JPH022450Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH022450Y2 JPH022450Y2 JP5168784U JP5168784U JPH022450Y2 JP H022450 Y2 JPH022450 Y2 JP H022450Y2 JP 5168784 U JP5168784 U JP 5168784U JP 5168784 U JP5168784 U JP 5168784U JP H022450 Y2 JPH022450 Y2 JP H022450Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- stem
- shoulder
- powder
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 10
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 8
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 2
- 239000000443 aerosol Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は改良された粉末用バルブに関する。粉
末用バルブはその使用時間の経過につれて、ガス
ケツトの密封面から射出ガスが漏洩しやすくな
り、性能優秀な気密保持が困難である。密封作用
をするガスケツトは、ステム外周に密着し、ステ
ムの肩部に受け止めされる。ステムは上部と下部
との区分部に外向きの水平肩部を有し、当該肩部
にガスケツトを接合させ、ステム肩部と合わせて
広い密封面をつくる。ステムとガスケツトは滑動
的結合がなされているから、ステムの滑動時にス
テム外周と肩部とがガスケツトの密封面から広く
開放され、粉末にさらされる。ステムの肩部は水
平肩部であるために、通常の密接作用を良好にす
るが、一方、ガスケツトとの接合面に粉末が沈積
しやすく、しかも沈積した肩部にガスケツトが圧
接して硬化するから、ガスケツトの平滑な密封面
を破壊して密封作用の障碍となる。そこで、本考
案はステムの肩部を下向きの凸形曲面にして粉末
の堆積を少なくし、性能優秀な粉末用バルブを提
供するものである。
末用バルブはその使用時間の経過につれて、ガス
ケツトの密封面から射出ガスが漏洩しやすくな
り、性能優秀な気密保持が困難である。密封作用
をするガスケツトは、ステム外周に密着し、ステ
ムの肩部に受け止めされる。ステムは上部と下部
との区分部に外向きの水平肩部を有し、当該肩部
にガスケツトを接合させ、ステム肩部と合わせて
広い密封面をつくる。ステムとガスケツトは滑動
的結合がなされているから、ステムの滑動時にス
テム外周と肩部とがガスケツトの密封面から広く
開放され、粉末にさらされる。ステムの肩部は水
平肩部であるために、通常の密接作用を良好にす
るが、一方、ガスケツトとの接合面に粉末が沈積
しやすく、しかも沈積した肩部にガスケツトが圧
接して硬化するから、ガスケツトの平滑な密封面
を破壊して密封作用の障碍となる。そこで、本考
案はステムの肩部を下向きの凸形曲面にして粉末
の堆積を少なくし、性能優秀な粉末用バルブを提
供するものである。
以下、本考案の実施例を示す図面について説明
すれば、第１図はバルブ構成部の縦断面図で、１
はエアゾールタイプのマウンテンキヤツプ、２は
弁ハウジング、３はガスケツト、４はステム、５
はコイルスプリングで、ステム４を復動自在に受
け止める。ステム４は上部の小径筒部４ａと、下
部の拡大部４ｂとに区分され、双方間の肩部５の
外面に下向きの凸形Ｒ面５ａを設ける。ガスケツ
ト３を貫くステム４はガスケツト３より上方に連
通構孔４ｃを有し、小径筒部４ａの下部外周面に
ガスケツト３の密封面をつくり、更に肩部５の上
面一部に同じようにガスケツト３の密封面をつく
る。ステム４がガスケツト３を滑動するとき、ガ
スケツト３をたわませ密封面を広く粉末にさらす
ことになるが、肩部５が凸形Ｒ面５ａであるから
粉末の落下を促進させて沈積を少なくできるし、
又、ガスケツト３の復帰動作時にガスケツトとの
わずかな接触によつて落ちやすく一層堆積を少な
くできる。
すれば、第１図はバルブ構成部の縦断面図で、１
はエアゾールタイプのマウンテンキヤツプ、２は
弁ハウジング、３はガスケツト、４はステム、５
はコイルスプリングで、ステム４を復動自在に受
け止める。ステム４は上部の小径筒部４ａと、下
部の拡大部４ｂとに区分され、双方間の肩部５の
外面に下向きの凸形Ｒ面５ａを設ける。ガスケツ
ト３を貫くステム４はガスケツト３より上方に連
通構孔４ｃを有し、小径筒部４ａの下部外周面に
ガスケツト３の密封面をつくり、更に肩部５の上
面一部に同じようにガスケツト３の密封面をつく
る。ステム４がガスケツト３を滑動するとき、ガ
スケツト３をたわませ密封面を広く粉末にさらす
ことになるが、肩部５が凸形Ｒ面５ａであるから
粉末の落下を促進させて沈積を少なくできるし、
又、ガスケツト３の復帰動作時にガスケツトとの
わずかな接触によつて落ちやすく一層堆積を少な
くできる。
第２図、第３図は、ステム４とガスケツト３と
の密封部分の拡大図で、ガスケツト３の形状を異
にしているが、本考案の作用効果に何んら影響を
与えない。第２図において、６はリング状突起で
肩部５の凸形Ｒ面５ａに接触させている。
の密封部分の拡大図で、ガスケツト３の形状を異
にしているが、本考案の作用効果に何んら影響を
与えない。第２図において、６はリング状突起で
肩部５の凸形Ｒ面５ａに接触させている。
本考案は以上のようにステム４の肩部５に凸形
Ｒ面５ａを設けたことにより、粉末の沈積、堆積
を少なくし、ガスケツトの密封作用を良好に維持
できる効果を有し、しかもステムの加工のみであ
るから簡単にでき、実用価値の大きいものであ
る。
Ｒ面５ａを設けたことにより、粉末の沈積、堆積
を少なくし、ガスケツトの密封作用を良好に維持
できる効果を有し、しかもステムの加工のみであ
るから簡単にでき、実用価値の大きいものであ
る。
第１図はバルブ構成部の縦断面図、第２図は要
部の拡大断面図、第３図はガスケツトを変形した
他の実施例の要部の拡大断面図である。 １……マウンテンキヤツプ、２……弁ハウジン
グ、３……ガスケツト、４……ステム、４ａ……
小径筒部、４ｂ……拡大部、５……肩部、５ａ…
…凸部Ｒ面。
部の拡大断面図、第３図はガスケツトを変形した
他の実施例の要部の拡大断面図である。 １……マウンテンキヤツプ、２……弁ハウジン
グ、３……ガスケツト、４……ステム、４ａ……
小径筒部、４ｂ……拡大部、５……肩部、５ａ…
…凸部Ｒ面。
Claims (1)
- 弁ハウジング２とマウンテンキヤツプ１間に挾
着されるガスケツト３を貫くステム４の上方部と
下方部間の肩部５に凸形Ｒ面５ａを設けた粉末用
バルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5168784U JPS60165057U (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 粉末用バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5168784U JPS60165057U (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 粉末用バルブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60165057U JPS60165057U (ja) | 1985-11-01 |
| JPH022450Y2 true JPH022450Y2 (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=30570957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5168784U Granted JPS60165057U (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 粉末用バルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60165057U (ja) |
-
1984
- 1984-04-09 JP JP5168784U patent/JPS60165057U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60165057U (ja) | 1985-11-01 |
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