JPS5822112B2 - N−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類の製造方法 - Google Patents

N−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類の製造方法

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JPS5822112B2
JPS5822112B2 JP52131504A JP13150477A JPS5822112B2 JP S5822112 B2 JPS5822112 B2 JP S5822112B2 JP 52131504 A JP52131504 A JP 52131504A JP 13150477 A JP13150477 A JP 13150477A JP S5822112 B2 JPS5822112 B2 JP S5822112B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は、N−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類の
製造方法に関するものである。
さらに詳しくは、アミンフェノール類と無水マレイン酸
とから得られるN−(ヒドロキシフェニル)マレアミド
酸類をリンまたはイオウの酸化物、酸素酸または酸素酸
のアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩の少くと
も1種以上の脱水剤の存在下、0〜150℃で反応させ
るN−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類の製造方法
に関するものである。
本発明の方法で得られるN−(ヒドロキシフェニル)マ
レイミド類は、二重結合を有するイミドであり、かつ同
時に有する水酸基の高い反応性を活用した反応素材とし
て機能性に富んだ優れた樹脂の中間原料はじめ、ホモポ
リマー、スナレンまたはp−ビニルフェノールなど不飽
和化合物との重合物、エポキシ樹脂との反応により得ら
れる耐熱性、寸法安定性などの優れた特性を持つ熱硬化
性樹脂、ポリアミン−ビスマレイミド系プレポリマー、
エポキシ変性ビスマレイミド系樹脂またはフェノール樹
脂などの改質剤、感光性樹脂、含浸ワニス、塗料、銅張
積層品、架橋剤、加硫剤、あるいは著るしい接着能を発
揮する接着剤など広範囲な用途を有する産業上極めて有
用な化合物である。
一般に、各種マレイミドの製造には、トリエチルアミン
、酢酸ナトリウムなどを触媒とし、無水酢酸を脱水剤と
してアミン化合物多ζ無水マレイン酸を作用させる方法
が公知である。
しかし、この製ff1Eを水酸基を有する核置換アミノ
化合物であるアミンフェノール類に適用すれば、水酸基
の高い反応性のため、まず水酸基がエステル化され、つ
いで環化縮合反応が進行し、目的とするN−(ヒドロキ
シフェニル)マレイミド類は得られない。
さらに、一般に公知のイミド化反応に有効な触媒、たと
えば、N−ジメナルベンジルアミン、イソキノリン、ト
リエナレンジアミン、ピリジンまたはN−エチルモルホ
リンなどの塩基、および有効な脱水剤、たとえば、無水
プロピオン酸、無水酪酸および無水安息香酸などの酸無
水物を用いた場合でも、まず水酸基がエステル化され、
ついで環化縮合反応が起こるか、あるいはほとんど反応
力進行せず、N−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類
の製造には全く効果を示さない。
また、N−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類の製造
は、前記の方法で得られた水酸基がエステル化されたマ
レイミドを、エステル交換反応による方法のたとえばベ
ルギー特許613801に開示されたN−(4−アセト
キシフェニル)マレイミドのエステル交換反応によりN
−(4−ヒドロキシフェニル)マレイミドを得る方法が
採用されてきた。
しかし、この合成法は、14時間もの長いエステル交換
反応を必要とし、かつエステル化工程を有する吉ころか
ら経済性に欠は工業的に極めて不利な方法である。
本発明者らは、これら従来法の欠点を克服するようなN
−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類の製造法につい
て鋭意検討した結果、アミノフェノール類と無水マレイ
ン酸とをジメチルホルムアミドなどの極性溶剤を反応溶
媒として、リンまたはイオウの酸化物、酸素酸または酸
素酸のアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩、1
種または2種以上の脱水剤に用いれば00〜150℃の
温度で1〜10時間反応させることにより、環化縮合し
N−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類が高純度、か
つ高収率で得られることを見い出し、本発明を完成する
に至った。
すなわち、本発明の方法は、具体的には(1)一般式山
で表わされるアミンフェノール類と無水マレイン酸とを
無溶剤または°ジメチルホルムアミドなどの極性溶剤を
反応溶媒としてリンまたはイオウの酸化物、酸素酸また
は酸素酸のアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩
の1種以上の存在下、0〜70℃、好ましくは10〜4
0℃の反応温度で1〜5時間、ついで0〜150℃、好
ましくは50〜80℃の反応温度で1〜5時間反応させ
て、N−(ヒドロキシフェニル)マレアミド酸類を経て
、これを脱水し環化縮合する方法、または(2)前記の
アミノフェノール類と無水マレイノ酸とを無溶剤または
ジメチルホルムアミドなどの極性溶剤を反応溶媒として
、0〜70℃、好ましくは10〜40℃の反応温度で、
1〜5時間反応させてN−(ヒドロキシフェニル)マレ
アミド酸類ヲ生成せしめ、ついでリンまたはイオウの酸
化物、酸素酸または酸素酸のアルカリ金属塩もしくはア
ルカリ土類金属塩の少なくとも1種以上を必要により反
応溶剤に溶解して添加し、0〜150℃、好ましくは5
0〜80℃の反応温度下1〜5時間反応させ脱水し環化
縮合する方法がある。
(2)の方法では、別の公知の方法で製造されたN−(
ヒドロキシフェニル)マレアミド酸類を出発原料として
使用し、N−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類を製
造することもできる。
さらlこ、無水マレイン酸はマレイン酸を反応系中で公
知の方法により無水マレイン酸を生成させて使用するこ
ともできる。
このように本発明の製造法によれば、N−(ヒドロキシ
フェニル)マレイミド類が、水酸基をエステル化した後
エステル交換反応を行なう、従来の複雑な工程を有する
製造法にくらべ、反応性の強い水酸基が求電子攻撃を受
けることなく保持された状態で、しかもクール状物質な
どを生成する副反応が極力抑制された条件の下に、極め
て容易かつ高収率で合成される。
しかも合成後反応溶液中に水などの不活性溶剤を添加す
るか、または反応溶液を水などの不活性溶剤中に投入す
ることにヨリ極めて良好なN−(ヒドロキシフェニル)
マレイミド類の結晶を析出させることが可能であり。
公知の分離操作による結晶の分離精製が著るしく簡略化
される。
したがって、本発明は、工業上非常ニ経済的なN−(ヒ
ドロキシフェニル)マレイミド類の製造法ともいえる。
本発明の方法で用いられるアミンフェノール類は、一般
式(Ir (式中、R0〜R5は、−OH,−H,−F、−C1、
−Br、 −T、CH3、−C2H5を示し、かつR0
〜R5の少なくとも1つは−OHである)で表わされる
化合物であり、たとえば、2−ノナルーp−アミンフェ
ノール、2−クロロ−p−−アミノフェノール、p−ア
ミンフェノール、m−アミノフェノール、0−アミンフ
ェノール、4−アミノカテコール、5−アミノ−2−ヒ
ドロキシ−p−キシレン、3.5−ジブロム−4−アミ
ノフェノールなどが適している。
本発明の方法で製造される目的化合物は、アミノフェノ
ール類と無水マレイン酸との反応によって得られる一般
式(IJ (式中、R1−R6は、一般式(IJの場合と同一の意
味を示す)で表わされるN−(ヒドロキシフェニル)マ
レアミド酸類を脱水し環化縮合した一般式(ni ) (式中、R,−R5は、一般式山の場合と同一の意味を
示す)で表わされるN−(ヒドロキシフェニル)マレイ
ミド類である。
本発明の方法で用いられる脱水剤は、リンまたはイオウ
の酸化金、酸素酸または酸素酸のアルカリ金属塩もしく
はアルカリ土類金属塩である。
適当な脱水剤として、たとえば、三二酸化リン、多重二
酸化リン、五酸化リン、三酸化リン、リン酸、メタリン
酸、ピロリン酸、トリポリリン酸、縮合リン酸、三酸化
イオウ、三二酸化イオウ、硫酸、過二硫酸、硫酸すl−
1)ラム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウムおよびリ
ン酸ナトリウムなどである。
これらの化合物は、単独で使用するか、または2種以上
混合して使用する。
とくに、硫酸と五酸化リンとを混合して用いれば、両化
合物の反応により生成する三酸化イオウが、単独で使用
される場合ζこくらべ、発生基の化合物として活性を有
し、脱水能力が大きくなり、脱水剤としての相乗効果を
示す。
本発明の方法で、反応溶剤として種々の極性溶剤が使用
できるが、ジメナルアセトアミド、ジメナルホルムアミ
ド、ジメナルスルホキシド、N −ノナルー2−ピロリ
ドン、ジオキサン、ジメナルスルホン、ヘキサメナレン
ホスホルアミドなどが単独または2種以上の混合物とし
て使用される。
とくに、ジメナルホルムアミドは五酸化リンまたは三酸
化イオウと錯化合物を形成し、この錯化合物がN丁(ヒ
ドロキシフェニル)マレアミド酸類の脱水による環化縮
合反応を促進するので、望ましい反応溶剤である。
また脱水剤自体が溶媒作用をする、たとえば、硫酸また
は縮合リン酸を脱水剤として用いたときなどは、無溶媒
でも本発明の方法を実施することができる。
本発明の方法で使用されるアミンフェノール類と無水マ
レイン酸との使用比率は、アミノフェノ−ル類の1モル
に対し無水マレイン酸1〜3モルであるが、付加反応生
成物であるN−(ヒドロキシフェニル)マレアミド酸類
がほぼ定量的に得られるところからアミノフェノール類
の1モルに対して無水マレイン酸1〜1.3モルで十分
である。
本発明の方法で使用される脱水剤の量は単独使用または
2種以上の混合使用のいずれの場合もアミンフェノール
類またはN−(ヒドロキシフェニル)マレアミド酸類1
モルに対し脱水剤の全量として0,1〜10モルで良い
なお各種アミン化合物と無水マレイン酸から生成したマ
レアミド酸の環化縮合反応に用いられる酢酸ナトリウム
、トリエチルアミンなどの公知の触媒が存在した系にお
いても本発明の方法の脱水剤の使用は有効である。
本発明の方法において、反応温度は、アミノフェノール
類と無水マレイン酸とからN−(ヒドロキシフェニル)
マレアミド酸の生成では0〜70℃の範囲で、好ましく
は、10〜40℃の範囲である。
0℃以下では反応速度が小さく反応に長時間を要し、一
方70℃以上ではN−(ヒドロキシフェニル)マレアミ
ド酸類の二重結合が熱的に活性化されタール状物質など
の好ましくない副生物ヲ生スる、N−(ヒドロキシフェ
ニル)マレアミド酸類の環化縮合反応における反応温度
は、0〜150℃の範囲で、好ましくは50〜80℃の
範囲である。
0℃以下では反応速度が極めて小さくほとんど反応が進
行しない。
一方、150℃以上では反応活性の強い脱水剤の副反応
が多発し、シタール状物質の生成をはじめ各種の副生物
が生成し、かつ目的化合物の着色が著るしく、精製が困
難となりN−(ヒドロキシフェニル)マレイミド類の収
率が低下する。
反応時間は反応温度に左右されるがN−(ヒドロキシフ
ェニル)7レアミド酸類の生成では10〜40℃の範囲
で1〜5時間、N−(ヒドロキシフェニルマレアミド酸
の環化縮合反応では50〜80℃の範囲で1〜5時間で
ある。
本発明の方法は、従来のN−(ヒドロキシフェニル)マ
レイミド類の製造法にくらべ求電子攻撃を受は易い活性
な水酸基を保護することなく、比較的低温下に、かつ短
時間で反応を行なわせることが可能である、したがって
精製を困難にする副生物の生成を抑制して反応収率を高
めるばかりでなく、反応溶液中に水などの不活性な溶剤
を添加するなどの簡易な単位操作によりN−(ヒドロキ
シフェニル)マレイミド類の結晶を析出せしめることが
できるので、分離精製の後工程が極めて簡略化される。
したがって、本発明の方法によれば、アミンフェノール
類と無水マレイン酸とから、あるいはN−(ヒドロキシ
フェニル)マレアミド酸類から、N−Cヒドロキシフェ
ニル)マレイミドが高純度、高収率で製造され、かつ反
応系からの分離、精製が容易であり、工業的に極めて有
利な製造法である。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例 1 ジメナルホルムアミド50m1および無水マレイン酸2
1.6.9(0,22モル)を反応器に仕込み、20℃
で十分反応液を攪拌しなからp−アミンフェノールzt
、l(o、2oモル)を徐々に添加する。
添加終了後反応温度20℃で2時間反応を行なわせ、N
−(p−ヒドロキシフェニル)マレアミド酸を生成する
0つぎに予め用意しておいたジメナルホルムアミド70
m1!1五酸化リン114g(0,0803モル)およ
び硫酸5F(0,049モル)の溶液を滴下ロートで徐
々に滴下する。
滴下終了後、反応温度70℃で2時間反応を行なう、室
温に冷却後反応液を400m1の氷水中へ注入しN−(
p−ヒドロキシフェニル)マレイミドの結晶を析出させ
た。
沢過分離し、水洗後、乾燥する、得られたN−(p−ヒ
ドロキシフェニル)マレイミドの量は、31.3g(0
,165モル)であり、収率は82.5%であった。
実施例 2.3 出発原料に2−アミノ−5−ヒドロキシトルエン、脱水
剤に三酸化イオウ(実施例2)および出発原料に4−ア
ミノカテコール、脱水剤に縮合リン酸および硫酸(実施
例3)を使用したほかは実m例1c!=no様にしてN
−(ヒドロキシフェニル)マレイミドを合成した。
結果を表−1に示す。実施例 4 p−アミンフェノール30.0 、?(0,275モル
)無水マレイン酸29.7g(0,303モル)、五酸
化リン39.1(0,275モル)および反応溶剤とし
てジメナルホルムアミド10(Bi’を反応器に仕込み
、15℃で2時間反応液を十分攪拌する。
つぎに反応液を徐々に昇温しで温度60℃にて2.5時
間反応を行なう。
室温に冷却後、反応液中に水ヲ注入しN−(p−ヒドロ
キシフェニル)マレイミドの結晶を析出せしめ濾過水洗
後乾燥する。
得られたN−(p−ヒドロキシフェニル)マレイミドの
量は25.1g(0,133モル)、収率は48.2%
であった。
実施例 5 N−ノナルー2−ピロリドン40r/llおよび五酸化
リンフ、1[(0,05ezし)を反応器に仕込み、2
0℃で十分反応液を攪拌しなからN−(m−ヒト04−
ジフェニル)マレアミド酸20.7 g(0,10モル
)を徐々に添加する、添加終了後反応温度70℃で3時
間反応を行なう。
室温に冷却後反応液に水ヲ注入しN−(m−ヒドロキシ
フェニル)マレイミドの結晶を析出せしめる。
濾過分離し水洗後乾燥する。
得られたN−(m−ヒドロキシフェニル)マレイミドの
量は14.8g(0,0782モル)であり、収率は7
8,2%であった。
実施例 6 ジメナルホルムアミド70rul、五酸化リン8.3g
(0,058モル)および硫酸ナトリウム7.1g(0
,05モル)を反応器に仕込み、25℃で十分反応液を
攪拌しなからN−(3,5−ジブロム−4−ヒドロキシ
フェニル)マレアミド酸36.59(0,10モル)を
徐々に添加する。
添加終了後反応温度60℃で3時間反応を行なう。
室温に冷却後反応液に水を注入しN−(3,5−ジブロ
ム−4−ヒドロキシフェニル)マレイミドの結晶を析出
せしめる。
濾過分離し水洗後乾燥する。得られたN−(3,5−ジ
ブロム−4−ヒドロキシフェニル)マレイミドの量は2
6.39(0,0757モル)であり、収率は75.7
%であった。
実施例 7 ジメナルホルムアミド200m1および無水マレイン酸
80.9g(0,825モル)を反応器に仕込み、反応
液を25〜30℃に保持し十分攪拌しなからp−アミン
フェノール81.1(0,750モル)を徐々に添加し
た。
添加終了後反応温度26〜28℃で2.5時間反応を行
なわせN−(p−ヒドロキシフェニル)マレアミド酸を
生成した。
つぎに反応液を40℃まで昇温し縮合リン酸(リン酸含
量116%)82.6gを徐々に添加した。
添加終了後反応液を昇温し反応温度70〜72℃で3時
間攪拌した。
その後室温まで冷却した反応液を十分攪拌している35
0m1!の氷水中にゆっくり注入しN−(p−ヒドロキ
シフェニル)マレゴミ1ドを析出させた。
濾過分離、水洗、および乾燥して得られたN −(p−
ヒドロキシフェニル)マレイミド(融点181.5〜1
83℃)の量は106.:l(収率75%)であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一般式中 (式中、R1−R5は一0H1−Hl−F、−C1、−
    Br、一丁、−CH3または−C2H5を示し、かつR
    1−R5の少くとも1つは−OHである)で表わされる
    アミノフェノール類と無水マレイン酸とから得られる一
    般式(n)(式中、R1−R5は、一般式(IJの場合
    と同じ意味を示す)で表わされるN−(ヒドロキシフェ
    ニル)マレアミド酸類をリンまたはイオウの酸化物、酸
    素酸または酸素酸のアルカリ金属塩もしくはアルカリ土
    類金属塩の少くとも1種以上の脱水剤の存在下、ジメナ
    ルアセトアミド、ジメナルホルムアミド、ジメナルスル
    ホキシド、N−ノナルー2−ピロリドン、ジオキサン、
    ジメナルスルホンおよびヘキサメナレンホスホルアミド
    からなる群から選ばれた少くとも1種以上の極性溶媒中
    、0〜150℃で反応させることを特徴とする一般式(
    [II)(式中、R1−R5は、一般式中の場合と同じ
    意味を示す。 )で表わされるN−(ヒドロキシフェニル)マレイミド
    類の製造方法。
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