JP2006128605A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トランジスタのソースおよびドレイン層上に形成されたシリサイド膜がソースおよびドレイン層の接合部を突き抜けることを抑制する半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体装置の製造方法は、シリコンを有する半導体基板10の主面上に半導体領域Sと絶縁体領域Iとを形成し、半導体領域および絶縁体領域上にシリコンを主成分とする半導体膜90を堆積し、シリコンと反応することによってシリサイド膜を形成する金属膜100を半導体膜上に堆積し、半導体基板を熱処理することによって半導体領域では金属膜と半導体膜および該半導体膜の下の半導体領域のシリコンとを反応させて第1のシリサイド膜110を形成し、絶縁体領域では金属膜と半導体膜のシリコンとを反応させて第2のシリサイド膜120を形成し、第1のシリサイド膜および第2のシリサイド膜におけるシリコンと金属との組成の相違に基づいて、第2のシリサイド膜を選択的に除去する。
【選択図】 図4

Description

本発明は半導体装置の製造方法に関する。
近時、半導体装置の微細化が進んでいる。これに伴い、トランジスタのソースおよびドレイン領域におけるエクステンション層およびコンタクト層の接合深さを浅く形成する必要がある。しかし、単に、エクステンション層およびコンタクト層を浅くすると、ソースおよびドレイン層の寄生抵抗が増大する。この抵抗の増加を抑制するために、ソースおよびドレイン領域上にシリサイド層を形成する手法がしばしば用いられる。シリサイド膜は、金属とシリコンとの反応によって形成される。よって、金属膜をソースおよびドレイン領域上に直接堆積すると、ソースおよびドレイン領域のシリコンがシリサイド化によって浸食されるので、シリサイド層の底部からソースおよびドレイン層の接合部までの深さが浅くなる。さらにエクステンション層およびコンタクト層が浅く形成されると、シリサイド膜もしくはシリサイド膜から拡散した金属原子はソースまたはドレイン拡散層の接合部まで達するおそれがある。シリサイド膜がコンタクト層の接合部まで達すると、ソースおよびドレイン領域において接合リークが発生する。
金属膜がソースおよびドレイン領域のシリコンと反応することを抑制するために、ソースおよびドレイン領域に予めシリコン膜を選択的にエピタキシャル成長させる技術(エレベーテッド・ソース−ドレイン技術)がある。しかし、ソースおよびドレイン領域に均一の膜厚でシリコンを選択的にエピタキシャル成長させることは困難である。特に、ソースおよびドレイン領域のエッジ部分において、選択的にエピタキシャル成長させたシリコンの膜厚が薄くなる傾向がある。そのため、ソースおよびドレイン領域のエッジ部分においても他の部分と同様にシリコンがシリサイド化によって浸食されるので、シリサイド層の底部からソースおよびドレイン層の接合部までの深さがこのエッジ部分において浅くなる。従って、シリサイド層もしくはシリサイド膜から拡散した金属原子は、依然としてこのエッジ部分でソースまたはドレイン拡散層の接合部まで達するおそれがある。さらに、エレベーテッド・ソース−ドレイン技術で用いるシリコンの選択エピタキシャル成長技術自体が非常に技術的な難易度の高い技術であり、この技術を用いることは半導体装置の製造工程の複雑化につながる。
特開2004−47608号公報
トランジスタのソースおよびドレイン層上に形成されたシリサイド膜がソースおよびドレイン層の接合部を突き抜けることを抑制する半導体装置の製造方法を提供する。
本発明に係る実施形態に従った半導体装置の製造方法は、シリコンを主成分とする半導体基板の主面上に、シリコンを有する半導体領域と絶縁体からなる絶縁体領域とを形成するステップと、前記半導体領域および前記絶縁体領域上にシリコンを主成分とする半導体膜を堆積するステップと、シリコンと反応することによってシリサイド膜を形成する金属膜を前記半導体膜上に堆積するステップと、前記半導体基板を熱処理することによって、前記半導体領域では前記金属膜と前記半導体膜および該半導体膜の下の前記半導体領域のシリコンとを反応させて第1のシリサイド膜を形成し、前記絶縁体領域では前記金属膜と前記半導体膜のシリコンとを反応させて第2のシリサイド膜を形成するステップと、前記第1のシリサイド膜および前記第2のシリサイド膜におけるシリコンと金属との組成の相違に基づいて、前記第2のシリサイド膜を選択的に除去するステップとを具備する。
本発明に係る他の実施形態に従った半導体装置の製造方法は、シリコンを主成分とする半導体基板の主面上に、シリコンを有する半導体領域と絶縁体領域とを形成するステップと、前記半導体領域および前記絶縁体領域上にシリコンを主成分とする半導体膜を堆積するステップと、シリコンと反応することによってシリサイド膜を形成する第1の金属膜を前記半導体膜上に堆積するステップと、前記第1の金属膜よりも融点の高い第2の金属または第2の金属の化合物からなるキャップ膜を前記第1の金属膜上に形成するステップと、前記半導体基板を前記第2の金属または第2の金属の化合物の融点よりも低温で熱処理することによって、前記半導体領域では前記第1の金属膜と前記半導体膜および該半導体膜の下の前記半導体領域のシリコンとを反応させて第1のシリサイド膜を形成し、前記絶縁体領域では前記第1の金属膜と前記半導体膜のシリコンとを反応させて第2のシリサイド膜を形成するステップと、前記第1のシリサイド膜および前記第2のシリサイド膜におけるシリコンと金属との組成の相違に基づいて、前記第2のシリサイド膜および前記キャップ膜を選択的に除去するステップとを具備する。
半導体装置の製造方法によれば、トランジスタのソースおよびドレイン領域上に形成されたシリサイド膜がソースおよびドレイン領域の接合部を突き抜けることを抑制することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1から図6は、本発明に係る実施形態に従ったMISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)の製造方法の流れを断面で示したフロー図である。図1に示すように、まず、半導体基板としてp型のシリコン基板10を用意する。シリコン酸化膜から成る素子分離部20(例えば、STI(Shallow Trench Isolation))がシリコン基板10の主面に形成される。次に、絶縁膜およびポリシリコンを順に形成し、この絶縁膜およびポリシリコンの積層構造膜をパターニングすることによってゲート絶縁膜30およびゲート電極40が形成される。
図2に示すように、次に、2〜10nmのシリコン窒化膜を堆積し、RIE(Reactive Ion Etching)等の異方性エッチングを行う。これにより、シリコン窒化膜から成るオフセットスペーサ50がゲート電極40の側壁に形成される。次に、ゲート電極40およびオフセットスペーサ50をマスクとして砒素等のn型の不純物をイオン注入する。これにより、p型のシリコン基板10の主面上にn型のソース・ドレイン拡散層のエクステンション層60が自己整合的に形成される。
図3に示すように、次に、シリコン窒化膜を再度堆積し、RIE等の異方性エッチングを行う。これにより、シリコン窒化膜から成るゲート側壁膜70が形成される。次に、ゲート電極40、オフセットスペーサ50およびゲート側壁膜70をマスクとして砒素や燐等のn型の不純物をイオン注入し、さらに、RTA(Rapid Thermal Anneal)等の高温かつ短時間の熱処理を行う。これにより、p型のシリコン基板10の主面にn+型のソースおよびドレイン拡散層のコンタクト領域80が自己整合的に形成される。このとき、n型の不純物は、ポリシリコンから成るゲート電極40にも導入され、ゲート電極40はn型のドープトポリシリコンになる。
図4に示すように、次に、シリコン基板10の主面全体に膜厚TSiのアモルファスシリコン膜90を堆積する。ここで、アモルファスシリコン膜90は、ソース・ドレイン領域80およびゲート電極40を含む半導体領域Sの表面上だけでなく、素子分離部20、オフセットスペーサ50およびゲート側壁膜70を含む絶縁体領域Iの表面上にも堆積される。次に、シリコンと反応することによってシリサイド膜を形成する金属膜としてニッケル膜100をアモルファスシリコン膜90上に堆積する。ニッケル膜100の膜厚はTである。代表的には、アモルファスシリコン膜90の膜厚TSiが6nmであり、ニッケル膜100の膜厚Tは10nmである。
次に、400℃以下の温度、例えば、350℃で第1のRTAを行う。これにより、半導体領域Sでは、ニッケル膜100は、アモルファスシリコン膜90と反応するだけでなく、アモルファスシリコン膜90の下にあるソース・ドレイン領域80およびゲート電極40の表面にあるシリコンとも反応する。その結果、ニッケルシリサイド(NiSi)が第1のシリサイド膜110として形成される。一方、絶縁体領域Iでは、ニッケル膜100は、アモルファスシリコン膜90と反応する。その結果、ニッケルシリサイド(NiSi)が第2のシリサイド膜120として形成される。
このとき、半導体領域Sにおいて、ニッケル膜100は、アモルファスシリコン膜90およびソース・ドレイン領域80、あるいは、アモルファスシリコン膜90およびゲート電極40から充分にシリコンの供給を受けることができる。従って、第1のシリサイド膜110は、NiSi(1≦x≦2)の組成を有するニッケルシリサイドになる。一方、半導体領域Iにおいて、ニッケル膜100は、シリコン酸化膜またはシリコン窒化膜から成る素子分離部20または側壁膜70上に存在する。よって、ニッケル膜100は、アモルファスシリコン膜90のみからシリコンの供給を受ける。その結果、シリサイド化に寄与できるシリコンが少ないために、第2のシリサイド膜120は、ニッケルリッチなNiSi(y>2)という組成を有するニッケルシリサイドになる。
尚、第1のRTAを400℃より高い温度で処理すると、半導体領域Sと絶縁体領域Iとの境界近傍にあるニッケル膜100が、ソース・ドレイン層80に流れ込む。それにより第1のシリサイド膜110の膜厚がソース・ドレイン層80のエッジ部分においてのみ厚く形成されてしまう。よって、第1のRTAは400℃以下の温度で処理することが好ましい。
ニッケルの含有率が高い第2のシリサイド膜120(NiSi(y>2))は、通常のサリサイドプロセスで用いる硫酸過水液、アンモニア過水液、あるいは、希塩酸と過酸化水素水との混合溶液で除去することができる。一方、ニッケルの含有率が比較的低い第1のシリサイド膜110(NiSi(1≦x≦2))は、硫酸過水液、アンモニア過水液、あるいは、希塩酸と過酸化水素水との混合溶液によってエッチングすることは困難である。即ち、硫酸過水液、アンモニア過水液、あるいは、希塩酸と過酸化水素水との混合溶液を用いた場合、第2のシリサイド膜120は、第1のシリサイド膜110に対してエッチング速度が速く、選択比が高い。これにより、図5に示すように、第2のシリサイド膜120を選択的に除去し、第1のシリサイド膜110を残すことができる。
次に、500℃〜530℃の温度で第2のRTAを行う。これにより、図6に示すように、第1のシリサイド膜110は、さらにシリコンと反応し、NiSi(1≦x≦2)から抵抗の低いニッケルモノシリサイド(NiSi)に変化する。これにより、第1のシリサイド膜110のシート抵抗を小さくすることができる。
その後、ソース・ドレイン領域およびゲート電極40上の第1のシリサイド膜110に接続する配線層が形成される。さらに、保護膜等が堆積され、半導体装置が完成する。
図7を参照して、アモルファスシリコン膜90の膜厚TSiおよびニッケル膜100の膜厚Tについて考察する。図7は、ニッケル膜100およびアモルファスシリコン膜90の膜厚比T/TSiおよび第2のシリサイド膜120の選択エッチング前後の抵抗比ρsb/ρsaに関するグラフである。ρsbは、選択エッチング処理前の第2のシリサイドのシート抵抗であり、ρsaは、選択エッチング処理後の第2のシリサイドのシート抵抗である。
図7のグラフは、次の実験的により得られた。シリコン基板上に絶縁膜、アモルファスシリコン膜およびニッケル膜を順次積層する。次に、約350℃のRTA処理を行うことによりアモルファスシリコンとニッケルとを反応をさせる。絶縁膜上に形成されたシリサイド膜のシート抵抗(ρsb)を測定し、その後、第2のシリサイド膜を選択的にエッチングする。このエッチング後に再度第2のシリサイド膜のシート抵抗(ρsa)を測定する。その結果、図7に示すグラフが得られた。
選択エッチング処理後に第2のシリサイドが全て除去されている場合には、シート抵抗ρsaは無限大になるので抵抗比ρsb/ρsaは0になる。一方、選択エッチング処理後に第2のシリサイドが残存している場合には、抵抗比ρsb/ρsaは高くなる。さらに、第2のシリサイドが全くエッチングされていない場合には、抵抗比ρsb/ρsaは1.0に等しくなる。
膜厚比T/TSiが1.0以下の場合には、抵抗比ρsb/ρsaは0.7近傍であり、第2のシリサイドが残存していることがわかる。膜厚比T/TSiが1.2である場合には、抵抗比ρsb/ρsaは0.5になり、第2のシリサイドが半分程度除去されたことがわかる。さらに、膜厚比T/TSiが1.3以上になると、抵抗比ρsb/ρsaは0になり、第2のシリサイドが全て除去されたことがわかる。このことから膜厚比T/TSiは少なくとも1.2以上である必要があり、さらに好ましくは、膜厚比T/TSiは1.3以上である。
通常、第2のシリサイド層の組成を、NiSi(y=1)とするためには、第1のRTA条件にもよるが少なくとも膜厚比T/TSiを約0.5以下にする必要がある。また、膜厚比T/TSiが約1.3のときに、第2のシリサイド層の組成は、NiSi(k>2)となる。一方、第1のシリサイド層110は、ソース・ドレイン領域80またはゲート電極40からシリコンの供給を受けることができるので、本実施例で用いた第1のRTA条件では、膜厚比T/TSiにかかわらず、その組成はNiSi(1≦x≦2)となる。
本実施形態では、このように第1のシリサイド膜110および第2のシリサイド膜120におけるシリコンと金属との組成の相違に基づいて、第2のシリサイド膜120を選択的に除去する。
次に、膜厚TおよびTSiの制限について説明する。膜厚比T/TSiが1.2以上の条件のもと、膜厚Tが厚過ぎる場合には、半導体領域Sにおいてソース・ドレイン領域80のシリコンの多くがシリサイド化により侵食される。これにより、第1のシリサイド層110の底面とソース・ドレイン領域80の接合面との距離d(図6参照)が小さくなり、第1のシリサイド層110がソース・ドレイン領域80の接合部を突き抜ける可能性が生じる。また、同条件のもと、膜厚TSiが厚過ぎる場合には、絶縁領域Iにおいてシリコンがニッケル膜100へ充分に供給される。したがって、第2のシリサイド膜120の組成が、第1のシリサイド膜110の組成と同じ(NiSi(1≦x≦2))になる。その結果、第2のシリサイド膜120を選択的にエッチングすることができなくなってしまう。これらの理由から、ソース・ドレイン拡散層へ食い込むニッケルシリサイド(NiSI)膜の深さを30nm以下と仮定すると、膜厚TSiは20nm以下、膜厚Tは30nm以下であることが好ましい。尚、ソース・ドレイン拡散層へ食い込むニッケルシリサイド膜の深さの許容範囲は、ソース・ドレイン拡散層の深さに依存する。素子の微細化が進んでいる現在では、ソース・ドレイン拡散層へ食い込むニッケルシリサイド膜の深さを30nm以下に抑えることが好ましい。
例えば、堆積するニッケルの膜厚(TNi)がアモルファスシリコンの膜厚(TSi)の1.3倍であると仮定し、最終的に形成されるニッケルモノシリサイド(NiSi)膜の膜厚をTNiSiとすると、一般に式1が成立する。
NiSi=1.8×TNi=1.8×1.3×TSi (式1)
このとき、ソース・ドレイン拡散層へ食い込むニッケルシリサイド膜の深さをDNiSiとすると、式2が成立する。
NiSi=TNiSi−TSi=(1.8×1.3−1)×TSi (式2)
NiSiを30nm以下とすると、シリコン膜の膜厚TSiは、約22nm以下となり、ニッケル膜の膜厚TNiは約30nm以下となる。
本実施形態による半導体装置の製造方法は、エレベーテッド・ソースドレイン技術によって形成された半導体装置と同様の構造を備えた半導体装置を、選択エピタキシャル成長技術を用いることなく製造することができる。即ち、図4に示すように、ソース・ドレイン領域80上にアモルファスシリコン膜90を堆積することによって、第1のシリサイド膜110の底面とソース・ドレイン拡散層のpn接合面との距離dを大きくすることができる。これにより、ソース・ドレイン領域80における接合リークを抑制することができる。
本実施形態は、選択エピタキシャル成長技術を必要とせず、アモルファスシリコン膜90の堆積工程によって実現され得る。アモルファスシリコン膜90の堆積工程は、選択エピタキシャル成長技術よりも簡単に実行可能であるので、本実施形態は、サイクルタイムの削減およびコストの低減につながる。
一般に、アモルファスシリコン膜は、ポリシリコン膜に比較して成膜温度を低くすることができる。例えば、ポリシリコンの成膜温度は、600℃以上であるのに対して、アモルファスシリコンの成膜温度は、500〜550℃である。成膜温度が高いと、ソース・ドレイン領域の拡散層のプロファイルが変化し、並びに、その拡散層内の不純物の活性化率が低下する。
従って、ニッケル膜100の形成前にアモルファスシリコン膜90を形成した場合、ソース・ドレイン領域80の拡散層のプロファイルが変化せず、並びに、その拡散層内の不純物の活性化率が低下しない。
また、アモルファスシリコン膜90は、ポリシリコンと異なり、結晶粒界を有しない。このため、アモルファスシリコン膜90は、ポリシリコンと比較して、ニッケル膜との反応が均一に行われる。その結果、アモルファスシリコン膜90を用いて形成されるニッケルシリサイド膜は、ポリシリコンを用いて形成されるニッケルシリサイド膜よりも膜厚の均一性において良好である。
本実施形態では、シリサイド膜にニッケルシリサイドを用いたが、これに代えて、コバルトシリサイド(CoSi2)、パラジウムシリサイド、プラチナシリサイドなどのシリサイド材料を用いてもよい。この変形例は、シリサイド材料に依って膜厚比T/TSiおよび選択エッチングの条件を調整することによって本実施形態と同様の効果を得ることができる。
絶縁体領域I上にアモルファスシリコン膜90が無く、ニッケル膜100が設けられた場合には、シリサイド化の工程において絶縁体領域I上のニッケルが凝集し、ソース・ドレイン領域80へ流入する可能性がある。これは、ソース・ドレイン領域80のエッジ部において接合リークを引き起こす原因となる。本実施形態によれば、半導体領域S上だけでなく、絶縁体領域I上にもアモルファスシリコン膜90が設けられている。よって、絶縁体領域I上のニッケル膜100は、アモルファスシリコン膜90と反応するので、ニッケルがソース・ドレイン領域80へ流入しない。よって、ソース・ドレイン領域80のエッジ部における接合リークを抑制することができる。
本実施形態において、半導体膜(90)およびゲート電極40は、アモルファスシリコンおよびポリシリコンに代えて、ゲルマニウム等が混合したシリコン化合物であってもよい。
本実施形態では、n型のMOSFETの製造方法を示したが、p型のMOSFETに適用することも可能である。さらに、フォトリソグラフィ技術を用いて同一の基板上にn型のMOSFETとp型のMOSFETを同時に形成することも可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る第2の実施形態に従った半導体装置の製造方法を説明する。
図8は、従来例において、ニッケル膜が凝集する様子を示している。絶縁領域Iの絶縁膜上に形成された金属膜(ニッケル膜)はRTAによって凝集する。この凝集した金属は、ソース・ドレイン領域80の端部へ流入する。これは、ソース・ドレイン領域80の端部において距離d(図6参照)を小さくするので、接合リークの原因となり得る。
第1の実施形態では、絶縁領域Iとニッケル膜100との間にアモルファスシリコン膜90を設けることによって、ソース・ドレイン領域80への金属の流入を抑制することができる。
しかし、第1の実施形態において、絶縁領域Iの絶縁膜(シリコン酸化膜)上にアモルファスシリコンを約6nm堆積し、ニッケル膜を約10nm堆積した後に、約350℃のRTA処理を行うと、ニッケルシリサイド(NiySi(y>2)))膜がシリコン酸化膜上で凝集していることが分かった。
RTA工程において、金属がソース・ドレイン層80の端部へ流入することを完全に抑制するためには、ニッケルシリサイド(NiySi(y>2))膜の凝集現象を抑制することが必要である。
そこで、第2の実施形態では、ニッケルよりも融点の高い金属からなるキャップ膜101をニッケル膜100上に形成する。これにより、ニッケルシリサイド膜の凝集を防止し、ソース・ドレイン領域80への金属の流入を効果的に抑制することができる。
図9および図10は、本発明に係る第2の実施形態に従った半導体装置の製造方法の流れを示す断面図である。まず、図1から図3を参照して上述したように、ゲート電極40、ソース・ドレイン領域80等をシリコン基板10上に形成する。
次に、図9に示すように、シリコン基板10の主面全体にアモルファスシリコン膜90(例えば、約6nm)および第1の金属膜としてのニッケル膜100(例えば、約10nm)を堆積する。ここのプロセスは、第1の実施形態のプロセスと同じである。
続いて、ニッケル膜100上にキャップ膜101を、10nm〜100nm(例えば、30nm)堆積する。キャップ膜101は、第1の金属膜としてのニッケル膜100よりも融点の高い第2の金属からなる。例えば、第2の金属は、タングステン、モリブデン、チタン、ジルコニウム、タンタル、ハフニウム、バナジウムまたはニオブのいずれかである。また、キャップ膜101は、第2の金属の化合物であってもよい。例えば、第2の金属の化合物は、窒化タングステン、窒化モリブデン、窒化チタン、窒化ジルコニウム、窒化タンタル、窒化ハフニウム、窒化バナジウムまたは窒化ニオブのいずれかである。
次に、例えば、350℃で第1のRTAを行う。第1のRTAの温度は、ニッケル膜100の融点以上かつキャップ膜101の融点以下である。これにより、第1の実施形態と同様に、半導体領域Sでは、ニッケル膜100は、アモルファスシリコン膜90と反応するだけでなく、アモルファスシリコン膜90の下にあるソース・ドレイン領域80およびゲート電極40の表面にあるシリコンとも反応する。その結果、ニッケルシリサイド(NiSi(1<x<2))が第1のシリサイド膜110として形成される。一方、絶縁体領域Iでは、ニッケル膜100は、アモルファスシリコン膜90と反応する。その結果、ニッケルシリサイド(NiSi(y>2))が第2のシリサイド膜120として形成される。
このRTA工程において、キャップ膜101は、シリコンやニッケルと反応しないためそのままの状態で残存する。これにより、キャップ膜101は、素子分離部20上に形成されたニッケルシリサイド(NiySi(y>2))膜120を物理的な力によって押さえ込んでいる。その結果、ニッケルシリサイド(NiySi(y>2))膜120は、RTA工程において凝集せず、ソース・ドレイン領域80の端部へ流れ込まない。
キャップ膜101およびニッケルの含有率の高いニッケルシリサイド(NiySi(y>2))膜120は、硫酸過水液、アンモニア過水液、あるいは、希塩酸と過酸化水素水との混合溶液で除去することができる。よって、キャップ膜101およびニッケルシリサイド(NiySi(y>2))膜120を選択的にエッチングし、ニッケルシリサイド(NixSi(1≦x≦2))膜110を残存させることができる。
その後、第2のRTA処理以降のプロセスは、第1の実施形態と同様である。これにより、図6に示すような半導体装置が完成する。
第2の実施形態によれば、キャップ膜101が、素子分離部20上に形成されたニッケルシリサイド(NiySi(y>2))膜120を物理的な力によって押さえ込んでいる。その結果、ニッケルシリサイド(NiySi(y>2))膜120がソース・ドレイン領域80の端部へ流れ込まないので、ソース・ドレイン領域80の端部での接合リークを防止することができる。
本発明に係る実施形態に従ったMISFETの製造方法を示した断面図。 図1に続くMISFETの製造方法を示した断面図。 図2に続くMISFETの製造方法を示した断面図。 図3に続くMISFETの製造方法を示した断面図。 図4に続くMISFETの製造方法を示した断面図。 図5に続くMISFETの製造方法を示した断面図。 膜厚比T/TSiおよび抵抗比ρsb/ρsaを示すグラフ。 従来例において、ニッケル膜が凝集する様子を示した図。 本発明に係る第2の実施形態に従った半導体装置の製造方法を示す断面図。 図9に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。
符号の説明
10…シリコン基板
20…素子分離部
40…ゲート電極
50…スペーサ
60…エクステンション層
70…側壁膜
80…ソース・ドレイン領域
90…アモルファスシリコン膜
100…ニッケル膜
110…第1のシリサイド膜
120…第2のシリサイド膜
S…半導体領域
I…絶縁体領域
Si…アモルファスシリコン膜90の膜厚
…ニッケル膜100の膜厚

Claims (6)

  1. シリコンを主成分とする半導体基板の主面上に、シリコンを有する半導体領域と絶縁体領域とを形成するステップと、
    前記半導体領域および前記絶縁体領域上にシリコンを主成分とする半導体膜を堆積するステップと、
    シリコンと反応することによってシリサイド膜を形成する金属膜を前記半導体膜上に堆積するステップと、
    前記半導体基板を熱処理することによって、前記半導体領域では前記金属膜と前記半導体膜および該半導体膜の下の前記半導体領域のシリコンとを反応させて第1のシリサイド膜を形成し、前記絶縁体領域では前記金属膜と前記半導体膜のシリコンとを反応させて第2のシリサイド膜を形成するステップと、
    前記第1のシリサイド膜および前記第2のシリサイド膜におけるシリコンと金属との組成の相違に基づいて、前記第2のシリサイド膜を選択的に除去するステップとを具備する半導体装置の製造方法。
  2. 前記半導体膜の膜厚は、20nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記金属膜は、ニッケルからなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記金属膜の膜厚は、前記半導体膜の膜厚の1.2倍以上であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1のシリサイド膜におけるシリコンと金属との組成は、NiSi(1≦x≦2)であり、前記第2のシリサイド膜におけるシリコンと金属との組成は、NiSi(2<y)であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. シリコンを主成分とする半導体基板の主面上に、シリコンを有する半導体領域と絶縁体領域とを形成するステップと、
    前記半導体領域および前記絶縁体領域上にシリコンを主成分とする半導体膜を堆積するステップと、
    シリコンと反応することによってシリサイド膜を形成する第1の金属膜を前記半導体膜上に堆積するステップと、
    前記第1の金属膜よりも融点の高い第2の金属または第2の金属の化合物からなるキャップ膜を前記第1の金属膜上に形成するステップと、
    前記半導体基板を前記第2の金属または第2の金属の化合物の融点よりも低温で熱処理することによって、前記半導体領域では前記第1の金属膜と前記半導体膜および該半導体膜の下の前記半導体領域のシリコンとを反応させて第1のシリサイド膜を形成し、前記絶縁体領域では前記第1の金属膜と前記半導体膜のシリコンとを反応させて第2のシリサイド膜を形成するステップと、
    前記第1のシリサイド膜および前記第2のシリサイド膜におけるシリコンと金属との組成の相違に基づいて、前記第2のシリサイド膜および前記キャップ膜を選択的に除去するステップとを具備する半導体装置の製造方法。
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