JPH027517A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH027517A
JPH027517A JP15848688A JP15848688A JPH027517A JP H027517 A JPH027517 A JP H027517A JP 15848688 A JP15848688 A JP 15848688A JP 15848688 A JP15848688 A JP 15848688A JP H027517 A JPH027517 A JP H027517A
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Hirobumi Sumi
博文 角
Jitsuya Noda
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置の製造方法に関する。本発明は特
に、金属シリサイド層を存する半導体装置の製造方法に
関するものである。
〔発明の概要〕
本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体領域に露
出するコンタクト領域上に半導体層を形成して、該半導
体層と金属とを反応させ選択的に金属シリサイド層を形
成することにより、直接半導体領域上において金属と半
導体とを反応させて金属シリサイド層を形成する場合に
生じ得るドーパントや半導体材料の吸収に伴うジャンク
ションの破壊や、高抵抗化を防止したものである。
〔従来の技術〕
従来より半導体装置の分野において、金属シリサイド層
を有する装置が提案され、また実用に供されている。金
属シリサイド層はバリヤメタルとじt用いられるほか、
セルファラインで(自己整合的に)シリサイドを形成し
、これをコンタクト抵抗・拡散層抵抗の低下や、相互配
線抵抗の低下のために用いることが知られている(シリ
サイド形成プロセスについては、プレスジャーナル社「
月刊Sem1conductor WorldJ 19
87年12月号、139〜148頁参照)。
従来、半導体装置の拡散層上に、抵抗を低下させるべく
セルファラインでシリサイドを形成する場合、例えばシ
リサイド中で最も低抵抗のチタンシリサイド(TiSi
)によりシリサイド層を形成した場合には、半導体領域
の拡散層中に存在しているドーパント(例えばAs等)
の吸いこみにより、ジャンクションの破壊が起こること
があった。また、セルファラインでチタンシリサイドを
形成する際に、あらかじめ堆積して形成したチタンの膜
厚が厚いと、拡散層部のシリコンがチタンに吸収されて
、いわゆるシリコンがチタンに食われる形になり、チタ
ンのつき抜け、即ちチタンが直接基板の半導体領域に接
することが生じて、やはりジャンクションの破壊が起こ
ることがあるという問題があった。
また、例えば4M−3RAM程度の半導体装置において
は、ジャンクション深さは1200人程度全面いため、
堆積するチタンの膜厚を500Å以下と非常に薄くする
必要があり(形成するTiSi°膜厚を1000Å以下
とする)、そのためシート抵抗が高めになるという問題
があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来技術の問題点を解決せんとするもので
、その目的は、金属シリサイド層を有する半導体装置の
製造方法において、金属シリサイド層を形成する場合に
、ドーパントの吸いこみ、及び金属(メタル)のつきぬ
けを防止し、もってジャンクションの破壊を防ぐととも
に、低抵抗化をも達成できる半導体装置の製造方法を提
供することである。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明に係る半導体装置の製
造方法は、 (1)半導体領域上のコンタクト領域を少なくとも露出
させる工程と、 (II)少なくとも該コクタクト領域上に半導体層を形
成する工程と、 (m)該半導体層と金属とを反応させ選択的に金属シリ
サイド層を形成する工程と、 (IV)該金属シリサイド上に電極を形成する工程とを
具備するように構成する。
本発明の構成について、後記詳述する本発明の一実施例
を示す第1図の例示を用いて説明すると、次のとおりで
ある。
本発明の製造方法は、半導体領域上のコンタクトSff
域を少なくとも露出させる工程(工程l)を有するが、
第1図においては、同図(d)が該工程I終了時の構造
を示す。即ち第1図の例示では、同図(C)に示すよう
に、半導体領域1をなす基板上に酸化膜11 (この一
部がゲート酸化膜を形成することになる)が形成されて
おり、工程Iにおいて該酸化膜11を除去することによ
り、第1図(C)に示すコンタクト領域12を露出させ
るのである。
次に、工程■において、少なくとも該コンタクト領域上
に半導体層を形成するのであるが、第1図の例示では、
同図(e)が該工程■終了時の状態であり、図示例では
CVD5 iを半導体N2として用いて、これを形成し
た。
次に、上記半導体層2と金属とを反応させ選択的に金属
シリサイド層を形成する工程(工程■)については、図
示例ではまず第1図(f)の例示のように金属N3を形
成し、次いで第1図(g)に工程■終了時の状態で示す
ように、金属シリサイド層4を形成する。
次に、工程■において、該金属シリサイド層4上に電極
を形成する(この構造は特に図示せず)。
〔作用〕
上記のように、本発明においては、直接半導体領域1上
に金属層3を形成して金属シリサイドを得る方法とは異
なり、半導体領域1のコンタクト領域12に半導体層2
を形成しく工程■)、その後金属シリサイドN4を形成
する(工程■)手段を採る。この結果、直接半導体領域
1からシリサイド形成のために必要な分の全量の半導体
材料(シリコン等)が吸収されるのと異なり、上記形成
した半導体層2がシリサイド形成の半導体材料(シリコ
ン等)の供給源となるので、半導体領域10食われによ
る拡散層中のドーパントのとりこみゃ、また拡散層中の
シリコン等の食われが抑制され、このためジャンクショ
ンの破壊を生じさせることを防止できる。かつこれによ
り、拡散層の低抵抗化も実現できるものである。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例について、第1図を参照して説明
する。この実施例は、本発明を、いわゆるL D D 
(Lightly Doped Drain)構造を有
するシリコン半導体装置に適用したもので、特に、半導
体領域の拡散層上部の露出シリコン部(図示符号12の
部分に該当)にCVD選択成長によりエピタキシャルS
i、もしくはポリSiを形成し、その後金属(本例では
チタン)層を形成して(符号3参照)、シリコンとシリ
サイド化反応を生じさせるように具体化したものである
なお当然のことではあるが、本発明は以下に述ぺる実施
例によって限定されるものではない。
第1図を参照する。
本実施例では、半導体基板としてシリコン基板を用い、
これが半導体領域1を構成する。本例では該半導体領域
1上に、LOGO3(素子間分離用酸化領域)5を形成
するとともに、チャンネルトップイオン注入により、チ
ャンネルストップ領域6を形成して、第1図(a)の構
造を得る。
LOGO35形成後、ゲート酸化を施し、酸化膜11 
(本例ではStow)を形成し、更にポリシリコン等で
ゲート配線を形成してゲート7を得、第1図(b)の構
造とする。
次に、LDDイオン注入を行って、低濃度不純物拡散領
域であるLDD領域81を形成して、第1図(c)の構
造にする。
次いで、ゲート7を少なくとも覆うように図の峙全体に
二酸化シリコン(S i Oり膜をCVD等の適宜手段
で形成し、これを通常の手段によりエッチバックして、
ゲート7の側部にサイドウオール71を形成する。この
エツチングバックにより、上記酸化膜11及び更に形成
した二酸化シリコン膜の、ゲート7の下部のゲート酸化
膜11゛部分及びサイドウオール71の箇所以外は除去
されて、その部分が半導体領域が露出した状態になる。
即ち、これによりコンタクト領域12が露出されて、本
発明の工程Iが終了するのである。その後ソース/ドレ
インイオン注入を行い、拡散アニールを施して、ソース
/ドレイン領域82を形成する。
この状態が第1図(d)に示す構造である。
次に上記露出した半導体(本例ではシリコン)領域であ
るコンタクト領域12に、本例ではCVDにより、エピ
タキシャルS 1 %もしくはポリSiを成長させて、
半導体層2を形成する。図示例ではコンタクト領域12
にのみ、選択的に半導体層2を成長させた。また、この
CVD等による半導体層2の形成は、拡散N(ソース/
ドレイン領域82等)が広がらない程度の温度で行うこ
とが好ましい。これによって、本発明の工程■が終了し
た、第1図(e)の構造を得る。
そして、金属層3を形成させ、本例ではチタン層を形成
させて、第1図(f)の構造とする。
更にシリサイド化アニールを行って、チタンと反応すべ
きシリコンが存在しているところのみ、自己型合的にシ
リサイド形成する。即ち、コンタクト領域12及び、ポ
リシリコン等から成るゲート7に対応する部分において
、シリサイド化が進行し、これらの部分にチタンシリサ
イドである金属シリサイド層4が形成される。その後、
アンモニア水、過酸化水素水等で選択エツチングを行っ
て、拡散層部、つまりソース/ドレイン領域82上に、
抵抗の低い金属シリサイドN4を形成させ、第1図(g
)の構造を得る。
上記が本発明の選択的に金属シリサイド層4を形成する
工程に該当するのであるが、本実施例では、上記かかる
シリサイド形成工程(シリサイド化アニール工程)にお
いて、CVDシリコンはチタンとの反応にすべて消費さ
れ、更に100〜500人程度半導体全面1をなす基板
シリコンともチタンを反応させるように設計した。
このように本実施例では本発明を適用して、コンタクH
Jf域12に半導体層2を形成するようにしたわけであ
るが、仮に、例えばXj(ドース深さ)が1500人で
ある拡散層上に、上記半導体N2を形成することなく、
直接金属シリサイド層を形成したとすれば、堆積する金
属層3であるチタン層を、500Å以下と膜厚限定する
必要があり、更にそのために、シート抵抗も3〜5Ω/
口となって、低抵抗化に限度がある。しかし本実施例で
は、露出した半導体領域1であるシリコン・2の領域に
、半導体層2であるCVDシリコンを1500人程度堆
積して形成したので、形成可能なチタン層の膜厚も例え
ば800人程全面で厚く形成することが可能となった。
その結果得られるシート抵抗も、1Ω前後乃至はそれ以
下と、低抵抗のものが得られた。
本実施例では、更に第1図(g)の状態から、金属シリ
サイドN4上に電極を形成した。
本実施例においては、上記の如く、金属シリサイド形成
時にCVD選択Siにより半導体層2を形成し、これに
より半導体材料の金属との反応分を補うことにより、素
子のペネトレーション防止及び拡散層の低抵抗化を可能
としたものであって、ストイキメトリー(化学量論)に
応じた半導体(シリコン)消費分をある程度上記選択S
t等により補うことによって、従来技術の問題であった
ドーパントのすいこみ、及び金属(チタン等)のつきぬ
け防止したものであり、同時に低抵抗化を実現したもの
である。
また、例えば、金属がチタンである場合、例えば堆積に
より形成されたチタンの全膜厚の2.2倍のシリコンが
消費されることがわかっているが、本実施例ではそのう
ちの1.5倍程度のみCVD5 iで補い残り0.7倍
分を半導体領域であるシリコン基板と反応させることに
より、下地との密着性も得られるようにした。なお、上
記の消費量の内の1.5倍程度及び0.7倍程度という
値は、Xjの深さに応じて変動するものであり、所望の
条件に応じて設定すべきものである。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明に係る半導体装置の製造方法によれば
、金属シリサイド層を形成してもドーパントの吸いこみ
、及び金属のつきぬけを防止でき、従ってジャンクショ
ンの破壊を防ぐことができ、かつ低抵抗化をも達成でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(g)は、本発明の一実施例を工程順に
断面図で示すものである。 1・・・半導体領域、12・・・コンタクト領域、2・
・・半導体層(CVDSi) 、3・・・金属層(Ti
層)、4・・・金属シリサイドN(Tj3i2層)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体領域上のコンタクト領域を少なくとも露出さ
    せる工程と、 少なくとも該コンタクト領域上に半導体層を形成する工
    程と、 該半導体層と金属とを反応させ選択的に金属シリサイド
    層を形成する工程と、 該金属シリサイド層上に電極を形成する工程とを具備す
    る半導体装置の製造方法。
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