JPH0212472B2 - - Google Patents
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- JPH0212472B2 JPH0212472B2 JP59231282A JP23128284A JPH0212472B2 JP H0212472 B2 JPH0212472 B2 JP H0212472B2 JP 59231282 A JP59231282 A JP 59231282A JP 23128284 A JP23128284 A JP 23128284A JP H0212472 B2 JPH0212472 B2 JP H0212472B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- group
- general formula
- ester
- alkyl group
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Pyrane Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、フラボンカルボン酸エステル類の製
法に関し、さらに詳しくはオルトチタン酸エステ
ルを触媒としてエステル交換によりフラボンカル
ボン酸エステル類を製造する方法に関する。 〔従来の技術・発明が解決しようとする問題点〕 3―メチルフラボン―8―カルボン酸の塩基性
エステル、例えばβ―ピペリジノエチル、β―モ
ルホリノエチル、β―ジエチルアミノエチル、β
―ジ―n―プロピルアミノエチルあるいはβ―ジ
―イソプロピルアミノエチルなどは、医薬として
公知である。 また、3―メチルフラボン―8―カルボン酸の
塩基性エステルの製造には、3―メチルフラボン
―8―カルボン酸またはその低級アルキルエステ
ルと、アミノアルコール等とのエステル化反応、
あるいはエステル交換反応を利用することも公知
である。 例えば特公昭51―4983号公報の実施例9には、
3―メチルフラボン―8―カルボン酸のβ―ピペ
リジノエチルエステルを製造する方法として、エ
チルエステルをピペリジノエタノールでエステル
交換する方法が開示されており、触媒としてナト
リウム金属をピペリジノエタノールに溶解させて
用いられている。しかしナトリウムピペリジノ―
エタノラートを触媒とする場合は、原料の転化率
およびピペリジノエチルエステルの収率がいずれ
も低い。 〔発明の概要〕 本発明は、3―メチルフラボン―8―カルボン
酸等のフラボンカルボン酸のエステル類を高い原
料転化率でかつ高い収率で製造する方法を提供す
るものであり、触媒としてオルトチタン酸エステ
ルを用い、エステル交換により、フラボンカルボ
ン酸エステル類を製造する方法に関する。 すなわち、本発明は、一般式〔〕 (式中、R1はアルキル基、アラルキル基また
はアリール基を示し、R2およびR3はそれぞれ水
素、アルキル基またはハロゲンを示し、R4は水
素、アルキル基またはアリール基を示す。)で表
わされるフラボンカルボン酸エステル類と、一般
式〔〕 R5OH 〔〕 (式中、R5は上記R1とは異なるアルキル基、
アラルキル基、モノヒドロキシアルキル基または
アミノアルキル基を示す。)で表わされるアルコ
ール類とを反応させて一般式〔〕 (式中、R2,R3,R4およびR5は上記と同じ)
で表わされるフラボンカルボン酸エステル類を製
造する方法において、触媒としてオルトチタン酸
エステルを用いることを特徴とするフラボンカル
ボン酸エステル類の製法に関する。 〔原料のフラボンカルボン酸エステル類〕 本発明において使用される前記一般式〔〕で
示されるフラボンカルボン酸エステル類として
は、一般式〔〕中R1がメチル、エチル、n―
プロピル、イソプロピル、n―ブチル、イソブチ
ルなどのアルキル基、とくに好ましくは炭素数5
以下のアルキル基、ベンジル、フエネチルなどの
アラルキル基、またはフエニル、トリル、キシリ
ルなどアリール基であり、R2およびR2はそれれ、
水素、メチル、エチル、n―プロピル、イソプロ
ピル、n―ブチル、イソブチルなどのアルキル
基、とくに好ましくは炭素数5以下のアルキル基
または塩素、臭素、ヨウ素、フツ素などのハロゲ
ンであり、R2は5―位、6―位または7―位に
位置し、さらにR4は、メチル、エチル、n―プ
ロピル、イソプロピル、n―ブチル、イソブチル
などのアルキル基、とくに好ましくは炭素数5以
下のアルキル基、またはフエニル、トリル、キシ
リルなどのアリール基で示される化合物である。
このような化合物として、さらに具体的には、3
―メチル―フラボン―8―カルボン酸のメチルエ
ステル、エチルエステル等や3―エチルフラボン
―8―カルボン酸のメチルエステル、エチルエス
テル等を挙げることができる。 〔原料のアルコール類〕 また本発明において使用される前記一般式
〔〕で示されるアルコール類としては、一般式
中R5が前記一般式〔〕におけるR1と異なるア
ルキル基、アラルキル基、モノヒドロキシアルキ
ル基またはアミノアルキル基である化合物であ
る。R5のアルキル基には、メチル、エチル、n
―プロピル、イソプロピル、n―ブチル、イソブ
チルなどのアルキル基、ベンジル、フエネチルな
どのアラルキル基、β―ヒドロキシ―エチル、γ
―ヒドロキシ―n―プロピルなどのモノヒドロキ
シアルキル基などが例示され、アミノアルキル基
には、β―ピペリジノエチル、β―モノホリノエ
チル、β―ジメチルアミノエチル、β―ジエチル
アミノエチル、β―ジ―イソプロピルアミノエチ
ル、ジメチルアミノプロピル、ジエチルアミノプ
ロピルなどが例示される。 〔オルトチタン酸エステル〕 本発明で使用される触媒は、例えば一般式 Ti(OR6)4 (式中R6は炭化水素基である。)で表わされる
オルソチタン酸エステルから選ばれる少なくとも
一種類以上の化合物である。R6の炭化水素基に
は、例えばメチル、エチル、n―プロピル、イソ
プロピル、n―ブチル、イソブチルなどのアルキ
ル基、例えばベンジル、フエネチルなどのアラル
キル基、例えばフエニル、トリル、キシリルなど
のアリール基などが例示される。さらに具体的に
は、例えばテトラエチルチタネート、テトライソ
プロピルチタネート、テトラプロピルチタネー
ト、テトラブチルチタネートなどを挙げることが
できる。 〔製造法〕 オルトチタン酸エステルは通常、前記一般式
〔〕で示される原料フラボンカルボン酸エステ
ル類1モルに対して通常約0.001ないし約1モル
の範囲で使用され、特に好ましくは約0.005ない
し約0.5モルの範囲で使用される。 本発明の反応は、通常反応に不活性な溶媒の存
在下に実施される。溶媒として具体的には、ジメ
チルホルムアミド、N―メチルピロリドン、ジメ
チルスルホキシド、スルホラン、ベンゼン、トル
エン、キシレン、クメン、クロロベンゼン、ジク
ロロベンゼンなどを挙げることができる。 これらの溶媒は、前記一般式〔〕で示される
原料フラボンカルボン酸エステル類1重量部に対
して、通常約0.1ないし約100重量部、好ましくは
約1ないし約10重量部の割合で使用され、反応に
際して必要に応じて追加添加される。 本発明の反応における一般式〔〕で示される
原料フラボンカルボン酸エステル類と一般式
〔〕で示されるアルコール類の比率は、とくに
限定されるものではないが、中でもアルコール類
を原料フラボンカルボン酸エステル類1モルに対
して約0.9ないし約10モル、好ましくは約1ない
し約2モルとすると、反応の効率が良い。 このため、上記の比率で原料を仕込む方法や、
上記範囲となるように随時原料を添加する方法を
採用することができる。 本発明の反応は、通常反応温度約50ないし約
200℃で約1ないし約24時間、好ましくは約3な
いし約12時間程度行われる。 反応が進行するにつれ、エステル交換により生
成するアルコール類またはフエノール類は、反応
系から随時除去することが望ましく、加熱還流下
下に留去しながら反応を行うか、あるいは反応に
不活性な気体、例えば、窒素、アルゴンなどを反
応系内へ吹き込み、留去しながら反応を行うこと
が望ましい。 本発明の反応は、工業上の見地からエステル交
換がほぼ終了するまで行うことが望ましい。エス
テル交換反応が実質的に終了するとは、エステル
交換反応をさらに2時間継続しても、分析の誤差
範囲内において前記一般式〔〕で示される目的
化合物の収率の変化がみられない状態を示す。 本発明の反応は、回分式、連続式いずれでも行
うことができる。また本発明の反応には、必ずし
も特別な装置を必要とせず、例えば撹拌装置、加
熱装置、添加装置、留出装置等を備えた反応容器
によつて、本発明を行うことができる。 本発明の反応によつて得られる前記一般式
〔〕で示される目的化合物は、従来公知の方法、
例えば蒸留、再結晶等の方法により、分離、精製
される。 〔発明の効果〕 本発明によれば3―メチル―フラボン―8―カ
ルボン酸のβ―ピペリジノエチルエステルをはじ
めとするフラボンカルボン酸エステル類を、高い
原料転化率、高収率でかつ高選択率で製造するこ
とができる。 〔実施例〕 次に、本発明を実施例によつて具体的に説明す
る。 実施例 1 撹拌器、冷却器および温度計を備え付けた200
ml三ツ口フラスコに、3―メチルフラボン―8―
カルボン酸メチル14.72g(0.05モル)、β―ピペ
リジノエタノール7.75g(0.06モル)、テトライ
ソプロピルチタネート0.71g(0.0025モル)およ
びキシレン50mlを入れ、冷却器に90℃の熱水を通
しキシレンを還流させながら9時間反応を行つ
た。反応混合物にキシレンおよび水酸化ナトリウ
ム水溶液を加えて撹拌し、不溶物を過により除
いた。液を分液し、油層を水洗、乾燥後濃縮す
ると、3―メチルフラボン―8―カルボン酸β―
ピペリジノエチルが19.44g(ガスクロ分析によ
る純度99.2%)得られた。 一方、アルカリ水層を塩酸で酸性にし、酢酸エ
チルで抽出し、水洗乾燥後濃縮すると、3―メチ
ルフラボン―8―カルボン酸が0.053g得られた。
メチルエステルの転化率は99.2%、β―ピペリジ
ノエチルエステルの収率は98.5%、選択率は99.3
%、カルボン酸の収率は0.4%であつた。 実施例 2〜5 実施例1のテトライソプロピルチタネートの代
りに表1に記載した触媒を用いた以外は実施例1
と同様に反応を行つたところ、表1の結果が得ら
れた。
法に関し、さらに詳しくはオルトチタン酸エステ
ルを触媒としてエステル交換によりフラボンカル
ボン酸エステル類を製造する方法に関する。 〔従来の技術・発明が解決しようとする問題点〕 3―メチルフラボン―8―カルボン酸の塩基性
エステル、例えばβ―ピペリジノエチル、β―モ
ルホリノエチル、β―ジエチルアミノエチル、β
―ジ―n―プロピルアミノエチルあるいはβ―ジ
―イソプロピルアミノエチルなどは、医薬として
公知である。 また、3―メチルフラボン―8―カルボン酸の
塩基性エステルの製造には、3―メチルフラボン
―8―カルボン酸またはその低級アルキルエステ
ルと、アミノアルコール等とのエステル化反応、
あるいはエステル交換反応を利用することも公知
である。 例えば特公昭51―4983号公報の実施例9には、
3―メチルフラボン―8―カルボン酸のβ―ピペ
リジノエチルエステルを製造する方法として、エ
チルエステルをピペリジノエタノールでエステル
交換する方法が開示されており、触媒としてナト
リウム金属をピペリジノエタノールに溶解させて
用いられている。しかしナトリウムピペリジノ―
エタノラートを触媒とする場合は、原料の転化率
およびピペリジノエチルエステルの収率がいずれ
も低い。 〔発明の概要〕 本発明は、3―メチルフラボン―8―カルボン
酸等のフラボンカルボン酸のエステル類を高い原
料転化率でかつ高い収率で製造する方法を提供す
るものであり、触媒としてオルトチタン酸エステ
ルを用い、エステル交換により、フラボンカルボ
ン酸エステル類を製造する方法に関する。 すなわち、本発明は、一般式〔〕 (式中、R1はアルキル基、アラルキル基また
はアリール基を示し、R2およびR3はそれぞれ水
素、アルキル基またはハロゲンを示し、R4は水
素、アルキル基またはアリール基を示す。)で表
わされるフラボンカルボン酸エステル類と、一般
式〔〕 R5OH 〔〕 (式中、R5は上記R1とは異なるアルキル基、
アラルキル基、モノヒドロキシアルキル基または
アミノアルキル基を示す。)で表わされるアルコ
ール類とを反応させて一般式〔〕 (式中、R2,R3,R4およびR5は上記と同じ)
で表わされるフラボンカルボン酸エステル類を製
造する方法において、触媒としてオルトチタン酸
エステルを用いることを特徴とするフラボンカル
ボン酸エステル類の製法に関する。 〔原料のフラボンカルボン酸エステル類〕 本発明において使用される前記一般式〔〕で
示されるフラボンカルボン酸エステル類として
は、一般式〔〕中R1がメチル、エチル、n―
プロピル、イソプロピル、n―ブチル、イソブチ
ルなどのアルキル基、とくに好ましくは炭素数5
以下のアルキル基、ベンジル、フエネチルなどの
アラルキル基、またはフエニル、トリル、キシリ
ルなどアリール基であり、R2およびR2はそれれ、
水素、メチル、エチル、n―プロピル、イソプロ
ピル、n―ブチル、イソブチルなどのアルキル
基、とくに好ましくは炭素数5以下のアルキル基
または塩素、臭素、ヨウ素、フツ素などのハロゲ
ンであり、R2は5―位、6―位または7―位に
位置し、さらにR4は、メチル、エチル、n―プ
ロピル、イソプロピル、n―ブチル、イソブチル
などのアルキル基、とくに好ましくは炭素数5以
下のアルキル基、またはフエニル、トリル、キシ
リルなどのアリール基で示される化合物である。
このような化合物として、さらに具体的には、3
―メチル―フラボン―8―カルボン酸のメチルエ
ステル、エチルエステル等や3―エチルフラボン
―8―カルボン酸のメチルエステル、エチルエス
テル等を挙げることができる。 〔原料のアルコール類〕 また本発明において使用される前記一般式
〔〕で示されるアルコール類としては、一般式
中R5が前記一般式〔〕におけるR1と異なるア
ルキル基、アラルキル基、モノヒドロキシアルキ
ル基またはアミノアルキル基である化合物であ
る。R5のアルキル基には、メチル、エチル、n
―プロピル、イソプロピル、n―ブチル、イソブ
チルなどのアルキル基、ベンジル、フエネチルな
どのアラルキル基、β―ヒドロキシ―エチル、γ
―ヒドロキシ―n―プロピルなどのモノヒドロキ
シアルキル基などが例示され、アミノアルキル基
には、β―ピペリジノエチル、β―モノホリノエ
チル、β―ジメチルアミノエチル、β―ジエチル
アミノエチル、β―ジ―イソプロピルアミノエチ
ル、ジメチルアミノプロピル、ジエチルアミノプ
ロピルなどが例示される。 〔オルトチタン酸エステル〕 本発明で使用される触媒は、例えば一般式 Ti(OR6)4 (式中R6は炭化水素基である。)で表わされる
オルソチタン酸エステルから選ばれる少なくとも
一種類以上の化合物である。R6の炭化水素基に
は、例えばメチル、エチル、n―プロピル、イソ
プロピル、n―ブチル、イソブチルなどのアルキ
ル基、例えばベンジル、フエネチルなどのアラル
キル基、例えばフエニル、トリル、キシリルなど
のアリール基などが例示される。さらに具体的に
は、例えばテトラエチルチタネート、テトライソ
プロピルチタネート、テトラプロピルチタネー
ト、テトラブチルチタネートなどを挙げることが
できる。 〔製造法〕 オルトチタン酸エステルは通常、前記一般式
〔〕で示される原料フラボンカルボン酸エステ
ル類1モルに対して通常約0.001ないし約1モル
の範囲で使用され、特に好ましくは約0.005ない
し約0.5モルの範囲で使用される。 本発明の反応は、通常反応に不活性な溶媒の存
在下に実施される。溶媒として具体的には、ジメ
チルホルムアミド、N―メチルピロリドン、ジメ
チルスルホキシド、スルホラン、ベンゼン、トル
エン、キシレン、クメン、クロロベンゼン、ジク
ロロベンゼンなどを挙げることができる。 これらの溶媒は、前記一般式〔〕で示される
原料フラボンカルボン酸エステル類1重量部に対
して、通常約0.1ないし約100重量部、好ましくは
約1ないし約10重量部の割合で使用され、反応に
際して必要に応じて追加添加される。 本発明の反応における一般式〔〕で示される
原料フラボンカルボン酸エステル類と一般式
〔〕で示されるアルコール類の比率は、とくに
限定されるものではないが、中でもアルコール類
を原料フラボンカルボン酸エステル類1モルに対
して約0.9ないし約10モル、好ましくは約1ない
し約2モルとすると、反応の効率が良い。 このため、上記の比率で原料を仕込む方法や、
上記範囲となるように随時原料を添加する方法を
採用することができる。 本発明の反応は、通常反応温度約50ないし約
200℃で約1ないし約24時間、好ましくは約3な
いし約12時間程度行われる。 反応が進行するにつれ、エステル交換により生
成するアルコール類またはフエノール類は、反応
系から随時除去することが望ましく、加熱還流下
下に留去しながら反応を行うか、あるいは反応に
不活性な気体、例えば、窒素、アルゴンなどを反
応系内へ吹き込み、留去しながら反応を行うこと
が望ましい。 本発明の反応は、工業上の見地からエステル交
換がほぼ終了するまで行うことが望ましい。エス
テル交換反応が実質的に終了するとは、エステル
交換反応をさらに2時間継続しても、分析の誤差
範囲内において前記一般式〔〕で示される目的
化合物の収率の変化がみられない状態を示す。 本発明の反応は、回分式、連続式いずれでも行
うことができる。また本発明の反応には、必ずし
も特別な装置を必要とせず、例えば撹拌装置、加
熱装置、添加装置、留出装置等を備えた反応容器
によつて、本発明を行うことができる。 本発明の反応によつて得られる前記一般式
〔〕で示される目的化合物は、従来公知の方法、
例えば蒸留、再結晶等の方法により、分離、精製
される。 〔発明の効果〕 本発明によれば3―メチル―フラボン―8―カ
ルボン酸のβ―ピペリジノエチルエステルをはじ
めとするフラボンカルボン酸エステル類を、高い
原料転化率、高収率でかつ高選択率で製造するこ
とができる。 〔実施例〕 次に、本発明を実施例によつて具体的に説明す
る。 実施例 1 撹拌器、冷却器および温度計を備え付けた200
ml三ツ口フラスコに、3―メチルフラボン―8―
カルボン酸メチル14.72g(0.05モル)、β―ピペ
リジノエタノール7.75g(0.06モル)、テトライ
ソプロピルチタネート0.71g(0.0025モル)およ
びキシレン50mlを入れ、冷却器に90℃の熱水を通
しキシレンを還流させながら9時間反応を行つ
た。反応混合物にキシレンおよび水酸化ナトリウ
ム水溶液を加えて撹拌し、不溶物を過により除
いた。液を分液し、油層を水洗、乾燥後濃縮す
ると、3―メチルフラボン―8―カルボン酸β―
ピペリジノエチルが19.44g(ガスクロ分析によ
る純度99.2%)得られた。 一方、アルカリ水層を塩酸で酸性にし、酢酸エ
チルで抽出し、水洗乾燥後濃縮すると、3―メチ
ルフラボン―8―カルボン酸が0.053g得られた。
メチルエステルの転化率は99.2%、β―ピペリジ
ノエチルエステルの収率は98.5%、選択率は99.3
%、カルボン酸の収率は0.4%であつた。 実施例 2〜5 実施例1のテトライソプロピルチタネートの代
りに表1に記載した触媒を用いた以外は実施例1
と同様に反応を行つたところ、表1の結果が得ら
れた。
【表】
実施例 6〜9
実施例1のβ―ピペリジノエタノールの代りに
表2に記載したアルコールを用いた以外は、実施
例1と同様に反応を行い、表2の結果を得た。
表2に記載したアルコールを用いた以外は、実施
例1と同様に反応を行い、表2の結果を得た。
【表】
実施例 10〜12
実施例1の3―メチルクラボン―8―カルボン
酸メチルの代りに表3に記載したエステルを用い
た以外は、実施例1と同様に反応を行つたとこ
ろ、表3の結果が得られた。
酸メチルの代りに表3に記載したエステルを用い
た以外は、実施例1と同様に反応を行つたとこ
ろ、表3の結果が得られた。
【表】
【表】
実施例 13
実施例1のキシレンの代りにジメチルホルムア
ミドを用いた以外は、実施例1と同様に反応を行
つたところ、転化率は98.7%、収率は95.3%、選
択率は96.6%であつた。 実施例 14 撹拌器、冷却器、温度計およびガス吹込み管を
備え付けた100ml四ツ口フラスコに、3―メチル
フラボン―8―カルボン酸メチル5.89g(0.02モ
ル)、β―ピペリジエタノール3.10g(0.024モ
ル)、テトライソプロピルチタネート0.57g
(0.002モル)およびジメチルホルムアミド40mlを
入れ、乾燥窒素ガスを1/minで吹き込みなが
ら、100℃で12時間反応を行つた。実施例1と同
様に後処理したところ転化率は99.7%、収率は
99.4%、選択率は99.7%であつた。
ミドを用いた以外は、実施例1と同様に反応を行
つたところ、転化率は98.7%、収率は95.3%、選
択率は96.6%であつた。 実施例 14 撹拌器、冷却器、温度計およびガス吹込み管を
備え付けた100ml四ツ口フラスコに、3―メチル
フラボン―8―カルボン酸メチル5.89g(0.02モ
ル)、β―ピペリジエタノール3.10g(0.024モ
ル)、テトライソプロピルチタネート0.57g
(0.002モル)およびジメチルホルムアミド40mlを
入れ、乾燥窒素ガスを1/minで吹き込みなが
ら、100℃で12時間反応を行つた。実施例1と同
様に後処理したところ転化率は99.7%、収率は
99.4%、選択率は99.7%であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式〔〕 (式中、R1はアルキル基、アラルキル基また
はアリール基を示し、R2およびR3はそれぞれ水
素、アルキル基またはハロゲンを示し、R4は水
素、アルキル基またはアリール基を示す。)で表
わされるフラボンカルボン酸エステル類と、一般
式〔〕 R5OH 〔〕 (式中、R5は上記R1とは異なるアルキル基、
アラルキル基、モノヒドロキシアルキル基または
アミノアルキル基を示す。)で表わされるアルコ
ール類とを反応させて一般式〔〕 (式中、R2,R3,R4およびR5は上記と同じ)
で表わされるフラボンカルボン酸エステル類を製
造する方法において、触媒としてオルトチタン酸
エステルを用いることを特徴とするフラボンカル
ボン酸エステル類の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231282A JPS61109786A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | フラボンカルボン酸エステル類の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231282A JPS61109786A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | フラボンカルボン酸エステル類の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61109786A JPS61109786A (ja) | 1986-05-28 |
| JPH0212472B2 true JPH0212472B2 (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16921157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59231282A Granted JPS61109786A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | フラボンカルボン酸エステル類の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61109786A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2806073C1 (ru) * | 2022-09-12 | 2023-10-25 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Волгоградский государственный медицинский университет" Министерства здравоохранения Российской Федерации | Региоселективный энзимный синтез производных кверцетина и мирицетина |
-
1984
- 1984-11-05 JP JP59231282A patent/JPS61109786A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2806073C1 (ru) * | 2022-09-12 | 2023-10-25 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Волгоградский государственный медицинский университет" Министерства здравоохранения Российской Федерации | Региоселективный энзимный синтез производных кверцетина и мирицетина |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61109786A (ja) | 1986-05-28 |
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