JPH08197642A - 耐火パネルの製造装置 - Google Patents

耐火パネルの製造装置

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JPH08197642A
JPH08197642A JP7009432A JP943295A JPH08197642A JP H08197642 A JPH08197642 A JP H08197642A JP 7009432 A JP7009432 A JP 7009432A JP 943295 A JP943295 A JP 943295A JP H08197642 A JPH08197642 A JP H08197642A
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metal surface
core
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Fumio Takahashi
文男 高橋
Toshizo Sanao
利三 佐直
Minoru Saito
実 斉藤
Yoshihiko Sugano
良彦 菅野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は製造後に膨れ、反り等の変形がな
く、しかも強度に優れた耐火パネルを製造するための耐
火パネルの製造装置に関するものである。 【構成】 金属製表面材1を供給する金属製表面材供給
機Aと、金属製表面材1を成形する成型機Bと、金属製
表面材1の樋状部に合成樹脂発泡体原料よりなる芯材3
を充填する吐出機Cと、金属製裏面材2を供給する金属
製裏面材供給機Dと、金属製裏面材2を成形する成型機
Eと、芯材3を発泡させ硬化させる上下型よりなるキュ
アオーブンIと、キュアオーブンIから送り出される連
続体を切断する切断機Jとからなり、かつ芯材3吐出後
に芯材3内に流れ方向と平行に複数本の線状の線材Hが
キュアオーブンIの途中まで形成されていると共に、芯
材3はフェノールフォーム樹脂に水酸化アルミニウム、
ポリリン酸アンモニウム、グラファイト、珪酸カルシウ
ムあるいは炭酸カルシウム等の無機材が混入されたプラ
スチックフォームである耐火パネルPの製造装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築、構築物の内壁材、
外壁材、屋根材、天井材、床材、間仕切り材、あるいは
防火戸等として使用でき、かつ、製造後に膨れ、反り等
の変形がなく、しかも強度に優れた耐火パネルを製造す
るための耐火パネルの製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、薄板状の金属製表面材と金属製
裏面材にて合成樹脂発泡体からなる芯材をサンドイッチ
した複合パネルを製造する装置は、数多く発明、考案さ
れて上市されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
装置により製造された複合パネル、特に芯材を液状、粒
状等で吐出等して製造した複合パネルでは、下記するよ
うな欠点があった。すなわち、フェノールフォーム、ポ
リウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォームは
芯材形成時に使用した成分の未反応成分、反応により出
る余剰ガス成分で複合パネルの表面が経時的に膨れた
り、反ったりする等の変形があり、化粧面のイメージを
大幅に低下させていた。
【0004】特に、例えばフェノール樹脂原液と酸硬化
剤と発泡剤とを混合吐出し、反応発泡して形成したフェ
ノールフォーム用原料(レゾール型)を芯材とした場合
は、フェノールフォーム中に、反応の際の縮合水が重量
の数10パーセント位が保持され、製品の養生期間、あ
るいは複合パネルの施工後に、外気温等の変化により、
水分が水蒸気化し、同じく逃げ道が無いために、複合パ
ネルの金属製表面材もしくは金属製裏面材と芯材の間に
残留し、複合パネルの金属製表面材、金属製裏面材と芯
材間にガス膨れが発生したり、反ったり、機械強度を低
下する等して、経時的に複合パネルの外観、複合パネル
の強度に悪影響を与える欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するために、金属製表面材を供給する金属製表面
材供給機と、金属製表面材を成形する成型機と、金属製
表面材の樋状部に合成樹脂発泡体原料よりなる芯材を充
填する吐出機と、金属製裏面材を供給する金属製裏面材
供給機と、芯材を発泡させ硬化させる上下型よりなるキ
ュアオーブンと、キュアオーブンから送り出される連続
体を切断する切断機とからなり、かつ芯材吐出後に芯材
内に流れ方向と平行に複数本の線状の線材がキュアオー
ブンの途中まで形成されていると共に、芯材にはフェノ
ールフォーム樹脂に水酸化アルミニウム、ポリリン酸ア
ンモニウム、グラファイト、珪酸カルシウムあるいは炭
酸カルシウム等の無機材が混入されたプラスチックフォ
ームを使用した耐火パネルの製造装置であり、製造され
た耐火パネルは、芯材中または芯材と金属製表面材ある
いは芯材と金属製裏面材間の境界の少なくとも一つに、
極小通気孔が複数個形成されており、芯材内で発生した
ガスを極小通気孔から外部に放出するので、長年に亘り
化粧面の膨れ、反り等の変化の無い耐火パネルを製造で
きる耐火パネルの製造装置を提案するものである。
【0006】
【実施例】以下に図面を用いて、本発明に係る耐火パネ
ルの製造装置の一実施例について詳細に説明する。すな
わち、本発明に係る耐火パネルの製造装置は図1および
図2(a)、(b)にその構成を概略して示すように、
金属製表面材供給機A、成型機B、吐出機C、金属製裏
面材供給機D、成型機E、孔形成具F、固定部G、線材
H、キュアオーブンI、切断機J、の基本構成よりなる
ものである。また、耐火パネルPは図3に示すようなも
のである。
【0007】さらに詳説すると、金属製表面材供給機A
はアンコイラ、ピンチローラ、簡易カッタ等からなり、
コイル状に巻回された平板状の金属薄板よりなる金属製
表面材1を装着し、次工程の成型機Bに無理なく供給す
るものである。
【0008】成型機Bは金属製表面材供給機Aより供給
された金属製表面材1を所定形状に成形するロール成型
機であり、例えば図3に示すように金属製表面材1を成
形するものである。なお、金属製表面材1としては例え
ば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ
・亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、
ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制
振鋼板等)等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラ
ー金属板を含む)の一種をロール成形、プレス成形、押
出成形等によって各種形状に成形したものである。ま
た、2は金属製裏面材、3は芯材、4は雄型連結部、5
は雌型連結部、6は化粧面である。
【0009】吐出機Cは自己接着性を有する合成樹脂発
泡体を、成形された金属製表面材1の裏面に、例えばス
プレーガン方式(エア、エアレス)、または注入方式、
もしくは回転羽根を設けた吐出機、等のいづれかにより
供給するものである。
【0010】芯材3はプラスチックフォーム3aと、無
機ボード3bを両端部に介在させた構成であり、プラス
チックフォーム3aは主に断熱材、耐火材、接着剤、補
強材、緩衝材、吸音材、嵩上材、軽量化材等として機能
するものである。
【0011】プラスチックフォーム3aとしてはレゾー
ル型のフェノールフォームに、発泡剤、水酸化アルミニ
ウム(Al(OH)3 )、ポリリン酸アンモニウム、グ
ラファイト、硬化剤、珪酸カルシウムあるいは炭酸カル
シウム等の無機材等を混入し、発泡、硬化させ、仕上が
り密度で50〜300Kg/m3 位に形成したものであ
る。
【0012】レゾール型のフェノールフォーム(以下、
単にフェノールフォームという)は、主に連続式の発泡
成形方法により製造されるものであり、他の合成樹脂発
泡体(プラスチックフォーム)に比べて不燃性、低発煙
性、低毒性の性能を有するものである。また、このフェ
ノールフォームを金属板にサンドイッチして形成された
金属サイディング材は、単体でJIS−A−1301
(建築物の木造部分の防火試験方法)、JIS−A−1
302(建築物の不燃構造部分の防火試験方法)の防火
構造試験に合格する防火性能を有するものである。
【0013】発泡剤はフェノールフォームの原液を10
0重量部とすると、このフェノールフォームの原液に対
して2〜50重量部混入させるものであり、例えば、メ
チレンクロライド、炭酸塩(粉末)等である。
【0014】水酸化アルミニウムはフェノールフォーム
の原液を100重量部とすると、このフェノールフォー
ムの原液に対して50〜300重量部混入させるもので
あり、難燃材、耐火材、耐熱材として有用なものであ
る。例えば、その組成としては水分率が0〜30%、粒
度が10〜100μ、純度90%以上のものである。
【0015】ポリリン酸アンモニウムはフェノールフォ
ームの原液を100重量部とすると、このフェノールフ
ォームの原液に対して1〜25重量部混入させるもので
あり、反応調整材、難燃化材として有用なもので粒度は
30〜100μである。
【0016】グラファイトはフェノールフォームの原液
を100重量部とすると、このフェノールフォームの原
液に対して2〜30重量部混入させるものである。その
効果としては、火災時にフェノールフォームが炭化し空
隙が形成されるが、この空隙を加熱により膨張したグラ
ファイトにより塞ぎ、肉痩せによる耐火性能の低下を防
止するものである。
【0017】硬化剤はフェノールフォームの原液を10
0重量部とすると、このフェノールフォームの原液に対
して10〜50重量部混入させるものであり、有機リン
酸系、あるいはリン酸系とPSA系の混合物である。
【0018】珪酸カルシウムあるいは炭酸カルシウム等
の無機材は、プラスチックフォームの保形性、耐火性を
向上するために混入したものである。
【0019】また、無機ボード3bは、後記する連結部
の防火性の強化のため用いるもので、例えばケイ酸カル
シウム板、炭酸カルシウム板、石膏ボード、パーライト
セメント板、ロックウール板、スレート板、ALC板、
PC板、その他の無機質軽量体、無機質軽量発泡体、あ
るいはこれらの複合板の1種以上、もしくは超高密度樹
脂(高密度のフェノールフォーム等)を耐火パネル1の
雄型連結部4、雌型連結部5に一体に介在させるもので
ある。
【0020】7は無機パッキング材であり、例えばロッ
クウールフェルト、セラミックウール等よりなり、耐火
構造試験時に連結部間に間隙が形成されるのを防止して
火炎の浸入を遮断し、主に耐火材、気密材等の機能とし
て有用なものである。
【0021】8は防水パッキング材であり、例えばポリ
塩化ビニル系、クロロプレン系、クロロスルホン化ポリ
エチレン系、エチレンプロピレン系、アスファルト含浸
ポリウレタン系、EPM、EPDM等の一般的に市販さ
れているものであり、主に防水材、気密材等の機能とし
て有用なものである。
【0022】金属製表面材1の裏面に形成した極小通気
孔9は、耐火パネルP製造時にピアノ線等により金属製
表面材1の裏面に孔を形成したものであり、孔径は0.
01〜5mm位である。この極小通気孔9は芯材3製造
後に、芯材3に使用した硬化剤や発泡剤の残留酸成分の
影響により、芯材3内で化学反応を起こし塩素や二酸化
炭素等のガスが発生しても、このガスを極小通気孔9に
より、耐火パネルPの木口断面部分から外部に放出する
ことができるものである。
【0023】以上のような芯材3の構成により、製造後
の耐火パネルPの表面、裏面には内部ガスによる膨れ、
反り等の変形がなく、しかも強度、耐火性能に優れた耐
火パネルPとなる。
【0024】金属製裏面材供給機Dは金属製裏面材2を
吐出機Cにより形成されたプラスチックフォーム3a上
に積層するためのものである。また、成型機Eは金属製
裏面材供給機Dより供給された金属製裏面材2を所定形
状に成形するロール成型機であり、例えば図3に示すよ
うに金属製裏面材2を成形するものである。なお、金属
製裏面材2としては例えば鉄、アルミニウム、銅、ステ
ンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロ
ー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板
等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板等)等(勿論、これ
らを各種色調に塗装したカラー金属板を含む)の一種を
ロール成形、プレス成形、押出成形等によって各種形状
に成形したものである。
【0025】孔形成具Fは図2(b)に拡大して示すよ
うに、固定部Gと線材Hとからなり、後記する次工程の
キュアオーブンIの途中まで線材Hを形成したものであ
る。なお、線材Hは芯材3に極小通気孔9を形成するた
めに芯材3内に存在する。このために線材Hが引っ張ら
れるが、固定部Gにより線材Hが異動せず、芯材3固化
後に芯材3内に線材Hによる極小通気孔9が形成される
ものである。
【0026】また、芯材3の硬化挙動は、目視では液状
の樹脂(吐出時)−ゲルタイム−ライズタイム(通常の
合成樹脂発泡体の硬化挙動は、液状の樹脂(吐出時)−
クリームタイム−ゲルタイム−タックフリータイム−ラ
イズタイムである。)を、キュアオーブンI内で経て固
化する。したがって、完全に固化してしまうライズタイ
ムまで線材Hを延ばしていたのでは線材Hが切れてしま
う危険性があるし、短ければ極小通気孔9が形成されず
閉塞してしまう。このため、線材Hの長さはプラスチッ
クフォーム3aの硬化挙動を観察しながら決定するもの
である。
【0027】固定部Gは線材Hを固定するものであり、
キュアオーブンI内を移動する芯材3と線材Hの接着力
による線材Hの引っ張り力に耐え得るものであれば良
く、例えば金属材である。
【0028】線材Hは、キュアオーブンIによる線材H
の引っ張り力に耐え得るものであれば良いが、例えばピ
アノ線、ナイロン繊維、カーボン繊維、FRP、ボロン
繊維で強化したFRP(BFRP)、アラミド繊維(ケ
ブラー)で強化したFRP、GFRP、CFRP等より
なる線である。勿論、線材Hは離型性のあるものにす
る。このため、線材Hには離型剤を塗布することもでき
る。また、線材Hの線の太さ、硬度、離型性、本数等
は、芯材3の樹脂の物性により異なるものであり、目的
に応じて決定するものである。
【0029】キュアオーブンIはプラスチックフォーム
3aを硬化させると共に、金属製表面材1と金属製裏面
材2と芯材3を強固に接着するためのものであり、上型
と下型間で狭持してサンドイッチ構造の耐火パネルPを
形成するものである。勿論、キュアオーブンI内は所望
温度に加温されているものである。
【0030】切断機JはキュアオーブンIから送り出さ
れるサンドイッチ板を所定寸法、例えば3030mm、
3636mm、等の長さに切断するものである。
【0031】さらに、本発明に係る耐火パネルの製造装
置により製造された耐火パネルPについて詳細に説明す
ると、芯材3に形成した極小通気孔9の孔径は0.01
〜5mm位であり、この極小通気孔9は芯材3製造後
に、芯材3に使用した硬化剤や発泡剤の残留酸成分の影
響により、芯材3内で化学反応を起こし塩素や二酸化炭
素等のガスが発生しても、このガスを極小通気孔9によ
り、耐火パネルPの木口断面部分から外部に放出するこ
とができるものである。
【0032】このため、製造後の耐火パネルPの表面、
裏面には内部ガスによる膨れ、反り等の変形がなく、し
かも強度に優れた耐火パネルPとなる。
【0033】
【その他の実施例】以上説明したのは本発明に係る耐火
パネルの製造装置の一実施例であり、図4(a)〜
(h)〜図7(a)〜(e)に示すように極小通気孔9
を形成することができる。すなわち、図4(a)〜
(h)において、(a)図は金属製表面材1側に極小通
気孔9を形成した耐火パネルP、(b)図は金属製裏面
材2側に極小通気孔9を形成した耐火パネルP、(c)
図は芯材3の中央に極小通気孔9を形成した耐火パネル
P、(d)図は金属製表面材1と金属製裏面材2側に極
小通気孔9を形成した耐火パネルP、(e)、(f)図
は芯材3の中央および金属製表面材1あるいは金属製裏
面材2側に極小通気孔9を形成した耐火パネルP、
(g)、(h)図は金属製表面材1と金属製裏面材2側
および芯材3内に極小通気孔9を形成した耐火パネルP
である。
【0034】また、図5は格子状に極小通気孔9を形成
した耐火パネルPであり、図6(a)〜(j)、および
図7(a)〜(e)は極小通気孔9の形状のその他の実
施例を示すものである。
【0035】さらに、図8(a)〜(e)〜図14
(a)〜(c)は耐火パネルPのその他の実施例を示す
ものである。すなわち、図8(a)〜(e)、および図
9(a)〜(e)は極小通気孔9を各々変形した耐火パ
ネルPである。また、図10は切断機Jの次工程に孔形
成具Kを設け、図11に示すように金属製裏面材2に極
小通気孔9aを形成したものであり、図12(a)〜
(d)および図13(a)〜(d)はその変形例を示す
もので、極小通気孔9を図のように形成すると共に、金
属製裏面材2側から極小通気孔9aを適宜ピッチで複数
個形成した耐火パネルPである。なお、極小通気孔9a
は耐火パネルPがサンドイッチ構造に形成された後(キ
ュアオーブンI排出後)に穿孔するものである。
【0036】また、図14(a)〜(c)は耐火パネル
Pのその他の実施例を示すものであり、極小通気孔9、
9aは省略して示してある。なお、図において8は無機
系パッキング材、9は無機系板材、10はパッキング材
であり、耐火性、防水性を向上するためのものである。
【0037】また、図15〜図17に示すように、ルー
プ部L、切断機M、エンボス加工機Nを形成することも
できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る耐火パ
ネルの製造装置により製造した耐火パネルによれば、
耐火パネルの機械強度が従前より大幅に向上する。建
築構造部分の耐火構造試験(JIS−A−1304)、
建築用防火戸の防火試験(JIS−A−1311)、耐
火庫(JIS−S−1037)等の耐火試験に合格する
性能を有する。金属製表面材、金属製裏面材と芯材間
の接着が強固であり、部材間の剥離が全くない。金属
製表面材、金属製裏面材に膨れ、反り等の変形が表れな
い。係合力が強化される。無機ボードを耐火パネル
の両端に形成したために、火災時の最弱点部である連結
部の耐火性能を大幅に向上する。芯材に極小通気孔を
形成したので芯材内にガスが発生しても、極小通気孔が
これを効率良く耐火パネルの木口断面より外部に放出す
るので、耐火パネルの化粧面の膨れや反り等の変形が長
年に亘って起こらない。生産性(歩留まり)の向上。
クレーム件数の減少。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る耐火パネルの製造装置の代表例を
示す説明図である。
【図2】本発明に係る耐火パネルの製造装置の代表例を
示す説明図である。
【図3】本発明に係る耐火パネルの製造装置で製造した
耐火パネルを示す説明図である。
【図4】本発明に係る耐火パネルの製造装置で製造した
耐火パネルのその他の実施例を示す説明図である。
【図5】本発明に係る耐火パネルの製造装置で製造した
耐火パネルのその他の実施例を示す説明図である。
【図6】本発明に係る耐火パネルの製造装置で製造した
耐火パネルの極小通気孔のその他の実施例を示す説明図
である。
【図7】本発明に係る耐火パネルの製造装置で製造した
耐火パネルの極小通気孔のその他の実施例を示す説明図
である。
【図8】本発明に係る耐火パネルの製造装置で製造した
耐火パネルのその他の実施例を示す説明図である。
【図9】本発明に係る耐火パネルの製造装置で製造した
耐火パネルのその他の実施例を示す説明図である。
【図10】本発明に係る耐火パネルの製造装置のその他
の実施例を示す説明図である。
【図11】本発明に係る耐火パネルの製造装置で製造し
た耐火パネルのその他の実施例を示す説明図である。
【図12】本発明に係る耐火パネルの製造装置で製造し
た耐火パネルのその他の実施例を示す説明図である。
【図13】本発明に係る耐火パネルの製造装置で製造し
た耐火パネルのその他の実施例を示す説明図である。
【図14】本発明に係る耐火パネルの製造装置で製造し
た耐火パネルのその他の実施例を示す説明図である。
【図15】本発明に係る耐火パネルの製造装置のその他
の実施例を示す説明図である。
【図16】本発明に係る耐火パネルの製造装置のその他
の実施例を示す説明図である。
【図17】本発明に係る耐火パネルの製造装置のその他
の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
A 金属製表面材供給機 B 成型機 C 吐出機 D 金属製裏面材供給機 E 成型機 F 孔形成具 G 固定部 H 線材 I キュアオーブン J 切断機 K 孔形成具 L ループ部 M 切断機 N エンボス加工機 P 耐火パネル 1 金属製表面材 2 金属製裏面材 3 芯材 3a プラスチックフォーム 3b 無機ボード 4 雄型連結部 5 雌型連結部 6 化粧面 7 無機パッキング材 8 防水パッキング材 9 極小通気孔 9a 極小通気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 15/08 105 Z 7148−4F 27/20 Z 27/42 101 E04B 1/80 Z 1/94 // C08J 9/04 CFB B29K 61:04 105:04 B29L 31:10 C08L 61:06 (72)発明者 菅野 良彦 山形県東根市大字蟹沢字上縄目1816番地の 12 株式会社アイジー技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製表面材と金属製裏面材間に合成樹
    脂発泡体からなる芯材を一体にサンドイッチした耐火パ
    ネルを製造する装置において、金属製表面材を供給する
    金属製表面材供給機と、金属製表面材を成形する成型機
    と、金属製表面材の樋状部に合成樹脂発泡体原料よりな
    る芯材を充填する吐出機と、金属製裏面材を供給する金
    属製裏面材供給機と、金属製裏面材を成形する成型機
    と、芯材を発泡させ硬化させる上下型よりなるキュアオ
    ーブンと、該キュアオーブンから送り出される連続体を
    切断する切断機とからなり、かつ芯材吐出後に芯材内に
    流れ方向と平行に複数本の線状の線材がキュアオーブン
    の途中まで形成されていると共に、芯材はフェノールフ
    ォーム樹脂に水酸化アルミニウム、ポリリン酸アンモニ
    ウム、グラファイト、珪酸カルシウムあるいは炭酸カル
    シウム等の無機材が混入されたプラスチックフォームで
    あることを特徴とする耐火パネルの製造装置。
JP7009432A 1995-01-25 1995-01-25 耐火パネルの製造装置 Pending JPH08197642A (ja)

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JP2018080529A (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 清水建設株式会社 耐火パネルの連結構造
KR20180111135A (ko) * 2017-03-31 2018-10-11 주식회사 금호패널 난연성 샌드위치 패널의 제조 방법
KR20180111136A (ko) * 2017-03-31 2018-10-11 주식회사 금호패널 난연성이 개선된 고급 샌드위치 패널의 제조 방법
WO2019159929A1 (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 三菱ケミカル株式会社 難燃性金属樹脂複合材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018080529A (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 清水建設株式会社 耐火パネルの連結構造
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