JPS61109786A - フラボンカルボン酸エステル類の製法 - Google Patents

フラボンカルボン酸エステル類の製法

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JPS61109786A
JPS61109786A JP59231282A JP23128284A JPS61109786A JP S61109786 A JPS61109786 A JP S61109786A JP 59231282 A JP59231282 A JP 59231282A JP 23128284 A JP23128284 A JP 23128284A JP S61109786 A JPS61109786 A JP S61109786A
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flavonecarboxylic
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Noriyuki Hirowatari
広渡 紀之
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フラボンカルボン酸エステル類の製法に関し
、さらに詳しくはオルドグタン酸エステルを触媒として
エステル交換によりフラボンカルボン酸エステル類を製
造する方法に関する。
〔従来の技術・発明が解決しようとする問題点〕
3−メグルー7ラボンー8−カルボン酸の塩基性エステ
ル、例えばβ−ピペリジノエチル、β−モルホリノエチ
ル、β−ジエチルアミノエチル、β−ジ−n−プロピル
アミノエチルあるいはβ−ジ−イソプロピルアミノエチ
ルなどは、医薬として公知である。
また、6−メチル−フラボン−8−カルボン酸の塩基性
エステルの製造には、5−メチル−7ラボンー8−カル
ボン酸またはその低級アルキルエステルと、アミノアル
コール等とのエステル化反応、あるいはエステル交換反
応を利用することも公知である。
例えば特公昭51−498!1号公報の実施例9には、
5−メチル−フラボン−8−カルボン酸のβ−ピペリジ
ノエチルエステルを製造する方法として、エチルエステ
ルをピペリジノエタノールでエステル交換する方法が開
示されており、触媒としてナトリウム金属をピペリジノ
−エタノールに溶解させテ用いられている。しかしナト
リウムピペリジノ−エタノラートを触媒とする場合は、
原料の転化率およびピペリジノエチルエステルの収率が
いずれも低い。
〔発明の概要〕
本発明は、5−メチル−フラボン−8−カルボン酸等の
フラボンカ′ルボン酸のエステル類を高い原料転化率で
かつ高い収率で製造する方法を提供するものであり、触
媒としてオルトチタン酸エステルを用い、エステル交換
により、フラボンカルボン酸エステル類を製造する方法
に関する。
すなわち、本発明は、一般式(1〕 ^ (式中、Rはアルキル基、アラルキル基またはアリール
基を示し、R2およびR3はそれぞれ水素、アルキル基
またはハロゲンを示し、R4は水素、アルキル基または
アリール基を示す。]で表わされるフラボンカルボン酸
エステル類と、−4式%式%(1) (式中、R5は上記Rとは異なるアルキル基、アラルキ
ル基、モノヒドロキシアルキル基またはアミノアルキル
基を示す。)で表わされるアルコール類とを反応させて
一般式〔1 (式中、R2,R3、R4およびR5は上記と同じ]で
表わされるフラボンカルボン酸エステル類を製造する方
法において、触媒としてオルトチタン酸エステルを用い
ることを特徴とするフラボンカルボン酸エステル類の製
法に関する。
〔原料の7ラボン力ルボン酸エステル類〕本発明におい
て使用される前記一般式CDで示される7ラボンカルボ
ン酸エステル類としては、−4式CI〕中11がメチル
、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、
イソブチルなどのアルキル基、とくに好ましくは炭素数
5以下のアルキル基、ベンジル、フェネチルなどのアラ
ルキル基。
またはフェニル、トリル、キシリルなどアリール基であ
り、R2およびR5はそれぞれ、水素、メチル、エチル
、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、インブチ
ルなどのアルキル基、とくに好ましくは炭素数5以下の
アルキル基または塩素、臭素、ヨウ素、フッ素などのハ
ロゲンであり、R2は5−位、6−位または7−位に位
置し、ざらにR4は、メチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、イソブチルなどのアルキル
基、とくに好ましくは炭素数5以下のアルキル基、また
はフェニル、トリル、キシリルなどのアリール基で示さ
れる化合物である。このような化合物として、さらに具
体的には、3−メチル−フラボン−8−カルボン酸のメ
チルエステル、エチルエステル等ヤ3−エチル−フラボ
ン−8−カルボン酸のメチルエステル、エチルエステル
等を挙げることができる。
〔原料のアルコール類〕
また本発明において使用される前記一般式〔1〕で示さ
れるアルコール類としては、一般式中R5が前記一般式
(1〕におけるR1と異なるアルキル基、アラルキル基
、モノヒドロキシアルキル基ま1i7ミノアルキル基で
ある化合物である。R5のアルキル基には、メチル、エ
チル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソ
ブチルなどのアルキル基、ベンジル、フェネチルなどの
アラルキル基、β−ヒドロキシ−エチル、γ−ヒドロキ
シーn−プロピルなどのモノヒドロキシアルキル基など
が例示され、アミノアルキル基には、β−ピペリジノエ
チル、β−モノホリノエチル、β−ジメチルアミノエチ
ル、β−ジエチルアミノエチル、β−ジ−イソプロピル
アミノエチル、ジメチルアミンプロピル、ジエチルアミ
ノプロピルなどが列示すれる。
〔オルトチタン酸エステル〕
本発明で使用される触媒は、列えば一般式%式%) (式中R6は炭化水素基である。)で表わされるオルソ
チタン酸エステルから選ばれる少なくとも一種類以上の
化合物である。R6の炭化水素基には、列えばメチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ
ソブチルなどのアルキル基、例工ばベンジル、フェネチ
ルなどのアラルキル基、Nlfフェニル、トリル、キシ
リルなどのアリール基などが例示される。さらに具体的
には−例えばテトラエチルチタネート、子トライソプロ
ピルチタネート、テトラプロピルチタネート、テトラブ
チルチタネートなどを挙げることができる。
〔製造法〕
オルトチタン酸エステルは通常、前記一般式〔I〕で示
される原料フラボンカルボン酸エステル類1モルに対し
て通常約0.00+ないし約1モルの範囲で使用され、
特に好ましくは約0.005ないし約0.5モルの範囲
で使用される。
本発明の反応は、通常反応に不活性な溶媒の存在下に実
施される。溶媒として具体的には、ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、ス
ルホラン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クメン、ク
ロロベンゼン、ジクロロベンゼンなどを挙げることがで
きる。
これらの溶媒は、前記一般式〔1〕で示される原料フラ
ボンカルボン酸エステル類1重蹴部に対して、通常約0
.1ないし約100重量部、好ましくは約1ないし約1
0重量部の割合で使用され、反応に際して必要に応じて
追加添加される。
本発明の反応における一般式%式%で示される原料フラ
ビンカルボン酸エステル類と一般式(■〕で示されるア
ルコール類の比率は、とくに限定されるものではないが
、中でもアルコール類を原料フラボンカルぎン酸エステ
ル類1モルに対シて約0.9ないし約10モル、好まし
くは約1ないし約2モルとすると、反応の効率が良い。
このため、上記の比率で原料を仕込む方法や、上記範囲
となるように随時原料を添加する方法を採用することが
できる。
本発明の反応は、通常反応温度約50ないし約200°
Cで約1ないし約24時間、好ましくは約6ないし約1
2時間程度行われる。
反応が進行するにつれ、エステル交換によす生成するア
ルコール類またはフェノール類は、反応系から随時除去
することが望ましく一加熱還流下下に留去しながら反応
を行うか、あるいは反応に不活性な気体、例えば、窒素
、アルゴンなどを反応系内へ吹き込み、留去しながら反
応を行うことが望ましい。
本発明の反応は、工業上の見地からエステル交換がほぼ
終了するまで行うことが望ましい。エステル交換反応が
実質的に終了するとは、エステル交換反応をさらに2時
間継続しても、分析の誤差範囲内において前記一般式0
〕で示される目的化合物の収率の変化がみられない状態
を示す。
本発明の反応は、回分式、連続式いずれでも行うことが
できる。また本発明の反応には、必ずしも特別な装置を
必要とせず、例えば攪拌装置、加熱装置、添加装置、留
出装置等を備えた反応容器によって、本発明を行うこと
ができる。
本発明の反応によって得られる前記一般式〔酌で示され
る目的化合物は、従来公知の方法、例えば蒸留、再結晶
等の方法により、分離、精製される。
〔発明の効果〕
本発mによれば3−メチル−フラボン−8−カルボン酸
のβ−ピペリジノエチルエステルをはじめとする7ラボ
ンカルボン酸エステル類を、高い原料転化率、高収率で
かつ高選択率で製造することができる。
〔実m例〕
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。
実施列1 攪拌器、冷却器および温度計を備え付けた200m1三
ツロフラスコに、3−メチルフラボン−8−カルボン酸
メチル14.72g(0,05モル)、β−ピペリジノ
エタノール7.75g(0,06モル)、テトライソプ
ロピルチタネート0.71g(0,0025モル)およ
びキシレン50mA?を入れ、冷却器に90℃の熱水を
通しキシレンを還流させながら9時間反応を行った。反
応混合物にキシレンおよび水酸化ナトリウム水溶液を加
えて攪拌し、不溶物を一過により除いた。r液を分液し
、油層を水洗、乾燥後濃縮スると、3−メチルフラボン
−8−カルボン酸β−ピペリジノエチルが19−44g
(°ガスクロ分析による純度99.2%ン得られた。
一方、アルカリ水層を塊酸で酸性にし、酢酸エチルで抽
出し、水洗乾燥後濃縮すると、5−メチル7ラボンー8
−カルボン酸が0.053g得られた。
メチルエステルの転化率は99.2%、β−ピペリジノ
エチルエステルの収率は98.5%、選択率は99.3
%、カルボン酸の収率は0.4%であった。
実施FR2〜5 実m1MIのテトライソプロピルチタネートの代りに表
1に記載した触媒を用いた以外は実施列1と同様に反応
を行ったところ、表1の結果が得実施列6〜9 実[11のβ−ピペリジノエタノールの代りに表2に記
載したアルコールを用いた以外は、実施列1と同様に反
応を行い1表2の結果を得た。
実施例10〜12 IHIJIの3−メチル−8−カルボン醒メチルの代り
に表5に記載したエステルを用いた以外は。
実施例1と同様に反応を行ったところ、表6の結果が得
られた。
実施例13 実施例1のキシレンの代りにジメチルホルムアミドを用
いた以外は、実施例1と同様に反応を行ったところ、転
化高は98.7%、収率は95.6%、選択高は96.
6%であった。
実、施 列 14 攪拌器、冷却器、温度計およびガス吹込み管を備え付け
たl00m47四ツロフラスコに、3−メチルフラボン
−8−カルボン酸メチル5.89g (0,02モル〕
、β−ピペリジノエタノール3.10g(0,024モ
ルウ、テトライソプロピルチタネート0.57g(0,
002モルンおよびジメチルホルムアミド40ml1を
入れ、乾燥要素ガスを+ l7m i nで吹き込みな
がら、100°Cで12時間反応を行った。実施例1と
同様に後処理したところ転化高は99.7%、取高は9
9.4%、遺沢高は99.7%であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 (式中、R^1はアルキル基、アラルキル基またはアリ
    ール基を示し、R^2およびR^3はそれぞれ水素、ア
    ルキル基またはハロゲンを示し、R^4は水素、アルキ
    ル基またはアリール基を示す。)で表わされるフラボン
    カルボン酸エステル類と、一般式〔II〕 R^5OH〔II〕 (式中、R^5は上記R^1とは異なるアルキル基、ア
    ラルキル基、モノヒドロキシアルキル基 またはアミノアルキル基を示す。)で表わされるアルコ
    ール類とを反応させて一般式〔III〕▲数式、化学式、
    表等があります▼〔III〕 (式中、R^2、R^3、R^4およびR^5は上記と
    同じ)で表わされるフラボンカルボン酸エステル類を製
    造する方法において、触媒としてオルトチタン酸エステ
    ルを用いることを特徴とするフラボンカルボン酸エステ
    ル類の製法。
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