JP2961411B2 - 配線用ボックス取付工法及び配線用ボックス取付具 - Google Patents
配線用ボックス取付工法及び配線用ボックス取付具Info
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- JP2961411B2 JP2961411B2 JP9369558A JP36955897A JP2961411B2 JP 2961411 B2 JP2961411 B2 JP 2961411B2 JP 9369558 A JP9369558 A JP 9369558A JP 36955897 A JP36955897 A JP 36955897A JP 2961411 B2 JP2961411 B2 JP 2961411B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、アウトレットボッ
クスやジョイントボックスなどの配線用ボックスをデッ
キプレートの下面に装着する際に、脚立や足場等を使用
せず、床上からデッキプレートの下面に配線用ボックス
を直接ネジ止めする配線用ボックス取付工法及び配線用
ボックス取付具に関する。
クスやジョイントボックスなどの配線用ボックスをデッ
キプレートの下面に装着する際に、脚立や足場等を使用
せず、床上からデッキプレートの下面に配線用ボックス
を直接ネジ止めする配線用ボックス取付工法及び配線用
ボックス取付具に関する。
【０００２】
【従来の技術】二重天井の配線工事において、アウトレ
ットボックスやジョイントボックスなどの配線用ボック
スを装着する場合、例えば、配線用ボックスを取付ける
孔をデッキプレート上面から穿設し、デッキプレート専
用のインサートを用意しておき、このインサートに連結
した吊りボルトに装着していた。また、二重天井の天井
下地材に使用する吊りボルトを利用して装着する場合も
ある。
ットボックスやジョイントボックスなどの配線用ボック
スを装着する場合、例えば、配線用ボックスを取付ける
孔をデッキプレート上面から穿設し、デッキプレート専
用のインサートを用意しておき、このインサートに連結
した吊りボルトに装着していた。また、二重天井の天井
下地材に使用する吊りボルトを利用して装着する場合も
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】デッキプレートに、イ
ンサートを取り付ける手段では、コンクリート打設前に
デッキプレートの穿設工事が必要になるので、コンクリ
ートが打設されてしまうとインサートは一切取り付ける
ことができなくなる不都合があった。
ンサートを取り付ける手段では、コンクリート打設前に
デッキプレートの穿設工事が必要になるので、コンクリ
ートが打設されてしまうとインサートは一切取り付ける
ことができなくなる不都合があった。
【０００４】また、配線工事において、電気工事は、他
の建築工事の作業工程に左右されないように、天井内の
配線工事を先行させて行うのが望ましいが、天井面が施
工されるまでの過程では、それぞれの作業工程がまちま
ちなので、電気工事が遅れがちになっていた。
の建築工事の作業工程に左右されないように、天井内の
配線工事を先行させて行うのが望ましいが、天井面が施
工されるまでの過程では、それぞれの作業工程がまちま
ちなので、電気工事が遅れがちになっていた。
【０００５】更に、これらの配線用ボックスを装着する
作業には、脚立や足場の組立作業が必要になっている。
この結果、これら脚立や足場の組立作業や高所での取付
作業等が取付工事全体の工期を長びかせる原因になって
いた。
作業には、脚立や足場の組立作業が必要になっている。
この結果、これら脚立や足場の組立作業や高所での取付
作業等が取付工事全体の工期を長びかせる原因になって
いた。
【０００６】そこで本発明は、上述の課題を鑑みて創出
されたもので、配線用ボックスをコンクリート打設後の
デッキプレート下面に後付けすることが可能になり、し
かも、配線用ボックスの装着に、脚立の使用や足場の組
立作業、更には高所での取付作業までも一切不要とし、
床上からデッキプレート下面に配線用ボックスを確実に
取り付けることができる配線用ボックス取付工法及び配
線用ボックス取付具の提供を目的とする。
されたもので、配線用ボックスをコンクリート打設後の
デッキプレート下面に後付けすることが可能になり、し
かも、配線用ボックスの装着に、脚立の使用や足場の組
立作業、更には高所での取付作業までも一切不要とし、
床上からデッキプレート下面に配線用ボックスを確実に
取り付けることができる配線用ボックス取付工法及び配
線用ボックス取付具の提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
本発明の第１の手段は、床上から上方のデッキプレート
Ｒ下面に届く長さを有し、電動回転工具ＰのビットＰ１
の先端に着脱自在に連結してビットＰ１の回転に連動回
転する延長アダプター２０を使用すると共に、配線用ボ
ックスＴの中央部に装着する取付具１と、この取付具１
のガイド穴２Ａから連結孔２Ｂに挿入して配線用ボック
スＴをネジ止めするタッピンネジＳと、取付具１のガイ
ド穴２Ａに挿入してタッピンネジＳを保持する連結用ビ
ット１０とを使用する配線用ボックス取付工法であっ
て、延長アダプター２０の先端に、連結用ビット１０を
連結し、電動回転工具ＰのビットＰ１の回転で、延長ア
ダプター２０と連結用ビット１０とを連動回転させ、取
付具１のガイド穴２Ａ内に保持したタッピンネジＳで、
配線用ボックスＴを床上からデッキプレートＲ下面に直
接固定することにある。
本発明の第１の手段は、床上から上方のデッキプレート
Ｒ下面に届く長さを有し、電動回転工具ＰのビットＰ１
の先端に着脱自在に連結してビットＰ１の回転に連動回
転する延長アダプター２０を使用すると共に、配線用ボ
ックスＴの中央部に装着する取付具１と、この取付具１
のガイド穴２Ａから連結孔２Ｂに挿入して配線用ボック
スＴをネジ止めするタッピンネジＳと、取付具１のガイ
ド穴２Ａに挿入してタッピンネジＳを保持する連結用ビ
ット１０とを使用する配線用ボックス取付工法であっ
て、延長アダプター２０の先端に、連結用ビット１０を
連結し、電動回転工具ＰのビットＰ１の回転で、延長ア
ダプター２０と連結用ビット１０とを連動回転させ、取
付具１のガイド穴２Ａ内に保持したタッピンネジＳで、
配線用ボックスＴを床上からデッキプレートＲ下面に直
接固定することにある。
【０００８】また、第２の手段は、配線用ボックスＴの
略中央部に開穿された取付孔Ｔ１の下面から上面に挿入
係止する取付具１を設け、この取付具１の下面から内部
に連結用ビット１０先端を挿入保持するガイド穴２Ａを
形成し、このガイド穴２Ａの上端から取付具本体１の上
面に貫通して配線用ボックスＴを止着せしめるタッピン
ネジＳの軸部Ｓ２を挿通する連結孔２Ｂを設ける。
略中央部に開穿された取付孔Ｔ１の下面から上面に挿入
係止する取付具１を設け、この取付具１の下面から内部
に連結用ビット１０先端を挿入保持するガイド穴２Ａを
形成し、このガイド穴２Ａの上端から取付具本体１の上
面に貫通して配線用ボックスＴを止着せしめるタッピン
ネジＳの軸部Ｓ２を挿通する連結孔２Ｂを設ける。
【０００９】更に、第３の手段の配線用ボックス取付具
は、配線用ボックスＴの上面に突出した取付具本体２に
着脱自在に装着してデッキプレートＲと配線用ボックス
Ｔとの間に介されて、配線用ボックスＴの固定力を高め
るスペーサー３を設ける。
は、配線用ボックスＴの上面に突出した取付具本体２に
着脱自在に装着してデッキプレートＲと配線用ボックス
Ｔとの間に介されて、配線用ボックスＴの固定力を高め
るスペーサー３を設ける。
【００１０】第４の手段の配線用ボックス取付具は、デ
ッキプレートＲと配線用ボックスＴとの間に介されて固
定力を高めるスペーサー３を、取付具本体２と一体に形
成したことを課題解消のための手段とする。
ッキプレートＲと配線用ボックスＴとの間に介されて固
定力を高めるスペーサー３を、取付具本体２と一体に形
成したことを課題解消のための手段とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施例を詳細に説明する。
実施例を詳細に説明する。
【００１２】本発明配線用ボックス取付工法は、延長ア
ダプター２０と連結用ビット１０と取付具１とを使用す
る工法である（図１参照）。
ダプター２０と連結用ビット１０と取付具１とを使用す
る工法である（図１参照）。
【００１３】すなわち、延長アダプター２０は、床上に
立つ作業員から上方のデッキプレートＲ下面に届く長さ
を有する長尺の筒体状を成している。この延長アダプタ
ー２０は、電動回転工具ＰのビットＰ１に連動する延長
筒体２１と、延長筒体２１に回転自在に外嵌する支持筒
体２２とからなる。そして、延長筒体２１の基端部にビ
ットＰ１が嵌合する連結用の連結口２１Ａを設け、延長
筒体２１の先端部に、後述する取付具１のガイド穴２Ａ
に挿入する連結用ビット１０を固定する接続口２１Ｂを
設け、接続口２１Ｂに挿入した連結ビット１０を延長筒
体２１に側面からネジ止め固定する。図示例では、連結
用ビット１をネジ止め固定する蝶ナット２３を使用して
いる（図１参照）。延長アダプター２０を使用するに
は、支持筒体２２を持って延長アダプター２０を支え、
連結口２１ＡにビットＰ１を連結した電動回転工具Ｐを
操作するものである。
立つ作業員から上方のデッキプレートＲ下面に届く長さ
を有する長尺の筒体状を成している。この延長アダプタ
ー２０は、電動回転工具ＰのビットＰ１に連動する延長
筒体２１と、延長筒体２１に回転自在に外嵌する支持筒
体２２とからなる。そして、延長筒体２１の基端部にビ
ットＰ１が嵌合する連結用の連結口２１Ａを設け、延長
筒体２１の先端部に、後述する取付具１のガイド穴２Ａ
に挿入する連結用ビット１０を固定する接続口２１Ｂを
設け、接続口２１Ｂに挿入した連結ビット１０を延長筒
体２１に側面からネジ止め固定する。図示例では、連結
用ビット１をネジ止め固定する蝶ナット２３を使用して
いる（図１参照）。延長アダプター２０を使用するに
は、支持筒体２２を持って延長アダプター２０を支え、
連結口２１ＡにビットＰ１を連結した電動回転工具Ｐを
操作するものである。
【００１４】一方、連結用ビット１０の先端は、取付具
１のガイド穴２Ａに挿入するもので、このガイド穴２Ａ
に、予め挿入したタッピンネジＳの頭部Ｓ１の溝に嵌合
し、ガイド穴２Ａ内部でタッピンネジＳを保持する。そ
して、連結用ビット１０を回転することで、デッキプレ
ートＲにタッピンネジＳをねじ込むことができる状態に
なっている（図３参照）。
１のガイド穴２Ａに挿入するもので、このガイド穴２Ａ
に、予め挿入したタッピンネジＳの頭部Ｓ１の溝に嵌合
し、ガイド穴２Ａ内部でタッピンネジＳを保持する。そ
して、連結用ビット１０を回転することで、デッキプレ
ートＲにタッピンネジＳをねじ込むことができる状態に
なっている（図３参照）。
【００１５】本発明取付工法は、このような延長アダプ
ター２０と連結用ビット１０と取付具１とを使用する工
法であり、延長アダプター２０の先端に、連結用ビット
１０を連結する。そして、電動回転工具ＰのビットＰ１
の回転で、延長アダプター２０と連結用ビット１０とを
連動回転させる。更に、取付具１のガイド穴２Ａに保持
したタッピンネジＳをデッキプレートＲの下面にネジ込
み固定する。このように、本発明取付工法は、脚立等を
使用せずに、作業員が床上からデッキプレートＲ下面に
配線用ボックスＴを直接固定する工法である（図１参
照）。
ター２０と連結用ビット１０と取付具１とを使用する工
法であり、延長アダプター２０の先端に、連結用ビット
１０を連結する。そして、電動回転工具ＰのビットＰ１
の回転で、延長アダプター２０と連結用ビット１０とを
連動回転させる。更に、取付具１のガイド穴２Ａに保持
したタッピンネジＳをデッキプレートＲの下面にネジ込
み固定する。このように、本発明取付工法は、脚立等を
使用せずに、作業員が床上からデッキプレートＲ下面に
配線用ボックスＴを直接固定する工法である（図１参
照）。
【００１６】次に、本発明工法に使用する取付具１は、
配線用ボックスＴの略中央部に開穿された取付孔Ｔ１の
下面から上面に挿入係止する取付具本体２と、配線用ボ
ックスＴの上面に突出してデッキプレートＲと配線用ボ
ックスＴとの間に介されて、配線用ボックスＴの固定力
を高めるスペーサー３とから成る。
配線用ボックスＴの略中央部に開穿された取付孔Ｔ１の
下面から上面に挿入係止する取付具本体２と、配線用ボ
ックスＴの上面に突出してデッキプレートＲと配線用ボ
ックスＴとの間に介されて、配線用ボックスＴの固定力
を高めるスペーサー３とから成る。
【００１７】取付具本体２は、この取付具本体２の下面
から内部に連結用ビット１０先端を挿入保持するガイド
穴２Ａを形成する。更に、このガイド穴２Ａの上端から
取付具本体１の上面に貫通する連結孔２Ｂを設けてい
る。そして、タッピンネジＳを、ガイド穴２Ａから連結
孔２Ｂに挿通し、タッピンネジＳの頭部Ｓ１をガイド穴
２Ａの上端部に係止すると共に、タッピンネジＳの軸部
Ｓ２を連結孔２Ｂに挿通する（図３参照）。このとき、
タッピンネジＳは、取付具本体２のガイド穴２Ａに挿入
した連結用ビット１０の先端でガイド穴２Ａ内部に保持
される。また、このガイド穴２Ａが連結用ビット１０の
先端に係合して取付具１及び配線用ボックスＴを安定さ
せている。
から内部に連結用ビット１０先端を挿入保持するガイド
穴２Ａを形成する。更に、このガイド穴２Ａの上端から
取付具本体１の上面に貫通する連結孔２Ｂを設けてい
る。そして、タッピンネジＳを、ガイド穴２Ａから連結
孔２Ｂに挿通し、タッピンネジＳの頭部Ｓ１をガイド穴
２Ａの上端部に係止すると共に、タッピンネジＳの軸部
Ｓ２を連結孔２Ｂに挿通する（図３参照）。このとき、
タッピンネジＳは、取付具本体２のガイド穴２Ａに挿入
した連結用ビット１０の先端でガイド穴２Ａ内部に保持
される。また、このガイド穴２Ａが連結用ビット１０の
先端に係合して取付具１及び配線用ボックスＴを安定さ
せている。
【００１８】スペーサー３は、デッキプレートＲと配線
用ボックスＴとの間に介されて固定力を高めるもので、
取付具本体２に着脱自在に装着するタイプ（図１乃至図
７参照）と、取付具本体２と一体に形成するタイプがあ
る（図８乃至図１０参照）。
用ボックスＴとの間に介されて固定力を高めるもので、
取付具本体２に着脱自在に装着するタイプ（図１乃至図
７参照）と、取付具本体２と一体に形成するタイプがあ
る（図８乃至図１０参照）。
【００１９】図２及び図３に示すスペーサー３は、配線
用ボックスＴの上面に突出した取付具本体２に嵌合する
構成で、取付具本体２の上部周囲に係止凸部２Ｃを適数
個突設し、この係止凸部２Ｃに係合する係合突起３Ａを
スペーサー３の内周面に周設したものである。このよう
なスペーサー３を着脱自在に装着するタイプでは、この
他、取付具本体２に雄ねじ状の係止凸部２Ｃを設け、ス
ペーサー３に雌ねじ状の係合凹部３Ｂを設けたもの（図
４参照）、また、取付具本体２に溝状の係合凹部２Ｄを
設け、スペーサー３に爪形状の係合突起３Ａを設けたも
の（図５参照）、更に、取付具本体２に雌ねじ状の係合
凹部２Ｄを設け、スペーサー３に雄ねじ状の係合突起３
Ａを設けたもの（図６参照）などでもよい。尚、図６で
は、スペーサー３側に、ガイド穴２Ａと連結孔２Ｂに代
わるガイド穴３Ｄと連結孔３Ｅを設けている。
用ボックスＴの上面に突出した取付具本体２に嵌合する
構成で、取付具本体２の上部周囲に係止凸部２Ｃを適数
個突設し、この係止凸部２Ｃに係合する係合突起３Ａを
スペーサー３の内周面に周設したものである。このよう
なスペーサー３を着脱自在に装着するタイプでは、この
他、取付具本体２に雄ねじ状の係止凸部２Ｃを設け、ス
ペーサー３に雌ねじ状の係合凹部３Ｂを設けたもの（図
４参照）、また、取付具本体２に溝状の係合凹部２Ｄを
設け、スペーサー３に爪形状の係合突起３Ａを設けたも
の（図５参照）、更に、取付具本体２に雌ねじ状の係合
凹部２Ｄを設け、スペーサー３に雄ねじ状の係合突起３
Ａを設けたもの（図６参照）などでもよい。尚、図６で
は、スペーサー３側に、ガイド穴２Ａと連結孔２Ｂに代
わるガイド穴３Ｄと連結孔３Ｅを設けている。
【００２０】図７に示すスペーサー３は、取付具本体２
の上端部にゴム製のスペーサー３を接着して、取付具本
体２とスペーサー３と一体に形成したものである（同図
（イ）参照）。この場合、タッピンネジＳをデッキプレ
ートＲに締め付けて行くと、ゴムの弾性によってスペー
サー３が横に広がり、安定した状態で配線用ボックスＴ
を固定することができ、耐震性にも優れている（同図
（ハ）参照）。
の上端部にゴム製のスペーサー３を接着して、取付具本
体２とスペーサー３と一体に形成したものである（同図
（イ）参照）。この場合、タッピンネジＳをデッキプレ
ートＲに締め付けて行くと、ゴムの弾性によってスペー
サー３が横に広がり、安定した状態で配線用ボックスＴ
を固定することができ、耐震性にも優れている（同図
（ハ）参照）。
【００２１】取付具１を一体に形成するタイプには、こ
の他、合成樹脂材を使用して取付具本体２とスペーサー
３とを一体成型にて形成することもできる。すなわち、
図８に示す取付具１は、取付具本体２の上端に係止フッ
ク２Ｅとスペーサー３とを一体成型したものである。ま
た、図９に示す取付具１は、取付具本体２から延長した
スペーサー３の上端に、揺動自在な係止フック３Ｃ一体
成型している。更に、図１０に示すスペーサー３は、折
り畳み自在な枠体状のスペーサー３を設けている（同図
（イ）参照）。このスペーサー３は、タッピンネジＳを
デッキプレートＲに締め付けて行くと、折り畳まれて横
に広がり、安定した状態で配線用ボックスＴを固定する
ことができる（同図（ハ）参照）。
の他、合成樹脂材を使用して取付具本体２とスペーサー
３とを一体成型にて形成することもできる。すなわち、
図８に示す取付具１は、取付具本体２の上端に係止フッ
ク２Ｅとスペーサー３とを一体成型したものである。ま
た、図９に示す取付具１は、取付具本体２から延長した
スペーサー３の上端に、揺動自在な係止フック３Ｃ一体
成型している。更に、図１０に示すスペーサー３は、折
り畳み自在な枠体状のスペーサー３を設けている（同図
（イ）参照）。このスペーサー３は、タッピンネジＳを
デッキプレートＲに締め付けて行くと、折り畳まれて横
に広がり、安定した状態で配線用ボックスＴを固定する
ことができる（同図（ハ）参照）。
【００２２】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したことによ
り、当初の目的を達成する。すなわち、請求項１によ
り、配線用ボックスをデッキプレート下面に後付けする
際に、脚立の使用や足場の組立作業、更には高所での取
付作業までも一切不要とし、床上から配線用ボックスを
確実に取り付けることができるようになった。この結
果、取付工事全体の工期を長びかせる原因を解消するこ
とができた。
り、当初の目的を達成する。すなわち、請求項１によ
り、配線用ボックスをデッキプレート下面に後付けする
際に、脚立の使用や足場の組立作業、更には高所での取
付作業までも一切不要とし、床上から配線用ボックスを
確実に取り付けることができるようになった。この結
果、取付工事全体の工期を長びかせる原因を解消するこ
とができた。
【００２３】また、請求項２乃至４により、配線用ボッ
クスＴにタッピンネジＳと連結用ビット１０とを安定し
た状態で装着保持することができる。
クスＴにタッピンネジＳと連結用ビット１０とを安定し
た状態で装着保持することができる。
【００２４】請求項３の取付具１は、取付具本体２とス
ペーサー３とを着脱自在に装着するから、取付孔Ｔ１の
複数のサイズに適応可能となる。しかも、この取付具本
体２とスペーサー３とを介して配線用ボックスＴを取り
付けるから、デッキプレートＲと配線用ボックスＴと
を、絶縁した状態で連結できる利点もある。
ペーサー３とを着脱自在に装着するから、取付孔Ｔ１の
複数のサイズに適応可能となる。しかも、この取付具本
体２とスペーサー３とを介して配線用ボックスＴを取り
付けるから、デッキプレートＲと配線用ボックスＴと
を、絶縁した状態で連結できる利点もある。
【００２５】更に、請求項４の取付具１は、所定の取付
孔Ｔ１に確実に装着できる利点がある。
孔Ｔ１に確実に装着できる利点がある。
【００２６】このように本発明によると、配線用ボック
スをデッキプレート下面に後付けする際に、脚立の使用
や足場の組立作業、更には高所での取付作業までも一切
不要とし、床上から配線用ボックスを確実に取り付ける
ことができるなどといった産業上有益な種々の効果を奏
する。
スをデッキプレート下面に後付けする際に、脚立の使用
や足場の組立作業、更には高所での取付作業までも一切
不要とし、床上から配線用ボックスを確実に取り付ける
ことができるなどといった産業上有益な種々の効果を奏
する。
【図１】本発明工法を示す正面図。
【図２】本発明取付具の装着状態を示す分解斜視図。
【図３】本発明取付工法の取付状態を示す要部断面図。
【図４】本発明取付具の他の実施例を示す分解斜視図。
【図５】本発明取付具の他の実施例を示す分解斜視図。
【図６】本発明の他の実施例を示すもので、（イ）は分
解斜視図、（ロ）は装着状態を示す断面図。
解斜視図、（ロ）は装着状態を示す断面図。
【図７】本発明の他の実施例を示すもので、（イ）は斜
視図、（ロ）は装着状態を示す断面図、（ハ）は取付状
態を示す断面図。
視図、（ロ）は装着状態を示す断面図、（ハ）は取付状
態を示す断面図。
【図８】本発明の他の実施例を示すもので、（イ）は斜
視図、（ロ）は取付状態を示す断面図。
視図、（ロ）は取付状態を示す断面図。
【図９】本発明の他の実施例を示すもので、（イ）は斜
視図、（ロ）は断面図、（ハ）は取付状態を示す断面
図。
視図、（ロ）は断面図、（ハ）は取付状態を示す断面
図。
【図１０】本発明の他の実施例を示すもので、（イ）は
斜視図、（ロ）は装着状態を示す断面図、（ハ）は取付
状態を示す断面図。
斜視図、（ロ）は装着状態を示す断面図、（ハ）は取付
状態を示す断面図。
Ｐ 電動回転工具 Ｐ１ ビット Ｑ ケーブル Ｒ デッキプレート Ｓ タッピンネジ Ｓ１ 頭部 Ｓ２ 軸部 Ｔ 配線用ボックス Ｔ１ 取付孔 １ 取付具 ２ 取付具本体 ２Ａ ガイド穴 ２Ｂ 連結孔 ２Ｃ 係止凸部 ２Ｄ 係合凹部 ２Ｅ 係止フック ３ スペーサー ３Ａ 係合突起 ３Ｂ 係合凹部 ３Ｃ 係止フック ３Ｄ ガイド穴 ３Ｅ 連結孔 １０ 連結用ビット ２０ 延長アダプター ２１ 延長筒体 ２１Ａ 連結口 ２１Ｂ 接続口 ２２ 支持筒体 ２３ 蝶ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平９−275614（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−98722（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−275615（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−23534（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−44566（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−54407（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭51−102796（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−12896（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H02G 3/10 F16L 3/24
Claims (4)
- 【請求項１】 床上から上方のデッキプレート下面に届
く長さを有し、電動回転工具のビットの先端に着脱自在
に連結してビットの回転に連動回転する延長アダプター
を使用すると共に、配線用ボックスの中央部に装着する
取付具と、この取付具のガイド穴から連結孔に挿入して
配線用ボックスをネジ止めするタッピンネジと、取付具
のガイド穴に挿入してタッピンネジを保持する連結用ビ
ットとを使用する配線用ボックス取付工法であって、延
長アダプターの先端に、連結用ビットを連結し、電動回
転工具のビットの回転で、延長アダプターと連結用ビッ
トとを連動回転させ、取付具のガイド穴内に保持したタ
ッピンネジで、配線用ボックスを床上からデッキプレー
ト下面に直接固定することを特徴とする配線用ボックス
取付工法。 - 【請求項２】 配線用ボックスの略中央部に開穿された
取付孔の下面から上面に挿入係止する取付具であって、
この取付具の下面から内部に連結用ビットの先端を挿入
保持するガイド穴を形成し、このガイド穴の上端から取
付具本体の上面に貫通して配線用ボックスを止着せしめ
るタッピンネジの軸部を挿通する連結孔を設けたことを
特徴とする配線用ボックス取付具。 - 【請求項３】 前記配線用ボックス取付具は、配線用ボ
ックスの上面に突出した取付具本体に着脱自在に装着
し、デッキプレートと配線用ボックスとの間に介されて
配線用ボックスの固定力を高めるスペーサーを設けた請
求項２記載の配線用ボックス取付具。 - 【請求項４】 前記配線用ボックス取付具は、デッキプ
レートと配線用ボックスとの間に介されて固定力を高め
るスペーサーを、取付具本体と一体に形成した請求項２
記載の配線用ボックス取付具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9369558A JP2961411B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 配線用ボックス取付工法及び配線用ボックス取付具 |
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| JP9369558A JP2961411B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 配線用ボックス取付工法及び配線用ボックス取付具 |
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| JPH11205951A JPH11205951A (ja) | 1999-07-30 |
| JP2961411B2 true JP2961411B2 (ja) | 1999-10-12 |
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1997
- 1997-12-26 JP JP9369558A patent/JP2961411B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH11205951A (ja) | 1999-07-30 |
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