JPH02728A - 芳香族ジカルボン酸の製法 - Google Patents

芳香族ジカルボン酸の製法

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JPH02728A
JPH02728A JP32224188A JP32224188A JPH02728A JP H02728 A JPH02728 A JP H02728A JP 32224188 A JP32224188 A JP 32224188A JP 32224188 A JP32224188 A JP 32224188A JP H02728 A JPH02728 A JP H02728A
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JP
Japan
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dicarboxylic acid
aromatic dicarboxylic
oxygen
catalyst
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JP32224188A
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English (en)
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Peter Neumann
ペーター・ノイマン
Ulrich Eichenauer
ウルリツヒ・アイヘンアウエル
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C319/00Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides
    • C07C319/14Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of sulfides
    • C07C319/20Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of sulfides by reactions not involving the formation of sulfide groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/16Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation
    • C07C51/21Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen
    • C07C51/255Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen of compounds containing six-membered aromatic rings without ring-splitting
    • C07C51/265Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen of compounds containing six-membered aromatic rings without ring-splitting having alkyl side chains which are oxidised to carboxyl groups

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、対応するジアシル化合物を触媒及び溶剤の存
在下に酸素を用いて酸化することによる、芳香族ジカル
ボン酸の新規な製法に関する。
4.4’−ジアセチルジフェニルからハロホルム反応に
よりジフェニル−4,4′−ジカルボン酸を製造するこ
とは公知であり、例えばUkr、Khim。
Zh、30巻938頁1964年に記載されている。こ
の場合の問題は、副生物としてクロロホルムが生成する
こと、ならびに廃水中の多量の無機塩が得られることで
ある。
したがって本発明の課題は、フリーデルークラフツーア
シル化により良好に入手しうる4、4′−ジアシル誘導
体を、前記の問題を避けながら対応するジカルボン酸に
変えることのできる方法を開発することであった。
本発明者らは、−数式 (式中R1及びR2は同一でも異なってもよく互いに無
関係に、それぞれ置換されていてもよいC,%C4−ア
ルキル基を意味し、又は後記の意味を有する)で表わさ
れるジアシル化合物を、触媒及び溶剤の存在下に20〜
250℃の温度において酸素を用いて酸化するとき、−
数式(式中又は化学結合、酸素原子又は硫黄原子を意味
する)で表わされる芳香族ジカルボン酸が有利に得られ
ることを見出した。
欧州時開216279号明細書によれば、5−クロルチ
オフェン−2−カルボン酸及び3−クロルチオフェン−
2−カルボン酸は、対応する2−アセチル化合物を触媒
としての酢酸マンガン又は酢酸コバルトの存在下に酢酸
中で酸素を用いて酸化することにより製造されることが
知られている。
この場合本発明の方法の条件下で芳香族核の予期された
酸化が起こらず、したがってこれによる副生物が生成し
ないことは意外であった。
R1及びR2は、例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、イソブチル基、ブチル基又はイソブチル基である。
基R1及び/又はR2が置換されている場合には、その
置換基としては、例えば次のものがあげられる。ハロゲ
ン原子特に塩素原子、C1〜C2−アルコキシ基例えば
メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基又はブトキシ基
、あるいは01〜C2−アルカノイルオキシ基例えばホ
ルミルオキシ基、アセチルオキシ基、グロビオニルオキ
シ基又はブチリルオキシ基。
このように置換された基R1及びR2は、特にクロルメ
チル基、メトキシメチル基、エトキシメチル基、ホルミ
ルオキシメチル基、アセチルオキシメチル基又はプロピ
オニルオキシメチル基である。
R1及びR2が互いに無関係に、メチル基又はエチル基
を意味する式■のアシル化芳香族化合物を酸化すること
が好ましい。
溶剤としては、本発明方法の条件下で不活性なすべての
有機溶剤が用いられ、その際C1〜C2−カルボン酸の
使用が好ましい。例えば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪
酸、バレリアン酸又はピバリン酸があげられる。溶剤と
してプロピオン酸を用いることが特に好ましい。
触媒としては、例えば金属塩が用いられ、特にバナジウ
ム、マンガン、鉄又はコバルトの塩があげられる。好適
なアニオンは、例えば燐酸塩、硫酸塩、ハロゲン化物例
えば弗化物又は臭化物、あるいはカルボン酸塩例えば蟻
酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩又は酪酸塩のアニオンで
ある。各金属の酸化段階が+2である前記の酢酸金属塩
のアニオンが特に推奨される。
好ましい実施態様においては、前記の金属塩の混合物が
用いられ、特にコバルト塩及びマンガン塩が混合相手と
して好ましい。
用いられる触媒の量は広い範囲内で変更できる。触媒を
、化合物nの1モルに対し5・103〜5・10−1モ
ルの金属塩の量で用いることが特に好ましい。
反応温度は50〜250℃で、90°Cないし反応混合
物の沸点までの温度が好ましい。その際普通は1〜25
バールの圧力において操作するが、1バールの反応圧力
が好ましい。
酸化剤としては、本発明によれば酸素が用いられる。酸
素は純粋な形で、又は不活性ガス例えば窒素との混合物
として使用できる。空気を酸化剤として用いることが好
ましい。
連続的操作法でも非連続的操作法でも行いうる本発明方
法は、好ましくは次のように実施される。適当な反応器
例えばフランジ反応器中に、ジアシル化合物■、溶剤及
び触媒を装入し、攪拌しながら本発明による温度に加熱
し、その際同時に酸素又は空気を反応混合物に導通する
一般に2〜20時間の反応時間ののち、酸化は終了し、
反応混合物を冷却したのちこれを濾過し、濾過残査を水
洗して乾燥する。反応混合物をまず水に加え、次いで濾
過することも可能である。処理された濾過残査は、本質
的に芳香族ジカルボン酸Iから成る。
式■のジアシル化合物は既知であるか、又は自体既知の
方法により、例えばジフェニル又はジフェニルエーテル
をアシル化し、所望により後から変性することにより製
造できる(例えばヘーミツシエ・ベリヒナ120841
1頁1987年参照)。
前記のように新規方法は、意外にも前記のジカルボン酸
を良好な収率及び卓越した純度で製造することを可能に
し、その際溶剤は何回も使用できる。好ましくない副生
物が得られず、酸素又は空気を酸化剤として利用するの
で、この合成法は簡単に実施することができ、環境親和
性である。
本発明方法により得られる式Iの芳香族ジカルボン酸は
、例えば熱互変性液晶重合体を製造するための価値の高
い単量体である。
実施例1 強力攪拌器及び流れ妨害物を備えた内容1Jの二重壁フ
ランジ反応器中で、氷酢酸500 ml、4.4′−ジ
アセチルジフェニル47.6g、酢酸=1パルト(II
) 0.8.9及び酢酸マンガン(II)12.09を
還流加熱し、底部の弁を通して空気を導入する。
18時間ののち冷却し、吸引濾過し、水洗して乾燥する
。対応するジカルボン酸が43.1 p (89%)得
られ、純度は98%以上である(HPLC)。
同様にして、次表に示すジカルボン酸が得られる。出発
化合物とじ【用いたジアシル化合物もそれぞれ表中に示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中R^1及びR^2は同一でも異なつてもよく互い
    に無関係に、それぞれ置換されていてもよいC_1〜C
    _4−アルキル基を意味し、Xは後記の意味を有する)
    で表わされるジアシル化合物を、触媒及び溶剤の存在下
    に20〜250℃の温度において酸素を用いて酸化する
    ことを特徴とする、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中Xは化学結合、酸素原子又は硫黄原子を意味する
    )で表わされる芳香族ジカルボン酸の製法。 2、酸化を、触媒としてのバナジウム、マンガン、鉄又
    はコバルトの塩の存在下に行うことを特徴とする、第1
    請求項に記載の方法。 3、酸化を、溶剤としてのC_1〜C_5−カルボン酸
    の存在下に行うことを特徴とする、第1請求項に記載の
    方法。
JP32224188A 1987-12-22 1988-12-22 芳香族ジカルボン酸の製法 Pending JPH02728A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3743518.3 1987-12-22
DE19873743518 DE3743518A1 (de) 1987-12-22 1987-12-22 Verfahren zur herstellung von aromatischen dicarbonsaeuren

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JP32224188A Pending JPH02728A (ja) 1987-12-22 1988-12-22 芳香族ジカルボン酸の製法

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EP0328766A1 (de) 1989-08-23

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