JPH026702Y2 - - Google Patents

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JPH026702Y2
JPH026702Y2 JP1983181414U JP18141483U JPH026702Y2 JP H026702 Y2 JPH026702 Y2 JP H026702Y2 JP 1983181414 U JP1983181414 U JP 1983181414U JP 18141483 U JP18141483 U JP 18141483U JP H026702 Y2 JPH026702 Y2 JP H026702Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は複写機やフアクシミリ等の撮像装置に
関し、更に詳しくは撮線信号出力が主に原稿を照
射する光源の光量変化によつて影響を受けない撮
像装置に関するものである。
従来技術 従来は、撮像装置の光源に明るさを補正しなく
とも一定の光量を得ることのできるものを使用し
ていたが、これ等は高価で消費電力も大きく、今
日では主に螢光灯を利用する場合が多くなつた。
しかし、螢光灯は短期・長期に亘りかなりの光量
変化があるため何らかの補正を必要とする。
従来の補正方法としては、特にフアクシミリ等
で多く用いられている方法で、撮像画信号そのも
のにAGC的な操作を行なうものがある。この場
合原稿の内容によつて影響を受け、明るさ補正と
は完全に等価にならないため原稿に対し忠実な画
信号がえられない欠点があつた。
また、別の方法としては、撮像用光電変換素子
(CCD等)とは別に専用の光量検出用光電変換素
子(CdS等)を設け、この電気信号を光量検出信
号として画信号の補正を行なうものであるが、こ
の場合、補正系全体に閉ループを形成することが
不可能であり、さらに撮像用、光量検出用の素子
が異なることにより温度特性、色感度の違い等、
素子特性の影響が大きくそのため調整が複雑なば
かりか長期間確実・高精度の補正が得難い欠点が
ある。
これらの欠点を解決するため、特開昭57−
81775号に知られるように、原稿を載置する原稿
台に照射するための光源からの光を反射せしめる
反射体を設け、撮像用光電変換素子の一部で前記
反射体からの反射光を光電変換してこの部分を反
射光検出部となし、前記撮像用光電変換素子の残
部を原稿撮像用光電変換部となし、前記反射光検
出部からの出力でもつて前記撮像用光電変換素子
からの出力もしくは前記光源の光量を補正する補
正手段を具備させていたが、前記反射体は、原稿
台の一端に設けられていて、撮像装置移動方向
(言い換えれば副走査方向)に一定巾で全長に亘
るものが用いられている。
しかしながら、このようなものにおいては、反
射体の全長に亘り均一な反射率にすることが困難
であり、また反射体に汚れ、傷等が生じた場合、
画信号の副走査方向に白ヌケ又は黒スジの原因と
なる異常なレベルが生ずるという問題点がある。
また複写機内部から生ずる塵埃などによつて反射
体に汚れが生ずるという問題点もある。
考案の目的 本考案の主な目的とするところは、上述した問
題点を解決するために、反射体を光源に隣接する
スリツト付きの遮光板の裏面の一部に設けること
により、光源と反射体とを一体に移動させ、反射
体における反射が常に一定の状態で行なわれるよ
うにし、撮像装置における反射光検出による光量
補正をより正確に行なうことにある。
考案の構成 上述の目的を達成するため、本願の考案によれ
ば、光源からの光を反射せしめる反射体と、撮像
用光電変換素子の一部を前記反射体からの反射光
を光電変換する反射光検出部として用いると共
に、前記撮像用光電変換素子の残部を原稿撮像用
光電変換素子として用いた光電変換装置と、前記
反射光検出部の出力でもつて前記撮像用光電変換
素子からの出力あるいは前記光源の光量を補正す
るようにした補正手段とを具備した撮像装置にお
いて、前記反射体は、光源に隣接し、スリツトを
有し光源と一体になつて移動する遮光板の裏面の
一部に設けられた反射体として構成され、更に該
遮光板には該反射体に隣接して該スリツトとは反
対の側に窓が設けられていることを特徴とする撮
像装置が提供される。
実施例 第1図は本考案の一実施例としての撮像装置の
概略構成を示す斜視図であり、第2図Aには同じ
く平面図、第2図Bには同じく立面図を示す。こ
れらの図において、1は原稿台、11は原稿、3
は螢光灯などの光源に隣接し光源と一体になつて
移動する遮光板、31は遮光板に設けられたスリ
ツト、32は光量検出のための基準となる反射体
で、本考案においては前記遮光板3の裏面一部
(巾aの部分)に第1図において破線で示すよう
に取付けられている。なおこの反射体の材質、色
等は適宜選定することができるが、一例として白
テープなどを取付けることができる。また33は
巾aの部分に隣接して設けられた窓で、反射体3
2によつて光源2からの光がさえぎられ、原稿1
1の反射体32近傍部分が光量低下するのを防ぐ
ためである。4はミラー、5はレンズ、6は
CCD等の撮像用光電変換素子、7は信号処理回
路、Dは撮像装置の副走査方向を示す。すなわた
光源2、遮光板3、ミラー4、レンズ5、光電変
換素子6および信号処理回路7は一体となつて矢
印Dの方向に移動することができるようになつて
いる。
撮像用光電変換素子6は巾cを撮像する位置に
配設されており、この時の撮像用光電変換素子6
上の巾をc′で表わす。bは原稿の撮像巾であり、
光電変換素子6上には巾b′としてあらわれる。更
に撮像用光電変換素子6上の巾a′に、反射体32
からの光源2の反射光を光電変換するようにして
反射光を検出する役目を持たせる。ちなみに撮像
用光電変換素子6に対する全体のビツト数は例え
ば2048ビツトであり、反射光検出部の巾a′に対す
るビツト数は10〜20ビツトである。
また第2図Cは、撮像用光電変換素子6への光
の入射状況を示す図であり、原稿11の巾b、反
射体32の巾aは光電変換素子6上のそれぞれ巾
b′、巾a′として対応することを示している。なお
第2図Cにおいてはミラー4は省略して示した。
また厳密には反射体32は原稿11と同じ面に存
在しないが原稿11とスリツト31との距離は極
めて小であるので、同じ面に存在するものとして
図示した。
以上のように同じ撮像用光電変換素子6に反射
光検出部(a′の部分)と原稿撮像用光電変換部
(b′の部分)を持たせているので、それらの間に
特性の差を生じない。なお、撮像用光電変換素子
6に使用されるCCDは1個に限定されるもので
はない。
第3図は信号処理回路7に含まれる撮像画信号
補正回路8の一例で、81は撮像用光電変換素子
6からの撮像画信号を入力する入力端子、84は
撮像画信号の増巾部、85は比較増巾器でVF
基準電圧、86はサンプルホールド回路で、86
1はアナログスイツチ、82は制御入力端子、8
3は出力端子である。増巾部84は、入力抵抗8
43、増巾器841、および帰還素子としての電
界効果トランジスタ842を有する。増巾部84
のゲインは電界効果トランジスタ842のゲート
に与えられる電圧により変化させられる。
第4図は第1図装置における螢光灯の光量特性
を示す特性図、第5図および第6図は動作説明の
ための波形図である。第4図に示されるように螢
光灯においては時間と共に相対光量が増大する。
第5図は1主走査分の撮像信号波形例を示し、第
4図の螢光灯の光量特性に伴い相対出力が次第に
変化する。これに対し第6図は上記補正回路によ
つて補正された撮像信号出力波形を示す。ここで
Wは白画信号レベル、Bは黒画信号レベルを表わ
す。
次に上記第1〜第6図により本考案の撮像装置
の動作を説明する。
撮像開始指令により螢光灯2が点灯し原稿の撮
像を開始する。原稿の画像及び反射体32による
反射光はミラー4、レンズ5を経て撮像用光電変
換素子6に収光され、そこで光電変換され、第5
図aに示す撮像信号となつて出力される。
ところで上述したように一般に螢光灯の光量は
第4図に示すように点灯後、時間と共に刻々と変
化する。そのため撮像信号の出力振巾は、時刻t1
においては第5図bのように、又t2においては第
5図cのようになつて次第に出力振巾が変化す
る。ここで第5図a及至cにおけるT1区間の信
号は原稿の1主走査分の画信号を示し、それに続
くT2区間の信号は反射体32で反射してえられ
た反射光信号を示す。そしてこれら第5図a乃至
cに示される撮像用光電変換素子6からの出力は
第3図に示す撮像画信号補正回路8の入力端子8
1に供給される。
一方制御入力端子82には第5図dに示すよう
なタイミングT3(このT3は反射光信号を出力する
T2区間内に設定されておりT3〈T2である)で制
御信号が印加され、サンプルホールド回路86の
アナログスイツチ861を閉にする。これにより
可変増巾部84を含め閉ループが形成され、撮像
画信号補正回路8の出力端子83に現われる出力
電圧は常に比較増巾器85の基準電圧VFに等し
いレベルになるよう可変増巾部84のゲインが設
定される。またT1区間ではアナログスイツチ8
61が開であるため可変増巾部84のゲインはサ
ンプルホールド回路86により先にホールドされ
たゲインを維持することになる。このようにして
第4図に示すような螢光灯の光量変化があつて
も、撮像画信号補正回路8の出力端子83から出
力される撮像信号は第6図に示すように白画信号
レベルWが常に基準電圧VFに維持され常に一定
レベルで螢光灯の光量変化に影響されない。
第7図は撮像画信号補正回路の他の例を示す。
第7図において94は撮像画信号の増巾部、21
は螢光灯2の調光回路である。この例では増巾部
94のゲインを変える代わりにサンプルホールド
回路96の出力によつて光源2の調光回路21を
制御し、光源2の光量を変えることにより撮像画
信号補正回路9から出力される撮像画信号レベル
を一定に保つ。
考案の効果 以上説明したように、本願考案は、反射体を光
源に隣接するスリツト付き遮光板の裏面一部に設
けることにより、反射体と光源とは一体に移動す
る構造とされているので、反射体が小型化し、反
射体における反射が常に一定の状態で行なわれ、
撮像装置における反射光検出による光量補正をよ
り正確に行なうことができる。なお反射体の性能
劣化時における反射体の交換も容易である。
更に本考案によれば、該遮光板には該反射体に
隣接して該スリツトとは反対の側に窓が設けられ
ているため、該反射体によつて光源からの光がさ
えぎられ、原稿の反射体近傍部分が光量低下する
のを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての撮像装置の
概略構成を示す斜視図、第2図A,B,Cは上記
撮像装置の構成を説明する図であつて、Aは上方
から見た平面図、Bは前方から見た立面図、Cは
撮像用光電変換素子への光の入射状況を示す図、
第3図は撮像画信号補正回路の一例を示す図、第
4図は螢光灯の光量特性を示す特性図、第5図お
よび第6図は動作説明のための波形図、第7図は
撮像画信号補正回路の他の例を示す図である。 符号の説明、1……原稿台、11……原稿、2
……光源、21……調光回路、3……遮光板、3
1……スリツト、32……反射体、33……窓、
4……ミラー、5……レンズ、6……撮像用光電
変換素子、7……信号処理回路、8,9……撮像
画信号補正回路、81,91……入力端子、8
2,92……制御入力端子、83,93……出力
端子、84,94……増巾部、85,95……比
較増巾器、86,96……サンプルホールド回
路、861,961……アナログスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光源からの光を反射せしめる反射体と、撮像用
    光電変換素子の一部を前記反射体からの反射光を
    光電変換する反射光検出部として用いると共に、
    前記撮像用光電変換素子の残部を原稿撮像用光電
    変換素子として用いた光電変換装置と、前記反射
    光検出部の出力でもつて前記撮像用光電変換素子
    からの出力あるいは前記光源の光量を補正するよ
    うにした補正手段とを具備した撮像装置におい
    て、前記反射体は、光源に隣接し、スリツトを有
    し光源と一体になつて移動する遮光板の裏面の一
    部に設けられた反射体として構成され、更に該遮
    光板には該反射体に隣接して該スリツトとは反対
    の側に窓が設けられていることを特徴とする撮像
    装置。
JP18141483U 1983-11-24 1983-11-24 撮像装置 Granted JPS6088661U (ja)

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JP18141483U JPS6088661U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 撮像装置

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JPS6088661U JPS6088661U (ja) 1985-06-18
JPH026702Y2 true JPH026702Y2 (ja) 1990-02-19

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6219704A (ja) * 1985-07-19 1987-01-28 Hitachi Ltd 被検査対象パターンの画像信号感度補正装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5781775A (en) * 1980-11-11 1982-05-21 Iwatsu Electric Co Ltd Image pickup equipment
JPS57162880A (en) * 1981-04-01 1982-10-06 Hitachi Ltd Detecting system of deteriorated fluorescent lamp

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