JPH0276432A - アドレス重複検出機能付通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ホームオートメーションに用いるアドレス重
複検出機能付通信装置に関するものである。

従来の技術 近年、複数の通信端末機器を集中的に制御したシ、通信
端末機器の状態をモニタ監視することを目的として各通
信機器を電気的な伝送通信路で結び、互いに信号を伝送
し合う伝送制御方法が各柿報告されている。−例として
一般家庭内の電気器具を制御するのに電力線を伝送通信
路として用いる方法がある。これは、電力線上の交流電
圧上にこれよシ十分高い周波数の通信用信号電圧を重畳
して各通信端末機器間を通信させるシステムで、３べ−
２ 制御用の特別な配線が不必要なことから、設置に伴う手
間や費用が小さいという特徴を持つ。このシステムでは
、接続された負荷状態の送信を行う各通信端末機器（ア
ダプタ）が個々に自局アドレスを持ち、自局アドレスを
含んだ負荷状態電文を送信し、負荷状態の表示を行う通
信端末機器（コントローラ）がこの電文を受信して負荷
状態表示を行う。また他の通信端末機器（アダプタ）が
同じアドレスを有する場合、この通信端末機器（アダプ
タ）の電文を受信し、受信電文中の自局アドレス領域の
値が自己の自局アドレスと等しい場合に自局のアドレス
が重複していると判定し、その際にアドレス重複の発生
を報知するアドレス重複警告電文の送信を行うとともに
、通常は負荷状態表示を行う負荷状態表示手段にてアド
レス重複の表示を行うものであった。

発明が解決しようとする課題 しかし、前記の構成では、機器に接続されたアダプタで
しかアドレス重複の表示を行わないため、コントローラ
間のアドレス重複の検出が不可能であると同時にアダプ
タにアドレス重複が発生しているかどうかはアダプタを
すべて確認して行かなければならな込。実際にはアダプ
タは分散して配置されているためこれをすべて確認する
ためには多大な労力を要するという課題があった。

本発明は、前記従来の課題を解決するもので、アドレス
重複の検出が容易にできるアドレス重複検出機能付通信
装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 前記目的を達成するために、本発明のアドレス重複検出
機能付通信装置は、個々に自局アドレスを有し、自己に
接続された負荷状態情報を含んだ負荷状態情報電文の送
信を行うと共に、受信電文中の自局アドレス領域の値が
自己の自局アドレスの値と等しい場合、アドレス重複警
告電文の送信を行うアダプタと、自局アドレスの値を設
定する自局アドレス設定手段と、信号の送受信を行う通
信手段と、前記アダプタの自局アドレスの値に対応した
値を相手局アドレスとして設定する相手局アドレス設定
手段と、前記通信手段により受信し６ベー。

た電文中の自局アドレス領域の値が自己の自局アドレス
の値と等しい場合にアドレス重複であることを判定する
アドレス重複判定手段と、アダプタが送信する前記負荷
状態情報電文及びアドレス重複警告電文を受信した場合
、この２つの電文が区別できる２種類の表示を行うと共
に、前記アドレス重複判定手段によりアドレス重複を検
出した時には前記２種類の表示と異なる表示を行う表示
手段とを有したコントローラと、アダプタとコントロー
ラの信号の伝送通信路とから構成されるものである。

作　　用 この構成によって、通常コントローラは表示手段により
アダプタの負荷状態表示を行なっているが、二つ以上の
アダプタの自局アドレスが等しい値に設定されていると
きはこのうちの一つのアダプタが送信を行うと他のアダ
プタが受信電文中の自局アドレス領域の値と自己の自局
アドレスの値が等しいことによってアドレスの重複を判
定し、アドレス重複警告電文の送信を行う。コントロー
６　、 うは通信手段によってこのアドレス重複警告電文を受信
し、この電文の自局アドレス領域の値が相手局アドレス
設定手段によって設定された値と等しい場合は表示手段
で相手局アダプタのアドレス重複表示を行う。また、二
つ以上のコントローラの自局アドレスが自局アドレス設
定手段にて等しい値に設定されているときはこのうちの
一つのコントローラが送信を行うと他のコントローラが
自局アドレス設定手段にて設定された自局アドレスの値
と電文中の自局アドレス領域の値が等しいことＫよって
アドレス重複を判定し、表示手段にて負荷状態表示及び
相手局アダプタのアドレス重複とは異なる様式で自局の
アドレス重複表示を行うこととなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図、第２図に基づいて説
明する。

第１図は、本発明のアドレス重複検出機能付通信装置の
一実施例の構成図を示している。第１図において１は伝
送通信路である電灯線、２は電灯７５．７ 線１を介して信号の送受信を行なう通信手段、３は自己
のアドレスの値を設定する自局アドレス設定手段、４は
相手局アドレスの値を設定する相手局アドレス設定手段
、５は前記通信手段が受信した電文の自局アドレス領域
の値と前記自局アドレス設定手段３に設定された自局ア
ドレスの値を比較し、等しい場合にアドレス重複の判定
を行うアドレス重複判定手段、６はアダプタが送信する
負荷状態情報電文及びアドレス重複警告電文を受信し、
その内容に従い負荷状態情報電文とアドレス重複警告電
文を区別できる２種類の表示を行うと共に、前記アレス
重複判別手段によりアドレス重複の検出時には前記２種
類の表示と異なる表示を行う表示手段で、７は以上２〜
６の各手段により構成されたコントローラで、８も同様
に構成されたコントローラである。９，１０は個々に自
局アドレスを有し、自己に接続された負荷状態情報を含
んだ負荷状態情報電文の送信を行うと共に、受信電文中
の自局アドレスの値が自己の自局アドレス鎧と等しい場
合、アドレス重複電文の送信を行うアダプタである。

ここでコントローラ７．８が有する通信手段２と、アダ
プタ９，１ｏ相互間で行われる通信信号の構成について
第３図に基づいて説明する。第３オ＜　、：ｙ　）”＋
　／’　９　、イ名Ｈ１／Ｃ−１，−Ｃお９、よ。。

受信側ともにこの順に従って通信内容を理解するという
約束罠なっている。

以上のように構成されたアドレス重複検出機能付通信装
置に関して以下その動作を説明する。いま、コントロー
ラ７の相手局アドレス設定手段４に１１”が設定されて
おり、アダプタ９，１０の自局アドレスの値が共に１”
と設定されているとする。アダプタ９が負荷状態情報電
文を送信すると、この電文はコントローラ７の通信手段
２により受信される。コントローラ７け表示手段らによ
り負荷状態表示を行う。同じくこの電文を受信したアダ
プタ１ｏが自己の自局アドレスの値″１”と電文中の自
局アドレス領域の値″１”が等しい９１＼−ノ ことによってアドレス重複を判別しアドレス重複警告電
文を送信する。この電文はコントローラ７の通信手段２
によって受信され、その結果コントローラ７は表示手段
６によって相手局のアドレス重複表示（例えば、周期的
点滅）を行う。また、他のコントローラ８にこのコント
ローラ７と等しい自局アドレスの値が設定されていたと
する。この他のコントローラ８が電文を送信すると、こ
の電文はコントローラ７の通信手段２によって受信され
、アドレス重複判別手段６が受信電文の自局アドレス領
域の値と自局アドレス設定手段３によって設定された自
局アドレスの値を比較し、等しいことによって自局のア
ドレス重複の判別を行い、表示手段６によって前記負荷
状態表示及び前記相手局のアドレス重複表示とは異なる
表示（例えば、全表示のやや長い点灯と数回の周期的点
滅を１サイクルとする表示）を行う。

第２図は本発明のアダプタとコントローラと伝送通信路
より構成されたアドレス重複検出機能付通信装置の実施
例である。第２図において１ｏは伝送通信路である電力
線、１１〜１４はアダプタ１０　、 で、アダプタの自局アドレスの値はデイツプスイッチ（
図示せず）により設定されて込る。１６〜２１は電気器
具でそれぞれアダプタ１１〜１４に接続され、負荷状態
が検知されており、状態変化時に通信手段によって負荷
状態表示電文が送信される。２２〜２７は操作スイッチ
であシ、これら操作スイッチが操作されると電気器具１
６〜２１は操作される以前の状態から反転制御される。

２７〜２９はコントローラで３０〜３２は第１図の自局
アドレス設定手段に相当し、ここではデイツプスイッチ
により構成されている。３３　、３４はＬＥＤ群であり
、第１図の表示手段に相当し、相手局アドレス設定手段
によって設定されたアダプタの負荷状態表示を行う。３
６はＬＥＤ付きスイッチで、ＬＥＤは同じく、第１図の
表示手段に相当し、相手局アドレス設定手段によって設
定されたアダプタの負荷状態表示を行う。３６　、３７
は３５と共にスイッチ群であシ、これらが操作される毎
にコントローラ２７〜２９は対応するアダプタにＬＥＤ
３３〜３６で表示している状態を反１１、−一 転するように、制御電文を送信して遠隔制御を行う。

以上のように構成されたアドレス重複検出機能付通信装
置において、以下その動作を説明する。

いま、アダプタ１１．１３は二つの負荷の負荷状態表示
を送信するため、二つの自局アドレスを有し、アダプタ
１１．１２，１３．１４の自局アドレスの値が順に“１
”、′２”、パ３”、４”、６”。

ｔ′１”であシ、すべてのコントローラ２７〜２９の相
手局アドレスの一つに“１”が設定されているとする。

コントローラ２７は１つのみアダプタが制御可能でその
相手局アドレスの値がいま１”になっていたとする。ア
ダプタ１１の一つ目の負荷の状態が始めＯＮであったの
をスイッチ２２を操作し、負荷制御を行い負荷状態が変
化すると自局アドレスの値が１”であるアダプタ１１は
自局アドレス及び負荷状態情報を含んだ負荷状態情報電
文の送信を行う。この電文を受信した自局へアドレスの
値が１１１”であるアダプタ１４は電文の自局アドレス
領域の値″１”と自局のアドレスの値″１″が等しいこ
とによりアドレス重複を判定し、自局アドレス１を含む
アドレス重複警告電文を送信する。コントローラ２７〜
２９はこのアドレス重複警告電文を受信し、それぞれの
ＬＥＤ３５．３３．３４の対応箇所で相手局のアドレス
重複表示を行う。通常遠隔制御装置では全アダプタに対
応するだけのコントローラのアダプタ設定数があシ、分
散的に配置された全アダプタを見て廻らなくとも、いず
れかのコントローラでアダプタのアドレス重複表示を行
うので見落としが無く、コントローラの対応する箇所の
表示でいずれのアダプタのアドレス重複かが容易に判る
ことになる。

次に、コントローラ２７〜２９の自局アドレスの値が順
に１１”、”１１”、”１２”であったとする。

コントローラがアドレス重複をしているコント１１−ラ
間の通信及びアダプタから特定のコントローラに送信す
る場合に不都合である。ここでコントローラ２７が送信
を行うとこの電文を受信した自局アドレスの値が１１”
であるコントローラ２８はアドレス重複を判定し、コン
トローラのア１３　、 ドレス重複表示を行い、コントローラの自局アドレス重
複が容易にわかることになる。また、このアドレス重複
表示は相手局の負荷状態表示及びアドレス重複表示と異
なるため、表示部を特別に設けなくともこれがコントロ
ーラの自己のアドレス重複であることが容易に判ること
になる。

なお、ここではアドレス重複検出を受信した電文中の自
局アドレス領域の値と自己の自局アドレスの値とを比較
する方法で行なったが、複数のアダプタあるいはコント
ローラが同時に送信を開始し、信号の衝突が生じた際に
、自局アドレスの値により再び送信を開始する待ち時間
を定義する場合には、永久衝突という状態が生じるが、
この状態を検出してアドレス重複を行なってもよいこと
は言うまでもない。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明では３通シの表
示を行う表示が有用であシ、アダプタ或いは／及びコン
トローラのアドレスを誤って設定しても、通信を行えば
速やかに対応するコントロ一うに表示され、さらにそれ
は相手局であるアダプタか、或いはそのコントローラ自
身かが容易に区別出来、アドレスの設定を訂正すべきア
ダプタ或いはコントローラを容易に特定出来るのでその
効果は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例を示す構成図、第２図は
同システム図、第３図は通信信号の構成図である。 １．１０・・・・・・電灯線、７，８，２７，２８．２
９・・・・・・コントローラ、９，１０，１１　．１２
，１３゜１４・・・・・・アダプタ、２・・・・・・通
信手段、３・・・・・自局アドレス設定手段、４・・・
・・・相手局アドレス設定手段、６０１．・・・アドレ
ス重複検出手段、６・・・・・・表示手段。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名馨売
縫 ｌｆ４’−１−１ｋＫ弗みト ｋｃＩＪ　　勢　リ　噂　喝　句　Ｎ く− 藏

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 個々に自局アドレスを有し、自己に接続された負荷の状
   態情報を含んだ負荷状態情報電文の送信を行うと共に、
   受信電文中の自局アドレス領域の値が自己の自局アドレ
   スの値と等しい場合、アドレス重複警告電文の送信を行
   うアダプタと、自局アドレスの値を設定する自局アドレ
   ス設定手段と、信号の送受信を行う通信手段と、前記ア
   ダプタの自局アドレスの値に対応した値を相手局アドレ
   スとして設定する相手局アドレス設定手段と、前記通信
   手段により受信した電文中の自局アドレス領域の値が自
   己の自局アドレスの値と等しい場合にアドレス重複であ
   ると判定するアドレス重複判定手段と、アダプタが送信
   する前記負荷状態情報電文及びアドレス重複警告電文を
   受信した場合この２つの電文が区別できる２種類の表示
   を行うと共に、前記アドレス重複判定手段によりアドレ
   ス重複を検出した時には前記２種類の表示と異なる表示
   を行う表示手段とを有したコントローラと、 アダプタとコントローラの信号の伝送通信路とから成る
   アドレス重複検出機能付通信装置。