JPH0267127A - 防火パネル - Google Patents

防火パネル

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JPH0267127A
JPH0267127A JP21896788A JP21896788A JPH0267127A JP H0267127 A JPH0267127 A JP H0267127A JP 21896788 A JP21896788 A JP 21896788A JP 21896788 A JP21896788 A JP 21896788A JP H0267127 A JPH0267127 A JP H0267127A
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Sue Koseki
小関 寿衛
Hideki Takiguchi
滝口 英喜
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はサンドインチ構造のパネルにおいて、特に芯材
として合成樹脂発泡体を用いても防火構造に合格しうる
パネルに関するものである。
〔従来の技術] この種パネルにおいては芯材が軽量である反面、防火性
に欠けるため、例えばパーライト粒、硼砂、バーミキュ
ライト、ポリリン酸アンモン、炭酸カルシウム等の無機
骨材、無機粉体を芯材内に混合するか、芯材の表層に高
密度に充填したパネルの構造が一般的であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この種構造においては芯材が1〜5分間
位の間に液状→クリーム状→発泡体→固形化したフオー
ムへと変化すると共に、無機骨材、無機粉体、無機繊維
は芯材原料を吸油したり、吸着したりするため、原料の
反応系を乱し、かつ原料の各成分の混合が不均一となり
、発泡倍率、発泡組織にも大きく悪影響を及ぼし、コス
トアップ、機械強度、接着強度に劣る不利があった。勿
論、防火構造、耐火構造に合格するためには大量に添加
する必要があり、折角の軽量化が半減し、かつ均一的な
防火層の形成が困難であり、その上、反応系、発泡組織
にも前記したような多大な不具合が生ずるものであった
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、80〜100
℃位の加熱で体積が5〜50倍位に瞬時に発泡して炭化
層および高熱下での断熱層としても機能する防火フィル
ム層を接着剤層として機能する塗膜によって金属薄板と
一体化し、この防火フィルム層と芯材とを芯材の接着性
によって一体に形成し、防火性、断熱性、強度コスト、
生産性のいずれにもすぐれた防火パネルを提案するもの
である。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明に係る防火パネルの一実施
例について詳細に説明する。すなわち、第1図は上記防
火パネルの代表的な一例を示す断面図であり、l、2は
金属薄板で表面材、裏面材として機能するものであり、
板厚は0.2〜3.2鵬位であり、平板、エンボス加工
板、押出板等のいずれか1種からなるものである。その
素材としては、例えば表面処理鋼板、フッ素塗膜鋼板、
亜鉛ニッケル合金メッキ鋼板、アルミ・亜鉛合金メツキ
鋼板(商品名ガルファン、ガルバリウム鋼板、スーパー
ジンク)、アルミニウム板、アルミニウム合金板、アル
ミニウム複合板、クラツド鋼板、制振鋼板、チタン合金
板等の金属薄板の1種からなるものである。なお、その
形状はパネルの断面形状に応じて成形等するものである
。3は接着剤塗膜層(以下、塗膜層という)で有機系、
無機系の素材からなり、層厚は0.1〜3mm位の密実
体、低発泡体(2〜3倍位)で下記する防火フィルム4
と金属薄板1.2とを一体に固着するのに役立つもので
ある。勿論、高熱下における断熱層の補助材、断熱層と
しても機能するものである。塗膜層3の具体例としては
、主成分としてエポキシ樹脂、ポリイソシアヌレートフ
オーム原料、ポリフェニレンフオーム原料、リン女系炭
化触媒、ポリリン酸アンモン、ポリエチレンフオームシ
ート(断熱鋼板)、アルカリ性タイプ無機質系塗料、酸
性タイプ無機質系塗料、塩化ビニル樹脂系塗料、メラミ
ン樹脂系塗料、レゾールタイプフェノール樹脂系塗料の
1種以上からなるものである。4は防火フィルムで膨脹
グラファイトと合成樹脂を適宜比で配合し、約0.3〜
2nn位の厚さのフィルム状に形成したものである。防
火フィルム4は高熱に曝されると瞬時に5〜50倍位に
発泡し、金属薄板1と下記する芯材7間に炭化層を形成
し、これより深層への熱伝導を抑制するだめのものであ
る。
さらに説明すると、防火フィルム4は黒鉛とメラミン樹
脂、黒鉛とポリエチレン樹脂、黒鉛とガラス繊維、無機
ウィスカー(石膏、マイカ)とメラミン樹脂とから形成
したもの等である。特に、防火フィルム4は第2図に拡
大して示すように黒鉛5、樹脂分6、その他の無機繊維
(図示せず)のように形成するものである。7は芯材で
あり主にパネルに断熱性を付与したり、接着剤、成形材
、防火材、クツション材、防音材などの機能を有する素
材の1種以上からなるものである。具体的には合成樹脂
発泡体、例えばポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌ
レートフオーム、フェノールフオーム、エポキシフオー
ム、ポリエチレンフオーム、ポリフェニレンフオーム、
ポリスチレンフオーム等の1種からなり、原料、成形体
のいずれの場合でも一体化しうるちのである。
次に第1図に示すような防火パネルの製造方法について
簡単に説明すると、まず金属薄板1(カラー鋼板0.3
5mm厚)の裏面に塗膜層3(レゾールタイプ、フェノ
ール樹脂を主原料とする塗料)を40ミクロン(ウェッ
ト)で平均に塗布し、未硬化の状態下で防火フィルム4
(厚さ1ffl、黒鉛5:メラミン樹脂分6の比を10
:5とした)を載置し、ローラ、舟で押圧し、次にこの
防火フィルム4上に芯材7の原料(レゾールタイプのフ
ェノールフオーム用樹脂原料)を吐出し、その上に裏面
材となる金属薄板2(ここでは金属帯と紙のラミネート
紙)を積層して図示しない型に送給し、1〜5分間位の
キュア(オーブン、または常温)で第1図に示すような
断面の防火パネルを製造したものである。なお、芯材7
の密度は40kg/n(で厚さは30鵬とした。そこで
、このように製造した防火パネルの防火性を確認するた
め、金属薄板1の表面を900°Cのブンゼンバーナの
火炎と直角となるようにしてlO分間曝した。その結果
は第3図に示すように防火フィルム4が約10mm位に
膨脹し、かつポーラスな炭化層となっていた。勿論、芯
材7の表層は一部分が炭化していたにすぎなかった。
また、この防火パネルに対し、JIS−A−1302、
JISA−1321号の各試験をしたところ、いずれも
合格した。さらに、芯材7としてポリイソシアヌレート
フオームを用いた際はレゾールタイプのフェノールフオ
ームより幾分、数値が低下したが合格する性能であった
〔その他の実施例〕
以上説明したのは本発明に係る防火パネルの一実施例に
すぎず、第4図に示すように形成することもできる。す
なわち、防火フィルム4の少なくとも表面にメラミン樹
脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂等の被覆
層を形成し、より防火フィルム4の性能劣化を抑制した
り、無機系(ステンレスワイヤも含む)有機系ネットを
骨格材として防火フィルム4を形成したり、第5図に示
すように芯材7の両面に前記した構造を形成した防火パ
ネルとすることもできる。さらに、防火パネルの断面と
しては、第6図(a)〜(ホ)、第7図(a)〜(Z)
、および第8図(a)〜(j)に示すように形成するこ
ともできるものである。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る防火パネルによれば、■芯
材間に防火フィルムを介在させたため、高熱に防火パネ
ルが曝されても準不燃材、防火構造に合格できる。■芯
材と金属薄板の一体化が容易であり、生産性がよい。■
芯材の発泡組織、発泡倍率を損ねることが少ない。■防
火パネルは連続的に生産できる。等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る防火パネルの一実施例を示す説明
図、第2図は防火フィルムの拡大図、第3図は高熱下に
曝された後の防火パネルの一部を示す断面図、第4図〜
第8図(a)〜(j)はその他の実施例を示す説明図で
ある。 1.2・・・金属薄板、3・・・接着剤塗膜層、4・・
・防火フィルム、7・・・芯材。 第6 図 (DJ (」1〕 第 図 (¥11 第 ワ 図 (刀 (hJ 第 ワ 図 第 図 (f] 第 図 −1,72−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属薄板間に合成樹脂発泡体からなる芯材を一体
    に介在した防火パネルにおいて、金属薄板と芯材間の少
    なくとも1つに膨脹グラファイト粉を合成樹脂でバイン
    ドしてフィルム化した防火フィルムを介在させたことを
    特徴とする防火パネル。
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