JPH027351Y2 - - Google Patents
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- JPH027351Y2 JPH027351Y2 JP15128685U JP15128685U JPH027351Y2 JP H027351 Y2 JPH027351 Y2 JP H027351Y2 JP 15128685 U JP15128685 U JP 15128685U JP 15128685 U JP15128685 U JP 15128685U JP H027351 Y2 JPH027351 Y2 JP H027351Y2
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- wall
- plate
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 36
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 36
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、壁面や床面に配設されるガスコツク
や給湯器用コンセント等(以下壁面器具と言う)
を配管固定する配管固定金具に関するものであ
る。
や給湯器用コンセント等(以下壁面器具と言う)
を配管固定する配管固定金具に関するものであ
る。
壁面器具を配設する床や壁は、その内部に形成
された空間に配管が導かれていることが多く、器
具取付け部となる壁孔の後ろに配管端末を立ち上
げてある。そして、この配管端末に室内側から壁
面器具を配管接続するようにしている。
された空間に配管が導かれていることが多く、器
具取付け部となる壁孔の後ろに配管端末を立ち上
げてある。そして、この配管端末に室内側から壁
面器具を配管接続するようにしている。
このような配管条件の下で壁面器具を固定する
配管固定金具としては、既に特開昭61−21486号
公報のものを提案したが、これは、第6図に示す
ような略小判型の長方形板を使用するものであ
る。
配管固定金具としては、既に特開昭61−21486号
公報のものを提案したが、これは、第6図に示す
ような略小判型の長方形板を使用するものであ
る。
この長方形板によつて形成された配管固定金具
1の幅は、後述する壁孔21の内径より小さく設
定されており、その長さは壁孔21の内径より大
きく成つている。又、配管固定金具1の中央部に
は配管挿通孔11が開削されており、この配管挿
通孔11の外周部には、ネジ孔12,12及び紐
挿通孔13,13が配設されている。
1の幅は、後述する壁孔21の内径より小さく設
定されており、その長さは壁孔21の内径より大
きく成つている。又、配管固定金具1の中央部に
は配管挿通孔11が開削されており、この配管挿
通孔11の外周部には、ネジ孔12,12及び紐
挿通孔13,13が配設されている。
そして、この配管固定金具1によつて壁面器具
Zを取付ける時は第7図に示すようにして行われ
る。
Zを取付ける時は第7図に示すようにして行われ
る。
即ち、壁面器具Zを取付ける壁板2には壁孔2
1が穿設されており、該壁孔21の裏の壁内空間
には該壁孔21に臨ませて可撓性の配管端末Aが
立ち上げられている。
1が穿設されており、該壁孔21の裏の壁内空間
には該壁孔21に臨ませて可撓性の配管端末Aが
立ち上げられている。
ガスコツク等の壁面器具Zを壁孔21に取付け
る時は、該壁面器具Zと配管固定金具1とで壁板
2を表裏から挾持するようにするが、壁面器具Z
の取付け先立つて、先ず配管固定金具1を壁孔2
1の裏側外周に仮止めする。
る時は、該壁面器具Zと配管固定金具1とで壁板
2を表裏から挾持するようにするが、壁面器具Z
の取付け先立つて、先ず配管固定金具1を壁孔2
1の裏側外周に仮止めする。
即ち、先ず、周囲に小孔33,33を有する環
状の仮止め板31を用意する。そして、一端に結
び目を作つた連結紐3,3を、配管固定金具1の
紐挿通孔13,13を介して上記仮止め板31の
小孔33,33に通し、これら配管固定金具1と
仮止め板31を対向した状態に連結する。
状の仮止め板31を用意する。そして、一端に結
び目を作つた連結紐3,3を、配管固定金具1の
紐挿通孔13,13を介して上記仮止め板31の
小孔33,33に通し、これら配管固定金具1と
仮止め板31を対向した状態に連結する。
そして、仮止め板31を室内側に残して、同図
点線で示すように配管固定金具1のみを壁孔21
の後ろ側に差込む。その後、連結紐3,3を室内
側に引つ張ると、配管固定金具1は壁孔21の裏
側外周に当接状態になる。
点線で示すように配管固定金具1のみを壁孔21
の後ろ側に差込む。その後、連結紐3,3を室内
側に引つ張ると、配管固定金具1は壁孔21の裏
側外周に当接状態になる。
次に、連結紐3,3を室内側に引つ張つた状態
で仮止め板31を壁板2に当接させ、更に、連結
紐3,3に圧挿されたストツパー32,32を、
連結紐上をスライドさせて仮止め板31表面に押
し付ける。
で仮止め板31を壁板2に当接させ、更に、連結
紐3,3に圧挿されたストツパー32,32を、
連結紐上をスライドさせて仮止め板31表面に押
し付ける。
そうすると、壁板2は表裏から配管固定金具1
と仮止め板31で挾持されることと成り、爾後、
ストツパー32,32の前に残つた余分な連結紐
3を切落す。
と仮止め板31で挾持されることと成り、爾後、
ストツパー32,32の前に残つた余分な連結紐
3を切落す。
次に、壁孔21の裏側開口部に臨ませて立ち上
げてある可撓性の配管端末Aを壁孔21から引出
し、その先端を壁面器具Zに接続する。そして、
壁面器具Zに設けたフランジ41を壁孔21の室
内側外周に被蓋当接させ、上記フランジ41を壁
孔21の裏側開口部に仮止めされた配管固定金具
1にボルト42,42でネジ止めする。
げてある可撓性の配管端末Aを壁孔21から引出
し、その先端を壁面器具Zに接続する。そして、
壁面器具Zに設けたフランジ41を壁孔21の室
内側外周に被蓋当接させ、上記フランジ41を壁
孔21の裏側開口部に仮止めされた配管固定金具
1にボルト42,42でネジ止めする。
そうすると、壁板2は、配管固定金具1と壁面
器具Zによつて表裏から挾圧された状態となり、
これにより壁面器具Zは壁面に配設固定されるこ
とと成る。
器具Zによつて表裏から挾圧された状態となり、
これにより壁面器具Zは壁面に配設固定されるこ
とと成る。
しかしながら、上記従来の配管固定金具1で
は、壁面器具Zを強固に固定できないと言う問題
があつた。
は、壁面器具Zを強固に固定できないと言う問題
があつた。
これは、壁板2に対する配管固定金具1の当接
面積が小さいからである。
面積が小さいからである。
即ち、長方形の配管固定金具1は壁孔21に挿
通できるように、その幅が壁孔21の内径より小
さく設定されている。従つて、配管固定金具1
は、該金具に穿設した配管挿通孔11を挾んで位
置する長手方向表面は壁板2に当接するが、該配
管挿通孔を挾む幅方向表面は壁板2に当接しな
い。従つて、配管固定金具1の幅方向表面が壁板
2に当接しない分だけ、配管固定金具1と壁板2
の当接面積が少なくなり、当接面積が少なくなつ
た分だけ、壁面器具Zの固定力が弱くなるのであ
る。
通できるように、その幅が壁孔21の内径より小
さく設定されている。従つて、配管固定金具1
は、該金具に穿設した配管挿通孔11を挾んで位
置する長手方向表面は壁板2に当接するが、該配
管挿通孔を挾む幅方向表面は壁板2に当接しな
い。従つて、配管固定金具1の幅方向表面が壁板
2に当接しない分だけ、配管固定金具1と壁板2
の当接面積が少なくなり、当接面積が少なくなつ
た分だけ、壁面器具Zの固定力が弱くなるのであ
る。
本考案は、壁孔21からその裏側へ入れて該壁
孔の裏側外周に当接させた配管固定金具1と、壁
孔21の室内側外周に被蓋当接させた仮止め板3
1とを、連結紐3,3で連結し、壁板2表面に配
設する壁面器具Zを前記配管固定金具1にネジ締
め固定するようにした配管固定金具に於いて、壁
面器具Zの固定力を高める為、壁板2に対する配
管固定金具1の接触面積を大きくすることを課題
とする。
孔の裏側外周に当接させた配管固定金具1と、壁
孔21の室内側外周に被蓋当接させた仮止め板3
1とを、連結紐3,3で連結し、壁板2表面に配
設する壁面器具Zを前記配管固定金具1にネジ締
め固定するようにした配管固定金具に於いて、壁
面器具Zの固定力を高める為、壁板2に対する配
管固定金具1の接触面積を大きくすることを課題
とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段
は、中央部には配管挿通孔を、その外周には紐挿
通孔を穿設した第1、第2長方形平板5,6を用
意し、両長方形平板5,6を十字状に重ねた時は
各板に配設した上記紐挿通孔が両平板間で対向一
致するようにし、第2長方形平板6の全幅方向に
は、第1長方形板5が十字交叉状態で丁度嵌入す
る深さの凹陥部を設けたことである。
は、中央部には配管挿通孔を、その外周には紐挿
通孔を穿設した第1、第2長方形平板5,6を用
意し、両長方形平板5,6を十字状に重ねた時は
各板に配設した上記紐挿通孔が両平板間で対向一
致するようにし、第2長方形平板6の全幅方向に
は、第1長方形板5が十字交叉状態で丁度嵌入す
る深さの凹陥部を設けたことである。
上記技術的手段は次のように作用する。
室内側から壁孔壁孔21の裏側に固定金具1を
入れる時は、壁孔21への挿入に先立つて先ず、
二枚の第1、第2長方形平板を十字状に重ね合せ
させて、それぞれに穿設した紐挿通孔を一致させ
る。
入れる時は、壁孔21への挿入に先立つて先ず、
二枚の第1、第2長方形平板を十字状に重ね合せ
させて、それぞれに穿設した紐挿通孔を一致させ
る。
そして、凹陥部を形成した第2長方形平板の紐
挿通孔から、他方の第1長方形平板の紐挿通孔に
連結紐3を挿通させて、二枚の平板もろとも連結
紐3に通して該連結紐3によつて両平板を結合し
た状態にする。
挿通孔から、他方の第1長方形平板の紐挿通孔に
連結紐3を挿通させて、二枚の平板もろとも連結
紐3に通して該連結紐3によつて両平板を結合し
た状態にする。
次いで、十字状に重ねられた二枚の長方形平板
を、連結紐3で繋げたままの状態で平行に重ね直
す。
を、連結紐3で繋げたままの状態で平行に重ね直
す。
そして、平行に重ね合わされた両長方形平板
を、長手方向から壁孔21に挿入し、これら平板
を壁孔21の裏側に通すと共に、連結紐3,3の
先端部は室内側に残しておく。
を、長手方向から壁孔21に挿入し、これら平板
を壁孔21の裏側に通すと共に、連結紐3,3の
先端部は室内側に残しておく。
次に、連結紐3,3の先端を室内側へ引つ張る
と、一方の長方形平板の紐挿通孔と他方の長方形
平板の紐挿通孔は、室内側へ引つ張られる連結紐
3,3の張力によつて互いに一致する。即ち、二
枚の長方形平板は相対回動して交叉状態になるの
である。又、この状態に於いては、第2長方形平
板が第1長方形平板の裏側に重なつた状態になつ
て、第2長方形平板は第1長方形平板を裏面から
押えた状態になつている。
と、一方の長方形平板の紐挿通孔と他方の長方形
平板の紐挿通孔は、室内側へ引つ張られる連結紐
3,3の張力によつて互いに一致する。即ち、二
枚の長方形平板は相対回動して交叉状態になるの
である。又、この状態に於いては、第2長方形平
板が第1長方形平板の裏側に重なつた状態になつ
て、第2長方形平板は第1長方形平板を裏面から
押えた状態になつている。
更に、この交叉状態に於いては、一方の第1長
方形平板は他方の第2長方形平板に形成した凹陥
部に嵌入しており、しかも、該凹陥部の深さは第
1長方形平板が丁度嵌入する深さになつているか
ら、嵌入状態にある二枚の長方形平板の嵌入側表
面は面一になる。
方形平板は他方の第2長方形平板に形成した凹陥
部に嵌入しており、しかも、該凹陥部の深さは第
1長方形平板が丁度嵌入する深さになつているか
ら、嵌入状態にある二枚の長方形平板の嵌入側表
面は面一になる。
爾後、既述した従来のものと同様にして、連結
紐3の先端から仮止め板31やストツパー32を
挿通させて配管固定金具1を仮止め状態にし、続
いて壁孔21の室内側開口部に被蓋当接させた壁
面器具Zを、配管固定金具1にネジ止め固定す
る。
紐3の先端から仮止め板31やストツパー32を
挿通させて配管固定金具1を仮止め状態にし、続
いて壁孔21の室内側開口部に被蓋当接させた壁
面器具Zを、配管固定金具1にネジ止め固定す
る。
そうすると、壁板2は配管固定金具1と壁面器
具Zによつて挾持された状態になり、壁面器具Z
は壁面に取付けられることと成る。
具Zによつて挾持された状態になり、壁面器具Z
は壁面に取付けられることと成る。
そして、この取付け状態においては、二枚の長
方形平板が交叉した状態で壁板2に当接してお
り、一枚で構成された既述従来のものに比べて壁
板2との接触面積が大きくなる。
方形平板が交叉した状態で壁板2に当接してお
り、一枚で構成された既述従来のものに比べて壁
板2との接触面積が大きくなる。
一枚の長方形平板を使用するものに比べて、壁
板壁板2に接触する配管固定金具1の接触面積が
大きいから、既述従来のものに比べて壁面器具壁
面器具Zの固定力が高くなる。
板壁板2に接触する配管固定金具1の接触面積が
大きいから、既述従来のものに比べて壁面器具壁
面器具Zの固定力が高くなる。
次に、上記した本考案の実施例を図面に従つて
詳述する。
詳述する。
第1図に示すように、本考案実施例の配管固定
金具1は第1、第2長方形平板5,6から構成さ
れている。
金具1は第1、第2長方形平板5,6から構成さ
れている。
第2長方形平板6の中央部には、幅方向全域に
亘る凹陥部61が形成されている。そして、該凹
陥部61の更に中央部には配管挿通孔62が穿設
されており、該配管挿通孔62の外周には紐挿通
孔63,63及びねじ孔64,64が穿設してあ
る。
亘る凹陥部61が形成されている。そして、該凹
陥部61の更に中央部には配管挿通孔62が穿設
されており、該配管挿通孔62の外周には紐挿通
孔63,63及びねじ孔64,64が穿設してあ
る。
上記第2長方形平板6の凹陥部61には他方の
第1長方形平板5が幅方向に嵌入するようになつ
ており、該第1長方形平板5は次のように構成さ
れている。
第1長方形平板5が幅方向に嵌入するようになつ
ており、該第1長方形平板5は次のように構成さ
れている。
第1長方形平板5の中央部には配管挿通孔52
と紐挿通孔53,53が穿設されており、これら
各孔は、二枚の第1、第2長方形平板5,6を交
叉結合させた時に、第2長方形平板6の配管挿通
孔62や紐挿通孔63等に一致する位置に配設さ
れている。又、第1長方形平板5の配管挿通孔5
2外周にはバカ孔54,54が穿設されており、
これらバカ孔54,54は、第1、第2長方形平
板5,6を結合させた時に互いに一致するように
なつている。
と紐挿通孔53,53が穿設されており、これら
各孔は、二枚の第1、第2長方形平板5,6を交
叉結合させた時に、第2長方形平板6の配管挿通
孔62や紐挿通孔63等に一致する位置に配設さ
れている。又、第1長方形平板5の配管挿通孔5
2外周にはバカ孔54,54が穿設されており、
これらバカ孔54,54は、第1、第2長方形平
板5,6を結合させた時に互いに一致するように
なつている。
又、第1長方形平板5の表面には位置決め突起
55,55が配設されており、壁孔21との位置
決め機能を果すようになつている。
55,55が配設されており、壁孔21との位置
決め機能を果すようになつている。
上記配管固定金具1を使用して壁面器具を固定
するときは、先ず、二枚の第1、第2長方形平板
5,6平行に重ね合わせる。そして、この時一致
する両平板の紐挿通孔63,63及び紐挿通孔5
3,53に、第2図に示す如く連結紐3,3を挿
通し、第3図のように、配管固定金具1全体を連
結紐3,3で吊り下げた状態にする。
するときは、先ず、二枚の第1、第2長方形平板
5,6平行に重ね合わせる。そして、この時一致
する両平板の紐挿通孔63,63及び紐挿通孔5
3,53に、第2図に示す如く連結紐3,3を挿
通し、第3図のように、配管固定金具1全体を連
結紐3,3で吊り下げた状態にする。
次に、連結紐3で吊り下げた状態にある配管固
定金具1を、その長手方向から壁孔21に通して
該壁孔21の後ろへ入れる。そして、連結紐3,
3を室内側へ引つ張ると、第1、第2長方形平板
5,6に設けた紐挿通孔53,63は、引つ張ら
れる連結紐3,3の張力によつて対向しようと
し、これにより、第1、第2長方形平板5,6は
壁板2の裏側で交叉する。
定金具1を、その長手方向から壁孔21に通して
該壁孔21の後ろへ入れる。そして、連結紐3,
3を室内側へ引つ張ると、第1、第2長方形平板
5,6に設けた紐挿通孔53,63は、引つ張ら
れる連結紐3,3の張力によつて対向しようと
し、これにより、第1、第2長方形平板5,6は
壁板2の裏側で交叉する。
第1、第2長方形平板5,6が交叉すると、第
1長方形平板5は、第2長方形平板6に設けた凹
陥部61に交叉状態で嵌合し、第1長方形平板5
表面に配設した位置決め突起55,55が壁孔2
1との位置決め機能を果して、第4図に示す如
く、配管固定金具1は壁孔21の裏側開口部に被
蓋当接された状態になる。
1長方形平板5は、第2長方形平板6に設けた凹
陥部61に交叉状態で嵌合し、第1長方形平板5
表面に配設した位置決め突起55,55が壁孔2
1との位置決め機能を果して、第4図に示す如
く、配管固定金具1は壁孔21の裏側開口部に被
蓋当接された状態になる。
爾後、別途用意した仮止め板31(第4図想像
線参照)に、連結紐3,3の先端を通すと共にス
トツパー32,32を利用して、既述した従来の
ものと同様に、これら仮止め板31と配管固定金
具1で壁板壁板2を挾持させて仮止め状態にす
る。
線参照)に、連結紐3,3の先端を通すと共にス
トツパー32,32を利用して、既述した従来の
ものと同様に、これら仮止め板31と配管固定金
具1で壁板壁板2を挾持させて仮止め状態にす
る。
尚、上記第1、第2長方形平板5,6を結合す
る連結紐3,3表面はノコ歯状に形成されてお
り、これに挿通するストツパー32,32にもノ
コ歯状部を設けて、連結紐3とストツパー32と
が抜け止め状態に咬み合うようにしてある。
る連結紐3,3表面はノコ歯状に形成されてお
り、これに挿通するストツパー32,32にもノ
コ歯状部を設けて、連結紐3とストツパー32と
が抜け止め状態に咬み合うようにしてある。
次いで、壁孔21から可撓性の配管端末Aを引
出して壁面器具Zの上流端に接続し、最後に、仮
止め状態にある配管固定金具1に、壁面器具Zの
フランジ41をボルト42,42でネジ止めすれ
ば、第5図に示す如く壁面器具Zは壁板壁板2に
取付けられる。
出して壁面器具Zの上流端に接続し、最後に、仮
止め状態にある配管固定金具1に、壁面器具Zの
フランジ41をボルト42,42でネジ止めすれ
ば、第5図に示す如く壁面器具Zは壁板壁板2に
取付けられる。
そして、上記実施例のものでは次の利点があ
る。
る。
即ち、既述した従来の小判型の平板を2枚使用
しても十字状の配管固定具が出来る。ところが、
小判型の板を使用した場合、取付けが完了した壁
面器具に、その付け根を中心とする壁板2表面に
平行な回転力が作用した時は壁面器具が回り易
い。
しても十字状の配管固定具が出来る。ところが、
小判型の板を使用した場合、取付けが完了した壁
面器具に、その付け根を中心とする壁板2表面に
平行な回転力が作用した時は壁面器具が回り易
い。
つまり、壁面器具Zに、これを壁面表面と平行
に回転させようとする力が作用した場合には配管
固定金具1も壁板2の裏面で回転しようとする。
そして、配管固定金具1が壁板2の裏面に当接し
た状態で回転しようとする時は長方形平板の長辺
が壁板2との当接面に食い込んだ状態となつて該
配管固定金具Zの回転を阻止することと成る。と
ころが、小判型の平板と本考案のような単なる長
方形平板の全長が同一の場合、小判型に形成した
ものでは、先端部分を円く仕上げた分だけ回転滑
り抵抗となる長辺の長さが短くなり、その分だけ
回転滑り抵抗が減少する。
に回転させようとする力が作用した場合には配管
固定金具1も壁板2の裏面で回転しようとする。
そして、配管固定金具1が壁板2の裏面に当接し
た状態で回転しようとする時は長方形平板の長辺
が壁板2との当接面に食い込んだ状態となつて該
配管固定金具Zの回転を阻止することと成る。と
ころが、小判型の平板と本考案のような単なる長
方形平板の全長が同一の場合、小判型に形成した
ものでは、先端部分を円く仕上げた分だけ回転滑
り抵抗となる長辺の長さが短くなり、その分だけ
回転滑り抵抗が減少する。
これに対し、先端部を円く仕上げていない長方
形平板を使用する本考案ものの場合には円く仕上
げていない分だけ回転滑り抵抗が大きくなるので
ある。
形平板を使用する本考案ものの場合には円く仕上
げていない分だけ回転滑り抵抗が大きくなるので
ある。
尚、図示実施例のものでは長方形平板5,6の
中央部に穿設した配管挿通孔52,62を真円に
形成しているが、長孔にしても良い。そして、配
管挿通孔52,62を長孔に形成した場合には、
配管挿通孔52,62と配管端末A外周との間隙
が大きくなり、配管端末Aは余裕を持つた状態で
配管挿通孔52,62に挿通されることと成る。
このことから、配管固定金具1を仮止めする場合
には、予め、配管端末Aを配管挿通孔52,62
に挿通させた状態で長方形平板5,6を壁孔21
に通し得ることと成り、仮止め作業がやり易くな
る。
中央部に穿設した配管挿通孔52,62を真円に
形成しているが、長孔にしても良い。そして、配
管挿通孔52,62を長孔に形成した場合には、
配管挿通孔52,62と配管端末A外周との間隙
が大きくなり、配管端末Aは余裕を持つた状態で
配管挿通孔52,62に挿通されることと成る。
このことから、配管固定金具1を仮止めする場合
には、予め、配管端末Aを配管挿通孔52,62
に挿通させた状態で長方形平板5,6を壁孔21
に通し得ることと成り、仮止め作業がやり易くな
る。
又、上記実施例のものに於ける一枚の長方形平
板5を使用しない場合には既述した一枚形式のも
のと同様にして壁面器具Zを取付けることができ
る。即ち、壁板2の裏側空間が極端に狭くて二枚
の長方形平板を十字に組立てる作業が困難な場合
には一枚の長方形平板6のみを使用しても良いの
である。
板5を使用しない場合には既述した一枚形式のも
のと同様にして壁面器具Zを取付けることができ
る。即ち、壁板2の裏側空間が極端に狭くて二枚
の長方形平板を十字に組立てる作業が困難な場合
には一枚の長方形平板6のみを使用しても良いの
である。
第1図は本考案実施例の分解斜視図、第2図は
連結紐3の挿通順序を示す説明図、第3図は第
1、第2長方形平板5,6を平行に重ねて連結紐
3,3で吊り下げた状態の説明図、第4図は配管
固定金具1を壁孔21に被覆当接させた状態を示
す側面図、第5図は壁面器具Z配設状態の断面
図、第6図及び第7図は従来例の説明図であり図
中、 1……配管固定金具、2……壁板、3……連結
紐、21……壁孔、31……仮止め板、A……配
管端末、Z……壁面器具。
連結紐3の挿通順序を示す説明図、第3図は第
1、第2長方形平板5,6を平行に重ねて連結紐
3,3で吊り下げた状態の説明図、第4図は配管
固定金具1を壁孔21に被覆当接させた状態を示
す側面図、第5図は壁面器具Z配設状態の断面
図、第6図及び第7図は従来例の説明図であり図
中、 1……配管固定金具、2……壁板、3……連結
紐、21……壁孔、31……仮止め板、A……配
管端末、Z……壁面器具。
Claims (1)
- 壁孔21からその裏側へ入れて該壁孔の裏側外
周に当接させた配管固定金具1と、壁孔21の室
内側外周に被蓋当接させた仮止め板31とを、連
結紐3,3で連結し、壁板2表面に配設する壁面
器具Zを前記配管固定金具1にネジ締め固定する
ようにした配管固定金具に於いて、中央部には配
管挿通孔を、その外周には紐挿通孔を穿設した第
1、第2長方形平板5,6を用意し、両長方形平
板5,6を十字状に重ねた時は各板に配設した上
記紐挿通孔が両平板間で対向一致するようにし、
第2長方形平板6の全幅方向には、第1長方形5
が十字交叉状態で丁度嵌入する深さの凹陥部61
を設けた配管固定金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15128685U JPH027351Y2 (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15128685U JPH027351Y2 (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6259381U JPS6259381U (ja) | 1987-04-13 |
JPH027351Y2 true JPH027351Y2 (ja) | 1990-02-21 |
Family
ID=31068219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15128685U Expired JPH027351Y2 (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH027351Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-02 JP JP15128685U patent/JPH027351Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6259381U (ja) | 1987-04-13 |
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