JPH0216569Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216569Y2 JPH0216569Y2 JP1982018835U JP1883582U JPH0216569Y2 JP H0216569 Y2 JPH0216569 Y2 JP H0216569Y2 JP 1982018835 U JP1982018835 U JP 1982018835U JP 1883582 U JP1883582 U JP 1883582U JP H0216569 Y2 JPH0216569 Y2 JP H0216569Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planting device
- seedling planting
- machine
- inclination angle
- drive mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 10
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims description 9
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 9
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 9
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、走行機体に、機体左右方向に複数の
整地フロートを並設した苗植付装置を、駆動機構
により機体左右方向に傾斜自在に連動連結し、水
平面に対する前記苗植付装置の傾斜角度を検出す
るセンサーを前記苗植付装置に取付けると共に、
前記センサーによる検出傾斜角度に基いて、前記
苗植付装置の傾斜角度を設定範囲内に維持するよ
うに前記駆動機構を自動的に作動するローリング
制御機構を備えた田植機に関する。
整地フロートを並設した苗植付装置を、駆動機構
により機体左右方向に傾斜自在に連動連結し、水
平面に対する前記苗植付装置の傾斜角度を検出す
るセンサーを前記苗植付装置に取付けると共に、
前記センサーによる検出傾斜角度に基いて、前記
苗植付装置の傾斜角度を設定範囲内に維持するよ
うに前記駆動機構を自動的に作動するローリング
制御機構を備えた田植機に関する。
上記田植機は、走行機体の機体左右方向におけ
る傾斜のいかんにかかわらず、苗植付装置の機体
左右方向における姿勢をほぼ水平に維持し、苗植
付けを良好に行えるようにしたものであり、従来
では特開昭56−137808号公報で示されたものが知
られている。
る傾斜のいかんにかかわらず、苗植付装置の機体
左右方向における姿勢をほぼ水平に維持し、苗植
付けを良好に行えるようにしたものであり、従来
では特開昭56−137808号公報で示されたものが知
られている。
前記従来技術によれば、左右の感知フロートを
植付装置に対して昇降可能に取付けるとともに、
そのフロートの浮力を利用することによつて、植
付面の整地作用に加えて植付装置のローリング制
御を行うためのセンサーの役割も発揮し得るよう
に構成されている。
植付装置に対して昇降可能に取付けるとともに、
そのフロートの浮力を利用することによつて、植
付面の整地作用に加えて植付装置のローリング制
御を行うためのセンサーの役割も発揮し得るよう
に構成されている。
しかしながら、前記感知フロートは機体左右方
向の傾斜姿勢については植付装置と一体となるた
め、植付装置が左右に傾いた場合には感知フロー
トも植付面に対して左右傾斜してしまい、ローリ
ング制御が作動して植付装置が水平状態に戻るま
での間は、感知フロートによる正規の整地作用が
発揮されない不具合が生じてしまうものであると
ともに、左右に傾斜したフロートによつて却つて
植付面が乱れたり、泥押しを生じて既植苗を倒し
たりするおそれもあつた。
向の傾斜姿勢については植付装置と一体となるた
め、植付装置が左右に傾いた場合には感知フロー
トも植付面に対して左右傾斜してしまい、ローリ
ング制御が作動して植付装置が水平状態に戻るま
での間は、感知フロートによる正規の整地作用が
発揮されない不具合が生じてしまうものであると
ともに、左右に傾斜したフロートによつて却つて
植付面が乱れたり、泥押しを生じて既植苗を倒し
たりするおそれもあつた。
本考案は上記不具合を阻止して、ローリング制
御中においても所期の整地作用が発揮できること
を目的とする。
御中においても所期の整地作用が発揮できること
を目的とする。
本考案は冒頭に記載した田植機において、前記
苗植付装置の機体左右方向ほぼ中央位置に、機体
前後方向軸芯周りで揺動自在となる状態に支持部
材を、その左右方向ほぼ中央位置において枢支連
結するとともに、前記支持部材における前記軸芯
に対する左右両側位置に、前記整地フロートを機
体左右方向軸芯周りで揺動自在に枢支連結してあ
ることを特徴構成とする。
苗植付装置の機体左右方向ほぼ中央位置に、機体
前後方向軸芯周りで揺動自在となる状態に支持部
材を、その左右方向ほぼ中央位置において枢支連
結するとともに、前記支持部材における前記軸芯
に対する左右両側位置に、前記整地フロートを機
体左右方向軸芯周りで揺動自在に枢支連結してあ
ることを特徴構成とする。
前記構成によれば、支持部材を前後軸芯周りに
揺動自在とすることにより、この支持部材に装着
される整地フロートは、前後方向のみならず左右
方向についても揺動可能になり、たとえ植付装置
が左右にローリングしても、従来のように植付装
置の左右傾斜に伴つて整地フロートも左右傾斜し
てしまうことはなくなり、整地フロートは前記ロ
ーリングとは無関係に植付面に追従して、所期の
整地作用を発揮できるようになる。
揺動自在とすることにより、この支持部材に装着
される整地フロートは、前後方向のみならず左右
方向についても揺動可能になり、たとえ植付装置
が左右にローリングしても、従来のように植付装
置の左右傾斜に伴つて整地フロートも左右傾斜し
てしまうことはなくなり、整地フロートは前記ロ
ーリングとは無関係に植付面に追従して、所期の
整地作用を発揮できるようになる。
従つて、植付装置のローリングの如何にかかわ
らず、常にフロートによる整地作用を良好に行え
ると共に、フロートによる泥押しに起因しての既
植苗の倒しや浮苗発生を回避できるに至つた。
らず、常にフロートによる整地作用を良好に行え
ると共に、フロートによる泥押しに起因しての既
植苗の倒しや浮苗発生を回避できるに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基いて詳述す
る。
る。
前後に車輪１，２を軸架した走行機体の後部
に、油圧シリンダ３とリンク機構４を介して駆動
昇降自在に取付ブラケツト５を連結すると共に、
前記取付ブラケツト５に機体前後方向軸芯Ｐ周り
で機体左右方向に揺動傾斜自在に苗植付装置６を
連結し、かつ、前記苗植付装置６に２個の整地フ
ロート７，７を機体左右方向に並べて設け、田植
機を構成してある。
に、油圧シリンダ３とリンク機構４を介して駆動
昇降自在に取付ブラケツト５を連結すると共に、
前記取付ブラケツト５に機体前後方向軸芯Ｐ周り
で機体左右方向に揺動傾斜自在に苗植付装置６を
連結し、かつ、前記苗植付装置６に２個の整地フ
ロート７，７を機体左右方向に並べて設け、田植
機を構成してある。
前記苗植付装置６の植付ミツシヨンケース８か
ら突設した支軸９を、前記取付ブラケツト５に回
転自在に軸架し、その軸芯Ｐ周りで苗植付装置６
を揺動傾斜自在に構成し、前記支軸９に大径の扇
形ギア１０を取付け、他方、前記大径ギア１０に
咬合するギア１１を連設したギア軸１２を取付ブ
ラケツト５に回転自在に取付け、そのギア軸１２
と、走行車体の後部に設けた電動モータ１３と
を、自在接手１４，１４及び伸縮スプライン軸１
５を介して連動連結し、モータ１３によつて苗植
付装置６を駆動傾斜させられるように構成してあ
る。
ら突設した支軸９を、前記取付ブラケツト５に回
転自在に軸架し、その軸芯Ｐ周りで苗植付装置６
を揺動傾斜自在に構成し、前記支軸９に大径の扇
形ギア１０を取付け、他方、前記大径ギア１０に
咬合するギア１１を連設したギア軸１２を取付ブ
ラケツト５に回転自在に取付け、そのギア軸１２
と、走行車体の後部に設けた電動モータ１３と
を、自在接手１４，１４及び伸縮スプライン軸１
５を介して連動連結し、モータ１３によつて苗植
付装置６を駆動傾斜させられるように構成してあ
る。
前記苗植付装置６に、重錘と光電管とにより水
平からの偏位状態を検出するセンサー１６を付設
し、苗植付装置６の水平面に対する傾斜角度を検
出するように構成し、そして、前記センサー１６
と前記モータ１３とを連係し、前記センサー１６
による検出傾斜角度に基き、苗植付装置６が設定
範囲以上に傾斜するに伴つて前記モータ１３を正
転あるいは逆転駆動し、前記苗植付装置６の傾斜
角度を設定範囲内に維持するようにローリング制
御機構１７を構成してある。
平からの偏位状態を検出するセンサー１６を付設
し、苗植付装置６の水平面に対する傾斜角度を検
出するように構成し、そして、前記センサー１６
と前記モータ１３とを連係し、前記センサー１６
による検出傾斜角度に基き、苗植付装置６が設定
範囲以上に傾斜するに伴つて前記モータ１３を正
転あるいは逆転駆動し、前記苗植付装置６の傾斜
角度を設定範囲内に維持するようにローリング制
御機構１７を構成してある。
前記整地フロート７…を設けるに、前記苗植付
装置６の機体左右方向ほぼ中央位置に、機体前後
方向軸芯Ｑ周りで揺動自在となる状態に支持部材
１８を、その左右方向ほぼ中央位置において枢支
連結するとともに、前記支持部材１８における前
記軸芯Ｑに対する左右両側位置に、前記整地フロ
ート７…を機体左右方向軸芯Ｒ周りで揺動自在に
枢支連結してあり、苗植付装置６の左右傾斜にか
かわらず、フロート７，７を、昇降変位少なく植
付泥面に追従接地させ、泥押し無く良好に整地で
きるように構成してある。図中１９，１９は支持
部材１８と苗植付装置６との間での衝突を防止す
るスプリングを示す。
装置６の機体左右方向ほぼ中央位置に、機体前後
方向軸芯Ｑ周りで揺動自在となる状態に支持部材
１８を、その左右方向ほぼ中央位置において枢支
連結するとともに、前記支持部材１８における前
記軸芯Ｑに対する左右両側位置に、前記整地フロ
ート７…を機体左右方向軸芯Ｒ周りで揺動自在に
枢支連結してあり、苗植付装置６の左右傾斜にか
かわらず、フロート７，７を、昇降変位少なく植
付泥面に追従接地させ、泥押し無く良好に整地で
きるように構成してある。図中１９，１９は支持
部材１８と苗植付装置６との間での衝突を防止す
るスプリングを示す。
苗植付装置６を駆動傾斜するに、電動モータ１
３に限らず、油圧モータとか油圧シリンダ等、各
種の変形が可能であり、それらをして駆動機構１
３と総称する。
３に限らず、油圧モータとか油圧シリンダ等、各
種の変形が可能であり、それらをして駆動機構１
３と総称する。
又、上記実施例ではモータ１３を走行車体側に
設け、モータ１３に雨水がかかつたり泥土等が付
着したりすることを防止しやすいように、又、油
圧モータを設ける場合であれば配管を容易に行え
るようにできる利点を有しているが、本考案とし
ては、苗植付装置６側に設けるものでも良い。
設け、モータ１３に雨水がかかつたり泥土等が付
着したりすることを防止しやすいように、又、油
圧モータを設ける場合であれば配管を容易に行え
るようにできる利点を有しているが、本考案とし
ては、苗植付装置６側に設けるものでも良い。
又、前記センサー１６としては、容器内に充填
した液中のフロートを浮遊させ、そのフロートの
容器に対する姿勢変化を検出するタイプ等、各種
の変形が可能である。
した液中のフロートを浮遊させ、そのフロートの
容器に対する姿勢変化を検出するタイプ等、各種
の変形が可能である。
又、本考案としては整地フロート７…を３個以
上設けるものでも良い。
上設けるものでも良い。
図面は本考案に係る田植機の実施例を示し、第
１図は一部切欠全体側面図、第２図は要部の一部
切欠正面図、第３図は第２図の要部の一部切欠拡
大図である。 ６……苗植付装置、７……整地フロート、１３
……駆動機構、１６……センサー、１７……ロー
リング制御機構、１８……支持部材、Ｑ……前後
方向軸芯、Ｒ……左右方向軸芯。
１図は一部切欠全体側面図、第２図は要部の一部
切欠正面図、第３図は第２図の要部の一部切欠拡
大図である。 ６……苗植付装置、７……整地フロート、１３
……駆動機構、１６……センサー、１７……ロー
リング制御機構、１８……支持部材、Ｑ……前後
方向軸芯、Ｒ……左右方向軸芯。
Claims (1)
- 走行機体に、機体左右方向に複数の整地フロー
ト７…を並設した苗植付装置６を、駆動機構１３
により機体左右方向に傾斜自在に連動連結し、水
平面に対する前記苗植付装置６の傾斜角度を検出
するセンサー１６を前記苗植付装置６に取付ける
と共に、前記センサー１６による検出傾斜角度に
基いて、前記苗植付装置６の傾斜角度を設定範囲
内に維持するように前記駆動機構１３を自動的に
作動するローリング制御機構１７を備えた田植機
であつて、前記苗植付装置６の機体左右方向ほぼ
中央位置に、機体前後方向軸芯Ｑ周りで揺動自在
となる状態に支持部材１８を、その左右方向ほぼ
中央位置において枢支連結するとともに、前記支
持部材１８における前記軸芯Ｑに対する左右両側
位置に、前記整地フロート７…を機体左右方向軸
芯Ｒ周りで揺動自在に枢支連結してある田植機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1883582U JPS58121514U (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1883582U JPS58121514U (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 田植機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58121514U JPS58121514U (ja) | 1983-08-18 |
| JPH0216569Y2 true JPH0216569Y2 (ja) | 1990-05-08 |
Family
ID=30031080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1883582U Granted JPS58121514U (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 田植機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58121514U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56137808A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-28 | Iseki Agricult Mach | Riding type rice transplanter |
-
1982
- 1982-02-12 JP JP1883582U patent/JPS58121514U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56137808A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-28 | Iseki Agricult Mach | Riding type rice transplanter |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58121514U (ja) | 1983-08-18 |
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