27 | 1990-05-02 | Ernst Winter & Sohn (Gmbh & Co.) | Innenlochsäge |
EP0817874A4 (ja) * | 1995-03-31 | 1998-02-11 | ||
US7862790B2 (en) | 1995-03-31 | 2011-01-04 | Hyperion Catalysis Internationl, Inc. | Carbide nanofibrils and method of making same |
JP2003048168A (ja) * | 2001-08-07 | 2003-02-18 | Noritake Co Ltd | 樹脂結合材薄刃砥粒工具 |
WO2012117571A1 (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-07 | 三菱マテリアル株式会社 | 切断用ブレード |
JP2012176472A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-13 | Mitsubishi Materials Corp | 切断用ブレード |
CN103517785A (zh) * | 2011-02-28 | 2014-01-15 | 株式会社东京精密 | 切割用砂轮片 |
JP2013154424A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | 切断用ブレード及びその製造方法 |
JP2013154425A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | 切断用ブレード |
JP2015098070A (ja) * | 2013-11-19 | 2015-05-28 | 株式会社東京精密 | 切断用ブレード及びその製造方法 |
CN108942709A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-12-07 | 郑州磨料磨具磨削研究所有限公司 | 一种晶圆减薄砂轮及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3373797B2 (ja) | 樹脂含浸補強ビトリファイド砥石およびその製造方法 | |
KR100419103B1 (ko) | 연삭 휠, 이를 사용한 가공 시험편의 절단방법 및 연삭공구의 제조방법 | |
JPS5882678A (ja) | 粗組織有機物結合研削体 | |
JP2001246566A (ja) | 研削用砥石およびその製造方法並びにそれを用いた研削方法 | |
JPS5890466A (ja) | 研削砥石 | |
JPS6384875A (ja) | 複合ダイヤモンド研摩成形体の製造方法 | |
JPS6352972A (ja) | 切断砥石 | |
KR20000005280A (ko) | 금속 피복된 연마재를 함유하는 유리 연마 도구 | |
JPH01115574A (ja) | 極薄切断ブレード | |
TW425338B (en) | Composite bond wheel and wheel having resin bonding phase | |
US3899307A (en) | Resin bonded diamond wheels with copper and silicon carbide fillers | |
JPH03264263A (ja) | 多孔質メタルボンド砥石およびその製造方法 | |
US2173833A (en) | Abrasive article and its manufacture | |
JPH08229825A (ja) | 超砥粒砥石及びその製造方法 | |
JPH0857768A (ja) | 重研削用ビトリファイドボンド砥石 | |
CN113001418A (zh) | 超硬磨料工具的陶瓷结合剂和超硬磨料工具及其制备方法 | |
JP2678288B2 (ja) | 超砥粒ビトリファイドボンド砥石及び製造方法 | |
JPH08229826A (ja) | 超砥粒砥石及びその製造方法 | |
JP2975033B2 (ja) | ビトリファイド超砥粒砥石 | |
JPS60186376A (ja) | 研削研磨成形体 | |
JP4415474B2 (ja) | レジンボンド砥石 | |
JP2000246647A (ja) | ビトリファイド超砥粒砥石及びその製造方法 | |
CN110948407A (zh) | 一种磨具的制备方法 | |
JPS5815672A (ja) | レジノイド平形回転砥石 | |
JP2915425B2 (ja) | 硬質物を含有する軟質合金用ホーニング砥石 |