JPH0265704A - ワンタッチ取付作業機の取付姿勢指定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ この発明はワンタッチ取付作業機の取付姿勢指定装置に
関する。

この発明は、トラクター等の移動車輌の一端に、作業機
をワンタッチで簡単に取付けるものに於いて、作業機の
取付時姿勢の可否を運転者に知らせたり、取付時の作業
機姿勢が一定姿勢にしかならない、ワンタッチ取付作業
機の取付姿勢指定装置に関する。

［従来技術］ 従来の作業機ワンタッチ着脱のものは、移動車輌に対し
作業内容に応じて作業機姿勢を変更調節し、この変更調
節したままの姿勢で作業機を取り外していた。

［発明が解決しようとする課題］ このような従来の作業機ワンタッチ着脱のものでは、作
業機の取外し姿勢が一定していないため、再度作業機を
取付ける際には、移動車輌のワンタッチ係止部、または
、作業機のワンタッチ保持部を調節して取付ける必要が
あり、取付は時に調節方向や調節量等を考えなければな
らず、ワンタッチ操作がやりにくいものであった。

［課題を解決するための手段］ この発明は、従来装置のこのような不具合を解消しよう
とするものであって、２つの発明から成っており、夫々
次のような技術的手段を講じている。

請求項１の発明は、作業機１の一端にワンタッチ保持部
２を突設し、この作業機１を姿勢変更調節自在とするも
のに於いて、前記ワンタッチ保持部２の調節角を指示す
る角度読取具４を、該作業機１に取付けたことを特徴と
するワンタッチ取付作業機の取付姿勢指定装置の構成と
した。

請求項２の発明は、作業機１の一端にワンタッチ保持部
２を突設し、この作業機１を姿勢変更調節自在とするも
のに於いて、この作業機１に、地面に対し二点接当する
スタンド５を突出または収納自在に取付け、このスタン
ド５突出時には、前記作業機１の姿勢が一定姿勢となる
ことを特徴とするワンタッチ取付作業機の取付姿勢指定
装置の構成とした。

［発明の効果］ この発明は、前記の夫々の構成により、次のような技術
的効果を奏する。

即ち、請求項１に記載の発明は１作業機１にワンタッチ
保持部２の調節角度を指示する角度読取具４を取付けた
ので、この角度読取具４に従ってワンタッチ保持部２の
角度を調節すると、ワンタッチ取付は位置範囲になった
ことが判るから、容易にワンタッチ操作で移動車輌に該
作業機１を取付けることができる。

即ち、請求項２に記載の発明は、作業機１を取り外して
保管する際に９作業機１の転倒を防止するスタンド５の
接地部を、地面に対し二点接当としたから、このスタン
ド５突出時には作業機１の保管姿勢が常に一定と成るか
ら、この保管姿勢をワンタッチ取付は時の姿勢にしてお
くことにより。

次回取付は時に容易にワンタッチ操作で移動重輪に該作
業機１を取付けることができる。

［実施例］ 以下に、図面を参照して、この発明の実施例をくわしく
説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部
品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的
な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに
限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない
。

回倒は、トラクター等の移動農機６に於いて。

この移動農機６の前部または後部等の一端にワンタッチ
着脱するロータリー１ａである作業機１に、この発明を
折り込んだものである。

移動農機６の前部または後部等の一端には、中央上部の
トップリンク７と下部両側のロワーリンク８，８の基端
部が上下揺動自在に取付けられている。

そして、これらのトップリンク７とロワーリンク８，８
他端部に、略三角形状の係止枠１０が取付けられて三点
リンク９を構成しており、この三点リンク９を、移動農
機６に内装した昇降装置（図示せず）と連動連結したリ
フトアーム１１゜１１とリフトアーム１２．１２を介し
て昇降自在に連結している。

１３は自在継手であって、移動農機６のＰＴＯ軸１４に
一端を挿入し、他端側に駆動用の爪クラッチ１５を設け
ると共に、この爪クラツチ１５部を係止枠１０近傍に望
ませ、三点リンク９と略同体で上下動する。

ロータリー１８は、伝動ケース１６と、この伝動ケース
１６から突設する耕耘軸１７に取付ける複数個の耕耘爪
１８．１８．、、、から成る掘削部と、この掘削部を覆
う主カバー１９とりャーカバー２０とサイドカバー２１
から成るカバ一部と、機枠を兼ねる略三角形状の保持部
２とマスト２２と前記伝動ケース１６から成る主枠部と
、該主枠部に対し上下調節自在に取付けられた。ゲージ
輸２３とその支持アーム２４と操作ハンドル２５から成
る姿勢変更部を主体としている。

２６は従動用の爪クラッチであって、三点リンク９側の
駆動用爪クラッチ１５に噛み合い可能としており、駆動
力を前記ロータリー１８の伝動ケース１６に連動連結す
る。

次に、請求項１に記載の発明の要部構成について説明す
る６ ロータリー１８の主枠部の一部であるハンドル取付板２
７には、ゲージ輸２３上下調整によるロータリー１８の
前後方向の傾斜姿勢、即ち、保持部２の傾斜角度を測定
する角度読取具４を取付けている。

角度読取具４は、第２図で示すように、気泡３を案内筒
２７内で前後動させ、一定範囲Ｓ−８以内に気泡３が位
置する範囲をワンタッチ取付可能範囲とし、外部から目
視できる透明体カバー２８で覆っている。

第３図の別図例のものは、円弧状の案内筒２９とした角
度読取具４ａであって、案内筒２９内には、第２図のも
のと同様に気泡３入りの液体を充填し１前後揺動角度を
より児やすくしている。

さらに別の第４図の角度読取具４しのｆノのは、支点３
０から針状の重り３１を吊り下げ、重り３１の下部に指
示板３２を取付けている。

次に、請求項２に記載の発明の要部構成について説明す
る。

第５図、第６図で示すようにロータリー１８の伝動ケー
ス１６外側方に、上下反転自在のスタンド５を支持パイ
プ３３を介して取付けている。

３４は係止ビンであって、スタンド５の上下位置をどち
らか一方に係止する。

スタンド５は地面に対し前後の接地部３５，３６を有し
ており、この両液地部３５．３６が接地した時のロータ
リー１８の前後傾斜姿勢、即ち、保持部２の傾斜角度は
一定である。

回倒第５図、第６図の場合、ロータリー１ａの傾斜姿勢
はスタンド５で保持するから、ゲージ輸２３を取り外し
て作業してもよい、即ち、リヤーカバー２０の上下動角
度を読み取りながら自動耕深制御をするもの（図示せず
）にも容易に実施できる。

移動農機６の、その他の構成を説明する。

３７はギヤーケースであって、このギヤーケース３７の
前方に前車輪（図示せず）を設け、後部に後車輪３８．
３８を設けている。

３９は駆動軸であって、ギヤーケース３７内の駆動力を
後車輪３８．３８に連動している。

ギヤーケース３７上方には運転者席（図示せず）が設け
られる。

４１はトップリンク取付台であって、一端をギヤーケー
ス３７に取り付け、他端にトップリンク７の一端を取付
けている。

このトップリンク取付台４１を使用しないで、トップリ
ンク７を長いものとして直接ギヤーケース３７に取付け
てもよい。

トップリンク取付台４１を使用する場合、三点リンクの
上昇に伴い係止枠１０の上端中央の中央突起３９が急激
にギヤーケース３７方向に引き寄せられ、ロータリー１
８を取付けたとき、耕耘爪１８．１８．、下方の地上高
さが多くなり、他物に接当する危険性が少なくなる。

［作用］ 次に１図例の作用について説明する。

移動農機６の一端（回倒は後部）に上下昇降自在に取付
けた三点リンクの他端に設けた略山形の三角形状の係止
枠１０を下方に降下した状態で。

移動１１１ｉ！６をロータリー１８の保持部２側に接近
させ、三点リンクを上方に吊り上げる。

係止枠１０の中央突起３９が保持部２の中央凹部４０に
係合し、ロータリー１ａは上方に吊り上げられながら、
係止枠１０全体に保持部２が重合しワンタッチ取り付け
が行われる。

この時、三点リンクの係止枠１０の中央突起３９は、三
点リンクの上昇に伴いギヤーケース３７方向に引き寄せ
られるから、ロータリー１ａの保持部２の中央凹部４０
を一定位置まで、三点リンク側（矢印イ方向）に傾けて
おく必要が有る。

このため従来装置では、ゲージ輸２３付きのものでは、
操作ハンドル２５を回転して保持部２の傾斜を調節して
いた。

しかし、係止枠１０の上動時の軌跡が良くわからないた
め、運転者は何度も移動農機６から乗り降りし調節して
いた。

これに対し、請求項１に記載の発明は、角度読取具４を
目視しながら操作ハンドル２５を調節し、角度読取具４
の気泡３または重り３１を一定位置に位置させるだけで
、ロータリー１８の取付位置を指定することができるか
ら、−塵取付時に調節するだけでワンタッチ取付が容易
と成る。

また、請求項２に記載の発明は、ロータリー１８を取り
外して保管する際に、ロータリー１ａのに：＠を防止す
るスタンド５を下方に突出するだけで、スタンド５の前
後の接地部３５，３６がロータリー１８を一定姿勢に決
めるから１次に三点リンクの係止枠１０で保持部２を上
動係止する姿勢に変動が生じない。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は、第１項発明の実施例を示すものであ
って、第１図は側面図、第２図は要部斜視図、第３図は
別図例の要部側面図、第４図はさらに別図例の要部側面
図である。第５図、第６図は第２項発明の実施例を示す
ものであって、第５図は作業時姿勢を示す側面図、第６
図は取り付は時または保管時を示す側面図である。第７
図は全体側面図を示す。 図中、符号１は作業機、２は保持部、４は角度読取具、
５はスタンドである。 神ｆ図 ＃２図 埠５回

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）作業機１の一端にワンタッチ保持部２を突設し、
   この作業機１を姿勢変更調節自在とするものに於いて、
   前記ワンタッチ保持部２の調節角を指示する角度読取具
   ４を、該作業機１に取付けたことを特徴とするワンタッ
   チ取付作業機の取付姿勢指定装置。
2. （２）作業機１の一端にワンタッチ保持部２を突設し、
   この作業機１を姿勢変更調節自在とするものに於いて、
   この作業機１に、地面に対し二点接当するスタンド５を
   突出または収納自在に取付け、このスタンド５突出時に
   は、前記作業機１の姿勢が一定姿勢となることを特徴と
   するワンタッチ取付作業機の取付姿勢指定装置。