JPH027029Y2 - - Google Patents

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JPH027029Y2
JPH027029Y2 JP1981162235U JP16223581U JPH027029Y2 JP H027029 Y2 JPH027029 Y2 JP H027029Y2 JP 1981162235 U JP1981162235 U JP 1981162235U JP 16223581 U JP16223581 U JP 16223581U JP H027029 Y2 JPH027029 Y2 JP H027029Y2
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JP
Japan
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suction
hole
support part
perforated object
adsorbed
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JP1981162235U
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JPS5867687U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、物品移送機械における吸着装置に関
するものである。
〔従来の技術とその課題〕
従来、物品移送機械において、物品等を移送す
る手段として真空装置と連結して使用する吸着装
置が種々知られている。その中でも被吸着物を吸
着する部分に吸盤を使用しているものにおいて
は、被吸着物の吸着表面が平坦なものに限られ、
ナツト、ワツシヤ等の有孔物を吸着することがで
きないものであつた。又、この問題を解消せんと
した考案として実開昭55−107991号公報も知られ
ているが、この考案では漏斗状の吸盤の内側に被
有孔吸着物の孔を閉塞する補助弁を設けることに
より有孔物を吸着し得る吸着装置としており、
又、吸盤並びに補助弁がゴム、合成樹脂等の軟質
部材からなる為、吸着時に吸盤並びに補助弁が押
圧変形し、吸盤並びに補助弁と有孔物との位置設
定が難しく、吸着時の正確な位置決め並びに移送
位置の設定を行なうことができないものであつ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、被有孔吸着物の孔を確実に捕え、閉
塞する支持部を吸着本体に設け、支持部材並びに
吸着本体を硬質材により形成し、被有孔吸着物を
覆う凹部を形成することで正確且つ確実な移送を
行なうことのできる吸着装置を提供するものであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案を添付図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図、第2図は本考案の第1実施例を示すも
ので、参照符号1は金属、硬質合成樹脂等の硬質
材よりなる吸着本体であつて、該吸着本体1は、
底部に被有孔吸着物Aの外形と略同一形状を有す
る吸着孔2が設けられており、内部に前記吸着孔
2と連通する、一端開孔の環状の通孔3が設けら
れている。参照符号4は、前記通孔3と連通し、
真空ポンプ等の吸引装置(図示せず)と連結する
継手管5が、螺合、嵌合等の適宜止着手段により
装着し得るように吸着本体1に穿設された通路で
ある。参照符号6は、前記通孔3を設ける際に、
通孔3の中心に位置するよう吸着本体1と一体で
形成された支持部であつて、該支持部6の先端部
には、被有孔吸着物Aの孔A′と密着して嵌合す
る、被有孔吸着物Aの孔A′と略同一形状を有す
る、球形、円錐形等よりなる突部7が前記吸着孔
2内に位置するように設けられている。参照符号
8は、前記通孔3と吸着孔2との段部によりなる
吸着面であつて、該吸着面8は支持部6の突部7
の基部に周設された吸着面9と同一面を有してお
り、被有孔吸着物Aの表面と密着するものであ
る。
ここで第3図により第1実施例の吸着動作を説
明すると、吸着本体1と被有孔吸着物Aとのセン
ターを位置決めした後、吸着本体1を下降させる
と、被有孔吸着物Aが吸着孔2に入り込む。更に
下降させると、支持部6の突部7が被有孔吸着物
Aの孔A′を確実に捕らえた後、突部7が孔A′に
密着して嵌合し、孔A′を閉塞する。この動作と
同時に、吸着面8,9が被有孔吸着物Aの表面と
密着し、被有孔吸着物Aが吸着されるものであ
る。この場合、図示しない吸引装置は真空装置と
して常時吸引しているものであるが、被有孔吸着
物Aが吸着本体1の吸着面8,9に密着した時に
電磁弁等により吸引されるようにしてもよいもの
である。
本実施例における支持部6は吸着本体と別体で
設けてもよいもので、その例を示すものが第4図
であり、吸着本体10に貫通孔を2段に連設し、
その貫通孔の段部にパツキン等の密封部材11を
介して硬質材よりなる支持部12を挿入し、通孔
13を設けている。
尚、支持部12を螺合等の適宜止着手段により
吸着本体10の貫通孔に装着してもよいものであ
る。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案は、硬質材よりなる吸着本
体の支持部が被有孔吸着物の孔を確実に捕えて閉
塞する為、吸着の際に正確な位置決めができると
共に、確実な移送位置が設定できるという優れた
効果を有するものである。又、吸着による把持方
式では被吸着物が正規に位置になくても吸着して
しまい、トラブルの原因になるが、本考案によれ
ば、被吸着物を覆う凹部に被吸着物を挿入して吸
着するため、正規の位置にない場合は被吸着物を
吸着できない。この場合真空スイツチ等のセンサ
ーで吸着不能を検出すれば確実な作用を行なうこ
とができる。
更に、第4図に示す例では、制作が容易である
為、より安価に製造できるものである。
尚、本考案において、吸着の際に、より密封性
を持たせるために吸着面にゴム等の弾性体を設け
ても本考案の要旨を変更するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す要部縦断面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
第1図の動作説明図、第4図は他の実施例を示す
要部縦断面図である。 1,10……吸着本体、2……吸着孔、3,1
3……通孔、4……通路、5……継手管、6,1
2……支持部、7……突部、8,9……吸着面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硬質材よりなる吸着本体と、該吸着本体の内部
    に設けられた一端開孔の環状の通孔と、該通孔と
    連通し、吸引装置と連結する継手管を装着する吸
    着本体に穿設された通路と、前記通孔の中心に位
    置し、先端部に被有孔吸着物の孔を閉塞する突部
    を有する支持部と、前記吸着本体の底部に設けら
    れた被有孔吸着物の表面と密着する吸着面及び前
    記支持部と前記吸着面及び前記支持部と前記吸着
    面を内包する凹部よりなる吸着装置。
JP16223581U 1981-10-30 1981-10-30 吸着装置 Granted JPS5867687U (ja)

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JP16223581U JPS5867687U (ja) 1981-10-30 1981-10-30 吸着装置

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JP16223581U JPS5867687U (ja) 1981-10-30 1981-10-30 吸着装置

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Publication Number Publication Date
JPS5867687U JPS5867687U (ja) 1983-05-09
JPH027029Y2 true JPH027029Y2 (ja) 1990-02-20

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JP2009050928A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Bridgestone Corp ワークの取出しヘッド

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JPS5867687U (ja) 1983-05-09

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